JPS61246269A - 金属艶消用塗膜剤 - Google Patents

金属艶消用塗膜剤

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Publication number
JPS61246269A
JPS61246269A JP8818185A JP8818185A JPS61246269A JP S61246269 A JPS61246269 A JP S61246269A JP 8818185 A JP8818185 A JP 8818185A JP 8818185 A JP8818185 A JP 8818185A JP S61246269 A JPS61246269 A JP S61246269A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coating agent
lacquer
matte
metal
silicon dioxide
Prior art date
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Pending
Application number
JP8818185A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Mochida
餅田 準一
Masaaki Sato
正明 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOKAI KINZOKU KK
Original Assignee
TOKAI KINZOKU KK
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Publication date
Application filed by TOKAI KINZOKU KK filed Critical TOKAI KINZOKU KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は金属艶消用塗膜剤、更に詳細には金属板、金属
箔等の金属表面を、美しく、かつ円滑で印刷適性の良い
艶消面とするために用いる塗膜剤に関する。
〔従来の技術〕
従来、艶消金属面を得る方法としては、■複数枚の金属
箔を重ね合せて圧延する重合圧延法、■塗膜剤を用いる
方法、■エンゴス加工法等が行なわれていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
然しなから、■重合圧延法の場合、2枚重ねでは片面艶
消面のものしか得られないため、両面が外観から見える
食品や薬品等の包装作業やその精密検査時の眼の疲れ防
止等の目的で近年その需要が特に増大している両面艶消
のものを得るためには3〜4枚を同時に重ね合せねばな
らない結果、圧延効果が悪くなると共に、工程数の増加
により生産効率が低下すると云う欠点があり、また■従
来の塗膜剤はシリカゲル等の無定形多孔質を有効成分と
していたため、色調が悪いと共に表面円滑性が乏しく、
印刷適性が悪いと云う欠点があり、更にまた■エンゴス
加工の場合には特殊な用途に限られると共に、ピンホー
ルが生じ易いと云う欠点があった。
そこで、本発明者は斯かる従来の欠点を解消すべく、種
々研究を重ねた結果、特定粒子径でtlぼ球状の二酸化
珪素を特定量添加配合し次ラッカーを金属表面に塗布す
れば、極めて優れた艶消面が得られることを見い出し、
本発明を完成した。
〔問題点を解決するための手段〕
すなわち、本発明は粒子径0.1〜20 μmのほぼ球
状二酸化珪素を1〜30重量饅含有するラッカーより成
る金属艶消用塗膜剤である。
本発明に用いられる二酸化珪素はほぼ球状体をなし、そ
の粒子径は0.1〜20μm%に2.0〜5μmのもの
が好ましい。粒子径が0、1μm より小さいと色調の
悪い艶消面となり、また20μm’に越えると色調、円
滑性、印刷適性の悪い艶消面となる。また、球状体以外
の不定形粒子の場合にも色調、円滑性、印刷適性の悪い
艶消面となる。
本発明に於て、当該二酸化珪素の含有艦は1〜30重量
囁重量例好ましくは5〜1031量チが色調並びVc狭
面特性の点で効果的である。
本発明に用いられるラッカーとしては特定のものに限定
されず、例えば耐熱性希望の場合にはシリコン系やニー
キシ系ラッカー等の如く、目的とする表面特性に応じて
適宜選択される。
本発明塗膜剤は斯かるラッカーに当該二酸化珪素粉末を
添加し、均一に混合して得られる。
また、本発明塗膜剤が適用される金属としては、例えば
アルミニウム、銅、鉄等が挙げられるが、特にアルミニ
ウムへの適用が最も効果的である。
尚、塗膜厚としては通常0.5〜lOμm。
特に1〜4μmが好ましい。
〔作用効果〕
本発明塗膜剤を適宜手段により金属表面に塗布すれば、
従来にない画期的色調と表面円滑性を有する美しい艶消
面を得ることができ面に艶消加工した場合や、艶消加工
した金属表面に印刷加工した場合共に極めて美しい印刷
が見られ、印刷適性も良好である。
しかも本発明を適用するに当っては、重合圧延法やエン
、コ、ス加工法と異なり、単なる塗布でよいため、極め
て効嘉良く両面艶消面を得ることができる、デザイン効
果の自由度が大きい、艶消の度合や部分艶消が自在であ
る、金属箔のピンホールを補正できる、ラッカーの選択
により耐候性、耐薬品性、耐熱性等希望する特性を艶消
面に自由に付与し得る、等の優れた利点を有する。
〔実施例〕
以下実施例並びに比較例を挙けて本発明を更に説明する
実施例1〜4 下記表−1記載の成分を均一に混合し、塗膜剤を得意。
このものを印刷或いは未印刷のアルミニウム箔にグラビ
ヤロールによシ塗布(塗膜厚3μ?P+)シ念ところ、
何れも美しい色調の艶消アルミニウム箔が得られた。こ
のものの表面は円滑性に富み、印刷も美しく、ま九艶消
面への印刷適性も良好であった。
表−1 (*)ニラツカ−は二?キシ、メラミン共重合ベースの
ラッカーを用いた。
比較例1〜2 下記表−2記載の成分を均一に混合し、塗膜剤を得之。
このものを実施例1と同様にしてアルミニウム箔に塗布
したところ、何れも色調が悪く、印刷適性に乏しい艶消
アルミニウム箔が得られた。
表−2 (*)ニラツカ−は実施例1と同一のものを用いた。
比較例3〜4 下記表−3記載の成分を均一に混合し、塗膜剤を得た。
このものを実施例1と同様にしてアルミニウム箔に塗布
したところ、比較例の場合は光沢があり、良好な艶消面
が得られず、比較例4の場合は色調が悪く、印刷適性に
乏しい艶消アルミニウムが得られた。
表−3 (*)ニラツカ−は実施例1と同一のものを用いた。
比較例5〜6 下記表−4記載の成分を均一に混合し、塗膜剤を得た。
このものを実施例1と同様にしてアルミニウム箔に塗布
し九ところ、何れも色調が悪く、表面の円滑性に劣り、
印刷適性に乏しい艶消アルミニウム箔が得られ念。
表−4 (*l):Stowは不定形粒子のものを用いた。
(*2)ニラツカ−は実施例1と同一のものを用いた@ 以上

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 粒子径0.1〜20μmのほぼ球状二酸化珪素を1〜3
    0重量%含有する、ラッカーより成る金属艶消用塗膜剤
JP8818185A 1985-04-24 1985-04-24 金属艶消用塗膜剤 Pending JPS61246269A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6431872A (en) * 1987-07-27 1989-02-02 Reader Kk Heat resistant matte coating agent
JPS6460664A (en) * 1987-08-31 1989-03-07 Reader Kk Dull heat-resistant coating meateral
CN112608627A (zh) * 2020-12-03 2021-04-06 山东奥福环保科技股份有限公司 一种低热膨胀蜂窝陶瓷体外周涂层材料及其制备方法

Cited By (4)

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CN112608627B (zh) * 2020-12-03 2021-09-17 山东奥福环保科技股份有限公司 一种低热膨胀蜂窝陶瓷体外周涂层材料及其制备方法

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