JP2006166550A - 入出力絶縁型dcーdcコンバータ - Google Patents

入出力絶縁型dcーdcコンバータ Download PDF

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Abstract

【課題】電磁波放射が少ないDCーDCコンバータを提供すること。
【解決手段】トランス7に二次コイル5、15を、トランス8に二次コイル6、16を巻装し、それらを直列に接続し、二次コイル5、6の各端を接続して高電位の二次側端子3とする。二次コイル5、15の接続点と、二次コイル6、16の接続点とをスイッチング素子12、13を個別に通じて低電位の二次側端子4に接続する。スイッチング素子12、13を交互に運転することにより二次電流の高周波電流成分を大幅に低減することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、入出力絶縁型DCーDCコンバータの改良に関する。
トランスを用いる入出力絶縁型DC−DCコンバータは入出力を完全に電気絶縁可能であるため広範に用いられている。この入出力絶縁型DC−DCコンバータにおいて、2個のトランスをもつDCーDCコンバータ(2トランス型DC−DCコンバータとも言う)がたとえば下記の特許文献1〜8に提案されている。
この種の2トランス型DC−DCコンバータの二次側の整流回路としては、各トランスの二次コイルの電圧をそれぞれ異なる整流素子により半波期間ごとに交互に整流するいわゆる2トランス全波整流回路が用いられている。上記した2トランス型DC−DCコンバータは、片方のトランスが直流電流を出力する半波期間に他方のトランスのコイルをチョークコイルとして作動させることができるため電流リップルとそれによる損失を低減できるという利点がある。
その他、一つのトランスのコアに二つの二次コイルを同一方向に巻装し、これら二つの二次コイルの電圧をそれぞれ異なる整流素子により半波期間ごとに交互に整流する1トランス全波整流回路も周知となっている。
特開平5−276751号公報 特許第3175388号公報 特開2003−79142号公報 特表2003ー529311号公報 特表2003−533163号公報 特表2004−508799号公報 特開2003−102175号公報 USP5291382
しかしながら、上記した1トランス型又は2トランス型DC−DCコンバータの二つの二次コイルは、本質的に互いに異なる半波期間ごとに負荷電流を交互に出力する形式であり、各二次コイル及びそれらの出力端から外部への配線には半波期間の切り替わりの時点近傍のスイッチング過渡期間にて非常に大きな電流変化が生じている。
このことは、このスイッチング過渡期間において大きな高周波電流成分が流れることを意味し、その結果、この高周波電流成分が流れる各二次コイル及びそれらの出力端から外部への配線に大きな電磁波放射を起こすことを意味する。特に、この問題は二次電流が大きい降圧コンバータにおいて大きな問題となっている。
また、このスイッチング過渡期間に流れる大きな高周波電流成分は、トランス二次回路に付属する交流インピーダンスを通じて無駄な容量性リーク電流や誘導性サージ電圧を発生させる可能性も生じる。
本発明は上記問題点に鑑みなされたものであり、二次側配線に流れる高周波電流成分を低減可能な入出力絶縁型DCーDCコンバータを提供することをその目的としている。
なお、請求項及びこの発明の開示の記載において、発明の各構成要素に付した符号は理解を容易化するためになされたものに過ぎず、対応する符号をもつ実施例の構成要素に限定されない。
本発明の入出力絶縁型DC−DCコンバータは、トランスのコアに巻装されて順次直列に接続される第1、第2、第3、第4の二次コイルからなり、一次コイルを通じてインバータ回路から電磁的に電力が給電される二次コイル群と、前記第1の二次コイルの一端及び前記第4の二次コイルの他端が接続される第1の出力端と、 前記第1、第2の二次コイルの接続点と第2の出力端とを接続する第1の整流素子と、前記第3、第4の二次コイルの接続点と第2の出力端とを接続する第2の整流素子とを備え、前記第1、第2の二次コイルは前記コアの所定の第1の磁路に逆向きに巻装され、前記第3、第4の二次コイルは前記第1の磁路とは異なる前記コアの第2の磁路に逆向きに巻装されていることを特徴としている。
本発明によれば、二次側配線に流れる高周波電流成分を大幅に低減可能な入出力絶縁型DCーDCコンバータを実現することができる。以下、更に具体的に説明する。
すなわち、この発明によれば、第1の整流素子がオンしている時に、第1の二次コイルが第1の出力端にある電流aを出力すると同時に、第2の整流素子は第3、第4の二次コイルを通じて第1の出力端に他の電流bを出力する。この時、第3、第4の二次コイルの起電力は逆向きで互いにキャンセルし合うため適切に両二次コイルの形成磁界の大きさを調整することによりそれらは相殺される。
同様に、第2の整流素子がオンしている時に、第4の二次コイルが第1の出力端に電流cを出力すると同時に、第1の整流素子は第2、第1の二次コイルを通じて第1の出力端に電流dを出力する。この時、第1、第2の二次コイルの起電力は逆向きで互いにキャンセルし合うため適切に両二次コイルの形成磁界の大きさを調整することによりそれらは相殺される。
結局、整流素子の動作状態が切り替わる時点近傍の過渡期間における二次コイル群の両端から第1の出力端子までの配線、並びに、各コイルの電流の変化すなわち高周波電流成分が小さくなるために、それらが外部に放射する電磁波ノイズを大幅に低減することができる。更に、この高周波電流成分の減少により、二次コイル群やそれに接続される配線の静電容量やインダクタンスに対する影響を減少させ、リーク電流やサージノイズも低減することができる。
なお、上記説明は、トランスの一次側から二次側に送電する場合を念頭になされているが、トランスの二次側から一次側への逆送電も可能であり、この場合には、二次側の整流素子はインバータ動作のためのスイッチング動作を行い、一次側のインバータ回路は整流動作を行う。また、トランスの一次側から二次側への送電のみを行う場合、二次側のスイッチング素子を整流専用のダイオードとすることも可能である。
好適態様において、前記第1、第2の二次コイルは、前記第1の磁路に実質的に等しいターン数で逆向きに巻装され、前記第3、第4の二次コイルは、前記第2の磁路に実質的に等しいターン数で逆向きに巻装される。このようにすれば、ターン数を揃えると言う簡単な手法で、上記した相殺を実現することができる。
好適態様において、前記トランスは、前記第1、第2の二次コイルが巻装される第1のトランスと、前記第3、第4の二次コイルが巻装される第2のトランスからなり、前記インバータ回路11は、前記第1、第2の二次コイルと前記第3、第4の二次コイルとに交互に直流負荷電流を給電する。このようにすれば、この発明を良好に2トランス型DC−DCコンバータに適用することができる。以下、一次コイルn1、n4を基本二次コイルと称し、一次コイルn2、n3を追加二次コイル称することもあるものとする。したがって、一つのトランスのコアに巻装された基本二次コイルと追加二次コイルとは略同一ターン数をもつことが好適である。
更に説明すると、この態様では、各トランスには、一対の二次コイルが互いに逆向きにそれぞれ巻装されている。一方のトランスが負荷電流を出力する際に、この負荷電流出力中のトランスの追加二次コイルは、もう一方のトランスの追加二次コイル及び基本二次コイルを順次経由して負荷電流を出力する。つまり、各トランスにそれぞれ追加二次コイルを設けて上記のように接続することにより、約半分の二次電流はこの負荷電流出力側トランスの基本二次コイルから従来通り出力され、残りの約半分の二次電流は負荷電流を本来出力しない側のトランスになんら電磁気的影響を与えることなくこの負荷電流を本来出力しない側のトランスの基本二次コイルを通じて出力することができる。これにより、単に基本二次コイルだけを設けた場合に比べて各トランスは全期間にわたって負荷電流を出力することができることになり、トランスの銅損を低減することができる。
好適態様において、前記インバータ回路は、前記第1のトランスは、二つの一次コイルn1、n3を有し、前記第2のトランスは、二つの一次コイルn2、n4を有し、前記インバータ回路は、互いに直列接続された一次コイルn1、n2と直列接続されて一対の一次側端子1、2を接続して所定周期でスイッチングされる主スイッチQ1と、互いに直列接続された一次コイルn3、n4コイルと直列接続されて前記主スイッチQ1と閉回路を構成するコンデンサC1と、前記コンデンサC1と前記一次コイルn3との接続点30と、前記主スイッチQ1と前記一次コイルn2と前記一次コイルn4との接続点40とを接続して前記主スイッチQ1のオフ時に前記主スイッチQ1を流れていた電流をバイパスするクランプ回路とを有し、前記クランプ回路は、直列に接続されたコンデンサC2及び副スイッチQ2により構成され、前記副スイッチQ2は、前記主スイッチQ1のオフ期間にオンされ、前記主スイッチQ1のオン期間にオフされる。主スイッチQ1としては双方向通電可能なMOSトランジスタが好適である。
このようにすれば、入力電流と出力電流のリップル成分の低減が可能な入出力絶縁型DCーDCコンバータを実現することができる。また、一次側の直流電源からインバータ回路へ一方向へとぎれることなく電流を流すことができるため、従来のDCーDCコンバータの問題であったインバータ回路から一次側の直流電源への電流逆流を格段に低減することができ、この低減のための大型の平滑コンデンサやチョークコイルの省略又は小型化が可能となる。また、このチョークコイルが省略可能となることにより、双方向送電も可能となる。
好適態様において、前記第1、第2、第3、第4の二次コイルは、同一磁束が流れる前記コアの磁路に巻装され、前記第1、第4の二次コイルは同一向きに巻装され、前記第1、第2の整流素子は、前記第1、第2出力端間に全波整流電圧を出力する。このようにすれば、この発明をコア共通構造のトランスを用いて良好に実現することができる。
なお、この場合には、互いに直列接続された4つの二次コイルを短絡することになるので、各二次コイルの起電力のばらつきにより循環電流が流れないようにコイルの製作と配置とを考慮することが好適である。ただし、各二次コイルの起電力のばらつきが生じたとしても二次コイルの漏れインダクタンスやこの短絡回路中に挿入したチョークコイルによりこの循環電流を実用上許容可能なレベルに低減することも可能である。
本発明のDC−DCコンバータの好適態様を以下の実施例を参照して具体的に説明する。なお、この発明は、下記の実施例に限られるものではなく、各構成要素は、それと主要機能が共通する一乃至複数の公知の構成要素に置換可能であることは当然である。
(回路の全体構成)
この実施例の2トランス型DC−DCコンバータの回路構成を図1に示す。この2トランス型DC−DCコンバータは、外部と直流電力授受するための一対の一次側端子1、2及び一対の二次側端子3、4と、一端が一対の二次側端子3、4の一方に接続される基本二次コイル5、6をそれぞれ有する一対のトランス7、8と、一対の一次側端子1、2から給電されて一対のトランス7、8の一次コイル(図示せず)にそれぞれ交流電圧を印加するインバータ回路11と、一対のトランス7、8の基本二次コイル5、6の他端と一対の二次側端子3、4の他方とを個別に接続するとともにインバータ回路11のスイッチング動作と同期してスイッチング動作することにより一対のトランス7、8の基本二次コイル5、6から交互に直流負荷電流を出力する一対のスイッチング素子(整流素子)12、13とを備える。
更に、この入出力絶縁型DC−DCコンバータは、一対のトランス7、8の基本二次コイル5、6の各他端に個別に接続される一端と、互いに接続される他端とを有するとともに、一対のトランス7、8のコアに個別にかつ基本二次コイル5、6と逆向きに巻装される一対の追加二次コイル15、16を有している。C3は一対の二次側端子3、4を接続する二次側の平滑コンデンサである。一次側端子1、2は高電圧の一次側直流電源に接続され、二次側端子3、4は低電圧の負荷に接続されている。この負荷と並列に低電圧の二次側直流電源が接続されてもよい。以下、基本二次コイル5をコイルn5、基本二次コイル6をコイルn6、追加二次コイル15をコイルn7、追加二次コイル16をコイルn8とも言うものとする。同じく、スイッチング素子12をスイッチング素子Q4、スイッチング素子13をスイッチング素子Q3、トランス7をトランスT1、トランス8をトランスT2とも言う。
(従来の同期整流回路の説明)
従来の2トランス型DC−DCコンバータの回路構成を図2に示す。この2トランス型DC−DCコンバータは、同期整流回路として周知の回路であり、図1に示す実施例のDC−DCコンバータにおいて追加二次コイル15、16を省略したものに相当する。
(同期整流回路の説明)
図1の2トランス型DC−DCコンバータの理想動作を1周期分だけ説明する。図1において、基本二次コイル5、6と追加二次コイル15、16のコイルターン数、コイル抵抗は等しいと仮定する。トランス7、8の漏れインダクタンスは便宜上無視するものとする。
スイッチング素子12がオンされ、スイッチング素子13がオフされる期間には、二次コイル5の電圧により電流i4が出力側へ流れ出す。同時に、二次コイルn7の電圧により電流ioが二次コイルn7、n8、n6の順に流れ、電流i3となって出力側へ流れ出す。この時、二次コイルn8、n6の起電力は互いにうち消し合う。
スイッチング素子12がオフされ、スイッチング素子13がオンされる期間には、二次コイル6の電圧により電流i3が出力側へ流れ出す。同時に、二次コイルn8の電圧により電流ioが二次コイルn8、n7、n5の順に流れ、電流i4となって出力側へ流れ出す。この時、二次コイルn7、n5の起電力は互いにうち消し合う。
これに対して、図2に示すDCーDCコンバータでは、電流i4’は図1の電流i4の約2倍となり、かつ、スイッチング素子12をオフすると極めて短い時間に0となる。同様に、電流i3’は図1の電流i3の約2倍となり、かつ、スイッチング素子12をオフすると極めて短い時間に0となる。
結局、図1に示すこの実施例の同期整流回路では、スイッチング素子Q3、Q4(スイッチング素子12、13)のスイッチングにも関わらず、電流i4、i3の過渡期間における変化は、合計の出力電流が等しいと仮定した場合において、従来の同期整流回路の同一配線部位の電流i4’、i3’の過渡期間における変化に比べて格段に小さくなり、その分だけこの配線の電磁波放射を大幅に低減し、その結果として交流電流成分による抵抗損失を低減し、サージ電圧も低減することができる。
(回路の全体構成)
この実施例の1トランス型DC−DCコンバータの回路構成を図3に示す。図3の回路は、図1の回路において、二つのトランス7,8の代わりに一つのトランス70を採用したものである。インバータ回路11はトランス70の図示しない一次コイルに交流電圧を印加するものとする。したがって、二次コイル5、6、15、16はトランス70のコアの共通磁路に巻装されている。
(同期整流回路の説明)
図3の2トランス型DC−DCコンバータの理想動作を1周期分だけ説明する。図3において、基本二次コイル5、6と追加二次コイル15、16のコイルターン数、コイル抵抗は等しいと仮定する。トランス7、8の漏れインダクタンスは便宜上無視するものとする。
スイッチング素子12がオンされ、スイッチング素子13がオフされると、二次コイル5の電圧により電流i4が外部に流れ出す。同時に、二次コイルn7の電圧により電流ioが二次コイルn7、n8、n6の順に流れ、電流i3となって外部に流れ出す。この時、二次コイルn8、n6の起電力は相殺される。
スイッチング素子12がオフされ、スイッチング素子13がオンされると、二次コイル6の電圧により電流i3が外部に流れ出す。同時に、二次コイルn8の電圧により電流ioが二次コイルn8、n7、n5の順に流れ、電流i4となって外部に流れ出す。この時、二次コイルn7、n5の起電力は相殺される。
なお、この同期整流回路では、基本二次コイル5、6と追加二次コイル15、16とが互いに直列接続され、かつ、短絡されているため、各二次コイルの起電力にアンバランスを生じると、循環電流icが流れる。そこで、常に、各二次コイル5、6と追加二次コイル15、16との起電力の合計が0となるように二次コイルの製造、配置を工夫する必要がある。ただ、もし起電力の合計が0とならなくても各二次コイルの漏れインダクタンスが存在するため、循環電流は抑制される。また、この循環電流icの短絡経路中に1乃至複数のチョークコイルを介在させてもよい。
このようにすれば、実施例1と同様に、従来の全波整流型の同期整流回路に比べて配線の電磁波放射を大幅に低減し、交流インピーダンスによる漏れ電流損失やサージ電圧も大幅に低減することができる。
(変形態様)
上記実施例では、整流素子としてスイッチング素子を用いたが、ダイオードに変更してもよい。また、二次側端子3を低電位側、二次側端子4を高電位側としてもよい。
図1のインバータ回路11の一例を図4、図5を参照して説明する。
(全体説明)
このDC−DCコンバータは降圧コンバータであって、インバータ回路11の他は、図1と同じである。すなわち、このDCーDCコンバータは、トランスT1、T2、スイッチング素子Q1、Q2、Q3、Q4、コンデンサC1、C2、C3、及び図示しないコントローラからなる。コントローラは、スイッチング素子Q1〜Q4をオンオフ制御するものであって、この実施例では、DC−DCコンバータの出力電圧を設定値にフィードバック制御するべく、DC−DCコンバータの出力電圧を読み込み、この出力電圧と設定値との偏差に基づいて各スイッチング素子のオンデューティ比をPWM制御している。なお、PWM制御におけるキャリヤ周波数は通常の場合と同じく数十〜数百kHzとされるが、それによる損失増大や電磁波ノイズの問題が許す限りできるだけ高く設定されることが回路の小型化の点で好ましいことは明らかである。各スイッチング素子Q1〜Q4は、MOSトランジスタとされているがそれに限定されるものではない。トランスT1は一次コイルn1、n3と二次コイル5(n5とも呼ぶ)、15(n7とも呼ぶ)を有し、トランスT2は一次コイルn2、n4と二次コイル6(n6とも呼ぶ)、16(n8とも呼ぶ)とを有する。スイッチング素子Q3、Q4は同期整流回路を構成している。10は、図示しない入力直流電源のプラス端と一次コイルn1との接続点、20は、この入力直流電源のマイナス端と主スイッチQ1とコンデンサC1との接続点、30は、コンデンサC1とコンデンサC2と一次コイルn3との接続点、40は、主スイッチQ1と副スイッチQ2と一次コイルn4と一次コイルn2との接続点である。一次コイルn1、n2、n3、n4とコンデンサC1、C2とスイッチング素子Q1、Q2とは、インバータ回路11を構成する。
(インバータ回路11)
デッドタイムを無視すれば主スイッチQ1と副スイッチQ2とは交互に(相補的に)動作する。図4は主スイッチQ1と同期整流スイッチQ4を閉じ、副スイッチQ2を開いた期間を意味する第1半波期間の回路状態を示し、図5は副スイッチQ2と同期整流スイッチQ3を閉じ、主スイッチQ1を開いた期間を意味する第2半波期間の回路状態を示す。以下、理解を簡単とするために、一次コイルn1、n2、n3、n4の抵抗値とターン数とはそれぞれ等しいと仮定する。一次側の漏れインダクタンスも無視し、主スイッチQ1のオン期間と副スイッチQ2のオン期間との間のデッドタイムも無視する。
(第1期間の動作説明)
次に、主スイッチQ1がオンされ、副スイッチQ2がオフされる期間である第1期間の動作を図4を参照して説明する。入力直流電源は、主スイッチQ1のオンにより、一次コイルn1、n2に電流i1を流す。また、後述する第2半波期間にて蓄電されて平均電圧Vinよりも高電圧となっているコンデンサC1は、一次コイルn3、n4、主スイッチQ1を通じて電流i2で放電する。これにより、トランス7には、電流i1とi2に起因するアンペアターンに対応する磁束が形成される。この時、トランス8はチョークコイルとして動作する。トランス7の基本二次コイル5と追加二次コイル15とには、上記磁束の変化に比例する二次電圧が誘導され、基本二次コイル5から出力側へ電流i4が流れる。また、追加二次コイル15から追加二次コイル16、基本二次コイル6を介して出力側へ電流i3が流れる。電流i1は次第に増加する電流となる。
電流i3は、二次側端子4から、スイッチング素子12、追加二次コイル15、16、基本二次コイル6の順に流れて二次側端子3に出力されるが、追加二次コイル16と基本二次コイル6とはトランス8のコアに逆向きに巻装されているため、トランス8に影響を与えず、その結果、一次側から見たトランス8の二次電流は0となるため、トランス8はチョークコイルとしてのみ動作する。
(第2期間の動作説明)
次に、主スイッチQ1がオフされ、副スイッチQ2がオンされる期間である第2期間の動作を図5を参照して説明する。入力直流電源は、主スイッチQ1のオフ、副スイッチQ2のオンにより、第1期間中に一次コイルn1、n2に流れていた電流i1の一部は、一次コイルn1、n2、n4、n3の順に転流してコンデンサC1を充電するとともに、一次コイルn4、n3を励磁する。また、第1期間中に一次コイルn1、n2に流れていた電流i1の残部は、副スイッチQ2、コンデンサC2を通じて転流してコンデンサC1を充電する。したがって、電流i1はコンデンサC1の充電とともに減少する電流となる。また、上記転流により第2期間の前半に充電されたコンデンサC2の電圧により、一次コイルn3、n4には第2半波期間の後半にコンデンサC2の上記充電を解消する向きに電流が流れる。トランス8には、上記した一次コイルn2、n4の電流に起因するアンペアターンに対応する磁束が形成される。この時、トランス7はチョークコイルとして動作する。トランス8の基本二次コイル6と追加二次コイル16とには、磁束φの変化に比例する二次電圧が誘導され、基本二次コイル6から出力側へ電流i3が流れる。また、追加二次コイル16から追加二次コイル15、基本二次コイル5を介して出力側へ電流i4が流れる。電流i1は次第に減少する電流となる。
電流i4は、二次側端子4から、スイッチング素子13、追加二次コイル16、15、基本二次コイル5の順に流れて二次側端子3に出力されるが、追加二次コイル15と基本二次コイル5とはトランス7のコアに互いに逆向きに巻装されているためトランス7に影響を与えない。その結果、一次側から見たトランス7の二次電流は理論的には0となるため、トランス7はチョークコイルとしてのみ動作する。
なお、コンデンサC2と副スイッチQ2とは、本質的にアクティブクランプ回路を構成している。
上記したコンデンサC1の充電により、コンデンサC1は次の第1期間において一次コイルn3、n4を通じて放電することが可能となる。すなわち、このインバータ回路11では、一次コイルn1、n2には第1、第2期間において電流方向が変化しない直流電流が流れ、一次コイルn3、n4には上記第1期間と第2期間とで電流方向が反転する交流電流が流れる。基本二次コイル5、6及び追加二次コイル15、16の電流である二次電流の持ち出しは、一次コイルn1、n2により補償されて、各トランスの磁束状態が維持される。主スイッチQ1とスイッチング素子Q4とのオン・デューティ比Dの増大は、直流電源から注入される入力電流i1の増大を招くため、DCーDCコンバータから負荷に出力される出力電流Ioutの増大を生じさせる。従って、負荷へ印加する出力電圧V2と記憶されている目標電圧とを比較し、比較結果に基づいて、出力電圧V2が目標電圧より小さい場合に主スイッチQ1のオン・デューティ比Dを増大し、出力電圧V2が目標電圧より高い場合に主スイッチQ1のオン・デューティ比Dを減少する制御を行えば、出力電圧V2を目標電圧に収束させることができる。
(効果)
このように構成したインバータ回路11によれば、従来は互いに直列接続された一次コイルn1、n2に対して並列接続されていたコンデンサC1を、互いに直列接続された一次コイルn1、n2に対して並列接続する回路構成を採用したため、入力直流電源に接続される一次コイルn1、n2の電流リップルすなわちその交流電流成分を低減しつつ、一次コイルn3、n4からコンデンサC1に交流電圧を印加することにより、それに応じた交流電圧成分を二次側に出力し、そのうえ、整流されて負荷に流れる二次直流電流成分を一次コイルn1、n2から給電することができるため、入力電流リップルが少ない入出力絶縁型DCーDCコンバータを実現することができる。更に、従来の2トランス型DC−DCコンバータと同様に、トランス7、8を交互にチョークコイルとして用いることができるため、DCーDCコンバータの入力側又は出力側にチョークコイルを設ける必要がない。
(電流波形の説明)
図4、図5の回路における各部電流波形を図6のaに示す。bは図2の各部電流波形である。i0は一対の追加二次コイル15、16と、基本二次コイル5、6のどちらかとを順次流れる電流である。図6からわかるように、電流i4、i3に含まれる高周波電流成分は従来より大幅に低減されている。
(変形態様)
上記実施例では、降圧型DC−DCコンバータを説明したが、トランスT1、トランスT2の一次コイルと二次コイルとのターン数比を変更することにより、昇圧型DC−DCコンバータとすることができることは当然である。また、出力スイッチQ3、Q4を相補動作させて同期整流を行わせる代わりに、出力スイッチQ3、Q4の一方又は両方を整流ダイオードに置換してもよい。また、図4、図5では、二次側端子3を高電位端子、二次側端子4を低電位端子としたが、逆に構成してもよい。更に、図4、図5に示すDCーDCコンバータでは、このDCーDCコンバータの二次側端子3、4と出力側の直流電源との間にチョークコイルがないため、スイッチング素子12、13からなる同期整流回路のインバータ動作が容易であり、インバータ回路11の整流動作により二次側から一次側への逆送電も容易に行うことができる。
ただし、図1に示す実施例1の2トランス型DC−DCコンバータのインバータ回路11は図4、図5に示される回路以外に種々採用可能である。たとえば、図7に示すように、一次コイルn1、n2だけを有し、主スイッチQ1と副スイッチQ2とを相補動作させてもよい。更に、実質的に一次コイルを一個だけ巻装し、それにより形成された磁束をトランス7をなすコア部と、トランス8をなすコア部とに分配してもよい。更に、トランスT1のコアと、トランスT2のコアとは、共通磁路部分を一体化した合併コアとしてもよい。
(コア構造)
上記説明した図4、図5のトランス7、8を一体化した構造例を図9を参照して以下に説明する。
コア100は、それぞれフェライト成形品からなる底板コア101と、一対の天板コア102からなる。底板コア101は、平たい底板ヨーク部103の上面に立設された側柱部104〜107と、側柱部104、105の間にて底板ヨーク部103の上面に立設された中央柱部108と、側柱部106、107の間にて底板ヨーク部103の上面に立設された中央柱部109とを有している。トランス7は、底板ヨーク部103と側柱部104、105と中央柱部108と一方の天板コア102とにより構成され、トランス8は、底板ヨーク部103と側柱部106、107と中央柱部109と他方の天板コア102とにより構成されている。
中央柱部108、109には各コイルが巻装され、各コイルは中央柱部108、109の高さ方向に積層されている。110は一次コイルn1、n2を構成する共通一次コイル、111は一次コイルn3、n4を構成する共通一次コイル、112は基本二次コイルn5、n6を構成する共通二次コイル、113は追加二次コイルn7、n8を構成する共通二次コイルである。なお、基本二次コイルn5、n6とは基本二次コイル5、6のことであり、追加二次コイルn7、n8とは追加二次コイル15、16のことである。基本二次コイル5、6及び追加二次コイル15、16はそれぞれ略半ターンのコイルをなす樹脂被覆銅バスバーからなる。このように構成すれば、非常にトランス7、8を簡単に構成することができる。
実施例1の2トランス型DC−DCコンバータを示す回路図である。 従来の2トランス型DC−DCコンバータを示す回路図である。 実施例2の1トランス型DCーDCコンバータを示す回路図である。 実施例1の2トランス型DC−DCコンバータのインバータ回路である実施例3を示す回路図である。 実施例1の2トランス型DC−DCコンバータのインバータ回路例である実施例3を示す回路図である。 実施例3及び実施例3と同じインバータ回路をもつ実施例2の2トランス型DC−DCコンバータの各部電流波形を示すタイミングチャートである。 変形態様のインバータ回路をもつ2トランス型DC−DCコンバータの回路図である。 変形態様のインバータ回路をもつ2トランス型DC−DCコンバータの回路図である。 実施例3のDCーDCコンバータに用いるトランス構造例を示す模式斜視図である。
符号の説明
1 一次側端子
2 一次側端子
3 二次側端子
4 二次側端子
5 基本二次コイル
6 基本二次コイル
7 トランス
8 トランス
11 インバータ回路
12 スイッチング素子
13 スイッチング素子
15 追加二次コイル
16 追加二次コイル
70 トランス
100 コア
101 底板コア
102 天板コア
103 底板ヨーク部
104〜107 側柱部
108 中央柱部
109 中央柱部

Claims (5)

  1. トランスのコアに巻装されて順次直列に接続される第1、第2、第3、第4の二次コイルからなり、一次コイルを通じてインバータ回路から電磁的に電力が給電される二次コイル群と、
    前記第1の二次コイルの一端及び前記第4の二次コイルの他端が接続される第1の出力端と、
    前記第1、第2の二次コイルの接続点と第2の出力端とを接続する第1の整流素子と、
    前記第3、第4の二次コイルの接続点と第2の出力端とを接続する第2の整流素子と、
    を備え、
    前記第1、第2の二次コイルは前記コアの所定の第1の磁路に逆向きに巻装され、前記第3、第4の二次コイルは前記第1の磁路とは異なる前記コアの第2の磁路に逆向きに巻装されていることを特徴とする入出力絶縁型DCーDCコンバータ。
  2. 請求項1記載の入出力絶縁型DCーDCコンバータにおいて、
    前記第1、第2の二次コイルは、前記第1の磁路に実質的に等しいターン数で逆向きに巻装され、
    前記第3、第4の二次コイルは、前記第2の磁路に実質的に等しいターン数で逆向きに巻装されていることを特徴とする入出力絶縁型DCーDCコンバータ。
  3. 請求項1記載の入出力絶縁型DCーDCコンバータにおいて、
    前記トランスは、前記第1、第2の二次コイルが巻装される第1のトランスと、前記第3、第4の二次コイルが巻装される第2のトランスからなり、
    前記インバータ回路11は、前記第1、第2の二次コイルと前記第3、第4の二次コイルとに交互に給電することを特徴とする入出力絶縁型DCーDCコンバータ。
  4. 請求項3記載の入出力絶縁型DC−DCコンバータにおいて、
    前記第1のトランスは、二つの一次コイルn1、n3を有し、
    前記第2のトランスは、二つの一次コイルn2、n4を有し、
    前記インバータ回路は、
    互いに直列接続された一次コイルn1、n2と直列接続されて一対の一次側端子1、2を接続して所定周期でスイッチングされる主スイッチQ1と、
    互いに直列接続された一次コイルn3、n4コイルと直列接続されて前記主スイッチQ1と閉回路を構成するコンデンサC1と、
    前記コンデンサC1と前記一次コイルn3との接続点30と、前記主スイッチQ1と前記一次コイルn2と前記一次コイルn4との接続点40とを接続して前記主スイッチQ1のオフ時に前記主スイッチQ1を流れていた電流をバイパスするクランプ回路と、
    を有し、
    前記クランプ回路は、直列に接続されたコンデンサC2及び副スイッチQ2により構成され、
    前記副スイッチQ2は、前記主スイッチQ1のオフ期間にオンされ、前記主スイッチQ1のオン期間にオフされることを特徴とする入出力絶縁型DC−DCコンバータ。
  5. 請求項1記載の入出力絶縁型DCーDCコンバータにおいて、
    前記第1、第2、第3、第4の二次コイルは、略同一磁束が流れる前記コアの磁路に巻装され、
    前記第1、第4の二次コイルは同一向きに巻装され、
    前記第1、第2の整流素子は、前記第1、第2出力端間に全波整流電圧を出力することを特徴とする入出力絶縁型DCーDCコンバータ。
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