JPH0621408B2 - 漁網の結節構造 - Google Patents

漁網の結節構造

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JPH0621408B2
JPH0621408B2 JP18694588A JP18694588A JPH0621408B2 JP H0621408 B2 JPH0621408 B2 JP H0621408B2 JP 18694588 A JP18694588 A JP 18694588A JP 18694588 A JP18694588 A JP 18694588A JP H0621408 B2 JPH0621408 B2 JP H0621408B2
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林作 加藤
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YAMANAKA NAKAZAWA GYOMO KK
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KATO SEIKOSHO KK
YAMANAKA NAKAZAWA GYOMO KK
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ケーソン、その他の漁に使用される漁網の結
節構造に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種の漁網の結節構造は、本願出願人自らが以
前提案しているように(特公昭60−17864号)、
数十から数百本のタテ糸を配置しておいて、このタテ糸
に対しヨコ糸を巻鈎等で絡めて編網するものであって、
タテ糸を一重から二重、三重に絡めて結節を造り上げて
漁網とするものであった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが、従来から提案されているの漁網の結節は、網
地のヨコ糸が常に二つのループの中くい込む結節構造で
あるたっ、目ずれのない、結節にねじれが生じないよう
な漁網の結節とするためには、ヨコ糸を一重に絡めるだ
けでは足りず、二重、三重に絡めるようにするので、ど
うしても結節の結び目が大きくなるという欠点を有して
いた。
〔上記問題点を解決するための手段〕
そこで、本願出願人は、ヨコ糸をループの中にくい込ん
で結節されるという発想に疑問を抱き、むしろ、ヨコ糸
をループの中にくい込ませないで結節しても、網地が移
動せずに、かつ、目ずれや結節のねじが生じない結び目
を有する漁網の結節を案出するに至り、このような方法
による編網方法を採用することにより、極めて小さい結
節の結び目を有する漁網の結節を可能としたものであ
る。
〔作 用〕
本発明は、漁網の結節構造において、ヨコ糸がタテ糸で
構成されるループの中をくぐらずに構成される結節構造
としたものであって、結節点において、タテ糸がヨコ糸
にくい込まない結節構造であるので、目ずれや結節のね
じれが生じない極めて小さな結び目を有する漁網の結節
構造としたものである。
〔発明の実施例〕
本発明を一実施例図面に基づいて詳細に説明する。
第1図は、本発明に係る一実施例の漁網の結節を解きほ
ぐした状態で示した図面である。
第1図において、1はタテ糸、2はヨコ糸、1aはタテ糸
進入部、1bは第1のタテ糸ループ、1cは第2のタテ糸ル
ープ、1dはタテ糸退出部、2aヨコ糸進入部、2bはヨコ糸
ループ、2cはヨコ糸退出部である。
第1図に示した結節構造は、多数の網目の内、一つの結
節構造を示すもので、同図の下方向がいわゆる網地であ
り、漁網は、網地の方向、すなわち同図の下方向から上
方向に編網されていく。
その具体的な結節構造は、第1図に示すように、網地に
連なるタテ糸進入部1aおよびヨコ糸進入部2aと、次の結
節点に連なるタテ糸退出部1dとヨコ糸退出部2cとの間に
結節される結節点において、結節される。
この結節点において、ヨコ糸2は、前記ヨコ糸進入部2a
から左回り(反時計方向)に転回した後、該ヨコ糸進入
部2aの後を通ってヨコ糸ループ2bを形成した後、ヨコ糸
退出部2cに連なる。一方タテ糸1は、タテ糸進入部1aか
ら右回リ(時計方向)に回転して該タテ糸進入部1aの表
側を通って第1のタテ糸ループ1bを形成した後、されに
右回リ(時計方向)に転回して第2のタテ糸ループ1cを
形成し、該タテ糸ループ1bおよび前記ヨコ糸ループ2bの
二つのループを裏側から表側に抜け、その後左回りに転
回して前記ヨコ糸退出部2cを巻き込んだ後、前記タテ糸
ループ1bおよび前記ヨコ糸ループ2bを表側から裏に抜け
た後、タテ糸退出部1cに連なる結節構造としたものであ
る。
本実施例は、網地を一方向である、いわば表側から見
て、その構成を説明したものであるが、これは、左右を
対称に構成するようにしてもよいものである。
第2図に同様にヨコ糸がループの中にくい込まないで構
成される結節構造の第二の実施例について、その結節を
解きほぐした状態を示した図面である。
第2図において、1および2は、第1図において示した
と同様なタテ糸およびヨコ糸であって、1a〜1d、2a〜2c
も第1図に準じて符合した。そのうち、1aはタテ糸進入
部、1bは第1のタテ糸ループ、1cは第2のタテ糸ルー
プ、1dはタテ糸退出部であり、2aはヨコ糸進入部、2bは
第1のヨコ糸ループ、2cはヨコ糸退出部である。
第2図に示した結節構造に係る実施例も、同図の下方向
がいわゆる網地であり、多数の網目の内の一つの結節構
造を示すことは、第1図と同様である。網は、網地の方
向、すなわち同図の下方向から上方向に編網されてい
く。
第2図に示される実施例の結節構造は、網地に連なるタ
テ糸進入部1aおよびヨコ糸進入部2aと、次の結節点に連
なるタテ糸退出部1dとヨコ糸退出部2dとの間に結節され
る結節点において、ヨコ糸2は、前記ヨコ糸進入部2aか
ら方向り(時計方向)に転回した後、該ヨコ糸進入部2a
の後を通って第1のヨコ糸ループ2bを形成した後、左回
り(時計方向)に転回して裏側から表側に前記ヨコ糸進
入部2aを巻き込んだ後、ヨコ糸退出部2dに連なる。
一方、タテ糸1は、タテ糸進入部1aから左回リ(反時計
方向)に転回して第1のタテ糸ループ1bを形成した後、
該タテ糸進入部1aの裏側から表側に右回り(時計方向)
に転回して該タテ糸進入部1aおよび前記ヨコ糸進入部2
a、第2のヨコ糸ループ2cを巻き込んで第2のタテ糸ル
ープ1cを形成した後、右回り(時計方向)に前記第1の
タテ糸ループ1bおよび第1のヨコ糸ループ2bの二つのル
ープを裏側から表側に抜け、その後左回りに転回して前
記ヨコ糸退出部2dを巻き込んだ後、前記第1のタテ糸ル
ープ1bおよび前記第1のヨコ糸ループ2bを表側から裏側
に抜けた後、タテ糸退出部1dに連なる結節構造としたこ
とを特徴としたものである。
本実施例も、また、網地を一方向である、いわば表側か
ら見て、その構成を説明したものであるが、これは、左
右を対称に構成するようにしても同じであることは、前
記第一の実施例と同じである。
次に、第3図に、同様の第三の実施例について説明す
る。
第3図において、1aはタテ糸進入部、1bは第1のタテ糸
ループ、1cは第2のタテ糸ループ、1dはタテ糸退出部で
あり、2aはヨコ糸進入部、2bはヨコ糸ループ、2cはヨコ
糸退出部である。
本実施例においても、漁網は、同図の下方向のいわゆる
網地から上方向に編網され、その結節構造は、以下のと
おりである。
前記網地に連なるタテ糸進入部1aおよびヨコ糸進入部2a
と、次の結節点に連なるタテ糸退出部1dとヨコ糸退出部
2cとの間に結節される結節点において、ヨコ糸2は、前
記ヨコ糸進入部2aから左回り(反時計方向)に転回した
後、該ヨコ糸進入部2aの後を通ってヨコ糸ループ2bを形
成した後、ヨコ糸退出部2cに連なる。
一方、タテ糸1は、タテ糸進入部1aから左回リ(反時計
方向)に転回した後、該タテ糸進入部1aの裏側を通って
第1のタテ糸ループ1bを形成した後、右回り(時計方
向)に転回して前記ヨコ糸進入部2aおよびヨコ糸退出部
2cと、該タテ糸進入部1aを表側から裏側に巻き込んで第
2のタテ糸ループ1cを形成した後、右回り(時計方向)
に転回して前記第1のタテ糸ループ1bを裏側から表側に
抜け、前記ヨコ糸ループ2bの裏側を通った後、左回り
(反時計方向)に転回して前記ヨコ糸退出部2cを巻き込
んだ後、前記第1のタテ糸ループ1bおよびヨコ糸ループ
2bの二つのループを表側から裏側に抜け、タテ糸退出部
1dに連なる結節構造としたことを特徴としたものであ
る。
なお、本実施例においても、左右を対称に構成するよう
にしても良いことは、第一および第二の実施例と同じで
ある。
第4図に、第四の実施例を示す。
第4図においても、1aはタテ糸進入部、1bは第1のタテ
糸ループ、1cは第2のタテ糸ループ、1dはタテ糸退出部
であり、2aはヨコ糸進入部、2bはヨコ糸ループ、2cはヨ
コ糸退出部である。なお、本実施例においても、網地に
連なるタテ糸進入部1aよびヨコ糸進入部2aと、次の結節
点に連なるタテ糸退出部1dとヨコ糸退出部2dとの間に結
節される結節点において結節され、漁網は、第4図の下
方向から上方に編網される。
その結節構造は、以下のとおりである。
ヨコ糸は、前記ヨコ糸進入部2aから左回り(反時計方
向)に転回した後、該ヨコ糸進入部2aの後を通ってヨコ
糸ループ2bを形成した後、ヨコ糸退出部2cに連なる。
一方、タテ糸1は、タテ糸進入部1aから前記ヨコ糸進入
部2aおよびヨコ糸退出部2cの表側を通った後、前記ヨコ
糸進入部2aを巻き込んで前記ヨコ糸ループ2bの中に進入
して第1のタテ糸ループ1bを形成した後、前記タテ糸進
入部1aおよびヨコ糸進入部2aの裏側から、さらに前記ヨ
コ糸退出部2cを右回り(時計方向)に巻き込んで転回し
て、第2のタテ糸ループ1cを形成し、前記第1のタテ糸
ループ1bの裏側を通って前記ヨコ糸ループ2bの中に進入
した後、左回り(反時計方向)に転回して前記ヨコ糸退
出部2cを巻き込んだ後、前記第1のタテ糸ループ1bおよ
び前記ヨコ糸ループ2bの二つのループを表側から裏側に
抜けてタテ糸退出部1dに連なることを特徴としたもので
ある。
なお、本実施例においても、左右を対称に構成するよう
にしても良いことは、第一乃至第三の実施例と同じであ
る さらに、第5図に、同様に第五の実施例について説明す
る。
第5図において、1aはタテ糸進入部、1bは第1のタテ糸
ループ、1cは第2のタテ糸ループ、1dはタテ糸退出部で
あり、2aはヨコ糸進入部、2bはヨコ糸ループ、2cはヨコ
糸退出部である。
本実施例においても、網地に連なるタテ糸進入部1aおよ
びヨコ糸進入部2aと、次の結節点に連なるタテ糸退出部
1dとヨコ糸退出部2dとの間に結節される結節点において
結節されること、漁網は、第5図の下方向から上方向に
編網されることは、上記各実施例と同じである。
その結節構造は、以下のとおりである。
ヨコ糸2は、前記ヨコ糸進入部2aから右回り(時計方
向)に転回た後、該ヨコ糸進入部2aの後を通ってヨコ糸
ループ2bを形成した後、左回り(反時計方向)に該ヨコ
糸進入部2aを表側から裏側に巻き込んでヨコ糸退出部2c
に連なる。
一方、タテ糸1は、タテ糸進入部1aから前記ヨコ糸進入
部2aとヨコ糸退出部2cの間すなわち、前記ヨコ糸進入部
2aの裏側およびヨコ糸退出部2cの表側を通った後、左回
り(反時計方向)に転回して前記タテ糸進入部1aの表側
および前記ヨコ糸ループ2bの交差部の裏側を通って第1
のタテ糸ループ1bを形成した後、右回り(時計方向)に
転回して前記ヨコ糸ループ2bの交差部を巻き込んで第2
のタテ糸ループ1cを形成し、さらに、前記第1のタテ糸
ループ1bおよび前記ヨコ糸ループ2bの二つのループを裏
側から表側に抜けた後、左回り(反時計方向)に前記ヨ
コ糸退出部2cを巻き込んだ後、前記ヨコ糸ループ2bおよ
び前記第1のタテ糸ループ1bの二つのループを表側から
裏側に抜けてタテ糸退出部1dに連なること、またはこれ
らタテ糸とヨコ糸の関係において、左右対称に構成され
たことを特徴とするものである。
つぎに、第6図に、第六の実施例を示し、この結節につ
いて説明する。
第6図において、1aはタテ糸進入部、1bは第1のタテ糸
ループ、1cは第2のタテ糸ループ、1dタテ糸退出部であ
り、2aはヨコ糸進入部、2bはヨコ糸ループ、2cはヨコ糸
退出部である。
ヨコ糸2は、前記ヨコ糸進入部2aから右回り(時計方
向)に転回した後、該ヨコ糸進入部2aの後を通ってヨコ
糸ループ2bを形成した後、左回り(反時計方向)に裏側
から表側にヨコ糸進入部2aを巻き込んでヨコ糸退出部2c
に連なる。
一方、タテ糸1は、タテ糸進入部1aから前記ヨコ糸進入
部2aおよびヨコ糸退出部2cの表側を通った後、右回り
(時計方向)に転回した後、前記ヨコ糸ループ2bの裏側
に回り込んで該ヨコ糸ループ2bの裏側を通って第1のタ
テ糸ループ1bを形成した後、右回り(時計方向)に転回
して前記タテ糸進入部1aおよびヨコ糸進入部2aとヨコ糸
退出部2cを巻き込んだ後、前記第1のタテ糸ループ1bお
よび前記ヨコ糸ループ2bの二つのループを裏側から表側
に抜けて第2のタテ糸ループ1cを形成し、さらに、左回
り(反時計方向)に転回して前記ヨコ糸退出部2cを巻き
込んだ後、前記第1のタテ糸ループ1bおよび前記ヨコ糸
ループ2bの二つのループを表側から裏側に抜けてタテ糸
退出部1dに連なること、またはこれらタテ糸とヨコ糸の
関係において、左右対称に構成されたことを特徴とする
ものである。
第7図は、第七の実施例を示したものである。
第7図における符号は、第1図〜第6図に示したものと
同一の箇所の符号である。
ヨコ糸2は、前記ヨコ糸進入部2aから左回り(反時計方
向)に転回した後、該ヨコ糸進入部2aの表側を通ってヨ
コ糸退出部2cに連なる。
一方、タテ糸1は、タテ糸進入部1aから左回り(反時計
方向)に転回し、前記ヨコ糸ループ2bの表側および前記
タテ糸進入部1aの裏側の間に延びて第1のタテ糸ループ
1bを形成した後、前記タテ糸進入部1aを裏側から表側に
巻き込んで右回り(時計方向)に転回し、前記タテ糸進
入部1aの表側で交差した後、前記ヨコ糸ループ2bおよび
タテ糸ループ1bの裏側に回り込んで第2のタテ糸ループ
1cを形成し、さらに、その後、左回り(反時計方向)に
前記ヨコ糸退出部2cを表側から裏側に巻き込んで転回し
た後、前記第1のタテ糸ループ1bおよびヨコ糸ループ2b
の二つのループの中を表側から裏側に抜けてタテ糸退出
部1dに連なること、または、これらタテ糸とヨコ糸の関
係において、左右対称に構成されたことを特徴とするも
のである。
〔発明の効果〕
本発明に係る結節構造を有する漁網は、結節の目ずれや
ねじれがなく、また、その結節が小さくできるので、軽
量な仕上りとなることに加え、漁類に発見されにくいの
で、多収量を期待できる。また、大な重量においても変
形することなく漁を行ない得る等の効果が大である。
本発明に係る漁網の編網に関しては、従来の編網のよう
に、編網に際する強力な目締め工程を必要とせずに編網
できるため、編網機に余分な力を加える必要がなくな
り、また、編網機の構成においても、巻鈎や下鈎の消耗
をおさえることができるため、編網機の寿命が向上し、
編網のランニングコストが逓減する等の著しい効果があ
る。
また、従来の編網機に若干の変更を加える程度で、本発
明に係る漁網の編網を完成することができるので、結節
構造の異なる漁網の需要に対して適確に応ずることがで
き、編網の効率が増加する。また、この変更は、スムー
スに変更できるので、その費用はもとより、機械を停止
して変更する場合にも時間がかからず、この面において
も効果が著しい。
さらに、本発明に係る漁網は、結節の目ずれがないの
で、編網の過程で、従来の漁網の編網の過程で行なわれ
ていた樹脂加工等の工程を省略でき、低コストの漁網の
提供が可能である等の極めて大きな効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る一実施例の漁網の結節を解きほ
ぐした状態で示した図面、第2図〜第7図は、本発明の
他の実施例を示すものである。 第1図〜第7図において、1;タテ糸、2;ヨコ糸、1
a;タテ糸進入部、1b;第1のタテ糸ループ、1c;第2
のタテ糸ループ、1d;タテ糸退出部、2a;ヨコ糸進入
部、2b;ヨコ糸ループ、2c;ヨコ糸退出部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】網地に連なるタテ糸進入部およびヨコ糸進
    入部と、次の結節点に連なるタテ糸退出部とヨコ糸退出
    部との間に結節される結節点において、その解きほぐさ
    れる結節が、 ヨコ糸は、前記ヨコ進入部2aから左回り(反時計方向)
    に転回した後、該ヨコ糸進入部の後を通ってヨコ糸ルー
    プを形成した後、ヨコ糸退出部に連なり、 タテ糸は、タテ糸進入部から右回リ(時計方向)に転回
    して第1のタテ糸ループを形成した後、該タテ糸進入部
    の表側を通って第2のタテ糸ループを形成し、前記第1
    のタテ糸ループおよび前記ヨコ糸ループの二つのループ
    を裏側から表側に抜け、その後左回りに転回して前記ヨ
    コ糸退出部を巻き込んだ後、前記第1のタテ糸ループお
    よび前記ヨコ糸ループを表側から裏側に抜けた後、タテ
    糸退出部に連なって構成されるか、または、上記と左右
    対称に構成されることを特徴とする漁網の結節構造。
  2. 【請求項2】網地に連なるタテ糸進入部およびヨコ糸進
    入部と、次の結節点に連なるタテ糸退出部とヨコ糸退出
    部との間に結節される結節点において、その解きほぐさ
    れる結節が、 ヨコ糸は、前記ヨコ糸進入部から右回り(時計方向)に
    転回した後、該ヨコ糸進入部の裏側を通ってヨコ糸ルー
    プを形成した後、左回り(反時計方向)に転回して裏側
    から表側に前記ヨコ糸進入部を巻き込んでヨコ糸退出部
    に連なり、 タテ糸は、タテ糸進入部から前記ヨコ糸進入部およびヨ
    コ糸退出部の表側から前記ヨコ糸ループの裏側に左回リ
    (反時計方向)に転回して第1のタテ糸ループを形成し
    た後、右回り(時計方向)に裏側から表側に転回して該
    タテ糸進入部1aおよび前記ヨコ糸進入部、ヨコ糸退出部
    を巻き込んで第2のタテ糸ループ1cを形成した後、右回
    り(時計方向)に前記第1のタテ糸ループおよび前記ヨ
    コ糸ループの二つのループを裏側から表側に抜け、その
    後左回りに転回して前記ヨコ糸退出部を巻き込んだ後、
    前記第1のタテ糸ループおよび前記ヨコ糸ループを表側
    から裏側に抜けた後、タテ糸退出部に連なって構成され
    るか、または、上記と左右対称に構成されることを特徴
    とする漁網の結節構造。
  3. 【請求項3】網地に連なるタテ糸進入部およびヨコ糸進
    入部と、次の結節点に連なるタテ糸退出部とヨコ糸退出
    部との間に結節される結節点において、その解きほぐさ
    れる結節が、 ヨコ糸は、前記ヨコ糸進入部から左回り(反時計方向)
    に転回した後、該ヨコ糸進入部の裏側を通ってヨコ糸ル
    ープを形成した後、ヨコ糸退出部に連なリ、 タテ糸は、タテ糸進入部から前記ヨコ糸ループの裏側を
    通って左回リ(反時計方向)に転回した後、該タテ糸進
    入部の裏側を通って第1のタテ糸ループを形成した後、
    右回り(時計方向)を転回して前記ヨコ糸進入部、前記
    ヨコ糸退出部および前記タテ糸進入部を表側から裏側に
    巻き込んで第2のタテ糸ループを形成した後、右回り
    (時計方向)に転回して前記第1のタテ糸ループを裏側
    から表側に、前記ヨコ糸ループの裏側を通って抜けた
    後、左回り(反時計方向)に転回して前記ヨコ糸退出部
    を巻き込んだ後、前記第1のタテ糸ループおよびヨコ糸
    ループの二つのループを表側から裏側に抜け、タテ糸退
    出部に連なって構成されるか、または、上記と左右対称
    に構成されることを特徴とする漁網の結節構造。
  4. 【請求項4】網地に連なるタテ糸進入部およびヨコ糸進
    入部と、次の結節点に連なるタテ糸退出部とヨコ糸退出
    部との間に結節される結節点において、その解きほぐさ
    れる結節が、 ヨコ糸は、前記ヨコ糸進入部から左回り(反時計方向)
    に転回した後、該ヨコ糸進入部の表側を通ってヨコ糸ル
    ープを形成した後、ヨコ糸退出部に連なり、 タテ糸は、タテ糸進入部から前記ヨコ糸進入部およびヨ
    コ糸退出部の表側を通った後、前記ヨコ糸進入部と前記
    ヨコ糸退出部の交差位置の上部分で前記ヨコ糸進入部の
    裏側に回り込んで前記ヨコ糸ループの外側から同ループ
    の内側に進入して前記ヨコ糸ループの表側で第1のタテ
    糸ループを形成した後、前記タテ糸進入部およびヨコ糸
    進入部の裏側から、前記タテ糸進入部およびヨコ糸進入
    部、前記ヨコ糸退出部を右回り(時計方向)に巻き込ん
    で転回して、第2のタテ糸ループを形成し、前記第1の
    タテ糸ループの裏側を通って前記ヨコ糸ループの中に進
    入した後、左回り(反時計方向)に転回して前記ヨコ糸
    退出部を巻き込んだ後、前記第1のタテ糸ループおよび
    前記ヨコ糸ループの二つのループを表側から裏側に抜け
    てタテ糸退出部に連なって構成されるか、または、上記
    と左右対称に構成されることを特徴とする漁網の結節構
    造。
  5. 【請求項5】網地に連なるタテ糸進入部およびヨコ糸進
    入部と、次の結節点に連なるタテ糸退出部とヨコ糸退出
    部との間に結節される結節点において、その解きほぐさ
    れる結節が、 ヨコ糸は、前記ヨコ糸進入部から右回り(時計方向)に
    転回した後、該ヨコ糸進入部の裏側を通ってヨコ糸ルー
    プを形成した後、左回り(反時計方向)に前記ヨコ糸進
    入部を表側から裏側に巻き込んでヨコ糸退出部に連な
    り、タテ糸は、タテ糸進入部から前記ヨコ糸進入部の裏
    側およびヨコ糸退出部の表側を通った後前記ヨコ糸ルー
    プの裏側で左回り(反時計方向)に転回して前記タテ糸
    進入部の表側と前記ヨコ糸進入部が前記ヨコ糸ループを
    形成する交差部分の裏側を通って第1のタテ糸ループを
    形成し、その後右回り(時計方向)に転回て前記ヨコ糸
    ループを形成する交差部分を巻き込んで第2のタテ糸ル
    ープを形成し、さらに、前記第1のタテ糸ループおよび
    前記ヨコ糸ループの二つのループを裏側から表側に抜け
    た後、左回り(反時計方向)に前記ヨコ糸退出部を巻き
    込んだ後、前記ヨコ糸ループおよび前記第1のタテ糸ル
    ープの二つのループを表側から裏側に抜けてタテ糸退出
    部に連なうって構成されるか、または、上記と左右対称
    に構成されることを特徴とする漁網の結節構造。
  6. 【請求項6】網地に連なるタテ糸進入部およびヨコ糸進
    入部と、次の結節点に連なるタテ糸退出部とヨコ糸退出
    部との間に結節される結節点において、その解きほぐさ
    れる結節が、 ヨコ糸は、前記ヨコ糸進入部から右回り(時計方向)に
    転回した後、該ヨコ糸進入部の裏側を通ってヨコ糸ルー
    プを形成した後、左回り(反時計方向)に裏側から表側
    に該ヨコ糸進入部を巻き込んでヨコ糸退出部に連なり、
    タテ糸は、タテ糸進入部から前記ヨコ糸進入部2aおよび
    ヨコ糸退出部の表側を通った後、右回り(時計方向)に
    転回した後、前記ヨコ糸ループの裏側に回り込んで該ヨ
    コ糸ループの裏側を通って第1のタテ糸ループを形成し
    た後、右回り(時計方向)に転回して前記タテ糸進入部
    およびヨコ糸進入部、ヨコ糸退出部を巻き込んだ後、前
    記第1のタテ糸ループおよび前記ヨコ糸ループの二つの
    ループを裏側から表側に抜けて第2のタテ糸ループを形
    成し、さらに、左回り(反時計方向)に転回して前記ヨ
    コ糸退出部2cを巻き込んだ後、前記第1のタテ糸ループ
    および前記ヨコ糸ループの二つのループを表側から裏側
    に抜けてタテ糸退出部に連なって構成されるか、また
    は、上記と左右対称に構成されることを特徴とする漁網
    の結節構造。
  7. 【請求項7】網地に連なるタテ糸進入部およびヨコ糸進
    入部と、次の結節点に連なるタテ糸退出部とヨコ糸退出
    部との間に結節される結節点において、その解きほぐさ
    れる結節が、 ヨコ糸は、前記ヨコ糸進入部から左回り(反時計方向)
    に転回した後、該ヨコ糸進入部の表側を通ってヨコ糸退
    出部に連なり、 タテ糸は、タテ糸進入部から、左回り(反時計方向)に
    転回し、前記ヨコ糸ループの表側と前記タテ糸進入部の
    裏側の間に延びて第1のタテ糸ループを形成した後、前
    記タテ糸進入部を裏側から表側に巻き込んで右回り(時
    計方向)に転回し、前記タテ糸進入部の表側で交差した
    後、前記ヨコ糸ループおよびタテ糸ループの2つのルー
    プの裏側を通って第2のタテ糸ループを形成し、さら
    に、その後、左回り(反時計方向)に前記ヨコ糸退出部
    を巻き込んで転回した後、前記第1のタテ糸ループおよ
    びヨコ糸ループの2つのループの中を表側から裏側に抜
    けてタテ糸退出部に連なって構成されるか、または、上
    記と左右対称に構成されることを特徴とする漁網の結節
    構造。
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