JPS61250551A - 走査型音響顕微鏡 - Google Patents

走査型音響顕微鏡

Info

Publication number
JPS61250551A
JPS61250551A JP61032062A JP3206286A JPS61250551A JP S61250551 A JPS61250551 A JP S61250551A JP 61032062 A JP61032062 A JP 61032062A JP 3206286 A JP3206286 A JP 3206286A JP S61250551 A JPS61250551 A JP S61250551A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
acoustic
sample
tip
microscope
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP61032062A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0577025B2 (ja
Inventor
エリツヒ・ポール・ストール
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
International Business Machines Corp
Original Assignee
International Business Machines Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by International Business Machines Corp filed Critical International Business Machines Corp
Publication of JPS61250551A publication Critical patent/JPS61250551A/ja
Publication of JPH0577025B2 publication Critical patent/JPH0577025B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N29/00Investigating or analysing materials by the use of ultrasonic, sonic or infrasonic waves; Visualisation of the interior of objects by transmitting ultrasonic or sonic waves through the object
    • G01N29/04Analysing solids
    • G01N29/06Visualisation of the interior, e.g. acoustic microscopy
    • G01N29/0654Imaging
    • G01N29/0681Imaging by acoustic microscopy, e.g. scanning acoustic microscopy
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01HMEASUREMENT OF MECHANICAL VIBRATIONS OR ULTRASONIC, SONIC OR INFRASONIC WAVES
    • G01H3/00Measuring characteristics of vibrations by using a detector in a fluid
    • G01H3/10Amplitude; Power
    • G01H3/12Amplitude; Power by electric means
    • G01H3/125Amplitude; Power by electric means for representing acoustic field distribution
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S15/00Systems using the reflection or reradiation of acoustic waves, e.g. sonar systems
    • G01S15/88Sonar systems specially adapted for specific applications
    • G01S15/89Sonar systems specially adapted for specific applications for mapping or imaging
    • G01S15/8906Short-range imaging systems; Acoustic microscope systems using pulse-echo techniques
    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10KSOUND-PRODUCING DEVICES; METHODS OR DEVICES FOR PROTECTING AGAINST, OR FOR DAMPING, NOISE OR OTHER ACOUSTIC WAVES IN GENERAL; ACOUSTICS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G10K11/00Methods or devices for transmitting, conducting or directing sound in general; Methods or devices for protecting against, or for damping, noise or other acoustic waves in general
    • G10K11/18Methods or devices for transmitting, conducting or directing sound
    • G10K11/26Sound-focusing or directing, e.g. scanning
    • G10K11/30Sound-focusing or directing, e.g. scanning using refraction, e.g. acoustic lenses

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A、産業上の利用分野 本発明は、音響エネルギ・ビームを使って、光学顕微鏡
の分解能に匹敵するかまたはそれ以上の分解能で、試料
のある侵入深さまでの表面領域に関する情報が得られる
走査型音響顕微鏡に関するものである。
B、開示の概要 本発明の走査型音響顕微鏡は、音響伝播特性は異なるが
音響インピーダンスが一致する2つの材料区画(2,5
)からなる固体レンズ・ボデー(1)を含んでいる。上
記区画(2,5)の界面(3)に、レンズ(4)がその
焦点が一方の区画(5)の自由表面に形成された尖った
先端(7)の頂点(8)にくるように配置される。先端
(7)および調べようとする試料(10)を吸収係数が
比較的大きな結合媒体(9)に浸たす、レンズ・ボデー
(1)は、その表面(6)上の先端(7)の反対側に、
平面音波を上記レンズ(4)と上記先端(7)を経て試
料(10)上に送るための変換器(11)を載荷してい
る0反射波と透過波を、それぞれレンズ・ボデー(1)
取り付けられた変換器(11)および試料の裏側に配置
された変換器(21)が受は取る。それらの出力信号を
適当に処理すると、試料(10)の高分解能(lonl
l)の像を得ることができる。
C0従来技術 走査型音響顕微鏡は、従来技術で知られている。
S、 5okolovの[超音波顕微鏡J(”An U
ltrasonicMicroscope”)、Dok
l。Akad、 Nouk、第64巻(1949年)、
P、333〜335によって開示された初期の努力の後
に、最初の走査型音響顕微鏡が、R1^、 Le+1o
nsおよびC,F、 Quate、 r機械走査による
音響顕微鏡技術J (”Acoustic Micro
acopyby  Mechanical  Scan
ning”L  Appl、  Phys  Lett
ers。
第24巻(1974年)、P。163〜164によって
実現された。光ではなく音を利用する顕微鏡には、2つ
の主要な利点がある。第1に、音波と試料の相互作用で
得られた情報から像が形成され。
したがって、音響によって生成された像のコントラスト
は試料の力学的特性に関係するものとなる。
実際に、光学顕微鏡では均一または不透明にみえる試料
が、音響顕微鏡で検査すると鋭いコントラストを示すこ
とができる。第2に結像システムの空間分解能は、照明
放射線の波長に依存する。光学顕微鏡では、最大の分解
能は緑色光で約0.3μ蕩である。音波の伝播速度は光
の速度よりもずっと小さく、シたがって匹敵する音響波
長を得るのに適度の音響周波数しか必要でないため、音
響顕微鏡は、光学顕微鏡の限界よりも5〜10倍も高い
分解能をもつ可能性がある。
通常の音響顕微鏡の原理と設計は、例えばV、 Jip
gonとC,F、 Quateの「光学波長での音響顕
微鏡技術」(“Acoustic Microscop
y at OpticalWavelengths”L
 Appl、 Phys Latters、第32巻(
1978年)、P、789〜791;J、E。
Hsisermanの「低温音響顕微鏡技術:低温液体
を使用する超高分解能の研究」(“Cryo(enic
Acoustic  Microscopy:T)e 
 5earch  for  UltrahighRe
solution Llsing Cryoganic
 Liguids” )。
Physica 、第109&110B巻(1982年
)。
P、 1978〜1989 ;D、 A、 5incl
air、 1. R。
Sm1thとH,K、 Ilickramasingh
eの「走査型音響顕微鏡技術の最近の進歩」(“Rsc
ant Developmentsin  Scann
ing  AcouStic  Microscopy
”)、The  Radi。
and Electronic Engineer、第
52巻(1982年)、第10号、P、479〜493
などの文献で詳細に考察されている。
簡単にいうと1通常の走査型音響顕微鏡では、試料は集
束された音響ビームに対してラスタ・パターン方式で点
毎におよび行毎に移動され−る。音響ビームは、圧電変
換器と向き合ったサファイア表面に切削形成された片面
球形レンズの軸に中心合わしてサファイア・ディスクの
裏面に取り付けられた圧電変換器によって生成される。
もちろん。
試料をレンズの焦点面中で移動させるが、この焦点面は
大部分の音響顕微鏡では厚さが四分の一波長の厚さの反
射防止ガラス層でコーティングされている。レンズと試
料が水などの液体中に浸される。サファイア中を通過し
た音響ビームは試料上に集束され、そこで反射されて圧
電変換器によって検出される0反射信号を入力信号と区
別するために電子サーキュレータが使われる。出力信号
を使って、CRT表示装置の輝度が変調される0表示装
置のX軸とY軸は、試料走査と同期化されている。結合
液中の音波の波長は1μ−以下にするために、変換器は
ギガヘルツ領域の周波数で励振される。第2図は上記に
引用したいくつかの参考文献に発表されたものであるが
、先行技術による走査型音響顕微鏡の基本的コンポーネ
ントを示している。
D1発明が解決しようとする問題点 り、 J、 B15hopとR,C,Dynasの「ベ
ル研究所走査音響顕微鏡の説明」(“A Descri
ption of theBall Laborato
ries 5canned AcousticMicr
oscope”L Tha Ba1l 5yst、 T
ach、 Journ。
第61巻(1982年)、第9号、P、2174以下で
既に指摘されているように、音響顕微鏡の理論的分解能
は波長と比例し、したがって周波数を高くすると分解能
が高くなるはずである。しかしながら、水やその他の多
くの液体では、音響減衰率が周波数の2乗に比例するた
め1周波数を高くしても結合液中での出力損失が大幅に
増大するだけである。信号・雑音比を妥当なレベルに保
つには、3GHzのオーダの周波数が現在最適と考えら
れている。
通常の音響顕微鏡の分解能は、また音響ビームの直径に
、すなわち使用するレンズの口径に関係する問題によっ
て制限されている0文献に報告されている最小のレンズ
口径は20p■(Sinclair外、上掲文献、P。
492)であり、レンズで実現できる分解能は、結合媒
体として40barのアルゴン・ガスを使ってIGHz
で2200■あると報告されている。
明らかに、通常の音響顕微鏡では、アルゴンなどの単原
子気体を高圧で使用するか、または水の代りに液体ヘリ
ウムなどの低温液体を結合媒体として使用する(Hai
ser■an、上掲文献)かしない限り、光学顕微鏡よ
りも高い分解能を実現することは不可能である。これら
の周囲条件は、分解能が向上するものの、限られた範囲
の試料しかかかる環境に適しないため、音響顕微鏡の用
途が制限される。
試料に対して難しい環境条件は課さずに妥当な信号・雑
音比でLoneのオーダの分解能が得られる、新しい走
査型音響顕微鏡を提供することが、本発明の一目的であ
る。
E6問題点を解決するための手段 したがって、本発明では、検査しようとする試料を浸す
結合媒体と接する固体ボデー中に形成された音響レンズ
、上記の固体ボデー中で音波を生成または検出するため
の変換器1個、および試料を横切って上記レンズの焦点
面をラスタ走査するための手段を含み、上記の固体ボデ
ーが第1の音速をもつ第1の材料区画と上記の第1の音
速よりも低い第2の音速をもつ第2の材料区画から構成
され、かつ変換器が固体ボデーの上記第1区画の自由表
面に取り付けられ、かつ上記レンズが固体ボデーの上記
第1区画と第2区画の間の界面に形成され、上記レンズ
の焦点が上記第2区画の上記レンズと向き合った所に形
成された尖った先端にきて、上記先端が上記結合媒体に
浸され、上記試料に対してラスタ走査されるように適合
されていることを特徴とする、走査型音響顕微鏡を提案
する。
つぎに、添付の図面を参照しながら、本発明の実施例の
詳細について説明する。
F、実施例 先に述べたように、第2図は、先行技術から知られる走
査型音響顕微鏡を概略的に示したものである。これは、
試料から反射される音波を使って表示画面に像を形成す
るにように設計されている。
一定の条件下では、試料の下側に試料を通過する音響エ
ネルギを検出するための第2の変換器を設けて、試料を
透過方式で検査することが可能である。
通常の音響顕微鏡に付随する基本的な制限条件、すなわ
ちビーム直径の大きさおよび固体レンズ構造中と結合媒
体中の音波の速度比は、第1図に概略的に示した新奇な
設計では回避される。
レンズ・ボデー1は、普通のサファイアなど比較的高い
音速をもつ第1の固体材料区画2からなっている。第1
区画2の下面3には、半径50μm〜600μmの片面
レンズ4が嵌入されている。
下面3には1区画2の材料よりも低い音速をもつ第2の
固体材料区画5が取り付けられている0区画5の形は、
区画2のレンズ4を含む輪廓と継目なしに符合するよう
になっている。すなわち区画2と5の間にはレンズ4の
場所に隙間がない。
区画5のレンズ4と反対側の面6には、尖った先端7が
設けられており、その縦軸がレンズ4の軸と中心合わせ
られている。レンズ4の形1区画5の厚さおよび先端7
の長さは、レンズ4の焦点が先端7の頂点8にくるよう
に設計されている。
頂点の所での先端の半径は、10n+*のオーダにすべ
きである。
レンズ・ホゾ−1の頂部には、圧電変換器11が設けら
れている。これは、2枚の金フィルム13と14の間に
酸化亜鉛フィルム12がスパッタされたものである。こ
の変換器は、電気整合回路15を経てマイクロ波発生装
置16に接続されている。この型式の変換器は、様々な
マイクロ波音響技術で、ときとして10GHzをも超え
る周波数の電気パルスを音響平面波に変換するために広
く使用されている。この音響平面波がサファイア結晶2
中を通過して球面レンズ4に、さらに区画5の材料中を
通って先端7に進む。変換器11は、また試料から反射
されて先端7とレンズ・ボデー1の区画5と2を通って
戻ってくる音波を検出するにも使用される。つぎに変換
器は音波をマイクロ波に変換する。入マイクロ波を変換
器へ送り。
また出マイクロ波を表示のために区別するために。
サーキュレータ17が必要である。走査コンバータ18
は、XおよびY位置情報を変換器11の整流出力パルス
と一緒に使って、ビデオ表示装置19の画面にビデオ画
像を形成する。
音響顕微鏡を透過方式で動作させたい場合、先端7から
の音響力対は薄いポリエステル・フィルム20上に載せ
た試料中を通過し、走査コンバータ18に適当に接続さ
れた第2の変換器21よって集められる。この場合、サ
ーキュレータ17は不要である。
上記のように、レンズ・ボデー1の区画2は。
サファイア(A1203)からなり、球面レンズ4がそ
の下面3に嵌入されている。区画2と隣接する区画5と
の間の界面での望ましくない反射を防止するため、サフ
ァイア中での音速とサファイアの密度の積は、区画5の
材料の音速とその密度の積とほぼ等しくなければならな
い、この条件は、区画5が鋼、ニッケル、銅、銀など普
通の金属の一つからなる場合に良い近似で満たされる。
もちろん、レンズ突起部と先端7を備えた区画5の製造
は非常に微妙である。一つの方法は、レンズ4の球面中
で材料間の隙間ができないように。
低融点合金をサファイアの下面3に流し込むことである
。ねじとナツトを使って領域2と5を互いに固定する以
外に、カナダ・バルサムなど光学で知られている接着剤
を使って接着してもよい、レンズ領域に隙間ができた場
合は水銀の滴で充填することができるが、その音速と密
度の積が小さいために反射率が大きくなる恐れがある。
先行技術にもとづく大部分の音響顕微鏡では。
吸収係数が小さいために水を結合液に使用しているが1
本発明の音響顕微鏡では、当該の周波数領域での吸収係
数が大きい結合液が必要である。ベンゼン(csas)
や四塩化炭素(CCQ4)などの液体が使用できるが、
水でもよい。
結合媒体9の吸収特性のために1反射音波または透過音
波の強度は、先端7と試料10の表面の間に間隔によっ
て大きく左右される。顕微鏡を反射方式で操作する時に
その間隔を一定に保つと、試料1oの表面の粗面度のた
めに、反射信号の振幅が初期値ないし基準値から外れる
ことになる。
この偏差を適当なフィード・バック・ループ装置22に
送って、試料を取り付けたZ方向駆動モジュール23の
制御により先端と試料の間隔をオンランイで調節する。
またフィードバック装置22からの制御信号をXY走査
信号と一緒にプロッタ24に送る。試料10はマトリッ
クス式に走査されるので、プロッタ24は垂直方向で約
1Or++sの分解能で試料10の微細形状の像を描く
、もちろんXY方向の分解能は、水平走査手段によって
決まる。ナノメートル範囲での水平走査ステップが可能
な、圧電素子からなる一体型xYz駆動モジュールを使
用することが知られている。
反射方式で操作する際は、マイクロ波発生装置16によ
って3〜10GHzの範囲の周波数で入力パルス列が生
成される。入力波と反射波を区別するのに必要な時間を
サーキュレータ17に与えるために、パルス波が必要で
ある。入力波は整合回路15を通過して変換器11を励
振し、変換器11は平面音波をレンズ・ボデー1の区画
2に送る。この音波はレンズ4によって先端7の頂点8
に焦点がくるようにして区画5に集束される。
つぎに1本発明のレンズ・ボデーの寸法の例を示す。レ
ンズ口径が約0.25mで曲率半径が約lnaの場合、
レンズの焦点距離は約0.8mmとなる。このうち、先
端の長さが約0.5+m+で、区画5の長さが約0.3
閣となる。区画2は、レンズ・ボデー1の直径が1mの
所で厚さ0.4mとすることができる。A1□0.から
なるレンズを区画2に嵌入した後、レンズ領域での隙間
形成を避けるため、区画2のレンズ積載面3を使って区
画5の金属を流し込む、つぎに、区画5をエッチして先
端7を形成する。直径と長さの比が1:3〜4で頂点で
の半径が約1On+sの先端を得ることが可能なはずで
ある。
先端7を試料10の表面から10n■の一定距離に維持
する。この場合、入射点での音響ビームの直径も10ナ
ノメートルの範囲となり、したがつてそれがこの装置で
達成できる分解能となる。
妥当な信号・雑音比を得るには、熱ノイズが最大の妨害
源であることを考慮すると、どちらの操作方式でも30
μWの一次音響出力で充分である。
先端を試料10の表面から10〜15r++s以内の距
離の所にもってくると、反射信号は一定の振幅となり、
基準値として記憶される。音響ビームが試料を横切って
走査されると、am定振幅は1表面の起伏、試料の表面
下のゾーン中にある構造的特徴、音響ビームの侵入深さ
によって決まるゾーンの広がりに応じて変わる。この侵
入深さは、入射ビームの周波数と出力および試料の材料
特性の関数である。
もちろん透過方式の操作は、試料10の厚さが音響ビー
ムの侵入深さよりも小さい場合しか使えない。試料を薄
いプラスチック・フィルムに載せる。試料10の裏側に
配置された変換器21が、試料10中を通過する音響エ
ネルギを検出する。
反射方式の場合と同様に、各走査点についての出力信号
の振幅を走査座標情報と一緒に使って、試料の像を生成
する。出力信号は本来あいまいである。すなわち、試料
の材料と構造に関する情報が混入した試料の厚さに関す
る情報を含んでいる。
両方の変換器、すなわち反射方式用の変換器11と透過
方式用の変換器21の出力信号を適当な計算機で処理し
て、試料の微細形状および内部構造に関する総合像を得
るのが有用である。
上記実施例ではレンズ4は区画2に凹状に形成されたい
たが1区画5内の音速が区画2内の音速よりも大きけれ
ば、レンズ4は凸状に形成しても良い、また区画は上記
実施例では2つであるが、3層以上の区画を用いて複合
レンズを構成してもよい、その他、種々の変型が可能な
事は言うまでもない。
C0発明の効果 本発明の音響顕微鏡は、一般的な使用条件の下で、高い
分解能を得る事ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明にもとづく走査型音響顕微鏡を示した
ものである8 第2図は、従来の走査型音響顕微鏡を示したものである
。 出願人  インターナショナル・ビジネス・マシーンズ
・コーポレーション 代理人  弁理士  頓  宮  孝  −(外1名)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 2つの互いに音速の異なつた区画を含み、上記区画の間
    の界面にレンズが形成され、試料側の面において上記レ
    ンズの焦点位置に先端部を有する固体部材と、上記固体
    部材に音波を供給する変換器と、上記固体部材を試料に
    対して相対的に移動させる手段とを有する走査型音響顕
    微鏡。
JP61032062A 1985-04-26 1986-02-18 走査型音響顕微鏡 Granted JPS61250551A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP851051599.9 1985-04-26
EP85105159A EP0198944B1 (en) 1985-04-26 1985-04-26 Scanning acoustic microscope

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61250551A true JPS61250551A (ja) 1986-11-07
JPH0577025B2 JPH0577025B2 (ja) 1993-10-25

Family

ID=8193469

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61032062A Granted JPS61250551A (ja) 1985-04-26 1986-02-18 走査型音響顕微鏡

Country Status (5)

Country Link
US (1) US4646573A (ja)
EP (1) EP0198944B1 (ja)
JP (1) JPS61250551A (ja)
CA (1) CA1248620A (ja)
DE (1) DE3576752D1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03500213A (ja) * 1988-06-16 1991-01-17 ホンメルヴェルケ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ドクター トーマス ヴァイスヴァイラー 共鳴音響発振素子の近接場中の対象物を検査する音響走査顕微鏡

Families Citing this family (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5641906A (en) * 1988-03-23 1997-06-24 Texas Instruments Incorporated Apparatus and method for automated non-destructive inspection of integrated circuit packages
US5212987A (en) * 1988-06-16 1993-05-25 Hommelwerke Gmbh Acoustic screen scan microscope for the examination of an object in the short-range field of a resonant acoustic oscillator
JPH0295860U (ja) * 1989-01-19 1990-07-31
US5319977A (en) * 1991-06-20 1994-06-14 The Board Of Trustees Of The Leland Stanford Junior University Near field acoustic ultrasonic microscope system and method
US5268610A (en) * 1991-12-30 1993-12-07 Xerox Corporation Acoustic ink printer
FR2697087B1 (fr) * 1992-10-19 1995-01-06 Centre Nat Rech Scient Procédé acoustique d'analyse microscopique ou d'imagerie d'un objet en profondeur par application d'une pointe vibrante et microscope en faisant application.
DE19935907C2 (de) * 1999-07-30 2002-01-24 Siemens Ag Kalibrierkörper für Ultraschallmikroskope
ES2184602B1 (es) * 2001-03-16 2004-10-16 Consejo Superior De Investigaciones Cientificas Escaner para lectura de escritura en sistema "braille" por ultrasonidos.
US20060288786A1 (en) * 2005-03-18 2006-12-28 Flores Andres H L Ultrasonically coupled scanning probe microscope
US8037762B2 (en) * 2005-03-18 2011-10-18 State Of Oregon Acting By And Through The State Board Of Higher Education On Behalf Of Portland State University Whispering gallery mode ultrasonically coupled scanning probe microscopy
WO2009124290A1 (en) * 2008-04-04 2009-10-08 Microsonic Systems Inc. Methods and systems for ultrasonic coupling using ultrasonic radiation pressure
WO2012071541A2 (en) * 2010-11-23 2012-05-31 Sonoscan Inc. Scanning acoustic microscope with an inverted transducer and bubbler functionality
US20150118416A1 (en) * 2013-10-31 2015-04-30 Semes Co., Ltd. Substrate treating apparatus and method
CN105181799B (zh) * 2015-08-13 2018-02-13 河海大学常州校区 圆柱曲面工件的横向缺陷检测装置及方法
RU172340U1 (ru) * 2017-04-13 2017-07-04 Федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего образования "Сибирский государственный университет геосистем и технологий" (СГУГиТ) Сканирующий акустический микроскоп
US11927891B2 (en) * 2018-01-26 2024-03-12 Asml Netherlands B.V. Apparatus and methods for determining the position of a target structure on a substrate
EP3745125A1 (en) * 2019-05-27 2020-12-02 Nederlandse Organisatie voor toegepast- natuurwetenschappelijk Onderzoek TNO Ultrasound sub-surface probe microscopy device and corresponding method
RU2747917C1 (ru) * 2020-10-21 2021-05-17 Федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего образования «Сибирский государственный университет геосистем и технологий» (СГУГиТ) Акустический микроскоп

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5492724U (ja) * 1977-12-14 1979-06-30
JPS5651659A (en) * 1979-10-04 1981-05-09 Noritoshi Nakabachi Ultrasonic microscope apparatus

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB732083A (en) * 1953-04-30 1955-06-15 Murphy Radio Ltd Apparatus for testing by ultrasonic waves
US3754208A (en) * 1972-02-03 1973-08-21 Stanford Research Inst Compound lens for converting the effect of large-area sonic transducer to one of small area
US3934460A (en) * 1973-08-06 1976-01-27 General Electric Company Apparatus for focusing and collimating ultrasonic waves
US4028933A (en) * 1974-02-15 1977-06-14 The Board Of Trustees Of Leland Stanford Junior University Acoustic microscope
FR2337589A1 (fr) * 1976-01-06 1977-08-05 Commissariat Energie Atomique Dispositif d'excitation d'ondes notamment d'ondes ultra-sonores incluant une lentille
GB2110052B (en) * 1981-04-16 1985-01-30 Nat Res Dev Acoustic coupling device
JPS5883257A (ja) * 1981-11-13 1983-05-19 Noritoshi Nakabachi 超音波顕微鏡
JPS5952751A (ja) * 1982-09-20 1984-03-27 Hitachi Ltd 超音波顕微鏡
US4541281A (en) * 1983-04-03 1985-09-17 Noriyoshi Chubachi Ultrasonic microscope system
JPS6097254A (ja) * 1983-11-02 1985-05-31 Olympus Optical Co Ltd 超音波顕微鏡の超音波ヘツド装着機構

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5492724U (ja) * 1977-12-14 1979-06-30
JPS5651659A (en) * 1979-10-04 1981-05-09 Noritoshi Nakabachi Ultrasonic microscope apparatus

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03500213A (ja) * 1988-06-16 1991-01-17 ホンメルヴェルケ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ドクター トーマス ヴァイスヴァイラー 共鳴音響発振素子の近接場中の対象物を検査する音響走査顕微鏡

Also Published As

Publication number Publication date
EP0198944B1 (en) 1990-03-21
EP0198944A1 (en) 1986-10-29
JPH0577025B2 (ja) 1993-10-25
DE3576752D1 (de) 1990-04-26
US4646573A (en) 1987-03-03
CA1248620A (en) 1989-01-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS61250551A (ja) 走査型音響顕微鏡
Quate et al. Acoustic microscopy with mechanical scanning—a review
EP0012262B1 (en) Apparatus and method for acoustically examining a microscopic portion of an object
US7624640B2 (en) Opto-acoustic methods and apparatus for performing high resolution acoustic imaging and other sample probing and modification operations
JP3262909B2 (ja) 光学システム
US20060272418A1 (en) Opto-acoustic methods and apparatus for perfoming high resolution acoustic imaging and other sample probing and modification operations
Khuri-Yakub Scanning acoustic microscopy
Quate Acoustic microscopy
TW455686B (en) System and method for laser-ultrasonic frequency control using optimal wavelength tuning
CA1282487C (en) Acoustic microscopy
Atalar Penetration depth of the scanning acoustic microscope
JPS5816672B2 (ja) オンパケツゾウホウ オヨビ オンパケツゾウソウチ
JPS59160755A (ja) 音波顕微鏡
EP0593835B1 (en) Scanning near-field optical microscope
Gordon et al. Ultrasonic C-scan imaging for material characterization
Buma et al. High frequency ultrasonic imaging using optoacoustic arrays
US4641530A (en) Acoustic microscope for analyzing an object in depth having aspherical lenses
Wickramasinghe Acoustic microscopy: present and future
JPS6255099B2 (ja)
JPS5950936B2 (ja) 超音波顕微鏡の試料保持板
Attal The acoustic microscope: a tool for nondestructive testing
JPH0481654A (ja) 超音波検出装置
Hoppe et al. Scanning Acoustic Microscopy
Atalar et al. A New Surface Acoustic Wave Imaging Technique
Metwally et al. Development of an enhanced photoacoustic microscopy