JPH0366421B2 - - Google Patents

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JPH0366421B2
JPH0366421B2 JP730186A JP730186A JPH0366421B2 JP H0366421 B2 JPH0366421 B2 JP H0366421B2 JP 730186 A JP730186 A JP 730186A JP 730186 A JP730186 A JP 730186A JP H0366421 B2 JPH0366421 B2 JP H0366421B2
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JP
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thread
weft
threads
warp
threading
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JP730186A
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English (en)
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Seiji Suzuki
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TANIMURA SEISAKUSHO KK
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TANIMURA SEISAKUSHO KK
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  • Braiding, Manufacturing Of Bobbin-Net Or Lace, And Manufacturing Of Nets By Knotting (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は縦糸と横糸とを結節して漁網等の網地
を編網する方法の内で、縦糸と横糸とを巻鉤に掛
けて両糸のループを形成し、これらループ内を通
して下鉤により縦糸を引出し、シャットルをくぐ
らせて形成される特殊結節を備えた網地の縁糸に
対して目通糸を挿通させる目通方法に関するもの
である。
〔従来の技術〕
この種の特殊結節が編網方法及び編網装置とし
て種々の構成のものが公知である。例えば特公昭
48−10511号公報及び特公昭57−42740号公報に開
示された結節構造及び方法が特殊結節として代表
的なものである。このいずれの公知例において
も、横糸を挙上して巻鉤に掛けるための挙上板が
設けられ、該挙上板を介して巻鉤に横糸が供給さ
れるように構成されている。尚、縦糸はいずれの
公知例においても、糸振りを介して巻鉤に供給さ
れている。
又、編網された網地の縁糸ではなく、第2段目
の網目に目通糸を挿通させる目拾い方法として特
公昭48−1462号公報に開示されたものが公知であ
る。この場合の網地における結節構造は、縦糸の
みを巻鉤に掛け横糸は巻鉤に掛けない所謂、シン
グルノット及びダブルノット等の結節を形成させ
るものであり、前記特殊結節を形成させるような
横糸を挙上させる手段が全くないものであり、特
殊結節の網地に対して目通しが全くできないもの
である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
前記公知例に係る特殊結節を形成する編網装置
においては、巻鉤に対して横糸を掛けなければな
らないために、横糸挙上板が設けられていいるこ
とは前記した通りであり、そのために目通糸を配
設することはできなかった。つまり、目通糸の供
給位置が横糸側からであり、その目通糸の操作を
シャットル側で行わなければならないために、横
糸挙上板で横糸を持上げた時に目通糸も一緒に持
上げられ、それによって目通糸も横糸と同じよう
に巻鉤に掛けられてしまい、目通しにはならない
という問題点があった。
又、第2段目に目通しする構造のものは、横糸
を巻鉤に掛けることない結節しかできないために
特殊結節の網地に対して目通ししたいとうユーザ
の要求を満足させることができない問題点があ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、前記した問題点を解決する具体的手
段として、巻鉤に対し糸振りを介して縦糸が供給
されると共に挙上板を介して横糸が供給され、こ
れら縦糸及び横糸が巻鉤に掛けられてループを形
成し、該ループ内を通して下鉤により横糸を引出
してシャットルをくぐらせるように構成した編網
装置において、前記挙上板に各巻鉤に対応する部
位が突出部として夫々残るように切込を設けて全
体形状を櫛歯状に形成し、前記突出部の夫々上面
に横糸ガイド凹部を設け、前記切込に目通糸が逃
げるようにシャットル側の上部に左右に選択的に
移動する目通糸のガイド部材を設け、該目通糸を
各段の結節が形成される工程に対応して内外に1
対3又は2対2の割合で前記切込に逃すようにし
たことを特徴とする特殊編網における目通方法を
提供するものであって、挙上板を櫛歯状にするこ
とによって目通糸を櫛歯状の切込に逃すことがで
き、挙上板で横糸を持上げても目通糸は巻鉤に掛
らなくなるため、特殊結節の編網であっても縁糸
に対して目通しが行えるのである。
〔実施例〕
次に本発明を図示の実施例により更に詳しく説
明すると、まず網地の編網を理解するために、第
1図に特殊結節が行える編網装置全体の概略図を
示してある。この図において、縦糸1と横糸2と
が別々の系統から供給されるようになっており、
縦糸1は縦糸供給ロール装置3および目締装置4
を介して編網位置まで供給され、横糸2はシャッ
トル5から編網位置へ供給されるようになってい
る。編網位置において、供給された縦糸と横糸は
巻鉤6と下鉤7とにより編網されるが、編網され
た網地8は目送りロール9により一列の結節が形
成される毎に所定の長さだけ移送され、次の列の
結節が形成される位置を定めるようにし、順次の
目送りと網地の巻取位置への移送が行われるよう
になっている。そして前記下鉤7は下鉤支持アー
ム10で支持され前後に移動して縦糸1の引出し
に従事し、前記結節の目締は、所定のストローク
振り降される目締ロールを備えた目締装置4によ
り縦糸1を緊張させることで行われる。
前記巻鉤6に供給される縦糸1は、糸振11を
介して供給され、横糸2は挙上板12を介して供
給されるようになっている。そして、縦糸1及び
横糸2が巻鉤に掛けられ、該巻鉤を右又は左方向
に所定の回転を行うことで両糸のループが形成さ
れ、該ループ内を通して前記下鉤7が縦糸1を引
出してシャットル5をくぐらせることにより特殊
結節が形成されるのである。
このような特殊結節が形成できる編網装置にお
いて、目通糸13は横糸2と同じ側から供給さ
れ、該目通糸13の目通操作はガイドアーム14
によって行い、該ガイドアーム14の基部は適宜
のアングル杆等の支持部材15上に摺動自在に取
付けられている。前記ガイドアーム14は編網装
置の結節動作に対応して左右に所定量選択的に移
動できるようになっている。
そして巻鉤6に対して横糸2を供給する挙上板
12は、第2図に示したように、その先端側が前
記各巻鉤6に対応する部位が突出部12aとして
残るように切込16を設けて全体形状が櫛歯状に
なるように形成し、前記突出部12aの夫々上面
に横糸2をガイドするための横糸ガイド凹部17
が形成されている。
挙上板12はこのような形状のままでも充分使
用し得るが、更に横糸2のガイド、即ち編網中に
横糸2が挙上板12の突出部12aから外れない
ようにガイド板18が取付けられる。このガイド
板18の上端は、前記突出部12aに対応する位
置が谷部18aで、前記切込16に対応する位置
が山部18bになるよう波形に形成されており、
横糸2が常に谷部18aに位置するように規制し
ているのである。尚19は櫛板である。
〔方法の説明〕
次に第3〜12図に基き特殊結節における編網
方法並びに目通方法を説明する。まず第3図にお
いて、編網予定の端部に位置する横糸2と略同じ
位置に目通糸13を配設する。この場合、網他の
縁を構成する縁糸1aは縦糸1と同じ側に配設さ
れ糸振11によって巻鉤6に供給されるようにな
っており、編網予定の両側に縁糸があり且目通糸
も両側に配設される。図示においては一方の端部
側のみ示し、それについてのみ説明する。
第4図A,Bにおいて、最初の結節を形成する
に際して、ガイドアーム14を、図において右
側、即ち編網される網地側(以下内側という)に
所定ストローク移動させて目通糸13を斜めに位
置させておき、糸振11により巻鉤6に縦糸1又
は縁糸1aを掛ける。次に横糸2を巻鉤6に掛け
るに際し、第5図A,Bに示したように挙上板1
2を挙上させると、横糸2は突出部12aの横糸
ガイド凹部17によって左右にぶれることなく確
実に持上げられ、巻鉤6の回転によって引掛けら
れる状態に位置する。そして、目通糸13は挙上
板12の切込16に位置して実質的に挙上板12
によって持上がらないようになっており、巻鉤6
に横糸2が掛けられた後に挙上板12を下げ、第
6図A,Bに示したように、巻鉤6に掛けられた
縦糸1又は縁糸1a及び横糸2は、巻鉤6の回転
により所定の撚又は絡みが付与された後に、第7
図に示したように、下鉤7により巻鉤6に掛けら
れた縦糸1又は縁糸1a及び横糸2のループ内を
通して縦糸1又は縁糸1aが引き出されシャット
ル5をくぐらせて結節が形成されるのである。こ
の工程中において、横糸2は突出部12aの横糸
ガイド凹部17内に落込んでいて、突出部12a
から外れることはまずないが、第8図に示したよ
うに、ガイド板18の存在によって横糸2を谷部
18a側に位置規制し、それによって横糸ガイド
凹部17側に整然と位置させているのである。こ
のようにして結節が形成された後に、ガイドアー
ム14を外側、即ち網地が形成されない側に所定
ストローク移動させる。
外側にガイドアーム14を移動させた状態は第
9図に示してあり、この位置において更に次段の
結節作業が進められる。つまり、前記した工程と
同じように縦糸1が巻鉤6に掛けられ、横糸2を
巻鉤6に掛ける際に挙上板12が挙上され、該挙
上された挙上板の切込16に目通糸13が位置し
て実質的に目通糸自体は巻鉤6に掛けられる位置
には持ち上げられず、縦糸1又は縁糸1aと横糸
2とが巻鉤6に掛けられて結節されるのである。
従って、目通糸13はいづれの側に位置しても、
突出部12a間の切込16に嵌っており、挙上板
12を挙上させても巻鉤6に掛けられることなく
単に縁糸1aと横糸2との結節を内側及び外側に
交して目通しが行われるのである。
このような方法で目通しされた網地の1例を第
11図に示してある。この図において、縁糸1a
と横糸2との結節aを形成する際に、目通糸13
を内側に入れて結節を行い、該結節が終了した後
に目通糸13を外側に出して横糸2と縦糸1との
結節bを形成する。更に、目通糸13をそのまま
外側に出した状態で次段の縁糸1aと横糸2との
結節a′と更に次段の横糸2と縦糸1との結節b′を
形成してから、目通糸13を内側に入れて縁糸1
aと横糸2との結節a″を形成する。この繰返しに
より目通糸13が図示したように目通しされる。
尚、この目通しは、縁糸1aが縦糸1と同じ側に
配設された場合である。
縁糸が横糸2と同じ側、即ち、縁糸2aをシャ
ットル5に収納した場合には、第12図に示した
通りの目通しができる。この場合には、縁糸2a
と縦糸1との結節aと縦糸1と横糸2との結節b
を形成したら目通糸13を外側に出し、その状態
で結節a′,b′を形成し、次いで目通糸13を内側
に入れて結節a″,b″を形成する。この繰返しによ
り縁糸2aに目通しするのである。いづれにして
も特殊結節を形成するに当り、縁糸1a,2aに
対して目通糸13が何の抵抗もなく、速やかに挿
通できるのである。
〔発明の効果〕
以上説明したように本願発明に係る目通方法
は、特殊結節を形成するに必要な横糸を挙上する
ための挙上板を設け、該挙上板の上端縁に切込み
を設けて全体形状が櫛歯状になるように形成し、
櫛歯状の突出部において巻鉤に横糸を供給し、目
通糸は結節工程に対応して1対3又は2対2の割
合で内側及び外側に位置させ前記切込内に逃がし
て挙上されないようにしたので、従来巻鉤に対し
て縦糸と横糸とを掛けて特殊結節を形成する編網
に際して、目通しができなかった問題点が速やか
に解決されるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る方法を実施する編網装置
の1例を示す略示的側面図、第2図は同装置の要
部、即ち挙上板の一部を示す斜視図、第3図は同
装置における結節を形成する部位の一部を示す略
示的正面図、第4図A,Bは第3図と同一部位に
おける目通糸の操作状況を示す略示的正面図及び
側面図、第5図A,Bは同じく第3図と同一部位
における挙上板を挙上させた状況を示す略示的正
面図及び側面図、第6図A,Bは同じく第3図と
同一部位における結節途上の状況を示す略示的正
面図、第7図は第6図Bと同一部位における下鉤
による縦糸の引出状況を示す略示的側面図、第8
図は同装置の挙上板と横糸との関係を示す一部拡
大側断面図、第9図は第3図と同一部位における
目通糸を外側に位置させた状態の略示的正面図、
第10図は第9図の位置において挙上板を挙上し
た状態を示す略示的正面図、第11図は同装置に
よって編網された網地の端部に目通した一例を示
す網地の一部平面図、第12図は他の例の網地の
一部平面図である。 1……縦糸、2……横糸、1a,2a……縁
糸、5……シャットル、6……巻鉤、7……下
鉤、8……網地、11……糸振、12……挙上
板、12a……突出部、13……目通糸、14…
…ガイドアーム、15……支持部材、16……切
込、17……横糸ガイド凹部、18……ガイド
板、18a……谷部、18b……山部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 巻鉤に対し糸振りを介して縦糸が供給される
    と共に挙上板を介して横糸が供給され、これら縦
    糸及び横糸が巻鉤に掛けられてループを形成し、
    該ループ内を通して下鉤により横糸を引出しシャ
    ットルをくぐらせるようにした特殊結節の編網に
    おいて、前記挙上板に各巻鉤に対応する部位が突
    出部として夫々残るように切込を設けて全体形状
    を櫛歯状に形成し、前記突出部の夫々上面に横糸
    ガイド凹部を設け、前記切込に目通糸が逃げるよ
    うにシャットル側の上部に左右に選択的に移動す
    る目通糸のガイド部材を設け、該目通糸を各段の
    結節が形成される工程に対応して内外に1対3又
    は2対2の割合で前記切込に逃すようにしたこと
    を特徴とする特殊結節の編網における目通方法。 2 目通糸を1対3の割合で内外に逃す場合に
    は、縁糸が縦糸と同じ側から供給されることを特
    徴とする前記1項記載の目通方法。 3 目通糸を2対2の割合で内外に逃す場合に
    は、縁糸が横糸と同じ側から供給されることを特
    徴とする前記1項記載の目通方法。
JP730186A 1986-01-17 1986-01-17 特殊結節の編網における目通方法 Granted JPS62170564A (ja)

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JPS62170564A JPS62170564A (ja) 1987-07-27
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