JPS61241308A - カチオン性エマルジヨンの製造法 - Google Patents

カチオン性エマルジヨンの製造法

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JPS61241308A
JPS61241308A JP8322885A JP8322885A JPS61241308A JP S61241308 A JPS61241308 A JP S61241308A JP 8322885 A JP8322885 A JP 8322885A JP 8322885 A JP8322885 A JP 8322885A JP S61241308 A JPS61241308 A JP S61241308A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、高い樹脂濃度においても、低粘度を有し、か
つ重合安定性に優れたカチオン性エマルジョンの製造法
に関する。
従来の技術及び砂問題点 従来、カチオン性エマルジョンの製造法としては、カチ
オン性界面活性剤を使用してエマルジョン重合する方法
、カチオン性の水溶部分子を保護コロイドとしてエマル
ジョン重合する方法、カチオン性界面活性剤とカチオン
性の水溶性高分子を併用してエマルジョン重合する方法
等が知られている。しかしながら、このような方法では
、エマルジョン濃度を増大させるに伴い、重合安定性が
低下して粗大粒子が生じ、またエマルジョンの粘度が上
昇する等の欠点がある。この為に、重合安定性が良く、
かつ低粘度を有するエマルジョンとしては、エマルジョ
ン濃度が50重量%程度のものが限度である0従って、
その実用に際しては、種々問題を生じ、例えば、塗料や
セメント等に配合する場合には、水分量が多いことがら
、硬化速度が遅く、かつ体積収縮が大きくなるなどの欠
点があシ、エマルジョンとしての応用範囲は限定された
ものとなっている。1更に、カチオン性界面活性剤を使
用する場合には、(1)界面活性剤の毒性が強いこと、
(I)エマルジョン中に泡が発生し易く、消え難いので
こ煉伴う各種の弊害が生じること、(lit)エマルジ
ョンや硬化樹脂が黄変し易いこと、などの欠点がある。
また、ノニオン性界面活性剤の存在下で、エマルジョン
重合を行ない、得られるエマルジョンに各種カチオン性
界面活性剤を添加してカチオン性エマルジョンを製造す
る方法も知られている。この方法でアクリル酸アル+ル
エステル又はメタクリル酸アル牛ルエステ綾乳化重合さ
せる場合には、ノニオン性界面活性剤のHLBが重合安
定性に大きな影響を与えることは、よく 知られており
、HLBが15に満たない界面活性剤では、重合安定性
が著しく低下し、従ってHLB l 5以上の界面活性
剤が使用されている。しかしながらこのように高いHL
Bの界面活性剤を用いたエマルジョン製造方法において
も、エマルジョンを高濃度とすると、エマルジョンの重
合安定性が低下して、粗大粒子が生じたシ、或いはエマ
ルジョンの粘度が上昇したりし易く、高濃度、低粘度の
カチオン性エマルジョンは得ることはできない。更に、
このようなエマルジョンでは、カチオン性物質とエマル
ジョン粒子との結合が弱く、容易にカチオン性物質が脱
離し、エマルジョン粒化不安定となシ易いという欠点が
あシ、エマルジョンは、機械的安定性、化学的安定性に
劣るものである。
また、カチオン柱上ツマ−の存在下に、エチレシ系不飽
和単鷺体を乳化重合して、カチオン性エマルジョンを製
造する方法も知られている(特公昭43−28110号
)6Lかしながら、この方法においては、エマルジョン
の樹脂濃度を高くするに伴ない、粘度が上昇し、また重
合安定性が低下するなどの欠点がある。また、このよう
なカチオン性エマルジョンでは・カチオン柱上ツマ−の
添加量を増加することによって重合安定性を改善するこ
とは可能であるが、カチオシ性モノマーの添加量を増加
すると樹脂乾燥皮膜の耐水性が著るしく劣るものとなり
、容易に再乳化するという問題点がある。
問題点を解決するための手段 本発明者は、上記した如き、従来技術の問題点に鑑みて
、高濃度、低粘度であって1かつ重合安定性及び機械的
、化学的安定性に優れたカチオン性エマルジョンの製造
法を見出すべく鋭意研究を重ねてきた。その結果、カチ
オン柱上ツマ−とじてのアE4含有アクリル系tツマ−
の存在下に、アクリル酸アルキルエステル及び/又はメ
タクリル酸アル+ルエステルの乳化重合を行なうに際し
て、従来アクリル酸系アルキルエステルの乳化重合には
使用されてな、いl今以下のHLB値を有するポリエチ
レンオキサイド系ノニオン界面活性剤を使用することに
よって、意外にも重合安定性に優れたカチオン性エマル
ジョンが得られ、このエマルジョンは、高濃度、低粘度
とすることができ、広範囲の用途に使用し得るものであ
ることを見出した。本発明は、このような知見に基くも
のである。
即ち、本発明は、ア三ノ基含有アクリル系tツマ−の存
在下に、アクリル酸アル+ルエステル及び/又はメタク
リル酸アルキルエステルを乳化重合するに際して、HL
B値14以下のポリエチレンオ中サイド系ノニオン界面
活性剤を存在させることを特徴とするカチオン性エマル
ジョンの製造法に係る。
本発明において、界面活性剤としては、HLB値!4以
下のポリエチレンオ牛すイド系ノニオン界向活性剤を使
用し、好ましくは、4〜I4のHLB値を有するポリエ
チレンオ+サイド系ノニオン界面活性剤を使用する。本
発明において、HLB値は分子中のエチレン 才牛シト
の重量バーtントEK基づいて、HLE−E15によシ
算出した数値である。本発明では、従来アクリル酸系ア
ルキルエステルの乳化重合においては、重合安定性が劣
るとして使用されなかった!4以下のHLB値を有する
ポリエチレン才牛サイド系ノニオン界面活性剤を、アミ
ノ基含有アクリル系モノマーと組み合わせて使用するこ
とによって、重合安定性を低下させることなくHLB 
l今以下のノニオン界面活性剤を使用することが可能と
なシ、更に意外にもこのように組み合わせて使用する場
合には、高樹脂濃度でも重合安定性の低下が少なく、エ
マルジョンを安定生産できることが明らかとなった。ま
た、このようにして得られるエマルジョンは樹脂濃度が
60%程度の状態においても、粘度が低く、しかも機械
的安定性、化学的安定性に優れたものであシ、各種の用
途に好適に使用し得るものであることが判った。
本発明において使用できるポリエチレン才牛サイド系ノ
ニオン界面活性剤としては、ポリオ牛ジエチレンラウリ
ルエーテル1ポリオ牛ジエチレンtチルエーテル、ポリ
オ+ジエチレンステアリルエーテル1ポリオ牛ジエチレ
ンオレイルエーテル1ポリオ牛ジエチレンノニルエーテ
ル、ポリオ士ジエチレンノニルフェニルエーテル、ポリ
オ牛シエチレンソルピタ:/七ノラウリレート、ポリオ
牛ジエチレンツルじタシ七ノステアレート1$り1牛ジ
エチレンツルじタン七ノオレエート、オ牛シエチレンオ
牛シブ0じレンツ0ツクポリマー等を例示できる。
ノニオン性界面活性剤の使用量は、エマルジョンに対し
て要求される性質に応じて変わりうるが、一般に、重合
安定性を向上させて粗大粒子の発生を抑制する目的やエ
マルジョンの機械的、化学的安定性を向上させる目的に
は界面活性剤の使用量が多いことが望ましく、乾燥皮膜
の耐水性を向上させるためには使用量が少ない方が望ま
しく、通常全モノマーに対して1〜10重置%程度の範
囲内から目的に応じて使用量を決定すればよい。
本発明では、アクリル酸アル+ルエステル及びメタクリ
ル酸アルキルエステルとして各種のものが使用でき、例
えばアクリル酸アルキルエステルの具体例としては、メ
チルアクリレート ・エチルアクリレート、ブチルアク
リレートS2−エチルへ牛シルアクリレート1ヒト0牛
シブ0ピルアクリレート・β−エト牛ジエチルアクリ 
レート、クリシジルアクリレート等を挙げることができ
る。
またメタクリル酸アルキルエステルの具体例としては1
メチルメタクリレート翫エチルメタクリレート、ブチル
メタクリレート−2−エチルへ牛シルメタクリレート1
ヒト0牛シブ0ピルメタクリレート、β−エト牛レジエ
チルメタクリレート1タリシジルメタクリレートを挙け
ることができる。
これらのモノマーは、単独又は適宜組み合わせて使用す
ることができる。本発明では、また、必要に応じて、ア
クリル酸アルキルエステル又は−メタクリル酸アルキル
エステルと共重合が可能な他のモノマーを添加して共重
合させてもよい。このようなモノマーとしては、酢酸ビ
ニル、スチレン、アクリ0ニトリル、塩化ビニル等のビ
ニル第モノマーを例示でき、アクリル酸アルキルエステ
ル及びメタクリル酸アルキルエステルに対して1/1(
重量比)程度まで添加することができる。
本発明では、エマルジョンにカチオン性を付与するため
に、カチオン柱上ツマ−であるアミノ基含有アクリル系
モノマーの存在下に重合反応を行なう。アミノ基含有ア
クリル系モノマーとしては、一般式 (式中、R工は水素又はメチル基、R2はCニーc8の
アル牛しン基、R3及びR4は水素又はC□〜C6のア
ル牛ル基を表わす)で示されるア三ノアル牛ル(メタ)
アクリレート及び/又は一般式(式中、R□は水素又は
メチル基、R2はCニーc8のアル牛しン基、R3及び
R4は水素又はC1C6のアル+ル基を表わす)で示さ
れるN−アミノアル牛ル(メタ)アクリルアミドを用い
ることができる。カチオン柱上ツマ−の使用量は、所望
するエマルジョンの性状に応じて決定すればよく、特に
限定されるものではないが、通常全モノマーに対して1
〜5重量%程度が望ましい。カチオシ柱上ノ°マーの使
用量が多くなりすぎると樹脂乾燥皮膜の耐水性の低下や
エマルジョンの粘度の上昇が大きくなシ、一方カチオン
柱上ツマ−の使用量が少ないとエマルジョンの重合安定
性が低下する傾向にあるが、本発明では、カチオシ柱上
ツマ−と前記し九ノニオシ性界面活性剤とを併用して、
適宜使用量を組み合わせることによって、高濃度、低粘
変であって重合安定性に優れ、かつ乾燥皮膜の耐水性に
優れたエマルジョンの製造が可能になった。
カチオン柱上ツマ−の具体例としては、一般式(1)の
アミノアル牛ル(メタ)アクリレートとして、ジメチル
アミノエチルアクリレート1ジメチルア三ノエチルメタ
クリレートS、;メチルアニップ0ピルアクリレート1
ジメチルア艷ノブ0とルメタクリレート1t−プチルア
エノエチルアクリレート、l−ブチルアミノエチルメタ
クリレート1v:ツメチルアミノエチルアクリレート1
1eノメチルア!ノエチルメタクリレート等を挙げるこ
とができる。一般式(1)のN−アミノアル牛ル(メタ
)アクリルアニドとしてはSジメチルアミツブ0どルア
クリルアミドS!;メチルア三ノブ0ピルメタクリルア
ミドSW:Iメチルフェノエチルアクリルアミド1ジメ
チルア三ノエチルメタクリルア三ド等を例示できる。
カチオン柱上ツマ−は、酸によって中和して使用される
。中和度(酸/カチオン仕上ツマ−(Eル比))は、0
.2程度以上とし、エマルジョンの用途に応じて、lを
上回ることもできる。異体的には、中和度が高くなると
親水性が強くなシ、中和度が低くなると乳化力が弱くな
って重合安定性が低下する傾向にあるので、使用する共
重合上ツマ−や界面活性剤の性質や使用量、製品エマル
ジョンの用途等に応じて中和度を決定すればよい。
中和に使用する酸としては、各種の無機酸又は有機酸を
用いることができ、無機酸としては、例えば、塩酸、硫
酸、リン酸、硝酸等が使用でき、有機酸としては、例え
ば、千酸、酢酸、プロピオン酸1へ八り酸、クエン酸、
リンゴ酸等が使用できる。
本発明における重合方法は、通常の乳化重合方法に従え
ばよく、例えば、メインモノマー、カチオン柱上ツマ−
及びノニオン性界面活性剤を一括して仕込み重合する方
法、各成分を連続供給しながら重合する方法など各種の
方法が可能であり、いずれの方法によっても所期の目的
を達成するカチオン性エマルジョンを得ることができる
。また、連続供給する場合には、各成分を単独で添加し
てもよく、任意の成分を予め混合して添加してもよい0
′重合反応は、加温下に行ない、通常50〜85℃程度
の温度で行なえばよい。
本発明では、重合反応の触媒として、一般のノ二オ遊触
媒及びカチオン性触媒をいずれも使用できるが1カチオ
ン性触媒である2、2′−アリビス(2−アミジップ0
パン)を使用することが好ましい。
本発明では、また必要に応じて、安定性の低下、粘廖の
上昇等の弊害が生じない範囲内において、他のノニオン
性界面活性剤、水溶性高分子等を併用することもできる
0又、各種アルコール1アルデヒド、メルカプタン等の
連鎖移動剤を各種弊害を生じない範囲内で使用する事も
できる。
発明の効果 本発明によって得られるカチオシ性エマルジョンは、高
濃度の状11においても、重合安定性に優れ、粗大粒子
の発生が少なく、連続的に安定生産できる。また樹脂分
60重量%程度の高濃度においても、低粘度であシ、か
つ機械的安定性、化学的安定性が良いので、作業性に優
れ各種用途に適用できる。また、カチオン性界面活性剤
を使用しないので、泡の発生が少なく、かつ界面活性剤
に起因する毒性の間層も生じない。更に、ノニオン界面
活性剤とカチオン柱上ツマ−とを組み合わせて使用する
ことによシ、重合安定性を低下させることなく、カチオ
ン柱上ツマ−の使用量を減少させることが可能 となシ
、乾燥皮膜は、耐水性に優れたものとなる。
本発明によシ得られるカチオン性エマルジョンは、上記
した如き、優れた性質を有するものであって、!1L1
1i、ヘカチオン性エマルジョンとして、各種用途に使
用し得るものであシ、以下に示すような優れた効果を奏
する。
0)カチオン性であるために、アニオン性物質(通常の
木材、紙、繊維、コンクリート、金属等)に対する吸着
性、密着性に優れ、カチオン性物質(例えば、ある種の
帯電防止剤、ポリアミン、多価金属イオン等)との混和
安定性が良好である。
■高濃度であるために、乾燥速度が速く、塗料等への配
合に際して、配合の自由度が大きく、また高濃度で体積
収縮の小さい配合品を得ることができる。更に、高濃ヤ
あることから、運送費を低減することもできる。
■ カチオン性tツマ−の種類、配合量、中和度やノニ
オン性界面活性剤の種類、配合量等を選択することによ
ってエマルジョンの機械的安定性、化学的安定性を調節
することができ、更にエマルジョン配合物の粘性コント
ロールも可能である。
実   施   例 以下、実施例を示して本発明の詳細な説明するO実施例
1〜7及び比較例1〜6 攪拌翼、コンデンサー及び温度計を備えた七バラプルフ
ラスコに、窒素置換したイオン交換水65重量部を加え
、次いで第1表に示す界面活性オン柱上ツマ−として、
ジメチルアミノエチルメタクリレート2重量部(実施例
7はジメチルア三ノエチルアクリヒ ト2重量部)を添
加した後、36%塩酸をイオン交換水で塩酸濃度18%
に希釈したものを1.6重量部(実施例7は1.5重量
部)加えて十分に混合してカチオン柱上ツマ−を中和し
た後・2.2′−アリビス(2−ア三ジップ0バシ)の
l今%水溶液を0.7重量部添加した。次いでメチルメ
タアクリレートと2−エチル−へ牛シルーアクリレート
の1/1 (重量比)混合液98重量部の連続滴下を開
孔た。フラスコ内部は、ウォーターバスによって78°
C±2°CK保ちS′eツマ−混合液の滴下、は、4時
間で終了した。
七ツマー混合液滴下終了後、2.2′−アリビス(2−
アじノブ0パン)の14%水溶液を0.7重量部添加し
て、フラスコ内の温度を82±2℃としてS2時間放置
した後、冷却してカチオン性エマルジョンを得た。
得られたエマルジョンの樹脂濃度を下記に示す方法で測
定した結果、すべて約60%であった。
また、このエマルジョンの物性を測定した結果を第1表
に示す。測定法は以下に示す通りである。
0樹脂製度(JIS  IC6833に準f)試料1f
をアルミニウム族の直径4αの皿に正確にはかりとfi
、105〜110℃に保った乾燥器に入れて3時間加熱
し、デシケータ−中で放冷後、試料の乾燥後の重量を精
秤した。
礼煉削瓢耕瓜菖 0粘度(JIS K 6833に準ず)試料的25of
をポリご−カーに採シ、25±1°Cの水槽中で1時間
浸漬後、ガラス俸で充分に攪拌し、B型粘度計12rf
imの粘度を測定した。
OO通過渣 エマルジョンを100メツシユステンレス鋼を通過させ
て生じる0過残渣の乾燥重量を秤量し、エマルジョン重
量に対する0過残渣重量の比率を求めた。
第  1  表 第1表から明らかな如く、実施例1〜7で得られたエマ
ルジョンは、樹脂濃度が約60%であって粘度はすべて
20000f戸S以下と低く、また6では、エマルジョ
ンがゲル化し、HLBが本発明の範囲外であるノニオン
性界面活性剤を使用した比較例1〜5では、粘度の上昇
や0過残渣の増加などの弊害が生部。
比較例 7 ノニオン性界面活性剤を使用することなくイオン交換水
116重量部、ジメチルアミノエチルメタクリレートを
8重量部、メチルメタクリレートと2−エチル−へ士シ
ルアクリレートの1/1(重量比)混合液94重量部、
18%塩酸4.8重量部を使用すること以外は実施例1
と同様にして1樹脂分45%のカチオン性エマルジョン
を得た。
エマルジョンは、粘度500e戸Sであり、0過残渣は
0.1であって物性は良好であったが、乾燥皮膜は、水
中に浸漬した場合に再乳化寸前の状態で耐水性に極めて
鶏ものであった。
(以 上)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)アミノ基含有アクリル系モノマーの存在下に、ア
    クリル酸アルキルエステル及び/又はメタクリル酸アル
    キルエステルを乳化重合するに際して、HLB値14以
    下のポリエチレンオキサイド系ノニオン界面活性剤を存
    在させることを特徴とするカチオン性エマルジョンの製
    造法。
JP60083228A 1985-04-17 1985-04-17 カチオン性エマルジヨンの製造法 Expired - Lifetime JPH0651761B2 (ja)

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