JPS61233058A - ド−プの調製法 - Google Patents

ド−プの調製法

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JPS61233058A
JPS61233058A JP7444485A JP7444485A JPS61233058A JP S61233058 A JPS61233058 A JP S61233058A JP 7444485 A JP7444485 A JP 7444485A JP 7444485 A JP7444485 A JP 7444485A JP S61233058 A JPS61233058 A JP S61233058A
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JP
Japan
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dope
polymer
sulfuric acid
reduced pressure
concentration
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JP7444485A
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English (en)
Inventor
Yuji Yabuki
矢吹 裕二
Eiji Sato
英二 佐藤
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ポリーノ臂うフェニレンテレフタルアミド(
以下、rpp’rム」と略す。)系Iリマーのドープの
調製法に関するものであり、更に詳しくは、機械的特性
、均質性に優れ几PPTA系ポリマー)繊維1九はフィ
ルムを生産性良く製造するためのドープを調製する方法
に関する。
〔従来の技術〕
芳香族ジアミン及び芳香族カルボン酸、または/及び芳
香族アミノカルデン酸より、全芳香族ポリアミドが誘導
されることは公知であり、また、それらよフ適当な方法
によって、繊維またはフィルムが得られることもよぐ知
られている。
特にPPTA 、および、それに類似の構造を有する全
芳香族ポリアミドは、限られたポリマー濃度のドープを
用いて、セ乏しい機械的性質を有する、有用な繊維を与
えることが、西独特許公開1929694に開示されて
いる。
これらPPTA系繊維は、その分子構造の剛直さや張込
分子間力等から期待されるように、優れた耐熱性と共に
、高い配向性や結晶性に基づく高い弾性率、高い強度に
より特徴づけられるが、この好ましい性能を更に高める
ためには、繊維を形成するプリマーの重合度を高めるこ
と、紡糸に用いるべきドープのポリマー濃度を高めるこ
とが必要である。
反面、PPTA系ポリマーは極めて溶は離いポリマーで
あるため、このような高性能の繊維の製造に欠かせない
、高重合度のポリマーを高ポリマー濃度に、且つ気泡を
含まない紡糸原液を如何に調製するかが技術上極めて重
要となる。
これに対して、従来のドーグ調製法は、(1)該ポリマ
ーと硫酸とを常圧下で混合攪拌し、溶解後に減圧下に脱
泡する方法、(2)該ポリマーと硫酸とを常圧下で混合
した後で減圧下に攪拌して溶解し、更に必要あれば減圧
下に脱泡する方法、(3)該f!IJマーと硫酸とを予
め減圧下に脱気し、減圧下を保ちつつ両者を混合攪拌し
て溶解し、更に必要あれば減圧下に脱泡する方法(特願
昭58−1805022)というものであり九。
しかしながら、上記(1) 、 (2)の方法は、上述
の如(PPTA系Iリマーが極めて溶は難い4リマーで
あるが故に、高濃度のドープを得るためには長時間を要
し、また、溶剤として濃硫酸が用いられるため、溶解中
ポリマーの重合度を急速に低下させること、更には、溶
解後、極めて高い粘度となるために調製中に巻込んだ気
泡を短時間に完全に除去することが極めて困難であるこ
と、ドーグ中の気泡を抜くこと(脱泡)は、溶解にも増
して困難な操作でありて、脱泡操作の長時間化によシ更
に重合度が低下する、或いは脱泡の不完全なドープとな
り、紡糸に際して糸切れの頻発やそれによる製品繊維で
の毛羽の発生、物性の低下等々を引き起こすなどの難点
があって、極めて不本意なものであった。
(3)の方法は上記欠点を改良する危めに考案され比も
のであって、この方法によ、り、比較的短時間に気泡混
入の少ないドープが得られるようになシ、ある種度まで
の紡糸安定性、製品繊維の品質、物性の向上がもたらさ
れた。しかしながら、(3)の方法、においてもなお、
紡糸性及び繊維物性が満足できるものではなかった。す
なわち、(3)の方法においては、ドーグ調製中に巻き
込まれる気泡を完全に除去できないためか、紡糸時の糸
切れ、単糸切れやそれによる製品繊維での毛羽が頻度こ
そ少なくなったものの、やはシ発生し、格外級品が生じ
る等、操業上、コスト上及び製品品質上物性上の支障を
きたしている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述のような従来技術の実状に鑑み、本発明の目的は気
泡が皆無といえるようなドープを短時間に調製でき、更
には脱泡の容易なあるいは脱泡を必要としない方法で調
製できるPPTA系ポリマードープ調製方法を提供する
にある。本発明の他の目的は、高性能のPPTA系ポリ
マー繊維またはフィルムを工業的に有利に製造すること
ができるPPTA系ポリマードーグを提供するにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者は、一旦ドープを形成した後に気泡を除去する
という方法とは、根本的に思想を異にして、ドーグ形成
時に空気泡が、極めて抜は易い状態でドープを調製する
方法につき鋭意研究を進めた結果、溶解に先立って、硫
酸に液状媒体をある決められた濃度で添加して硫酸溶液
とし、次いで、この硫酸溶液とPPTA系ポリマーを、
別々に予め減圧雰囲気下において脱気しておき、該減圧
雰囲気を保ちつつ両者を混合、攪拌、溶解するととKよ
って、ドーグ調製中に該液状媒体が系外へ蒸発留去する
際に、巻き込まれた気泡の中または近傍で気化して、気
泡が系外へ逃がれるのを助長するためか、驚くべきとと
く紡糸に適した、気泡混入の極めて少ない高性能なドー
グを短時間に調製できたのみならず、予期せぬ結果とし
て、前記(3)法によるよシも、更に高物性な繊維また
はフィルムが得られることを見い出し、本発明を完成さ
せるに至った。
すなわち、本発明のPPTA系ポリマードーグの調製方
法は、 PPTA系ポリマー及び濃度95重量%以上の
濃硫酸とから該ポリマーのドープを調製するにあたり、
溶解に先立って、該ポリマーと、該硫酸に相溶性があシ
且つ70℃において5wHJF以上の蒸気圧を有する液
状媒体を該硫酸に対して0.1重量係以上10重量%以
下の濃度で添加した硫酸溶液を、予め減圧雰囲気下にお
いて脱気しておき、該゛減圧雰囲気を保ちつつ両者を混
合し、減圧雰囲気下に、攪拌溶解することを特徴とする
本発明でいうPPTA系ポリマーとは、次の単位−NH
−Ar−NH−(1)、−CO−Ar2−CO−(I[
)及びco−A r 5−NH−(m) [上式中、単位(1)及び■)は、これがポリマー中に
は実質的に等モル量で存在し、Ar1. Ar2及びA
 r sは、各々2価の芳香族基を表わす。また、ポリ
マー中の基Ar、  、 Ar2及びAr3の全体の少
くとも90モ/I/チは、芳香族基の反対方向に、同軸
的または直線的に連鎖がつながるもの(直線配位性の芳
香族ポリアミドと称す。)〕よシ実質的に構成されるも
のを総称する。
2価の芳香族基Ar 1 +Ar2及びArsは、具体
的ニハ、ノ457エニレン、 4.4’−ビフェニレン
、1.4−ナフチレン、1−5ナフチレン、2−6ナフ
チレン、2−5ピリジレンなどであシ、それらがハロゲ
ン、低級アルキル、ニトロ、メトキシ、シアノ基などの
非活性基で、工又は2以上置換されていてもよい。A 
r 1 + Ar 2及びAr、は、いずれも2種以上
であってもよく、また、相互に同じであっても、異なっ
ていてもよい。
これらのPPTA系ポリマーは、公知の方法のいずれに
よっても容易に合成されるもので、例えば、相当するジ
カルゲン酸を、酸ハライド、酸イミダゾライド、エステ
ル等に誘導した後、ジアミンと反応させる方法や、ジア
ミンをインシアネートに誘導して、ジカルメン酸と反応
させる方法などが適用でき、本発明を実施する上でいず
れの方法も用い得る。
本発明に用いるPPT人系ポリマーの固有粘度は、特に
限定されないが、通常、後述の方法で測定して4,5以
上、12.0以下が、好ましくは6.0以上10.0以
下が適当である。
溶剤としては、濃度95重量係以上の硫酸が用いられる
。この溶剤には、クロル硫酸、フルオロ硫酸等の硫酸系
化合物及び三酸化硫黄、三酸化ニリンを添加剤として本
発明の効果を損わない限り、約30重量%まで含有せし
めてもよい。
本発明に用いられる液状媒体とは、使用する硫酸系溶剤
と相溶性が有り、且つ70℃において5wn Hj’以
上の蒸気圧を有する、脂肪族カル?ン酸の鎖状又は環状
N−置換アミド及び脂肪族スルホキシド等をいう。具体
的な好ましいものとしてはジメチルアセトアミド(以下
、 rDMAcJと略す)、ジメチルホルムアミド(以
下、 rDMFJと略す)、N−メチルピロリドン(以
下、 rNMPJと略す)、ジメチルスルホキシド(以
下、 rDMsOJと略す)の中から1m又は2a[以
上のものが選ばれるが、これらに限られるものではない
。この液状媒体が、硫酸系溶剤に相溶性であることが必
要な理由は、後述するように、この液状媒体がドープ調
製中に系外へ蒸発留去する際ドーグ全域で気化すること
が本発明の効果を惹起するために必要であう、そのため
には予め硫酸系溶剤に均一に溶解しておくことが必要だ
からである。また、この液状媒体が、上記条件の蒸気圧
を有する理由は、前述したように高性能なPPTA系繊
維の製造に必要な、高重合度のPPTA系ポリマーを高
濃度に溶解したドープの、好ましい保持温度である70
℃付近において、液状媒体が減圧雰囲気下にドーグ系外
へ蒸発留去するためには少なくとも5mHJ’以上の蒸
気圧が必要だからである。
本発明においては、上述のアミド系溶媒は、ドープ調製
前に予め常圧下において、硫酸に添加溶解され、それ以
降の工程における、後述する決められた加温減圧下にお
いて、溶存または混入している気体または気泡と共にド
ーグ外へ蒸発留去される。との時添加した液状媒体は、
ドーグの系外へ完全に除去されることが望ましいが、少
なからずの量がドープ中に残存していたとしても、本発
明の効果は損なわれるものではない。具体的に本発明の
効果が得られる添加量の範囲は、@駿系溶剤に対して、
0.1重量係以上10重量%以下である。この範囲の下
限よシ低濃度では、本発明の効果が得られない。また、
上限よp高濃度では・溶剤のポリマー溶解力が不足し、
ポリマーを溶かすことができないか、或いは少なからず
溶けたとしても、結果として未溶ポリマー7が残シ、配
管詰まシや紡口詰まシ等の操作上の支障をきたす。加え
て、得られた繊維の性能をも低下させるため、前述した
範囲外での添加は避けるべきである。
本発明においては、PPTAPP系ポリマーのように調
製した硫酸溶液とを混合溶解する以前に、該ポリマーと
該溶液とを別々に減圧条件下におく。
このように減圧条件下におく理由は、第1に、PP系ポ
リマーは通常チップまたは粉体として用いられるがこれ
らのものは嵩高いがゆえに、その内部にはドーグ形成時
に気泡を形成するに充分な量の空気を含んでいるので、
この空気を予め除去しておくためである。゛第2の理由
は、硫酸溶液中に溶在している酸素、窒素または不活性
ガスなどの気体を除去することにある。その後の工程、
即ち両者を混合溶解し、必要あれば脱泡してドープとな
す工程においても上記減圧条件は維持され、ドープ調製
前に除去しきれなかった気体、或いは混合攪拌中に巻き
込んだ空気等がドープの系外へ除去される。
以下余日 上記の減圧条件は、できるだけ高い真空度であることが
好ましい。具体的には5 Q Torr以下、好ましく
は20 Torr以下、更に好ましくは5 Torr以
下とする。真空度が50 Torr以上ではPPTA中
の残存気体により、硫酸系溶剤のポリマー粒中への浸透
が阻害されるためか、短時間に、しかも容易にドーグ調
製が可能であるという本発明の効果が充分ではない。真
空度が20 Torr以上、5゜Torr以下の場合で
は、ドープに含有される気泡は従来に比べ著しく少なく
、調製ドープを更に減圧下で脱泡することで、容易に実
用上問題のない脱泡ドープとなるが、20 Torr以
下、特に、5Torr以下では、追加脱泡の必要ないド
ーグが得られるため、最良である。用いられる装置の組
合わせや、軸シール等に応じて、可能ななるべく高い真
空度を選べばよい。
本発明におけるドープ濃度、即ち、ポリマー濃度は、本
発明の実施にあたって特に制限をうけるものではない。
しかし彦から、繊維製造に用いるドープにおいては、一
般に高濃度の方が高物性の繊維が得られ易いので好まし
い。従って、少なくとも仕込時の濃度は、ドーグ全量に
対して、12重量−以上、好ましくは14重量%以上と
する。これらの濃度が、本発明の性質上、脱泡終了後に
はその程度に応じて高くなることは理解されるべきであ
る。一方、高すぎる濃度、例えば、22重量%を超える
濃度では紡糸操作上困難をきたす場合が多い。従って、
通常は12重量%〜22重量−の範囲に設定されるが、
本発明における効果は、特に18重量%以上の高ポリマ
ー濃度のドーグを調製する場合において顕著に発揮され
る@本発明の方法において、溶解及び脱泡の各工程は、
40℃乃至100℃の範囲の温度で行うことが好適であ
る。この温度範囲の下限よシも低温では、ドープの固相
化が起き、上限よシも高温では、ポリマーの分解による
ドープの劣化が著しく促進されるために好ましくない。
本発明を実施するにあたシ、ポリマーの溶解には、通常
の回分方式、或いは、連続ニーダ−等を使用した連続方
式のどちらを採用してもよい。また、必要ある時追加的
脱泡工程も、通常、線維業界等で広く利用されている種
々の手法に従って行うことができる。いずれにせよ、本
発明の方法の実施においては、溶解及び脱泡の工程にお
ける操作そのものは、伺ら制約をうけるものではかい。
添付第1図には回分式ドープ調製装置、第2図には連続
式ドーグ調装装置の例を示すが、これらの調製装置自体
は知られている。図中の参照数字は次の通シである。1
・・・ポリマータンク、2・・・溶剤タンク、3・・・
溶解タンク、4−・・真空用ギヤポンプ、5・・・真空
ポンプ、6・・・攪拌用モーター、7・・・連続式ニー
グー、8・・・凝縮装置。なお、第1図および第2図に
示す装置を用いたドープ調製の具体例は実施例として後
に説明する。
本発明の方法によりて調製されたドーグから繊維を製造
するには、従来の紡糸技術を用いることができる。具体
的には、前述したドープを紡糸口金を通して押出し、一
旦非凝固媒質を通した後、凝固媒質中に導き凝固させ、
ついで形成された糸条を引取り、洗浄、中和、仕上げ或
いは乾燥等の各種後処理を賦する方法が好ましい。しか
しながら、本発明はこれらの方法に制限てれるものでは
ない。
本発明のドーグには、それ自体公知の処方に従い周知の
配合剤、例えば酸化防止剤、熱安定剤、紫外線吸収剤、
着色剤、充填剤、難燃剤、艶消剤等を配合して紡糸し、
繊維を得てもよい。
本発明によるドーグよシ得られる繊維は優れた初期モジ
ュラス並びに高強度、特に高い引張シ強さと結節強度、
ループ強度及び耐熱性、耐候性、耐紫外線性を有してお
)、このような特性の故に多くの工業的用途、例えばタ
イヤコードあるいはゴムベルト、ホース等のゴム製品の
補強材或いは各種繊維補強グラスチックの繊維補強材、
あるいはロープ、F布、各種カバー等の工業用繊維及び
縫糸等の衣料用繊維としての用途に有用である〇本発明
によシ調製されたドーグは、線維以外にもフィルム等の
製造にも好ましく用いられる。例えば、本発明の方法に
よるドーグからフィルムを製造した場合、該フィルムは
高い強度、高い初期モジュラスをもりており、このよう
な特徴の故に電気用絶縁フィルム、磁気チーf(コンピ
ューターテープ、ビデオチーブ、カセットチーブなど)
、マイクロフィルム、映画フィルム、透過膜、包装用ひ
もなどに好適に用いられる。
〔発明の効果〕
本発明方法に従りてドーグを調製するにあたシ、予め硫
酸系溶剤に液状媒体を添加しておくことによって、従来
法により調製したドープに比べて、皆無といえる状態に
迄気泡を除去したドーグを極めて速やかに得ることがで
きる。その結果、驚くべきことに、繊維の製造において
は紡糸時の糸切れが殆んど無<カシ、製品毛羽による格
外級品の著しい減少、繊維物性の著しい向上を達成する
ことができる。フィルムの製造に於いても均質性の著し
い向上をもたらすことができる。
一般に、機械的特性に優れた繊維を製造するにはよシ緻
密な繊維構造とするため、ポリマーの重合度を高め且つ
ポリマー濃度を高めたドーグとすることが必要であるが
、PPTA系ポリマードーグにおいては、この方向はド
ープ粘度の増大をもたらすので脱泡が更に困難となシ、
泡の存在したドーグとする。泡のないドーグとするため
には脱泡に更に長時間をかけることも一策だが、その間
の重合度の低下が大きく、溶解前の意図に反することと
カシ、優れた機械的特性を有する繊維を製造する上で、
得策とはいえない0また、不さな泡の存在するドープを
そのまま紡糸成形したのでは、紡糸操作時の糸切れが多
発する、或いは、製品に毛羽が多発し、格外級品が増え
る等の理由で生産性に支障をきたす。加えて、その小さ
な泡が成形した繊維中にメイド等の欠陥部として残シ、
ここに応力が集中して破断が生じることにより、強度の
低下をきたす。
上記とは対照的に、本発明の方法を採用すれば、短時間
のうちに泡の存在しないドーグを調製できるため、高濃
度のPPTA系ポリマードープを高重合度で、しかも泡
の全く無い状態のドープとして得ることができる。この
ドープを紡糸成形することで、紡糸時の糸切れが著しく
減少する、或いは糸切れ皆無と力る、そして製品の毛羽
が著しく減少し、−14級品が増え、生産性を大幅に向
上させること力11き6・しかも・得られた繊維の内部
においてはがイド等の欠陥が少なく、よシ高重合度のポ
リマーがよ)緻密でょシ強固な構造を形成しているらし
く、この繊維は優れた機械的特性を有する@以下ika 〔実施例〕 以下、実施例及びそれに対する比較例を挙げて本発明を
具体的に説明する。
固有粘度(η1nh)は、次式によって表わした。
171nh =tn(ηr)/C 上式中、Cは重合体溶液の濃度(溶媒1100a中重合
体または繊維またはフィルム0.2II)であり、ηr
(相対粘度)は、毛細管式粘度管中35℃で測定した重
合体溶液の流下時間を、純粋な溶媒の流下時間で割るこ
とKよって決定される。ここで溶媒としては濃硫酸(9
5〜98重量%)を用する。
溶解後のドープ濃度は、以下の方法にょシ測定した。即
ち、溶解した少量のドープを2枚のガラス板間に挾んで
秤量し、水洗、乾燥した後に、フィルムを秤量し、次式
により算出した。
実施例1 第1図に示す回分式ドープ調製装置を用いてドープを調
製した。すなわち、η1nh=8.1のPPTAl、6
5Mをポリマータンク1へ入れ、また、99.7重量t
sH2So46.76klFK:、NMP 9.75 
kgを添加溶解した溶液を該ポリマータンクが弁を介し
て接続されている温水ジャケットの付いた溶解タンク3
へ貯蔵し、予め両タンク内を2 Torr K )ラッ
プを介した真空Iン765で減圧し、10分間脱気を行
なった。この減圧状態を保ったまま溶解タンクを75℃
に加熱保温し、弁を開いてポリマータンクからPPTA
を徐々に溶解タンクに添加、撹拌し、溶解した。1時間
はどで気泡が含有されておらず、未溶の「ままこ」も無
い均質な、ポリマー濃度19.5重量%の光学的異方性
を示すドープを得た。
このP−プの粘度は5000ポイズ(75℃)であった
。々お、溶解完了まで系は減圧状態のまま保持した。
次いで、減圧を破壊し、とのドープを紡糸口金(孔径0
.07mφ−50孔)を通して押出しくドラフト比7.
8)、約5瓢の空気層を通過させた後、0℃の水中に導
入し、肋木の流下するガラス管を通過させ、周速200
m/分で回転する?ビンに巻取シ、ついで?ビンに巻い
た状態のまま水洗し、乾燥した。この糸の物性を実施例
2及び比較例1゜2の結果と共に後に掲げる。
実施例2 第1図に示す回分式ドープ調製装置を用すた。
すなわち、ηinh =8.1のPPTA 1.65 
kgをプリマータンク1へ、そして99.7重量%H2
8046,91ゆを温水ジャケットの付いた溶解タンク
3へ貯蔵し、DMSO0,36kgを添加溶解した後、
予め両タンク内を2 Torrに減圧し、10分間脱気
を行なった。この減圧下のまま溶解タンクを75℃に加
熱保温し、PPTAを徐々に添加、撹拌し、溶解した。
1時間はどで未溶の「ままこ」の無い均質なポリマー濃
度19.1重量%の光学異方性を示すドープを得た。次
いで、これを脱泡タンクへ移液して0.5Torrの減
圧下においたところ、ドープ面がわずかに上昇し気泡が
存在することが明らかとなったが、0.5 Torrに
て更に0.5時間だけ減圧下に晒すことで、気泡の無い
ドープを容易に得た。この時のドープの粘度は、430
0−イ、=”(75℃)であった。
実施例1と同条件にて、流下湿式紡糸を行なったが、紡
糸安定性は良好であった。周速200m/分で回転する
ゼピンに糸を巻き取り、そのまま水洗、乾燥を行なった
。この糸の物性を実施例1及び比較例1,2の結果と共
に後に掲げる。
比較例1 第1図だ示す装置を用いてドープを調製した。
すなわち、99.7重量LsH2So、 6.95 k
gt−人し7’c溶解タンク1へ、またη1nh=8.
1のPPTA 1.66ゆをIリマータンク3へ貯蔵し
、両者を200Torrで20分間減圧下におき、75
℃保温下で除徐に混合撹拌し、その後糸全体をl To
rrにして撹拌溶解を行なったが、2.5時間をかけて
も溶は残りの“ままこ1のある不均質なドープが得られ
るにすぎなかった。また、紡糸を行なうにはとのドープ
を脱泡タンクへ整送し、更らに同温にて0.5Torr
の減圧下5時間の脱泡が必要であった。脱泡後のドープ
の粘度は5300.+fイズ(75℃)であり、溶けて
いる部分のドープ濃度は18.8重量%でありた。
実施例1と同条件にて、流下湿式紡糸を行なったが、そ
の紡糸安定性は紡口詰まシによる切糸、配管詰まシ等が
多発し、極めて不良でありた。周速200m/分で回転
するがピンに糸を巻取り、そのまま水洗、乾燥を行なっ
た。
この糸の物性を実施例1,2、及び比較例2の結果と共
に後に掲げる。
比較例2 比較例1と同様の仕込量にて、PPTA及び濃硫酸を各
タンクへ貯蔵し、予め両者を2 Torrで10分間減
圧し、75℃保温下で徐々に混合撹拌し、溶解した。1
時間はどで未溶の「ままこ」の無い均質なポリマー濃度
19.3重量%の光学異方性を示すドープを得た。次い
で、これを脱泡タンクへ移液して0.5 Torrの減
圧下においたところ、ドープ面が少し上昇し気泡が存在
することが明らかとなり、0.5 Torr Kて更に
、1.5時間減圧下において、紡糸用ドープとした。こ
の時のドープの粘度は、4600ポイ、e(75℃)で
あった。
実施例1と同条件にて、流下湿式紡糸を行なったが、紡
糸安定性は、比較例1よりは良好であったが、実施例1
.2と比較すると、切糸が時折発生するという点でやや
不安定でありた。周速200m/分で回転するぎビンに
糸を巻き取シ、そのまま水洗、乾燥を行なった。この糸
の物性を実施例1.2、及び比較例1の結果と共に表−
1に掲げ6°                   
 以ト余a本発明外の比較例1の方法では、溶解時に「
ままこ」が発生し、最終的に溶は残ることが明らかであ
ったことに、加えて、ドーグ中に大量の気泡が認められ
た。この気泡を除去すべく長時間の脱泡を要したが、完
全には気泡を除去できなかったためか、このドーグを紡
糸すると、糸切れが多発し、紡糸安定性が悪く且つ得ら
れた繊維はゲイト量が多く、また、繊維の強度は本発明
法によるドーグから得られた繊維のそれよシも低いこと
が認められた。
本発明外の比較例2の方法では、「ままこ」が発生する
ことなく、比較的溶易に溶解することができたが、キャ
リヤー物質の無添加等が原因でドーグ中には、まだ気泡
が認められた。追加的脱泡を試みた後、紡糸すると、や
はシ、完全には気泡を除去できなかったためか5時間に
1同根度の糸切れが発生し紡糸安定性良好とはいい難く
、また、得られた繊維はディト量が多かった。繊維の強
度は、本発明法によるドープから得られたものに比して
低かった。
とれに対し、本発明の実施例1及び2の方法でドーグを
調製すると、「ままこ」を生ずることなく速やかに溶解
し、加えて気泡が全くないために脱泡が不要であり、極
めて短時間のうちに紡糸ドープを得ることができた。両
実施例において得られたドーグは、紡糸安定性が良好(
24時間の紡糸運転で糸切れが発生しなかった)で、デ
ィト量が少く、PPTAの固有粘度の低下率が小さく、
また、繊維強度は高い値であった。
実施例3 第2図に示す連続的ドーグ調製装置を用いてドープを調
製した。ηinh = 9.7のPPTA 1.65k
gをポリマータンク1へ、そして、100.2重量−H
2So46.56 kgにDMAC0,57kgを溶解
した溶液を溶剤タンク2へ入れ、予め10分間、15 
Torrにて脱気した。この減圧状態の11、脱気した
ポリマーをxo、99/分、上記硫酸溶液を47.1.
lii/分の速度で70℃に保温した、内容積IJの連
続式ニーダ−7へ供給し、この減圧下のまま混練し、滞
留時間30分で真空用ギヤポンプ4を通して、気泡の混
入のない、ドーグ濃度20.1重量%の均質な光学的異
方性ドープを589/分の速度で連続的に得た。このド
ープの粘度は、11000yffイズ(73℃)であっ
た〇 更に脱泡することなく、紡糸口金(孔径0.07簡φ−
50孔)を通して押出しくドラフト比8.1)、約5瓢
の空気層を通過させた後、0℃の水中に導入し、防水の
流下する。l!/ラス管を通過させ周速200m/分で
回転するデピンに巻取シ、ついでデピンに巻いた状態の
まま水洗し、乾燥した。
得られた糸の物性を、比較例3と共に後に掲げる。
比較例3 第2図に示す装置を用いてドーグを調製した。
すなわち、ηinh = 9.7のPPTA 1.65
 kgをポリマータンクへ、そして100.2重量% 
H2So46.97ゆにDMAC1,23ゆを溶解した
溶液を溶剤タンクへ入れ、予め10分間15 Torr
にて脱気した。
この減圧状態のtま、脱気したポリマーを10.9g/
分、該硫酸溶液を47.1g/分の速度で70℃に保温
した内容積1ぶの連続式ニーダーへ供給し、この減圧下
のit混練し、滞留時間30分で真空用ギヤポンプを通
して連続的にドープを払い出した。
得られたr−プは、壁土状で光沢のないドーグであシ、
充分溶解されていない不溶粒が認められた。該ギヤIン
ノの詰まシもしばしば発生し、ドープの安定連続供給は
不可能であった。
従って、前述した方法での紡糸が不可能であシ、物性を
比較するための糸を得ることができなかった。
これらの結果を実施例3と共に表−2に掲げる。
表−2 本発明外の比較例3の方法では、溶剤の溶解力不足のた
め充分にポリマーを溶解することができず、連続ニーグ
ーの強力な攪拌力によシ壁土状にはなりたものの、小さ
な未溶粒のある光沢の無いドープが得られたにすぎなか
った。このドーグを紡糸口金(孔径0.07mφ−50
孔)から紡出しようとしたが、紡孔詰まシや紡孔虫の発
生が相次ぎ、結局製品糸を得ることはできなかった。
これに対し、本発明の実施例3の方法でドーグを調製す
ると、「ままこ」を生ずることなく速やかに溶解し、加
えて気泡が全くないために脱泡が不要であシ、極めて短
時間のうちに連続的に紡糸ドープを得ることができた。
実施例3において得られたドープは、紡糸安定性が良好
で、がイド量が少く、P PTAの固有粘度の低下率が
小さく、また、繊維強度は高い値であった。
実施例4 第1図に示す装置を用いてドープを調製した。
すなわち、ηinh = 5.5のPPTAI、8ゆを
ポリマータンクへ、そして、96.0重量%H2SO4
:P2O5=7.11kg: 0.84嘘の溶液に、N
MPo、25ゆを溶解した溶液を溶解タンクに貯蔵し、
予め両タンク内を1″TorrVC減圧し、10分間脱
気を行なった。
この減圧状態を保りたまま、溶解タンクを80℃に加熱
保温し、PPTAを添加:、7攪拌し、溶解した。
1時間はどで、気泡のない、未溶「ままと」も無い、均
質な、ポリマー濃度18.4重量−の光学異方性を示す
ドーグを得た。
実施例1と同様の方法で紡糸し、極めて安定な運転の後
、表−3に示すような物性の糸を得た。
実施例5 第1図に示す装置を用いてドープを調製した。
すなわち、ηinh = 6.5のPPTA 1゜58
幻をポリマータンクへ、そして99.5重量% H2S
O4:クロル硫酸=5.1 skg: 1.3kgの溶
液に、DMF 0.34ゆを溶解した溶液を溶解タンク
に貯蔵し、予め両タンク内を15 Torrに減圧し、
10分間脱気を行なった。この減圧状態を保ったまま、
溶解タンクを75℃に加熱保温し、PPTAを添加、攪
拌し、溶解した。1時間はどで、気泡のない、未溶「ま
まと」も無い、均質な、ポリマー濃度19.6重量%の
光学異方性を示すドーグを得た。
実施例1と同様の方法で紡糸し、極めて安定な運転の後
、表−4に示すような物性の糸を得た。
表−4 実施例6 第1図に示す装置を用いてドーグを調製した。
すなわち、ηinh = 6.5のPPTA 1.75
 yをプリマータンクへ、そして、99.7重量%H2
So4にDMF″0.23kI!を溶解した溶液を溶解
タンクに貯蔵し、予め両タンク内を10 Torrに減
圧し、10分間脱気を行々った。この減圧状態を保った
まま、溶解タンクを75℃に加熱保温し、PPTAを添
加、攪拌し、溶解した。1時間はどで、気泡のない、未
溶「ままこ」も無い、均質な、プリマー濃度18.9重
量%の光学異方性を示すドーグを得た。
実施例1と同様の方法で紡糸し、極めて安定な運転の後
、表−5に示すような物性の糸を得た。
表−5
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、本発明のドーグ調製法に用いられ
る好適な実施態様の1例であって、第1図は、回分式ド
ープ調製装置、第2図は、連続式ドープ調製装置の例で
ある。 図面中の主な記号は次の通シである。 1・・・ポリマータンク、2・・・溶剤タンク、3・・
・溶解タンク、4・・・真空用ギヤポンプ、5・・・真
空ポンプ、6・・・攪拌用モーター、7・・・連続式ニ
ーダ−18・・・凝縮装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ポリ−パラフェニレンテレクタルアミド系ポリマー
    及び、濃度95重量%以上の濃硫酸とから該ポリマーの
    ドープを調製するにあたり、溶解に先立って、該ポリマ
    ーと、該硫酸に相溶性があり且つ70℃において5mm
    Hg以上の蒸気圧を有する液状媒体を該硫酸に対して0
    .1重量%以上10重量%以下の濃度で添加した硫酸溶
    液を、予め減圧雰囲気下において脱気しておき、減圧雰
    囲気を保ちつつ両者を混合し、減圧雰囲気下に、攪拌溶
    解することを特徴とするポリ−パラフェニレンテレフタ
    ルアミド系ポリマードープの調製方法。 2、該液状媒体がジメチルアセトアミド、ジメチルホル
    ムアミド、N−メチルピロリドン、ジメチルスルホキシ
    ドの中から選ばれた1種または2種以上である特許請求
    の範囲第1項記載のドープ。
JP7444485A 1985-04-10 1985-04-10 ド−プの調製法 Pending JPS61233058A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008517123A (ja) * 2004-10-22 2008-05-22 テイジン・アラミド・ビー.ブイ. 二軸押出機を用いてpptaを硫酸に溶かすための方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008517123A (ja) * 2004-10-22 2008-05-22 テイジン・アラミド・ビー.ブイ. 二軸押出機を用いてpptaを硫酸に溶かすための方法

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