JPS6124913B2 - - Google Patents

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JPS6124913B2
JPS6124913B2 JP7998778A JP7998778A JPS6124913B2 JP S6124913 B2 JPS6124913 B2 JP S6124913B2 JP 7998778 A JP7998778 A JP 7998778A JP 7998778 A JP7998778 A JP 7998778A JP S6124913 B2 JPS6124913 B2 JP S6124913B2
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JP
Japan
Prior art keywords
transformer
secondary coil
diode
capacitor
coil
Prior art date
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JP7998778A
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English (en)
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JPS558239A (en
Inventor
Hirokazu Tooya
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
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Publication of JPS6124913B2 publication Critical patent/JPS6124913B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は大電力用に適するコンデンサ分割形
DC−DCコンバータ回路よりなる電源回路に関す
る。
従来のこの種の電源回路は第1図に示すように
1対の入力直流端子11及び12間に1対のコン
デンサ13及び14の直列回路の両端が接続され
ると共に1対のスイツチングトランジスタ15及
び16の直列回路の両端が接続される。端子1
1,12間には必要に応じてコンデンサ17も接
続される。コンデンサ13及び14の接続点と、
トランジスタ15のエミツタ及びトランジスタ1
6のコレクタの接続点との間に電力変換用トラン
ス18の一次コイル18pの両端が接続される。
トランス18の二次コイル18sの両端はダイオ
ード19,21を通じて互に接続され、その接続
点はチヨークコイル22を通じてコンデンサ23
の一端に接続される。コンデンサ23の他端は二
次コイル18sの中点に接続される。
トランジスタ15,16の各ベースに交互にパ
ルスが与えられて、これ等トランジスタが交互に
導通され、この結果端子11,12間の直流電力
は交流電力に変換されてトランス18の二次側に
取出され、その交流電力はダイオード19,21
で整流され、更にチヨークコイル22、コンデン
サ23で直流電力に再び変換される。
従来この種の電源回路は他のプツシユ・プル形
のDC−DCコンバータ電源回路に比べればコンデ
ンサ13,14がトランス18に直列に接続され
ているために、電力変換トランス18の偏磁防止
には比較的有効であつた。しかし二次側平滑回路
がチヨークコイル22及びコンデンサ23よりな
る回路24のみで構成されていたため、電力変換
トランス18に印加される交番パルスの正側及び
負側における電圧と時間との積が常には等しくな
らなくなる。このため特に大電力回路に使用する
とスイツチング素子15,16のわずかの導通時
間(飽和電圧及びスイツチング損失等)の相異に
より電力変換トランス18に偏磁が起り、鉄心の
飽和のために励磁電流が急増し、かつトランジス
タのエミツタ・コレクタ間電圧が大となつてスイ
ツチング素子15,16を破壊することがあつ
た。
この発明の目的はコンデンサ分割形DC−DCコ
ンバータ回路において大電力用に使用しても、1
対のスイツチング素子の導通時間、飽和電圧及び
スイツチング損失等の相異による電力変換トラン
スの偏磁が起り難くスイツチング素子が破壊し難
く、安定な電源回路を提供することにある。
この発明によればコンデンサ分割形DC−DCコ
ンバータ電源回路における電力変換用トランスの
二次側の両端に独立した二つの整流回路が接続さ
れ、これ等整流回路の出力は二つの独立したチヨ
ークインプツト形の平滑回路に供給され、そのチ
ヨークコイルの出力側は共通のコンデンサに接続
される。この二つの平滑回路を流れる電流がそれ
ぞれのチヨークコイルに印加される交番パルスの
電圧と時間との積が等しくなるように互に変化す
る。従つて一次側の分割用コンデンサの分割電圧
が電力変換トランスに印加される交番パルスの比
に分割されるため、結果的に電力変換トランスに
印加される交番パルスの電圧と時間との積が等し
くなり電力変換トランスの偏磁が防止される。
第2図にこの発明による電源回路の一例を第1
図と対応する部分に同一符号を付けて示す。トラ
ンス18の二次コイルの両端はダイオード19,
21の各アノードに接続され、これ等ダイオード
19,21のカソードはそれぞれダイオード2
5,26のカソードに接続され、これ等ダイオー
ド25,26のアノードは二次コイル18sの中
点に接続される。ダイオード19,25により整
流回路27が構成され、ダイオード21,26に
より整流回路28が構成される。整流回路27及
び28の出力側の各一端、即ちダイオード19,
25の接続点、またダイオード21,26の接続
点はチヨークコイル31,32を通じてコンデン
サ23の一端に接続される。コンデンサ23の他
端は整流回路27,28の出力側の各他端、即ち
ダイオード25,26の接続点に接続される。
入力端子11,12間の直流電力はトランジス
タ15,16の交互導通により、交流電力に変換
され、その交流電力はトランス18の二次側にお
いて整流回路27,28にてそれぞれ整流され、
これ等整流出力はチヨークコイル31,32によ
り平滑されて共通のコンデンサ23に充電され
る。次に第2図の回路の定常動作状態における、
トランス18の一次コイル18pに印加される交
番パルス電圧の正側及び負側の電圧と時間との関
係について詳細に説明する。もし一次コイル18
pに印加される交番パルス電圧の正側及び負側の
各電圧と時間との各積が等しくなるように第2図
の回路が動作すればトランス18のコアは偏磁し
ないことになる。
いまトランジスタ15の導通時間をt1、トラン
ジスタ16の導通時間をt2、これ等の導通周期を
Tとし、ダイオード19,21,25,26、ト
ランジスタ15,16、トランス18、チヨーク
コイル31,32及び配線材の電圧降下を便宜上
無視すればトランスの二次コイル18sの中点と
ダイオード19及び21の各アノード側との間の
各電圧vs1,Vs2、コンデンサ23の両出力電圧
V0に対しチヨークコイル31及び32を流れる
電流IL1及びIL2のリツプル分△IL1及び△IL2
は次式であらわされる。
トランジスタ15が導通の時 △IL1=(vs1−V0)t1/L1 ………(1) トランジスタ15が不導通の時 △IL1=V0(T−t1)/L1 ………(2) トランジスタ16が導通の時 △IL2=(vs2−V0)t2/L2 ………(3) トランジスタ16が不導通の時 △IL2=V0(T−t2)/L2 ………(4) L1,L2はチヨークコイル31,32の各イン
ダクタンスである。ところでvs1,vs2の比はト
ランス18の一次コイル18pの一端がコンデン
サ13,14の接続点に接続されているため、(1)
〜(4)式を満すように自由に変えることができる。
これ等(1)〜(4)式において定常状態では(1)式と(2)式
とは等しく、また(3)式と(4)式とは等しいから vs1=V0T/t1 ………(5) vs2=V0T/t2 ………(6) が得られる。これ等(5)、(6)式より vs1t1=vs2t2 ………(7) となる。式(7)のvs1,vs2をトランス18の一次
側電圧vpにおきかえると vpat1=vpbt2 ………(8) となる。Vpaはトランジスタ15が導通した時、
pbはトランジスタ16が導通した時の一次コイ
ル18pの各両端電圧である。
一方トランス18の磁束密度は矩形波印加時に
は印加電圧と印加時間とに比例するので(8)式より
トランジスタ15が導通の時の磁束密度とトラン
ジスタ16が導通の時の磁束密度とはそれぞれの
電圧値及び時間値に関係なく等しく一定になるこ
とがわかる。すなわちこのことはこの発明の第2
図の回路においては、基本的にいつて、いかなる
場合においてもトランス18の磁化が偏る(偏磁
する)ことがないことを意味している。又式(8)は
整流回路27,28の前段の回路にのみ依存し、
トランジスタ15,16の飽和電圧やスイツチン
グ損失に無関係となることがわかる。
次に第2図の回路におけるチヨークコイル31
及び32をそれぞれ流れる電流IL1及びIL2の比
について説明する。なおこれら電流IL1とIL2
の和は出力電流I0に等しい。
定常状態ではコンデンサ13(又は14)の流
入及び流出電荷量は等しくなければならないこと
より、定常状態におけるトランジスタ15及び1
6の電流i1及びi2は次式から求められる。ここで
コンデンサ17の容量C1はコンデンサ13,1
4の各容量C2,C3より充分大きいとする。電流i1
の向きを正としてコンデンサ13への流入電流
i3、流出電流−i3を求め、コンデンサ13の流入
電荷量と流出電荷量とが等しいと置くと次式が得
られる。
i3=i1C2/(C2+C3) ………(9) −i3=i2C2/(C2+C3) ………(10) i3t1+(−i3)t2=0 ………(11) (9)〜(11)式よりi1,i2の関係が次式のように得ら
れる。
i1/i2=t2/t1 ………(12) ここでトランス18の巻数比をnとし、トラン
ス18の励磁電流を無視すればチヨークコイル3
1及び32を流る電流IL1及びIL2は夫々次式で
表わされる。
L1=ni1、IL2=ni2………(13) (12)、(13)式から IL1/IL2=t2/t1 ………(14) ここでIL1+IL2=I0となる。すなわち定常動
作状態において二つのチヨークコイル31,32
を流れる電流の比はトランジスタ16及び15の
導通時間の比t2/t1に比例することが判る。
以上説明したようにこの発明によるコンデンサ
分割形DC−DCコンバータ電源回路においては二
次側に二つの平滑回路を独立して構成することに
よりトランジスタの導通時間等のバラツキによる
電力変換トランス18の偏磁を原理的に防止する
ことができる。従つて特に大きな電力を使う場合
でもスイツチング素子が破壊されるようなおそれ
がなく安定に動作する。さらにこの発明の回路に
よると二次側が二つの独立した整流回路27,2
8で構成されており、出力電流がこの二つの整流
回路に分流するためトランス18の一次コイル1
sの電流が第1図に示した従来回路のトランス
18の一次コイル13sの電流の1/2になるととも
に、前記二つの独立した整流回路27,28は半
波整流回路であるため、第1図の従来回路におけ
るような全波整流回路の場合に比べてトランス1
8の一次コイル13pと二次コイル13sとの比が
1/2となり、特に高周波、大電流、低電圧出力DC
−DCコンバータにこの発明の回路を適用する
と、トランス18の二次コイル13sを1巻線と
した場合、第1図の従来回路のトランス18に比
べて一次コイル13pについていえば電線の太さ
は同じで巻数が1/2、二次コイル13sについてい
えば同じく1巻線で電線の太さが1/2になるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の電源回路を示す接続図、第2図
はこの発明による電源回路の一実施例を示す接続
図である。 11,12:入力端子、27,28:整流回
路、31,32:チヨークトランス。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 1対の入力端子間に1対の分割用コンデンサ
    の両端が接続され、かつ上記入力端子間に1対の
    スイツチング素子の直列回路の両端が接続され、
    上記1対のコンデンサの接続点及び1対のスイツ
    チング素子の接続点間にトランスの一次コイルの
    両端が接続され、そのトランスの中点を有する二
    次コイルの一端に第1のダイオードのアノードが
    接続され、その第1のダイオードのカソードと上
    記二次コイルの中点との間にその第1のダイオー
    ドのカソード側がカソードとなる向きで第2のダ
    イオードが接続され、上記第1のダイオードのカ
    ソードと出力端子の一端との間に第1のチヨーク
    コイルが接続され、上記二次コイルの他端に第3
    のダイオードのカソードが接続され、その第3の
    ダイオードのカソードと上記二次コイルの中点と
    の間に、その第3のダイオードのカソード側がカ
    ソードとなる向きで第4のダイオードが接続さ
    れ、上記第3のダイオードのカソード側と上記出
    力端子の一端との間に第2のチヨークコイルが接
    続され、上記出力端子の一端と、上記二次コイル
    の中点との間に第3のコンデンサが接続され、上
    記二次コイルの中点に出力端子の他端が接続され
    てなる電源回路。
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JPS63186561A (ja) * 1987-01-28 1988-08-02 Densetsu:Kk 全波型コンバ−タ
JP7050494B2 (ja) * 2018-01-04 2022-04-08 Ntn株式会社 絶縁型スイッチング電源

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