JPS6124564A - ポリマレイミドの製造方法 - Google Patents

ポリマレイミドの製造方法

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JPS6124564A
JPS6124564A JP14518484A JP14518484A JPS6124564A JP S6124564 A JPS6124564 A JP S6124564A JP 14518484 A JP14518484 A JP 14518484A JP 14518484 A JP14518484 A JP 14518484A JP S6124564 A JPS6124564 A JP S6124564A
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JP
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polymaleimide
acid
bismaleimide
polyamine
tertiary amine
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JP14518484A
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Kaoru Kanayama
薫 金山
Yoshinobu Onuma
吉信 大沼
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Mitsubishi Petrochemical Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Petrochemical Co Ltd
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  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的、産業上の利用分野〕 本発明は重合活性の優れたポリマレイミドを高純度、高
収率で得る製造方法に関する。このポリマレイミドは耐
熱性の優れた硬化物を与えるので、°=[気、機械分野
においてフェス、粉体塗料、積層材、成形材料として有
用である。
〔従来の技術〕
従来、ポリマレイミドの一種であるビスマレイミドの製
造法については、例えば米国特許第3,018.290
号および第3,018,292号に記載されるように、
マレアミド酸1モル当り少くとも2モルの第3級アミン
の存在下に、カルボン酸もしく椋カルボン酸塩化物を用
いることによりマレアミド酸の脱水環化反応を行う方法
が知られている。
また、米国特許第3.127,414号により、N。
N′−m−フェニレンビスマレアミ)’酸ヲN、N−ジ
メチルホルムアミドのような極性有機溶媒中で酢酸ナト
リウムの存在下に無水酢酸と反応させることによりN、
N’−m−フェニレンビスマレイミドを製造することも
知られている。
しかし、上記方法によれば得られるビスマレイミドは、
原料ビスマレアミド酸に対する収率(以下単に収率と称
す)が70〜80%と低く、工業的な製法としては実用
性に乏しい。
このためビスマレイミドの製造法に関して収率を高める
だめの種々の研究が行われ、その後、触媒として可溶性
ニッケル化合物の存在下、ビスマレアミド酸と低級カル
ボン酸無水物とを反応させることによシ対応するビスマ
レイミドを製造する方法が提案されている(ドイツ国公
開特許第2,040.094号)。この方法によると、
4.4′−ジアミノジフェニルメタンに無水マレイン酸
を付加して得られるN、N’−4,4’−ジフェニルメ
タンビスマレアミド酸からN、N’−4,4’−ジフェ
ニルメタンビスマレイミドを収率約90%と高く製造す
ることができるが、未閉環のマレアミド酸が該ビスマレ
イミド中に残って純度が悪くなるだめ、重合活性の低い
ビスマレイミドとなる。
このようなビスマレイミドを用いて、単独又は他の重合
性上ツマ−と組み合せて、加熱または触媒により重合反
応を行って得た硬化物は、硬化反応が充分に進行しない
ためであろうか、得られる硬化物は重合活性の高いビス
マレイミドを用いた場合に較べて、機械的強度及び耐熱
性が劣る。
また重合活性の低いビスマレイミドの硬化を充分に進め
るべく、より高温度で長時間の熱処理を行ってみたが、
未閉環のアミド酸が熱処理中に脱tj<閉環して揮発分
の水を発生するために、硬化物にツク1ノを生じ機械的
強度が低下することがわかった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は、高純度、高収率のポリマレイミドの?!造法
を与えるものである。
〔間頂点を解決するだめの手段〕
本発明は、無水マレイン酸と分子内にアミノ基を平均2
個有するポリアミンとを、有機溶媒の存在下で反応させ
てポリマレアミド酸を生成させた後、該ポリマレアミド
酸を脱水剤、臭素化金属化合物及び第三級アミンの存在
下で脱水環化反応を行ってポリマレイミドを得ることを
特徴とするポリマレイミドの製造方法を提供するもので
ある。
(触媒) 本発明において脱水環化反応の触媒として用いられる臭
素化金属化合物としては、場合により水和した形態をと
っていてもよい1価、2価及び3価の臭素化金属塩、例
えば金属として、リチウム、ナトリウム、カリウム、カ
ルシウム、マグネシウム、銅、亜鉛、リン、アルミニウ
ム、銀、カドミウム、水銀、スズ等を挙げることができ
る。この中で好ましい触媒は、反応後の精製の容易さの
点で、アルカリ金属及びアルカリ土類金属の臭素化物、
例えば臭化リチウム、臭化カリウム、臭化ナトリウム、
臭化カルシウムが好ましい。触媒の°使用量はマレアミ
ド酸基1当量当り、触媒が0.1〜10重量部の範囲で
ある。
(脱水剤) 本発明における脱水剤とは、マレアミド酸基に作用して
これを脱水環化させてマレイミド基に変え、自身は水和
物となるもので、例えば無水酢酸、無水プロピオン酸、
無水酪酸等の低級モノカルボン酸無水物;無水コハク酸
、無水グルタル酸、無水フタル酸等のジカルボン酸無水
物;酸化カルシウム、酸化マグネシウム等の酸化物等を
挙げることができる。特に好ましい脱水剤としては無水
酢酸が経済性及び反応後のポリマレイミドの精製が容易
でちる点で好ましい。
この脱水剤の使用量は、マレアミド酸基1当量当り、脱
水剤1〜5モル好ましくは1.1〜2.5モルの範囲で
ある。
(三級アミン) 本発明に粋いて使用される第三級アミンとしてハ、例え
ば、トリメチルアミン、トリエチルアミン、トリーn−
ブチルアミン等の炭素数が1〜10のアルキル基を有す
るトリアルキルアミン類;N。
N−ジメチルベンジルアミン、N、N−ジエチルベンジ
ルアミン等のN、N−ジアルキルベンジルアミン頃及び
l、8−ジアザビシクロ(5,4,0) ?−ウンデセ
ン等の環状アミン類を用いることができる。
特に好ましい第三級アミンは、トリエチルアミンである
第三級アミンの使用量は、マレアミド酸基1当址当り、
第三級アミン0.05〜0.5モルであるのが好ましい
(有機溶媒) 本発明にνいて使用される有機溶媒としては、例えば、
ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、N−メ
チル−2−ピロリドン、ジメチルスルオキシド等の極性
溶媒:テトラヒドロフラン、ジオキサンのような環状エ
ーテル化合物;アセトン、メチルエチルケトンのような
ジアルキルケトン類である。有機溶媒の使用量は、ポリ
アミン重量の2〜20倍重量が好ましいう (ポリアミン) 本発明において出発物質として用いることができるポリ
アミンとは、アミノ基を分子内に平均2個以上有する化
合物を意味し、例えば、m−フェニレンジアミン、p−
フェニレンジアミン、4.4′−ジアミノ−ジシクロヘ
キシルメタン、1,4−ジアミノシクロヘキサン、2.
6−ジアミツビリジン、4.4′−ジアミノジフェニル
メタン、2,2−ビス(/l−7ミノフエニル)−プロ
パン、4.4’−ジアミノジフェニルエーテル、4.4
’−ジアミノジフェニルスルファイド、4.4’−ジア
ミノ−ジフェニルスルホン、ビス−(4−アミノフェニ
ル)ジフェニルシラン、ビス(4−アミノフェニル)−
メチルホスフィンオキサイド、ビス−(4−アミノフェ
ニル)フェニルホスフィンオキサイト、ヒス−(4−7
ミノフエニル)フェニルアミン、1.5−ジアミノナフ
タレン、m−キシリレンジアミン、p−キラリ1/ンジ
アミン、1,1−ビス−(p−アミノフェニル)−フタ
レイン、エチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、
アニリンとホルムアルデヒドより得られる重合体、トル
イジン類、フェニレンジアミン類、キシリジン類、アニ
ンジン類とホルムアルデヒドの反応により得られる重合
体、二量体以上のビニルアニリン類の重合体等が挙げら
れる。これらポリアミンの使用量は、ポリアミンのアミ
ノ基1当量に対し、無水マレイン酸が1.0〜1.6モ
ル、好ましくは1.0〜1.3モルの量関係となるよう
に使用する。
(反応、精製) 本発明の方法を実施する際の反応温度・時間は、原料、
溶媒、仕込量等の条件によシ異なるが、一般的な例につ
いて記すと無水マレイン酸とポリアミンとを反応させポ
リマレアミド酸を得る反応は、0〜80℃の範囲、好ま
しくは10〜40℃の範囲で1〜10時間、反応を行な
う。次に、脱水環化反応は、40〜120℃の温度@囲
で、0.5〜10時間程時間衣う。
本発明の方法によって脱水環化反応を完了した反応液中
には、目的物であるポリマレイミドが溶媒に溶解した状
態で存在している。通常、反応液からポリイばドを回収
するには、水、その他有機沈殿剤を加えてポリイミドを
沈殿分離する方法がとられるが、その方法および沈殿剤
の使用量につきとくに制限はない。本発明の方法によっ
て得られるポリイミドの純度は非常に高いため多くの目
的には前記沈殿物を水洗、乾燥するのみで十分である。
しかしながら、用途により微量の不純物あるいは酸性物
質の存在が問題となる場合には、さらに、水、塩基性水
溶液および有機溶媒での洗浄、中和などにより所望の純
度の製品を調製することができる。
(ポリマレイミド) 本発明の実施により得られるポリマレイミドとしては、
例えば、N、N’−エチレンビスマレイミド、NN′−
へギサメチレンビスマレイミド、N、N’−m−フェニ
レンマレイミ)’、N、N’−p−フェニレンビスマレ
イミド、N+N’  414’−ジフェニルメタンビス
マレイミド、N+N’−414’−ジフェニルエーテル
ビスマ1/イミド、N、N’−メチレンビス(3−クロ
ロ−p−フェニレン)ヒスマレイミド、N、N′−4,
4′−ジフェニルスルフォンビスマレイミ)、N。
N’−4+4’−ジシクロヘキシルメタンビスマレイミ
ド、N、N’−α、α’−4,4’−ジメチレンシクロ
ヘキサンビスマレイミド、N、N’−m−キシレンビス
マレイミド、N、N’−4,4’−ジフェニルシクロヘ
キサンビスマレイミド、アニリンホルムアルデヒド縮金
物と無水マレイン酸とを原料として得られる多価マレイ
ミド;等が挙げられる。
(効果) 本発明の実施により得られるポリマレイミドは加熱によ
りラジカル重合して高分子体を形成する。
また、硬化剤として゛アミンを用い加熱すると上記のラ
ジカル重合の他に付加重合が併存して起こり耐熱性の優
れた硬化物を与える。
本発明のポリマレイミドは純度が高いので耐熱性、機械
的強度、電気特性に優れた硬化物を与えるっ 前記硬化剤として用いるアミンとしては、アニリン、ト
ルイジン、キシリジン、ビニルアニリン、インプロペニ
ルアニリン、フェニレンジアミンジアミノシクロヘキサ
ン、エチレンジアミン、トリメチレンジアミン、テトラ
メチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、4.7−
シオキサデカンー1.10−ジアミン、4,4′−ジア
ミノジシクロヘキシルメタン、m−キシリレンジアミン
、p−キシリレンジアミン、2,4−ジアミノトルエン
、2゜6−ジアミノトルエン、4.4’−ジアミノジフ
ェニルメタン、3.4’−ジアミノジフェニルメタン、
ビス(3−りo o −4−アミノフェニル)メタン、
2.2−ヒス(4−アミノフェニル)プロパン、4゜4
′−ジアミノジフェニルエーテル、4.4’−ジアミノ
ジフェニルスルフィド、4.4′−ジアミノトルエ=ル
ス、rb* :y、1+5− ジアミノナフタレン、ビ
ス(4−アミノフェニル)メチルホスフィンオキサイド
、4−メチル−2,4−ビス(4′−アミノフェニル)
ペンテン−1,5−アミノ−1−(4’−アばノフェニ
ル)−1,3,3−)リメチルインダン、トリス(4−
アミノフェニル)フォスフエイト、2.4−ビス(4′
−アミノベンジル)アニリン、2゜2−ビス(4−(4
“−アミノフェノキシ)フェニル〕プロパン及び二量体
以上のビニルアニリン類の1に合体、アニリンとホルム
アルデヒドの縮合物の多価アミン体等が挙げられる。
このアミンの配合量はポリマレイミド100重1−1)
部に対し、5〜100重量部の割合で使用される。
また、本発明の実施によシ得られたポリマレイミドをポ
リエポキシ化合物に5〜50重量%配合し、f洋られる
エポキシ樹脂硬化物の耐熱性を向上させることができる
そのポリエポキシ化合物としては、たとえば次゛のもの
があげられる。
(i)−ビスフェノールAのジグリシジルエーテル:そ
の商品としては油化シェルエポキシ株式会社のエピコー
ト827、同828、同834、同864、同1001
、同1004、同1007、同1031、チバ社のアラ
ルダイトGY250、同6099、ユニオンカーバイド
社のERL2774、ダウケミカル社の’DER332
、同331、同661、(以上いずれも商品名)等。
(ii) 、エポキシフェノールノボラック;その商品
としては油化シェルエポキシ株式会社のエピコート15
2、同154、ダウケミカル社のDEN438、同44
8、チバ社のアラルゲイトEPNI 138、同113
9(以上−ずれも商品名)等。
610、エポキシクレゾールノボラック;その商品とし
てはチバ社のアラルダイトECN1235、同1273
、同1280(以上いずれも商品名)等。
その他、フタル酸又はヘキサヒドルフタル酸とエピクロ
ルヒドリンから得られるエポキシ樹脂、バラハイドロオ
キシ安息香酸とエピクロルヒドリンより11られるエポ
キシ樹脂、トルイジンやアニリン等の芳香族アミンとエ
ピクロルヒドリンよシ得られるエポキシ樹1(旨、ビニ
ルシクロヘキセンジオギシド、1,4−ブタンジオール
ジグリシジルエーfル、1.6−ヘキサンシオールジグ
リシジルエーデル等があげられる。
さらに、本発明の実施によシ得たポリマレイミドIg−
は性愛に応じて種々の硬化触媒及び促進剤、充てん削、
増量剤、補強材、顔料、難燃剤、町とう性付与剤等の種
々の添加剤を配合することができる。
なお、このポリマレイミドに種々の化合物及び添加剤等
を配合する手段としては、加熱溶融混合、ロール、ニー
ダ−等を用いての混線、適当な有機溶剤を用いての混合
及び乾式混合等があげられる。
以上−1実施例、応用例により本発明を更に詳細に説明
する。
〔実施例−1〕 jjii流冷却器、温度計、滴下ロートおよび攪拌機を
付した、500mの四日フラスコ内に、無水マレイン酸
21.6 ? (0,22モル)を入れ、これにアセト
ン43.2 fを加え、攪拌溶解した。ついで4.4′
−ジアミノジフェニルメタンi 9.8 r (o、i
モル)をアセトン69.3 Fに溶解したものを25〜
30℃に保持した前記四日フラスコ中に2時間かけて滴
下した。
次いで、臭化リチウム0.2.f、  トリエチルアミ
ン5#L/および無水酢酸25.51F(0,25モル
)を攪拌下にフラスコ内に添加して、混合物を65℃ま
で昇温し2時間反応を続けた。
反応終了後、室温まで冷却し200−の水をフラスコ内
に1時間かけて滴下した。析出した沈殿物を炉別し、1
tの水で洗浄後、乾燥して淡黄色のN、N’−4,4’
−ジフェニルメタンビスマレイミドの粉末34.49を
得た。収率1−j96%、純度は94%であり、融点は
154〜156℃であった。
〔比較例−1〕 環流冷却器、温度計、滴下ロートおよび攪拌機を付した
300*/の四日フラスコ内に、無水マレイン配21.
6 f (0,22モル)を入れ、N、N−ジメチルホ
ルムアミド43.2 tを加えて攪拌溶解した。次に、
4.4’−ジアミノジフェニルメタン19.8y (o
、iモル)をN、N’−ジメチルホルムアミド59.4
1Fに溶解したものを、25〜30℃に保持した前記四
日フラスコ中に2時間かけて滴下した。
次いで、酢酸ナトリウム(無水) 2.59 (0,0
3モル)、および無水酢酸38.8 f (0,38モ
ル)を加え、60℃で2時間反応を続けた。
終了後、反応液を室温まで冷却し、反応溶液を水500
1/中に滴下した。析出した沈殿物を炉別し、炭酸ナト
リウム水溶液で洗浄し、大量の水で洗浄し、最後にメタ
ノールで洗浄後、乾燥してN。
N /  4 、、i /−ジフェニルメタンビスマレ
イミドの茶褐色の粉末27.9を得た。収率は78%、
純度は82%、融点は138〜147℃であった。
〔比較例−2〕 脱水閉環の触媒を酢酸ニッケル0.2fに変える以外は
実施例1と同様の操作を行い、黄色のN、N’−4,4
’−ジフェニルメタンビスマレイミドの粉末32.2 
fを得た。収率90%、純度87%、融点は14,3〜
149℃であった。
〔実施例−2〕 環流冷却器、温度計、滴下ロートおよび攪拌機を付した
、300IIlの四日フラスコ内に、無水マレインに!
21.6 t (0,22モル)を入れ、アセトン43
.29を加え攪拌溶解した。次に4,4′−ジアミノジ
フェニルメタン19.89 (0,1モル)をアセトン
69.37に溶解したものを25〜30℃に保持した前
記四日フラスコ内に2時間かけて滴下した。
次いで、臭化マグネシウム0.3f、トリエチルアミン
5dおよび無水酢酸25.59 (0,25モル)を攪
拌下に添加して混合物を65℃まで昇温し、2時間反応
を続けた。
終了後、反応液を500*/の水中に滴下、した。
析出した沈殿物を炉別し炭酸ナトリウム水溶液で洗浄し
、更に水洗後、乾燥して、N、N’−4,4’−ジフェ
ニルメタンビスマレイミドの淡黄色の粉末33.39を
得た。収率93%、純度は96%、融点社155〜15
6℃でちった。
〔実施例3〜8〕 ポリアミン、溶媒、触媒などの種類を表−1のように変
える他り実施例−1と同様の操作を行って同表に示す融
点のポリマレイミドを得た。
(以下余白) 応用例 (例1) 実施例−2で得た純度が96%のN、N’−4,4’−
ジフェニルメタンビスマレイミド2fをE験管にとり、
180±2℃に設定したオイルバス中に浸し、ガラス棒
で突きながらゲル化するまでの時間を測定した。結果を
表−2に示す。
また、上記ビスマレイミド40部と4.4′−ジアミノ
ジフェニルメタン8.8部を混合し、130℃に加熱し
て10分間攪拌を続け、脱泡した後、金型にIMEし込
み、200℃の温室内に10時間保存し、硬化物を得た
。硬化物の熱変形温度、曲げ強度、誘電正接を表−2に
示す。
(1り112)出校用 N、N’ −4,4’ −ジフェニルメタンビスマレイ
ミドを比較例−1で得た純度82%のN、N’−4,4
’−ジフェニルメタンビスマレイミドに代える以外は上
記例1と同様の操作を行い、便化物を得た。結果を表−
2に示す。
(例:;)比較用 N、N’−4,4’−ジフェニルメタンビスマレイミド
を比較fタト−2で得た純度87%のN、N’  4.
4’−ジフェニルメタンビスマレイミドに代よる以外ハ
、例1と同様の操作を行って硬化物を得た。結果を表−
2に示す。
表〜2 * ASTM−D−648 **’ASTM−D−790 *3ASTM−D−150

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)、無水マレイン酸と分子内にアミノ基を平均2個以
    上有するポリアミンとを、有機溶媒の存在下で反応させ
    てポリマレアミド酸を生成させた後、該ポリマレアミド
    酸を脱水剤、臭素化金属化合物及び第三級アミンの存在
    下で脱水環化反応を行つてポリマレイミドを得ることを
    特徴とするポリマレイミドの製造方法。 2)、脱水剤が無水酢酸であることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の方法。
JP14518484A 1984-07-12 1984-07-12 ポリマレイミドの製造方法 Pending JPS6124564A (ja)

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