JPS61247947A - 核磁気共鳴分光法の応答信号を得る方法と装置 - Google Patents

核磁気共鳴分光法の応答信号を得る方法と装置

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JPS61247947A
JPS61247947A JP61060989A JP6098986A JPS61247947A JP S61247947 A JPS61247947 A JP S61247947A JP 61060989 A JP61060989 A JP 61060989A JP 6098986 A JP6098986 A JP 6098986A JP S61247947 A JPS61247947 A JP S61247947A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 この発明は磁気共鳴分光法、更に具体的に云えば、第、
1の被結合核種目を第2の所望の種目からの磁気共鳴応
答信号から減結合し、特に生体内の分光作像で減結合、
オーパーツ)ウザー核強化及び/又は選択性飽和(飽和
切換え実験の場合)を達成する新規な方法と装置に関す
る。
医療診断の作像技術の当業者の間では、炭素−13(1
3C)の核磁気共鳴分光法は、生体内の人間の代謝過程
を研究する為の方法として将来性を持つかも知れないこ
とが比較的よく知られている。
然し、生体内130分光法は、適当な強い磁界の磁気装
置に、分光作像を行なう為に必要な空間的及び時間的な
安定性があっても、困難がないわけではない。13cは
存在比が低く、感度の低い原子核であり、適切な信号対
雑音比でそれからのスペクトルを求めることは、比較的
困難である。13C原子核及び1H原子核(陽子)の間
のダイポール相互作用から起こるスペクトル線の分裂に
より、適当な13Cスペクトルを求めることは更に困難
になる。13C実験を行なうと同時に、陽子化学シフト
赤スペクトルにわたってサンプルを照射するスピン減結
合方法によって、スペクトル線の分裂を最小限に抑える
ことが、フィジカル拳しビュー誌93.944 (19
55年)所載のF、ブロッホの論文「核誘導の最近の発
展」に提案されている。
スピン減結合方法は、実質的に陽子(1H)共鳴を飽和
させて、所望のI3Cスペクトルの分裂をなくすもので
ある。この様に多重子構造が崩壊する結果、解釈が一層
やり易いスペクトルが得られると共に、多重子の全ての
信号が1個のスペクトル線に集中することにより、信号
対雑音比が改善される。
従来技術 ブロッホが提案したスピン減結合の後、有効な並びに最
適の減結合を行なう為の他の多数の方法が提案されてい
る。ジャーナル・オブ・ケミカル・フィジックス誌45
.3845 (1966年)所載のRoR,エルンスト
の論文「インコヒーレント無線周波電磁界を用いた核磁
気2重共鳴」は、無線周波の磁気的な不規則雑音で強く
サンプルを照射することにより、異質原子核スピン系を
減結合した。ジャーナル・オブ・ケミカル・フィジック
ス誌48.662 (1968年)所載のJ、 S。
ウォー他の論文「多重パルスNMR実験」は、干渉する
スピン(例えばlHスピン)にその特性的な共鳴状態で
又はラーモア周波数で、適当な強さの無線周波数(RF
)の撮動を同時にかけるという2重共鳴実験減結合方法
を利用している。ジャーナル・オブ・マグネティック・
レゾナンス誌19.173 (1975年)所載のJ、
B、 グルッツナー他の論文「コヒーレント広帯域減結
合−炭素−13核磁気共鳴分光法に於ける陽子雑音減結
合に代る方法」は、広帯域減結合方法を利用しているが
、この場合、デユーティ・サイクル50%の矩形波形で
減結合搬送波周波数を位相変調することが必要である。
ジャーナル・オブ・マグネティック・レゾナンス誌43
.502(1981年)所載のM、 H,レビット他の
論文「複合パルス減結合」は、複合パルス減結合方法を
利用している。
ジャーナル・オブ・ケミカル・フィジックス誌54.3
239 (1971年)所載のM、メーリンク他の論文
「ソリッド・パルスNMRに於ける化学シフトを分解す
る為のスピン減結合」では、ウォー他の方法が、結晶状
固体の磁気共鳴による研究に有効であることが報告され
ている。フィジカル・レビュー誌92.411(195
3年)所載のA、 W、オーバーハウザーの論文「金属
中の原子核の分極」に報告されている様に、所謂オーバ
ーハウザー強化効果により、信号対雑音比を更に改善す
ることも出来ると思われるし、金属の固体の磁気共鳴に
よる研究にも使えると考えられる。
こういう方法は有効な結果を発生する為に比較的高いR
F電力レベルを必要とするが、これは検査するサンプル
を加熱する傾向がある。生きている被検体(特に人間)
の分光作像では、過度の入射するRF電力による組織の
加熱によって、被検体の不快並びに/又は空間的な歪み
を避ける為に、出来る限り少ないRF電力を用いながら
、最大の減結合効果を(所定の帯域幅の中で)生ずる様
な減結合方法を選ぶことが、この為非常に重要である。
発明の要約 この発明では、第1の被結合原子核種目の、第2の所望
の原子核種目から発生される磁気共鳴分光信号に対する
影響を減少する方法が、被結合原子核種口のラーモア周
波数とほゞ等しい中心周波数で無線周波励振信号を発生
し、中心周波数信号の振幅を5ine (ωo t)信
号波形で変調し、変調されたRF倍信号振幅及び瞬時中
心周波数の内の少なくとも一方を、被結合種目の通過帯
域周波数ω0に関係する周波数範囲にわたって調節して
、所望の程度の被結合種目の抑圧及びオーバーハウザー
核強化の内の少なくとも一方を持つRF減結合信号を発
生する工程を含む。5ine (ωo t)包絡線変調
信号は、主ローブと、一定数のサイドローブ、典型的に
は主ローブの前後の最初の2つのサイドローブを含む様
に打切ることが好ましい。
打切った励振信号は、所望の励振帯域幅ω0に関係する
期間To内に発生する。5ine (ωo  t)関数
は、主ローブから離れるにつれて減衰させることにより
、ハミング窓関数等を乗すること等の様に、別の関数に
よって更に変更し、所望の効果を最適にすることが出来
る。
現在好ましいと考えられる実施例では、RF減結合信号
は、RFパルスを非周期的に繰返す装置、周波数オフセ
ットを持つ単側波帯変調搬送波を発生する装置、又は何
れも第1の被結合原子核種目のラーモア周波数の選ばれ
た帯域幅の中で、低周波数の周波数変調とその後の振幅
変調を持つRF搬送波を発生する装置の内の1つによっ
て発生される。
従って、この発明の目的は、第1の被結合原子核種目を
、第2の原子核種目からの応答MR倍信号ら減結合する
新規な方法を提供することである。
この発明の別の目的は、第1の予め選ばれた原子核種目
を、第2の原子核種目からの応答MR倍信号影響しない
様に減結合する新規な装置を提供することである。
この発明の上記の並びにその他の目的は、以下図面につ
いてこの発明の詳細な説明する所から明らかになろう。
発明の詳細な説明 最初に第1図について説明すると、横軸2に周波数Fが
増加する向きに示されており、縦軸4に信号の大きさM
が増加する向きに示されているが、刺激を受けた原子核
の第1の所望の種目からの応答信号によって発生される
第1の所望のスペクトル10が、この所望の原子核と、
それ自身の磁気共鳴応答スペクトル11を持つ第2の被
結合原子核種目との間のダイポール結合の相互作用の為
、望ましくないスペクトル内容部分10aを持つことが
判る。特に、主たる応答周波数fdを持つ13Cの様な
所望の原子核種目のスペクトルは、陽子(H)−炭素(
’C)の結合の為に複雑になす ることがある。被結合原子核種目(1H)の共鳴周波数
又はラーモア中心周波数fcを実質的に中心として帯域
幅foを持つと共に、被結合原子核の共鳴に有効に作用
して、所望の共鳴スペクトルの分裂をなくすのに十分な
振1幅Aを持っ励振信号12を発生することにより、望
ましくないスペクトル部分10aの影響を最小限に抑え
ることが出来る。この手順は、被結合原子核種目を所望
の種目から減結合するものであり、この結果、解釈が一
層容易に出来る所望のスペクトルが得られると共に、所
望の種目の応答信号の全部を1つのスペクトル線に集中
することにより、その信号対雑音比を改善することが知
られている。
それに必要な無線周波(RF)電力の大きさを最小限に
抑えながら、信号12の減結合効果を最大にする為、こ
の発明では、被結合種目は、次に示す形の変調包絡線A
m (t)を持つ搬送周波数fc倍信号照射することが
出来ることが判った。
Am  (t) −(slnc (ωot))/(ωot)−slnc(
ω□  t)             (1)こ\で
tは時間であり、ω0が所望の減結合信号の帯域幅(即
ち、ωO−2πfo)を決定する。
この変調包路線が第2a図に示されており、この図で、
変調波形16の最大振幅のローブ16aが発生する時刻
toの前後の時間tが横軸14に示されている。相対的
な振幅All1が縦軸18に示されている。5ine 
(ωOt)変調信号波形16が時刻toに対して偶の周
期関数であって、変調信号波形の中心時刻toから次第
に時間が離れるにつれて、振幅が減少する交互の極性の
ビーク16b。
16c、16d、16e・・・・・・を持つことが判る
特に、4対のサイドローブのピーク、例えば(中心時刻
toより前の時間に対する)サイドローブのピーク16
b−1,16cm1.16d−1及び16e−1と、(
中心時刻toより後の時間に対する)サイドローブのビ
ーク16b−2,16cm2.16d−2及び16e−
2とが示されている。信号12(第1図)の完全に矩形
の飽和減結合包絡線を発生する為には・、時間領域の5
ine変調信号に無限の数のこういうサイドローブが必
要であるが、これは実際には不可能である。この発明で
は、主ローブ16aと最初の2対の隣合うサイドローブ
16b−1,16b−2,16cm1゜16cm2とを
含む有限の期間To内の打切り変調波形によって、適切
な減結合を達成し得る照射帯域幅f。を定めることが出
来ることが判った。
この結果得られる変調されたRF搬送波信号20を第2
b図に示す。変調包絡線の振幅Am′の絶対値が、期間
T0にわたり、打切り5ine (ωOt)変調波形1
6の絶対値であること、並びに瞬時振幅が、被結合原子
核種目の搬送波周波数信号波形22の振幅であることが
認められよう。最初のサイドローブ16b−1及び16
b−2に伴って包絡線の極性が反転する為、変調信号の
ローブ20b−1及び20b−2が、主ローブ20a及
び2番目のサイドローブ20cm1及び20C−2の変
調RF倍信号位相とは反対の位相であることが認められ
よう。変調RF波形20が開始する時刻(to  To
/2)の前、又は変調RFエネルギのパルスが終わる時
刻(to +To /2)より後に、実質的RFエネル
ギが存在しない。時刻toに於ける中心振幅20に対し
、種々の時刻tに於ける変調信号の振幅を更に減衰させ
ることが望ましいことがある。例えば、51nc (ω
Ot)関数にハミング窓関数等を乗算することにより、
信号20の周波数スペクトルを鋭くすることが出来る。
第2c図は、被結合種目のラーモア周波数fcに於ける
1個の5ineで変調されたRFパルス信号20の周波
数スペクトルを示す。パルス信号の持続時間toは、3
dB帯域幅(BW3 )が所望の矩形帯域幅fO(第1
図)にほゞ等しくなる様に調節されている。実際のスペ
クトル23が、信号12の所望の一定振幅Aではなく、
波状の頂部23aを持ち、理想的な減結合信号12の理
想的な形状係数S’−1:1ではなく、30dB帯域幅
(BW30)とBW3の比に対し約1.25:1の形状
係数Sを持って、傾斜した下側及び上側の裾部23b−
1及び23b−2を持つことが判る。その為、部分23
aの最小信号レベルと帯域幅foの両方が、所望の減結
合効果を発生するのに要求される最小値に少なくとも等
しくなる様に調節されている限り、理想的ではないが、
比較的急峻な裾部23bは、サンプルに対する所要のエ
ネルギが最小限に抑えられ、パルス信号が最低限の効率
に近付くことを意味する。然し、sincで変調された
RF倍信号、実際の磁気共鳴分光法のパルス信号順序で
そうなる様に、周期的に印加される時、スペクトル23
が更に修正される。
分光法の実際の実験では、(信号対雑音比を改善する為
の信号の平均化の為に一1個所から、並びに/又は分光
法による像を作る為に配列の位置の各々から)十分な信
号を収集する為、並びに/又は所望の減結合効果を持た
せる為には、サンプルの比較的多数の逐次的な個別の照
射が必要である。
その種目のスピン/格子緩和時間(T1)を越えない期
間内に、特定の原子核種目に多数回の励振信号を印加す
る効果は飽和と呼ばれる。従って、サンプルを照射する
(分光法の応答信号を呼び起こす為に)各々の順序が、
少なくとも1つの減結合/飽和RF信号パルス20を必
要とする。典型的な場合が、夫々上下に揃えた第2d図
及び第2e図に例示されている。これらの図は、逐次的
な減結合/飽和RF信号パルス20、例えば第1及び第
2の逐次的な減結合/飽和RF信号パルス20−1及び
20−2を示しており、その各々は持続時間がほゞ同じ
であるが、順序繰返し期間t。
だけ時間が隔たっており、これは矩形ゲート・パルス2
4を持つゲート関数V、(第2e図)を用いて51nc
変調RF信号をゲートすることに相当する。例えば、第
1及び第2のゲート・パルス24−1及び24−2が夫
々RF信号20−1及び20−2をゲートして、その成
分が、前縁24−1a又は24−2aが発生する時刻よ
り前に、サンプルに印加されず、後縁24−1b又は2
4−2bが発生する時に終了する様に保証する。この為
、1、が少なくともRFパルスの長さToより前桁か大
きいこと(理想的にはj、woo)を必要とする第2c
図のスペクトルは得られない。スペクトル分析器の表示
装置から得られる実際のスペクトルが第2f図に示され
ている。図示の特定のスペクトルでは、約5ミリ秒の繰
返し期間trを用いた。比較的幅の狭い信号周波数のス
パイクの隣合うものの間の隔たりΔfがこの期間trに
反比例する。即ちΔf = 1 / t rであり、図
示の5ミリ秒の繰返し期間では約200Hzである。各
々の個別のスペクトル線の実際の幅は、各々の個別の変
調RF信号パルス20の持続時間Toが比較的短く、例
えばパルス間繰返し期間trより少なくとも1桁小さい
為に、比較的狭い。第2f図のスベクトルは、第2C図
の所望のスペクトル包絡線23に近似する包絡線(種々
のスペクトル線の先端を結ぶ線)を持っているが、実際
にはくし形のスペクトルであり、連続的なRFスペクト
ルではない。スペクトル線の数及び線の間の周波数のす
き間Δfの両方がパルス繰返し速度によって定められ、
このパルス繰返し速度自体が磁気共鳴実験の他の判断基
準によって定められるから、くシ形のスペクトル線の間
の全ての「孔」がラーモア周波数を表わし、この時被結
合原子核種目は減結合パルスの影響を受けない。従って
、こういうスペクトルの孔のほり全部を除き、所望の飽
和帯域幅f0にわたって大体連続的なスペクトルを作る
為には、別の工程を用いなければならない。この発明の
一面として、くシ形スペクトル線をほり連続的に周波数
偏移させる。その量は、特定の時刻に於けるそのスペク
トル線の第1の位置と、同じ時刻に於ける次に隣接する
スペクトル線によって定められた周波数との間の周波数
範囲にわたり、各々のスペクトル線が少なくとも1同視
れる様にするのに十分な大きさとし、はゾ連続的な照射
/飽和スペクトルを合成する。5ine変調RF信号の
逐次的な繰返しによって行なわれるくし形スペクトルの
変換が、現在好ましいと考えられる3つの方法によって
行なわれるが、次にこれを説明する。
RF減結合/飽和パルスの非周期的な繰返し第3a図で
は、飽和/減結合信号が、5ine変調RFパルス信号
30−1.30−2.30−3・・・・・・30− (
n−1)、30−n、30− (n+1)・・・・・・
の順序によって構成される。この各々のパルス信号が同
じ持続時間期間Toを持ち、信号パルス30の各々の順
序に対し、信号繰返し期間1゜を同じ形で連続的に変え
る。図示の順序では、隣合ったパルス30の間のパルス
間繰返し期間trを、(第1及び第2の信号パルス30
−1及び30−2の間の)最大のパルス間繰返し期間t
r1から(逐次的な信号パルス30−n及び3’J−(
n+1)の間の)最小のパルス間繰返し期間t まn で徐々に減少する。この為、6対のパルス信号30の間
の時間的な隔たり(並びにそれに関連するゲー信号24
)が最小値と最大値の間又は最大値と最小値の間で連続
的に変化し、その増分は、スペクトルの孔が実質的にな
くなる様に、スペクトル線の数及び位置を変える位に十
分小さくする。
この非周期的なRF減結合/飽和パルスの繰返しの効果
が第3b図のスペクトル分析器の表示に示されている。
図示のスペクトルでは、2つの異なる繰返し速度だけを
用いており、従って、1対のスペクトルを重畳して、可
変速度の信号パルスの効果を例示している。この効果を
更に例示する為、2つのスペクトルの内の2番目23−
2)即ち、1番目のスペクトル23−1の繰返し期間t
r1の半分に等しい繰返し期間tr2を持つスペクトル
は、その間の見分けを付は易くする為、1番目のスペク
トルの振幅よりも幾分大きな振幅をわざと与えである。
振幅が小さい方の1番目のスペクトル23−1のスペク
トル線のピークの数が、振幅が大きい方の2番目のスペ
クトル23−2のスペクトル線のピークの数の2倍であ
ることが認められよう。1番目のスペクトルを発生する
信号の繰返し速度が振幅が一層大きい2番目のスペクト
ルを発生する信号順序のちょうど半分である為、同じ帯
域幅の中に1番目のスペクトル線が2倍あり、1番目の
スペクトルの1つ置きのスペクトル線が2番目のスペク
トルの1つのスペクトル線と一致する。然し、1番目の
スペクトルが実際に2番目のスペクトルの孔を「埋める
」ことが認められよう。
両方のスペクトルが、各々のパルス30(第3a図)を
同じ振幅にすることによって得られる様な同じ振幅であ
るとすれば、隣合ったスペクトル線の先端の間のスペク
トル包絡線が、所望の通過帯域信号12になることが理
解されよう。更に、パルス間繰返し期間trの上に述べ
た連続的な増分的な変化が、くし形スペクトルの孔を埋
め、最大のパルス間期間trl及び最小のパルス間期間
trn及び増分(又は言換えれば、パルスの数(N+1
))が適当に選択されている限り、はV連続的なスペク
トルを発生することが理解されよう。全ての信号パルス
30の振幅が等しくなくても、帯域幅の頂部23a(第
2C図参照)に誘起される波状の程度だけが影響を受け
る。種々のパルスの振幅は、任意の特定の不所望の原子
核のラーモア周波数で供給されるエネルギが、そこで所
望の程度の減結合/飽和を発生するのに十分である様に
さえなっていればよい。更に、隣合う任意の2つのパル
ス間繰返し期間、例えば第1の期間tffl及び次の期
間til+1の間の増分は、任意の特定の周波数のエネ
ルギが所望の効果を持つのに十分であれば、パルス信号
の間の振幅の同等性の程度と合せて調節することが出来
る。
第3C図は、非周期的な反復的なRF信号パルスを発生
する現在好ましいと考えられる実施例の装置30′を示
す簡略ブロック図である。計時範囲掃引手段32が出力
32aにはV連続的に変化する制御電圧Vc(t)を発
生する。出力電圧の大きさΔVはVc制御部32bを作
動することによって変えることが出来、電圧の変化が起
こる持続時間Δtrは、関連した制御部32cによって
変えることが出来る。制御電圧VC(Bは、複数個の相
次ぐ計時範囲期間Δtrの各々の間、単調に増加する電
圧であってもよいし、複数個の相次ぐ計時範囲期間の各
々の間単調に減少する電圧であってもよいし、或いは図
示の様に交互の計時範囲期間で交互に増加並びに減少す
るものであってもよい。計時範囲期間Δ1.の持続時間
は、1番目乃至N番目の変化するパルス間繰返し期間t
  (ここでm−1,2・−・、N)では、(N+1)
番目のパルス3O−(N+1)の持続時間Toに、最大
又は最小の制御電圧の大きさの時に使われる掃引間の休
止時間があれば、その持続時間を加えた和である。この
様な掃引量休止時間は何の役にも立たない様に思われる
し、パルス時間toは常に最小のパルス間期間さえより
も短いから、範囲掃引期間Δtrは大体1つの順序に対
する個別のパルス間期間の和に等しい。即ちΔtrりΣ
 (1)。
習#1rlI 制御電圧Vc(t)がパルス繰返し周波数(PRF)発
生手段34の周波数制御入力34aに加えられる。この
発生手段の出力には、タイミング1、で予め選ばれた信
号の変化が発生する。平均パルス間時間t   は関連
した制御部34aにr 、 avg よって設定することが出来、最大及び最小のパルス間期
間、その間の増分並びに増分の速度は、周波数制御入力
34aの計時範囲掃引電圧に応答する。出力34bに出
る増分的に変化する信号trが単安定マルチバイブレー
ク手段36のトリガ入力36aに加えられる。入力36
aの各々のトリガ信号に応答して、マルチバイブレータ
手段の出力36bには、関連した制御部36cの調節に
よって定められた持続時間Toを持つパルスが現れる。
従って、パルス間期間trは、計時範囲掃引手段32及
びPRF発生手段34によって定められた通りに、最大
のパルス間期間から最小のパルス間期間まで増分的に変
化する。マルチバイブレータ手段の出力36bに出る非
周期的な反復的なパルス順序が、ゲート信号として作用
する。このゲート信号がsinc(x)関数発生手段3
8の入力38aに印加される。関数発生手段38が、ゲ
ート信号の期間Toにわたり打切りsinc(x)波形
を発生する。こうして発生された関数信号が出力38b
に現れ、可聴周波増幅手段40で増幅され、変調信号V
M (t)となる。関数発生手段38は、例として挙げ
れば、パルス源と、パルスを計数して固定メモリのアド
レスを取出す手段と、ROMからのディジタル情報を打
切り5ine波形に変換するディジタル・アナログ変換
手段を持つ発生器の様に、固定メモリ(ROM)をベー
スとした周知の種類の任意の関数発生器であってよい。
発生手段38は、計数手段が所要数のカウントを計数し
て、期間To全全体わたってsinc(x)関数電圧V
Mを発生させ、その変化が制御部36cの調節に応答す
る様に保証する為、パルス源の周波数を調節する手段を
も持っていてよい。ROMには任意の単調関数をプログ
ラムすることが出来る、例えばハミング窓形5ine関
数等をプログラムすることが出来ることを承知されたい
周波数源手段42が、その出力42aに原子核の中心ラ
ーモア周波数fc信号を発生する。周波数fCは関連し
た制御部42cによって調節することが出来る。源平段
の出力42aからのRF信号が第1のゲート式RF増幅
手段44の入力44aに印加される。増幅された中心周
波数信号が、制御入力44cに持続時間Toを持つ各々
のゲート・パルスvTが存在する間だけ、出力44bに
現れる。ゲートされた中心周波数RF信号パルスが変調
手段46の第1の入力46aに印加され、この変調手段
は増幅器40から5lnc(x)関数電圧VMを受取る
振幅制御入力46bを持っている。
変調手段46がアナログ掛算器として作用し、その出力
46cに5ine変調の中心周波数RF倍信号発生する
。変調RF倍信号別のゲート式増幅手段48の入力48
aに印加される。第2のゲート式増幅手段の出力48b
に出る信号は、その制御入力48cに変調期間Toゲー
ト波形vTが存在することに応答する。(このゲート電
圧は、発生手段38が手段34の出力信号によって制御
されなければ、第1のゲート式増幅手段の制御入力44
C及び関数発生手段の入力38aにあるものと同じであ
る。)この為、中心周波数搬送波が5ine包絡線30
によって変調され、それが非周期的に繰返され、この繰
返しをゲートして、期間T。の前後に打切り変調包絡線
に「リンギング」が生ずる傾向を除く。非周期的に繰返
される5ine変調の不所望の種目に対する飽和パルス
信号が、少なくとも通過帯域12(第1図参照)の帯域
幅f0と同じ幅の通過帯域を持つ帯域フィルタ手段50
によって濾波され、低調波又は高調波成分側があれば、
それを除去する。こうして得られた信号が電力増幅手段
52によって適正な電力レベルまで増幅され、磁気共鳴
分光装置のRFアンテナ装置(図に示してない)の一部
分を形成するコイル手段54に対し、電圧信号Vsとし
て供給される。この為、電力増幅手段の出力制御部52
C1中心周波数制御部42 Cs 5ine変調期間T
o制御部36c、平均パルス間期間T   制御部34
C1制御電圧r 、 avg 振幅VC制御部32b及び/又は掃引範囲Δtr制御部
32cを適当に調節することにより、打切り5lnc変
調を持つ、非周期的に繰返されるRF飽和信号パルスの
全てのパラメータを変えて、所望の程度の減結合飽和並
びに/又はオーバーハウザ核強化を持たせることが出来
る。
周波数オフセットを持つ単側波帯(SSB)変調式(1
)の両辺にexp(jωt  t) = cos(ω+
  t) +i  (5in(ω+  t) )を乗す
ることにより、新しい変調関数PS (t)を発生する
ことが出来る。
PS (t)−PSr  (t)+1PSo  (t)
−sine(ωOt)  exp(iω+  t)こ\
で PS+  (t) −sine(ωOt)  (808((IJI  t)
 )  (3a)PSo (t) −sine(0g  t)  (5in(ct>+  
t) )  (3b)こ−でω1−2πf1であり、f
Iは、励振スペクトルの孔を除く為に、中心周波数fC
に対して(ω、−2πfo)のくし影線周波数を移動さ
せる為に用いられる、小さいが連続的に変えられるオフ
セット周波数である。この為、1対の直角位相信号を組
合せ(即ち、単側波帯RF倍信号発生シ)、<シ形の無
オフセット周波数SSBスヘクトル(この場合、スペク
トル線自体はω0に関係するΔf周波数だけ隔たってい
る)の隣合うスペクトル線の間の周波数をカバーする範
囲にわたり、はり連続的にSSB信号をオフセットさせ
ることにより、連続的な減結合信号スペクトルが得られ
る。これを第4a図のグラフに示してあり、スペクトル
分析器の表示は、第1のSSBスペクトル58aが、最
大オフセット周波数値ω  にほゞaX 等しいω1の値に対し、所望の中心周波数fCに対して
はV対称的に発生されることを示している。
この場合、下側側波帯を用い、オフセット周波数f1が
、ω1が0にほゞ等しくなるまで減少する時、単側波帯
信号の周波数が徐々に上昇し、その増分的な変化の増加
は、オフセット周波数の範囲の反対側の端で第2のスペ
クトル58bが得られるまで、ω1の増分的な変化が減
少するのと同じである。flの最小値及び最大値を選択
し直すことにより、又は反対側の側波帯(即ち、上側側
波帯)を選択することにより、周波数のオフセットは反
対向き、例えば減少する向きにすることが出来ることが
理解されよう。オフセット周波数f1が帯域通過設定周
波数foの変化よりも一層遅く(典型的には少なくとも
1桁以上)変化する限り、オフセット周波数f1の各々
の増分的な変化が、オフセットを持たない周波数スペク
トルの別の孔部分を埋めることが理解されよう。fo+
fl。
fc及び信号の振幅を適当に選ぶことにより、関心のあ
るスピンを持つ種目から、特定の原子核種目を減結合す
ることが出来、並びに/又はオーバーハウザ核効果によ
って種目を強化することが出来る。
第4b図は周波数オフセット単側波帯RF抑圧信号を発
生する現在好ましいと考えられる1実施例の装置60の
簡略ブロック図である。装置60が繰返し期間tr制御
手段62を持っていて、これがその出力62aに制御電
圧信号を発生する。
この制御電圧信号は、関連した制御手段62cによって
設定される様な各々の繰返し期間trの持続時間の間、
関連した制御部62bによって設定することの出来る振
幅の範囲ΔVにわたり、単調に変化する。出力62aの
繰返し期間tr倍信号、各々の期間tr内に単調増加又
は単調減少にすることが出来(その為、鋸歯状信号波形
に見える)、又はその代りに交互の逐次的な期間で交互
に増加並びに減少してもよい(こうして図示の様に三角
波形を発生する)。tr信号波形が第1の周波数f1発
生手段64の入力64aに供給される。この発生手段の
出力64bの信号周波数は、関連した制御部64cによ
って平均周波数(f+ ’ )に設定され、入力64a
の制御電圧の最大値及び最小値に応答して、最小f1周
波数から最大11周波数まで変えられる。第4a図に示
したスペクトルでは、信号入力64aの最大値及び最小
値が発生手段64の出力信号をそれに関連したオフセッ
ト周波数に夫々設定する。ゆっくりと変化する第1の周
波数f1信号が位相直角分割手段66の入力66aに供
給される。変化する可聴周波入力波形には、第1のアナ
ログ掛算手段(混合器/変調器)68−1の第1の入力
6g−1aに導入する為、第1の出力66bではV2O
”の移相を加える。第2の分割手段の出力66cが発生
する出力信号は、第2のアナログ掛算手段68−2の第
1の入力38−2aに対する入力信号と似ているが、そ
の間に実質的な移相はゼロである。第1のアナログ掛算
手段68−1の第2の入力68−1bに、第2の信号分
割手段の第1の出カフ0aからの第1の同相信号を供給
し、第2の出カフ0bが出カフ0aの信号とほゞ同じ位
相を持つ信号を第2のアナログ掛算手段68−2の第2
の入力68−2に供給する。第2の信号分割手段の入カ
フ0cにある信号が、打切り51nc変調包絡線信号で
あり、これが51nc(x)発生手段72の出カフ2a
に得られる。この関数発生手段は関数手段38(第3C
図)とほり同一であってよく、典型的には、パルス発生
器72−1及びゲート手段72−2 (パルス発生器7
2−1からのパルス及び入カフ2bからのゲート信号T
oを受取る)を持ち、このゲート手段が、パルス発生器
のパルスを計数手段72−3の入力に印加する各々の期
間Toを制御する。計数手段72−3のカウントが増加
並びに/減少する時、このディジタル・カウントがN本
のデータ線を介して、固定メモリ(ROM)手段72−
4のアドレス入力に伝えられる。計数手段72−3のカ
ウントに応答して、逐次的にアクセスされる各々の異な
るアドレスに応答して、ROM手段72−4がディジタ
ル・アナログ変換(DAC)手段72−5のディジタル
入力に対し、M個の並列データ・ビットを供給する。変
化するディジタル・データ入力に応答して、DAC手段
がその出カフ2aにアナログ出力信号を発生し、それが
第2の分割手段の入カフ2cに導入される。ROM手段
72−4にあるデータを適当に符号化すると共に、パル
ス発生器72−1の周波数を設定することにより、打切
り5ine変調波形が関数発生器の出カフ2aで合成さ
れる。毎回発生される5lnc (ωo t)波形の持
続時間が、To制御手段74の第1の出カフ4aから関
数発生器の入カフ2bに供給される持続時間Toを持つ
各々のパルスに応答する。この制御手段が別の出カフ4
bに第2の期間Toパルスをも発生し、両方のパルスの
持続時間が関連した制御部74cに応答して、信号の通
過帯域foを定める様に選ばれた値に設定される。
関数発生手段の出力64bの信号は瞬時周波数f1を持
つ正弦である、即ちV (64b) −cos(ω+ 
 1)である。従って、第1の分割手段の第2の出力6
6cの信号Yは、Y■cos (ω+  1)であり、
出力66bの信号はsin (ω+  1)である。第
2の分割・手段の入カフ0cの信号がsinc(ωOt
)であるから、第1及び第2の出カフ0a、70bの両
方の信号Xがsinc(ωo t)には譬等しい。従っ
て、第1のアナログ掛算器の信号出力68−1cがPS
o (t) =sinc(ωOt)・sin (ω+ 
 1)であり、第2のアナログ掛算器の出力6B−2C
の信号がPS■(t) −sinc(ωo  t)  
・ cos (ω+  1)である。
中心周波数fC正弦RF信号(これは第3C図の手段4
2の様な周波数源手段から供給することが出来る)が、
無線周波分割手段76の入カフ6a供給される。分割手
段76が第1及び第2の出力?6b、76cを持ち、そ
の信号は振幅がほゞ等しいが位相が互いに直角である。
分割手段76の第1の出カフ6b及び第2の出カフ6c
の信号の間のは−X90@の位相差は、関連した移相φ
制御部76dの動作によって調節することが出来る。
出カフ6bの0@信号が第1のゲート式増幅器78−1
の入カフg−1aに接続され、出カフ6cからの90″
が信号が第2のゲート式増幅器78−2の入カフ8−2
aに接続される。夫々のゲート式増幅器の出カフ8−1
b及び7B−2bは、To制御手段の出カフ4bに一緒
に並列に接続された夫々の制御式カフ8−1c及び7g
−2cに付能信号が現れた場合にだけ存在する。第1の
ゲート式増幅器の出力が第1のゲート式変調手段80−
1のRF入力8O−1aに接続され、第2の増幅器のゲ
ート出力が第2のゲート式変調手段80−2のRF入力
8O−2aに接続される。夫々第1及び第2のゲート式
変調手段の変調信号入力8O−1b及び8O−2bが、
アナログ掛算器の夫々の出力68−2c及び6g−1c
からの信号PS■及びPSOを受取る。ゲート式変調器
は、何れもゲート入力8O−1c又は8O−2cを持っ
ていて、これもTo制御手段の出カフ4bに接続されて
いる。ゲート式変調手段1及び2の各々が関連した出力
8O−1d又は8O−2dに夫々の信号を発生する。こ
の信号は、夫々の入力8O−1c又は8O−2cのゲー
ト信号に応答して、変調器がオンにゲートされた時にだ
け存在し、この出力信号がRF入力8O−1a又は8O
−2aに夫々導入される関連した位相直角RF倍信号構
成し、変調器の夫々の入力8O−1b又は8〇−2bに
夫々導入されたPS信号によって変調される。各々のゲ
ート変調器は平衡形であってよく、関連する平衡入力8
O−1e又は8O−2eが平衡制御部82−1又は82
−2に接続され、夫々出力8O−1d又は8O−2dに
現れる中心周波数fc搬送波エネルギの量をゼロにする
。第1のゲート式変調器の出力8O−1dの信号Vl及
び第2のゲート式変調器の出力8O−2dの信号Voが
、RF組合せ手段84の第1及び第2の入力84a、8
4bの内の関連した1つに夫々供給される。ゲート式変
調手段80はこの出願と同日に出願された係属中の米国
特許出願通し番号(出願人控え番号RD−16,421
)に記載されている形式であってよい。組合せ手段84
がその出力84cに信号V を発生し、夫々の入力信号
がS 線形に同相で組合される。この為、増幅手段86に、従
って(第3c図の増幅手段52及びアンテナ手段54の
様に、適当な電力増幅器及びアンテナに結合する為に)
装置の出力60aに供給される出力信号は、次の様に定
義される。
V  msinc(ω□  t)  5in(((IJ
c−ω1)  t)こ−でωC−2πfcである。この
式は、上側側波帯を選ぶ様な適当な位相にすることによ
り、sIn ((ωC+ω1)t)に変えることが出来
る。
何れの単側波帯信号V も所望の変調関数5lneS (ωo  t)  ・exp(iω+  1)によって
変調された中心周波数fcの搬送波信号である。言換え
れば、信号12の所要の帯域幅foの「孔」のはV全部
を埋めるのに要求される通り、打切り5ine変調信号
が(fC:!:f+ )からfcまでの周波数範囲にわ
たって変えられる。
周波数−振幅変調 式(4)は、sln (((IJc−ω1) t)の形
をした予め周波数変調された信号の振幅を打切り5in
e (ωo  t)関数で変調したものと云う様に、若
干違った見方有することが出来る。この為、適当な中心
周波数信号の相次ぐ周波数変調とその後の振幅変調とに
より、信号V は幾分か一層容易s に得られる。装置90は周波数変調、振幅変調方式を利
用して、所要の信号Vo  (t)を発生する。
装置90が周波数制御入力92aを持つ可変水晶制御発
振器(VCXO)手段92を用いており、入力92aに
制御信号Vc(t)を加えて、VCXO手段の出力92
bに於ける周波数を変える。
制御電圧VC(t)信号が三角波形であって、最低周波
数に対応する最低レベルV、と最高周波数に対応する最
大信号レベルVMとを持ち、この各々の極限周波数が逐
次的な複数個の掃引期間trの内の1つの両端で発生す
ることが有利である。
この為、出力92bの信号の平均周波数は周波数f1と
見なすことが出来る。制御電圧が(fl−(Δf/2)
)の最小値から(f++((Δf/2))の最大値まで
の範囲にわたり、出力信号の瞬時周波数を変える。この
周波数変調された信号V!  (t)が周波数変換集成
体93の入力93aに加えられる。集成体93は混合器
手段94を持ち、これは入力93aからの周波数変調信
号v1(1)を受取る第1の入力94a1及び安定な周
波数源手段95の出力95aから周波数f2 (2πf
2−ω2)の別の信号V2  (t)を受取る第2の入
力94bを持っている。混合器の出力94Cは、5in
e Cw2t±(ω1±Δω/2)t)と云う形をした
信号Va  (t)を持っており、こ−でΔω−2πΔ
fである。出力94cの信号v3(1)に得られる和又
は差が、適当な帯域フィルタ手段96によって選択され
、周波数変換集成体の出力93bに出る信号Va  (
t)は、上向き変換器の集成体93では、V4 (t)
= 5in(ω2t+ω1 t+Δωt/2)である。
制御電圧VC(1)が変化する期間trは、vcxo手
段92の周波数f1の1サイクルに較べて比較的長いこ
と、並びにvcxo手段の周波数f1及び周波数源95
の周波数f2が、混合器の和/差が帯域フィルタ手段9
6によって適当に濾波し得る様に選ばれていることが理
解されよう。望ましくない原子核種目の中心周波数fc
を特定のvcxo手段92によって発生することが出来
れば、vcx。
の出力92bに於ける電圧V+  (t)が実際の中心
周波数(子局波数変調)出力信号V4  (t)になり
得ること、並びに周波数変換集成体93全体を省略する
ことが出来ることが理解されよう。制御電圧VC(t)
によって中心周波数fcを変えなければならない速度は
典型的には中心周波数より同格か低いから、大抵のラー
モア周波数、特に患者である人間の作像を行なう位に大
きい磁気共鳴装置に関連するラーモア周波数にとって、
実用的なりcxo装置を利用することが出来る。
V4 (t)= 5in(ωct±Δωt/2)を直接
的に発生する為に1個のvcxo手段92を用いるか、
或いは、(ω2−ω1)−mωC或いは(ω2+ω1)
−ωCになる様な信号Va(t)−sin(ω2 t±
ω1 t±Δωt/2)を発生する為にvcxo手段9
2を周波数変換手段93と組合せても、その結果得られ
る比較的ゆっくりと周波数変調された信号が、振幅変調
器手段97の第1の入力97aに印加される(この振幅
変調器手段は所望の中心周波数fcで動作し得る任意の
適当なアナログ掛算器並びに/又は混合器手段であって
よい)。sinc(x)発生器手段98が、変調手段9
7の第2の入力97bに対し、sinc(x)信号Vs
  (t)をその出力98aに発生する。同期の為に必
要となる様に、5ine (ωOt)信号はゲートの入
力98bのゲート期間To信号によってゲートすること
が出来る。この結果、変調器の出力97cに出る信号V
a  (t)は、要求される通りに、5lnc(ωo 
t)・ 5ln(ωct±Δωt/2)という形である
。この信号がゲート式RF増幅器99のRF入力99b
に印加され、この増幅器が制御入力99aにゲート信号
を受取り、その出力99cにゲートされた振幅変調及び
周波数変調の信号Vo (t)を発生する。この周波数
変調/振幅変調信号信号は必要な 5ine (ωOt)  sin (((IJc −ω
+ )  t)と云う形であり、増幅器99によるゲー
ト作用が、最終的な信号に、適正に打切った5ine振
幅変調が現れる様に保証する様に作用し、この為、比較
的数少ない集成体しか必要としない発生器を用いて、選
ばれた程度の減結合並びに/又はオーバーハウザ核強化
を達成することが出来る。
磁気共鳴分光法で陽子又はその他の原子核種目の減結合
並びに/又はオーバーハウザ核強化を行なう為の現在好
ましいと考えられる幾つかの方法並びに装置、特に生体
内の人間の診断用作像に使える様な方法並びに装置を詳
しく説明したが、当業者には、いろいろな変更が容易に
考えられようう。従って、この発明の範囲は特許請求の
範囲によってのみ限定されるものであり、ニーに例とし
て挙げた具体的な細部並びに計装によって制約されない
ことを承知されたい。
【図面の簡単な説明】
第1図は典型的な磁気共鳴分光実験で得られる周波数ス
ペクトルを示すグラフであり、原子核種目の応答信号の
スペクトルを示している。第2a図はこの発明の一面に
従って用いられる、5ine関数の変調包絡線の振幅を
時間に対して示すグラフ、第2b図はこの発明による5
つのローブを持つ打切り5ine変調RF搬送波を示す
グラフ、第2c図は第2b図の減結合用RF単独パルス
信号の周波数スペクトルを示すグラフ、第2d及び第2
e図は逐次的な1対の5ine変調RF減結合パルスと
それと関連を持つゲート信号の互いに関係を有する時間
領域のグラフであり、この発明を理解するのに役立つ。 第2f図は特定の1つの変調RF信号順序の周波数領域
のオシロ波形を表す写真であり、この発明の別の面を理
解するのに役立つ。第3a図はこの発明の現在好ましい
と考えられる第1の実施例で使われる非周期的な可変期
間繰返し減結合信号を時間領域で示すグラフ、第3b図
は第3a図の時間領域波形の1例によって発生されるス
ペクトルのオシロ波形を表す写真、第3C図は第3a図
の時間領域信号及び第3b図の周波数領域信号を発生す
る為の現在好ましいと考えられる形の装置の簡略ブロッ
ク図、第4a図は現在好ましいと考えられる別の形の減
結合用RFパルスの周波数領域の中味を示すオシロ波形
を表す写真、第4b図は第4a図に示した減結合信号を
発生する現在好ましいと考えられる形の装置の簡略ブロ
ック図、第5図はこの発明に従って減結合用RF倍信号
発生する現在好ましいと考えられる別の形の装置の簡略
ブロック図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)サンプルから核磁気共鳴(NMR)分光法の応答信
    号を発生する第2の原子核種目に結合された第1の原子
    核種目の化学シフト・スペクトルを選択的に励振する方
    法に於て、 (a)前記第1の原子核種目のラーモア周波数にほゞ等
    しい中心周波数を持つ無線周波信号を発生し、 (b)前記中心周波数を持つ信号の振幅をsinc(ω
    _0t)信号波形で変調し、 (c)前記第1の種目の通過帯域周波数ω_0に関係す
    る周波数範囲にわたり、変調された無線周波信号の振幅
    及び瞬時中心周波数の内の少なくとも一方を調節して無
    線周波減結合信号を発生し、(d)該信号をサンプルに
    結合して、第1の種目の減結合並びに所望の種目の応答
    信号に対するオーバーハウザー核強化の内の少なくとも
    一方が得られる様にし、 (e)第2の原子核種目からのNMR応答信号を呼び起
    こす工程を含む方法。 2)特許請求の範囲1)に記載した方法に於て、工程(
    b)が、更に、所望の帯域幅ω_0に関係する予定の期
    間T_0内に発生する様にsinc(ω_0t)変調信
    号を打切る工程を含む方法。 3)特許請求の範囲2)に記載した方法に於て、工程(
    b)が、更に、主ローブのピーク時刻t_0から離れた
    時間の間、変調信号の振幅を減衰させて、鮮鋭になった
    周波数応答を発生する工程を含む方法。 4)特許請求の範囲2)に記載した方法に於て、工程(
    b)が、更に、期間T_0内に、主ローブと該主ローブ
    に対する最初の2対のサイドローブだけを含む様なsi
    nc(ω_0t)信号を発生する工程を含む方法。 5)特許請求の範囲2)に記載した方法に於て、工程(
    c)が、予定の最大値及び予定の最小値の内の一方から
    該最大値及び最小値の内の他方まで増分的に変化する繰
    返し期間t_rで打切りsinc(ω_ot)変調信号
    を非周期的に繰返して、第1の種目の周波数通過帯域に
    わたって振幅変調された無線周波信号の瞬時周波数を変
    える工程を含む方法。 6)特許請求の範囲5)に記載した方法に於て、期間t
    _rの最小値が期間T_0より少なくとも1桁大きくな
    る様に選ばれている方法。 7)特許請求の範囲6)に記載した方法に於て、更に、
    第2の所望の種目を励振する各々の励振順序に対し、少
    なくとも工程(c)を繰返す工程を含む方法。 8)特許請求の範囲5)に記載した方法に於て、(N+
    1)個の打切りsinc(ω_0t)RF信号パルスを
    発生し、更に、期間t_rをその極限の間の範囲にわた
    ってN個の増分だけ増分的に変える工程を含む方法。 9)特許請求の範囲5)に記載した方法に於て、更に、
    各対の期間の内の交互の1つの期間で、期間t_rを交
    互に反対向きに逐次的に増分的に変える工程を含む方法
    。 10)特許請求の範囲2)に記載した方法に於て、工程
    (b)が、単側波帯抑圧搬送波信号として変調された無
    線周波信号を発生する工程を含み、工程(c)が、単側
    波帯信号の瞬時中心周波数を調節して、この信号の見か
    けの中心周波数を予定のオフセット周波数範囲にわたっ
    てずらして、第1の種目の化学シフト・スペクトル内の
    周波数を実質的にカバーする工程を含む方法。 11)特許請求の範囲10)に記載した方法に於て、工
    程(b)が、下側側波帯信号を発生する工程を含み、工
    程(c)が、第1の種目の化学シフト・スペクトルにわ
    たって変調信号の瞬時中心周波数を増加する様に、ずら
    した周波数を下げる向きに調節する工程を含む方法。 12)特許請求の範囲10)に記載した方法に於て、工
    程(c)が、変調周波数の逆数より少なくとも1桁小さ
    い速度でずらした周波数を変える工程を含む方法。 13)特許請求の範囲10)に記載した方法に於て、工
    程(e)が、第2の種目を励振する為の少なくとも1つ
    の励振順序を発生する工程を含み、更に工程(c)が、
    第2の種目を励振する前記少なくとも1つの励振順序の
    各々に対し、予定の範囲にわたって少なくとも1回、ず
    らした周波数を偏移させる工程を含む方法。 14)特許請求の範囲13)に記載した方法に於て、工
    程(c)が、各対の第2の種目の励振の各々交互の励振
    で、交互に反対向きにずらした周波数を増分的に変調す
    る工程を含む方法。 15)特許請求の範囲10)に記載した方法に於て、更
    に、位相合せ方法によって単側波帯信号を発生する工程
    を含む方法。 16)特許請求の範囲2)に記載した方法に於て、工程
    (c)が、打切りsinc(ω_0t)信号によってそ
    の振幅変調を行なう前に、信号の瞬時中心周波数を変調
    して、第1の種目の化学シフト・スペクトルにほゞ等し
    い周波数帯にわたって偏移動させる工程を含む方法。 17)特許請求の範囲16)に記載した方法に於て、前
    記偏移が所望の通過帯域にわたってほゞ単調である方法
    。 18)特許請求の範囲16)に記載した方法に於て、工
    程(e)が、第2の種目を励振する為の少なくとも1つ
    の励振順序を発生する工程を含み、第2の種目を励振す
    る1対の励振順序の各々交互の順序の間、偏移なしの周
    波数に対し、偏移が交互の方向に交互に増分的に変えら
    れる方法。 19)特許請求の範囲16)に記載した方法に於て、工
    程(a)が、中心周波数とは異なる第1の周波数で周波
    数変調信号を発生し、振幅変調を行なう工程(b)の前
    に、第1の種目の中心周波数に対して前記第1の周波数
    の信号をヘテロダイン検波する工程を含む方法。 20)特許請求の範囲16)に記載した方法に於て、工
    程(a)が、第1の種目の中心周波数で直接的に周波数
    変調信号を発生する工程を含む方法。 21)核磁気共鳴(NMR)実験で第1の種目の減結合
    、並びにサンプル内の第2の原子核種目に対するオーバ
    ーハウザー核強化効果の内の少なくとも1つを持つ様な
    無線周波信号を発生する装置に於て、前記第2の原子核
    種目とは異なる、前記サンプル内の第1の種目のラーモ
    ア周波数にほゞ等しい中心周波数で無線周波信号を発生
    する手段と、該中心周波数信号の振幅をsinc(ω_
    0t)信号波形で変調する手段と、前記第1の種目の化
    学シフト・スペクトルω_0に関係する周波数範囲にわ
    たり、変調された無線周波信号の振幅及び瞬時中心周波
    数の少なくとも一方を調節する手段と、調節済みの信号
    を前記サンプルに印加して、前記第2の原子核種目に対
    する前記第1の原子核種目の結合を最小限に抑えるか、
    又は前記第2の原子核種目から得られる磁気共鳴分光法
    の応答信号をオーバーハウザー効果によって強化する手
    段とを有する装置。 22)特許請求の範囲21)に記載した装置に於て、前
    記振幅変調手段が、周波数通過帯域ω_0に関係する予
    定の期間T_0内に発生する打切りsinc(ω_0t
    )変調信号として前記sinc(ω_0t)変調信号波
    形を発生する手段を有する装置。 23)特許請求の範囲22)に記載した装置に於て、s
    inc(ω_0t)変調波形がその主ローブのピークに
    ある時以外の全ての時に、前記変調信号の振幅を予定の
    形で減衰させることにより、前記信号の周波数応答を整
    形する手段を有する装置。 24)特許請求の範囲22)に記載した装置に於て、前
    記振幅変調手段が、主ローブと、該主ローブに対する最
    初の2対のサイドローブだけを期間T_0内に含む様に
    sinc(ω_0t)変調信号をゲートする手段を有す
    る装置。 25)特許請求の範囲24)に記載した装置に於て、前
    記調節する手段が、予定の最大値及び予定の最小値から
    該最大値及び最小値の内の他方まで増分的に変化する繰
    返し期間t_rで打切りsinc(ω_0t)変調信号
    を非周期的に繰返す手段を有する装置。 26)特許請求の範囲25)に記載した装置に於て、前
    記非周期的に繰返す手段が、最小期間t_rの値を設定
    する手段と、期間T_0の値を常に前記期間t_rの最
    小値より少なくとも1桁小さくなる様に設定する手段と
    を有する装置。 27)特許請求の範囲26)に記載した装置に於て、前
    記非周期的に繰返す手段を、前記第2の種目を励振する
    各々の励振順序に応答して動作させる手段を有する装置
    。 28)特許請求の範囲25)に記載した装置に於て、前
    記非周期的に繰返す手段が、その各々が前記振幅変調手
    段によって前記中心周波数信号を前記sinc(ω_0
    t)信号波形で変調させる様な(N+1)個の信号を発
    生する手段と、該(N+1)個のパルスに応答して、期
    間t_rをその極限の間の範囲にわたってN個の増分だ
    け増分的に変える手段とを含んでいる装置。 29)特許請求の範囲25)に記載した装置に於て、各
    対の期間t_rの各々交互の期間で、前記期間t_rを
    交互に反対向きに逐次的に増分的に変える手段を有する
    装置。 30)特許請求の範囲24)に記載した装置に於て、前
    記振幅変調手段が、前記中心周波数信号及び前記変調信
    号の両方を受取って単側波帯抑圧搬送波変調無線周波信
    号を発生する手段と、増分周波数f_1信号に応答して
    、単側波帯信号の瞬時中心周波数を調節して、見かけの
    中心周波数を実質的に第1の種目の化学シフト・スペク
    トルにわたってずらす手段とを含んでいる装置。 31)特許請求の範囲30)に記載した装置に於て、前
    記単側波帯信号を発生する手段が、下側側波帯信号を選
    択する手段を含み、前記調節する手段が、オフセット周
    波数f_1を減少して変調信号の瞬時中心周波数を増大
    させる手段を含んでいる装置。 32)特許請求の範囲30)に記載した装置に於て、前
    記オフセット周波数を調節する手段が、変調周波数の逆
    数よりも少なくとも1桁小さい速度でオフセット周波数
    を変える手段を含んでいる装置。 33)特許請求の範囲30)に記載した装置に於て、所
    望の種目を励振する各々の励振順序に対し、変調信号の
    見かけの中心周波数を第1の種目の化学シフト・スペク
    トルにわたって少なくとも1回ずらす手段を有する装置
    。 34)特許請求の範囲33)に記載した装置に於て、前
    記ずらす手段が、各対の第1の種目の励振の内の各々交
    互の1つの励振で、オフセット周波数を交互に反対向き
    に増分的にずらす装置。 35)特許請求の範囲30)に記載した装置に於て、単
    側波帯信号を発生する手段が、何れも入力信号を分割し
    てその間に予定の位相関係を持つ1対の出力信号を発生
    する第1、第2及び第3の手段と、何れも第1の入力、
    第2の入力及び出力を持つ第1及び第2の混合手段と、
    各々第1の入力、第2の入力及び該第2の入力信号によ
    って振幅変調された第1の入力信号が現れる出力を持つ
    第1及び第2の変調器手段と、その第1及び第2の入力
    に受取った信号の和をその出力に発生する組合せ手段と
    を含み、前記中心周波数信号、sinc(ω_0t)変
    調信号及びオフセット周波数f_1信号の内の1つが前
    記第1、第2及び第3の分割手段の入力の内の関連した
    1つに供給され、第2の分割手段の出力がほゞ同相の信
    号を発生し、各対の出力信号が前記第1及び第2の混合
    手段の内の異なる1つの第1の入力に結合され、第1及
    び第3の分割手段の対の出力がほゞ直角位相の信号を発
    生し、前記第3の分割手段の各々の出力信号が前記第1
    及び第2の混合手段の第2の入力の内の異なる1つに結
    合され、前記第1の分割手段の各々の出力信号が前記第
    1及び第2の変調手段の第1の入力の内の異なる1つに
    結合され、前記第1及び第2の混合手段の夫々からの出
    力信号が前記第1及び第2の変調手段の相異なる第2の
    入力に供給され、前記変調手段からの出力信号が、何れ
    も前記組合せ手段の相異なる入力に独立に結合されて、
    該組合せ手段の出力に周波数オフセットを持つ単側波帯
    抑圧搬送波信号が現れる様にした装置。 36)特許請求の範囲35)に記載した装置に於て、少
    なくとも前記第1及び第2の変調手段が、各々の変調期
    間T_0の間だけ、それから出力信号を発生する様にゲ
    ートされる装置。 37)特許請求の範囲36)に記載した装置に於て、各
    々の変調期間T_0の間だけ、前記第1の分割手段の出
    力信号の内の関連した1つを関連する変調手段の第1の
    入力に供給する第1及び第2のゲート式増幅手段を有す
    る装置。 38)特許請求の範囲24)に記載した装置に於て、前
    記調節する手段が、不所望の種目の化学シフト、スペク
    トルとほゞ等しい周波数帯にわたって偏移する様に、前
    記信号の瞬時中心周波数を変調する手段を含んでいて、
    周波数変調信号がこの後振幅変調手段に供給される装置
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