JPH0646563A - 直流高圧電源回路 - Google Patents

直流高圧電源回路

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JPH0646563A
JPH0646563A JP21645592A JP21645592A JPH0646563A JP H0646563 A JPH0646563 A JP H0646563A JP 21645592 A JP21645592 A JP 21645592A JP 21645592 A JP21645592 A JP 21645592A JP H0646563 A JPH0646563 A JP H0646563A
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JP
Japan
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power supply
supply circuit
voltage
circuit
series
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JP21645592A
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English (en)
Inventor
Jun Osada
準 長田
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KURUME DENSHI KOGYO KK
Original Assignee
KURUME DENSHI KOGYO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 特殊構造の高周波変成器を不要にしてコスト
低減及び効率向上を図る。 【構成】 高周波交流電圧を高周波変成器及び整流平滑
回路を介し直流高電圧に変換して出力する直流高圧電源
回路に関する。高周波変成器Tの二次側両端に各々コン
デンサC1〜Cmを介して整流回路D1〜Dmの入力側を接
続し、これらのコンデンサ及び整流回路からなる回路を
複数、互いに並列に接続する。各整流回路の出力側に平
滑回路T1〜Tmをそれぞれ接続し、これらの平滑回路の
出力端子を直列接続してその直列回路の両端を直流出力
端子t3,t4とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は直流高圧電源回路に関
し、詳しくは、高周波交流電圧を高周波変成器及び整流
平滑回路を介し直流高電圧に変換して出力する直流高圧
電源回路に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
この種の直流高圧電源回路に用いられる高周波変成器と
しては、図6に示すものが知られている。なお、図6に
おいて、101は鉄心、102は一次巻線、103は二
次巻線をそれぞれ示している。この高周波変成器におい
ては、一次巻線102と二次巻線103との巻数比を大
きくする必要があることから、その構造が図示のように
特殊なものとなり、この特殊構造がコスト高を招いてい
た。また、図6のa部に示すように、耐圧上の観点から
二次巻線103と鉄心101との間にある程度のエアギ
ャップを確保する必要があり、これに起因して変成器が
大形化したり、変成器の磁気効率が悪くなるという問題
があった。
【0003】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたもので、その目的とするところは、高周波変成器の
コスト高や、大形化、磁気効率の悪化等を招くことなく
所望の直流高電圧が得られるようにした構成簡単な直流
高圧電源回路を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、第1の発明は、高周波交流電圧を高周波変成器及び
整流平滑回路を介し直流高電圧に変換して出力する直流
高圧電源回路において、前記高周波変成器の二次側両端
に各々コンデンサを介して整流回路の入力側を接続し、
これらのコンデンサ及び整流回路からなる回路を複数、
互いに並列に接続すると共に、各整流回路の出力側に平
滑回路をそれぞれ接続し、これらの平滑回路の出力端子
を直列接続してその直列回路の両端を直流出力端子とし
たものである。
【0005】第2の発明は、第1の発明にかかる直流高
圧電源回路を一つの電源回路ユニットとし、高周波変成
器の二次側において、複数の電源回路ユニットを各々コ
ンデンサを介して互いに並列に接続すると共に、各電源
回路ユニットの出力端子を直列接続してその直列回路の
両端を直流出力端子としたものである。
【0006】第3の発明は、第1または第2の発明にか
かる直流高圧電源回路を一つの電源回路ユニットとし、
複数の電源回路ユニットに各々個別の高周波変成器によ
り交流電圧を供給すると共に、各電源回路ユニットの出
力端子を直列接続してその直列回路の両端を直流出力端
子としたものである。
【0007】
【作用】第1ないし第3の発明によれば、巻数比の大き
い従来のような特殊構造の高周波変成器を用いなくて
も、基本的に、複数の平滑回路の直流出力電圧を多段に
加算した電圧を出力させることができるため、任意の直
流高電圧を得ることができる。
【0008】
【実施例】以下、図に沿って本発明の実施例を説明す
る。図1は第1の発明の一実施例を示す回路図である。
図において、Tは高周波変成器であり、その一次側に
は、図示されていないインバータから商用周波数よりも
高い周波数の交流電圧が入力される。変成器Tの二次巻
線の両端は直流高圧電源回路10の交流入力端子t1
2に接続されており、これらの端子t1,t2には、各
2個のコンデンサC1,C1,C2,C2,……,Cm,Cm
及びダイオードブリッジからなる整流回路D1,D2,…
…,Dmの直列回路が、互いに並列にm個接続されてい
る。ここで、コンデンサC1,C2,……,Cmは直流を
阻止し、かつ、変成器Tの高周波出力電流を通過させる
ためのものである。
【0009】整流回路D1,D2,……,Dmの出力端子
には、各々平滑回路N1,N2,……,Nmが接続されて
いる。これらの平滑回路N1,N2,……,Nmは、例え
ば図2に示すようなチョーク入力形あるいは図3に示す
ようなコンデンサ入力形の何れであっても良い。また、
上記平滑回路N1,N2,……,Nmの出力端子は、図1
に示すようにすべて直列接続されており、始端及び終端
の平滑回路N1,Nmの各一方の出力端子は各々直流出力
端子t3,t4に接続されていてこれら一対の端子t3
4から直流高電圧が出力されるようになっている。
【0010】この実施例によれば、高周波変成器Tの二
次側出力電圧が整流回路D1,D2,……,Dm及び平滑
回路N1,N2,……,Nmにより整流、平滑され、各平
滑回路N1,N2,……,Nmの出力側には各々等しい電
圧が出力される。そして、平滑回路N1,N2,……,N
mの出力端子を直列接続し、かつ、始端及び終端の平滑
回路N1,Nmの各一方の出力端子を各々直流出力端子t
3,t4に接続してあるため、直流出力端子t3,t4から
は各平滑回路N1,N2,……,Nmの出力電圧のm倍の
直流高電圧を得ることができる。従って、図6に示した
ように巻数比の大きい特殊構造の高周波変成器を用いな
くても容易に所定の直流高電圧を得ることができ、その
電圧値は整流回路及び平滑回路の段数mを変えることに
より任意に設定することができる。
【0011】次に、図4は第2の発明の一実施例を示し
ている。この実施例は、図1の実施例に示した直流高圧
電源回路10を一つの電源回路ユニットとし、高周波変
成器Tの二次側において、m個のユニット101,1
2,……,10mを各2個のコンデンサC11,C11,C
21,C21,……,Cm1,Cm1を介して互いに並列に接続
すると共に、これらのユニット101,102,……,1
mの直流出力端子t3,t4を互いに直列に接続し、か
つ、始端及び終端のユニット101,10mの各一方の直
流出力端子t3,t4を回路全体の直流出力端子として直
流高圧電源回路10′を構成したものである。なお、コ
ンデンサC11,C21,……,Cm1の作用は、図1におけ
るコンデンサC1,C2,……,Cmの作用と同一であ
る。
【0012】この実施例は、図1の実施例におけるコン
デンサC1,C2,……,Cmがその耐圧を越えるような
場合に有効であり、個々のユニット101,102,…
…,10mから出力される直流高電圧が更に直列接続さ
れて直流出力端子t3,t4から得られるため、より一層
の直流高電圧を得ることができる。
【0013】次いで、図5は第3の発明の一実施例を示
している。この実施例では、図1または図4の実施例に
示した直流高圧電源回路10または10′を一つの電源
回路ユニットとし、m個の電源回路ユニット10(1
0′)1,10(10′)2,……,10(10′)mの各交流
入力端子t1,t2を各々個別の高周波変成器T1,T2
……,Tmの二次側にそれぞれ接続すると共に、直流出
力端子t3,t4を互いに直列に接続し、かつ、始端及び
終端の変成器T1,Tmの各一方の直流出力端子t3,t4
を回路全体の直流出力端子として直流高圧電源回路1
0′′を構成する。この実施例は、出力電圧が不足して
更に高い直流電圧を得たい場合に有効であり、前記同様
に高周波変成器T1,T2,……,Tmとして特殊構造の
ものを使用する必要がないものである。
【0014】
【発明の効果】以上のように、第1ないし第3の発明に
よれば、平滑回路または電源回路ユニットの直流出力側
を直列接続することにより所望の直流高電圧を得ること
ができるため、従来のように特殊構造の高周波変成器を
用いる必要がなく、コストの低減を図ることができる。
また、磁気効率の低下や機器の大形化を招くこともない
ので、効率向上及び回路装置の小形化が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明の一実施例を示す回路図である。
【図2】図1の実施例における平滑回路の説明図であ
る。
【図3】図1の実施例における平滑回路の説明図であ
る。
【図4】第2の発明の一実施例を示す回路図である。
【図5】第3の発明の一実施例を示す回路図である。
【図6】従来の技術を説明するための高周波変成器の構
成図である。
【符号の説明】
T,T1〜Tm 高周波変成器 D1〜Dm 整流回路 C1〜Cm,C11〜Cm1 コンデンサ N1〜Nm 平滑回路 10,10′,10′′ 直流高圧電源回路 101〜10m,10(10′)1〜10(10′)m 電源回
路ユニット t1,t2 交流入力端子 t3,t4 直流出力端子

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高周波交流電圧を高周波変成器及び整流
    平滑回路を介し直流高電圧に変換して出力する直流高圧
    電源回路において、 前記高周波変成器の二次側両端に各々コンデンサを介し
    て整流回路の入力側を接続し、これらのコンデンサ及び
    整流回路からなる回路を複数、互いに並列に接続すると
    共に、各整流回路の出力側に平滑回路をそれぞれ接続
    し、これらの平滑回路の出力端子を直列接続してその直
    列回路の両端を直流出力端子としたことを特徴とする直
    流高圧電源回路。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の直流高圧電源回路を一つ
    の電源回路ユニットとし、高周波変成器の二次側におい
    て、複数の電源回路ユニットを各々コンデンサを介して
    互いに並列に接続すると共に、各電源回路ユニットの出
    力端子を直列接続してその直列回路の両端を直流出力端
    子としたことを特徴とする直流高圧電源回路。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の直流高圧電源回
    路を一つの電源回路ユニットとし、複数の電源回路ユニ
    ットに各々個別の高周波変成器から交流電圧を供給する
    と共に、各電源回路ユニットの出力端子を直列接続して
    その直列回路の両端を直流出力端子としたことを特徴と
    する直流高圧電源回路。
JP21645592A 1992-07-22 1992-07-22 直流高圧電源回路 Withdrawn JPH0646563A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6154382A (en) * 1998-09-30 2000-11-28 Nec Corporation High-voltage power supply circuit having a plurality of diode bridges connected in series to the secondary winding of a transformer
JP2008011584A (ja) * 2006-06-27 2008-01-17 Tohoku Univ 整流回路
WO2015033407A1 (ja) * 2013-09-04 2015-03-12 株式会社日立製作所 電力伝送装置

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Effective date: 19991005