JPS61250990A - 電場発光素子の製造方法 - Google Patents
電場発光素子の製造方法Info
- Publication number
- JPS61250990A JPS61250990A JP60091103A JP9110385A JPS61250990A JP S61250990 A JPS61250990 A JP S61250990A JP 60091103 A JP60091103 A JP 60091103A JP 9110385 A JP9110385 A JP 9110385A JP S61250990 A JPS61250990 A JP S61250990A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- manufacture
- thermoplastic resin
- light emitting
- electric field
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は電場発光素子の製造方法に関し、特に分散形電
場発光素子の製造に適する。
場発光素子の製造に適する。
分散形電場発光素子は耐熱透光性フィルム内面に透明電
極、蛍光体および誘電体層を順次積層し、さらにその表
面にアルミニウム電極を蒸着し、これら電極にリード線
を接続したのち両電極外面にそれぞれ透明熱可塑性樹脂
を重ねてサンドイッチ状にし、熱ローラで加熱圧着して
封止していた。
極、蛍光体および誘電体層を順次積層し、さらにその表
面にアルミニウム電極を蒸着し、これら電極にリード線
を接続したのち両電極外面にそれぞれ透明熱可塑性樹脂
を重ねてサンドイッチ状にし、熱ローラで加熱圧着して
封止していた。
この製造方法は素子を極めて薄く構成できる利点がある
。
。
熱ローラによる加熱は部分的でかつ時間的制約のため不
均一になりやすく、封止むらが発生しやすい。さりとて
ローラの温度を高くすれば、ローラに組込んだ発熱体の
寿命を短くし、かつローラに焼焦げが付着しやすい別の
欠点が生じる。
均一になりやすく、封止むらが発生しやすい。さりとて
ローラの温度を高くすれば、ローラに組込んだ発熱体の
寿命を短くし、かつローラに焼焦げが付着しやすい別の
欠点が生じる。
・本発明は熱可塑性樹脂の加熱を均一にして一様に軟化
させて良好な封止を行なうことができる電場発光素子の
製造方法を提供することを目的とする。
させて良好な封止を行なうことができる電場発光素子の
製造方法を提供することを目的とする。
電場発光素子本体の外面に熱可塑性樹脂フィルムを重ね
、加熱してフィルムを軟化させたのち圧着して封止する
ことにより1時間的制約を無くして加熱温度と加熱時間
を適当にし、不均一軟化による封止不良をなくしたこと
である。
、加熱してフィルムを軟化させたのち圧着して封止する
ことにより1時間的制約を無くして加熱温度と加熱時間
を適当にし、不均一軟化による封止不良をなくしたこと
である。
本発明の詳細を分散形電場発光素子の製造方法を例にし
て説明する。
て説明する。
まず、第1図に示すように、ポリエチレンテレフタレー
ト(軟化温度約130℃)などからなる耐熱透光性フィ
ルム(11)の内面に酸化インジウムからなる透明電極
(12)、シアノエチルサッカローズに硫化亜鉛などを
分散してなる蛍光体層(13)およびシアノエチルサッ
カローズにチタン酸バリウムなどを分散してなる誘電体
層(14)をこの順序に積層し、さらに誘電体層(14
)の表面にアルミニウムを蒸着して背面電極(15)を
形成して電場発光素子本体(ト)を構成する。ただし、
図では各層(11)〜(15)の厚さを極端に誇張して
記載した。
ト(軟化温度約130℃)などからなる耐熱透光性フィ
ルム(11)の内面に酸化インジウムからなる透明電極
(12)、シアノエチルサッカローズに硫化亜鉛などを
分散してなる蛍光体層(13)およびシアノエチルサッ
カローズにチタン酸バリウムなどを分散してなる誘電体
層(14)をこの順序に積層し、さらに誘電体層(14
)の表面にアルミニウムを蒸着して背面電極(15)を
形成して電場発光素子本体(ト)を構成する。ただし、
図では各層(11)〜(15)の厚さを極端に誇張して
記載した。
そして、素子本体■の両外面に3ふっ化塩化エチレン(
軟化温度約200℃)などからなる透光性保護フィルム
(21)内面に軟化温度約1oo℃の透光性熱可塑性樹
脂(感熱性接着剤)(22)を塗布してなる樹脂フィル
ム(ELシーラー:日東電工製NQ481ON)■、■
を重ねる。なお、(16) 、 (16)は両電極(1
2)。
軟化温度約200℃)などからなる透光性保護フィルム
(21)内面に軟化温度約1oo℃の透光性熱可塑性樹
脂(感熱性接着剤)(22)を塗布してなる樹脂フィル
ム(ELシーラー:日東電工製NQ481ON)■、■
を重ねる。なお、(16) 、 (16)は両電極(1
2)。
(15)にそれぞれ接続したリード線である。
つぎに、第2図に示すように、この電場発光素子本体(
υに樹脂フィルム■、■を重層したものを電気炉などの
加熱炉■に入れて約100〜120℃の温度で約10秒
間加熱する。すると、本体■およびフィルム■全体が均
一に加熱され、熱可塑性樹脂(22)は軟化して糊状に
なり、透光性フィルム(11)および保護フィルム(2
1)は軟化も変質もしない。ただし、図では電場発光素
子本体■は右上リハッチングを付して断面を示し、重層
構造の記載を省略した。
υに樹脂フィルム■、■を重層したものを電気炉などの
加熱炉■に入れて約100〜120℃の温度で約10秒
間加熱する。すると、本体■およびフィルム■全体が均
一に加熱され、熱可塑性樹脂(22)は軟化して糊状に
なり、透光性フィルム(11)および保護フィルム(2
1)は軟化も変質もしない。ただし、図では電場発光素
子本体■は右上リハッチングを付して断面を示し、重層
構造の記載を省略した。
つぎに、第3図に示すように、電場発光素子本体■と樹
脂フィルム■、■を重ねたまま高温状態において圧着ロ
ーラ(イ)、に)間を通過させて圧着する。すると、軟
化した熱可塑性樹脂(22)、 (22)が電場発光素
子本体■の外面に圧着され、微細凹凸にも良くなじみ、
かつ周縁部も一体化する。
脂フィルム■、■を重ねたまま高温状態において圧着ロ
ーラ(イ)、に)間を通過させて圧着する。すると、軟
化した熱可塑性樹脂(22)、 (22)が電場発光素
子本体■の外面に圧着され、微細凹凸にも良くなじみ、
かつ周縁部も一体化する。
そうして、冷却すれば、熱可塑性樹脂(22)が固化し
て保護フィルム(21)が電場発光素子本体■の外面に
接着されて封止される。
て保護フィルム(21)が電場発光素子本体■の外面に
接着されて封止される。
前述の加熱工程は加熱炉■内の高温雰囲気中において、
充分な時間をかけて加熱されるので、温度管理が容易で
、透光性フィルム(11)や保護フィルム(21)が軟
化も黒損もせず、しかも熱可塑性樹脂(22)が充分に
軟化するように温度管理することができ、黒損も封止不
良も発生するおそれがない。
充分な時間をかけて加熱されるので、温度管理が容易で
、透光性フィルム(11)や保護フィルム(21)が軟
化も黒損もせず、しかも熱可塑性樹脂(22)が充分に
軟化するように温度管理することができ、黒損も封止不
良も発生するおそれがない。
なお、圧着ローラ(イ)は加熱または保温のための熱源
を内蔵してもよいが、本発明においては圧着する前に概
に熱可塑性樹脂(22)が軟化していることが必要であ
る。そうして、加熱する手段と圧着する手段はどのよう
なものでもよい。
を内蔵してもよいが、本発明においては圧着する前に概
に熱可塑性樹脂(22)が軟化していることが必要であ
る。そうして、加熱する手段と圧着する手段はどのよう
なものでもよい。
なお、前述の実施例は分散形であるので、透光フィルム
内面に各層を順次積層形成したが、本発明はこれに限ら
ず、たとえばガラス板内面に透明電極、蛍光体層および
誘電体層を順次積層し、そのうえに金属板を背面電極と
して重層して電場発光素子本体を構成してもよい。
内面に各層を順次積層形成したが、本発明はこれに限ら
ず、たとえばガラス板内面に透明電極、蛍光体層および
誘電体層を順次積層し、そのうえに金属板を背面電極と
して重層して電場発光素子本体を構成してもよい。
また、樹脂フィルムは少なくとも熱可塑性樹脂の層また
はフィルムがあればよく、保護フィルムは必ずしも必要
ない。そうして、熱可塑性樹脂温度のものを選択使用す
べきである。
はフィルムがあればよく、保護フィルムは必ずしも必要
ない。そうして、熱可塑性樹脂温度のものを選択使用す
べきである。
本発明の電場発光素子の製造方法は電場発光素子本体の
外表面に熱可塑性樹脂フィルムを重ね。
外表面に熱可塑性樹脂フィルムを重ね。
加熱してフィルムを軟化させたのちに圧着して封止する
ので、フィルムを所望温度に均一加熱することができ、
良好に封止できる。
ので、フィルムを所望温度に均一加熱することができ、
良好に封止できる。
第1図ないし第4図は本発明の電子発光素子の製造方法
の一実施例を工程順に説明する説明図である。 ■・・・電場発光素子本体
の一実施例を工程順に説明する説明図である。 ■・・・電場発光素子本体
Claims (1)
- 対向電極間に蛍光体を介在させてなる電場発光素子本
体の外面に熱可塑性樹脂フィルムを重ね、加熱して上記
フィルムを軟化させたのち圧着して封止したことを特徴
とする電場発光素子の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60091103A JPS61250990A (ja) | 1985-04-30 | 1985-04-30 | 電場発光素子の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60091103A JPS61250990A (ja) | 1985-04-30 | 1985-04-30 | 電場発光素子の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61250990A true JPS61250990A (ja) | 1986-11-08 |
Family
ID=14017186
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60091103A Pending JPS61250990A (ja) | 1985-04-30 | 1985-04-30 | 電場発光素子の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61250990A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001250678A (ja) * | 2000-03-08 | 2001-09-14 | Kureha Chem Ind Co Ltd | 有機el素子用透明電極板および有機el素子 |
-
1985
- 1985-04-30 JP JP60091103A patent/JPS61250990A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001250678A (ja) * | 2000-03-08 | 2001-09-14 | Kureha Chem Ind Co Ltd | 有機el素子用透明電極板および有機el素子 |
JP4531913B2 (ja) * | 2000-03-08 | 2010-08-25 | 株式会社クレハ | 有機el素子用透明電極板および有機el素子 |
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