JPS61215851A - 可変容量ポンプの制御装置 - Google Patents

可変容量ポンプの制御装置

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JPS61215851A
JPS61215851A JP5482885A JP5482885A JPS61215851A JP S61215851 A JPS61215851 A JP S61215851A JP 5482885 A JP5482885 A JP 5482885A JP 5482885 A JP5482885 A JP 5482885A JP S61215851 A JPS61215851 A JP S61215851A
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pressure
valve
slide
pump
throttle
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Masahiro Hasebe
正広 長谷部
Shigeo Tsuzuki
繁男 都築
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Aisin AW Co Ltd
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Aisin AW Co Ltd
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/66Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings
    • F16H61/662Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings with endless flexible members
    • F16H61/66272Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings with endless flexible members characterised by means for controlling the torque transmitting capability of the gearing

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Details And Applications Of Rotary Liquid Pumps (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用公費 本発明は、車輌用自動変速機、特に金属ベルトを用いた
自動変速機に用いて好適な可変容量ボンブの制御装置に
係り、詳しくは過渡的な変速時等において大量の作動油
量を必要とする際、可変容量ポンプの吐出量を増大する
制御装置に関する。
(ロ)従来の技術 一般に、この種オイルポンプは、部品点数が少なく低コ
ストである等の理由により、定容量型のギヤポンプが用
いられている。
しかし、該ギヤポンプの吐出量は、ポンプ回転数即ちエ
ンジン回転数に比例するが、低速回転時特に1イドリン
グ時でも充分な吐出量が確保できるようにポンプ容量を
設定している関係上、高速走行時等の高速回転時には大
量に余分な吐出が生じ、リリーフバルブから逃がしてい
た。このなめ、余分なポンプ動力を消費し、車輌の燃費
に悪影響を及ぼしていた。
そこで、近時、一部の車輌用変速機にベーン型可変容量
オイルポンプを用いることが試みられている。該可変容
量ポンプは、スライドを揺動することによりポンプ容量
を可変とし、かつ該スライドの背面をプレッシャレギニ
レータバルブのドレン圧に連通して構成されている。こ
れにより、ポンプから吐出された圧力は、プレッシャレ
ギュ、レータバルブにより、スロットル開度に応じた所
定ライン圧に調圧され、更に、該バルブからドレンした
ドレン圧力によりポンプ吐出量が調節されている。
←→ 発明が解決しようとする問題点 従って、該可変容量ポンプは、キックダウン時等に過渡
的に大きな作動油量を必要とする際、作動油を必要とす
る箇所(例えばプーリを操作するM圧t’ストン部分)
が作動し始め、これによりレギュレータバルブの排出圧
が低下し、可変容量ポンプの偏心量が大きくなって吐出
量を増大するように作動するため、該過渡的な状態にお
いて遅れを生じ、大量の作動油を供給することができず
に油圧が不安定になる虞れがある。
そこで、本発明は、可変容量ポンプにより、通常はレギ
ュレータバルブからの排出量が少量となるように制御す
るものであゆながら、車輌の状況により大量の作動油を
必要とする際、直接的に偏心量を大きくしてポンプ吐出
量を増大し、もって上述欠点を解消することを目的とす
るものである。
(ロ)問題を解決するための手段 本発明は、上述事情に鑑みなされたものであり、自動変
速機が大量の作動油を必要とする際に作動する制御手段
にスライドを連結して、例えば第1図及び第2図に示す
スロットルバルブ25及びダウンシフトプラグ26を、
(タイミングバルブ33を介して)スライド9を偏心制
御するインクリース圧(第1図)又はディクリース圧(
第2図)に連結して、該制御手段により直接、スライド
の偏心量が大きくなるように制御することを特徴とする
ものである。
(ホ)作用 上述構成に基づき、キックダウン操作すると、制御手段
例えばスロットルバルブ25及びキックダウンプラグ2
6が作動して、インクリース圧を油室15に供給するか
(第1図)、又はディクリース圧をドレンする(第2図
)。これによりスライド9は偏心量が増加するように揺
動して、ポンプ吐出量を増大する。
(へ)実施例 以下、図面に沿って、本発明による実施例について説明
する。
(へ−1)第1実施例 可変容量ポンプ1は、第1図に示すように、ポンプボデ
ィ2を有しており、該ボディ2の中心部にはトルクコン
バータまたはフリュードカップリングから延びているイ
ンペラへブ等に固定されているロータ3が配設されてい
る。また、該ロータ3には多数(7枚)のベーン5・・
・が放射方向に摺動自在に嵌挿されており、かつこれら
ベーン5はその中心側端にて左右カムリング6に当接し
て浮動支持されている。一方、ポンプボディ2の外周辺
部にはピボットビン7が植設されており、該ビン7によ
りスライド9が揺動自在に支持されている。更に、該ス
ライド9は円環状よりなり、該円環内周壁に前記ベーン
5が摺接すると共に、該内周壁の上下部分には吐出口1
0及び吸入口11が形成されている。また、スライド9
の外周壁の下端部分にはシール12が設置されており、
該シール12及びピボットピンクにより区画された外周
壁−側とポンプボディ2とによりインクリース側油室1
5が形成されていると共に、外周壁°他側とポンプボデ
ィ2とによりディクリース側油室16が形成されている
。更に、スライド9の外周壁下端部分にはラグ17が突
出形成されており、該ラグ17とポンプボディ2との間
にはリターンスプリング19が縮設されている。
一方、該ポンプ1の油圧を調圧するためにプレッシャレ
ギュレータバルブ20が設置されておゆ、該バルブ20
はポンプ1の吐出口10に連通していると共に、プラネ
タリギヤの各クラッチ及びブレーキ、又はベルト式無段
変速機のプーリ制御用油圧ピストン等に連通しており、
かつ該バルブ20をスロットルバルブ等により制御して
、該連通管路21をスロットル開度に比例したライン圧
に調圧する。更に、該レギュレータバルブ20の排出ポ
ー)20mはポンプ1のディクリース側油室16にディ
グリース圧管路22を介して連通しており、またライン
圧管路21は分岐してリリーフバルブ23に連通してい
ると共に、スロットルバルブ25のライン圧ポート25
aに連通している。
また、該スロットルバルブ25に隣接してダウンシフト
プラグ26が配設されており、該プラグ26とスロット
ルバルブ25との間にはスプリング27が縮設されてい
る。更に、ダウンシフトプラグ26の一端にはアクセル
ペダルにスロットルケーブル29を介して連結している
スロットルカム30が当接しており、ペダルの踏操作に
基づきプラグ26が操作される。また、スロットルバル
ブ25のプラグ26の反対側端にもスプリング31が縮
設されており、該バルブ25はプラグ26位置に基づく
スプリング27と端部スプリング31とのバランスによ
り操作され、ライン圧ボート25aのライン圧を、バル
ブ開度に対応したスロットル圧にしてスロットル圧ポー
ト25bに出力する。更に、スロットル圧ポート25b
から管1s32を介してダウンシフトプラグ26のイン
ポート26aに連通しており、更に該プラグ26のアウ
トポート26bがタイミングバルブ33のインポーI−
33aに連通している。タイミングバルブ33ばその下
端部分33clにオリフィス35を介してポート25b
からスロットル圧が供給されていると共に、その上端部
にスプリング36が縮設されており、更にそのアウトポ
ート35bが前記インクリース側油室15に連通して、
該油室15にポンプの吐出量、を増大作動するインクリ
ース圧を供給する。
なお、図中39はストレーナ、40はサンプである。
本実施例は以上のような構成よりなるので、トルクコン
バータ又はフリュードカップリングのポンプインペラの
回転に基づき、インペラへブ等を介してロータ3が回転
されると、該ロータ3と一体に多数のベーン5も回転さ
れる。この際、ベーン5は左右2個のカムリング6によ
り浮動支持されており、スライド9の揺動位置にかかわ
りなくスライド内壁に摺接してお9、従ってスライド9
に対するロータ7の偏心量に基づき、ベーン5の回転に
伴って吸入口11からオイルが吸込まれると共に、吐出
口10からオイルが吐出される。該吐出されたオイルは
、プレッシャレギュレータバルブ20によりライン圧に
調圧されて、プラネタリギヤ組の各クラッチ及びブレー
キを又はプーリ制翻用油圧ピストン制御すると共に、該
ギヤ組の潤滑油等として自動変速機内にて供給される。
そして、該可変容量ポンプ1の吐出量は、ロータ2に対
するスライド9の偏心量即ちスライド9の揺動位置によ
り調節されるが、通常状態では、プレッシャレギュレー
タバルブ20の排出ポート20aからのディグリース圧
が油室16に作用することにより行われる。即ち、排出
ポート20aからの排出流量が減少するにともなって、
ディグリース圧が減少する。。この状態では、スライド
9はリターンスプリング19により大きな偏心量になる
ように揺動され、1回転当たりのポンプ吐出量は大きく
設定される。また、排出ポート20aからの排出流量が
増加するにともなって、ディグリース圧が増加する。こ
の状態では高いディクリース圧が油室16に供給される
。これにより、スライド9ばリターンスプリング19に
抗して偏心量が示さくなるように揺動され、ポンプ吐出
量は小さく設定され、よって適切なポンプ吐出量が確保
される。なおこの際、スロットル開度の小さい場合、ダ
ウンシフトバルブ26は閉じられた状態にあり、またス
ロットル開度が大きい場合でも、スロットルバルブ25
のスロットル圧ホード25bから高いスロットル圧がタ
イミングバルブ33の下端部33dに作用し、該バルブ
33をスプリング36に抗して上昇して該バルブ33を
閉塞する。従って、油室15にインクリース圧が供給さ
れることはない。
そして、高又は中速走行時において、運転者がスロット
ルペダルを急激に踏んだ場合、即ちキックダウ、操作し
た場合、スロットルカム30は大きく回動してプラグ2
6を下方に移動し、インポー ) 26 aとアウトポ
ート26bを連通する。すると、スロットルバルブ25
で調圧されたスロットル圧が管路32及びアウトポート
26bを介してタイミングバルブ33のインポート33
aに供給され、更にアウトポート33bからインクリー
ス圧が油室15に供給されろ。これにより、スライド9
・はディクリース圧に抗して偏心量が大きくなるように
揺動され、ポンプ吐出量を増大して大きな必要作動油量
に備える。一方、スロットルカム30の回動に基づきス
ロットルバルブ25のスプールも下方に移動し、スロッ
トル圧ポート25bからのスロットル圧を高め、該高い
スロットル圧がオリフィス35を介して徐々にタイミン
グバルブ33の下端部に作用する。すると、該タイミン
グバルブ33のスプールはオリフィス35の絞り流量に
応じて徐々に上昇し、所定時間後アウトポート33bを
閉塞する。そして、該オリフィス35に基づく所定時間
内に大きな流量を必要とする各部の作動は完了してお勢
、再びレギュレータバルブ20の排出口20aからのデ
ィクリース圧に基づき、ポンプ1は吐出量が通常状態に
おける適正量に設定される。
(へ−2)第2実施例 次に、第2図に基づき、第2の実施例について説明する
本実施例は、ダウンシフトプラグ26°のインポート2
6 aに、レギュレータバルブ20の排出口20aから
のディクリース圧管路22を分岐22aして連通したこ
とを特徴とする。従って、タイミングバルブ33のアウ
トポート33bはドレンに導かれる。
本実施例によると、通常時は、先の実施例1と同様に、
ダウンシフトバルブ26が閉塞されているか(スロット
ル開度の小さい場合)、又はタイミングバルブ33が閉
塞されており (スロットル開度の大きい場合)、従っ
てディクリース圧分岐管22aは閉塞されている。この
状態では、先の実施例1と同様に、レギュレータバルブ
21の排出ポート20aからのディクリース圧が油室1
6に作用することに基づき、スライド9がピボットピン
7全中心に揺動して、ポンプ吐出量が設定される。
そして、キックダウン操作時には、スロットルカム30
が大きく回動してプラグ26を下方に移動し、分岐管2
2mをインポート26a及びアクトポート26bを介し
てタイミングバルブ33のインポート33mに連通する
。この状態では、オリフィス35により絞られて、タイ
ミングバルブ33の下端部33dにまだ大きなスロット
ル圧が作用していないので、スプリング36によりタイ
ミングバルブ33は開放位置にあゆ、インホード33a
に連通しているディクリース圧はアウトポー)33bか
らドレンされる。これにより、管路22に作用している
ディクリース圧は大気圧になり、リターンスプリング1
9によりスライド9が大偏心位置に揺動されて、ポンプ
1は大きな吐出量に変更される。また同時に、スロット
ルカム30の回動によりスロットルバルブ25も移動さ
れ、スロットル圧ポート25bのスロットル圧が高めら
れる。これにより、該高スロットル圧がオリフィス35
により絞られてタイミングバルブ下端部33dに徐々に
作用し、バルブスプールはスプリング36に抗して徐々
に上昇され、所定時間後該ング36に抗して徐々に上昇
され、所定時間後該タイミングバルブ33は閉塞される
。そして再び、レギュレータバルブ20の排出口20a
からのディクリース圧に基づき、ポンプ吐出量が設定さ
れる。
(へ−3)第3実施例 ついで、第3図に基づき、第1実施例を一部変更した第
3実施例について説明する。
本実施例は、第1実施例において、スロットルバルブ、
ダウンシフトプラグ及びタイミングバルブに換えてソレ
ノイド42を有する切換えバルブ43を用いたものであ
る。詳述すれば、バルブ43のインポート43aにスロ
ットル圧又は他の調圧された圧が供給され、更にポート
43bからドレンされると共に、他のポート43Cがイ
ンクリース圧としてポンプ1の油室15に連通している
また、スロットル圧はオリフィス45を介してソレノイ
ド42のオン・オフによりバルブ43のスプール端43
dにスプリング45に対向して作用する。
本実施例は以上のような構成からなるので、通常状態で
は、ソレノイド42はオフされてスプール端43aに圧
力が作用せず、従ってバルブ43はスプリング45によ
り右方向に移動している(上半図)。この状態では、イ
ンボート43aは閉塞されて、スロットル圧が油室15
に供給されることはなく、レギュレータバルブ排出口2
0aからのディクリース圧によりポンプ吐出量は調節さ
れる。
そして、キックダウン操作又は車輌情報(変速信号、ス
ロットル開度等)に基づき、制御部(マイコン)からの
信号を受けてソレノイド42がオンすると、該ソレノイ
ド42は閉塞されて、スロットル圧がスプール端43d
に作用する。すると、バルブ43は左方向に切換えられ
、インポート43aのスロットル圧はアウトポート43
cに導通され、インクリース圧としてポンプ1の油室1
5に作用する(下半図)。これにより、スライド9は大
きな偏心量になるように揺動され、ポンプ吐出量は増大
する。なおこの際、電気信号によりソレノイド42を作
動して行うので、キックダウン操作時に限らず、様々は
車輌情報に基づくきめ細かい制御により、所望の時にポ
ンプ吐出量を増大させることができ、更にソレノイド4
2のデユーティ制御により、必要に応じてインクリース
圧の立ち上り及び立ち下りをコントロールすることがで
きる。
(へ−4)第4実施例 更に、第4図に基づき、第3実施例を一部変更した第4
実施例について説明する。
本実施例は、第3実施例の切換えバルブ43を用いて、
第2実施例の形式を実現したものである。
即ち、バルブ43のインポート43aに分岐管22aか
らディクリース圧を供給し、かつアラトポ)43cをド
レンに導いたものである。
従って、通常状態では、ソレノイド42がオフされてバ
ルブ43は右位置にあり(上半図)、インポート43a
は閉塞されてディクリース圧は保持され、レギュレータ
バルブ排出口20aからのディクリース圧によりポンプ
吐出量が調節される。
そして、キックダウン操作又は車輌情報に基づき、ソレ
ノイド42がオンすると、ディクリース圧がオリフィス
45を介してスプール端43dに作用し、バルブ43は
左方向に切換えられて、インポート43aがポート43
Cに連通してドレンする(下半図)。これにより、ディ
クリース圧管路22がドレンされ、スライド9はスプリ
ング19により偏心量が大きくなるように揺動し、ポン
プ吐出量を増大する。なおこの際、第3実施例と同様に
、電気制御によるきめ細かい制御並びにデユーティ制御
が可能である。
(へ−5)第5実施例 次に、第5図に基づき、■ベルト式無段変速機(CVT
)の制御バルブユニット(特開昭59−1856号参照
)におけるダウンシフトコントロールバルブに適用した
第5実施例について説明する。
本実m例は、!ランシフトコントロールバルブ4フに一
体的に組込んだものであり、スロットル圧がポート47
aに供給されていると共に、プラィマリブーりの有効径
を調節するプライマリピストンとポート47bが連通し
ている。また、該バルブ47のポート47cがポンプ1
のインクリース側油室15に連通しており、かつポート
47dがドレンしている。更に、スロットル圧管路49
がオリフィス50を介してソレノイド51に連通してい
ると共に、バルブスプール端47eに連通している。
本実施例は以上のような構成からなるので、通常状態で
は、ソレノイド51がオフされ、オリフィス50を介し
てスプール端47cに作用するスロットル圧によりバル
ブ47は左位置に切換えられ、ポート47aは閉塞して
いると共に、ポート47bも閉塞しており、かつポート
47Cはドレンボ・−ト47dに連通して、インクリー
ス圧は作用しない(下半図)。
そして、キックダウン操作をすると、ソレノイド51は
オンされてドレン状態になり、バルブ47は右方向に移
動し、ポート47aがポート47Cに連通すると共に、
ポート47bがドレンボート47dに連通ずる(上半図
)。従って、プライマリピストンからの作動油がドレン
され、キックダウン操作(急激なダウンシフト操作)が
行われ、これと同時に、スロットル圧がインクリース圧
としてポンプ1の油室15に供給され、ポンプ吐出量は
増大する。これにより、大量の作動油量を必要とするC
VTの変速作動の中でも、とりわけ大きな流量を即座に
必要とするキックダウン操作時に(セカンダリピストン
側に急激に作動油を圧送する必要がある)、キックダウ
ン操作で作動されるバルブ47により、必要時に確実に
ポンプ吐出量(流量)を増加し、油圧の低下を防いでC
VTを安定して作動することができる。また、該ポンプ
吐出量制御手段はダウンシフトコントロールバルブ47
に一体化しているので、構造が簡単化で、かつ高価なソ
レノイド51も共用することができる。
(へ−6)第6実施例 更に、第6図に基づき、第5実施例を一部変更した実施
例について説明する。
本実施例は、第4実施例と同様なバルブ47′を用いて
、第2実施例の形式を実現したものである。詳述すれば
、スロットル圧管路49をオリフィス50及びソレノイ
ド51を介してスプール端47′cに連通し、ボー) 
47’ a及び47′dをドレンすると共に、ポート4
7′eをプライマリピストンに連通し、更にボー) 4
7’ bをポンプ1のディクリース側油室16に連通ず
る。
以上構成に基づき、通常状態では、ソレノイド51がオ
フでバルブ47′は左位置にあり、ポート47′c及び
ポート47’ bは共に閉塞されている(下半図)。こ
の状態では、管路22(第2図)にディクリース圧が作
用し、該圧力によりポンプ吐出量が調節される。
そして、キックダウン操作すると、ソレノイド51がオ
ンされて、バルブ47′は右方向に移動し、ポート47
′cがポート47′aに連通ずると共に、ポート47’
 bがポート47′dに連通ずる(上半図)。従って、
プライマリピストンからの作動油がドレンされ、キック
ダウン操作が行われると同時に、ディクリース圧もドレ
ンされ、ポンプ1の吐出量は増大する。これにより、前
述実施例5・と同様に、大量の作動油を必要とする場合
に即座に対応して確実に作動油を供給できる。
(へ−7)第7実施例 ついで、第7図に基づき、他の実施例について説明する
本実施例は、可変容量オイルポンプ1をステッピングモ
ータにより直接制御するものである。即ち、一端にロー
ラ53a1他端にセクタギヤ53bを有するアーム53
がポンプ1に臨んだ位置にてピン55により枢設され、
更に該アーム53の一端部がポンプボディ2の長孔2a
を貫通して内部に延び、かつそのローラ53aがスライ
ド9のラグ17−側に当接している。一方、アーム他端
部のセクタギヤ53bはステッピングモータ56の出力
ギヤ56aに噛合している。
本実施例は以上のような構成からなるので、変速信号、
エンジン回転数、レギュレータバルブ排出圧、スロット
ル開度及び油温等の諸車輌情報が制御部に送られ、これ
ら情報に基づき、制御部が作動油量を必要とすると判断
すると、該制御部からの信号によりステッピングモータ
56が所定量回転し、更にギヤ56a及びセクタギヤ5
3bを介してアーム53が揺動する。すると、ローラ5
3aとラグ17との当接に基づき、スライド9はスプリ
ング19に抗して又は順して揺動され、これによりポン
プ1はレギュレータバルブからの排出圧に関係なく、電
気制御により最適吐出量に制御される。
(ト)  発明の詳細 な説明したように、本発明によると、スライド9を、自
動変速機が大量の作動油を必要とする際に作動する制御
手段、例えばスロットルバルブ25及びスロットルプラ
グ26、ソレノイド42を有する切換えバルブ43、ダ
ウンシフトコントロールバルブ47.47’、ステッピ
ングモータ56に連結して、該制御手段により直接、ス
ライド9の偏心量が大きくなるように制御するので、大
流量を必要とする際、遅れを生じることなく即座にポン
プ吐出量を増大でき、必要とする大流量を確保すること
ができる。これにより、作動油圧の低下を防止し、所定
変速時間を保証して、自動変速機を安定かつ確実に作動
し、特に大量の作動油量を必要とする油圧式CVTにお
いても、安定かつ確実に変速操作を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は、第1実
施例を示す全体断面図、第2図は第2実施例を示す全体
断面図、第3図は第3実施例の切換えバルブを示す断面
図、第4図は第4実施例を示す断面図、第5図は第5実
施例を示す断面図、第6図は第6実施例を示す断面図、
第7図は第7実施例を示す図で、(alは全体正面図、
Tblはステッピングモータ部分を示す側面図である。 1・・・可変容量ポンプ 、 2・・・ポンプボディ、
3・・・ロータ 、  5・・・ベーン 、 6・・・
カムリング 、  7・・・ピボットピン 、  9・
・・スライド 、  15・・・ディクリース側油室 
、16・・・インクリ・−ス側油室 、  20・・・
プレッシャレギュレータバルブ 、  20a・・・排
出ポート 、 21・・・ライン圧管路 、 22・・
・ディクリース圧管路 、  25・・・スロワ、トル
バルブ 、 26・・・ダウ゛ンシフトプラグ、33・
・・タイミングバルブ 、 42・・・ソレノイド 、
 43・・・切換えバルブ 、 47#47′・・・ダ
ウンシフトコントロールバルブ 、56・・ステッピン
グモータ 、  25,26゜43.47,47’、5
6・・・制御手段 。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)自動変速機に臨んで設置され、かつ放射方向に多
    数のベーンを摺動自在に支持したロータに対し、スライ
    ドを偏心自在に配設した可変容量ポンプの制御装置であ
    って、 該スライドを、自動変速機が大量の作動油を必要とする
    際に作動する制御手段に連結して、該制御手段により直
    接、スライドの偏心量が大きくなるように制御すること
    を特徴とする可変容量ポンプの制御装置。
  2. (2)前記制御手段がスロットルバルブ及びダウンシフ
    トプラグであり、キックダウン操作時に、スライドにイ
    ンクリース圧を作用することを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の可変容量ポンプの制御装置。
  3. (3)前記制御手段がスロットルバルブ及びダウンシフ
    トプラグであり、キックダウン操作時に、スライドに作
    用しているディクリース圧をドレンすることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の可変容量ポンプの制御装
    置。
  4. (4)前記制御手段がソレノイドを有する切換えバルブ
    であり、キックダウン操作又は車輌情報に基づきスライ
    ドにインクリース圧を作用することを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の可変容量ポンプの制御装置。
  5. (5)前記自動変速機がVベルト式無段変速機であり、
    該変速機を制御するダウンシフトコントロールバルブに
    前記制御手段を一体に組込んだことを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の可変容量ポンプの制御装置。
  6. (6)前記制御手段が、車輌情報により制御されるステ
    ッピングモータである特許請求の範囲第1項記載の可変
    容量ポンプの制御装置。
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