JPS6131227B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6131227B2 JPS6131227B2 JP58219288A JP21928883A JPS6131227B2 JP S6131227 B2 JPS6131227 B2 JP S6131227B2 JP 58219288 A JP58219288 A JP 58219288A JP 21928883 A JP21928883 A JP 21928883A JP S6131227 B2 JPS6131227 B2 JP S6131227B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hook
- warp
- turn
- weft
- winding hook
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 21
- 238000000034 method Methods 0.000 description 11
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 238000009940 knitting Methods 0.000 description 1
- 230000007306 turnover Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Braiding, Manufacturing Of Bobbin-Net Or Lace, And Manufacturing Of Nets By Knotting (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は漁網の結節形成方法に関する。
従来、モノフイラメントで供される刺網等の漁
網は二重蛙又結節形成方法によつて形成された網
地が使われてきた(第15図参照)が、強い張力
が網地へ作用するとたて糸11のループへのよこ
糸12の絡みがストレートになつているため、よ
こ糸12の目返りが起り(第16図参照)、結節
部のたて糸11に対してよこ糸12が動いて目ず
れ、破損が生じ、これがたて糸11に沿つて網全
体へ拡がるという欠点があつた。
網は二重蛙又結節形成方法によつて形成された網
地が使われてきた(第15図参照)が、強い張力
が網地へ作用するとたて糸11のループへのよこ
糸12の絡みがストレートになつているため、よ
こ糸12の目返りが起り(第16図参照)、結節
部のたて糸11に対してよこ糸12が動いて目ず
れ、破損が生じ、これがたて糸11に沿つて網全
体へ拡がるという欠点があつた。
この発明は上記にかんがみて、よこ糸をたて糸
に絡ませて(第13図参照)目ずれが全く生じな
く、かつ網足も完全に四方へ拡がる網地を編網で
きる結節形成方法の提供を目的とする。
に絡ませて(第13図参照)目ずれが全く生じな
く、かつ網足も完全に四方へ拡がる網地を編網で
きる結節形成方法の提供を目的とする。
この発明の要旨は、
(イ) たて糸を巻鉤へ掛下す。
(ロ) 巻鉤を/1/2回転させてよこ糸をたて糸の対
向方向から掛ける。
向方向から掛ける。
(ハ) 巻鉤を1/2回転もどしてたて糸を前記(イ)項と
同じ方向へ掛下す。
同じ方向へ掛下す。
(ニ) 巻鉤を再度前記(ロ)項と同じ方向へ1/2回転さ
せてよこ糸を巻鉤から外す。
せてよこ糸を巻鉤から外す。
(ホ) 巻鉤を再度1/2回転もどした後、たて糸のル
ープ内を通してたて糸を引出し、よこ糸を潜通
させ、たて糸のループ内によこ糸をくぐらせる
漁網の結節形成方法である。
ープ内を通してたて糸を引出し、よこ糸を潜通
させ、たて糸のループ内によこ糸をくぐらせる
漁網の結節形成方法である。
以下この発明方法を第1〜14図に示す実施例
にもとづいて具体的に説明する。
にもとづいて具体的に説明する。
なお、第1〜12図は1サイクルの結節工程に
おける第1〜12工程を順に説明したもので、各図
に示す1はたて糸、2はよこ糸、3は上下動、左
右動および前後動可能な糸振り、4は上下動可能
な挙上板、5は図示しないフレームへ固定した
櫛、6は直立姿勢で回転および傾動可能な巻鉤、
7は前後進可能な下鉤、8は揺動可能な舟型、9
は舟型8内に収容されている文銭である。
おける第1〜12工程を順に説明したもので、各図
に示す1はたて糸、2はよこ糸、3は上下動、左
右動および前後動可能な糸振り、4は上下動可能
な挙上板、5は図示しないフレームへ固定した
櫛、6は直立姿勢で回転および傾動可能な巻鉤、
7は前後進可能な下鉤、8は揺動可能な舟型、9
は舟型8内に収容されている文銭である。
第1工程(第1図参照)
所定位置で停止している巻鉤6の鉤部6Aが糸
振り3側へ向いた状態において、たて糸1は糸振
り3から櫛5へ向い、よこ糸2は挙上板4から櫛
5へ向つている。
振り3側へ向いた状態において、たて糸1は糸振
り3から櫛5へ向い、よこ糸2は挙上板4から櫛
5へ向つている。
第2工程(第2図参照)
糸振り3を鉤部6Aの少し上方へ上昇させてた
て糸1を鉤部6Aへ左から右へ掛る。
て糸1を鉤部6Aへ左から右へ掛る。
第3工程(第3図参照)
糸振り3を降下させて鉤部6Aにたて糸を掛下
し、かつ巻鉤6を左方向へ/1/2回転させ、つい
で挙上板4を鉤部6Aの少し上方へ上昇させる。
し、かつ巻鉤6を左方向へ/1/2回転させ、つい
で挙上板4を鉤部6Aの少し上方へ上昇させる。
第4工程(第4図参照)
挙上板4を上昇させたまま巻鉤6を右方向へ1/
2回転させてよこ糸2を鉤部6Aに掛る。
2回転させてよこ糸2を鉤部6Aに掛る。
第5工程(第5図参照)
再び糸振り3を鉤部6Aの少し上方へ上昇さ
せ、たて糸1を鉤部6Aの左から右へ掛る。
せ、たて糸1を鉤部6Aの左から右へ掛る。
第6工程(第6図参照)
糸振り3を降下させて鉤部6Aにたて糸を掛下
し、再び巻鉤6を左方向へ1/2回転を僅かに越え
て回転させる。
し、再び巻鉤6を左方向へ1/2回転を僅かに越え
て回転させる。
第7工程(第7図参照)
挙上板4を降下させてよこ糸2を巻鉤6の鉤部
6Aから外してたて糸1へからませる。
6Aから外してたて糸1へからませる。
第8工程(第8図参照)
再び巻鉤6を右方向へ1/2回転を僅かに越えて
回転させる。
回転させる。
第9工程(第9図参照)
鉤部6Aを挿通して下鉤7でたて糸を引掛けた
後、下鉤7を後退させる。
後、下鉤7を後退させる。
第10工程(第10図参照)
下鉤7を所定位置へ後退させた後、引掛けたた
て糸1を外して舟型8の文銭9から連続している
よこ糸を潜通させる。
て糸1を外して舟型8の文銭9から連続している
よこ糸を潜通させる。
第11工程(第11図参照)
よこ糸2はたて糸1によりたて糸11のループ
内をくぐる。
内をくぐる。
第12工程(第12図参照)
巻鉤6を傾動させて、鉤部6Aからたて糸1と
それに絡んだよこ糸2とにより形成された結節環
を外すと、第13図に示すようによこ糸2がたて
糸1の2ループに絡み、かつ2ループのうちの1
ループを挿通する結節が形成される。
それに絡んだよこ糸2とにより形成された結節環
を外すと、第13図に示すようによこ糸2がたて
糸1の2ループに絡み、かつ2ループのうちの1
ループを挿通する結節が形成される。
その後、この結節は図示しない目締め装置によ
り第14図に示すように目締めされて1サイクル
の結節形成工程が終り、たて糸1、よこ糸2は再
び第1図に示す状態に復帰し、それ以後上記第1
〜12工程からなる結節工程が繰返される。
り第14図に示すように目締めされて1サイクル
の結節形成工程が終り、たて糸1、よこ糸2は再
び第1図に示す状態に復帰し、それ以後上記第1
〜12工程からなる結節工程が繰返される。
以上説明したように、本発明の結節形成方法に
よれば、よこ糸がたて糸の2つのループに絡み、
かつ2つのループのうちの1つのたて糸ループを
挿通するため、目締りが良く、また目ずれも生じ
ず、網足も完全に四方へ拡がつた強靭な漁網を編
網することができる。さらに、結節動作がスムー
ズに行なえるため、編網機の速度を上げて能率良
く編網することができる。
よれば、よこ糸がたて糸の2つのループに絡み、
かつ2つのループのうちの1つのたて糸ループを
挿通するため、目締りが良く、また目ずれも生じ
ず、網足も完全に四方へ拡がつた強靭な漁網を編
網することができる。さらに、結節動作がスムー
ズに行なえるため、編網機の速度を上げて能率良
く編網することができる。
第1〜12図はこの発明方法の実施例を示す1
サイクルの結節形成工程図、第13図は目締め直
前の結節構造を示す拡大正面図、第14図は目締
め後の結節構造を示す拡大正面図である。第15
図は従来の二重蛙又結節の結節構造を示す拡大正
面図、第16図は第15図に示す二重蛙又結節に
おけるよこ糸の目返り状態を示す拡大正面図であ
る。 1……たて糸、2……よこ糸、6……巻鉤、6
A……鉤部。
サイクルの結節形成工程図、第13図は目締め直
前の結節構造を示す拡大正面図、第14図は目締
め後の結節構造を示す拡大正面図である。第15
図は従来の二重蛙又結節の結節構造を示す拡大正
面図、第16図は第15図に示す二重蛙又結節に
おけるよこ糸の目返り状態を示す拡大正面図であ
る。 1……たて糸、2……よこ糸、6……巻鉤、6
A……鉤部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 回転可能な巻鉤を使用して漁網の結節を形成
するにあたり、 (イ) たて糸を巻鉤へ掛下し、 (ロ) 巻鉤を/1/2回転させてよこ糸をたて糸の対
向方向から掛け、 (ハ) 巻鉤を1/2回転もどしてたて糸を前記(イ)項と
同じ方向へ掛下し (ニ) 巻鉤を再度前記(ロ)項と同じ方向へ1/2回転さ
せてよこ糸を巻鉤から外し、 (ホ) 巻鉤を再度1/2回転もどした後、たて糸のル
ープ内を通してたて糸を引出し、よこ糸を潜通
させ、たて糸のループ内によこ糸をくぐらせる
漁網の結節形成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21928883A JPS60110960A (ja) | 1983-11-21 | 1983-11-21 | 漁網の結節形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21928883A JPS60110960A (ja) | 1983-11-21 | 1983-11-21 | 漁網の結節形成方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60110960A JPS60110960A (ja) | 1985-06-17 |
JPS6131227B2 true JPS6131227B2 (ja) | 1986-07-18 |
Family
ID=16733150
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21928883A Granted JPS60110960A (ja) | 1983-11-21 | 1983-11-21 | 漁網の結節形成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60110960A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS648347U (ja) * | 1987-06-30 | 1989-01-18 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52118056A (en) * | 1976-03-29 | 1977-10-04 | Moukan Seimou Kk | Method and apparatus for knotting nets |
-
1983
- 1983-11-21 JP JP21928883A patent/JPS60110960A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52118056A (en) * | 1976-03-29 | 1977-10-04 | Moukan Seimou Kk | Method and apparatus for knotting nets |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS648347U (ja) * | 1987-06-30 | 1989-01-18 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60110960A (ja) | 1985-06-17 |
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