JPS61235361A - 伝票用紙のセツト方向判定装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）発明の分野 この発明は、例えば銀行業務で使用される現金自動預金
支払機や帳票類を取扱う装置において、顧客に発行する
レシートや控え用のジャーナル等の伝票用紙を、確実に
初期セットするための伝票用紙のセット方向判定装置に
関する。

（ロ）発明の背景 一般に、この種の伝票用紙を搬送処理する装置にあって
は、帯状に設けられた伝票用紙を連続的に搬送し、この
搬送過程で取引データを２枚の伝票用紙に重ね印字した
後、一方を発行用として一定寸法に切断して放出し、他
方を控え用として巻取っている− しかし、伝票用紙を一旦装置の内部にセットしてしまう
と、適正なセット状態か、あるいは不適なセット状態か
を確認することができす、それゆえこのセットされた伝
票用紙のセット方向が逆向き、あるいは表裏が逆にセッ
トされたままで稼動されると、印字位置において、伝票
用紙に予め印刷された口座番号・支払金額・預金金額等
の印字項目と対応しない不具合な印字となる。

（ハ）発明の目的 そこでこの発明は、伝票用紙を装置の内部にセットして
も、このセットされた伝票用紙のセット方向を自動的に
判定して不適な印字を事前に解消することができる伝票
用紙のセット方向判定装置の提供を目的とする。

（ニ）発明の要約 この発明は、伝票用紙に、印字欄に対応する送り印を設
け、この送り印を検知することに基づいて、伝票用紙の
セット方向を判定する伝票用紙のセット方向判定装置で
あることを特徴とする。

（ホ）発明の効果 この発明によれば、伝票用紙の送り印を検知することで
、伝票用紙のセット方向を自動的に判定することができ
るため、伝票用紙を＠置の内部にセットした後でも、セ
ット後の確認が明確に行なえ、常に適切なセット状態に
維持できる。

このため、セット状態の判定信号に対応して伝票用紙を
搬送制御するようにすれば、誤セツト状態で印字される
ことがなくなり、伝票用紙に対しては常に適正な印字が
施されるのみならず、係員によるセット作業の負担が軽
減され、装置に対する信頼性も一段と高まる。

〈へ）発明の実施例 この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。

図面は現金自動預金支払機に内蔵される伝票発行装置を
示し、第１図において、この伝票発行装置は、顧客に発
行するレシート１１と、控え用のジャーナル１２とを重
ね搬送および独立搬送する重ね送りライン１３と、この
ライン１３中に設置される印字装置としてのインプリン
トローラ１４とドツトプリンタ１５と、これらプリント
位置までキャッシュカード１６を搬送するカード搬送路
１７とを備えている。

上述のレシート１１は、第２図にも示すように、一定長
さ毎に点線状のミシン目１１ａを搬送幅方向に有し、さ
らにこれらミシン１１１ａ、１１ａ間毎の一側縁には黒
く印刷した検知マーク１１ｂを有し、このレシート１１
がミシン目を境にして数多く折畳まれた状態で、レシー
ト収納箱１８に収納されており、この箱１８の上面開放
側より連続的に連なった状態でこのレシート１１の始端
側が取出される。

また、ジャーナル１２も同様に、第３図にも示すように
、一定長さ毎に点線状のミシン目１２ａを搬送幅方向に
有し、さらにこれらミシン目１２ａ、１２ａ間毎の一側
縁には黒く印刷した検知マーク１２ｂを有し、このジャ
ーナル１２がミシン目を境にして数多く折畳まれて、ジ
ャーナル収納箱１９に収納されており、この箱１９の上
面開放側より連続的に連なった状態でこのジャーナル１
２の始端側が取出される。

前述の咀ね送りライン１３は、始端側に数個のレシート
取出しローラ２０・・・と、そのピンチローラ２１・・
・とがレシート１１の取出し位置より後段へと順次配設
され、またジャーナル取出しローラ２２・・・と、その
ピンチローラ２３・・・とがジャーナル１２の取出し位
置より後段へと順次配設されている。

そして、これら取出しローラ２０・・・、２２・・・は
、レシート送り用の第１パルスモータＭ１と、ジャーナ
ル送り用の第２パルスモータＭ２とによりそれぞれ同期
または独立して駆動される。

これら各ローラ２０〜２３の後段にあっては、搬送方向
に沿って上下に対応する複数対のガイドローラ２４・・
・が配設され、これらガイドローラ２４・・・のスタン
ド間に、印字装置としてのインプリントローラ１４と、
ドツトプリンタ１５とが配設される。

インプリントローラ１４は、キャッシュカード１６のエ
ンボス符号を写し取るためのローうであって、このロー
ラ１４とプリント対応ローラ２５との上下間にてキャッ
シュカード１６を挟持してレシート１１およびジャーナ
ル１２にエンボス符号を印字する。

ドツトプリンタ１５は、用紙の搬送面を挟む上下位置に
印字ヘッド゛２６と、プラテン２７とが対設され、この
間に搬送されてきたレシート１１およびジャーナル１２
に対し、取引内容を印字する。

そして、印字位置の後段には、ジャーナル搬送ベルト２
８が対設され、このベルト２８によって、前段より搬送
されてきたジャーナル１２は、その後段に配設された巻
取りリール２９へと導かれて巻取られる。このジャーナ
ル搬送ベルト２８は、数個のジャーナル取込みローラ３
０・・・によって張設され、ジャーナル巻取り用の第３
モータＭ３によって、上述の巻取りリール２９およびジ
ャーナル取込みローラ３０・・・は駆動される。

一方、レシート側の印字位置の後段にあっては、レシー
ト送り用の第４パルスモータＭ４にて駆動されるレシー
ト送りローラ３１と、これに対接するクランプローラ３
２との一対が配設され、その後段にはカッタ装置３３お
よび振分は板３４が配設される。

そして、振分けられた一方には、ガイドローラ３５・・
・および送りローラ３６・・・の複数対が配列され、こ
れらローラ３５・・・、３６・・・によってレシート１
１はレシート放出口３７へと尋かれ、他方は同様にガイ
ドローラ３５および送りローラ３６を介してレシート回
収箱３８へと導かれる。

なお、上述の送りローラ３６は、第５モータＭ５の正・
逆転搬送作用を受けて、レシート１１を所定の方向に搬
送する。

前述のカード搬送路１７は、カード挿入口３９より挿入
されたキャッシュカード１６をインプリントロー５１４
の位置まで搬送するものであって、この搬送路１７中に
はカードリーダ４０と、第１・第２カード検知センサＳ
１　・Ｓ２と、カード取込みロー５４１およびこれに対
応するピンチローラ４２が搬送方向に配列され、カード
１６はこの搬送路１７上を進退して、カード１６のエン
ボス符号が写し取られる。

前述したレシート１１およびジャーナル１２は、第１〜
第５モータＭ１〜Ｍ５を介した各ローラ２０〜２４・３
０〜３２・３５．３６の正・逆転作用によって、重ね搬
送および独立搬送装置としての搬送制御がなされる。例
えば、レシート１１側の独立搬送に際しては、レシート
１１は第１・第４・第５モータＭｌ　、Ｍ４　、ＭＳお
よびその系列のローラを介して進退自在に独立搬送され
る。

また、ジャーナル１２側の独立搬送に際しては、ジャー
ナル１２は第２・第３モータＭ２　、Ｍ３およびその系
列のローラを介して進退自在に独立搬送される。

したがって、一方の用紙、例えばジャーナル１２にのみ
エンボス符号をインプリントするときは、他方のレシー
ト１１を後退させた状態でジャーナル１２にインプリン
トし、その後退させたレシート１１の無印字領域を次の
印字領域として使用する。

また、一方の用紙、例えばレシート１１にのみ印字する
ときは、ジャーナル１２を後退さ眩るか、またはジャー
ナル１２の一部を不感圧にして、ジャーナル１２の送り
を停止した状態で、レシート１１に印字して、ジャーナ
ル１２の無印字領域を次の印字領域として有効に使用す
る。

なお、重ね搬送に際しては、第１〜第５モータＭ１〜Ｍ
５を同期駆動することにより、レシート１１およびジャ
ーナル１２は重ね搬送される。

前述のインプリントローラ１４と、その後段のドツトプ
リンタ１５との搬送路間には、レシートマーク検知セン
サＳ３とジャーナルマーク検知センサＳ４とが配設され
、これらセンサ８３，８４は、検知マーク１１ｂ、１２
ｂと対応する位置に配設されており、これらセンサＳ３
．３４を介して検知マーク１１ｂ、１２ｂを検知した場
合は、レシート１１またはジャーナル１２の初期セット
方向が適切であると判定され、検知し得ない場合は、誤
セツト状態と判定される。

さらに、これら検知マーク１１ｂ、１２ｂを各マーク検
知センサ８３　、Ｓ４で一定間隔毎に検知することによ
り、制御部でレシート１１およびジャーナル１２を正確
に送り制御する。例えば、レシート検知センサＳ３がレ
シート１１の検知マーク１１ｂを検知した際は、これと
対応するミシン目１１ａを印字ヘッド２６とプラテン２
７とが対向する印字位置で、搬送方向に素早くスキップ
させて前進させ、このミシン目１１ａに対する印字を回
避して搬送する。

なお、検知マークは、用紙に黒く印刷して送り印として
設ける他、用紙に穴を開けて送り印として設けてもよい
。また、レシート１１とジャーナル１２とは独立搬送可
能に設けであるため、片方の用紙に対するスキップ搬送
を簡単に行なうことができる。

図中、ＳＷｌはレシート検知スイッチで、レシート取出
し部分におけるレシート１１の有・無を検知し、またＳ
Ｗ２はジャーナル検知スイッチで、ジャーナル取出し部
分におけるジャーナル１２の有・無を検知する。さらに
、印字位置の前段には、前段レシート検知センサＳ５を
配設し、後段には後段レシート検知センサＳ６を配設し
、送り制御した際のレシート１１の有・無を検知する。

４３はガイド部材である。

第４図は伝票発行’ｉｓｍの１１１ｒＩＪ回路ブロック
図を示し、ＣＰＵ４４は、ＲＯＭ４５に格納されたプロ
グラムに沿って各回路装置を駆動ＩＩＩ′ＷＪシ、ＲＡ
Ｍ４６はそのデータを記憶し、読み出す。インタフェー
ス４７は、各回路ｉｉｉとＣＰｕ４４とを接続する。伝
送りＩＩｍ装置４８はセンタからの情報をＣＰＵ４４に
入力する。

このように構成された伝票発行装置の動作状態を第５図
〜第７図を参照して説明する。

先ず、レシート１１側のセット方向判定処理動作として
は、第５図に示すように、 第１ステツプ５１で、レシート１１が搬送可能にセット
されたことを、レシート検知スイッチＳＷ１が検知する
ことに基づいて、 第２ステツプ５２で、レシート１１を搬送駆動し、 第３ステツプ５３で、このレシート１１の先端を、前段
レシート検知センサＳ５で検知すれば、第４ステツプ５
４で、レシートマーク検知センサＳ３でのレシート１１
の最初の検知マーク１１ｂが検知確認されるまでの十分
な時間がセットされ、 第５ステツプ５５で、タイムアツプされたか、否かを判
定し、 第６ステツプ５６で、タイムアツプされないうちに、検
知センサＳ３でレシート１１の検知マーク１１ｂを検知
確認すれば、レシート１１は適正なセット方向にセット
したと判定して、第７ステツプ５７で、検知マーク１１
ｂに対応するレシート１１の印字欄を印字位置で停止し
て、所定の取引データを印字する。

そして、前述の第５ステツプ５５において、タイムアツ
プすると、レシート１１が誤セットされたか、あるいは
ジャムしたと判定して、第８ステツプ５８で、レシート
１１を逆送りし、第９ステツプ５９で、前段レシート検
知センサＳ５が後退するレシート１１の先端を検知しな
くなると、 第１０ステツプ６０で、レシート１１の先端がレシート
収納箱１８に戻されるまでの時間がセットされ、 第１１ステツプ６１で、タイムアツプされると、レシー
ト１１は逆送り搬送されて、元のレシート収納箱１８内
に戻されたと判定し、 第１２ステツプ６２で、レシート１１の逆送り駆動を停
止する。その後は係員によって、再セットされるか、あ
るいはジャムが取除かれた後、再び第１ステツプ５１以
降の処理がなされる。

第６図は、レシート１１側のセット方向判定処理動作の
他の例を示し、 第２１ステツプ７１で、レシート１１が搬送可能にセッ
トされたことを、レシート検知スイッチＳＷ１が検知す
ることに基づいて、 第２２ステツプ７２で、レシート１１を搬送駆動し、 第２３ステツプ７３で、このレシート１１の先端を後段
レシート検知センサＳ６で検知すれば、第２４ステツプ
７４で、レシートマーク検知センサＳ３でのレシート１
１の最初の検知マーク１１ｂが検知確認されるまでの十
分な時間がセットされ、 第２５ステツプ７５で、タイムアツプされたか否かを判
定し、 第２６ステツプ７６で、タイムアツプされないうちに、
検知センサＳ３でレシート１１の検知マーク１１ｔ）を
検知確認すれば、レシート１１は適正なセット方向にセ
ットしたと判定して、第２７ステツプ７７で、検知マー
ク１１ｂに対応するレシート１１の印字欄を印字位置で
停止して、所定の取引データを印字する。

そして、前述の第２５ステツプ７５において、タイムア
ツプすると、レシート１１が誤セットされたか、あるい
はジャムしたと判定して、第２８ステツプ７８で、レシ
ート１１を逆送りし、 第２９ステツプ７９で、レシート１１の先端がレシート
収納箱１８に戻されるまでの時間がセットされ、 第３０ステツプ８０で、タイムアツプされると、レシー
ト１１は逆送りに搬送されて、元のレシート収納箱１８
内に戻されたと判定し、 第３１ステツプ８１で、レシート１１の逆送り駆動を停
止する。その後は係員によって、再セットされるか、あ
るいはジャムが取除かれた後、再び第２１ステツプ７１
以降の処理がなされる。

第７図は、ジャーナル側のセット方向判定処理動作を示
し、 第４１ステツプ９１で、ジャーナル１２が搬送可能にセ
ットされたことを、ジャーナル検知スイッチＳＷ２が検
知することに基づいて、第４２ステツプ９２で、ジャー
ナル１２を搬送駆動すると共に、 第４３ステツプ９３で、ジャーナルマーク検知センサＳ
４でのジャーナル１２の最初の検知マーク１２ｂが検知
確認されるまでの十分な時間がセットされ、 第４４ステツプ９４で、タイムアツプされたか、否かを
判定し１ 、第４５ステツプ９５で、タイムアツプされないうちに
、検知センサＳ４でジャーナル１２の検知マーク１２ｂ
を検知確認すれば、ジャーナル１２は適正なセット方向
にセットしたと判定して、第４６ステツプ９６で、検知
マーク１２ｂに対応するジャーナル１２の印字欄を印字
位置で停止して、所定の取引データを印字する。

そして、前述の第４４ステツプ９４において、タイムア
ツプすると、ジャーナル１２が誤セットされたか、ある
いはジャムしたと判定して、第４７ステツプ９７で、ジ
ャーナル１２を逆送りし、 第４８ステツプ９８で、ジャーナル１２の先端がジャー
ナル収納箱１９に戻されるまでの時局がセットされ、 第４９ステツプ９９で、タイムアツプされると、ジャー
ナル１２は逆送り搬送されて、元のジャーナル収納箱１
９内に戻されたと判定し、第５０ステツプ１００で、ジ
ャーナル１２の逆送り駆動を停止する。その後は係員に
よって、再セットされるか、あるいはジャムが取除かれ
た後、再び第４１ステツプ９１以降の処理がなされる。

上述のように、この実施例はレシート１１とジャーナル
１２とのセット後の確認が自動的に行なえるため、確実
に誤セットが解消されて、常に適正な印字が施される。

この発明の構成と、上述の実施例との対応において、 この発明の伝票用紙は、実施例のレシート１１およびジ
ャーナル１２に対応し、 以下同様に、 送り印は、検知マーク１１ｂ、１２ｂに対応し、搬送装
置は、重ね送りライン１３に対応し、印字装置は、イン
プリントロー５１４とドツトプリンタ１５とに対応し、
センサは、レシートマーク検知センサＳ３およびジャー
ナルマーク検知センサＳ４に対応し、判定手段は、ＣＰ
Ｕ４４に対応するも、 この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるもの
ではない。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明の一実施例を示し、 第１図は伝票発行装置の側面図、 第２図はレシートマーク検知状態の斜視図、第３図はジ
ャーナルマーク検知状態の斜視図、第４図は伝票発行装
置の制御回路ブロック図、第５図はレシートセット方向
判定処理動作のフローチャート、 第６図は他のレシートセット方向判定処理動作のフロー
チャート、 第７図はジャーナルセット方向判定処理動作のフＯ−チ
ャートである。 １１・・・レシート　１１ｂ、１２ｂ・・・検知マーク
１２・・・ジャーナル　　　１３・・・重ね送りライン
１４・・・インプリントローラ １５・・・ドツトプリンタ　４４・・・ＣＰＵ５３・・
・レシートマーク検知センサ Ｓ４・・・ジャーナルマーク検知センサ第２図 し＞−１７−クオ船叔幾の釦ト階図 第３図 ジｙ−ｊｌし７−り）針知叔１旺の秦し躍図第４図 夜業）腎Ｒ襲１の占゛１イ卸巨■各プロ、７図第５図 レシートで、ト万百半゛１梵、ｕｑｔ＊イ乍ｎ７０−手
、−ト第６図 耐。ｂ＞−）”−’芳向牛゛１デ処理ｔｉ作の７０−手
ヤード第７図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １．印字欄に対応する送り印を有する伝票用紙と、 印字装置を配設した搬送路に前記伝票用紙 を搬送する搬送装置と、 前記搬送路に配設され、伝票用紙の送り印 を検知するセンサと、 前記センサの検知信号に基づいて、伝票用 紙のセット方向を判定する判定手段とを備 えた 伝票用紙のセット方向判定装置。