JPH03254917A - インサート成形方法及びインサート成形用端子 - Google Patents

インサート成形方法及びインサート成形用端子

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Publication number
JPH03254917A
JPH03254917A JP2054705A JP5470590A JPH03254917A JP H03254917 A JPH03254917 A JP H03254917A JP 2054705 A JP2054705 A JP 2054705A JP 5470590 A JP5470590 A JP 5470590A JP H03254917 A JPH03254917 A JP H03254917A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
protrusion
terminal
insert molding
mold
cut
Prior art date
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Pending
Application number
JP2054705A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Mura
村 英雄
Koichi Nagano
孝一 永野
Toshikazu Ishiguro
石黒 俊和
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
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Priority to EP19900125854 priority patent/EP0446489B1/en
Priority to DE1990623636 priority patent/DE69023636T2/de
Publication of JPH03254917A publication Critical patent/JPH03254917A/ja
Priority to US07/937,955 priority patent/US5274529A/en
Priority to US07/999,456 priority patent/US5272595A/en
Pending legal-status Critical Current

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  • Moulding By Coating Moulds (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 皮果上0■亙公野 本発明は、インサート成形方法、例えば電子部品におい
て素子を保持し外部との電気的な接続を図るための端子
を樹脂製ケースにインサート成形にて固定する方法、及
びそれに用いられるインサート成形用端子に関する。
従来、ラダーフィルタ、容量内蔵型発振子等の電子部品
において、素子を保持し外部との電気的な接続を図る端
子は、樹脂製ケースに挿入固定されるか、金型にインサ
ートされ成形と同時にケースに固定きれていた。後者の
インサート成形にあっては、この種の端子には通常素子
に接触ないしは半田付けされる突起が形成されており、
該突起の高き方向と直交する方向に移動可能なように金
型を分割することは困難であった。即ち、端子を被覆す
る金型に突起の逃げ(空洞部)を設けると、この空洞部
へ溶融した樹脂が流入し、他方、金型に流入阻止部を設
けると、この流入阻止部が突起に引っ掛って型開きが不
能となる。
本発明は、以上の問題点に鑑みてなされたもので、その
課題は、突起を有している端子を樹脂成形品の壁部にイ
ンサート成形にて固定可能なインサート成形方法を提供
すると共に、このような成形方法に用いられるインサー
ト成形用端子を提供することにある。
以上の課題を解決するため、本発明に係るインサート成
形方法は、端子基部の突起形成面側に突起の高さに等し
いかそれよりも高い樹脂流入阻止用の突出部を設け、端
子を被覆する金型の端部を前記突出部に接触させた状態
で金型のキャビティに溶融樹脂を充填することを特徴と
する。金型の端部と突出部との接触によって溶融樹脂の
流入が阻止される。そして、突出部の高きは端子の突起
の高さに等しいかそれよりも高いため、樹脂の流入を阻
止するために金型の端部を突出部に接触させても、該金
型を突起の高さ方向と直交する方向に移動させた場合に
金型が突起に引っ掛かることはない。
以上の成形方法に用いられる端子において、端子本体部
から切り起こした切起こし片が樹脂流入阻止機能を果た
す。あるいは、端子の板厚が突起の高き寸法に等しいか
それよりも大きければ、端子基部の側方に突出した型基
部に折り重ねると、折り重なった突片が樹脂流入阻止機
能を果たす。
実施例 3− 以下、本発明に係るインサート成形方法及びインサート
成形用端子の実施例を添付図面に従って説明する。以下
に示す実施例は本発明をラダーフィルタに適用したもの
である。
第1図、第2図に示すように、ラダーフィルタは、ケー
ス1と、4枚の圧電素子5,6,7.8と、入力端子1
0及び出力端子11と、中継端子12と、アース端子1
5と、十文字形状の板ばね19とで構成きれている。圧
電素子5,6,7.8はそれぞれ表裏面に電極を設けた
周知のものである。
入力端子10は接触片部10aと外部接続部10bと突
起10cを備え、突起10cが圧電素子5の上面に圧接
している。出力端子11は接触片部11aと折り曲げて
二重に重ね合わせた接触片部11bと外部接続部11c
と突起lid、lieを備え、突起lidが圧電素子7
の下面に圧接し、突起lieが圧電素子8の上面に圧接
している。中継端子12は接触片部12a。
12bと折り曲げて二重に重ね合わせた接触片部12c
と中継片部12dと突起12e、 12f、 12gを
備え、突起12eが圧電素子5の下面に圧接し、突起1
2f4 が圧電素子6の上面に圧接し、突起12gが圧電素子8
の下面に圧接している。
アース端子15は接触片部15aと折り曲げて二重に重
ね合わせた接触片部15bと外部接続部15cと突起1
5d、15eを備え、前記ケース1の壁部2にインサー
ト成形にて予め固定きれている。アース端子15の突起
15dは圧電素子7の上面に圧接し、突起15eは圧電
素子6の下面に圧接している。アース端子15の詳細な
形状は第3図、第4図に示されており、各接触片部15
a、 15bには切起こし片16゜17が形成されてい
る。この切起こし片16.17は、アース端子15を金
型にインサートしてケース1を樹脂成形する際に、突起
15d、15eを避けて型開き可能な金型形状とすると
、壁部2から溶融樹脂が突起15d、15e方向に流入
することとなるが、この樹脂の流入を止めるためのスト
ッパとして機能する。
具体的には、ケース1は第9図に示す金型30゜31.
32を使用して以下の方法で成形される。
金型30.31 、32はそれぞれ矢印A、B、C方向
に型開きするように3分割され、金型32のコア33に
は接触片部15a、 15bを被覆する空洞部34が形
成されている。この空洞部34は突起15d、15eに
引っ掛からないように切起こし片16.17の表面と同
じ高さに形成きれ、幅方向の寸法は突起15d、15e
の直径よりは大きく、切起こし片16.17の幅寸法よ
りは若干小さい値とされている。型閉めによって空洞部
34の内縁部が切起こし片16.17の先端に接触し、
この状態で溶融樹脂が図示しないゲートからキャビティ
に充填される。コア33と切起こし片16゜17との接
触にて溶融樹脂が空洞部34へ流入することが阻止され
、アース端子15が壁部2に固定されたケース1が得ら
れる。
第5図、第6図はアース端子15をインサートして成形
した状態のケース1を示し、圧電素子5゜6.7,8、
端子10.11.12及び板ばね19はケース1の開口
部3から挿入される。その後、ケース1の段部4に絶縁
紙20をセットし、開口部3に樹脂21をボッティング
し、内部を封止する。
各端子10.11.15の外部接続部10b、 lie
、 15cは、封止樹脂21の硬化後、ケース1の側面
及び底面に沿って折り曲げられ(第2図参照)、表面実
装タイプとされる。なお、各外部接続部10b、 ll
c、 15cの折り曲げ部は同一高さに設定することが
折曲げ用金型の製作上望ましい。従って、第8図に示す
如く、外部接続部10b、 lieを予めアース端子1
5と同じ高きから側方へ導出するように折り曲げるとよ
り好ましい。また、外部接続部10be 11c+ 1
5cはケース1の底面に沿って折り曲げる以外に、底面
と同一面上で外方へ折り曲げても表面実装可能である。
ところで、樹脂流入阻止用の切起こし片16.17はケ
ース1の内側面と同一面上に露出していてもよいが、本
実施例に示すように内側面とは段差を有していれば他の
端子や素子との絶縁性、例えば出力端子11、圧電素子
6,7との絶縁性が良好となる。絶縁性を一層確実なも
のとするには、第10図に示すように、コア33の空洞
部34を上下方向に狭くしてコア33の先端を切起こし
片16.17に当接きせて溶融樹脂の流入を阻止すると
共に、切起7− こし片16.17の内側に樹脂2a、2bを回り込ませ
ればよい。
なお、空洞部34は突起15d、15eの高さ分だけ逃
げることができればよく、樹脂ストッパとしての切起こ
し片16.17は少なくとも突起15d、、15eの高
さ寸法だけ突出していればよい。
突起15d、15eの高きは0.05〜0.1mmで、
アース端子15の板厚は0.1〜0.15mmである。
従って、第12図に示す如く、アース端子15の各接触
片部15a、15bの側方に突片16a、17aを形成
し、該突片16a、 17aを折り重ね、前記切起こし
片16.17に代えて樹脂ストッパとしてもよい。イン
サート成形は第11図に示す金型30.31.32を用
いて行なわれ、金型32のコア33の角部が折り重ねら
れた突片16a。
17aに接触し、溶融樹脂が空洞部34へ流入すること
が阻止される。
また、突片16a、 17aに代えて、端子材の切断片
を貼り合わせても同様の樹脂ストッパとして機能させる
ことができる。
以上の実施例において、金型の分割形成に関し8− ては、前記3分割形式に限定されるものでないことは勿
論である。また、端子15は片面にのみ突起15d、1
5eのいずれかが形成されているものであってもよい。
発明の効果 以上の説明で明らかなように、本発明によれば、端子基
部の突起形成面側に端子に形成した突起の高さに等しい
かそれよりも高い樹脂流入阻止用の突出部を設け、端子
を被覆する金型の端部をこの突出部に接触させた状態で
キャビティに溶融樹脂を充填するようにしたため、金型
の型開きを可能として金型の空洞部への樹脂の流入を確
実に阻止でき、従来困難とされてきた突起を有する端子
を箱形状のケースにインサート成形にて固定することが
可能となった。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第9図は本発明に係るインサート成形方法及び
端子の一実施例を示し、第1図は電子部品としての組立
て時の分解斜視図、第2図は組立て後の一部断面図、第
3図はアース端子の平面図、第4図は第3図の正面図、
第5図はアース端子をインサート固定した状態のケース
の右側面図、第6図は第5図の中央断面図、第7図は等
価回路図、第8図は端子形状の変形例の要部を示す断面
図、第9図はケースの成形時の断面図である。第10図
は金型の一部を変更した状態でのケース成形時の断面図
である。第11図は他の構成を有する端子をケースにイ
ンサート成形する際の断面図、第12図は第11図で使
用されている端子の展開平面図である。 1・・・ケース、2・・・壁部、15・・・アース端子
、15a。 15b・・・接触片部、15d、15e・・・突起、1
6.17・・・切起こし片、16a、 17a・・・突
片、30.31.32・・・金型、33・・・コア、3
4・・・空洞部。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.少なくとも片面に突起を形成した端子の基部を樹脂
    成形品の壁部にインサート成形にて固定する成形方法に
    おいて、 端子基部の突起形成面側に突起の高さに等しいかそれよ
    りも高い樹脂流入阻止用の突出部を設け、前記端子を被
    覆する金型の端部を前記突出部に接触させた状態で金型
    のキャビティに溶融樹脂を充填すること、 を特徴とするインサート成形方法。
  2. 2.前記樹脂流入阻止用突出部が樹脂成形品の壁面の内
    方に段差を出して露出することを特徴とする請求項1記
    載のインサート成形方法。
  3. 3.少なくとも片面に突起を形成し、基部を樹脂成形品
    の壁部にインサート成形にて固定される端子において、 前記基部の突起形成面側に突起の高さに等しいかそれよ
    りも高い樹脂流入阻止用突出部を設けたこと、 を特徴とするインサート成形用端子。
  4. 4.前記樹脂流入阻止用突出部が、端子本体部から突起
    形成面側に切り起こした切起こし片であることを特徴と
    する請求項3記載のインサート成形用端子。
  5. 5.端子の板厚が少なくとも前記突起の高さ寸法よりも
    大きく、端子基部の側方に突出した突片を該基部の突起
    形成面側に折り重ねて樹脂流入阻止用突出部としたこと
    を特徴とする請求項3記載のインサート成形用端子。
JP2054705A 1990-03-05 1990-03-06 インサート成形方法及びインサート成形用端子 Pending JPH03254917A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2054705A JPH03254917A (ja) 1990-03-06 1990-03-06 インサート成形方法及びインサート成形用端子
EP19900125854 EP0446489B1 (en) 1990-03-05 1990-12-31 Electronic device and terminal to be provided therefor
DE1990623636 DE69023636T2 (de) 1990-03-05 1990-12-31 Elektronisches Gerät und Klemme dafür.
US07/937,955 US5274529A (en) 1990-03-05 1992-08-28 Electronic device with molded case
US07/999,456 US5272595A (en) 1990-03-05 1992-12-29 Terminal structure for an electronic device

Applications Claiming Priority (1)

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JP2054705A JPH03254917A (ja) 1990-03-06 1990-03-06 インサート成形方法及びインサート成形用端子

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JP (1) JPH03254917A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007184133A (ja) * 2006-01-05 2007-07-19 Sumitomo Wiring Syst Ltd コネクタ
JP2018028969A (ja) * 2016-08-15 2018-02-22 矢崎総業株式会社 コネクタ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007184133A (ja) * 2006-01-05 2007-07-19 Sumitomo Wiring Syst Ltd コネクタ
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