JPS6031935B2 - 網の製造方法 - Google Patents

網の製造方法

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JPS6031935B2
JPS6031935B2 JP2062378A JP2062378A JPS6031935B2 JP S6031935 B2 JPS6031935 B2 JP S6031935B2 JP 2062378 A JP2062378 A JP 2062378A JP 2062378 A JP2062378 A JP 2062378A JP S6031935 B2 JPS6031935 B2 JP S6031935B2
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JP
Japan
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thread
thread ring
threads
ring
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JP2062378A
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JPS54116454A (en
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善治郎 片岡
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  • Braiding, Manufacturing Of Bobbin-Net Or Lace, And Manufacturing Of Nets By Knotting (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はいわゆる上括りの構造で結節が形成される網の
製造方法に関するものである。
編組による絹の結節として本目、蛙股等の結節構造が広
く知られているが、経糸と緯糸とを交叉する方向へ引出
し一方の糸によって糸環を作り他方の糸をこの糸にから
ませると共に糸環にくぐらせることによって作るため、
殊に漁携に用いると使用中に種々の原因によって結節が
緩み網のもつれによる破損、魚類の葵網率の低下等を招
くことがあった。
このような欠点を除くため本発明の発明者は蓬糸と綾糸
の区別をなくし、第10図乃至第13図に示したように
二本の糸a,bを引揃えて糸環Rを作り、次でこの糸環
Rに二本の糸a,bをくぐらせることによって絡ませ所
定の結節位置にて糸a,bを引張って縦付け、結節Kを
形成する技術を提案した。
この結節技術は侍蕨昭51一物斑5号(特関昭52一1
073畝号公報)に明らかにされて居り、各糸に張力が
作用したとき結節が緊締されるように働いて緩みを生じ
る心配がないという特色を有している。本発明は、絹の
長さ方向へ向かう一つの列の結節を形成する二本の糸を
それぞれの糸巻から引出し引揃えて閉鎖した空間を形成
するように配置された三個以上の案内部材に者付けて糸
環を形成し、糸巻と案内部材のいずれかまたは両方を移
動して糸巻を案内部材の間に挿入して糸環にくぐらせ、
次で移送部材を案内部材の間に挿入し糸環を移しかえて
所定の結節位置へ移送し糸を引張って糸環を縮小すると
共に移送部村から外して繁締することにより、前記の上
括り横造の結節を有する網を機械的手段で自動的に製造
できるようにしたものである。
以下本発明の実施の態様を図面に就いて説明する。
第1図において、網Nは順次編組されながら左方へ引取
られるもので、糸巻A,B,C,D,E………から引出
された糸a,b,c,d’e…….・.が網Nの引取方
向へ向かってじぐざぐになって結節Kを作る。
網Nの引取方向と平行な方向に並んだ結節の列の内で奇
数列即ち第1、3、5・・・・・・・・・列の結節はそ
れぞれ糸aとb、cとd、eとf・・・・・・・・・に
よって形成され、偶数列則ち第2、4、6・・・・・・
・・・列の結節はそれぞれ糸bとc、dとe、fとg…
・・・・・・によって形成される。また奇数列の結節は
絹Nの引取方向と直角な方向に並んだ結節の列の内で奇
数段則ち第1、風、V・・・・・・・・・段に位置して
いて第1図イのように各糸巻のAとB、CとD、EとF
・・・・・・・・・がそれぞれ組合せられて形成するも
のであり、偶数列の結節は偶数段即ち第0、W、町・・
・・・・・・・段に位置していて第1図口のように各糸
巻のBとC、0とE、FとG・・・・・・・・・がそれ
ぞれ組合せられて形成するものである。編組された網N
‘ま第2図イに示した案内ロール1 1、送りロール1
2を経て巻枠13に緊張状態で巻取られる。
前記各段の結節の数に対応させてそれぞれ四個の棒状の
案内部材14…・・・・・・がほぼ平方形の四つの角に
位置するように竪に配置されていると共にそれらの頂端
は糸を引掛けるように外方へ曲げられて鈎を形成し、そ
の上方には前記正方形より大きい正方形の四つの角に位
置するように竪に配置されると共に下部が角錐状に傾斜
し中心部に集まる四本の棒15・・・・・…・からなる
移送部材16が設置され、更に糸巻から引出された糸を
引揃えて所定経路に導く案内17、引揃えられた二本の
糸を案内部材14・・・・・・・・・に巻付ける引取部
材18、結節形成のため二本の糸を引戻す方向へ引張る
稀付け部材19が準備されている。
第2図以下は二本の糸a,bによる結節形成工程を示し
ているが、他の結節の形成も同じであり、また一つの段
の結節は同時に形成される。
一つ前方の段の結節の形成が終ったとき、次の段の結節
形成のため各糸巻は所定の組合せ位置に戻る。糸巻A,
Bから引出されている糸a,bに案内17が孫合すると
共に引出し方向へ向かってその前方で引取部村18がこ
れらの糸a,bを咳え(第2図)、次で引取部材18が
糸巻A,Bから引出される糸a,bを引揃えた状態で案
内部材14・・・…・・・の外側を一周して糸環Rを形
成する(第3図、第10図)。次に引取部材18が糸a
,bを釈放し、各案内部村14・・・・・・・・・が下
降して糸巻A,Bが案内部材14・・・・・・・・・の
上方に位置するように横方向へ移動させられ(第4図)
、再び案内部材14・・・・・…・が上昇して糸巻A,
Bを囲む(第5図)。これによって糸巻A,Bから引出
された糸a,bが糸環Rをくぐると共にこれに絡ませら
れる。このようにして第11図の状態が作られたとき糸
巻A,Bを案内部材14・・・・・・・・・の間隙から
外側方へ移動せると共に移送部材16を[降させ(第6
図)、案内部材14………の間に挿入してその捧15・
・・…・・・の後斜部15a・・・・・・・・・によっ
て糸環Rを拡開して案内部村14・・・・・・から外す
と共に榛15・・・・・・・・・に係合させ糸環Rを移
送部材16に移しかえる(第7図)。次に移送部材16
を上昇して案内部材14・・・…・・・から抜出すと共
に網Nの所定の目合いに応じた位置に移動させ(第8図
)、案内17と移送部材16との間において縦付け部材
19に糸a,bを咳えさせ、糸a,bを糸巻A,Bへ向
かって引戻す方向に縦付け部材19を移動させながら移
送部材16を更に上昇させて糸環Rから引抜く(第9図
)。このとき必要があれば送りロール12を引取方向に
駆動して糸a,bを緊張状態から更に引張って糸環Rを
次第に縦4・させ、第12図の状態を経て緊締し縦付け
を完了して第13図に示す結節Kを作るのである。糸巻
A,Bは移送部材16が上昇する途中で或いは縦付け時
に初頭位置に戻る。また結節Kが作られたとき縦付け部
材19が糸a,bを釈放する。尚、糸巻A,B、案内部
材14・・・・・・・・・、移送部材16、案内17、
引取部材18、締付け部材19の前記の動作は流体圧シ
リンダ、リンク機構、その他図示しない適宜の機構によ
って行われる。
尚、移送部材16は穣15・・・・・・・・・の間隔を
拡大縮小可能な構造とし、案内部材14・・・・・・・
・・の間に挿入して拡大し糸環Rを移しかえ且つ緊縞の
際に縮小させ、或いは反対に案内部材14・・・・・・
・・・の間隔を可変ならしめて移送部材への移しかえを
容易ならしめることもある。また、案内部材14・・・
・・・・・・を固定して糸巻A,Bを移動させても同じ
であり、更に、装置全体を図示のように整形に配置した
まま上下反転し移送部材16を案内部材14・・・・・
・・・・の下方から上下動させ、或いは横形に配置する
等、本発明の実施にあたって種々の設計変更が可能なこ
とは勿論である。以上のように本発明は二本の糸を引揃
えて糸環を作り次でこの糸環に二本の糸をくぐらせて絡
ませたものを引張ることにより糸環を縮4・させ締付け
て上括り構造の結節を作るにあたり、閉鎖した空間を形
成するように配置した三個以上の案内部材に糸巻から引
出した二本の糸を引揃えて巻付けた後糸巻を案内部材の
間へ挿入することによって糸環の形成と糸の絡みつかせ
とが蓬糸、緯糸の区別ないこ行われ、且つこの案内部材
を囲んで形成された糸環を移送部村に移しかえて所定の
結節位置へ移送し糸環を縮4・して繁緒するものである
から一定の結節間隔の絹が機械的手段によって製造可能
となり、いずれの糸に引張り力が作用しても糸環を縮め
−層緊締するように働く結節を具えた大形の絹が容易に
製造できるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は絹および糸巻の関係を示す平面図、第2図、第
3図、第4図、第5図、第6図、第7図、第8図および
第9図は本発明の実施の態様を示す工程略図であってイ
は側面図、口平面図、第10図、第11図、第12図お
よび第13図は結節形成弘頃序を示す平面図である。 14・・・・・・案内部村、16・・・・・・移送部材
、17・・・…案内、18……引取部材、19……縦付
け部材、N……網、R……糸環、K……結節、A,B,
C・・・・・・糸巻、a,b,c・…・・糸。 第1図第2図 第3図 第10図 第11図 第12図 第13図 第4図 第5図 第6図 第T図 第8図 第9図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 二本の糸を引揃えて糸環を作り次でこの糸環に二本
    の糸をくぐらせることによつて絡ませた後に糸を引張つ
    て糸環を縮小し締付けて結節を形成するにあたり、網の
    長さ方向へ向かう一つの列の結節を形成する二本の糸を
    それぞれの糸巻から引出し引揃えて閉鎖した空間を形成
    するように配置された三個以上の案内部材に巻付けて糸
    環を形成し、糸環と案内部材のいずれかまたは両方を移
    動して糸巻を案内部材の間に挿入して糸環にくぐらせ、
    次で移送部材を案内部材の間に挿入し糸環を移しかえて
    所定の結節位置へ移送し、糸を引張つて糸環を縮小させ
    ると共に移送部材から外して緊締することを特徴とする
    網の製造方法。
JP2062378A 1978-02-24 1978-02-24 網の製造方法 Expired JPS6031935B2 (ja)

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JP2062378A JPS6031935B2 (ja) 1978-02-24 1978-02-24 網の製造方法

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Publication Number Publication Date
JPS54116454A JPS54116454A (en) 1979-09-10
JPS6031935B2 true JPS6031935B2 (ja) 1985-07-25

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ID=12032360

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JPS54116454A (en) 1979-09-10

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