JPS61239068A - 異種結節からなる漁網 - Google Patents
異種結節からなる漁網Info
- Publication number
- JPS61239068A JPS61239068A JP8029485A JP8029485A JPS61239068A JP S61239068 A JPS61239068 A JP S61239068A JP 8029485 A JP8029485 A JP 8029485A JP 8029485 A JP8029485 A JP 8029485A JP S61239068 A JPS61239068 A JP S61239068A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- warp
- weft
- knots
- knot
- loop
- Prior art date
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- Granted
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- Braiding, Manufacturing Of Bobbin-Net Or Lace, And Manufacturing Of Nets By Knotting (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
この発明は、構造の異なる結節を適所に配置することに
よって、糸量の減少と結節寸法の減少とを意図した異種
結節からなる漁網に関するものである。
よって、糸量の減少と結節寸法の減少とを意図した異種
結節からなる漁網に関するものである。
〈従来の技術〉
一般に漁網として用いられている有結節網には、シング
ル結節、ダブル結節、特殊結節がある。これらの漁網に
おいては簡単な結節構造の網はど生産性が高く、糸の結
節形成に要する所容量が少なく経済的である。しかし、
目ずれ防止を強化しようとする場合には、ダブル結節又
は特殊結節が用いられている0例えば網脚が撚糸から成
る場合は一般にシングル結節が、モノフィラメントから
成る場合にはダブル結節が用いられる。さらに近年巻駒
の回転数と回転方向を適宜変化させて巻駒りに経糸と緯
糸のループをそれぞれ形成しくあるいはこれら一方のル
ープを他方のループに絡むように外し)これらループか
ら引き出された経糸がスプールに巻かれた緯糸をくぐら
せることニヨって各種の特殊結節がナイロン七ノフィラ
メント刺網用に提案されている。
ル結節、ダブル結節、特殊結節がある。これらの漁網に
おいては簡単な結節構造の網はど生産性が高く、糸の結
節形成に要する所容量が少なく経済的である。しかし、
目ずれ防止を強化しようとする場合には、ダブル結節又
は特殊結節が用いられている0例えば網脚が撚糸から成
る場合は一般にシングル結節が、モノフィラメントから
成る場合にはダブル結節が用いられる。さらに近年巻駒
の回転数と回転方向を適宜変化させて巻駒りに経糸と緯
糸のループをそれぞれ形成しくあるいはこれら一方のル
ープを他方のループに絡むように外し)これらループか
ら引き出された経糸がスプールに巻かれた緯糸をくぐら
せることニヨって各種の特殊結節がナイロン七ノフィラ
メント刺網用に提案されている。
〈発明が解決しようとする問題点〉
シングル結節では経糸を巻駒に1回巻き掛けることによ
り、ダブル結節は経糸を巻駒に2回巻き掛けることによ
り、また特殊結節では経糸と緯糸とをそれぞれ少なくと
も1回巻き掛けることによって結節が形成されるので、
結節を形成する網糸量はシングル結節が最も少なく、次
いでダブル結節、最も糸量の多いのが特殊結節である。
り、ダブル結節は経糸を巻駒に2回巻き掛けることによ
り、また特殊結節では経糸と緯糸とをそれぞれ少なくと
も1回巻き掛けることによって結節が形成されるので、
結節を形成する網糸量はシングル結節が最も少なく、次
いでダブル結節、最も糸量の多いのが特殊結節である。
結節形成の大きさもシングル結節が最小で、次いでダブ
ル結節、最も大きいのが特殊結節である、という具合に
網糸量に比例している。刺網においては網地の浮子方と
沈子方に大径の絹糸によって縁網が編網されているが、
網糸径が太いため結節の太きさも身網に比較して大きく
なるため網地コストが高くなるという欠点、縁網が太く
なればなるほど特殊結節の大きさは大きくなり、これに
身網の網脚が引掛って投網時に塊になって投網された後
に、円滑かつ迅速に転張されがたい等の欠点が存在する
。
ル結節、最も大きいのが特殊結節である、という具合に
網糸量に比例している。刺網においては網地の浮子方と
沈子方に大径の絹糸によって縁網が編網されているが、
網糸径が太いため結節の太きさも身網に比較して大きく
なるため網地コストが高くなるという欠点、縁網が太く
なればなるほど特殊結節の大きさは大きくなり、これに
身網の網脚が引掛って投網時に塊になって投網された後
に、円滑かつ迅速に転張されがたい等の欠点が存在する
。
く問題点を解決するだめの手段〉
そこでこの発明は、網脚径か細く、目ずれを起し易い身
網に特殊結節を用い、縁網にダブル結節とシングル結節
の双方を用いて同時に編網するか、又は縁網の最も外側
をシングル結節とし、それ以外の部分を特殊結節として
同時に編網することによって、前記した欠点を解決しよ
うとするものである。
網に特殊結節を用い、縁網にダブル結節とシングル結節
の双方を用いて同時に編網するか、又は縁網の最も外側
をシングル結節とし、それ以外の部分を特殊結節として
同時に編網することによって、前記した欠点を解決しよ
うとするものである。
く実 施 例〉
次にこの発明にかかる異種結節からなる漁網の一実施例
を図面にもとづいて述べると、図においてA、B及びC
は特許請求の範囲に記載したそれぞれのA結節、B結箇
及びC結節を示すが、これらのA結節、B結節及びC結
節の緊締を緩めると第2図に示すようになる。このうち
A結節についてさらに拡大して第3図に示しであるが、
これにおいて1.1′は経糸であり、2.2′は緯糸で
ある。下方に螺旋状に経糸1の1回転捻転の巻付部Wを
有する閉ループ11を挿通して曲げ返す湾曲部20の内
側を経糸1が通る構造であって、第4図に示すように巻
駒10のL字状フック部11上に1回巻き掛けて形成さ
れた閉ループ11内を挿通して引き出された経糸1に緯
糸2をくぐらせて形成される。
を図面にもとづいて述べると、図においてA、B及びC
は特許請求の範囲に記載したそれぞれのA結節、B結箇
及びC結節を示すが、これらのA結節、B結節及びC結
節の緊締を緩めると第2図に示すようになる。このうち
A結節についてさらに拡大して第3図に示しであるが、
これにおいて1.1′は経糸であり、2.2′は緯糸で
ある。下方に螺旋状に経糸1の1回転捻転の巻付部Wを
有する閉ループ11を挿通して曲げ返す湾曲部20の内
側を経糸1が通る構造であって、第4図に示すように巻
駒10のL字状フック部11上に1回巻き掛けて形成さ
れた閉ループ11内を挿通して引き出された経糸1に緯
糸2をくぐらせて形成される。
第5図はB結箇の緊締を緩めた状態を示す図であって、
経糸1が二重の閉ループ12を形成するように互いに交
叉(交叉点Y)した後、経糸1の二重ループ12内を緯
糸2が挿通し、これを曲げ返す湾曲部20の内側の経糸
1が通る構造となている。そしてこのB結節は、第6図
に示すように従来広く用いられているダブル結節を形成
する場合と同じように編網機の巻駒10のL字状フック
部11に2回巻き掛けた緯糸ループ12内を挿通して引
き出された経糸1に緯糸2をくぐらせて形成される。
経糸1が二重の閉ループ12を形成するように互いに交
叉(交叉点Y)した後、経糸1の二重ループ12内を緯
糸2が挿通し、これを曲げ返す湾曲部20の内側の経糸
1が通る構造となている。そしてこのB結節は、第6図
に示すように従来広く用いられているダブル結節を形成
する場合と同じように編網機の巻駒10のL字状フック
部11に2回巻き掛けた緯糸ループ12内を挿通して引
き出された経糸1に緯糸2をくぐらせて形成される。
第7図はC結節の緊締を緩めた状態を示す図であって、
経糸lの一重ルーブ13と緯糸2の一重ループ4とが互
いに入り組みがなく、経糸lが経糸1′及び緯糸?、2
′のをPlから出発してP1→P2→P3→P4となる
ように2分の3回転のコイルを形成して緯糸2がループ
13.14内を挿通して曲げ返す湾曲部20の内側を通
る結節構造となっている。そしてこのC結節は第8図に
示すように巻駒lOのL字状フック部11に経糸1のル
ープ13と緯糸ループ14を、これらが互いに交叉せず
、各々1個づつ形成し、巻駒10の回転による経糸1′
、緯糸2及び緯糸2′の3木を一束として、それらの外
側の点P1→P2→P3→P4となるように経糸1の2
分の3回転のコイルを有し、ループ13.14内を挿通
して引き出された経糸1に緯糸2をくぐらせて形成され
る。
経糸lの一重ルーブ13と緯糸2の一重ループ4とが互
いに入り組みがなく、経糸lが経糸1′及び緯糸?、2
′のをPlから出発してP1→P2→P3→P4となる
ように2分の3回転のコイルを形成して緯糸2がループ
13.14内を挿通して曲げ返す湾曲部20の内側を通
る結節構造となっている。そしてこのC結節は第8図に
示すように巻駒lOのL字状フック部11に経糸1のル
ープ13と緯糸ループ14を、これらが互いに交叉せず
、各々1個づつ形成し、巻駒10の回転による経糸1′
、緯糸2及び緯糸2′の3木を一束として、それらの外
側の点P1→P2→P3→P4となるように経糸1の2
分の3回転のコイルを有し、ループ13.14内を挿通
して引き出された経糸1に緯糸2をくぐらせて形成され
る。
〈発明の効果〉
ナイロンモノフィラメントを単独で用いる身繕部分と例
えばナイロンモノフィラメントから成る撚り糸及びマル
チフィラメントから成る撚り糸を含む縁網部分とから形
成される刺網において、ナイロンモノフィラメントから
成る身網部分はC結節を用いて編網し、ナイロンモノフ
ィラメントに比較して目ずれの生じにくい素材、例えば
ナイロンモノフィラメントから成る撚り糸、あるいはマ
ルチフィラメントから成る撚り糸を網脚として形成され
る結節にはB結節を用いて編網し、またこれら目ずれの
生じにくい素材でしかも網脚径が太い結節にはA結節を
用いて編網することにより、縁網部分の目ずれ強度の低
下をおさえつつ所要の糸量減少を図ることができる。ま
た網脚の素材によってはB結節をC結節に代えることも
できる。
えばナイロンモノフィラメントから成る撚り糸及びマル
チフィラメントから成る撚り糸を含む縁網部分とから形
成される刺網において、ナイロンモノフィラメントから
成る身網部分はC結節を用いて編網し、ナイロンモノフ
ィラメントに比較して目ずれの生じにくい素材、例えば
ナイロンモノフィラメントから成る撚り糸、あるいはマ
ルチフィラメントから成る撚り糸を網脚として形成され
る結節にはB結節を用いて編網し、またこれら目ずれの
生じにくい素材でしかも網脚径が太い結節にはA結節を
用いて編網することにより、縁網部分の目ずれ強度の低
下をおさえつつ所要の糸量減少を図ることができる。ま
た網脚の素材によってはB結節をC結節に代えることも
できる。
このようにすることによって縁網部分の結節寸法を小さ
くできるので、投網時の身網が縁網部の結節に引掛るこ
となく円滑に投網できる。
くできるので、投網時の身網が縁網部の結節に引掛るこ
となく円滑に投網できる。
図面はこの発明にかかる異種結節からなる漁網の一実施
例を示すものであり、第1図は正面図、第2図は名結節
の緊締を緩めた状態を示す説明図、第3図、第5図、第
7図はそれぞれA結節。 BMm、C結節の緊締をさらに緩めた状態を示す正面図
、第4図、第6図、第8図はそれぞれA結節、B結節、
C結節の形成状態を示す正面図である。 1.1′・・・経糸 2.2′・・・緯糸 10・・・巻駒 11・・・L字状フック部 A、B、C・・・結節
例を示すものであり、第1図は正面図、第2図は名結節
の緊締を緩めた状態を示す説明図、第3図、第5図、第
7図はそれぞれA結節。 BMm、C結節の緊締をさらに緩めた状態を示す正面図
、第4図、第6図、第8図はそれぞれA結節、B結節、
C結節の形成状態を示す正面図である。 1.1′・・・経糸 2.2′・・・緯糸 10・・・巻駒 11・・・L字状フック部 A、B、C・・・結節
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 下記A、B、C3種類の結節を同一網地に混在させたこ
とを特徴とする異種結節からなる漁網。 A結節;1回転捻転した1回巻きの経糸ループを挿通す
る緯糸が曲げ返して形成する湾曲部の内側を経糸を挿通
せしめて形成した結節。 B結節;2回巻きした経糸ループを貫通する緯糸が曲げ
返して形成する湾曲部の内側を緯糸と互いに交叉した経
糸を挿通せしめて形成した結節。 C結節;経糸を1回交叉してなる経糸ループと、緯糸を
1回交叉してなる緯糸ループとが互いの並列して相互に
入り組みがなく、経糸ループを構成する一方の側の経糸
1本と、緯糸ループを構成する緯糸2本の合計3本が、
結節内に捻れがなく、しかもこれら3本の糸に経糸が2
分の3巻きつき、さらに経糸ループと緯糸ループの双方
を貫通する緯糸が曲げ返して形成する湾曲部の内側を経
糸を挿通せしめて形成した結節。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8029485A JPS61239068A (ja) | 1985-04-17 | 1985-04-17 | 異種結節からなる漁網 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8029485A JPS61239068A (ja) | 1985-04-17 | 1985-04-17 | 異種結節からなる漁網 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61239068A true JPS61239068A (ja) | 1986-10-24 |
JPS648743B2 JPS648743B2 (ja) | 1989-02-15 |
Family
ID=13714248
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8029485A Granted JPS61239068A (ja) | 1985-04-17 | 1985-04-17 | 異種結節からなる漁網 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61239068A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11434361B2 (en) | 2017-11-28 | 2022-09-06 | The Yokohama Rubber Co., Ltd. | Epoxy resin composition for fiber-reinforced composite material, prepreg and fiber-reinforced composite material |
-
1985
- 1985-04-17 JP JP8029485A patent/JPS61239068A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11434361B2 (en) | 2017-11-28 | 2022-09-06 | The Yokohama Rubber Co., Ltd. | Epoxy resin composition for fiber-reinforced composite material, prepreg and fiber-reinforced composite material |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS648743B2 (ja) | 1989-02-15 |
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