JPS61242471A - 水平偏向帰線時間切換回路 - Google Patents

水平偏向帰線時間切換回路

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JPS61242471A
JPS61242471A JP60084331A JP8433185A JPS61242471A JP S61242471 A JPS61242471 A JP S61242471A JP 60084331 A JP60084331 A JP 60084331A JP 8433185 A JP8433185 A JP 8433185A JP S61242471 A JPS61242471 A JP S61242471A
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  • Signal Processing (AREA)
  • Details Of Television Scanning (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、陰極線管を用いて画像の再現が行なわれるよ
うに構成されている各種の画像再生装置に用いられる水
平偏向帰線時間切換回路に関する。
(従来技術) 陰極線管を用いて画像の再現を行なうようになされてい
る画像再生装置としては、従来がらテレビジョン受像機
、各種の情報機器において用いられるディスプレイ装置
などを例として挙げることができるが、前記のような画
像再生装置において陰極線管上に画像を再現するのには
、周知のように、所定の走査標準に従って陰極線管の電
子ビームを縦横方向に偏向することが必要とされている
ところで、画像の再現に際して適用されるべき走査標準
は、例えばテレビジョン受像機についていえば、受像の
対象にされているテレビジョン方式の標準方式に応じて
、それぞれ異なることが多く、また、各種の情報機器に
おけるディスプレイ装置についていえば、それぞれの機
器のメーカ毎にそれぞれ勝手に走査標準が設定されると
いってもよい程に走査標準を異にしていることが多い。
そして、前記のように走査標準が異なる場合には、偏向
回路の構成も当然に異なるものとなるが、走査標準が異
なる毎にそれぞれ別構成の画像再生装置を構成したので
は、多種少量生産形態による生産となって生産管理上、
コスト上で色々と不利なので、従来から複数の走査標準
に兼用されうるような偏向回路も数多く提案されて来て
いることは周知のとおりであり、また、前記のように複
数の走査標準に兼用されうるように構成されている水平
偏向回路において、水平走査周期に応じて帰線時間がそ
れぞれ異なるものに変更されるように構成されることも
従来から行なわれて来ている。
第3図は、水平走査周期に応じて帰線時間がそれぞれ異
なるものに変更されるように構成された水平偏向回路の
従来例回路であり、この第3図において1は水平発振な
らびに励振段であり、前記の水平発振ならびに励振段1
には図示されていない前段から水平同期パルスPL(ま
たはP2)が供給される。
それにより前記した水平発振ならびに励振段1では、そ
れに入力された水平同期パルスPI(またはP2)に同
期した励振波を出力して水平出力トランジスタ3に供給
する。前記した水平出力トランジスタ3のコレクタには
フライバックトランス10の一次巻線10aとレギュレ
ータ11を通して動作用直流電圧が加えられており、前
記の水平発振ならびに励振段1からの励振波が励振トラ
ンス2を介して水平出力トランジスタ3のベースエミッ
タ間に供給されると前記の水平出力トランジスタ3は。
前記の励振波によってオンオフ制御される。
4はダンパダイオードであり、このダンパダイオード4
は前記した水平出力トランジスタ3のオンオフ動作と協
動してオンオフ動作を行なって、水平偏向コイル5にの
こぎり波電流を流し、陰極線管CRTの電子ビームの水
平偏向を行なう、6は8字補正用コンデンサであり、7
,8は帰線共振コンデンサ(8は補助帰線共振コンデン
サ)、9は切換スイッチである。
さて、水平出力トランジスタ3のコレクタには、主とし
て帰線共振コンデンサ7.8の合成容量値と、偏向コイ
ル5とフライバックトランス10の一次巻110aとの
合成インダクタンス値とによって決定される振動周期を
有する正弦波の半サイクルの波形の電圧Vpが発生する
前記した水平出力トランジスタ3のコレクタに生じた正
弦波の半サイクルの波形の電圧VPは、フライバックト
ランス10で昇圧されてフライバックトランス10の二
次巻線10bから整流回路12に供給され、整流回路1
2からは直流高圧出力HTが陰極線管CRTの陽極に与
えられる。
ところで、水平偏向回路においては水平偏向の帰線時間
、すなわち、前記した正弦波の半サイクルの波形の電圧
Vpのパルス巾Trは、通常、一定値に設定されるので
あるが、水平偏向の周期が長短に切換えられるような場
合には、それに応じて帰線時間も長短に切換えられるよ
うになされることが望ましいのであり、第3図示の構成
例においては図中の切換スイッチ9をオンオフ制御する
ことにより帰線時間が長短に切換えられるようにしてい
る。
すなわち、第3図示の水平偏向回路において切換スイッ
チ9がオンの状態にされた場合には、帰線共振コンデン
サ7と帰線共振コンデンサ8とが並列接続されることに
より偏向コイル5とフライバックトランス10の一次巻
110aとの合成インダクタンス値と、帰線共振コンデ
ンサ7.8とによって決定される振動周期を有する正弦
波の半サイクルの時間巾(帰線時間Tr)が、前記した
切換スイッチ9がオフの状態のときの帰線時間Tr、す
なわち、偏向コイル5とフライバックトランス10の一
次巻線10aとの合成インダクタンス値と、帰線共振コ
ンデンサ7とによって決定される振動周期を有する正弦
波の半サイクルの時間巾(帰線時間Tr)よりも長くな
される。
(J?!明が解決しようとする問題点)第3図に示され
ている水平偏向回路では、切換スイッチ9を前記のよう
にオンオフ制御することにより、帰線時間Trが長短に
切換えられるのであるが、前記の切換スイッチ9は極め
て高い電圧と大電流とを取扱うものであるために、前記
の切換スイッチ9として機械的な切換スイッチが用いら
れた場合には、偏向回路の動作中にオンオフされた場合
にはアークによって接点が損傷されてしまう。
それで、機械的な切換スイッチが用いられた場合におけ
る切換スイッチ9の切換え動作によって帰線時間Trを
長短に切換える際には、一旦、電源を遮断した状態にし
てから切換スイッチ9を切換動作を行なうことが必要と
されるために操作が煩雑になるということが問題になっ
た。
切換スイッチ9として機械的な切換スイッチが用いられ
た場合に生じる前記の問題点は、切換スイッチとして、
第4図に示されているようなトランジスタ等の半導体素
子を構成素子に使用した電子的スイッチを用いることに
よって解決できる。
第4図において、13はベース入力抵抗、 14はスイ
ッチ用のトランジスタ、15は逆方向用ダイオード、E
sは切換制御用入力電圧である。
第4図示のような電子的な切換スイッチ9に対して、ロ
ーレベルの切換制御用入力電圧Esが供給された場合に
は、スイッチ用のトランジスタ14と逆方向用のダイオ
ード15とがともに遮断状態になされ、前記したスイッ
チ用のトランジスタ14のコレクタと逆方向用のダイオ
ード15のカソードとに接続されている帰線共振コンデ
ンサ8が接地から切離された状態になされるために、こ
の状態における水平偏向回路の帰線時間Trは偏向コイ
ル5とフライバックトランスlOの一次巻線10aとの
合成インダクタンス値と、帰線共振コンデンサ7とによ
って決定される振動周期を有する正弦波の半サイクルの
時間巾(帰線時間Tr)となされる。
次に、前記した電子的な切換スイッチ9に対して、ハイ
レベルの切換制御用入力電圧Esが供給された場合には
、スイッチ用のトランジスタ14と逆方向用のダイオー
ド15とが導通状態になり、前記したスイッチ用のトラ
ンジスタ14のコレクタと逆方向用のダイオード15の
カソードとに接続されている帰線共振コンデンサ8が接
地されることにより、水平偏向回路の帰線時間Trは偏
向コイル5とフライバックトランス10の一次巻線10
aとの合成インダクタンス値と、帰線共振コンデンサ7
と帰線共振コンデンサ8とによって決定される振動周期
を有する正弦波の半サイクルの時間巾(帰線時間Tr)
となされる。
ところで、第4図に示されているような構成の・電子的
なスイッチ9におけるスイッチ用のトランジスタ14に
は、それの導通時に大きなコレクタ電流が流れるから、
導通時に充分に大きなベース電流を供給してやらないと
スイッチ用のトランジスタ14は完全な導通状態にはな
らない。
また、前記したスイッチ用のトランジスタ14としては
、既述のようなパルスVPに耐えるようなコレクタ耐圧
を有するものが必要とされるが、高耐圧のトランジスタ
は、一般に、極度に電流増幅率が小さいから、前記のよ
うにスイッチ用のトランジスタ14を完全な導通状態に
して、それに大きなコレクタ電流が流れるようにするた
めには、スイッチ用トランジスタ14のベースには大き
なベース電流が流されなければならず、したがって、ス
イッチ用のトランジスタ14を駆動するのには大きな駆
動電力が必要とされる。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、水平偏向励振段から供給される励振波により
水平走査周期に対して一定の時間割合いでオンオフされ
る第1のスイッチ素子と、前記の第1のスイッチ素子に
並列に接続された帰線共振コンデンサと、前記の第1の
スイッチ素子に交流的に並列に接続された水平偏向コイ
ルとを備えているとともに、一端が接地された直流電源
の他の一端がインダクタンスを介して前記した第1のス
イッチ素子の一端に接続されることによって、前記の偏
向コイルにのこぎり波電流が流れるようになされている
水平偏向回路において、前記した帰線共振コンデンサを
複数個のコンデンサがら構成されるものとし、前記した
帰線共振コンデンサを構成している複数のコンデンサに
対する第2のスイッチ素子による選択的な切換えによっ
て偏向帰線時間の切換えが行なわれるようにする手段と
、前記第1のスイッチ素子がオフの状態となされる期間
またはそれの一部の期間だけに前記第2のスイッチ素子
がオンの状態になされるようにする手段とからなる水平
偏向帰線時間切−回路を提供する。
(実施例) 以下、本発明の水平偏向帰線時間切換回路の具体的な内
容について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
第1図は本発明の水平偏向帰線時間切換回路の一実施例
回路を備えている水平偏向回路の一部の回路図であり、
この第1図において既述した第3図示の水平偏向回路に
おける構成部分と対応している各構成部分には、第3図
中で使用されている図面符号と同一の図面符号が使用さ
れている。
第1図において、lは水平発振ならびに励振段であり、
この水平発振ならびに励振段1には図示されていない前
段から所定の周期の水平同期パルスが供給される。
水平発振ならびに励振段1では、それに入力された水平
同期パルスに同期した励振波を発生してそれを励振トラ
ンス2の1次巻線2aに与える。
励振トランス2は2つの2次巻線2b、2cを備えてお
り、前記した2つの2次巻線の内の一方の2次巻線2b
は、それの一端が抵抗18を介して水平出力トランジス
タ3のベースに接続され、また、それの他端は水平出力
トランジスタ3のエミッタとともに接地されている。
前記した抵抗18は電流制限用の抵抗であり、この抵抗
18は必要に応じて使用されるものである。
また、前記した励振トランス2における2つの2次巻線
の内の他方の2次巻線2cは、それの一端がスイッチ1
7の固定接点とコンデンサ16の一方の端子とに接続さ
れており、前記の2次巻線2cの他端は電流制限用抵抗
13を介してスイッチ用のトランジスタ14のベースに
接続されている。そして。
前記したスイッチ17の固定接点と、コンデンサ16の
他方の端子と、水平出力トランジスタ3のエミッタなど
はともに接地されている。
前記のスイッチ用のトランジスタ14のコレクタは逆方
向用ダイオード15のカソードと帰線共振コンデンサ8
の一方端子とに接続されており、逆方向用ダイオード1
5のアノードは接地されている。
4はダンパダイオード、5は水平偏向コイル、6は8字
補正コンデンサ、7は帰線共振コンデンサ、10はフラ
イバックトランス、11はレギュレータであり、前記し
た水平出力トランジスタ3のコレクタにはレギュレータ
11とフライバンクトランス10の1次巻線10aとを
介して動作用直流電圧が加えられている。
水平発振ならびに励振段1から励振トランス2の2次巻
線2bを介して水平出力トランジスタ3のベースに供給
された励振波によってオンオフ制御される水平出力トラ
ンジスタ3と、前記した水平出力トランジスタ3のオン
オフ動作と協動してオンオフ動作を行なうダンパダイオ
ード4とによって、水平偏向コイル5にはのこぎり波電
流が流される。
水平出力トランジスタ3が水平走査周期でオンオフ動作
を行なうと、水平出力トランジスタ3のコレクタには、
主として帰線共振コンデンサの静電容量値と、偏向コイ
ル5とフライバックトランス10の1次巻線10aとの
合成インダクタンス値とによって決定される振動周期を
有する正弦波の半サイクルの波形の電圧Vpが発生する
前記のように励振トランス2の2次巻線2bから、水平
出力トランジスタ3のベースエミッタ間に供給される励
振パルスv1と、励振トランス2の2次巻線2cから、
スイッチ用のトランジスタ14のベースエミッタ間に供
給されるパルスv2とは、第2図の(c)、(d)に示
されているように互に逆極性となされている。
今、スイッチ17がオフの状態になされている状態を考
えると、この状態において励振トランス2の2次巻線2
cに生じたパルスv2は、励振トランス2の2次巻線2
C→電流制限用抵抗13→スイツチ用のトランジスタ1
4のベース→同エミッタ→コンデンサ16→励振トラン
ス2の2次巻線2Cの回路でスイッチ用のトランジスタ
14のベースエミッタ間に供給されるが、前記のパルス
v2はスイッチ用のトランジスタ14のベースエミッタ
間のダイオード16によって整流されるから、前記した
回路中のコンデンサ16は前記の回路に流れる整流電流
により第1図示のような極性に充電される。
そして、前記したスイッチ用のトランジスタ14は、そ
れのベースエミッタ間に前記したコンデンサ16に充電
された電荷による電圧が逆バイアスとして加えられるこ
とにより、スイッチ用のトランジスタ14は遮断状態に
なされるが、前記のようにスイッチ用のトランジスタ1
4が遮断の状態になされた場合には、帰線共振コンデン
サ8が不動作状態になり、この状態における水平偏向回
路の帰線時間Trは、主として帰線共振コンデンサ7の
静電容量値と、偏向コイル5とフライバックトランス1
0の1次巻線10aとの合成インダクタンス値とによっ
て決定される振動周期を有する正弦波の半サイクルの時
間巾(帰゛腺時間Tr)となされる。
次に、スイッチ17がオンの状態になされると、前記の
ようにオンの状態になされたスイッチ17によってコン
デンサ17が短絡されるから、励振トランス2の2次巻
線2cに生じたパルスv2は直接にスイッチ用のトラン
ジスタ14のベースエミッタ間に供給される。それによ
り、スイッチ用のトランジスタ14は、前記のパルスv
2によって導通して、スイッチ用のトランジスタ14の
コレクタと逆方向用のダイオード15のカソードとに接
続されている帰線共振コンデンサ8が、帰線共振コンデ
ンサ7と等測的に並列接続された状態になされ、それに
より、この状態における水平偏向回路の帰線時間Trは
、主として帰線共振コンデンサ7と帰線共振コンデンサ
8とが並列接続された静電容量値と、偏向コイル5とフ
ライバックトランス10の1次巻線10aとの合成イン
ダクタンス値とによって決定される振動周期を有する正
弦波の半サイクルの時間巾(帰線時間Tr)となされる
第2図の(、)〜(d)は、前記したスイッチ17がオ
ンの状態になされたときにおける水平偏向回路の各部の
動作状態を説明する図であって、第2図の(a)中で実
線で示されている曲線は、水平出力トランジスタ3のコ
レクタ電流Iclを示し、また。
第2図の(b)中で点線で示されている曲線は、ダンパ
ダイオード4の電流1dlを示しているが、この第2図
の(a)で示されているように、帰線時間Trの期間を
除く期間における水平出力トランジスタ3のコレクタ電
流Iclとダンパダイオード4の電流Idlとは、のこ
ぎり波形の電流となっている。
第2図の(b)中で実線で示されている曲線は、スイッ
チ用のトランジスタ14を通して帰線共振コンデンサ8
に流れる電流Ic2を示し、また、第2図の(b)中で
点線で示されている曲線は、逆方向用のダイオード15
を通して帰線共振コンデンサ8に流れる電流Id2を示
しているが、この第2図の(b)で示されているように
、帰線時間Trの期間においては、スイッチ用のトラン
ジスタ14を通して帰線共振コンデンサ8に流れる電流
1c2と、逆方向用のダイオード15を通して帰線共振
コンデンサ8に流れる電流Id2とだけが存在している
状態になっている。
さらに、第2図の(c)は励振トランス2における2つ
の2次巻線の内の一方の2次巻線2bで発生する励振パ
ルスv1を示しており、また、第2図の(d)は励振ト
ランス2における2つの2次巻線の内の他方の2次巻線
2Cで発生するパルスv2を示している。
第2図の(C)に示されている励振パルスVlは、略々
矩形波状のものになっ・ており、水平出力トランジスタ
3のコレクタ電4Iclは、この励振バルスv1の立上
がりの時点t1から流れ始める。しかし、前記した励振
パルスv1が時刻t2に立下がっても、水平出力トラン
ジスタ3のコレクタ電流Iclは時刻t2では零になら
ず、水平出力トランジスタ3のコレクタ電流Iclは励
振パルスv1が立下がった時刻t2から水平出力トラン
ジスタ3の蓄積時間T stgを経過した時刻t3にな
って零になる。
そして、前記のように水平出力トランジスタ3のコレク
タ電流Iclが零になった時点t3から帰線時間Trだ
け経過した時刻t4からダンパダイオード4の電流Id
lが流れ始める。
第2図の(a)〜(d)に示されている各部の電流波形
から判かるように、励振パルスv1が立上る時点t1か
らそれが立下がる時点12までの期間は。
水平偏向電流における順走査の期間内に必らず含まれて
いるが、このことは、水平偏向電流の帰線時間Trの期
間は第2図の(c)に示されている励振パルスv1に対
して逆極性のパルスV2(第2図の(d))が存在する
期間中に必らす含まれていることを示している。
前記したところから明らかなように、スイッチ用のトラ
ンジスタ14は帰線共振コンデンサ8の動作不動作を制
御して帰線時間の共振周期を定めるものであるから、ス
イッチ用のトランジスタ14は帰線時間中で確実に導通
できるようになされていればよいのである。そして、ス
イッチ用のトランジスタ14を帰線時間中で必らず導通
している状態にするのには、帰線時間Trの期間を完全
に含んでいることが確実に保証されているパルスv2の
期間だけにスイッチ用のトランジスタ14が駆動される
ようにすればよいのである。
これまでに説明した第1図示の実施例は、2個の帰線共
振コンデンサ7.8を備えておいて、それの一方のもの
を選択的に接断することにより、水平偏向電流の帰線時
間を長短に切換えるようにしたものであったが、本発明
の水平偏向帰線時間切換回路の実施に当っては、任意の
複数の帰線共振コンデンサを備えて−・おき、それを選
択的に切換えて水平偏向電流の帰、線時間が種々の値に
切換えられるようなものとして実施されてもよいのであ
り、そのような−例構成のものを第5図に示す。
第5図において、7,8a、8b・・・は帰線共振コン
デンサであり、また、 13a、 13b・・・は電流
制限用抵抗、14a、14b・・・はスイッチ用のトラ
ンジスタ。
15a、15b・・・は逆方向用ダイオード、16a、
16b・・・はコンデンサ、 17a、 17b・・・
はスイッチである。
第5図示の回路配置において、各スイッチ17a。
17b・・・は1例えば図示されていない操作部で設定
されたモードに従って、図示されていない制御部で発生
された切換制御信号によってオンオフされることにより
、水平偏向電流の帰線時間は種々に切換えられうるので
ある。
また、上記の第1図及び第5図を参照した本発/明の各
実施例は、複数個の帰線共振コンデンサが選択的に接断
されたときに、それらの複数個の帰線共振コンデンサが
互↓;並列的に接続されることによって、水平偏向電流
の帰線時間が長短に切換えられるようにしたものであっ
たが1本発゛明の水平偏向帰線時間切換回路の実施に当
っては、任意の複数個の帰線共振コンデンサを直列的に
接続しておき、その直列的に接続されているコンデンサ
の内の選択されたものが短絡されるように切換えられる
ことにより、水平偏向電流の帰線時間が種々の値に切換
えられるようなものとして実施されたり、または任意の
用意された複数個の帰線共振コンデンサの内の選択され
たもの並列直列に接続されるように切換えられることに
より、水平偏向電流の帰線時間が種々の値に切換えられ
るようなものとして実施されてもよいのである。
(効果) 以上、詳細に説明したところから明らかなように本発明
の水平偏向帰線時間切換回路は、水平偏向励振段から供
給される励振波により水平走査周期に対して一定の時間
割合いでオンオフされる第1のスイッチ素子と、前記の
第1のスイッチ素子に並列に接続された帰線共振コンデ
ンサと、前記の第1のスイッチ素子に交流的に並列に接
続された水平偏向コイルとを備えているとともに、一端
が接地された直流電源の他の一端がインダクタンスを介
して前記した第1のスイッチ素子の一端に接続されるこ
とによって、前記の偏向コイルにのこぎり波電流が流れ
るようになされている水平偏向回路において、前記した
帰線共振コンデンサを複数個のコンデンサから構成され
るものとし、前記した帰線共振コンデンサを構成してい
る複数のコンデンサに対する第2のスイッチ素子による
選択的な切換えによって偏向帰線時間の切換えが行なわ
れるようにする手段と、前記第1のスイッチ素子がオフ
の状態となされる期間またはそれの一部の期間だけに前
記第2のスイッチ素子がオンの状態になされるようにす
る手段とからなるものであるから、本発明の水平偏向帰
線時間切換回路では第2のスイッチ素子として用いられ
るスイッチ用のトランジスタがオンの状態にされる期間
が、時間軸上で連続的にではなく、水平偏向電流の帰線
時間の期間を必らず含んではいるが、水平走査周期の一
部の期間だけにされているから、既述した従来の水平偏
向帰線時間切換回路のようにスイッチ用のトランジスタ
を直流駆動する場合に比べて、駆動に必要とされる電力
が少くなり、また。
スイッチ用のトランジスタのオンオフ制御に用いられる
電源として用いられる励振トランスの2次巻線2cの巻
回数を加減して、スイッチ用のトランジスタに対して最
適ドライブ条件となるようにすることも容易であり、励
振トランスの2次巻線2cの巻回数の加減によってスイ
ッチ用のトランジスタの駆動電力のより一層の減少を達
成することができ、さらに、励振トランス2の負荷とし
ては、それの2つの2次巻線2b、2cの回路によるも
のが順次交互に加わるので、前段に対する負担が平均化
されるという利点も得られるのであり、さらにまた、ス
イッチ17,17a、17b・・・のオンオフ制御のた
めに使用される制御信号は直流であるから、スイッチ1
7,17a、17b・・・を水平偏向帰線時間切換回路
の部分から遠く離れているパネル面に設けるようにして
も、他の構成回路に何等の妨害も与えることもなく、そ
のような実施態様にすることも容易であり、また、使用
されるべきスイッチ自体としても小電圧小電流の規格の
ものが使用できるのであり、本発明によれば既述した従
来の問題点はすべて良好に解決されるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第5図はそれぞれ本発明の水平偏向帰線時間
切換回路の容具なる実施例の回路図、第2図は説明用の
波形図、第3図は従来例の回路図。 第4図は電子的なスイッチの一例構成を示す図である。 2・・・励振トランス、2b、2c・・・2次巻線、3
・・・水平出力トランジスタ、4・・・ダンパダイオー
ド、7,8,8a、8b、8n=−帰線共振コンデンサ
、 14,14a、14b、14n・・・スイッチ用の
トランジスタ、15,15a、15b、15n−逆方向
用ダイオード、16.16a、16b、16n−コンデ
ンサ、 17,17a、17b、17n・・・スイッチ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、水平偏向励振段から供給される励振波により水平走
    査周期に対して一定の時間割合いでオンオフされる第1
    のスイッチ素子と、前記の第1のスイッチ素子に並列に
    接続された帰線共振コンデンサと、前記の第1のスイッ
    チ素子に交流的に並列に接続された水平偏向コイルとを
    備えているとともに、一端が接地された直流電源の他の
    一端がインダクタンスを介して前記した第1のスイッチ
    素子の一端に接続されることによつて、前記の偏向コイ
    ルにのこぎり波電流が流れるようになされている水平偏
    向回路において、前記した帰線共振コンデンサを複数個
    のコンデンサから構成されるものとし、前記した帰線共
    振コンデンサを構成している複数のコンデンサに対する
    第2のスイッチ素子による選択的な切換えによつて偏向
    帰線時間の切換えが行なわれるようにする手段と、前記
    第1のスイッチ素子がオフの状態となされる期間をたは
    それの一部の期間だけに前記第2のスイッチ素子がオン
    の状態になされるようにする手段とからなる水平偏向帰
    線時間切換回路 2、第2のスイッチ素子としてトランジスタを使用し、
    前記のトランジスタのベース回路にそのベースエミッタ
    接合の整流作用により前記のトランジスタが遮断される
    ような極性の電荷で充電されるコンデンサを備え、また
    、前記のコンデンサの電荷を放電させるようなスイッチ
    を設けてなる特許請求の範囲第1項に記載の水平偏向帰
    線時間切換回路
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