JPS61240480A - デイジタル磁気記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はサンプル・ホールド回路およびアナログ・ディ
ジタル変換回路に入力された過大なアナログ信号レベル
を表示するレベルメータを備えたディジタル磁気記録再
生装置に関するものである。

従来の技術 音楽信号のようなアナログ信号をディジタル信号に変換
して記録するディジタル磁気記録再生装置、例えばＰＣ
Ｍテープレコーダはヘッド、テープ、走行系といった電
磁変換系の影響を受ける事がなく、従来のアナログ式テ
ープレコーダと比較して、周波数特性、ダイナミックレ
ンジ、歪率。

ワウ・７ラツタ等、緒特性が大巾に向上する事が知られ
ている。この種のディジタル磁気記録再生装置の従来の
レベルメータの一例について説明する０ 第２図と第３図は従来のレベルメータを備えたディジタ
ル磁気記録再生装置の一部のブロック図を示すものであ
る。第２図において、１は前置増幅器、２はサンプル・
ホールド回路、３はアナログ・ディジタル変換回路、４
はエンコーダ、６は記録回路、６は記録ヘッド、７は磁
気テープ、８はレベルメータである。

第２図に従って動作を説明する。まずアナログ入力信号
は前置増幅器１によって増幅され、サンプル・ホールド
回路２、アナログΦディジタル変換回路ａによって、デ
ィジタル信号に変換される。

このディジタル信号は、エンコーダ４によって、同期信
号、誤り検出、訂正符号が付加され、記録回路５、記録
ヘッド６によシ磁気テープ７に記録される。また前置増
幅器１で増幅されたアナログ信号はレベルメータ８によ
って、信号レベルの大小に従って表示される。

第３図において、９はディジタル回路方式のレベルメー
タであシ、第２図と同一のブロックには同じ番号を付与
した。

第２図との相違点はアナログ・ディジタル変換回路３に
よって変換されたディジタル信号をレベルメータ９に供
給することにより、信号レベルの大小に従って表示する
ようにした事である。

発明が解決しようとする問題点 第２図の従来例ではサンプル・ホールド回路や、アナロ
グ・ディジタル変換回路に過大な入力が供給されても、
前置増幅器のりニアリティが確保されている間は正しい
信号レベルを表示することが出来、オーバーレベル量が
わかるという利点がある〇 一般に前置増幅器のりニアリティはサンプル・ホールド
回路やアナログ・ディジタル変換回路と比較して十分確
保されているのが普通である。

しかしレベルメータの表示素子数が多くなるとそれだけ
回路規模も大きくなシ、コスト的にも不利になる。

また第３図の例ではレベルメータのドライバー回路はデ
ィジタル回路で構成されており１表示素子数を多くして
もＬＳＩ化すれば回路規模、コスト共それほど間問題に
ならない。

しかしサンプル・ホールド回路やアナログ・ディジタル
変換回路に過大な入力信号が供給されると変換されたデ
ィジタル出力は一定値になシ、どの程度、過大な入力レ
ベルが供給されているか、レベルメータの表示値だけで
は不明になるという欠点を持っている。

一般に量子化ビット数を多くすれば、動作スピード、精
度の面で非常に高価なサンプル・ホールド回路、アナロ
グ・ディジタル変換回路が必要になる。したがって出来
るだけ少ないピット数を有効に使用することが望ましい
。ビット数を有効に使用するためには、オーバーレベル
量を把握してレベル設定を適確に行なうことがディジタ
ル磁気記録再生装置にとっては非常に重要である。

本発明はかかる点に鑑みてなされたもので、簡単な構成
でサンプル・ホールド回路およびアナログ・ディジタル
変換回路に入力された過大なアナログ信号レベル（オー
バーレベル）全表示するレベルメータを備えたディジタ
ル磁気記録再生装置を提供することを目的としている。

問題点を解決するだめの手段 上記問題点を解決するために、本発明のディジタル磁気
記録再生装置はアナログ信号をディジタル信号に変換す
るテンプル・ホールド回路と、アナログ・ディジタル変
換回路と、変換されたディジタル信号レベルを表示する
第１のレベルメータと、前記ディジタル信号レベルが前
記サンプル・ホールド回路と、アナログ・ディジタル変
換回路の飽和レベル以上に達した事を検出するレベル検
出回路と、このレベル検出回路の出力信号により動作、
あるいは停止する第２のレベルメータという構成を備え
たものである。

作　　用 本発明は上記した構成により、アナログ信号をディジタ
ル信号に変換するサンプル・ホールド回路と、アナログ
・ディジタル変換回路に供給されるアナログ信号レベル
が飽和レベル以下の間では、第１のレベルメータでレベ
ル表示を行ない、更に前記アナログ信号レベルが飽和レ
ベル以上に達した場合には第２のレベルメータでそのオ
ーバーレベル量を表示する。例えばレベルメータの指示
範囲一４０ｄＢ　〜＋１０ｄＢのうち一４ｏｄＢ　〜ｏ
ｄＢまでを第１のレベルメータを用いて表示する。残シ
のｏｄＢ〜＋ｑｏｄＢを第２のレベルメータを用いて表
示するものである。このとき第１のレベルメータのＯｄ
Ｂと第２のレベルメータのｏｄＢに誤差が生じないよう
にＯｄＢポイントを検出するレベル検出回路を備え、こ
の検出回路の出力信号により第２のレベルメータの動作
、停止をコントロールする。したがって第１．第２のレ
ベルメータの表示は違和感なく行なわれる。

実施例 第１図は本発明のディジタル磁気記録再生装置の一実施
例を示すブロック図である。

第１図において、１０はレベル検出回路、１１は第１の
レベルメータ、１２は第２のレベルメータであり、第２
図と同じブロックには同一番号を付与した。

以下第１図に従って動作を説明する。アナログ入力信号
は前置増幅器１によって増幅され、サンプルΦホールド
回路２、アナログ・ディジタル変換回路３によって、デ
ィジタル信号に変換される。

このディジタル信号は、エンコーダ４′によって、同期
信号、誤シ検出、訂正符号が付加され、記録回路６．記
録ヘッド６により磁気テープ７に記録されることは従来
例で述べた事と同じ動作である。

前置増幅器１のアナログ信号出力レベルがサンプル・ホ
ールド回路２、アナログ・ディジタル変換回路３の飽和
レベルより小さい間は、アナログ・ディジタル変換回路
３のディジタル出力信号を第１のレベルメータ１１に供
給する・ことによって表示する。

一方前置増幅器１のアナログ信号出力レベルがサンプル
・ホールド回路２、アナログ争ディジタル変換回路３の
飽和レベルよシ大きくなった場合には、飽和点に達した
事をレベル検出回路１０で検出、その検出出力信号で第
２のレベルメータ１２を動作させ、前置増幅器１のアナ
ログ出力信号を用いて前記飽和レベル点を越えた量、即
ちオーバーレベル量を第２のレベルメータ１２に表示さ
せるものである。

以上のように本実施例によれば、サンプル−ホールド回
路２とアナログ・ディジタル変換回路３の飽和点を検出
するレベル検出回路１ｏを設ける事によシ、前記飽和点
以下の信号レベルでは第１のレベルメータ１１を用いて
表示させ、前記飽和点以上の信号レベル（オーバーレベ
ル）は第２のレベルメータ１２を用いて表示させる事に
よシ、オーバーレベル量が瞬時にわかり適正なレベル設
定がスムーズに出来る。更に第２のレベルメータ１２は
従来のアナログ回路で構成されているが、オーバーレベ
ル量だけの表示で良いので回路規模は少なくて良い。一
方しペルメータの指示範囲の大半は第１のレベルメータ
１１が受は持ち、このブロックはディジタル回路で構成
されているためＬＳＩ化すれば非常に小さく出来、回路
規模、コスト面で非常に効果がある。

なお、本実施例ではサンプル・ホールド回路およびアナ
ログ・ディジタル変換回路の飽和開始点を検出するレベ
ル検出回路としたか、レベル検出回路、第２のレベルメ
ータの動作遅延時間を考慮して、ある特定のレベルを検
出するレベル検出回　。

路としても良い。

発明の効果 アナログ信号をディジタル信号に変換するサンプル・ホ
ールド回路と、アナログ争ディジタル変換回路と、変換
されたディジタル信号レベルを表示する第１のレベルメ
ータと、前記ディジタル信号レベルが前記サンプル・ホ
ールド回路と、アナログ・ディジタル変換回路の飽和レ
ベル以上釦達した事を検出するレベル検出回路と、この
レベル検出回路の出力信号によシ動作、あるいは停止す
る第２のレベルメータとを備えた構成により、適正なレ
ベル設定がスムーズに出来るように、サンプル・ホール
ド回路およびアナログ・ディジタル変換回路のオーバー
レベル量を表示すると共Ｋ、このオーバーレベル量の指
示以外はディジタル回路からなる第２のレベルメータを
用いるため、ＬＳＩ化することにより非常に小を且つ安
いコストで実現可能となシ、従来の長所を併せ持つ、レ
ベルメータを実現することが出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例におけるディジタル磁気記録再
生装置の一部を示すブロック図、第２図および第３図は
従来のディジタル磁気記録再生装置の一部を示すブロッ
ク図である。 ２・・・・・・サンプル・ホールド回路、３・・・・・
・アナログ・ディジタル変換回路、１０・・・・・・レ
ベル検出回路、１１・・・・・・第１のレベルメータ、
１２・・・・・・第２のレベルメータ。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）アナログ信号をディジタル信号に変換するサンプ
   ル・ホールド回路と、アナログ・ディジタル変換回路と
   、変換されたディジタル信号レベルを表示する第１のレ
   ベルメータと、前記ディジタル信号レベルが前記サンプ
   ル・ホールド回路およびアナログ・ディジタル変換回路
   の飽和レベル以上に達した事を検出するレベル検出回路
   と、このレベル検出回路の出力信号により動作、あるい
   は停止する第２のレベルメータとを備えた事を特徴とす
   るディジタル磁気記録再生装置。
2. （２）レベル検出回路はサンプル・ホールド回路と、ア
   ナログ・ディジタル変換回路によって変換されたディジ
   タル信号レベルがある一定値以上に達した事を検出して
   なる特許請求の範囲第１項記載のディジタル磁気記録再
   生装置。