JPH0466337A

JPH0466337A - 車両駆動装置の制御装置

Info

Publication number: JPH0466337A
Application number: JP2180186A
Authority: JP
Inventors: Yoshiaki Ueda; 義明植田
Original assignee: JATCO Corp
Current assignee: JATCO Corp
Priority date: 1990-07-06
Filing date: 1990-07-06
Publication date: 1992-03-02

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）産業上の利用分野本発明は、重両駆動装置の制御装置に関するものである
。

（ロ）従来の技術自動変速機は油圧源としてオイルポンプを有している。

オイルポンプはエンジンから入力される駆動力によって
直接駆動さ２１る（特開昭６０−８２４４８号公報参照
）。′１−なわち、エンジンの出力軸に直接連結される
トルクコンバータと　一体のオイルポンプ駆動軸によっ
てオイルポンプのロータ又はキアが駆動される。

（ハ）発明か解決しようとする課題しかしなから、上記のような従来の変速機には、自動変
速機の作動油の温度か−ｈ　’Ａ−Ｌ／た状態における
エンジンのアイドリング回転時に必要な最低油圧を得る
ことかできない場合かあるという問照点がある。すなわ
ち、エンジンのアイドリング回転時にはオイルポンプの
駆動回転速度か最も低くなり、吐出流量が少ない状態と
なるが、作動油の温度が高い場合には作動油の粘度が低
下し、またシール部のすきまなどが増大するためシール
部やはめ合わせ部などからの油の漏れが増大し、吐出流
量が低下する。このため、作動油温か通常の場合には必
要な油圧が得られても、高油温時には必要油圧が得られ
ないことになる。本発明はこのような課題を解決するこ
とを目的としている。

（ニ）課題を解決するための手段本発明は、高油温時にはエンジンのアイドリング回転速
度を上昇させることにより、上記課題を解決する。すな
わち、本発明の車両駆動装置の制御装置は、自動変速機
の作動油の温度を検出する油温検出手段（２４）と、こ
れによって検出される油温か所定値以上となった場合に
エンジンのアイドリング回転速度を上昇させるアイドリ
ング回転速度上昇手段（２６，１６，１４）と、を有し
ている。

なお、オイルポンプが吐出量可変機構付きの場合には、
上述のエンジンのアイドリング回転速度の上昇に加えて
、又はこれに代えて、オイルポンプの吐出量可変機構を
吐出量増大側に作動させるようにすることもできる。

（ホ）作用高負荷連続運転などによって変速機の作動油の温度が所
定以上に上昇すると、エンジンのアイドリング回転速度
が上昇する。こうすることによフて、エンジンによって
直接駆動されるオイルポンプの吐出量が増大し、油漏わ
の増大を補償して必要な吐出量を確保することができる
。したがって、高油温のアイドリング回転時においても
最低限必要な油圧を確保することができる。

なお、オイルポンプの吐出量可変機構を吐出量増大側に
作動させた場合にも上記と同様の作用を得ることができ
る。

（へ）実施例（第１実施例）第２図に示すように、エンジン１０に自動変速機１２か
連結されている。エンジン１０は燃料噴射室装置１４を
有しており、これはエンジンコントロールユニット１６
によって制御される。自動変速機１２のオイルポンプ１
８は、エンジン１０によって直接駆動されるトルクコン
バータ２０と一体の駆動軸２２によって駆動される。自
動変速機１２のオイルパン２３内には油温センサ２４が
設けられており、これからの信号２５は自動変速機コン
トロールユニット２６に入力される。自動変速機コント
ロールユニット２６はエンジンコントロールユニット１
６にアイドルアップ要求信号２７を出力可能である。

次に、この実施例の動作について説明する。通常の運転
状態にあって自動変速機１２の油温か設定値以下の通常
の温度範囲にある場合には、自動変速機コントロールユ
ニット２６はエンジンコントロールユニット１６にアイ
ドルアップ要求信号２７を出力することはなく、エンジ
ンコントロールユニット１６は通常どおりのアイドリン
グ回転速度となるように燃料噴射室装置１４の作動を制
御する。一方、高負荷連続運転などによって自動変速機
１２の作動油の温度が上昇し設定値を越えると、自動変
速機コントロールユニット２６はエンジンコントロール
ユニット１６ヘアイドルアツプ要求信号２７を出力する
。この信号２７が人力されると、エンジンコントロール
ユニット１６は燃料噴射室装置１４の作動状態を高アイ
ドリング回転速度状態とする。こうすることによってエ
ンジン１０のアイドリング回転速度が上昇し、これによ
って駆動されるオイルポンプ１８の回転速度も上昇する
。この結果、オイルポンプ１８の吐出量が増大する。作
動油の温度の上昇によってシール部、はめ合い部などか
らの油の漏れが増大しているが、オイルポンプ１８の吐
出量が増大するため、必要最低限の油圧を確保すること
ができる。

なお、油温が低下すると、エンジン１０のアイドリング
回転速度は正常な状態に復帰する。上記制御の際の自動
変速機コントロールユニト２６及びエンジンコントロー
ルユニット１６における制御のｔＬＦＬをそれぞわ第３
図及び第４図に示す。

（第２実施例）第５及び６図に第２実施例を示す。第５図に示すオイル
ポンプ４０は吐出量可変機構を有している。すなわち、
ソレノイド４２かオリフィス４４を閉じた状態では容量
制御用ピストン４６に作用するフィードバック油圧は高
い状態にあり、吐出量は比較的太きくなっている。一方
、ソレノイド４２がオリフィス４４を開くと、フィード
バック油圧は低下し、吐出量が増大する。ソレノイド４
２を、第１実施例のアイドルアップ要求信号２７と同様
の信号によって作動させると、第６図に示すように、高
油温時に吐出量を増大させることができる。

なお、自動変速機１２かトルクコンバータへの流量、潤
滑回路への流量などを切換制御可能なものの場合には、
高油温時にこわらの回路への流量を減少させるようにす
ることもてきる。

（ト）発明の詳細な説明してきたように、本発明によると、変速機の作動
油か高温となった場合には、エンジンの回転速度をＬ昇
させる、又はオイルポンプの吐出量可変機構を吐出量増
大側に作動させるようにしたので、高油温時においても
オイルポンプの必要な吐出量を確保することがてき、最
低限必要な油圧を維持することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の構成要素間の関係を示す図（第１（ａ
）図は請求項１に対応する図、第１（ｂ）図は請求項２
に対応する図）、第２図は第１実施例を示す図、第３図
は自動変速機コントロールユニットの制御フローを示す
図、第４図はエンジンコントロールユニットの制御フロ
ーを示す図、第５図は第２実施例を示す図、第６図はオ
イルポンプの吐出特性を示す図である。１０・・・エンジン、１２・・・自動変速機、１６・・
・エンジンコントロールユニット、１８・・・オイルポ
ンプ、２４・・・油温センサ、２６・・・自動変速機コ
ントロールユニット。第１図第２図第尚第因第図８転速度

Claims

【特許請求の範囲】１、エンジンの駆動力によって変速機のオイルポンプが
駆動される車両駆動装置の制御装置において、変速機の作動油の温度を検出する油温検出手段と、これ
によって検出される油温が所定値以上となった場合にエ
ンジンのアイドリング回転速度を上昇させるアイドリン
グ回転速度上昇手段と、を有することを特徴とする車両
駆動装置の制御装置。２、エンジンの駆動力によって変速機のオイルポンプが
駆動され、オイルポンプは吐出流量可変機構付きのもの
である車両駆動装置の制御装置において、変速機の作動油の温度を検出する油温検出手段と、これ
によって検出される油温が所定値以上となった場合にオ
イルポンプの吐出量可変機構を吐出量増大側に作動させ
る吐出量増大手段と、を有することを特徴とする車両駆
動装置の制御装置。