JPS61247491A - ミシンの模様選択装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ミシンにおける模様選択装置に関するもので
ある。

〔従来の技術及びその問題点〕

コンピュータミシンにおいて、多数の模様の中からその
１つを選択する場合・模様と模様番号との対応表を参照
してテンキーによって模様番号を指定して、７セグメン
トＬＩＥＤｉ示器等Ｉこよって数字表示する方法がとら
れているが、選択された後の番号と模様との対応をもう
一度確認しないと不安であり、そして特に複数の模様を
記憶指定して、これらを連続的に形成するような場合、
縫い出してみないとその組合わせの調和なども確認でき
ないという不具合もあつた。

また、テンキーによって選択された絵柄模様を液晶表示
するようにしたものも提案されているが、テンキーと、
数字表示と、液晶表示とを設けることはミシンにおける
スペースやコスト上からあまり好ましくなかった。

〔問題点を解決するための手段及びその作用〕本発明は
、ミシンの模様選択とその表示のために、ミシン外部の
操作パネル上に０から９までの数字指標を配列し、また
必要ならば直線縫など標準縫の絵柄模様をこれに追加し
て配列し、そのすべての数字及び絵柄模様に隣接するよ
うにした液晶などによる光学的な表示部を設け、電源投
入時等においては、例えば直線縫が選択されて、前記表
示部における当該選択の対応位置、この場合、直線縫の
絵柄模様位置に、光学的カーソルによって、 これが選択されたことが表示され、サーチキーを操作す
るとその操作に応じてカーソルが移動して各数字等を順
次指定させ、引続き入力指定キーを操作すると当該数字
等が登録され、更にサーチキーを操作すると、同様に数
字等が指定されてこれら所定の回数の数字指定による所
定の桁数の模様番号が指定され、同様に入力指定キーを
操作すると、当該模様番号の絵柄模様が前記表示部に表
示されるようにしたものである。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。第２
図において、ミシン本体ｉｌ＋の前面−こおける操作パ
ネル（２）上には、模様番号をもって多数の模様の中か
ら所望の模様を選択するための指標として、第１図１こ
示す如く。

Ｏから９までの数字よりなる数字指標（３）と、直線縫
と基本ジグザグ縫との基本縫の絵柄模様よりなる基本縫
指標（４）とが印刷されている。

そしてこれらの下方に隣接してフルドツト型液晶表示器
（５）を設け、該表示器（５）は後記する模様選択によ
って指定された数字を指示するために、各指標（３１（
４）　ｊこ沿って光学的カーソル（６］を順次移動させ
たり、選択された模様番号（この場合２桁数字）（７）
を表示したり、選択された模様番号の絵柄模様（３）を
表示する。なお、天板（９）の裏面には、各模様番号と
絵柄模様との一覧表（図示せず）が印刷されている。

左送り用サーチキー（１０ａ）及び右送り用サーチキー
（ｌＯｂ）は、模様選択するためこれらを操作すると、
その操作毎にそわぞれカーソル（６）を左あるいは右方
に、各指標＋３１　＋４）の１数字分あるいはｌ絵柄分
だけ移動させて当該数字あるいは絵柄模様を表示器（５
）に表示せしめ、そして各端に到達した後は最初に戻っ
て繰り返し移動させるようにしている。入力指定キーα
刀は、その操作毎にカーソル（６）Ｉこ対応する各指標
（３＋　（４）の数字あるいは各基本縫を登録させこれ
が当該模様を選択するための最初の数字指°定であるな
らば、その数字を桁上げして、引続きサーチキー（ｔｏ
ａ）　（１０ｂ）をその下位桁の数の指定のために有効
にする。表示器（５）には、桁カーソル（２）によって
、これら数の変更指定′が可能であることが表示され下
位桁が指定され、その後入力指定キーαυを操作すると
、２桁の数字指定による模様番号の絵柄模様が表示器（
５）に表示される。記憶キーＱ３は、各キー（ｘｏａ）
　（ｌｏｂ）　（ｔｔ）　と併用操作して複数の模様を
選択して、これらを順次記憶させるためのものである。

読出しキーα１は、各キー（１０ａ）　（１０ｂ）（１
１）と併用操作して記憶された複数の模様の中のいずれ
かの模様を読出して、そこに他の所望の模様を入れ舒え
たりするときに使用される。クリヤキー四は、各キーの
操作のクリヤに使用される。プラスキーαＧ、マイナス
キーαηは、振幅マニアルキーｔＳあるいは送りマニア
ルキー翰と併用操作して、針振幅量あるいは布送り量を
増減調節し、数字表示器（７）は、これら各量を数字に
よって電光表示する。返し縫キー？υ、止め縫キー＠は
、それぞれ返し縫と止め縫とを指定する。

第３図は制御回路のブロック図であり、中央演算処理装
置（ＣＰＵ　）、読出し専用の記憶装［（ＲＯＭ）％一
時記憶装置（ＲＡＭ）、入出力ポート（Ｉｌｏ）ハマイ
クロコンビュー４を構成している。キーマトリックス（
ＫＭ）は、各キー（ｔＯａ）（ｘｏｂ）　（１１）　（
１３）を含む各キーにより構成されてその各操作信号を
マイクロコンピュータに入力する。表示装置（ＤＩＳＰ
）は１表示器（５）を含み、前記の模様選択の過程や結
果等を電光表示する。表示駆動装置（ＤＶ、）は、マイ
クロコンピュータによって制御されて、表示装置（ＤＩ
ＳＰ）を表示駆動するためのものであり、模様選択に関
しては、各キー（１０ａ）　（ｌＯｂ）　（１１）　（
１３）等による指定に基づいて、マイクロコンピュータ
によって演算された制御データを受けて、カーソル（６
）、模様番号（７）、絵柄模様（８）等を表示装置（Ｄ
ＩＳＰ）に表示せしめる。ステップモータ駆動装置（Ｄ
Ｖ＊）は、各キー（ｌｏｇ）　（ｔａｂ）　（１ｉ）（
１３）等による指定Ｉこ基づいて、マイクロコンピュー
タによって演算された制御データを受けて、当該各模様
を縫目制御するために針振幅用と布送り用の各ステップ
モータ（Ｗ）、（Ｆ）を駆動制御する。速度制御回路（
ｓｐ）はミシンコントローラ（ＣＯＮＴ）の操作に応じ
て、マイクロコンピュータの制御により、ミシンモータ
（Ｍ）を駆動制御する。

以上の構成において、第４図の制御の流れ図と、第５図
の動作説明図をも参照してその動作を説明する。制御用
電源をオンすると。

プログラム制御がスタートシ、各制御要素が初期設定さ
れる。このミシンにおいては、通常は直線縫が自動選択
されるようになっていて、カーソル（６）の位置を指定
するためのカーソルカウンタ（ＣＮＴ、）は、第５図（
１）を参照して指標（３）（４３の数字１０に相嶋する
位置の数として１０に設定される。また桁カーソルＯａ
の位置を指定するための桁カーソルカウンタ（ＣＮＴ、
）は、指標（３）　（４）の数字Ｏに相当する位置の数
として０に設定される。記憶キー四の操作によって複数
の模様を順次記憶するに当って、指標（３１（４）の数
に対応して表示位置を指定するための記憶カウンタ（ｃ
ＮＴ、）は、後記の制御とρ関係により２に設定される
。また記憶カウンタ（ＣＮＴ、）の後記による作動条件
を指定するための記憶フラグ（ＣＮＴ、）は、０に設定
される。

表示器Ｗ　（ＤＩＳＰ）　ｊｃＧｔ、ＣＮ’ｒ、　＝　
１０　ｊｃより、その表示器（５）のカーソル（６）が
基本縫指標（４）の直線縫絵柄模様位置となり、桁カー
ソル（６）は、ＣＮＴ、＝０により、指標（３１＋４）
の数字０の位置となり、そしてカウ、ンタ（ＣＮＴ、）
ｊこ対応する指標（これをＡ（ＣＮＴ、）で表わす）に
より、表示器（５）の桁カーソル（２）との対応位置、
即ち左端に、絵柄模様（８）として直線縫絵柄模様が表
示され、桁カーソル■は、引続く各キー操作ｉこよって
当該模様の変更が可能であることを表示している。

つぎに、新たな模様を選択するために各キー（１ｏａ）
　（ｆｏｂ）　（ｔｔ）　（１３）等が操作されると、
ｃｒｔ。

を受付ける。右送り用サーチキー（ｔａｂ）が一度操作
されると、カーソルカウンタ（ＣＮＴ、）は１１となり
％ＷＩｓ図１２）に示す如く、カーソル（６）は基本ジ
グザグ縫絵柄模様位置となり、絵柄模様（３）は基本ジ
グザグ縫絵柄模様に変わる。右送り用サーチキー（１０
ｂ）がオフとなり１例えば左送りキー（ＸＯａ）が操作
されると、その操作毎ｉこカーソルカランｉ（ｃｗｒ、
）は減算されて、カーソル（６）は、第５図（３）に示
す如く、屓次左に移行して、７回の操作によってＣＮＴ
、　！　４　となり、指標（３）の数字４の位置となり
、桁カーソル（６）はそのままであり、絵柄模様（８）
に代えて模様番号（７）の上位桁としての数字４が表示
される。左送りキー（１０ｂ）がオフとなり、つぎに入
カキ−αＤが操作されると、カーソルカウンタ（ＣＮＴ
、）の内容が、レジスタ（ａ　（ＣＮＴ、）　）に入る
。なおレジスタ（Ｂ　（ＣＮＴ、）　）は、桁カウン、
９　（ＣＮＴ、）　ｊこよって指定されている指標（３
）の数を記憶するためのものである。桁カウンタ（ＣＮ
Ｔ、）は加算されてＣＮＴ、＝１となり％　第５図（４
）の如く桁カー、ツル（ロ）は桁送りされ、且つ当該桁
には、カーソル（６）の位置の数字４が表示される。入
力指定キーα刀がオフとなり、例えば右送りキー（ｌｏ
ｂ）が１回操作されると、ＣＮＴ、　＝　５となって、
カーソル（６）は指標（３）の数字５の位置となり、第
５図（４）の桁カーソル（６）における数字４が増進し
て、第５図（５）の如く数字５となる。そして入力指定
キーαυが操作されると、レジスタ（Ｂ　（ＣＮＴ、）
　　）　には、カーソルカウンタ（ＣＮＴ、）の内容Ｃ
ＮＴ、　＝　５が入り、そしてＣＮＴ、　＝　２、即ち
偶数Ｉこなる。そしてレジスタ（Ｂ　（ＣＮＴ、）　）
のデータからして、Ｂ　（ＣＮＴ、−１）、Ｂ（ＣＮＴ
、）で定まるデータによる２桁数即ち４５に対応する絵
柄模様データが演算される。この模様がチューリップ模
様であるとする。記憶フラグＣＮＴ、＝Ｏとなり、桁カ
ーソルカウンタ（ＣＮＴ、）ｊこは、記憶カウンタ（Ｃ
ＮＴ、）のデータ２が入る。第５図（６）の如く・、以
下に説明する桁カーソル（６）の、前の２桁分のスペー
スが使用されて、チューリップ模様が表示される。桁カ
ーソル（６）は、指標（３）における数字２の位置とな
り、これζこ表示される数字は、カーソル（６）の位置
の数字５となる。

つぎに記憶キー四が操作されると、カウンタ（ＣＮＴ、
）のデータが偶数で、フラグ（ＣＮＴ、）が０であるか
ら、記憶カウンタ（ＣＮＴ、）は２だけ増進して４とな
り、フラグ（ＣＮＴ、）が１となって、記憶が完了し、
且つ新たな模様を選択するなどして、表示器（５）の新
たなスペースに絵柄模様等を表示可能に準備される。こ
の状態が第５図（７）に示しである。引続き、左送りキ
ー（ＸＯａ）が操作されると、前記に準じて第５図（８
ンの如く当該数字が減少し、同様に入力指定キー圓が操
作されると第５図（９）の如く桁送りされ、更に右送り
キー（ｌＯｂ）が例えば２度操作されると、第５図Ｕａ
の如く模様番号４６の模様が選択されてこれが表示され
る。また、図示していないが模様番号４６の模様を表示
しようとする場合は、引続き記憶キー（６）を操作すれ
ばよい。

〔効　果〕

以上の如く本発明によれば、多くの模様を選択するため
に、テンキー等の多くの操作キーを用意する必要はなく
、且つ模様番号を指定してその数字を表示させながら模
様選択が出来、選択された絵柄模様を順次確認できるの
で、操作性が良く、そしてミシンの操作部のスペースも
比較的少なくて済む等、実用上工業上その効果の大きい
ものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示す操作パネルの外観図、第
２図はミシンの全体斜視図、第３図は制御回路のブロッ
ク図、第４図は制御の流れ図、第５図は動作例の説明図
である。 図中、（３）は数字指標部、液晶表示器（５）及び表示
装置（ＤＩＳＰ）は表示器、左送りキー（１０ａ）及び
右送りキー（１０ｂ）はサーチキー、卸は入力指定キー
、表示駆動部ｆ　（ＤＶＩ）は表示駆動部である。 特許出原人　　蛇の目ミシン工業株式会社発　　明　　
者　　　加　　　藤　　　健　　　治代理人弁理士　　
　吉　　　原　　　省　　　三ｗＥ３図 第　　５ （１）　　　　！、ζオン （２）　ｃｉ”’。 ： （４）ゴ１１ （５）Ｅ （６）医 （７）　　ＵＥｆｆ （８）Ｅ （９）医 （１０）　ＩＥＩＥ］ 岡ｉ二＝コ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 模様番号をもつて多数の模様を選択する ために指標としてミシン外部の操作パネル 上に配列された０から９の数字よりなる数 字指標部と、該数字指標部のすべての数字 にわたつて隣接していて光学的カーソルに よつて数字の選択指定を表示し且つ該選択 指定による模様番号の絵柄模様をドット構 成によつて光学的に表示する表示部と、模 様選択のために操作により前記カーソルを 移動させて数字を指定せしめるサーチキー と、前記サーチキーによつて指定された数 字を操作指定により登録せしめ且つ桁送り 指定して当該桁送り後の前記サーチキーに よる数字指定を可能にする入力指定キーと、前記サーチ
   キーによる指定に基づいて前記 カーソルを順次移動せしめ且つ前記入力指 定キーによつて所定の桁数による数字の登 録指定があつたことをもつて当該数字指定 により模様選択された模様番号の絵柄模様 を前記表示部に表示すべく駆動する表示駆 動部とを設けてなるミシンの模様選択装置。