JPH11153014A - 内燃機関の潤滑油回路における油量制御装置 - Google Patents
内燃機関の潤滑油回路における油量制御装置Info
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- JPH11153014A JPH11153014A JP32007097A JP32007097A JPH11153014A JP H11153014 A JPH11153014 A JP H11153014A JP 32007097 A JP32007097 A JP 32007097A JP 32007097 A JP32007097 A JP 32007097A JP H11153014 A JPH11153014 A JP H11153014A
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Abstract
ミング機構(VVT)を備えている内燃機関において、
VVTが作動する時に潤滑油圧が低下して応答性が悪化
したり、潤滑を必要とする部位が潤滑不良になるのを防
止する。 【解決手段】 潤滑油回路の高圧通路66に付設された
分岐高圧通路70にアキュムレータ72のような潤滑油
の蓄圧手段を設ける。負圧導入管92は機関の吸気通路
に接続される。機関の運転中に負圧室90に作用する吸
気負圧によって蓄圧室80が拡大し、加圧された潤滑油
の一部を吸入して貯溜する。機関が低負荷から高負荷に
移行する時は、同時に吸気弁のバルブタイミングを進角
させる必要があるが、この時に負圧室90の吸気負圧が
低下するのを利用して蓄圧室80を縮小させることによ
り、蓄圧室80内に貯溜されている潤滑油を高圧通路6
6へ押し出して一時的に潤滑油量を増加させ、潤滑油圧
の低下を阻止する。
Description
作動される可変バルブタイミング機構(VVT)を備え
ている内燃機関に係り、特にその潤滑油回路における油
量制御装置に関するものである。
開示されている内燃機関のバルブタイミング制御装置の
ように、潤滑油によって作動される可変バルブタイミン
グ機構(VVT)を備えている内燃機関においては、機
関の潤滑油の一部を分流させてVVTの作動油として利
用する。即ち、機関の潤滑油ポンプによって加圧された
潤滑油の大部分は潤滑油通路を通って機関の主軸受部や
動弁系等の潤滑が必要な部位へ供給されるが、その一部
が潤滑油通路から分岐しているVVTへの通路へ分流す
る。そして、分流した潤滑油をバルブタイミング制御弁
によって流路を切り換えることによりVVTの複数個の
ポートのいずれかへ選択的に供給し、その潤滑油圧によ
ってVVTのタイミングピストンを移動させて、タイミ
ングプーリとカムシャフトとの間の相対的な位相を変化
させることにより、バルブタイミングを進角又は遅角さ
せるのである。
よって作動されるVVTを有する内燃機関においては、
潤滑油の一部を供給することによりVVTを作動させて
バルブタイミングを変化させる時に、機関の主軸受部や
動弁系等へ供給される潤滑油の量がVVTの非作動時に
比べて減少する。しかし、例えば、機関が低負荷運転の
状態から高負荷の運転状態へ移行する時には、吸気弁の
バルブタイミングを進角させるためにVVTへ潤滑油を
供給する必要があると共に、主軸受部や動弁系等へ供給
される潤滑油の量も増加させる必要があるため、双方の
要求が同時に重なって潤滑油不足になるという問題があ
る。
おいては、制御に対するVVTの応答速度は潤滑油圧の
高さによって決まるが、例えば、潤滑油の温度が高い時
に機関が低回転で運転されるような運転条件では、潤滑
油圧が低くなるためにVVTの応答性が悪化するという
問題がある。これらの問題に対して、従来は一般に潤滑
油ポンプの吐出容量を大きくして対応しているが、VV
Tが作動していない時は大型の潤滑油ポンプは摩擦損失
を増大させて燃費の悪化を招くし、コストの上昇、重量
の増加、収容スペース確保の困難等の問題も生じる。
問題に対処して、小型の潤滑油ポンプによっても潤滑油
の供給不足を生じることがなく、しかもVVTの応答性
を高くすることができるような、内燃機関の潤滑油回路
に付設される油量制御装置を提供することを目的として
いる。
解決するための手段として、特許請求の範囲の各請求項
に記載された内燃機関の潤滑油回路における油量制御装
置を提供する。
ば、内燃機関が運転される時に、潤滑油ポンプによって
加圧されて潤滑油回路の高圧通路を流れる潤滑油の一部
を蓄圧手段が取り出して加圧された状態で貯溜する。そ
して、可変バルブタイミング機構(VVT)が作動する
ことによって高圧通路の潤滑油量が不足して潤滑油圧が
低下するような時期に、供給手段が作動することによっ
て、蓄圧手段に貯溜されていた潤滑油が高圧通路へ放出
され、機関内部の潤滑を必要とする部位やVVTへ供給
される潤滑油の供給量を一時的に増加させるので、潤滑
油量の不足によって潤滑不良になったり、高圧通路の潤
滑油圧の低下によってVVTの応答性が悪化するのを防
止することができる。更に、蓄圧手段は機関の吸気通路
に作用する吸気負圧を動力源として作動されるために、
他に蓄圧手段のための動力源を設ける必要がない。
ては、より具体的に、吸気負圧によって作動される蓄圧
手段が、ダイヤフラムアクチュエータと、蓄圧ピストン
と、蓄圧室とを備えており、ダイヤフラムアクチュエー
タが機関の吸気負圧を動力に変換して蓄圧ピストンを駆
動し、それによって蓄圧室の容積を拡縮して潤滑油回路
の高圧通路から潤滑油を蓄圧室へ吸入して貯溜したり、
必要な時期に蓄圧室から高圧通路へ加圧された潤滑油を
放出したりする。請求項3に記載された油量制御装置に
おいては、更に、蓄圧手段が圧縮スプリングのような弾
性手段を備えており、吸気負圧との釣り合いによって蓄
圧ピストンを駆動する。
において高く、高負荷運転の状態において低くなるか
ら、機関の運転条件が低負荷から高負荷へ移行する時期
を吸気負圧の低下によって検知することが可能である。
その時期は同時に吸気弁等のバルブタイミングを進角さ
せるべき時期でもあるから、請求項4に記載された油量
制御装置においては、供給手段を吸気負圧が低下した時
期に発動させるようにすれば、高圧通路の潤滑油量が不
足する時期に自動的に蓄圧手段から高圧通路へ加圧され
た潤滑油を放出して、高圧通路の潤滑油を増量すること
ができる。
ては、供給手段は電子式制御装置のような制御手段によ
って発動される。従って、蓄圧手段に貯溜されている潤
滑油を任意の時期に自動的に高圧通路へ放出したり、任
意の時期に自動的に高圧通路から蓄圧手段へ潤滑油を吸
入して貯溜することが可能になる。更に、請求項6に記
載された油量制御装置においては、制御手段は機関の運
転条件に応じて蓄圧手段から潤滑油を高圧通路へ放出す
ることができるから、機関にとって最適の時期に蓄圧手
段を作動させることができる。
置においては、機関の吸気負圧を蓄圧手段へ導入する負
圧導入通路に、負圧切換弁、逆止弁、及び負圧蓄圧手段
のうちの少なくとも1つを備えているので、負圧切換弁
を例えば電子式制御装置によって制御することによっ
て、任意の時期に蓄圧手段へ吸気負圧を導入して作動さ
せたり、逆止弁によって負圧導入通路内の流れを一方向
に限定して蓄圧手段に負圧のみを導入したり、バキュー
ムタンクのような負圧蓄圧手段によって常時負圧を蓄積
して、いつでも蓄圧手段へ導入することを可能にする。
御装置においては、潤滑油回路の高圧通路のうちで、V
VTに向かって分岐する部位と、その下流側において蓄
圧手段に向かって分岐する部位との間に、逆止弁或いは
絞りのような流れの制御手段を設けるので、流れの制御
手段が設けられた高圧通路における潤滑油の逆流を防止
して、VVTへ確実に潤滑油を供給することができる結
果、蓄圧手段によって貯溜された潤滑油の放出により、
VVTの応答性が低下するのを確実に防止することがで
きる。
図1において、その一部をなす従来公知の可変バルブタ
イミング機構(VVT)100の構造と作用について説
明する。10は内燃機関のシリンダヘッドであって、そ
の内部にカムシャフト12が回転自在に軸支されてい
る。カムシャフト12の左端部にはタイミングプーリ1
4が、そのスリーブ部14aにおいてカムシャフト12
上に回転可能に嵌装されている。タイミングプーリ14
のプーリ部14bはタイミングベルト16によって図示
しないクランク軸上のタイミングプーリに連結されてお
り、それによってクランク軸の回転運動がタイミングプ
ーリ14に伝達される。
8aがねじ20によってタイミングプーリ14のディス
ク部14cに締結されている。タイミングピストン22
が動力伝達カップ18のシリンダ部18c内に軸線方向
に摺動自在に挿入される。タイミングプーリ14のディ
スク部14cに面したタイミングピストン22の一側に
は第1油圧室26が形成され、動力伝達カップ18に面
したタイミングピストン22の他側には第2油圧室28
が形成される。動力伝達カップ18の内部において、概
ね円板状の厚い連結プレート30がピン32によってカ
ムシャフト12に対して回り止めを施されると共に、中
空ボルト34によってカムシャフト12の左端部に締結
されている。カバープレート36は動力伝達カップ18
の開口部に嵌着されている。
内周に少なくとも一方がカムシャフト12の軸線に対し
て傾斜したヘリカルスプライン22a,22bを形成し
ており、外周側のヘリカルスプライン22aは動力伝達
カップ18の内周に形成したヘリカルスプライン18b
と噛合し、内周側のヘリカルスプライン22bは連結プ
レート30の外周に形成されたヘリカルスプライン30
aと噛合している。このように、タイミングピストン2
2の外周のヘリカルスプライン22aがタイミングプー
リ14と一体の動力伝達カップ18のヘリカルスプライ
ン18bと噛み合うと共に、タイミングピストン22の
内周のヘリカルスプライン22bがカムシャフト12と
一体の連結プレート30のヘリカルスプライン30aと
噛み合う構成により、タイミングピストン22が軸線方
向に沿って移動すると、各ヘリカルスプラインの歯が軸
線方向に対して傾斜していることから、カムシャフト1
2とタイミングプーリ14との間に相対回転が生じ、例
えば吸気弁のバルブタイミングが図2の線図に示すよう
に進角方向又は遅角方向に変化する。
ントロールバルブ、略してOCV)38は、バルブタイ
ミングを所期の値に制御する目的において、第1油圧室
26又は第2油圧室28へ導入される油圧を切り換える
ために設けられる。即ち、OCV38は5ポート2位置
弁として構成され、スプール状の弁体38aが図1に示
す第1位置にあるときは、第1油圧室26に接続された
第1切替ポート38bは油圧源側に接続された高圧ポー
ト38cに接続され、第2油圧室28に接続された第2
切替ポート38dは、オイルパン52に接続された低圧
ポート38eに接続される。そのため、高圧ポート38
cを通る加圧された作動油(潤滑油)は、第1切替ポー
ト38bより配管40を矢印f1 の方向に通過し、シリ
ンダヘッド10内の通路42、カムシャフト12内の通
路43を介して第1油圧室26へ導入される。それと同
時に、第2油圧室28内の作動油(潤滑油)は中空ボル
ト34内の通路44、カムシャフト12内の通路45、
シリンダヘッド10内の通路46を介して、配管48内
を矢印f2 のように流れ、第2切替ポート38dより低
圧ポート38eへ戻される。従って、第1油圧室26は
高圧、第2油圧室28は低圧となり、タイミングピスト
ン22は左方へ移動する。このときバルブタイミングは
例えば進角側の値となる。
換えられると、弁体38aは図示しないソレノイドによ
って左方向へ移動して、第2油圧室28に接続された第
2切替ポート38dが高圧ポート38cに接続され、第
1油圧室26に接続された第1切替ポート38bがオイ
ルパン52に接続された低圧ポート38fに接続され
る。そのため、高圧ポート38cを通る作動油(潤滑
油)は第2切替ポート38dより配管48を矢印f3 の
方向に通過し、シリンダヘッド10内の通路46、カム
シャフト12内の通路45、中空ボルト34内の通路4
4を介して第2油圧室28に導入される。それと同時に
第1油圧室26内の作動油(潤滑油)はカムシャフト1
2内の通路43及びシリンダヘッド10内の通路42を
介して、配管40内を矢印f4 のように流れ、第1切替
ポート38bより低圧ポート38fへ戻される。従っ
て、第1油圧室26は低圧、第2油圧室28は高圧とな
り、タイミングピストン22は右方へ移動する。このと
きバルブタイミングは例えば遅角側の値となる。
イミングピストン22が移動することにより、目標とす
るバルブタイミングが得られたときは、弁体38aは中
立位置で停止される。この中立位置では第1切替ポート
38b及び第2切替ポート38dは弁体38aによって
完全に閉塞され、高圧ポート38cにも低圧ポート38
e,38fにも連通しない。従って、タイミングピスト
ン22はその位置に固定され、バルブタイミングはその
値に保持される。なお、バルブタイミングを進角又は遅
角させるときに、OCV38をデューティ比制御するこ
とにより、弁体38aを細かく往復動させて、弁体38
aが各ポートを短時間で繰り返し開閉するようにする
と、各油圧室26,28の圧力の変化が滑らかになる。
T)100への作動油圧の供給について説明する。潤滑
油ポンプ50は内燃機関のクランク軸によって駆動さ
れ、オイルパン52からの潤滑油をストレーナ53を介
して汲み上げて潤滑油通路54へ圧送する。潤滑油ポン
プ50の出口付近において潤滑油通路54に調量用のリ
リーフ弁56が設けられる。57はオイルフィルタであ
る。潤滑油通路54は内燃機関の潤滑が必要となる各部
位、即ち、各気筒の主軸受61への給油通路62と動弁
系への給油通路64へ分岐しているメインホール63に
接続される。VVT100へ供給される作動油として潤
滑油の一部を取り出すための高圧通路66は、内燃機関
の潤滑が必要な部位への通路62,64へ分岐する前の
メインホール63の上流側部分から分岐して、OCV3
8の高圧ポート38cに接続される。また、OCV38
の低圧ポート38e及び38fからの低圧通路68はオ
イルパン52に接続している。
(VVT)100の部分は公知のものであり、それに接
続されている潤滑油回路も、以上説明した部分、即ち、
図3として示した潤滑油回路は従来から知られていたも
のであるが、仮に図3のような潤滑油回路によってVV
T100を作動させるとすれば、先に説明したのと同様
な色々な問題を生じることは明らかである。本発明の特
徴はこれらの問題に対処するために潤滑油回路に特別な
油量制御装置を備えている点にある。第1実施形態にお
いてこの油量制御装置は、VVT100へ作動油として
加圧された潤滑油を供給するための高圧通路66に対し
て分岐高圧通路70によって接続されたアキュムレータ
72と、それに関連する幾つかの部分から構成されてい
る。
は、図1の右下部分に示すように、左側に設けられた蓄
圧シリンダ74と、それと一体的に右側に設けられたダ
イヤフラムアクチュエータ76とからなっている。蓄圧
シリンダ74はその内部に左右の方向に気密を保って摺
動することができる蓄圧ピストン78を備えており、蓄
圧シリンダ74の内部の空間は、蓄圧ピストン78によ
って左側の蓄圧室80と右側の圧縮スプリング82を収
容している空間とに分割される。蓄圧室80は分岐高圧
通路70によって常に高圧通路66に連通している。
ダイヤフラムアクチュエータ76の内部の空間は、大径
のダイヤフラム84によって左右の部分に区画されてお
り、図1において左側の部分は大気圧室86として通気
孔88によって常に大気と連通している。また、右側の
部分は負圧室90として負圧導入管92を介して図示し
ない機関の吸気通路に連通しており、それによって機関
の運転中は吸気負圧が負圧室90に導かれて、負圧室9
0内が機関の運転条件に応じた強さ、即ち、低負荷運転
状態では負圧室90内の負圧が高く、高負荷運転状態で
は負圧が低くなっている。ダイヤフラム84と蓄圧ピス
トン78の各中心部はロッド94によって機械的に連結
されている。
の潤滑油回路は、図3に示す従来の潤滑油回路と異なっ
て、アキュムレータ72を主体とする油量制御装置を備
えている。従って、機関が運転されているときは、アキ
ュムレータ72の負圧室90が図示しない機関の吸気通
路から導入される吸気負圧によって大気圧よりも低圧と
なるから、大気圧室86との差圧によってダイヤフラム
84の中心部は右方向へ変形し、ロッド94によって連
結されている蓄圧ピストン78もスプリング82を圧縮
して右方向へ移動する。その結果、蓄圧室80の容積が
拡大するので、高圧通路66にある加圧された潤滑油の
一部が高圧通路66から蓄圧室80へ流入して貯溜され
る。蓄圧室80における潤滑油の貯溜作用は、主として
機関の吸気負圧が比較的高くなる低負荷の運転状態にお
いて行われるのと、貯溜が緩やかに行われるために、低
負荷の運転状態では主軸受61等へ多量の潤滑油を供給
する必要がないこともあって、機関の運転に何ら支障を
生じる恐れがない。
とき、センサ等からの信号を処理することにより負荷の
大きさを常時検出している図示しない電子式制御装置
(ECU)によってバルブタイミング制御弁(OCV)
38が切り換えられる。このとき、前述の説明のよう
に、OCV38の弁体38aの移動によって、例えば、
高圧ポート38cが第1切替ポート38bに連通し、V
VT100の第1油圧室26へ加圧された潤滑油が供給
されて、タイミングピストン22が左方向に向って図1
に示した第1位置まで移動し、噛み合っている複数個の
ヘリカルスプラインの作用により、カムシャフト12に
よって駆動されている図示しない機関の吸気弁のバルブ
タイミングを図2に示すように進角させることができ
る。
おいては各気筒の主軸受61や動弁系等へ多量の潤滑油
を送る必要があるが、このようにVVT100の作動油
として潤滑油の一部が供給されると、図3に示すような
従来の潤滑油回路によれば、図4に示すようにVVT1
00へ供給された量だけ主軸受61等の潤滑が必要な部
分への給油量が減少することになるので、最低給油量を
大きく設定することができなくなる。従来技術において
は、この問題に対処するために潤滑油ポンプ50を大型
化して潤滑油の吐出容量を大きくする必要があった。
いては、アキュムレータ72を主体とする油量制御装置
が設けられているので、この問題が容易に解消する。即
ち、機関が高負荷の運転状態になると同時に負圧室90
に作用している吸気負圧が減少するので、蓄圧ピストン
78は圧縮スプリング82に押されて図1において左方
へ移動する結果、蓄圧室80に貯溜されていた潤滑油
を、分岐高圧通路70を通じて高圧通路66へ押し出し
てOCV38へ供給する。この時にECUがVVT10
0によってバルブタイミングを進角させるためにOCV
38を作動させて高圧ポート38cが第1切替ポート3
8bに連通しても、アキュムレータ72の蓄圧室80に
貯溜されていた潤滑油が、潤滑油ポンプ50から吐出さ
れる高圧通路66の潤滑油に加わって供給されるため、
比較的小型の潤滑油ポンプ50を使用してもVVT10
0への給油量が不足するようなことがなくなり、ECU
の制御に対するVVT100の作動の応答性が高く維持
されるだけでなく、高負荷の運転状態において主軸受6
1等の潤滑が必要な部分への給油量が減少することも未
然に防止されるのである(図5参照)。
路を備えている機関において、運転条件が変化すること
によって、可変バルブタイミング機構(VVT)100
の応答時間とメインホール63の潤滑油圧がどのように
変化するかを調べた結果を示すものである。機関が60
0ないし800rpmというような低回転、低負荷の運
転状態にあるときは、特に油温が比較的高い場合に、メ
インホール63の潤滑油圧が低くなり、潤滑油圧に依存
しているVVT100の応答時間が異常に長くなる(応
答性が悪くなる)ことが判る。このような応答性の悪化
も、本発明を実施することによりメインホール63の潤
滑油圧の低下を防止して、回避することが可能になる。
等のバルブタイミングの進角量が目標値に達すると、図
示しないECUの指令によってOCV38が切り換わ
り、VVT100への潤滑油の供給が停止する。また、
その後に吸気負圧が高くなると再び蓄圧室80へ高圧通
路66から潤滑油を吸入して貯溜することになるが、ア
キュムレータ72の潤滑油の貯溜作用が比較的長い時間
をかけて緩やかに生じるように、絞りの作用をする分岐
高圧通路70の管径とか、ダイヤフラム84と蓄圧シリ
ンダ74の直径の比、圧縮スプリング82の強さ等を適
当に設定することにより、図5に示すように最低給油量
を大きくとることが可能になるのと、低負荷運転の状態
では潤滑が必要な部分への給油量が比較的少なくてよい
こともあって、潤滑の面でも何ら問題を生じる恐れがな
い。
トン78の左側には蓄圧室80の潤滑油の油圧が作用し
ていると共に、ダイヤフラム84の右側には負圧室90
の吸気負圧が作用しているので、潤滑油圧が変動すると
蓄圧ピストン78とダイヤフラム84が動かされる可能
性があるが、ダイヤフラム84の直径を蓄圧ピストン7
8のそれよりも十分に大きく設定することにより、潤滑
油圧の変動に左右されることなく、吸気負圧により蓄圧
ピストン78を制御することが可能になる。
もので、この場合も内燃機関102の吸気通路104に
おいてスロットル弁106の下流側から吸気負圧を取り
出して、アキュムレータ72の負圧室90へ供給してい
る点は図1に示した第1実施形態と同じであるが、第1
実施形態と異なる点は、負圧導入管92の途中に三方電
磁弁のような負圧切換弁(VSV)108と、バキュー
ムタンク110と、更に逆止弁112を設けると共に、
VSV108の通路切り換え作動を、OCV38等を制
御する電子式制御装置(ECU)114によって制御す
ることにより、バキュームタンク110からの吸気負圧
と、大気圧導入管116からの大気圧とを選択的に負圧
室90へ導入するようにした点にある。
通路104の吸気負圧がバキュームタンク110内に貯
溜されて、機関102の運転中は運転条件と無関係にバ
キュームタンク110内が常に負圧になっており、EC
U114がVVT100の作動に合わせてVSV108
を任意の時期に制御することにより、負圧室90の圧力
を、バキュームタンク110内に常時貯溜されている吸
気負圧から、大気圧までの範囲内で自由に変化させる。
それによって、蓄圧室80に出入りする潤滑油量を自由
に制御して、蓄圧室80に貯溜されている潤滑油をどの
時期にどれだけVVT100へ供給するかということを
精密に制御することができる。
吸気負圧を取り出す機関102の吸気通路104の負圧
の大きさを検出する負圧センサ120を設けると共に、
その信号をECU114へ入力している点にあり、EC
U114において負圧の状態とVVT100の作動状態
を合わせて判断することにより、アキュムレータ72の
作動を最適制御することができる。
アキュムレータ72の負圧導入管92に、前述のような
負圧切換弁(VSV)108と逆止弁112とを組み合
わせて挿入した点にある。それによって、VVT100
の非作動時にアキュムレータ72の負圧室90内に確実
に負圧を保持することができるだけでなく、第2実施形
態の場合と同様に、負圧切換弁(VSV)108によっ
てアキュムレータ72の負圧室90の圧力を吸気負圧か
ら大気圧までの範囲で自由に変化させて、蓄圧室80へ
の潤滑油の出入りを自由に制御することができる。
態は、第1実施形態と比較すると、潤滑油回路のメイン
ホール63からVVT100に向かって分岐した後で、
分岐高圧通路70が分岐する前の高圧通路66の上流側
部分に、逆止弁130のような流れの制御手段を挿入し
た点に特徴がある。それによって高圧通路66における
潤滑油の逆流を防止して、VVT100へ確実に必要な
量の潤滑油を供給することができる。流れの制御手段と
しては、逆止弁130を図10(b)に示したような絞
り132によって置き換えることも可能であって、絞り
132によっても逆止弁130と概ね同様な効果を得る
ことができる。
である。
応答性との関係を調べた結果を示す線図である。
(b)はその一部の変形例を示す部分的拡大図である。
Claims (12)
- 【請求項1】 潤滑油圧によって制御される可変バルブ
タイミング機構を備えている内燃機関の潤滑油回路に設
けられ、潤滑油ポンプによって加圧されて潤滑油回路の
高圧通路を流れる潤滑油の一部を取り出して加圧された
状態において貯溜する蓄圧手段と、前記高圧通路の潤滑
油量が不足する時期に前記蓄圧手段に貯溜されている潤
滑油を前記高圧通路へ供給する供給手段とを備えてお
り、前記蓄圧手段が、前記機関の吸気通路に作用する吸
気負圧によって作動するように構成されていることを特
徴とする油量制御装置。 - 【請求項2】 前記蓄圧手段が、前記機関の吸気通路に
作用する吸気負圧によって作動するダイヤフラムアクチ
ュエータと、前記ダイヤフラムアクチュエータのダイヤ
フラムによって駆動される蓄圧ピストンを内部に備えて
いる蓄圧シリンダと、前記蓄圧シリンダ内に形成される
潤滑油の蓄圧室とを少なくとも備えていることを特徴と
する請求項1に記載された油量制御装置。 - 【請求項3】 前記蓄圧手段が、前記蓄圧ピストンを前
記蓄圧室の容積が縮小する方向に付勢する弾性手段を備
えていることを特徴とする請求項2に記載された油量制
御装置。 - 【請求項4】 前記供給手段が、前記機関の吸気通路に
作用する吸気負圧の大きさに応じて発動されて、前記蓄
圧手段に貯溜されている潤滑油を前記高圧通路へ供給す
るように構成されていることを特徴とする請求項1ない
し3のいずれかに記載された油量制御装置。 - 【請求項5】 前記供給手段が、制御手段によって発動
されて前記蓄圧手段に貯溜されている潤滑油を前記高圧
通路へ供給するように構成されていることを特徴とする
請求項1ないし3のいずれかに記載された油量制御装
置。 - 【請求項6】 前記制御手段が、前記機関の運転条件に
応じて、前記蓄圧手段に貯溜されている潤滑油を前記高
圧通路へ供給するように構成されていることを特徴とす
る請求項5に記載された油量制御装置。 - 【請求項7】 前記蓄圧手段が、前記機関の吸気通路に
作用する吸気負圧を導入する負圧導入通路に、少なくと
も1個の負圧切換弁を備えていることを特徴とする請求
項1ないし6のいずれかに記載された油量制御装置。 - 【請求項8】 前記蓄圧手段が、前記機関の吸気通路に
作用する吸気負圧を導入する負圧導入通路に、少なくと
も1個の逆止弁を備えていることを特徴とする請求項1
ないし6のいずれかに記載された油量制御装置。 - 【請求項9】 前記蓄圧手段が、前記機関の吸気通路に
作用する吸気負圧を導入する負圧導入通路に、少なくと
も1個の負圧蓄圧手段を備えていることを特徴とする請
求項1ないし6のいずれかに記載された油量制御装置。 - 【請求項10】 前記潤滑油回路の高圧通路のうちで、
前記可変バルブタイミング機構に向かって分岐する部位
と、前記蓄圧手段に向かって分岐する部位との間に、少
なくとも1個の流れの制御手段を備えていることを特徴
とする請求項1ないし9のいずれかに記載された油量制
御装置。 - 【請求項11】 前記流れの制御手段が逆止弁であるこ
とを特徴とする請求項10に記載された油量制御装置。 - 【請求項12】 前記流れの制御手段が絞りであること
を特徴とする請求項10に記載された油量制御装置。
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- 1997-11-20 JP JP32007097A patent/JP3786511B2/ja not_active Expired - Fee Related
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