JPS61236957A - 自動変速機の制御装置 - Google Patents

自動変速機の制御装置

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Publication number
JPS61236957A
JPS61236957A JP7889985A JP7889985A JPS61236957A JP S61236957 A JPS61236957 A JP S61236957A JP 7889985 A JP7889985 A JP 7889985A JP 7889985 A JP7889985 A JP 7889985A JP S61236957 A JPS61236957 A JP S61236957A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pump
automatic transmission
oil
discharge pressure
back pressure
Prior art date
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Pending
Application number
JP7889985A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Nagayama
茂 長山
Yutaka Hirokane
広兼 裕
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
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Publication of JPS61236957A publication Critical patent/JPS61236957A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は自動変速機の制御装置に関する。
(従来技術) 自動変速機においては、変速制御系や変速要素に必要な
油圧を供給するために油ポンプが用いられている。この
油ポンプの一つに可変容量型のベーンポンプがある(特
開昭、f6−17g2を号公報参照)。このベーンポン
プは、一般に遠心方向に突出したベーンをもつロータの
外側にこのロータに対し偏心量が増すようスプリングで
付勢したカムリングがあり、ロータとカムリングでオイ
ルを吐出するための圧縮室が形成され、この圧縮室に対
応して上記偏心方向でのカムリングの外側にポンプ吐出
圧が作用する背圧室を設けた構造となっている。従って
、ロータ回転数(自動車のエンジン回転数)の上昇に伴
い背圧室を介してカムリングに作用するポンプ吐出圧が
上記スプリング力に抗するほど高(なると、カムリング
の偏心量が少なくなってポンプ容量が小さくなっていく
ことで、単位時間当たりのオイル吐出量が略一定となっ
てポンプ損失が防止される。
ところで、自動変速機の場合、変速段が変わるときは、
過度的に複数の変速要素(クラッチ)に油圧を供給する
状態が生ずるが、上記ベーンポンプにおいてポンプ損失
を考慮してオイル吐出量の上限を低く抑えて設定すると
、変速時には□オイル不足からクラッチがすべり、エン
ジンの空吹きや接続タイミングのずれを招く。これに対
しては、オイル吐出量の上限を高くしておけばよいが、
ポンプ損失が大になる。
(発明の目的) 本発明は、可変容量型のベーンポンプを備えた自動変速
機において、ポンプ損失を特に招くことなく、必要なと
きにのみオイル吐出量を増して円滑な自動変速制御を行
なうことができるようにしようとするものである。
(発明の構成) 本発明においては、自動変速機における可変容量型ベー
ンポンプの背圧室に作用するポンプ吐出圧のドレンを行
なう容量可変手段を設け、これをコントローラからの信
号でドレン作動させるようにしている。従って、ドレン
を行なわない場合、ポンプ吐出圧の増大に伴ってカムリ
ングの偏心量が少なくなり、オイル吐出量は略一定とな
るが、上記ドレンを行なった場合にのみ、ポンプ吐出圧
の大小にかかわらずカムリングの偏心量が大、つまり、
ポンプ容量が大となってオイル吐出量が増大する。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基いて説明する。
第1図および第一図には自動変速機40における変速制
御系および各変速要素(摩擦係合手段)にオイルを供給
する可変容量型のベーンポンプ1が示されている。この
ベーンポンプ1において、2はカバー3とともに吸入口
4と吐出口5にそれぞれ吸入通路20と吐出通路21を
介して通ずるポンプハウジング6を構成したポンプボデ
ィである。
ポンプハウジング6にはロータ7が収容され、このロー
タ7の外側にカムリング8が設けられている。ロータ7
は上記カバー3を貫通した駆動軸9にジツイント10を
介して結合され、カムリング8はロータ7に対する偏心
量が変えられるように外周部においてピボット11でポ
ンプボディ2に支持され、スプリング12にて偏心量を
増す方向に付勢されている。そして、ロータ7にはベー
ンリング13にて遠心方向へ付勢して先端をカムリング
8の内周面に当接せしめた複数のベーン14が同方向に
進退可能に設けられ、これにより、ロータ7、カムリン
グ8およびベーン14にて吸入口4からのオイルを受容
し吐出口5から吐出せしめる圧縮室15が形成されてい
る。
そうして、上記圧縮室15に対しスプリング12の付勢
によるカムリング8の偏心方向の外側に、このカムリン
グ8とポンプボディ2とでポンプ吐出圧をカムリング8
に対して上記付勢に抗する方向へ作用せしめる背圧室1
6が形成されている。
この場合、上記吐出通路20にスプリング17で付勢さ
れた調圧弁18が介装されていて、この調年弁18から
オイル吐出圧がスプリング17による設定圧を越えると
開通する背圧通路19が上記背圧室16まで延びている
。そして、この背圧室16から上記吸入通路20に対し
、この背圧室16に作用するオイル吐出圧をドレンする
ドレン通路22が延設されていて、第3図にも示す如(
このドレン通路22にこの通路を開閉する電磁開閉弁2
3が介装されている。つまり、この電磁開閉弁23はソ
レノイド60が励磁されてスプール35がリターンスプ
リング66の付勢に抗して前進し、ドレン通路22を開
としてカムリング8に対するオイル吐出圧の作用をなく
シ、カムリング8の偏心量を大とすることにより、ポン
プ容量を高める容量可変手段を構成している。
第7図には上記ドレン用電磁開閉弁23に関する制御系
統が示されている。すなわち、同図において、24は自
動変速機のコントローラであり、車両の運転モードを選
択して設定するセレクトスイッチ25、アクセルペダル
の踏込量を検出するアクセルセンサ26、エンジン回転
数を検出するエンジン回転センサ27および車両の走行
速度を検出する車速センサ28からの出力を受け、油圧
制御回路の変速用電磁手段29および上記ドレン用電磁
開閉弁26のソレノイド3oに対し、そのときの車両の
運転状態に応じて変速制御信号並びにドレン信号を出力
する制御手段31を備えている。この場合、上記ドレン
用電磁開閉弁23のソレノイド30には、R5−フリッ
プフロップ32からの信号を受けてオンとなるトランジ
スタスイッチ手段33が接続されていて、電磁開閉弁2
3は制御手段31からのドレン信号(ポンプ容量アップ
のセット信号)により励磁されてドレン通路22を開と
し、リセット信号でドレン通路22を閉とする。
そうして、上記コントローラ24におけるポンプ容量に
関する制御内容は第5図にフローチャートで示すとおり
である。まず、アクセルセンサ26によるエンジンのス
ロットル開度の読み込み、エンジン回転センサ27によ
るタービン回転数の読み込みが行なわれ、変速段位の判
定後、その段位に応じた変速制御用マツプの選択が行な
われる(ステップ■〜■)。そして、このマツプから現
在の車両の運転状態が変速を行なうべき領域にあるか否
か判断され、否のとき、次はポンプ容量をアップする領
域にあるか否か(車速信号、アクセル信号の変化率から
運転状態が変速域に入る前段階の領域にあるか否か)が
判断され、その領域に入るとポンプ容量アップ制御(ド
レン信号出力)がなされる(ステップ0〜の)。次に、
上記ステップ■での判断で変速域にあると判断されると
、ポンプ容量アップ状態での変速制御が行なわれ、変速
が終rするとポンプ容量ダウン制御(コントローラ24
からのリセット信号出力)が行なわれる(ステップ■〜
(D)。
従って、上記実施例において、まず、ベーンポンプ1は
、その回転数の増大とともにオイル吐出量が増大してい
(が、ポンプ吐出圧が設定圧を越えると、背圧通路19
が開通し背圧室16を介してポンプ吐出圧がカムリング
8に作用し、ポンプ吐出圧の増大に伴いこのカムリング
8のスプリング12による偏心量が少な(なっていく、
つまり、ポンプ容量が小さくなってい(ことで、オイル
吐出量は略一定となる。しかして、車両の運転状態が変
速前状態になると、コントローラ24からのドレン信号
により電磁開閉弁23が開状態となって、上記背圧室1
6からカムリング8に作用していたポンプ吐出圧がドレ
ン通路22を介してドレンされ、カムリング8はスプリ
ング12により最大に偏心した状態となり、ポンプ容量
が大きくなる。従って、変速時には過度的に多板クラッ
チ、ブレーキバンド、ワンウェイクラッチなど複数の変
速要素に対し同時に油圧を与える状態が生じ、一時的に
余分のオイルが必要となるが、ポンプ容量が大となって
オイル吐出量が増大することで余分に必要とするオイル
量がまかなわれる。
なお、上記実施例では、車両の運転状態を検出して変速
時にオイル吐出圧のドレンによるポンプ容量アップを図
っているが、コントローラに対しポンプ容量アップ信号
を与えるスイッチ手段を別途設け、車両の運転状態にか
かわらず運転者が事前にポンプ容量をアップさせておい
てから車両の加減速運転ができるようにしてもよい。
(発明の効果) 本発明によれば、自動変速機の変速制御系に対し、必要
なときにのみオイルを増量して与えることができ、ポン
プ損失の増大を特に招くことな(変速要素(クラ、チ)
でのすべりやそれに伴うエンジン空炊き、変速要素の断
接タイミングのずれの問題を解消することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図はカバーを外した
ベーンポンプの正面図、第一図は自動変速機におけるベ
ーンポンプまわりの構造を第1図のA−A線においてあ
られした断面図、第3図は容量可変手段(電磁開閉弁)
部分の縦断面図、第7図は制御系統図、第5図は制御の
フロー図である。 1・・・・・・ベーンポンプ、7・・・・・・ロータ、
8・・・・・・カムリング、12・・・・・・スプリン
グ、15・・・・・・圧縮室、  。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ロータに対し偏心量を増す方向に付勢されたカム
    リングの上記偏心方向の外側にポンプ吐出圧を作用させ
    る背圧室を設けたベーンポンプを備え、ポンプ吐出圧を
    変速制御系に与えるようにした自動変速機において、上
    記背圧室に作用するポンプ吐出圧のドレンを行なうポン
    プ容量の可変手段と、この可変手段にドレン信号を出力
    するコントローラとを設けたことを特徴とする自動変速
    機の制御装置。
  2. (2)コントローラは、変速時にドレン信号を出力する
    特許請求の範囲第1項に記載の自動変速機の制御装置。
JP7889985A 1985-04-12 1985-04-12 自動変速機の制御装置 Pending JPS61236957A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7889985A JPS61236957A (ja) 1985-04-12 1985-04-12 自動変速機の制御装置

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JP7889985A JPS61236957A (ja) 1985-04-12 1985-04-12 自動変速機の制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS61236957A true JPS61236957A (ja) 1986-10-22

Family

ID=13674666

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7889985A Pending JPS61236957A (ja) 1985-04-12 1985-04-12 自動変速機の制御装置

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JP (1) JPS61236957A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03119655U (ja) * 1990-03-20 1991-12-10
JP2016084854A (ja) * 2014-10-24 2016-05-19 日産自動車株式会社 可変容量形オイルポンプの制御装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03119655U (ja) * 1990-03-20 1991-12-10
JP2016084854A (ja) * 2014-10-24 2016-05-19 日産自動車株式会社 可変容量形オイルポンプの制御装置

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