JPS61240705A - 無線周波数回路 - Google Patents

無線周波数回路

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JPS61240705A
JPS61240705A JP61086941A JP8694186A JPS61240705A JP S61240705 A JPS61240705 A JP S61240705A JP 61086941 A JP61086941 A JP 61086941A JP 8694186 A JP8694186 A JP 8694186A JP S61240705 A JPS61240705 A JP S61240705A
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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く技術分野〉 本発明は無線周波数回路に関し、特に周波数変換回路に
関する。
〈従来技術と問題点〉 周知のように、周波数変換回路は、入力信号をそれより
高い、あるいは低い周波数の出力信号に変換するもので
ある。第1のタイプの周波数変換回路はいわゆるダウン
コンバータ、又はミキサーである。無線周波数ミキサー
回路が広(使用されるスーパーヘテロダイン受信機にお
いては、そのミキサー回路より得た周波数に同調された
中間周波数(IF)増幅器で信号を増幅し、それを定周
波検波器に入力する。一般に、このミキサー回路は、受
信した入力信号と局部発振器(LO)の信号を受は取り
、両信号の和と差に相当する2つの周波数成分?もつ出
力信号を出力する。通常、和の方の周波数成分はフィル
タにより信号から除去され、差の周波数成分がIF増幅
器に入力される。
第1のタイプのミキサーはいわゆるシングルエンド型(
非平衡型)ミキサーである。シングルエンドミキサーは
例えばトランジスタやダイオードのような非線形素子を
含んでおり、これに入力信号と局部発振信号が供給され
る。そして両信号の和と差の周波数(ωrf±ωw)を
もつ出力信号が得られる。
しかしながら、この種のミキサーには第1の問題点とし
て、出力信号に不必要な周波数成分、例えば入力信号周
波数ωrfs局部発振周波数ωLos原信号の高調波(
nωrf+庭LU)  、高調波間の相互変調成分(m
ωLOf:”ωrr) 、直流出力レベルなどが含まれ
てしまう。このような成分があっては受信機の動作を保
証できないため、一般にこれらの成分を抑制する処理ン
必要とする。第2の問題は、局部発振信号の端子と無線
周波数入力信号端子とが一般に絶縁されていないことで
ある。このため、局部発振信号の一部が無線周波数端子
の方へまわり込み、局部発振信号の放射その他の電磁障
害を引き起こす。
シングルエンド型ミキサーの第3の問題点はいわゆる影
像応答である。所望とするIF周波数ωIFが得られる
のは無線周波数(rf)信号が局所発振周波数より高い
場合だけでな(低い場合もある(ωrf=ωW±ωIF
)。この2つのrf倍信号うち一方を所望周波数とする
とき、他方の周波数は影像周波数と呼ばれる。一方の入
力信号によって所望のIP倍信号得られる場合、他方の
入力信号によってつ(られる信号のことを影像信号と呼
んでいる。多くの用途では、所望の信号と影像信号との
区別、影像信号の除去を行う必要がある。しかし、シン
グルエンド型ミキサーの場合、所望の信号と影像信号と
を区別することはできない。このため、フィルタを用い
て影像信号を除去している。しかしながら、固定周波数
のフィルタ除去で間に合うのは所望の信号と影像信号の
帯域幅に重なるところがない場合だけであり、一方、広
い帯域にわたり同調可能な周波数フィルタは一般に実装
困難であり、特に集積回路(IC)に組み込むことは困
難である。このため、広帯域用途においては、シングル
エンド型ミキサーでのフィルター除去は満足な成果2収
めていない。
シングルエンド型ミキサーの第4の問題は回路が影像周
波数に対しても動作するだけでな(回路自体が影像周波
数の信号を発生してしまうことである。一般に、この型
のミキサー回路はこの信号′la:2通りの方法で生成
する。第1は、局部発振周波数より高いrf倍信号局部
発振周波数の第2次高調波2ωWとミックスされた場合
で、これにより、ωIM=2ωLO−ωrfの影像周波
数ωIMya/もつ信号かつ(られる。第2は、IF出
力端でのインピーダンスのミスマツチ(不整合)による
もので、これにより生じた反射波がミキサー側へ戻っ℃
ゆき、局部発振信号とミックスされて局部発振信号の両
側波信号(ωW±ωIF)  となる(このうちの一方
が影像周波数である)。にもかかわらず、いずれの場合
にも影像周波数信号によってミキサーの変換損失が増大
する、換言すれば、ミキサーが入力信号を所望のIF倍
信号変換する変換効率が低下してしまう。
第2のタイプのミキサーはいわゆる平衡型ミキサーであ
る。平衡型ミキサーは2つのシングルエンド型ミキサー
に3dB  のハイブリッドカプラーを組み合わせたも
のである。カプラーの入力に入力信号と局部発振信号を
入力し、カプラー出力を各シングルエンドミキサーに入
力する。ミキシング素子の両出力を共通接合部にまとめ
て出力IF倍信号得る。平衡型ミキサーでは、ハイブリ
ッド出力を正しく終端してLU倍信号再放射を減らすこ
とにより、信号と局部発振器出力との間にかなり高い絶
縁をもたせることができる。ノ・イブリッドカプラーは
入力信号と局部発振器信号との間に約90度あるいは1
80度の位相シフト’kかけるものである。局部発振器
信号と入力信号間に90度の位相差をもつ平衡屋ミキサ
ーは高調波並びに入力信号と局部発振信号間の相互変調
成分を抑えるのに使用される。信号間に180度の位相
差をもつ平衡型ミキサーは局部発振周波数信号の偶数倍
の高調e、ヲ低減するのに用いられる。しかし、いずれ
の場合であっても望ましくない周波数成分の丁べてが低
減されるわけではなく所定の成分は抑止されない。第2
の問題は、平衡型ミキサーではハイブリッドカプラー、
すなわち、特に集積回路には実装困難な回路であるハイ
ブリッドカプラーを必要とするということである。さら
に、平衡型ミキサーも影像周波数成分を発生してしまう
。同じ(、入力信号が局部発振器出力の周波数より高い
か低いかを区別できない。さらに、ハイブリッドカプラ
ーは帯域幅が狭いため、これχ必要とする平衡型ミキサ
ーの帯域幅も限られてしまう。
第3のタイプのミキサーはいわゆる二重平衡型ミキサー
である。二重平衡型ミキサーでは一般に2つの平衡型ミ
キサーを使用し、それぞれの入力に、ハイブリッドカプ
ラーないしバルン(平衡不平衡変成器)によりシフトさ
せた180°の位相差をもつ局部発振器出力と1対の入
力信号のいずれかとを供給する。各平衡型ミキサーの出
力はIFハイブリッドカプラーによりひとつにまとめら
れる。二重平衡型ミキサーにおける第1の問題はカフ’
ラーナl、’Lバルンをモノリシック集積回路に実装困
難なことである。したがって、二重平衡をミキサーtモ
ノリシック集積回路として構成することか容易にできな
い。第2の問題はカプラー、バルンを使用するためミキ
サーの動作帯域幅がかなり狭くなる。また、二重平衡型
ミキサーの場合、構造次第によっては信号が局部発振器
の出力周波数より高いか低いかを区別することが可能で
はあるが、このように構成した場合でも影像周波数成分
χ発生してしまう。
周知のように、第2のタイプの周波数変換回路であるア
ップコンバータにあっては入力信号の周波数より寓い周
波数の出力信号が得られる。ミキサーの場合と同様に、
非線形素子が入力信号と局部発振器出力とから、両信号
周波数の和と差に等しい周波数をもつ出力信号乞発生す
る。したがって、差の周波数成分ンフィルタで除去する
ことにより、残りの和の周波数成分を入力信号周波数よ
り高い周波数の信号と(−て得ている。
〈発明の概要〉 本発明によれば、第1と第2入力値号端子及び第1と第
2出力端子を有する周波数変換回路は、それぞれ1対の
入力電極とひとつの出力電極を有する複数の非線形素子
を含み、各非線形素子の第1入力電極は2ボ一ト入力結
合手段により順次相互接続され、この入力結合手段は一
端が上記第1入力値号端子に接続され、他端が終端イン
ピーダンスにより終端される。一方、各非線形素子の出
力電極は、上記の1対の出力端子間に介挿される2ポー
ト出力結合手段により順次相互接続される。
入力信号は上記第1入力値号端子に入力されて上記入力
結合手段と結合し、その各部が各非線形素子の第1入り
電極に加えられる。この入力信号の各部は入力結合手段
上を伝播、進行するにつれ、順次位相がシフトされる。
第2入力値号端子には第2入力値号が入力され、これ2
介して各非線形素子の第2入力電極に加えられる。両入
力信号に応答して各非線形素子はその出力電極に、肉入
力信号周波数の和と差に相当する周波数成分をもつ出力
信号を発生する。本発明の好ましい構成例においては、
上記出力結合手段が出力信号の上記和と差の周波数成分
のうちいずれか一方を伝播させるようにその伝送特性音
選定する。この構成の場合、周波数変換回路は出力結合
手段の伝送特性に従う周波数応答特性をもつことになる
本発明のさらに別の特徴によれば、複数の上記非線形素
子は、半波7乗素子(例えば、半波2乗素子)として動
作するようにバイアスをかけたトランジスタで構成され
る。トランジスタとしては1対の入力電極、ひとつの出
力電極及びひとつの基準電極をもつ電界効果型トランジ
スタ(FET)が好ましい。各トランジスタの第1入力
電極は入力結合手段により相互接続され、出力電極は出
力結合手段により順次相互接続される。入力結合手段は
その入力である第1入力値号に対し、順次位相差の増大
する方向にシフ)Yかけて各トランジスタの第1入力電
極に順次供給する。一方、各トランジスタの第2入力電
極には同一振幅で同相の第2信号(局部発振信号)の各
部が供給される。
これによって各出力電極からは、入力信号と局部発振信
号の周波数の和と差に等しい周波数成分をもつ出力信号
が発生し、出力結合手段に結合される。出力結合手段の
伝送特性は和と差の周波数成分のいずれか一方を伝播さ
せるよう選定されていて、トランジスタからの各出力信
号に所定の位相シフトをかける。入力結合手段から出力
結合手段までに導入される位相差を適当に選定すること
により、入力信号の周波数が局部発振信号の周波数より
高いか低いかに従って、一方の出力端子には、トランジ
スタの各出力を同相で加算した出力が得られ、他方の出
力端子の信号は打ち消され、減衰したものになる。した
がって、本ミキサー回路は所望の周波数信号と影像周波
数信号とを区別することができる。さらに、各FETに
おいて発生する影像周波数信号は入力信号の位相変化に
従って変化する位相シフト特性をもつ。同様に、影像周
波数信号−gIF周波数に洛と丁場台に生じる出力信号
も、その位相が所望のIF倍信号従って変化する。従っ
て、本ミキサー回路においては、影像周波数信号が所望
の信号と同じ出力端子の方へ伝播するため、変換損失も
減少する。
本発明のさらに別の特徴によれば、第1出力端子では出
力信号が同相で合成され、第2出カ端子の方では逆相と
なって弱い、減衰信号が得られるよう両出力端子に供給
される出力信号の位相及び振幅特性ビ選定することがで
きる。局部発振器の出力周波数に対する入力信号の周波
数の大小に従って、入り並びに中間信号周波数の広い帯
域幅にわたり、信号が出力端子に供給される。−構成例
においては、それぞれのゲート電極に入力信号の一部を
容量式に結合することによって振幅の選定2行う。また
、第1入力電極に入力される分布入力信号と出力電極よ
り出力される分布出力信号との間の各位相シフト特性乞
選定することにより位相シフトが最適比される。このよ
5な振幅選定と位相シフト選定とにより、入力信号が局
部発振信号の周波数より高いか低いかの区別を、入力信
号及び中間信号の広い周波数帯域にわたり確実に行うこ
とができる。
く実 施 例〉 以下、図面乞参照して本発明の実施側音詳細に説明する
第1図には周波数変換回路としてミキサー回路10χ示
している。ミキサー回路1oは複数(ここでは4つ)の
非線形素子15a〜15d Y有し、それぞれ入力電極
15al〜15dl、15a2〜15d2と出力電極1
5a3〜15da ’4−備えている。ここでは、各非
線形素子15a〜15dは非線形素子として動作するよ
5にバイアスのかけられた二重ゲート型電界効果トラン
ジスタFET1〜FET4で構成される。
FET1〜FBT4は例えば半波7乗素子(例えば半波
2乗素子)として動作する。各FETI〜FET4は順
次、入力端子16と2つの出力端子19a。
19bとの間に介挿されており、その第1ゲート電極Q
la−Q4a 、第2ゲート電極Gl b匈4b 、 
 ドレイン電極D1〜D4が非線形素子15a〜15d
の対応する電極に接続されるとともにソース電極81〜
S4が接地されている。伝送線T1、ここではマイクロ
ストップ伝送線は一端が直流阻止コンデンサCIY介し
て入力端子15に、他端がR,F信号源11に接続され
る。第1ゲート電極Gxa〜G4a は入力結合手段1
6、ここでは擬似線路ないし分布線路のような複数の2
ボ一ト位相シフト累子構成の進行波構造体によって順次
相互接続される。これらの2ボート素子は複数の分布伝
送線T2〜T5ここではマイクロストップの分布伝送線
T2〜T5で構成される。伝送線T5はその一端が伝送
線T4に、他端がゲートライン終端整合回路22につな
がっている。したがって、伝送線T1より入力された入
力信号(”rr)は伝送線T1〜T5に溢って伝播する
。入り信号Vrfの各部vrf1〜vrf4は複数の結
合コンデンサ02〜C5’a’通って対応するゲート電
極Gla−G4aに結合する。各伝送線T2〜T5は所
定のインピーダンスと電気長をもっており、結合コンデ
ンサC2〜C5と協動1−て各信号vrf1〜”rf4
Y入力信号力値fから所定の量だけ位相のずれたものに
する。これらの結合コンデンサC2〜C5は信号vrf
1〜vrf4の位相特性に関与するのみならず、ゲー)
 Gl a−44aとソース電極81〜S4との間の固
有キャパシタンス(図示せず)と協働して信号vrf1
〜vrf4の振幅を定める。要するに、伝送線T2〜T
5のインピーダンス。
電気長及び結合コンデンサC2〜C5のキャパシタンス
を選定することにより、入力信号”rfx〜vrf4に
対する所定の位相、振幅関係が得られる。
第2ゲート電極G2 a−Gz dにはそれぞれ第2の
入力信号、ここでは共通信号源VLからの同一位相、同
一振幅の信号が供給される。信号源VLは電力分割回路
18の入力熾子18aに加わっており、この回路18に
よりボート18b〜18eに同一振幅、同相の信号VL
O(以下、局部発振信号と呼ぶ)が与えられる。
ドレイン電極D1〜D4は出力(ドレイン)結合手段1
7、ここでは擬似線路もしくは分布伝送線のような複数
の2ボ一ト位相シフ)X子と複数のコンデンサ08〜C
10より成る進行波構造体によって順次、相互接続され
る。ここでは、伝送線T8〜TIOは相互結合したマイ
クロストリップ伝送線である。伝送線T8〜T10 と
コンデンサ08〜C1゛0により位相シフト素子が形成
され、その電気長によってIF倍信号所要の位相シフト
が与えられる。この代りに、複数の集中インダクタとコ
ンデンサより成る擬似線路を使用してもよい。結合手段
16.17における位相シフト素子については、結合手
段16.17上χ伝播する信号の周波数特性を考慮して
その具体的な選定が行われる。
ミキサー回路10には伝送線T5に結合するゲートライ
ン終端回路22が含まれ該回路は図示のように抵抗R1
、コンデンサC6、伝送線T6’a’接続した構成を有
する。図示のように、抵抗RG1〜RG4Y介して、ゲ
ートバイアス源VGG とゲートG1a−G1dとを結
合する直流径路(DC径路)が設けられている。また、
ドレインには外部バイアス回路(図示せず)によってバ
イアスが与えられている。
動作について説明する。動作時には、入力信号の一部v
rflは結合コンデンサC2’&介してゲート電極Gx
aと結合する。上述したように、コンデンサC2の容量
はJli’ET 1の固有容量(図示せず)に従う大き
さχもっており、これにより形成される分圧回路によっ
て信号vrflの振幅を選定している。vrflに後続
する入力信号の各部vrf2〜vrf4は結合コンデン
サ03〜C5’t’介してゲート電極G2 a−Q4a
と結合する。同様に、コンデンサ06〜C5も、それぞ
れFET2〜FET4のゲート・ソース間容量に従う容
量をもっており、各ゲート電極に供給される信号を所定
の振幅に選定する。
さらに、上記の各信号vrf1〜vrf4は伝送線セク
ションの個数に従う所定の位相シフトラもっており、信
号は伝送線T2よりこれらの伝送線セクションを通って
伝播しつつ各結合コンデンサへと分岐してゆ(。
一方、第2ゲート電極G1b−G4bには、局部発振信
号V’LU(ここでは同一振幅、同相)が供給され、こ
の信号と信号vrf1〜”rr4とが混合されてドレイ
ン電極D1〜D4に出力信号vIF1〜”IF4が出力
される。各出力信号vIF1〜”IF4には、その周波
数成分として、和周波数(ωrf十ωW)、差周波数1
ωrf−ωLUI  以外に、原信号ωrf+ωLO’
、入力信号と局部発振信号の高調波Nω、fとMωLO
さらに相互変調成分(Nω、f−1:MωW)が含まれ
る。
本例における伝送線T7〜T11 構成の出力結合手段
は差周波数信号1ωrf−ωLO1’t’伝播させるよ
うな特性をもっており、RF信信号2部和周波数成分,
相互変調成分9局部発振値号高調波,無線周波数信号高
調波の成分については、これらをフィルタ除去,阻止す
ることができる。
入力信号vrfの周波数ωrfが局部発振信号の周波数
より高い場合には、2つの端子19a, 19bの一方
に(ここでは端子19aに)、ωIP=ωW−ωrfに
相当する周波数をもつ中間周波数信号が出力され、他方
の端子(ここでは端子19b)には弱い、減衰した信号
が出力される。逆に、入力信号vrfの周波数ωrfが
局部発振信号の周波数より低い場合には、他方の端子1
9bにωIF=ωrf−ωWに対応する中間周波数信号
が出力され、端子19aに弱い、減衰した信号が出力さ
れる。このような構成χとることにより、無線周波数ミ
キサーは無線周波数信号が局部発振信号より高い周波数
か低い周波数かを区別することができる。丁なわち、本
ミキサーは所望の信号と影像信号とt見分けることがで
きる。
以下の説明と表It参照すれば、本ミキサー回路10が
どのようにして所望のai;’@号と影像aF倍信号を
見分けているかが容易に理解できる。
表I 説明の便宜上、使用条件として、上記の各伝送111T
5〜T5と各伝送線T8〜TIOはそれぞれθrfとθ
IFの位相シフ)Y与え、対応するrf とIP周波数
においてθrfと0IFの位相シフト量は90″である
とする。そして、PETによる位相シフトは無視できる
とし、結合コンデンサも同様で、C2=C5=C4=C
5=σQ とする。
この条件下では、ωrf<ωW となる狭い周波数帯域
において、信号vIF1a − ”IF4 aは端子1
9aに同相で加算され、一方、端子19bでは打ち消さ
れ、減衰したものとなる。同様に、ωrf>ωLOとな
る狭い周波数帯域では、信号vs b −”4 bは端
子19bに同相で集められ、端子19aでは打ち消され
合って減衰してしまう。
このようになる理由を以下説明する。vrfl は自分
自身に対する相対位相シフトは0°、同様にvIFlの
相対位相シフトも0°である(FETIの入出力を基準
として考える)。したがって端子i9aではその信号成
分v工F1aの位相シフトはOoとなるが端子19bで
はその信号成分vIF1bの位相シフトは6θIF (
いま、ωrt>ωLO’に考えている)となる。中間信
号VIF2はVIPよりθrfだけ位相がシフトしてい
る。したがってその信号成分vIF2aが端子19aに
達したとき合計θ,f十〇IF=20の位相シフトとな
り、信号成分vIF2bが端子19bに達したときその
位相シフトの合計はorf+20IF=60 となる。
したがって、端子19a側では、信号成分lF1aと”
IFzaはほぼ同一振幅で180。
位相が異なる(上述の仮定よりθ=900)rsめ、両
成分を組み合わせた信号は弱(、減衰の大きいものにな
る。一方、第2の信号成分IF2bは信号v工F1bと
端子19で同相忙結合する。同様に中間信号vIF3は
2θrfの位相χもっている。この信号の成分vlF3
aは端子19aの方へ伝播し、そこで20rf+20I
F=2π+0°の位相となり、一方の信号成分vIF3
bは端子19bに向って進み、端子19bでの全位相シ
フトは2θrf十θfF=5θとなる。信号v工F3b
は端子19bにおいて同相で信号vlFlb,vIF2
bト結合丁ル。第4 (7)(IN 号V4IF &t
6θrfの位相シフトをもっている。その第1の信号成
分vIF4aは端子19aへ進み、そこでの位相シフト
は6θrf +5θIF=2π+20となり、第2の信
号成分■IF4 bは端子19bへ進み、そこでの位相
シフトは6θ,fとなる。端子19aに達した信号vl
Faの位相は信号vIF3aより20だけ、したかって
180°ずれている。このため、端子19aには有効な
信号は発生しない。一方、端子i9bに達した信号v工
F4bは6θIF(3θ)の相対位相シフトχもってお
り、したがって、この信号は端子19bニ達シテイル上
述ノ信号vIF3b、vIF2b。
VIFlbと同相で加算される。以上から明らかなよう
に、入力信号間、複数段の各トランジスタ(FETI、
FET2.FET3.FET4)からのIF出乃信号間
の位相シフ)Y適当に選定することにより、IF出力信
号を端子19aでは逆相にし、端子19bでは同相にす
ることができる。
ωW〉ωrfの場合は、差周波数信号(ωW−ωrt)
は、端子19aに有効な信号となって出力され、端子1
9bには無効ないし減衰の大きい信号となって現われる
。これは、上述と同様の分析を行うことによって判明す
る。各ドレイン電極より出力された信号は端子19a側
とi9b側の二手に分かれて伝播する。しかし、ドレイ
ン電極D1〜D4より出力される信号VIF1〜v工F
4の位相シフトの初期値は、表Iにも示すように、位相
進みではなくて位相遅れである、丁なわち負の位相シフ
トをもっている。したがって、各ドレイン電極D1〜D
4より出た信号は、出力端子19aに達したときにはO
oの相対位相シフトとなり、一方、出力端子19bに達
したときには一〇または十〇の相対位相シフトとなる。
したがって、端子19aには(ωW−ωrf)  に等
しい中間周波数信号ωIFが得られるが、端子19bに
は無効ないし太き(減衰した信号しか得られない。
ただし、上の仮定ではコンデンサ02−C3w等しい容
量ンもつとしたが、より望ましくは、各FETの第1ゲ
ート・ソース間の固有容量(図示せず)に従ってその大
きさt選定することであり、こうすることにより各第1
ゲートGl axG4aに供給される信号の振幅を適正
の値に選定することができる。同様に、所望の位相シフ
トが与えられるように、伝送11jT3〜T5.T7〜
T9のインピーダンスと電気長乞選定する。このように
構成子れば、コンデンサ02〜C5の作用によって、各
FETには周波数に依存する最適の入り電圧が加えられ
る。
また、コンデンサ02〜C5と伝送線T3〜T5 、 
T7〜T9ニヨリ信号vrf1〜vrf4.vIF1〜
vIF2ニ対する最適の電気長が与えられ、IF信号成
分vIF1a −”IF4 aの端子19aへの伝播、
vIF1b〜v工F4bの端子19bへの伝播について
高い指向性乞、広い帯域にわたり確保することができる
第2図から第4図に示すように、第1図のミキサー10
はモノリシック集積回路10’として構成することがで
きる。このミキサー10’はガリウムひ素(GaAs)
  もしくはその他の第■〜V族の材料、または他の半
導体材料でできた基板4o上に形成される。基板40の
底面にはアースとなる導体面42が形成され、上面には
メサ状のエピタキシカル層44が形成される(第3図、
第4図)。
このメサ状のエピタキシカル層により電界効果トランジ
スタFET1−FET、!Lのアクティブ領域が規定さ
れる。本例では、各FBTは同一構造であって、図示す
るように、1対のソース電極、1対のゲート電極及び一
方のゲート電極から隔てた共通のドレイン電極2備える
。したがって、代表としてFET4について述べると、
第3図と第4図に示すように、その共通ドVインパッド
D4はストリップ導体TSIO,TSII に接続され
、1対のソース電極S4a、S4bは孔47(第2図)
を介してアース導体面42につながっている。さらに、
FET4のゲートバッドQ4aには1対のフィンガーG
4a】。
G4a2が接続されており、第2のゲートバッドG4b
にも1対のフィンガーG4b1とG4bz が接続され
ている。ソース電極S4aと84bはそれぞれゲートフ
ィンガーG4a1.G4b1 とG4a2.G4M乞介
2てドレイン電極D4から隔てられている。
基板40上には、ゲートバイアス源(図示せず)からの
ゲートバイアスを各FETの一方のゲート電極に与える
ための導体45が形成されている。
図に示すようにこの導体45は抵抗R(31〜■hは、
第3図と第4図にRG4について示すように、オーブン
ないしフローティングゲート型のMESFET(金属−
半導体電界効果トランジスタ)により構成される。各抵
抗”G、〜RG4は2Ω程度の比較的高い抵抗値ンもつ
。MESFETのドレインとン−スミ極り、8は抵抗R
G4のオーミック接点となっている。第3図と第4図に
示すように、結合コンデンサC5は、半絶縁性の基板4
0上に形成した第1電極05a、この第1電極Csa上
に形成した誘電層Csb、この誘電層C5b上の一部に
形成した第2電極escより成る。この第2電極esc
はストリップ導体Tssと抵抗FLi(ここでは金属膜
抵抗)に直接つながっている。コンデンサC5の下側の
電極Csaは上述したFET4のゲート電極4a につ
ながっている。したがって、伝送線T2〜T6Y伝播す
る入力信号の方は結合コンデンサC5を介してゲート電
極G4ax、Q4a2に結合するのに対し、バイアス信
号の方は抵抗FL4−g通った後、直接ゲート電極G4
ax、G4azに結合する。電界効果トランジスタFh
:TIもこれと同様の構造である。ただし本例では、電
界効果トランジスタFET2とFET5についてはその
ゲート電極G2 a 、 Ga aに伝送ff5T2.
T+、T4が直接M合jる。
第2図に示すように、ストリップ導体Tss〜Tsl。
は相互結合する電路、すなわち、コイル状に構成されて
いて、ストリップ導体の上の部分が下に張られた部分ン
またぐようになっている。コンデンサ08〜C10は図
示のようにソースパッドχ介シて接地されている。スト
リップ導体の巾、導体間ギャップ、長さをそれぞれのス
トリップ導体Tss〜Ts】o  について選定するこ
とにより、各ストリップ導体が、ミキサーの中間周波数
信号に対して所定の電気長、例えば表2に示すような電
気長2持つようにする。本例では、相互結合する伝送線
の各セクションT8〜T10 とコンデンサC8とによ
り、各伝送線の電気長が中間周波数信号の周波数帯域、
ここでは2MHzより8MHzにわたって増大する。こ
の構成tとることにより、出力結合手段は実質上、分布
型の伝送線を構成し、各電界効果トランジスタ間の伝送
線に必要な比較的大きな電気長の一部は線間の相互結合
および接地されたコンデンサC8〜e10 によって確
保される。
第1図から第4図に示すミキサー10として以下の特性
をもつものt設計した。この回路モデルは4ミル(約1
00μg)  厚のGaAs基板に、4個のデュアルゲ
ートMESFET  (ゲート周囲200μm)を実装
したもので、動作条件は、入力信号帯域が14GHz 
〜20GHz、 I F帯域が2 GHz〜8 GHz
 。
局部発振周波数が12KHzである。下記の表2に示す
値は、入力17GHz出力5 GHzのときの値である
。入力伝送線の位相シフトはコンデンサC2とC5によ
る位相シフトv含み、ゲート電極Glaの信号v1rf
の位相を基準として測定したものである。
表 2 T5 .026朋   θ5=59°  Ca=閃C3
=0.57pf ’l’9 .025mm  、028mm  1.2m
m    Cl0=0.5  pf第5A図、第5B図
、第3図は、表2のパラメータに従って設計した回路に
関する特性を示しLもので、特に、第5A図は周波数別
の各FETの入力電圧のプロフィール、第5B図は隣接
するFET入力間の位相シフトの周tIJLmw性、第
3図は出力端子19a、19b (第1図)における出
力の周波数特性である。第5A図に示すような形状をも
つ入力電圧振幅分布を選定すれば、第3図に示すよ5に
、端子19bにほぼフラットな所望のIP出力周波数応
答が得られるとともに、端子19aには無効ないし減衰
した応答が得られる。
FF1T 1とFET2に対する入力信号が減食してい
るのはそれぞれ結合コンデンサC2と05の働きによる
。さらに、伝送線上の可変キャパシタンスも各FETに
おける電圧分布の全体形状に関与する。
本例は、rf入力信号周波数が局部発振周波数より高い
場合に、端子19bに第3図のカーブ68で示す所望の
フラットな出力応答が得られ、端子19bにカーブ70
で示す無効ないし、減食した応答が得られるよう1.入
力結合手段χ最適比している。しかしこれには限らず1
局部発振周波数より低い入力信号に対して端子19aに
所望の出力応答特性を%良いのであれば、当業者には明
らかなように、コンデンサ02〜C5の値、伝送線T2
〜T5のキャパシタンス、電気長を変えることにより再
度、最適比丁ればよい。また、入力信号の周波数に応じ
て、端子19aとi9bの一方に出力信号が生じ、他方
の端子では弱い、減衰した応答となるよう入力結合手段
暑さらに最適比することができる。
第5B図に示すように、隣り合うFETの第1ゲート電
極間の位相差(遅れで示しである)は、(FET2とF
ET1間がカーブ62、FET!、とFET2間がカー
ブ64、FET4とF’ET 5間がカーブ66)中心
周波数(ここでは17Gf(z )でほぼ90度になる
ように選定されている。FET2とFET5間の位相差
は、111 GHzの下限では70度、20 GHzの
上限では約115度に変化するが、このような極限状況
においても、すなわちIF周波数帯域の両端(20Hz
と8GHz)においても、出力応答(第3図)はIF倍
信号指向性について良好な特性を示す。
さらに好ましくは、伝送線T2〜T5のインピーダンス
を、コンデンサ02〜C5、各ゲート電極Qla−44
aとソース電極Sl〜S4との間の固有キャパシタンス
(図示せず)ンも考慮して選定し、ミキサー10に所定
の入力インピーダンス(よりよくは伝送線T1のインピ
ーダンスに整合する値)をもたせるようにする。同様に
、伝送線T8〜T10の特性インピーダンスを各ドレイ
ン電極D1〜D4とソース電極81〜84間の固有キャ
パシタンス(図示せず)を考慮に入れて選定し、ミキサ
ー10に所定の出力インピーダンスンもたせる。このよ
うな入出力インピーダンスの選定に関しては同一出願人
に係る米国特許第4,456.888号(1984年6
月26日発行)に記載されている。
非線形素子として使用される電界効果トランジスタはス
プリアスな、望ましくない周波数成分を発生するもので
、そのひとつが局部発振信号の第2高調波である。LO
の第2高調波と入力信号(ω、f−2ωW)とのミキシ
ングにより影像周波数ωIMの信号が発生する。この信
号は特に望ましくないもので、それというのも影像帯域
の周波数信号はミキサーの変換損失’Yff大させてし
まうからである。しかし、上述の構成tとることによっ
て、各電界効果トランジスタの入り信号の位相は伝送線
T2〜T5上を伝播するにつれ、また伝送線T8〜TI
O上をIP倍信号伝播するにつれ変化するため、LOの
第2高調波と入力信号との混合によって発生する影像信
号の位相は、本来の応答であるIF周波数の位相と同じ
ように変化する(影像信号をダウン変換したときIPの
周波数になる場合)。影像rfとIFの信号の位相7表
3に示す。位相の増大方向は影像周波数をもつ信号が信
号源の方へ逆戻りすることを表わしている。この信号伝
播に伴い、一部はFETI〜FET 4にフィードバッ
クされ、IF影像信号に変換される。変換後のIF影像
信号は入力信号の本来の応答として得られる所望のIF
倍信号同じ方向に伝播するたわ、ミキシングによって発
生した影像周波数信号も所望のIP倍信号同じ端子から
取りW丁ことができる。これによりミキサー回路の変換
損失が少な(なる。
表3 さらに、ミキサー回路10(第1図)は局部発振信号に
より”(IF帯域内に入り込むノイズtはば完全に除去
することができる。第7図に示すよう忙、局部発掘信号
に伴っ【発生するノイズは局部発振周波数’LOのまわ
りのかなり狭い帯域に集まつ曵いる。このスペクトル条
件は、第1図の回路にとってノイズ除去の必要条件とな
るわけではないが、この条件を仮定しておいた方が以下
の分析が容易になる。
第1図の回路がノイズを除去するためには、各電界効果
トランジスタに対する局部発振周波数の印加が同相かつ
同一振幅であることが一般に要求される。したがって、
ノイズの各周波数成分は局部発振器の搬送周波数とミッ
クスされ、IF帯域に下げられる。これにより、局部発
振周波数’LIJの両側波帯にノイズが含まれることに
なる。IFボート(IFlとIF5)間のノイズ成分の
位相差はほぼゼロになる。これは、各電界効果トランジ
スタFET1〜FET、iの局部発振印加が、はぼ同相
で同一振幅の同一信号源によって与えられる入力信号に
よって行われていることによる。
いま、n番目のIFボートにおけるIFノイズ電圧成分
をen(fm)(ここでfmは第7図に示すように搬送
波fLOからのノイズ成分の周波数のオフセット値であ
り、nはIFボートの数(4つである必要はない)であ
る)で示すことにすると、en信号は丁べて同一の局部
発振周波数源より得られるものであるから、これらの成
分は相関関係が強く、したがって代数的に加算される。
ここで、IFボート間に位相シフ)Yかける回路を想定
してみると、第1図の19aと19bに相当する2つの
IFボートにおける周波数成分子mについての各ノイズ
電圧は次式で与えられる。
e15+a(fm)= E en(fm)e−j(n−
1)θn=1 平衡型ミキサーの場合、すべてのnとkに対してen=
ekが成立する。したがって、 et5+a(fm)=e19b(fm)=e(fm)e
(−j(N−1)θ)/2となる。この関係式は局部発
振搬送周波数のまわりの他の丁べての周波数成分に対し
ても同様に成立する。これから明らかなように、θとし
て、θ=2π/N  (N>1) を選定すれば、周波数ノイズを完全になく丁ことかでき
る。
例えば第1図に示すように4つの電界効果トランジスタ
を用いる場合、N=4であるから電界効果トランジスタ
間の所要位相シフトは90度となる。この単純なケース
は、各IFポートにおけるノイズ電圧成分のベクトル図
(図示せず)によって容易に確かめられる。90度シフ
トであるから各成分は正方形の4辺を成丁ベクトルとし
て加算される結果、ゼロのベクトルとなる。
第8図に周波数変換回路の変形例、ここではミキサー回
路60を示す。ミキサー回路60は、第1図と同様に出
力結合手段17、入力結合手段16、複数の非線形索子
15a〜15dここでは電界効果トランジスタFET1
〜FET4 ’に有する。さらにミキサー回路60は、
第2の入力進行波構造62、ここでは複数の分布伝送線
T12−T14a’有し、各伝送線はここではマイクロ
ストリップ伝送線で構成される。伝送線T16の一端は
終端インピーダンスここではR2により終端されており
、伝送線T12の一端には局部発振信号源”LUが結合
している。したがって局部発振信号VLUは伝送線T1
2〜TI6に沿って伝播し、その一部は信号vws’〜
vLU4’として対応するゲート電極G1b−G4bに
与えられる。端子18a′に供給される局部発振信号は
伝送線T14〜TI6  に洛って伝播するにつれその
位相シフトが順次増大する。前と同様に、入力信号vr
fは伝送線T2〜T5に溢って伝播し、対応するゲート
電極Gi a −G4 aに結合する。局部発振信号v
LDと入力信号”rfは反対の方向に伝播するため、両
信号間の位相差は各電界効果トランジスタのそれぞれの
入力電極における位相シフトの和となる。したがって、
局部発振信号に対する進行波構造62”Y調整すること
により、各電界効果トランジスタの出力(ドレイン)電
極より得られる信号の位相シフト乞さらに制御すること
ができる。
したがって、各電界効果トランジスタの出力より得られ
るIP倍信号位相シフトはrf入入信信号線らの位相シ
フトに局部発振信号線からの位相シフトラ加えたものに
なる。よりよくは、第8図に示すように結合コンデンサ
02〜05を用いて、第1図の場合と同様に、入力信号
の振幅χ最適値に選定する。さらに、各FBTへの局部
発振信号の供給を進行波構造62によって行っているの
で、広い周波数範囲にわたり局部発振信号を掃引ないし
変化させることができる。
ミキサー素子15a〜15d(第1図)の変形例を第9
図から第11図に示す。249図に示す素子15aは第
1図のデュアルゲート電界効果トランジスタFET1の
代りにダイオードD1およびダイオードD10カソード
とアース間を分路するコンデンサCを用いている。局部
発振信号Vwと無線周波入力信号vrfは端子15al
Y介してダイオードD1のアノードに供給され、カンー
ドより端子15a3に出力信号v工F1 が出力される
。同様に、第10図に示すものは、第1図のデュアルゲ
ート電界効果トランジスタの代りに、シングルゲート電
界効果トランジスタここではFET1”!’用いたもの
で、ドレインとソースの電極D′とS′の一方には端子
15axv介してaF倍信号vrr)が供給され、ゲー
ト電極には例えば端子15a2乞介して局部発振信号(
vXJJ)が供給され、ドレインとソース電極のもう一
方からは端子15a3に出力信号vIF1が出力される
ようにしている。同様に第11図に示すものはデュアル
ゲート電界効果トランジスタFETI(第1図)χ1対
の電界効果トランジスタFET2’  とFETり’ 
で置換したものである。
第1の電界効果トランジスタFET2’  はソース接
地形でそのゲート電極G2’に端子15a1χ介し℃r
f入力信力値rfが供給され、その出力を第2の電界効
果トランジスタFET3’ のドレインとソースの両電
極D s /と85′の一方に供給する。電界効果トラ
ンジスタFET3’  は端子15a2g介して局部発
振信号(VLO)、丁なわちFET3’ の導通度を制
御する局部発振信号の入力を受け、端子15a3にミッ
クスした出力信号vIFl を出力する。以上かられか
るように、第1図のデュアルゲート電界効果トランジス
タFETI〜FET4の代りに上記のテハイスのいずれ
でも使用でき、これt入力結合手段16と出力結合手段
17との間に介挿することにより、周波数変換回路の種
々の変形例t%ることができる。
周波数変換回路のさらに別の変形例、ここでは周波数逓
倍器(アップコンバータ)80’Y第12図に示す。こ
の周波数逓倍器80は、擬似線路ないし分布線路を構成
する複数の2ポート位相シフト素子ン介して、第1の入
力端子82と出力端子83間を順次結合する複数の(こ
こでは4つの)電界効果トランジスタFETII〜FB
T 142有している。したがって本例でも複数の非線
形素子を用いているわけであるが図示の便宜上非線形素
子15aのみその所在を明記しである。また、上記2ボ
ートシフト素子として複数の分布型入力伝送線T21〜
T25、複数の出力伝送線T26〜T29とT30〜T
34 ’Y有し、これらはいずれもマイクロストリップ
伝送線で構成される。電界効果トランジスタFETII
〜FET14の入力電極ないしゲート電極G11−01
4は第1の複数の入力伝送線T21〜T25’Y介して
順次相互結合する。出力電極ないしドレイ/電極D11
〜D14は伝送線T26〜T29と共通の出力伝送1f
JT30〜T64に順次結合する。
FETII〜FET14のソース電極sii〜814は
共通のR,FとDCの径路を通って基準電位ここではア
ースに接続されている。第1の電界効果トランジスタの
ゲート電極、ここではFETIIのゲート電極G11は
伝送線T21を介して入力端子82に結合し、同FBT
IIのドレイン電極Dllは伝送線T26とTlを介し
てR,F出力端子86に結合している。一方、後続の電
界効果トランジスタのひとつ、ここでは最後の4番目の
電界効果トランジスタFET14における入力電極(ゲ
ート電極)G14は伝送線T25を介してゲート直流バ
イアス回路92に結合し、同FET 14の出力ないし
ドレイン電極は伝送線T29とTろ4を介して出力ない
しドレインバイアス回路90につながっている。
図示の分布型周波数逓倍回路80はさらに第2の複数の
(ここでは4つの)を界効果トランジスタFET15〜
FET18を有し、これらは擬似線路ないし分布線路ン
構成する第2の複数の2ボ一ト位相シフト素子を介して
第2の入力端子82′と出力端子86間乞順次結合して
いる。これにより、第1図、第8図に示す非線形素子、
本例におけるFET11による非線形素子に相当する非
線形素子が構成されることになる。また、上記2ポート
位相シフト素子は第2の複数の分布を入力伝送線T21
′〜T25’ 、第2の複数のドレイン伝送線T26′
〜T29′及び共通の出力ドレイン伝送線T30〜T3
4  より成る。電界効果トランジスタFET15〜F
ET 18 における入力電極ここではゲート電極G1
5−018は、第2の複数の入力伝送線T21′〜T2
5’ (マイクロストリップ伝送線構成)によって、順
次相互結合されている。また、FET 15〜FET1
8の出力電極ここではドレイン電極D15〜D18はド
レイン伝送線T26′−T29′と共通出力伝送線T3
0〜T54によって順次相互結合されている。FET1
5〜FET18のソース電極S 15−818は共通の
DCとaCの経路を介して基準電位ここではアースに接
続されている。この第2組における1番目の電界効果ト
ランジスタのゲート電極、ここではFET15のゲート
電極G15は伝送#T21 ’χ介して入力端子82′
に結合しており、四FET15のドレイン電極D15は
伝送線T26′とT2Oを介して出力端子85につなが
っている。後続する電界効果トランジスタのひとつ、こ
こでは最後の4番目の電界効果トランジスタFET18
における入力ないしゲート電極018は伝送線T 25
”a’介してゲート直流バイアス回路92′に結合して
おり、同FET18の出力ないしドレイン電極D13は
伝送線T29’とT34v介して出力ドレインバイアス
回路90につながっている。
ドレインバイアス回路90は、ここでははしごを回路構
成で、コンデンサC13,C14,C15によってその
6つの分岐回路が接地されており、マイクロストリップ
の伝送線T56.T57.T5Bによってその直列回路
素子が構成されている。対をなすバイアス端子91a、
91bは直流バイアス源VI)D係船端子で、端子19
にコンデンサC15と伝送線セクションT38が図示の
ように接続される。
コンデンサCI3,014.C15は無線周波数(FL
E’)信号に対しては低インピーダンスとなって同aF
信号をアースに落と丁ことにより直流バイアス源VDD
との絶縁を図っている。抵抗R16は図示のように、伝
送線T54とT56間の接続点tアースに分岐させてい
る。この抵抗R15並びに伝送線セクションT56.T
57.T5BとコンデンサC15゜C14,C15の合
成インピーダンスとによって、伝送線セクション54の
終端と整合する複素インピーダンスが与えられる。
ゲートバイアス回路92と92′はほぼ同一構成であり
、以下、ゲートバイアス回路92について説明すること
がらはそのままゲートバイアス回路92′に当てはまる
。ゲートバイアス回路92もはしご型回路構成で、直列
接続の抵抗FL11と伝送線セクションT55χ含み、
この両者によって入力バイアス端子93aとマイクロ彼
伝送線T2i〜T26間の直流電流径路が形成される。
無線周波数バイパスコンデンサC11とCI2により伝
送線セクションT35の両端がアースに分岐される。
ここでも無線周波数バイパスコンデンサC11,C12
は無線周波数信号に対しては低インピーダンスとなり、
その無線周波数信号をアースに落と丁ことにより、アー
ス端子95bと端子95a間に印加される電圧源vGG
と無線周波数信号との間を絶縁している。
ドレインとゲートのバイアス回路の特性は、各電界効果
トランジスタがその伝達特性曲線の非線形ないし2乗則
の領域で動作するよ5に選定する。
信号源vrfからの信号は方向性カプラー86に供給さ
れ、その両出力端子(番号は図示せず)より、互に18
0度の位相差をもつ入力信号Vs、Vs’が得られる。
この代りに、入力信号”rfY、180度の位相差に相
当する電気長の差をもつ2つの伝送線の共通入力端に供
給してもよい。このように1、て第1信号Vsは入力端
子82に結合し、伝送線T21〜T25に沼って伝播す
る。信号Vsの一部はそれぞれのFET15〜FET1
8のゲート電極011〜Gliに結合する。これにより
、対応するドレイ/電極D11〜D14に出力信号が現
われ、これには周波数成分としてω。、2ω。、3ω。
・・・・・・nω0(ここに、nは1より大きな整数、
ω。は焦線周波数入力源vrfの基本周波数、2ωo+
3ω0・・・・・・nω0は基本周波数ω。の奇数及び
偶数倍の高調波である)が含まれる。同様に第2信号V
s’は入り端子82′に供給され、伝送線T21’−T
25’に清って伝播し、その一部はゲート電極G15−
018と結合する。これにより、各ドレイン電極DI5
〜D18からは前と同様にして、周波数成分ω。、2ω
o13ω。、・・・・・・・・・nωo をもつ出力信
号が発生する。ドレイン電極D11〜DllとD15〜
D18からの信号は対応する接続点を介して無線周波数
出力伝送線T30−T54と結合する。対馨成丁電界効
果トランジスタ(丁なわち、FET11と15、FET
12と16、FET13と17、FET14と18)の
それぞれを介して、入力端子82と82のそれぞれより
出力端子86に至る電気長は互いに等しい。また、入力
端子82と82′のそれぞれに供給される入力信号Vs
とVs’間には180度の位相差がある。したがって、
対χな丁ドレイン電極D11とD15.DI2とDI6
、D16とD17、DidとD18より出力される信号
同士についてみてみると、その基本周波数成分は互いに
180度の位相差があり、その奇数次高調波相互にも同
様に180度の位相差がある。つまり、カプラー50に
よって与えられた初期の180度の位相関係が、基本周
波数及びその奇数次の高調波の各成分について維持され
ろわけである。この構成をとることにより、基本周波数
成分と丁べての奇数次高調波成分(2n+1)ω0は出
力端子83において完全に打ち消される。
一方、偶数次高調波2nω0の方は、使用している素子
が半波7乗則、好ましくは2乗則の非線形菓子であるた
め、0度の整数倍に相当する位相差音もつことになる。
したがって、偶数高調波の方は丁べて同相で加算され、
これが合成信号Voとし【出力端子83に現われる。
出力端子85には偶数高調波成分ン有する合成信号が出
力される。これらの偶数高調波成分より所望の周波数信
号を種々の方法で分離、抽出することができる。ひとつ
の方法は、出力伏込HA T26〜T29 、 T26
’−T29’、 T30〜T54に、希望する偶数高調
波のみχ通す帯域通過フィルター特性をもたせることで
ある。あるいは、無線周波数出力端子83側に、所望の
偶数高調波を連子集中型のフィルターを設けてもよい。
より望ましくは、広帯域特性tもたせるため、すなわち
、広範囲の入力信号周波数に対して動作するよう、各伝
送線T21〜T25 、 T21’−T25’の特性イ
ンピーダンスを電界効果トランジスタFgT11〜FE
T14.FET15〜FET18のゲート・ソース間の
固有リアクタンス!考慮して選定することにより、入力
回路に所定の特性インピーダンスをもたせる。同様に、
出力伝送線T26〜T29.T26’〜T29’、To
o〜T34の特性インピーダンスをFET11〜FET
14.FET15〜FBT18のドレイン、ソース間の
固有リアクタンスに従って選定することにより、出力回
路に所定の出力インピーダンスをもたせる。この種の選
定に関しては、同一出願人に係る米国特許第4,456
,888号(1984年6月26日)に記されている。
第13図に、非線形菓子の変形例としてショットキーダ
イオード96 、96”a’示す。このショットキーダ
イオードは第16図に示す電界効果トランジスタFET
II〜FET15の代りとして使用することができる。
このダイオードは非線形菓子として働き、出り信号の奇
数高調波に対し上と同様な信号除去χ果たし、偶数高調
波に対しては太き(して抽出する〇 第14図に、周波数変換回路のさらに別の変形例、ここ
ではミキサー1ioy!−示す。本ミキサー110は複
数の(ここでは4つの)非線形素子15a〜15dχ有
し、これらは第9図から第11図に示す能動素子あるい
は第15図に示すデュアルゲート電界効果トランジスタ
のどれかで実現できる。これらの非線形素子は、例えば
半波7乗則(例えば半波2乗則)の素子として働(。各
非線形素子158〜15dは複数の出力位相シフト素子
117a〜117dのそれぞれに結合する。各位相シフ
ト素子117a〜117dは対をなj2ボート累子11
7a′−117d′と117a″〜117d′′より成
り、本例では、各2ボ一ト累子自体は擬似線路ないし分
布線路で構成される。この代りに、2ボート素子対を増
幅器等の能動素子あるいはその他の相反性(対称性)乞
もたない2ポート累子を使用することができる。それぞ
れの2ポート伝送線対の入力は共通接続点乞介して対応
する非線形素子i5a〜15bの出力ポート15a3〜
15d3に結合し、また出力の方はそれぞれ回路出力端
子119aと119bのひとつに接続される。回路11
0は、さらに、複数の伝送線116a〜116dより成
る入力結合手段116を有し、それぞれの伝送線116
a〜116dは相異なる電気長をもっていて隣り合う伝
送線対(116a 、 116b) 、 (116c、
 116d)に所定の位相差が与えられるよう構成され
ている。入力信号vrfは回路入力端子113に加えら
れ、そこより個々の伝送線116a〜116dに分配さ
れる。これらの伝送線116a〜116dの出力は対応
するコンデンサ012−015’に経て個々の非線形素
子15a〜15dに供給される。一方、第2の入力信号
ここでは局部発振信号は第2の入力端子1i8aY介し
て局部発振結合手段118に結合する。局部発振結合手
段118は複数の(ここでは4つの)2ボ一ト位相シフ
)X子118b〜118e’a’有し、そのそれぞれは
分布伝送線によって構成される。局部発振手段118の
一構成例においては、各伝送線118b〜118eに、
はぼ同一の位相シフトθLI01〜θw4ないし電気長
音もたせる。別の構成例としては、各伝送線118b〜
118dに順次増大する電気長θw1〜θw4tもたせ
る。局部発振結合手段118により、局部発振信号の各
部がそれぞれの非線形素子15a〜15dの第2の入り
端子15a2〜15d2に供給される。
動作時には、入力信号が入力結合手段116と局部発振
結合手段118χ経て非線形素子15a〜15dのそれ
ぞれの入力端子15al〜15d、15az〜15d2
に供給され、これにより、同非線形素子15a〜15d
の出力端子15a3〜15d3からは、両入り信号の和
と差、それに高調彼の周波数成分ンもつ信号が出力され
る。この信号はそれぞれの出力結合手段の2ボ一ト位相
シフト菓子対を通り、出力端子対119a、119bの
一方において、上記周波数成分のひとつ乞有する出力信
号となり、出り端子対119a 、 119bの他方に
おいて無効または減衰した信号となる。
無線周波数変換回路110は、第1図、第8図、及び第
12図に示す無線周波数変換回路の非分布型、非遂次相
互結合型の変形例である。出力結合手段117、入力結
合手段116、局部発振器結合手段118乞構成する2
ボ一ト位相シフト素子の電気長音調整することにより、
上述した無線周波数変換回路、すなわちミキサー10(
第1図)、ミキサー60(第8図)、マルチプライヤ8
0(第12図)のいずれをも、2ポート位相シフト素子
を使う非分布バージョンにて実装することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は周波数変換回路、ここではミキサー回路の構成
図、 第2図はマイクロ波モノリシック集積回路として実装し
た第1図の回路の平面図、 第3図は第2図の一部の拡大図、 第4図は第5図の線4−4に油う断面図、第5A図は入
力結合手段に沼う入力電圧信号分布のシミュレーション
プロット、 第5B図は連続する2つの非線形素子間の入信信号相対
位相差のシミュレーションプロット、第3図は第5A図
の入力信号プロフィールと第5B図の相対位相差に従5
第1図の回路の伝達特性の大きさのシミュレーションプ
ロット、第7図は局部発振周波数信号によって発生する
代表的なノイズスペクトル、 第8図は周波数変換回路の変形例、ここではミキサー回
路の構成図、 第9図から第11図は第1図と第8図の回路忙おいて使
用される非線形素子の変形例の構成図、第12図は周波
数変換回路のさらに別の変形例、ここでは周波数マルチ
プライヤ(逓倍器)の構成図、 第15図は第12図の回路において使用される非線形素
子の変形例の構成図、 第14図は周波数変換回路のさらに別の変形例の構成図
、 第15図は第14図の回路において使用される非線形素
子の変形例の構成図である。 参照記号説明 く第1図〉 vrf:無線周波数入力信号源 13 :入力端子vL
:局部発損信号源  18a:入力端子19 a e 
19 b :出力端子15a 〜15d :非線形素子
FET1〜FET4:デュアルゲート電界効果トランジ
スタ15a1〜15dl(Gxa−G4a):第1入力
電極(第1ゲート電極)15a2〜15d2(Glb−
Q2b);第2入力電極0汀2ゲート電極ン15aa 
〜15d3:Itt力電極 16:入力結合手段   17:出力結合手段T2〜T
7 :2ボ一ト位相シフト累子(分布気讃)T7〜T1
1:2ポート位相シフト素子(分師蕗扉)C2〜C5:
結合コンデ/す く第8図〉 18a′二局部発振信号入力端子 62:進行波構造T
I2〜’ri6:2ポート位相シフト累子(分鴫)く第
12図〉 82:第1入力端子  82′:第2入力端子86:出
力端子 pg’rii〜FET 14 :第1群の電界効果トラ
ンジスタFET15〜FET 18 :第2群の電界効
果トランジスタく第14図〉 115:第1入力端子  118a:第2入力端子11
9a、 119b:出力端子 116:入n結合手段1
16a〜116d:位相シフト素子(分布伝送線)11
8:局部発振器結合手段 118b〜118e:位相シフト素子(分布伝送線)1
17:出力結合手段 117a〜117d:位相シフト素子対特許出願人 レ
イセオン・カンパニー FET番号 FIG、5A β5L奪更 (GHz) FIG、5B

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)1対の入力端子と1対の出力端子を有する無線周
    波数の回路において、 それぞれ入力電極と出力電極を有する複数 の非線形素子と、 回路の第1入力端子に接続された少なくと もひとつの2ポート位相シフト素子を有し、前記の複数
    の非線形素子における隣り合い、連続する同士の第1入
    力電極間に位相シフトを与える入力結合手段と、 一端が回路の第2入力端子に結合しており、各非線形素
    子の第2に力電極を電気的に接続する手段と、 回路の1対の出力端子間に接続され、各非 線形素子の出力電極を遂次電気的に接続する出力結合手
    段と、 から成る無線周波数回路。 (2)特許請求の範囲第1項記載の回路において、第2
    入力電極を電気的に接続する前記手段は、第2入力端子
    と各非線形素子の第2入力電極との間にほぼ同一の電気
    長を与える無線周波数回路。 (5)特許請求の範囲第2項記載の回路において、各非
    線形素子はデュアルゲート電界効果トランジスタより成
    る無線周波数回路。 (4)特許請求の範囲第3項記載の回路において、回路
    の第1入力端子には入力信号が供給され、回路の第2入
    力端子には局部発振信号が供給され、この入力信号と局
    部発振信号に応答して、出力信号が各非線形素子の出力
    電極より前記出力結合手段に結合し、それぞれ対応する
    回路出力端子の方へ伝播する無線周波数回路。 (5)特許請求の範囲第4項記載の回路において、出力
    結合手段に沿つて正と負の方向に分かれて伝搬する各信
    号の振幅と位相特性を周波数に合わせて選定する特性設
    定手段を有する無線周波数回路。 (6)特許請求の範囲第5項記載の回路において、前記
    特性設定手段は、複数の電界効果トランジスタの少なく
    ともひとつと入力結合手段との間を結合する少なくとも
    ひとつのコンデンサを有する無線周波数回路。 (7)特許請求の範囲第3項記載の回路において、前記
    入力結合手段は、それぞれ所定の電気 長を有する第1の複数の分布伝送線を有し、前記出力結
    合手段は、それぞれ所定の電気 長を有する第2の複数の分布伝送線を有し、第1と第2
    の複数の分布伝送線の電気長を 選択することによつて、それぞれの電界効果トランジス
    タからの出力信号に所定の位相シフト特性が与えられ、
    これによつて、回路の1対の出力端子の一方に、両入力
    信号の和または差の周波数をもつ出力信号が得られ、他
    方の出力端子には零ないし減衰した信号が得られる無線
    周波数回路。 (8)特許請求の範囲第7項記載の回路において、回路
    の第1入力端子には入力信号が供給され、回路の第2入
    力端子には局部発振信号が供給され、この入力信号と局
    部発振信号に応答して、出力信号が各非線形素子の出力
    電極より前記出力結合手段に結合し、それぞれ対応する
    回路出力端子の方へ伝播する無線周波数回路。 (9)特許請求の範囲第8項記載の回路において、出力
    結合手段に沿つて正と負の方向に分かれて伝搬する各信
    号の振幅と位相特性を周波数に合わせて選定する特性設
    定手段を有する無線周波数回路。 (10)特許請求の範囲第9項記載の回路において、前
    記特性設定手段は、複数の電界効果トランジスタの少な
    くともひとつと入力結合手段との間を結合する少なくと
    もひとつのコンデンサを有する無線周波数回路。 (11)特許請求の範囲第1項記載の回路において、第
    2に力電極を電気的に接続する前記手段は、遂次増大す
    る電気長をもつて、第2入力電極のそれぞれを第2入力
    端子に電気接続する無線周波数回路。 (12)特許請求の範囲第11項記載の回路において、
    各非線形素子はデュアルゲート電界効果トランジスタよ
    り成る無線周波数回路。 (13)特許請求の範囲第12項記載の回路において、
    回路の第1入力端子には入力信号が供給され、回路の第
    2入力端子には局部発振信号が供給され、この入力信号
    と局部発振信号に応答して、出力信号が各非線形素子の
    出力電極より前記出力結合手段に結合し、それぞれ対応
    する回路出力端子の方へ伝播する無線周波数回路。 (14)特許請求の範囲第13項記載の回路において、
    出力結合手段に沿つて正と負の方向に分かれて伝搬する
    各信号の振幅と位相特性を周波数に合わせて選定する特
    性設定手段を有する無線周波数回路。 (15)特許請求の範囲第14項記載の回路において、
    前記特性設定手段は、複数の電界効果トランジスタの少
    なくともひとつと入力結合手段との間を結合する少なく
    ともひとつのコンデンサを有する無線周波数回路。 (16)特許請求の範囲第15項記載の回路において、 前記入力結合手段は、それぞれ所定の電気 長を有する第1の複数の分布伝送線を有し、前記出力結
    合手段は、それぞれ所定の電気 長を有する第2の複数の分布伝送線を有し、第1と第2
    の複数の分布伝送線の電気長を 選択することによつて、それぞれの電界効果トランジス
    タからの出力信号に所定の位相シフト特性が与えられ、
    これによつて、回路の1対の出力端子の一方に、両入力
    信号の和または差の周波数をもつ出力信号が得られ、他
    方の出力端子には零ないし減衰した信号が得られる無線
    周波数回路。 (17)特許請求の範囲第16項記載の回路において、
    回路の第1入力端子には入力信号が供給され、回路の第
    2入力端子には局部発振信号が供給され、この入力信号
    と局部発振信号に応答して、出力信号が各非線形素子の
    出力電極より前記出力結合手段に結合し、それぞれ対応
    する回路出力端子の方へ伝播する無線周波数回路。 (18)特許請求の範囲第17項記載の回路において、
    出力結合手段に沿つて正と負の方向に分かれて伝搬する
    各信号の振幅と位相特性を周波数に合わせて選定する特
    性選択手段を有する無線周波数回路。
JP61086941A 1985-04-15 1986-04-15 無線周波数回路 Expired - Lifetime JPH0654850B2 (ja)

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