JPS61249827A - 4輪駆動用駆動連結装置 - Google Patents

4輪駆動用駆動連結装置

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JPS61249827A
JPS61249827A JP9267885A JP9267885A JPS61249827A JP S61249827 A JPS61249827 A JP S61249827A JP 9267885 A JP9267885 A JP 9267885A JP 9267885 A JP9267885 A JP 9267885A JP S61249827 A JPS61249827 A JP S61249827A
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oil
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oil passage
orifice
valve
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Bonnosuke Takamiya
高宮 梵之助
Yoshimasa Nagayoshi
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、前輪および後輪を同一のエンジンで駆動する
ための4輪駆動単に関し、特に、前輪の駆動軸と後輪の
駆動軸との間に油圧ポンプ型連結機構をそなえた4輪駆
動車の4輪駆動用駆動連結装置に関する。
〔従来の技術〕
前輪および後輪を同一のエンジンで駆動する4輪駆動(
4WD)卓においては、前輪および後輪のタイヤの有効
半径に多少の相違があったり、旋回走行時において前輪
は後輪に比較して旋回半径が大きいことなどにより、速
く回虻しようとして前後の駆動軸の間に捩りトルクを生
じ、ブレーキ作用したのと同じ状態になって、いわゆる
タイトコーナブレーキング現象を生じ、走行性の悪化、
タイヤの摩耗などを生じるため、これを防止する手段が
必要である。
このため従来の4輪駆動車は、駆動連結部分において、
前輪側と後輪側がドグクラッチなどで連結されており、
コーナリング時において、前−後輪の回転速度が異なる
にもかかわらず、前・後輪が等速で回転するため、後輪
から前輪へブレーキトルクがかかる。この現象を低減さ
せるために、連結部分に湿式多板クラッチを用いて、コ
ーナリング時にクラッチをスライドさせて前・後輪の回
転速度差を吸収する手段が提案されているが、伝達トル
ク容量やスリップによる焼損の恐れなどがあった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このような従来の4輪駆動車に前輪・後輪の回転速度差
を吸収する手段を用いたものにおいて、前・後輪回転速
度差を許容するルーズな特性と、前・後輪回転速度差を
すこししか許容しないタイトな特性とを切換えることが
望ましい。
すなわち、急発進時、低μ路走行時、路面条件が急激に
変化したとき(舗装路からダートないし雪道へ変化した
とき等)および縁石へ乗り上げたときには、タイトな特
性にして、前輪および後輪からそれぞれトルクを発生さ
せ4輪駆動状態とすることが望ましい。
また、高μ路におけるタイトコーナ旋回時、タイヤ半径
差を吸収したい場合および高μ路の一般走行時において
は、ルーズな特性として、前輪ないし後輪の一方からト
ルクを発生させ2輪駆動状態とすることが望ましい。
しかしながら、従来、このようなタイトな特性とルーズ
な特性とを切換えるものは、提案されていない。
本発明は、このような問題点を解決しようとするもので
、車両の走行状態に応じて、前輪および後輪間の回転速
度差の許容状態を調整することができるようにした、4
輪駆動用駆動連結装置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
このため、本発明の4輪駆動用駆動連結装置は、車両の
前輪に駆動力を伝達する第1の回転軸と、後輪の駆動力
を伝達する第2の回転軸と、上記の第1の回転軸と第2
の回転軸との間に介装されて相互に駆動力を伝達しうる
油圧式連結機構とをそなえ、同油圧式連結機構が油圧ポ
ンプ型連結機構として構成されて、同連結機構の吐出口
に接続する油路と同連結機構の吸込口(油溜りを含む)
に接続する油路とを連通する連通油路と、同連通油路を
通過する作動油の流i(流量ゼロから非制限流量まで)
を制御しうる流量制御機構とが設けられるとともに、同
流量制am構へその制限流量を設定するための制御信号
を出力する手動式制限流量設定手段が設けられたことを
特徴としている。
〔作 用〕
上述の本発明の4輪駆動用駆動連結装置では、手動式制
限流量設定手段から流量制御機構へ出力される制御信号
により、連通油路を通過する作動油の流量が制御される
これに伴い、油圧ポンプ型連結機構の吐出口と吸込口と
の差圧ないし吐出口の圧力が制御されて、第1の回転軸
と第2の回転軸との間で伝達されるトルクが制御される
〔実施例〕
以下、図面により本発明の実施例について説明すると、
第1〜9図は本発明の第1実施例としての4輪駆動用駆
動連結装置を示すもので、第1図はその油圧ポンプ型連
結機構および油圧回路を示す油圧系統図、第2図は本装
置を装備した車両の動力系を示す概略構成図、tlSS
図はその要部断面図、第4図はそのブロック図、第5図
(a)〜(d)はいずれもその作用を説明するための7
0−チャート、第6〜9図はいずれもその作用を説明す
るためのグラフであり、第10.11図は本発明の第2
実施例としての4輪駆動用駆動連結装置を示すもので、
第10図はその油圧ポンプ型連結機構および油圧回路を
示す油圧系統図、第11図はその要部の変形例を示す模
式図であり、第12〜14図は本発明の第3実施例とし
ての4輪駆動用駆動連結装置を示すもので、第12図は
その油圧ポンプ型連結機構および油圧回路を示す油圧系
統図、第13.14図はいずれもその要部の変形例を示
す模式図であり、第15〜17図はそれぞれ本発明の第
4〜6実施例としての4輪駆動用駆動連結装置を示す要
部の断面図である。
第1〜3図に示すごとく、本発明の第1実施例では、横
置きのエンジン1にトルクコンバータ1aおよび入力軸
(内軸)142を介して自動変速8!2が連結され、自
動変速機2の出力軸のギヤ3には、中間軸のギヤ3′が
噛合し、さらに、このギヤ3′に出力軸38aの一端側
のギヤ38″が噛合している。
この出力軸38aの他端側には、第2図に示すごとく、
ギヤ38が取り付けられており、このギヤ38は前輪用
差動機構40(以下、「前輪用デフ40」という)のリ
ングギヤ39に噛合している。これにより出力軸38a
からのトルクは、前輪用デフ40で分割され左右の前輪
軸41,42へ伝達されて、前輪43.44を回転駆動
する。
そして、二のりングギャ39と一体のデフケース8イ寸
きのビニオン9,10には、サイドギヤ11゜12が噛
合しており、サイドギヤ11には前輪軸41が連結され
、サイドギヤ12には前輪軸42が連結されている。
また、このリングギヤ39に噛合するギヤ39′が設け
られており、このギヤ39′は第1の回転軸としてめ前
軸出力軸5に固定されている。
また、油圧ポンプ型連結機構としての4輪駆動用駆動連
結装置13が前輸出力軸5と第2の回転軸としての後輸
出力軸4との間に介装されている。
また、後輸出力軸4はベベルギヤ機構45のギヤ45a
、46aを介してトランス77付きプロペラ軸47に連
結されており、このプロペラ軸47のベベルギヤ47a
が後輪用差動機構49(以下、「後輪用デフ49」とい
う)のリングギヤ48に噛合している。これにより後輸
出力軸4からのトルクは、後輪用デフ49で分割され左
右の後輪軸50゜51へ伝達されて、後輪52.53を
回転駆動する。
また、第2,4図に示すように、第1の回転軸としての
前輸出力軸5のギヤ39′のt11部に対向して、第1
の回転数検出器としての回転数センサ(ピックアップ)
127が設けられており、このセンサ127からの検出
信号がフントロールユニット128のカウンタ128b
に入力するようになっている。
そして、第2の回転軸としての後輸出力軸4のギヤ45
mの歯部に対向して、第2の回転数検出器としての回転
数センサ(ピックアップ)126が設けられており、こ
のセンサ126からの検出信号がコントロールユニット
128のカウンタ128aに入力するようになっている
これらのカウンタ128a、128bは、タイマ128
0等からの所定時間幅毎のカウント数(検出信号)を演
算器(CPU)128dへ送るようになっていて、この
演算器128dは、前軸出力軸5のカウント数を、ギヤ
39とギヤ39′との比iを用いて前輪43.44の回
転数Rfに換算する。
そして、演算器128dは、後輸出力軸4のカウント数
を、ギヤ45aとギヤ46aとの比iBおよびギヤ47
gとギヤ48との比i0を用いて後輪52゜53の回転
数Rrに換算する。
演算器128dは、これらの前輪回転数Rfお上り後輪
回転数Rrの差を演算して、表示信号として表示装置1
29に出力する。
そして、表示装fi129は、表示信号を受けて、回転
速度差が0〜20 (rpm)であれば、L E D 
129aを点灯し、20−30 (rpm)であれば、
L E D 129bを点灯して、30−40(rpm
)であれば、LED129cを点灯し、40(rpm)
以上であれば、LED129dを点灯する。
また、コントロールユニツ)128にハ、ステアリング
角検出器(舵角センサ)130からの扱舵角信号が入力
するように構成されており、コントロールユニット12
8および表示装置129は警告灯131に結線されてい
て、警告灯131により警報を発することができるよう
になっている。
この駆動連結装置13は、前軸出力軸5と後輸出力軸4
との回転速度差によって駆動されこの回転速度差に応じ
た圧力でオイルを吐出するオイルポンプ(ベーンポンプ
)14と、このオイルポンプ14からの吐出油の圧力を
制御することにより出力軸4.5間の回転速度差を抑制
しうる吐出圧制御機構(油圧回路)71とをそなえてh
1成されている。
次にこれらのオイルポンプ14や吐出圧制御機WII7
1の配設状態等について説明する。
第1,3図に示すごとく、ハウジング70内にオイルポ
ンプ14と吐出圧制御機構71とが設けられる。
このオイルポンプ(ベーンポンプ)14には、第1図に
示すように、そのロータ69の外周面69aに周方向に
等間隔に多数(ここでは、10個)の孔部69bが形成
されていて、この多数の孔部69bのそれぞれには、カ
ムリング部70aの内周面に摺接しうるベーン68が嵌
挿されている。
さらに、ハウジング70の間挿部材70dとベーン68
およびロータ69との軸方向の隙間が所定値以下となる
ように、各部が形成されており、油膜が切れないように
なっていて、ハウジング70の間挿部材70eとベーン
68およびロータ69との軸方向の隙間も、同様に、所
定値以下となるように、各部が形成されている。
そして、これら隙間の和が、所定値以下となるように設
定されている。
また、ベーンポンプ14は、その回転数に比例した油量
を吐出するものであり、ロータ69とカムリング部70
aとの間に相対回転、すなわち、後輸出力軸4と前輸出
力軸5との間に相対回転が生ずると油圧ポンプとして機
能して、油圧を発生する。
ベーンポンプ14の吐出口(ハウジング70に対するベ
ーン68の相対的回転方向先端の吸込吐出ロア2〜77
がこれに相当)を塞ぐことにより、油を介してその静圧
でロータ69とカムリング部70aとが剛体のようにな
って一体に回転される。
このため、カムリング部70mとロータ69との間には
、回転中心線から12e゛間隔に3つのポンプ室86〜
88が形成され、また、回転方向基端側に位置したとき
吸込口となり先端側に位置したとき吐出口となる6個の
吸込吐出ロア2〜77がほば12e゛間隔に形成してあ
り、同一機能をなす12e゛間隔の吸込吐出ロア 2,
74.76がハウジング70のカバー70b、7ランノ
70c、間挿材70d、70eを介してwS1油路OL
、により連通されている。
そして、吸込吐出口? 3,75.77が、ハウジング
70のカバー70b、7ランジ70c、間挿材70d。
70eを介して第2油路OL、により連通されていまた
、第1油路OL、と第2油路OL、とけ、それぞれチェ
ック弁78.79を介してトランスミッションケース9
4の底部のオイル溜(オイルタンク)80に連通され、
オイル溜80から各油路OL、。
OL2への流れのみが許容されるとともに、第1油路O
L、と第2油路OL zとの間に吐出圧が所定圧以上と
なると両油路OL目OL2を相互に連通させる2つの吐
出圧制御用リリーフ弁83,84が設けられている。
これらのリリーフ弁83.84は、それぞれスプリング
83a、84aによって閉方向に付勢されている。
チェック弁79と吸込吐出ロア3,75.77との間の
第2の油路OL 2には、オイル溜80へ吐出圧をリリ
ーフするための連通路89が接続しており、この連通路
89にはオリフィス81a付きの空気侵入防止用チェッ
ク弁81が介挿されている。
また、チェック弁78と吸込吐出ロア 2,74゜76
との間の第1の油路OL、には、オイル溜80へ吐出圧
をリリーフするための連通路90が接続しており、この
連通路90にはオリアイス82a付きの空気侵入防止用
チェック弁82が介挿されている。
このような油圧回路71とすることで、ロータ69とカ
ムリング部70aとの相対回転方向によらず、常に吐出
圧がリリーフ弁83またはリリーフ弁84の弁体に作用
し、オイル溜80が吸込口と連通することになる。
また、ベーンポンプ14のハウジング70を構成する7
ランジ70cは、ベアリング93を介してトランスミッ
ションケース94に軸支されていて、カバー70bと一
体の後輸出力軸4は、第3図中の左方において軸受部(
図示せず)を介してトランスミフシ1ンケース94に軸
支されている。
ベーンポンプ14のロータ69にスプライン係合部64
aを介して連結された前輸出力軸5は、スプライン係合
部64aの両側において、ブッシング(軸受)95.9
6を介してそれぞれカバー70bおよび間挿材70eに
軸支されている。
そして、ベーン68の底部68bは、油路OL、。
OL2のうちの吐出側の油路(ここでは、第1油路OL
、)からの吐出圧をチェック弁123(122)付き流
路121(120)を通じて減圧された作動圧を受けて
、ベーン68の先端部68aはハツシング70の内周面
へ付勢される。
さらに、ロータ69の両端面には、スプリングまたはリ
ング等を細部を介して5つずつ取り付けて、ベーン68
の各底部68bを押圧するようにしでもよい。
さらに、ロータ69と間挿材70dとが摺接する軸方向
摺動部106およびロータ69と間挿材70eとが摺接
する軸方向摺動部106には、第1.3図に示すように
、円環状の油圧室109,109が形成されて、この油
圧室109,109は、ロータ69の孔部69bに連通
するとともに、油路89.90に連通するようになって
いる。
すなわち、油圧室109,109は、各吸込吐出口? 
2,74,761.J続する第1油路OL 、 ニチェ
ック弁123付き流路121を介して連通して高油圧を
受けるとともに、各吸込吐出ロア3゜75.77に接続
する第2油路OL2にチェック弁122付き流路120
を介して連通して高油圧を受けるようになっている。
また、チェック弁122付き流路120およびチェック
弁123付き流路121を設けなくてもよい。
なお、図中の符号69cはロータ69の内径側底部、9
1.92は前輸出力軸5を軸支するベアリングを示して
おり、101はボルトをそれぞれ示している。
油圧回路71により、もしデフケース8側と後輪出力軸
4側との間に回転速度差が生じて、ロータ69が矢印a
方向に相対的に回転すると、オイルが、オイルタンク8
0からチェック弁79を経て第2油路OL2を通じ吸込
吐出ロア 3,75.77へ吸入されたあと、ポンプ室
86〜88の吸込吐出ロア 2,74.76から第1油
路OL、を経て第17 フイス82a付きチェック弁8
“2からオイルタンク80へ吐出される。このときの吐
出圧特性は第8図に符号へで示すようになる。
逆に、ロータ69が矢印す方向に回転すると、オイルは
、オイルタンク80からチェック弁78を経て、第1油
路OL、を通じ吸込吐出ロア2,74゜76へ吸入され
たあと、ポンプ室86〜88の吸込吐出ロア 3,75
.77から第2油路OL2を経てオリフィス81a付き
チェック弁81からオイルタンク80へ吐出される。こ
のときの吐出圧特性は第8図に符号Aで示すようになる
なお、特性Aにおいて、回転速度差がある値以上になる
と、吐出圧の上昇がほとんどなくなるのは、吐出圧が各
所定値以上で、リリーフパルプ83゜84が開くからで
ある。
また、各特性Aにおけるリリーフバルブ83゜84が開
く前の特性部分は、オリフィス81a、82aの作用に
より、回転速度差の2乗に比例している。
ここで、リリーフバルブ83.84の開時性やオリフィ
ス81a、82aの絞り度合を適宜具ならせてもよい。
なお、油路104は、その一部が後輪出力軸4内に穿設
されており、油路104のオイル吸入口寄りの部分には
、オイルフィルタが設けられていて、オイル供給通路を
通じて供給されるオイル中の鉄粉等はマグネット取付部
の磁石とオイルフィルタとによりオイルポンプ14中へ
の侵入が防止される。
オイルポンプ14の吸込吐出口? 2,74.76に接
続する第1油路OL + k、オイルポンプ14の吸込
吐出口?3,75.77に接続する第2油路OL2との
間には、連通油路207,208が設けられており、こ
の連通油路20?、208には流量制御機構M、として
オリフィスパルプ214が介装されている。
オリフィスパルプ214は、その右方のランド214a
を制御油圧を受(すて、この制御油圧と左方のスプリン
グ214bの押圧力とにより、スプール214cの位置
が決まり、オリフィスパルプ214のオリフィスの大き
さが決まるので、これにより、連通油路207,208
を通過する作動油の流量が決まる。
オリフィスバルブ214のランド214aに供給される
制御油圧は、油路206の油圧を戻し油路209を通じ
てオイル溜80へ開放することができるデユーティソレ
ノイドバルブ213によって制御することができ、この
デユーティソレノイドバルブ213は、自動式制限流量
設定手段M3゜切換機構M4および運転状態演算手段M
、を兼ねるコントロールユニ?)128からの制御信号
を受けて制御されるようになっていて、このコントロー
ルユニット128には、手動式制限流量設定手段M2と
してのマニュアルコントロール装置(切換スイッチ)2
15から制御信号が供給されるようになっている。
このマニュアルコントロール装置215は運転席近傍に
配設されていて、4輪駆動用駆動連結装置13の4WD
率を遠隔操作することができる。
この油路206へ供給される制御油圧は、一定の圧力と
なるようになっており、第1油路OL、および第2油路
OL、からのO〜120気圧と高圧の吐出圧を油路20
1,202および切換弁210を介して受けて、切換弁
210から油路203を通じて減圧バルブ211で10
気圧程度に減圧されて、油路204のオリフィス204
aを通じてレギュレータバルブ212へ送られ、レギュ
レータバルブ212でポンプ回転数によらずほは一定圧
(8)l圧程度)に減圧されて、オリアイス20Sa付
外の油路205を通じ油路206へ送られる。
コントロールユニット128には、各センサが接続して
いて、上述の運転状態センサとしての回転数センサ12
6.127および運転状態センサとしてのステアリング
角検出器130のほか、変速段位置を検出する運転状態
センサとしての変速段センサ(インヒビタスイッチ)1
32.アクセルペダルの踏込fi(またはスロットル弁
の開度)を検出する運転状態センサとしてのアクセル開
度センサ(スロットル開度センサ)133.ブレーキベ
グルの踏込状態ないしエンジンブレーキ状態を検出する
運転状態センサとしてのブレーキ状態センサ134、潤
滑油等を検出する運転状態センサとしての油温センサ1
35が設けられており、回転数センサ126,127の
他に運転状態センサとしてのエンジン回転数センサ13
6および車速センサ137を設けてもよい。
なお、第3図において、81′は空気侵入防止用チェッ
ク弁の変形例を示しており、81′aは第17 フイス
、89a、90aはそれぞれ遠心分離用通路、89b、
90bはそれぞれ放出用通路を示しており、さらに、図
中の符号128eはコントロールユニツ) 128のメ
モリ、138は切換!枯M。
を構成する切換スイッチ、140はオイルポンプ、14
0aはトルクコンバータの側外軸143に連結される外
歯インナーギヤ、140bは内歯アウタギヤを示してい
る。
本発明の第1実施例としての4輪駆動用駆動連結装置は
上述のごと(構成されているので、4輪駆動での走行中
に、後輪52.53がスリップを起こして、後輪出力軸
4側の回転速度が前輸出力軸5IIIの回転速度よりも
速くなった場合に、ロータ69が矢F41a方向へ相対
的に回転する。
これにより、オイルが、オイルタンク80からチェック
弁79を経て第2油路OL2を通じ吸込吐出ロア3,7
5.77へ吸入され、ポンプ室86〜88の吸込吐出ロ
ア 2,74,76から第1油路OL、を経てオリフィ
ス82a付きチェック弁82からオイルタンク80へ吐
出される。
この吐出圧は後輪出力軸4側と前輸出力軸5I#Iとの
回転速度差に応じた値であるので、流量制御lfJ構M
、のオリフィスバルブ214が全閉状態であれば、この
オイルポンプ14によって伝えられるトルクの大きさも
上記回転速度差に応じて変わる[tIS8図中のタイト
な特性(オリフィス径小)参照1゜ このように回転速度差が生じると、この差に応じた結合
度で、4輪駆動用駆動連結装r!113が接状態となる
ため、該回転速度差が抑制されるようになって、その結
果前輪出力軸5側へもトルクが伝達される。これにより
後輪52.53が空転した場合でも、前輪43.44を
回転駆動できる。
このとき、上記回転速度差に応じて4輪駆動用駆動連結
装置13による伝達トルク量を自動制御しているので、
運転フィーリングや捏縦安定性の悪化を招くことがない
なお、該回転速度差がある値を超えると、安全のため、
リリーフ弁84の作用により、吐出圧の上昇が抑えられ
て、一定値となり、両軸4,5間の伝達トルクが一定値
以上にならない。
逆に前輪43.44がスリップを起こした場合は、自動
的にロータ69が矢印す方向へ相対的に回転する。
これによりオイルの供給路が自動的に切り替わって、オ
イルは、オイルタンク80からチェック弁78を経て、
第1油路OL、を通じ吸込吐出ロア2゜74.76へ吸
入され、ポンプ室86〜88の吸込吐出ロア3,75.
77から第2油路OL2を経てオリフィス81a付きチ
ェック弁81からオイルタンク80へ吐出される。この
吐出圧も後輪出力軸4側と前輪出力軸5側との回転速度
差に応じた値であるので、オイルポンプ14によって伝
えられるトルクの大きさも上記回転速度差に応じて変わ
る。
この場合も回転速度差に応じた結合度で、4輪駆動用駆
動連結装置13が接状態となるため、該回転速度差が抑
制されるようになって、その結果後輪出力軸4側へもト
ルクが伝達される。これにより前輪43.44が空転し
た場合でも、後輪52゜53を回転駆動できる。
そして、この場合も、上記回転速度差に応じて4輪駆動
用駆動連結装置13による伝達トルク量が自動制御され
ているので、運転フィーリングや繰縦安定性の悪化を招
くことがない。
なお、この場合も上記回転速度差がある値を超えると、
安全のため、リリーフ弁83の作用により、吐出圧の上
昇が抑えられて、一定値となり、両軸4,5開の伝達ト
ルクが一定値以上にならない。
また、本装置においては、伝達トルクと回転速度差の積
がエネルギーロスとなって発熱するが、オイルの一部が
連通路89.90を通じてオイルタンク80へ排出され
るようになっているので、オイルポンプ14の作動油の
冷却や潤滑を十分に行なうことができる利点もある。
さらに、流量制御機構M1のオリフィスバルブ214の
開閉状態について説明すると、手動式制限流量設定手段
M2としてマニュアルコントロール装置215からの制
御信号[タイトな特性からルーズな特性まで4段階(2
WD、4WD  Lo。
4 W D 、 4 W D  Hi )に亘って切換
える切換信号]と、自動式制限流量設定手段M、として
のコントロールユニット128からの制御信号[各運転
状態検出センサ126,127,130.132〜13
7から検出された車両の運転状態に応じてコントロール
ユニツ)128において作り出される制御信号]とを切
換uM、の切換スイッチ138に受けて、手動式制限流
量設定手段M2としてのマニュアルコントロール装置2
15からのオンオフ信号により、オン時には、手動式制
限流量設定手段M2からの制御信号が流量制御機構M、
を構成するデユーティソレノイドバルブ213へ送られ
て、オフ時には、自動式制限流量設定手段M、からの制
御信号がデユーティソレノイドバルブ213へ送られる
これにより、流量制御fi構M1を構成するオリフィス
バルブ214により、連通油路207,208を通過す
る作動油の流量が制御される。
以下、第5図(a)〜(d)に示すように、70−チャ
ートに則して詳述する。
マス、コントロールユニツ)128においては、メモ’
J128eから基準スリップ率C6等の呼び出しを行な
い(ステップal)、ついで、回転数センサ127(エ
ンジン回転数センサ136でもよい)からのエンジン回
転数信号Newステアリング角検出器130からの舵角
信号f、変速段センサ132からの変速段位置信号Sp
、アクセル開度センサ133からのアクセル開度信号θ
a、ブレーキ状態センサ134からのブレーキ状態信号
Bee油温センサ135からの油温信号Tをそれぞれ受
けるようになっている(ステップa2)。
そして、ブレーキ状!!!!(ブレーキオン)であれば
、減速状態であるので、オリフィスバルブ214のオン
オフ径を小さくする(絞る)ように、フントロ−ルユニ
ット128から流量制御機構M1へ制御信号が送られる
(ステップa11)。
すなわち、ブレーキ時の後輪52.53がロック気味と
なる場合には、4輪駆動用連結装置本体13に接続する
第1の回転軸5と第2の回転軸4との間の回転速度差が
非常に大きくなる。
これにより、ベーンポンプ14では、第2図に実線で示
す状態の油の流れが生じて大きな油圧が発生するが、所
定値を超えると、リリーフ弁83がスプリング83aに
抗して開き吐出圧がほぼ一定に制御され、後輪52.5
3に一定の吐出圧に対応した一定の駆動力が伝達された
4輪駆動状態となる。
そして、前輪43.44の回転速度が減少するとともに
、後輪52.53の回転速度が増大することとなり回転
速度差を縮少(ノンスリップデフと同一機能)するよう
になる。
このように、前輪43.44のスリップ状態では後輪5
2.53への駆動トルクが増大されて走行不能となるこ
とを回避できるとともに、後輪52゜53がロック気味
の場合には、前輪43.44のブレーキトルクを増大し
て後輪52.53のロックを防止する。
ブレーキ非作動時には、油温Tが設定値Toより大きけ
れば(ステップa4)、加熱状態であるとして、オリフ
ィスバルブ214のオリフィス径を太き(する(開状態
にする)ように、フントロールユニット128から流量
制御機構M1へ制御信号が送られる(ステップa12)
これにより、作動油の高温時には、吐出圧がリリーフさ
れて、4輪駆動状態とはならず、後輪駆動系に伝達され
るトルクが低下して、はぼFF駆動状態となって、油温
の上昇が押えられるのである。
すなわち、このようなベーンポンプ14等の差動ポンプ
の場合、吐出圧制御用リリーフ弁(第1図中の符号83
.84参照)の開放前には、吐出された油が、摺動部ク
リアランスから洩れ、リリーフ弁の開放後には、摺動部
クリアランスとリリーフ穴とから全て洩れるようになっ
ている。この際、熱が発生し、その発生量は吐出圧Pと
吐出量Qとの積に比例する。
この積(PXQ)は、ポンプ発生トルクTPと回転速度
差ΔNとの積に比例して、ポンプ発生トルクTPと回転
速度差ΔNとの間に、第8図に示すような関係があれば
、回転速度差ΔNの増大に伴い発熱量は増大する。
従って、本実施例では、前後輪の回転速度差ΔNが大き
い状態が連続するような場合には、油温か200℃以上
に上昇せず、作動油の粘度が低下することにより、ベー
ンポンプ14の摺動部が焼き付いたり、ベーンポンプ1
4内のシール材等のゴム部品が変形破損して、ポンプと
しての機能が損なわれるという問題点を解消できる。
また、吐出圧の低下により、駆動状態と被駆動状態との
切りかわる単輪への伝達トルクが低下する等、4輪駆動
車としての機能を失う恐れがあるといった問題点も解消
できる。
なお、ステップall、a12の繰作終了後はリターン
される。
また、回転数センサ126からの回転数信号から換算さ
れた後輪回転数Rrと、回転数センサ127からの回転
数信号から換算された前輪回転数Rfとから、次式に基
づき実際のスリップ率C1を演算する(ステップa5)
C+ =(Rf  Rr)/ Rf     ” ・’
 (1)このスリップ率CIに応じて、上述の表示装置
129のLED129a−129dに表示を行なうよう
にしてもよい。
また、前後輪回転数Rf、Rrの変動の小さな定常走行
(40〜60に17時)において、前輪43゜44およ
び後輪52.53に大きな回転速度差があるときは、警
告灯131を点灯ないし点滅させて、停止の警報を与え
る。
さらに、ステアリング角(揉舵角)fと、前輪回転数R
fと、後輪回転数R「とに応じて、異常運転状態となれ
ば、警告灯131を点灯ないし点滅させる。
ついで、マニュアルコントロール装置215からのマニ
ュアルコントロール信号がオンとなっていれば(ステッ
プa6)、マニュアル4WD(4輪駆動)ルーチンの処
理が行なわれ、その他の場合には、エンジントルクT、
の演算が行なわれるとともに(ステップa7)、次式に
より、タイヤ駆動トルクTしを演算する(ステップa8
)。
T t = T 、、 x (総減速比)    ・・
・(2)ついで、このタイヤ駆動トルクTtが、所定値
(極力小さな値)Tto以下で(ステップa9)、かつ
、舵角fがほぼゼロ(または、lfl<C1)であれば
(ステップa10)、基準スリップ率更新ルーチンの処
理へ移行する。
タイヤ駆動トルクTtが所定値Tloより大きい場合、
さらに、舵角fがほぼゼロでない(1f1≧ε1)場合
には、自動4WD(4輪駆動)ルーチンの処理へ移行す
る。
基準スリップ率更新ルーチンでは、第5図(b)に示す
ように、基準スリップ率C0と実際のスリップ率C3と
の差C1を次式に基づき演算する(ステップbi)。
C3= C+  Co        ・・・(3)そ
して、この差のスリップ率C3がほぼゼロでなければ(
または、IC11≧ε2、ステップb2)、実際のスリ
ップ率C1を基準スリップ率C0として新たに設定する
(ステップb4)。
スリップ率C7がほぼゼロであれば(または、IC31
<C2)、基準スリップ率C0の値を保持する(ステッ
プb3)。
このように、前輪43.44および後輪52.53のタ
イヤ半径が全く同一であれば、直進状態では、差回転は
生じないが、タイヤの摩耗(一般に、前輪43.44の
摩耗が早い。)やタイヤローテーション等により、直進
状態でも、前輪43.44および後輪52.53に差回
転が生じる。
従って、直進状態における前・後輪のスリップ率を、常
に検出し、これを基準スリップ率Caとして記憶してお
くことにより、タイヤローテーション等により、前・後
輪のタイヤ半径の差が変化した場合にも、その後の直進
状態でのスリップ率を検出することにより、基準スリッ
プ率C0を記憶し直すことができるのである。
自動4WDルーチンでは、第5図(e)に示すように、
舵角fに応じた理論スリップ率Cαを次式に基づき演算
する(ステップc1、第9図参照)・Cσ=C,十α・
f       ・・・(4)ここで、aは、第9図に
示すように、舵角fに対するスリップ率C工の比を示す
そして、この理論スリップ率C,xと実際のスリップ率
C8との差C2を次式に基づき演算する(ステップc2
)a C2=C,−C,・・・(5) この舵角fに応じた理論スリップ率Cαと、実際のスリ
ップ率C1とを比較して、前輪43.44の方が後輪5
2.53よりも速く回転して(CI≧0)、且つ、駆動
時に前輪43.44が空転しているときに生じる、実際
のスリップ率CIが理論スリップ率Cα以上である( 
C2≧0)の場合(ステップe3)、また、前輪43.
44の方が後輪52.53よりも遅く回転して(C,<
O)、且つ、エンジンブレーキないし7ツトブレーキに
より前輪43.44がロック気味になる、実際のスリッ
プ率C1が理論スリップ率Cヶよりも小さい場合(C2
<O、ステップc4)に、オリフィスパルプ214のオ
リフィス径を小さくする(絞る)ように、コントロール
ユニット128から流量制御機構M、へ制御信号が送ら
れる(ステップc5)。
これにより、前・後輪回転速度差ΔNに対する伝達トル
クTPの比(TP/ΔN)に応じた4輪駆動率(4WD
率)を上げることができる。
スリップ率C,,C,,C工が他の状態である場合には
、オリフィスバルブ214のオリフィス径を大きくする
(開状態にする)ように、コントロールユニット128
から流量制御機構M1へ制御信号が送られる(ステップ
c6)。
このように、実際のスリップ率CIが、理論スリップ率
Caとなるように制御されるのである。
手動4WDルーチンでは、第5図(d)に示すように、
舵角fに応じた理論スリップ率CIxを次式に基づき演
算する(ステップdi)。
C,=C,十α−f       −−−(6)そして
、この理論スリップ率Cαと実際のスリッブ率C3との
差C2を次式に基づき演算する(ステップd2)。
C2= CICa        ・・・(7)また、
マニュアルコントロール[215に、!:つて選択され
たオリフィス径で走行中である場合でも、前輪43.4
4が後輪52.53よりも速(回転して(C5≧0)、
且つ、実際のスリップ率C8が理論スリップ率Caより
も極端に大きい(C2≧02′、ここで02′はスリッ
プ率の設定値)場合(ステップd3)、また、前輪43
.44の方が後輪52.53よりも遅く回転して(C,
<O)、且つ、実際のスリップ率C3の方が理論スリッ
プ率Caよりも極端に小さい(CZ≦−02′、ステッ
プd4)場合に、オリフィスバルブ214のオリフィス
径を小さくする(絞る)ように、コントロールユニット
128から流量制御機構M1へ制御信号が送られる(ス
テップd5)。
これにより、4輪駆動率(4WD率)を上げることがで
きる。
スリップ率C,,C,,Cαが他の状態である場合には
、マニュアルコントロール装置!215によって選択さ
れた4段階(2WD、4WD−Lo、4WD。
4 W D −Hi )のオリフィス径となるように、
コントロールユニ?)128から流量制御機構M、へ制
御信号が送られる(ステップd6)。
このようにして、手動4WDルーチンでは、自動4WD
ルーチンの場合よりも、理論スリップ率Cαに対する実
際のスリップ率CIの許容差を大きくして、マニアルの
持味を十分に発揮することができる。
また、車両の通常の直進状態において、前輪43゜44
と後輪52.53とのタイヤの有効半径が同一で、タイ
ヤのスリップ回転速度が少ないことから、4輪駆動用連
結装置13に接続する第1の回転軸5と第2の回転軸4
との間に回転速度差が生じない。
したがって、ベーンポンプ14では油圧の発生はなく、
後輪52.53に駆動力が伝達されず、前輪43.44
のみによる前輪駆動となる。
この状態においては、前輪43,44と後輪52゜53
との回転速度差が小さく、0〜20(rpm)になるの
で、LED129aが点灯して、[2WDJの表示が行
なわれる。
しかし、車両の直進加速時のように、大きなスリップが
なくても通常、前輪43.44が約2%以内でスリップ
する状態では、これによる回転速度差が第1の回転軸5
と第2の回転軸4との間に生じると、ベーンポンプ14
が機能してこの回転速度差に応じた油圧が発生し、ロー
タ69とカムリング部70aとが一体になって回転し、
この油圧とベーン68の受圧面積とに対応した駆動力が
後輪52.53に伝達されて4輪駆動状態になる。
この状態においては、前輪43,44と後輪52゜53
との回転速度差に応じて、適宜LED129a〜129
dのいずれかが、へ灯して、運転者に2WDから4WD
までの中間状態ないし4WD状態を表示する。
また、コントロールユニット128がらの制御信号は、
デユーティソレノイドバルブ213のデユーティ率を走
行条件に応じて自動的に決定するようになっており、オ
リフィスバルブ214のオリフィスを絞る場合として、
上述のもののほか、自動4WDにおいて、アクセルを踏
み込んだ場合がある。
すなわち、アクセル開度θa、エンジン回転数Ne(r
pm)、変速段位!!Spを検出して、タイヤに入力さ
れるトルクが大きくなるほど、オリフィスパルプ214
のオリフィスを絞って、4WD率を高め、4輪で加速す
る。
さらに、オリフィスバルブ214のオリフィスを開状態
とする場合として、上述のもののほか、。
次の場合がある。
(1)自動4WDおよび手動4WDにおいて、油温Tが
ある一定値To’ (<To)以下である場合、オイル
による粘性が大きいので、オリフィスを開放して、オイ
ルポンプ14によるブレーキング現象を回避する。
(2)手動4WDにおいて、4WD走行中であっても、
コーナリング時(特に舵角fが大きい時)には、4WD
率を小さくして、ブレーキング現象を防止する。
また、デユーティソレノイドバルブ213におけるデユ
ーティ率は、以下のように制御することができ、連通油
路20 ?、208に介装されたオリフィスバルブ21
4のオリフィス径が大きくなると、連通油路20?、2
08を通じて流通する油量が多くなるので、急旋回した
場合には、1図に示すように、吐出圧を低(することが
でき、4WD率を低下させることができる。
さらに、第6図に示すように、前輪43.44と後輪5
2.53との回転速度差ΔNと車速■とに応じて、オリ
フィスバルブ214のオリフィス径を変化させることも
でき、この場合、高速走行時はど、そのオリフィス径を
小さくすることができるので、4輪駆動による直進安定
性が向上する。
このように、高速旋回時には、旋回半径も大きいので、
ブレーキング現象はごくわずかであり、4輪駆動による
操縦安定性が確保されるのである。
本発明の第1実施例によれば、次のような効果ないし利
点を得ることができる。
(1)前輪と後輪との回転速度差を運転席等に配設され
た表示装置において表示できるので、時々刻々の運転状
態を運転者に認識させることができる。
(2)上記第1項により、搭載された非直結式(油圧ポ
ンプ式)連結機構の駆動状態に応じて予め求められた表
示と、自動車の現在の運転状態における表示とを比較す
ることによって、4輪駆動状態となっていることを運転
者は知ることができる。
(3)上記@2項により、加減速時や高速走行、低摩擦
路、悪路などで4輪駆動となっていることを確認するこ
とができ、これにより、安心して4輪駆動特性(旋回安
定性、FA縦安定性、悪路走破性等)を活用することが
できる。
(4)乾燥路の定常走行において、前後輪に大きな回転
速度差があることを検出でき、例えば、前後輪のタイヤ
半径に不同がある場合を検出できるので、タイヤ空気圧
の異常または摩耗、タイヤの装着不良を判別することが
できる。
(5)上記tlfJ4項により、駆動系における動力循
環の発生を防止でき、燃費悪化や駆動系破損を防止する
ことができる。
なお、手動式制限流量設定手段M2と自動式制限流量設
定手段M、との優先順位を決定する手段として、どちら
か一方を常に優先とするマニュアル式優先順位設定手段
ないし緊急時に手動式制限流量設定手段M2の制御より
自動式制限流量設定手段M、の制御を優先して行なう緊
急時自動4WD優先順位設定手段を用いることができる
また、吸込吐出ロア2〜77の吐出側と吸込側とを連通
する連通油路として、吐出側からトランスミッションケ
ース94内の大気側である油溜りとしてのオイル溜80
を経由して、油路104 カーら吸込側へ作動油を供給
するように連通油路を形成してもよ(、すなわち、第1
図中に2点鎖線で示すように、第1油路OL、(または
第2油路OL t )ないし油路203とオイル溜80
とを連通ずる連通油路207′を設けて、この連通油路
207′に流量制御機*M+としてのオリフィスバルブ
214を介挿してもよい。
そして、上述の実施例における作用効果を得ることがで
きる。
なお、この第[実施例において、自動式制限流量設定手
段M、および切換機構M4を設けなくてもよく、その場
合、運転状態演算手段M、としてのコントロールユニツ
)1281こおいテ、マニュアル4WDルーチンおよび
基準スリップ率更新ルーチンの処理が行なわれろ。
第10.11図に示すように、本発明の第2実施例では
、連通油路207,208に流量制御機構M1としての
オリフィスバルブ214が介装されており、このオリフ
ィスバルブ214は、手動式制限流量設定手#ff1M
2としてのマニュアルコントロール装置215′のスポ
ーク215’aによって、そのスプール214cの位置
が決められるように構成されており、これにより、オリ
フィスバルブ214のオリフィス径が決定される。
なお、本実施例では、fjIJ1実施例における自動式
制限流量設定手段M ) l切換機構M、および運転状
態演算子#ff1M、は設けられておらず、流量制御機
構M、および手動式制限流量設定手段M2によって決定
されたオリフィスバルブ214のオリフィス径に応じた
実施例の作用効果は第1実施例とほぼ同様であって、t
jSl 0,11図中、第1〜9図と同じ符号はほぼ同
様のものを示す。
手動式制限流量設定手段M2としてのマニュアルコント
ロール装置215′のレバー215’bを手動により操
作することによって、ディテント機構215’cにより
、スポーク215’aの位置が決められて、オリフィス
バルブ214のスプール214cの位置が多段階(ここ
では、3段階)に決められる。
第10図中のスプール214cの位置において、ルーズ
なトルク特性の4WD状態となり、第10図中のスプー
ル214cの位置より左方ヘス7’−ル214cを移動
させると、オリフィスの全開状態になって、2WD状態
となり、さらに、第10図中のスプール214cの位置
より左方へスプール214cを移動させると、オリアイ
スの全閉状態となって、直結式4WDに近い非常にタイ
トなトルク特性が得られる。
また、オリフィス全開時の2WD状態では、パートタイ
ムの2WDに相当する駆動特性とすることも可能となり
、上述のディテント機構215’ cによるストップ間
隔を小さくすることにより、4WD特性の範囲内で、そ
の特性をルーズなものからタイトなものまで段階的に変
更することもできる。
さらに、第11図に示すように、バッテリ216からス
テップモータ217へ供給される電流を手動式制限流量
設定手段M2としてのマニュアルコントロール装置(切
換スイッチ)215”によりその極性をかえて、ステッ
プモータ217の7オーク217aの回転方向および回
転量を制御して、この7オーク217aにスプライン嵌
合する抑圧ねじ部材(流量制御機構M1としてのオリフ
ィスバルブ214)214dの位置を制御することによ
り、スプール214cの位置を変えるようにしてもよい
この場合には、ステップモータ21?の回転を往復運動
に変換することにより、オリフィスバルブ214のオリ
フィス径の大きさを任意に(連続的に)変えることがで
き、4WD率を細かく設定することが可能となる。
第12〜14図に示すように、本発明の第3実施例では
、連通油路207.208に流量制御機構M1としての
オリフィスバルブ214が介装されており、このオリフ
ィスバルブ214は手動式制限流量設定手段M2として
のソレノイドバルブ213′により引張制御される弁体
213’bにより構成されている。
なお、本実施例でも、第1実施例における自動式制限流
量設定手段M3.切換機構M、および運転状態演算手段
M、は設けられておらず、流量制御fil1M、および
手動式制限流量設定手段M2によって設定されたオリフ
ィスバルブ214のオリフィス径に応じた実施例の作用
効果は第1,2実施例とほぼ同様であって、第12〜1
4図中、第1〜9図および第10.11図と同じ符号は
ほぼ同様のものを示す。
手動式制限流量設定手段M2としてのマニュアルコント
ロール装置215′は切換スイッチとしてvI成されて
おり、この切換スイッチ215′がオフのときには、流
量制御機構M、としてのオリフィスバルブ214が第1
2図中に示す状態となって、オリフィスバルブ214は
全開状態となり、連通油路208に介挿されたオリフィ
ス208aにより、ルーズな4WDのトルク特性を実現
することができる。
また、切換スイッチ215′がオンのときには、バッテ
リ216からの電流がソレノイドバルブ213′へ供給
され、流量制御機構M1としてのオリフィスバルブ21
4がソレノイドバルブ213′により第12図中の右方
へ引張されて、オリフィスバルブ214は閉鎖状態とな
り、連通油路207゜208が遮断されて、タイトな4
WDのトルク特性となる。
なお、第13図に示すように、連通油路208を、オリ
フィス径の小さなオリフィス208aをもつ連通油路2
08とオリフィス径の大きなオリアイス208bをもつ
連通油路208とに二股状に形成して、ソレノイドバル
ブ213’、オリフィスパルプ214′により切換制御
してもよい。
また、第14図に示すように、オイルポンプ(差動ポン
プ)14以外の油圧源(第1実施例における自動変速機
2のオイルポンプ140等)からの油圧を利用して、流
量制御W1構M1としてのオリフィスバルブ214の作
動を制御するようにしてもよ(1゜ この場合には、マニュアルコントロール装置215”を
オン(4WD−Lo側)にすることによって、ツレ/イ
ドバルブ213′のソレノイドに通電し、スプリング力
より大きい力で切換弁218が引張され、切換弁218
が全閉状態となり、油圧源からの油圧がオリフィスパル
プ214に作用しないように、油路205と油路206
とを遮断する。
これにより、オリフィスパルプ214はスプリング21
°4bの力により、右方へ移動しく第14図中の実線状
態参照)、オリフィスパルプ214をセ開状態として、
連通油路207.208にはオ・Jアイス208aのみ
となり、ルーズな4WDのトルク特性となる。
また、マニュアルコントロール装置215”をオフ (
4W D  Hi側)にすると、ソレノイドバルブ21
3′のソレノイドに通電し、スプリング213’ aに
より、切換弁218が第14図中の実線位置から左方へ
移動して、切換弁218が全開状態となり、油圧源から
の油圧がオリフィスパルプ214の右方のランド214
aに作用して、オリフィスパルプ214がスプリング2
14bに抗して同図中の左方へ移動し、オリフィスパル
プ214が閉鎖状態となり、タイトな4WDのトルク特
性となる。
第15図に示すように、本発明の第4実施例では、第1
油路OL、(または第2油路0L2)とトランスミフシ
9ンケース94の大気側のオイル溜80との間に、流量
制御機構M、としてのソレノイドバルブ213′が介挿
されていて、すなわち、前輪駆動軸5に穿設された油路
219とトランスミッションケース94に形成された油
路220とが、オイル排出用油路221を構成していて
、このオイル排出用油路221にソレノイドバルブ21
3′とオリフィス221aとが介挿されている。
なお、本実施例では、第1実施例における自動式制限流
量設定手段M5.切換磯構M4および運転状態演算手段
M、は設けられておらず、流量制御機構M、および手動
式制限流量設定手段M2によって決定されたソレノイド
バルブ213′のオリフィス径に応じた叉施例の作用効
果は第1〜3笑施例とほぼ同様であって、第15図中、
第1〜14図と同じ符号はほぼ同様のものを示す。
本実施例では、第1油路OL、*たけ第2油路OL2か
らの作動油の圧力がオリフィス221aで減圧されて、
ソレノイドバルブ213′の弁体213’bへ送られ、
これにより、ソレノイドバルブ213′のソレノイドに
よる電磁力が小さなものでも、十分弁体213’bを駆
動することができる。
手動式制限流量設定手段M2としてのマニュアルコント
ロール装置215”は切換スイッチとしてMII成され
ており、マニュアルコントロール1t215”がオン状
態のときには、バッテリ216から電流がソレノイドバ
ルブ213′へ供給され、流量制御機構M1としてのツ
レ/イドバルブ213′の弁体213″bが第15図中
の下方へ引張されて、ツレメイドバルブ213′は連通
状態となり、すなわち、オイル排出用油路221は連通
状態となって、吐出口からオイル排出用油路221.油
路104を通じて吸込口へ至る連通油路は連通状態とな
って、オイル排出用油路221に介挿されたオリフィス
221aにより、ルーズな4WDのトルク特性となる。
マタ、マニュアルコントロール装f1215”がオフ状
態となっているとき、流量制御機構M1としてのソレノ
イドバルブ213′が第15図中に示す状態左なって、
弁体213’bがスプリング213’aにより付勢され
て、ソレノイドバルブ213′は閉鎖状態となり、すな
わち、オイル排出用油路221は閉鎖状態となり、吐出
口がらオイル排出用油路221.油路104を通じて吸
込口へ至る連通油路は閉鎖されて、タイトな4WDのト
ルク特性を実現することができる。
なお、本実施例において、油路219は、第1油路OL
、と第2油路oL2とからの吐出圧を切換弁210を介
しで受けるように、第1実施例における油路203に接
続するように構成してもよい。
tjIJ16図に示すように、本発明の第5実施例では
、ソレノイドバルブ213′が前輪駆動軸5の端部に設
けられていて、ブラシ222からの電流を受けるように
構成されており、他の構成は、第4実施例と同様であり
、その作用効果も第4実施例とほぼ同様のものを得るこ
とができる。
なお、第16図中、第1〜15図と同じ符号はほぼ同様
のものを示している。
fi17図に示すように、本発明の第6実施例では、ソ
レノイドパルプ213′が前輪駆動軸5の端部に対向す
るようにトランスミッションケース94に固定されて設
けられており、ソレノイドパル1213′と前輪駆動軸
5の端部との間には、メカニカルシール機構223が介
挿されていて、これにより、メカニカルシール機構22
3のスプリング223aによりシール部材223bが前
輪駆動軸5の端面に押圧される3 他の構成は、第4,5実施例と同様であり、その作用効
果も第4,5実施例とほぼ同様のものを得ることがでさ
る。
なお、第17図中、第1〜16図と同じ符号はほぼ同様
のものを示している。
また、第4〜6実施例と他の実施例(第1〜3実施例)
を適宜組み合わせてもよい。
さらに、オイルポンプ14としてベーンポンプに限定さ
れる必要はな(、その他のオイルポンプを上記実施例と
同様に組込んで使用することができる。
なお、自動変速W12の出力軸に4輪駆動用駆動連結装
W113の前輸出力軸5を連結するように構成してもよ
い。
また、本実施例をマニュアルトランスミッションを装備
した自動車に適用できることは言うまでもない。
〔発明の効果〕
以上詳述したように、本発明の4輪駆動用駆動連結装置
によれば、車両の前輪に駆動力を伝達する第1の回転軸
と、後輪の駆動力を伝達する第2の回転軸と、上記の第
1の回転軸と第2の回転軸との開に介装されて相互に駆
動力を伝達しうる油圧式連結機構とをそなえ、同油圧式
連結機構が油圧ポンプ型連結機構として構成されて、同
連結機構の吐出口に接続する油路と同連結機構の吸込口
(油溜りを含む)に接続する油路とを連通する連通油路
と、同連通油路を通過する作動油の流量(流量ゼロから
非制限流量マで)を制御しうる流量制御機構とが設けら
れるとともに、同流量制御機構へその制限流量を設定す
るための制御信号を出力する手動式制限流量設定手段が
設けられるという簡素な構造で、次のような効果ないし
利点を得ることができる。
(1)前輪と後輪との差回転が許容されるので、パート
タイム4輪駆動車のタイトコーナブレーキング現象など
の不具合゛や運転操作の煩雑さを解消できる。
(2)第1の回転軸と第2の回転軸との間で、速く回っ
ている方から遅(回っている方へ力が伝達されるので、
前輪ないし後輪の一方が過回転することはな(なり、ホ
イルスピンを確実に防止でき、車両の安定性に寄与しう
る。
(3)フルタイム4輪駆動車に、従来装備されてνまた
センタデフに比べ、小型・軽量とすることができ、低コ
スト化にも寄与しうる。
(4)低速急旋回時において、前輪側の回転軸と後輪側
の回転軸との回転速度差を許容でき、ブレーキング現象
を確実に防止できる。
(5)高速走行時において、車両の直進安定性が確保さ
れる。
(6)第1の回転軸と第2の回転軸との回転速度差に応
じて上記オイルポンプによる伝達トルク量の制御を手動
により行なえるので、運転フィーリングや繰縦安定性の
悪化などを招くことがなく、十分にその機能を発揮する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1〜9図は本発明の第1実施例としての4輪駆動用駆
動連結装置を示すもので、第1図はその油圧ポンプ型連
結機構および油圧回路を示す油圧系統図、第2図は本装
置を装備した車両の動力系を示す概略構成図、第3図は
その要部断面図・第4図はそのブロック図、第5図(a
)〜(d)はいずれもその作用を説明するための70−
チャート、第6〜9図はいずれもその作用を説明するた
めのグラフであり、m10.11図は本発明の@2実施
例としての4輪駆動用駆動連結装置を示すもので、第1
0図はその油圧ポンプ型連結機構および油圧回路を示す
油圧系統図、第11図はその要部の変形例を示す模式図
であり、第12〜14図は本発明の第3実施例としての
4輪駆動用駆動連結装置を示すもので、第12図はその
油圧ポンプ型連結機構および油圧回路を示す油圧系統図
、第13゜14図はいずれもその要部の変形例を示す模
式図であり、第15〜17図はそれぞれ本発明の第4〜
6実施例としての4輪駆動用駆動連結装置を示す要部の
断面図である。 1・・エンジン、1a・・トルクコンバータ、2・・自
動変速機、3g3′ ・・ギヤ、4・・第2の回転軸と
しての後輸出力軸、5・・第1の回転軸としての前輸出
力軸、8・・デフケース、9゜10・・ピニオン、11
.12・・サイドギヤ、13・・4輪駆動用駆動連結装
置、14・・オイルポンプ(ベーンポンプ)、38.3
8’  ・・ギヤ、38a・・出力軸、39・・リング
ギヤ、39′・・ギヤ、40・・前輪用デフ、41.4
2・・竹輪軸、43.44・・前輪、45・・ベベルギ
ヤ機構、45a=46a・・ギヤ、47・・プロペラ軸
、47a・・ベベルギヤ、48・・リングギヤ、49・
・後輪用デフ、50.51・・後輪軸、52゜53・・
後輪、64a・・スプライン係合部、68・・ベーン、
68a・・先端部、68b・・底部、69・・ロータ、
69a・・外周面、69b・・孔部、69e・・内径側
底部、70・・ハウジング、70a・・カムリング部、
70b・・カバー、70e・・7ランノ、70d、70
e・・間挿材、71・・吐出圧制御機構としての油圧回
路、72〜77・・吸込吐出口、78.79・・チェッ
ク弁、80・・オイル溜(オイルタンク)、81.81
’、82・・空気侵入防止用チェック弁、81a、81
.’ a、82a・・オリフィス、83.84・・吐出
圧制御用りIノー7弁、83a、84a・・スプリング
、86〜88・・ポンプ室、89.90−一連通路、8
9a。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 車両の前輪に駆動力を伝達する第1の回転軸と、後輪の
    駆動力を伝達する第2の回転軸と、上記の第1の回転軸
    と第2の回転軸との間に介装されて相互に駆動力を伝達
    しうる油圧式連結機構とをそなえ、同油圧式連結機構が
    油圧ポンプ型連結機構として構成されて、同連結機構の
    吐出口に接続する油路と同連結機構の吸込口に接続する
    油路とを連通する連通油路と、同連通油路を通過する作
    動油の流量を制御しうる流量制御機構とが設けられると
    ともに、同流量制御機構へその制限流量を設定するため
    の制御信号を出力する手動式制限流量設定手段が設けら
    れたことを特徴とする、4輪駆動用駆動連結装置。
JP9267885A 1985-04-30 1985-04-30 4輪駆動用駆動連結装置 Granted JPS61249827A (ja)

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