JPS6123156B2 - - Google Patents

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JPS6123156B2
JPS6123156B2 JP54044789A JP4478979A JPS6123156B2 JP S6123156 B2 JPS6123156 B2 JP S6123156B2 JP 54044789 A JP54044789 A JP 54044789A JP 4478979 A JP4478979 A JP 4478979A JP S6123156 B2 JPS6123156 B2 JP S6123156B2
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JP
Japan
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car
priority
hall call
floor
signal
Prior art date
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Application number
JP54044789A
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English (en)
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JPS55140468A (en
Inventor
Shintaro Tsuji
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP4478979A priority Critical patent/JPS55140468A/ja
Publication of JPS55140468A publication Critical patent/JPS55140468A/ja
Publication of JPS6123156B2 publication Critical patent/JPS6123156B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は並設された複数のエレベータのかご
を一群として管理する装置に関するものである。
近年、高層ビルの最上階又は最上階近くの数階
床にレストランや商店を入店させた展望階を設
け、かごの中から建物の外の景色を眺望しながら
上記展望階まで上昇できる展望エレベータを、一
般のエレベータと並設した事務所ビルやホテルが
多くなつて来た。このような建物においては、外
来客専用に上記展望エレベータを一般のエレベー
タから切り離して運行させたり、展望エレベータ
と一般エレベータを一群として管理し、外来客及
び建物内利用客に共通に使用させたりすることが
採用されている。
しかしながら、前者の場合は、展望エレベータ
を独立して運行させるため、一般エレベータを利
用する建物内利用客のサービスが非常に悪くなる
欠点があり、また後者の場合は、思いどおりに展
望エレベータに乗れないという外来客の不満が生
じる欠点があつた。
この発明は上記欠点を解消するもので、種類の
異なつたエレベータが複数台並設された場合で
も、建物内のサービスを極端に悪くすることな
く、かつ利用客の乗りたいエレベータをできるだ
け優先的に応答させることができるエレベータの
群管理装置を提供することを目的とする。
複数台のエレベータを一群として管理する方式
の一つに割当方式がある。この方式は乗場呼びが
登録されるを乗場待客に対するサービス状況(例
えば待時間、満員通過、サービスかごの先着な
ど)を予測して評価値を演算し、その評価値に基
づき上記乗場呼びに対してサービスかごを割り当
てるものであり、かごはかご呼びと上述のように
して割り当てられた乗場呼びに順次応答して運行
する。
以下、第1図及び第2図によりこの発明を上記
割当方式のエレベータに適用した一実施例につい
て説明する。なお、説明の便宜上a号機〜c号機
の3台のかごが6階建の建物に設置されている場
合について示すが、複数台数であればこの発明を
適用できることは言うまでもない。また、符号の
末尾にa〜cを付したものは、それぞれa号機〜
c号機に対応することを示す。
第1図中、1はかご内の行先ボタンにより登録
されたかご呼びと割り当てられた乗場呼びに応答
させるべくかご(図示しない)を制御するかご制
御装置、2は乗場に設置された乗場ボタンにより
呼びを登録する乗場呼び登録装置、3は複数台の
かごを管理する群管理装置、4は群管理装置3に
設けられ、まだ割当かごが決まつていない乗場呼
びを一つ選択する乗場呼び選択装置、U1〜U
5、及びD6〜D2はそれぞれ1階〜5階の上り
呼び、及び6階〜2階の下り呼びに対応する乗場
呼び選択信号で、乗場呼び選択装置4で選択され
た乗場呼びに対応する信号のみが「1」となる。
5は同じく選択された乗場呼びを各かごにそれぞ
れ割り当てた場合の評価値を演算し、それぞれ総
合評価値信号5a〜5cとして出力する割当評価
装置、6は同じく、総合評価値信号5a〜5cの
中で最小の値を持つかごを選択し、各かごに対応
した割当かご指定信号6a〜6cを出力する最小
値選択装置で、総合評価値信号5a〜5cの値が
最小のかごに対応する信号のみが「1」となる。
7は同じく選択された乗場呼びを選択されたかご
に割り当て、その割当をかごごとに記憶・出力
し、かごが乗場呼びに応答すれば割当を解消する
ような割当記憶装置、8は割当評価装置5に設け
られた乗場呼び選択装置4で選択された乗場呼び
の待時間を各かごについてそれぞれ予測演算し、
その予測値をそれぞれ待時間評価値信号8a〜8
cとして出力する待時間評価装置、9は同じく選
択された乗場呼びと各かごとのあらかじめ設定さ
れた関係により、各かごに対してそれぞれ優先度
を設定し、待時間に換算した優先度信号9a〜9
cをそれぞれ出力するかご優先度設定装置で、優
先度信号9a〜9cの値が小さい程優先されるこ
とを表わす。10〜12は加算器である。
第2図中、13,14は優先度を表す一定値信
号で、それぞれ0,−30に設定されている。15
a〜15cはそれぞれ各かごに対応する選択回路
で、G1点に「1」の信号が入力されているとき
はI1点の入力信号をそのままP点から出力し、
G2点に「1」の信号が入力されているときはI2
点の入力信号をそのままP点から出力する。1
6,17はORゲート、18〜20はNOTゲート
である。
次に、この実施例の動作を説明する。
今、a号機は展望エレベータで、1階の上り呼
びと6階の下り呼びに優先的にサービスするもの
とし、b号機及びc号機は一般のエレベータで、
2階〜5階の上り呼びに優先的にサービスするも
のとする。5階〜2階の下り呼びにはどちらのか
ごがサービスしてもよい。
上記のように乗場呼びとサービスするかごの間
に所定の関係が設定されているとき、6階の下り
呼びが新たに登録されると、乗場呼び選択装置4
によりかご割当を行う乗場呼びとして6階下り呼
びが選択され、乗場呼び選択信号D6は「1」と
なる。待時間評価装置8では6階下り呼びが登録
されて現在に至るまでの経過時間(以後継続時間
という)と、各かごが現在のかご位置から6階下
り呼びに応答するまでの時間の予測値(以後到着
予想時間という)とを加算し、これを待時間評価
信号8a〜8cとして出力する。上記乗場呼びの
継続時間と到着予想時間の演算は公知の手段で実
現されるので詳しく説明しないが、例えば到着予
想時間は一つの呼びに応答して停止するのに要す
る時間を10秒、1階床走行するのに要する時間を
2秒としてかご位置階からかごの運行方向に従つ
て順次累積加算されて求められる。a号機〜c号
機の6階下り呼びに対する到着予想時間がそれぞ
れ30秒、20秒、40秒と演算されたとすると、6階
下り呼びは登録されたばかりで、継続時間は0秒
なので待時間評価値信号8a〜8cはそれぞれ30
+0=30秒、20+0=20秒、40+0=40秒とな
る。
一方、かご優先度設定装置9では乗場呼び選択
信号D6が「1」なので、ORゲート16の出力
信号は「1」となり選択回路15aのG2点には
「1」の信号が入力され、G1点にはNOTゲート1
8により「0」の信号が入力される。したがつ
て、I2点の一定値信号14が選択され、かごaの
優先度信号9aは−30秒と設定される。また、
ORゲート17の出力信号は「0」なので、選択
回路15b,15cのG1点にはそれぞれNOTゲ
ート19,20により「1」の信号が入力され、
I1点の一定値信号13が選択されて優先度信号9
b,9cはそれぞれ0秒、0秒と設定される。こ
れでa号機は6階下り呼びに対し、待時間で30秒
だけ他号機よりも優先されることになる。
したがつて、加算器10〜12により総合評価
値信号5a〜5cはそれぞれ30+(−30)=0秒、
20+0=20秒、40+0=40秒と出力され、最小値
選択装置6により、割当かご指定信号6aは
「1」、同信号6b,6cは「0」となり、6階下
り呼びの割当かごとしてa号機が選択されたこと
になる。同様に、1階の上り呼びに対してもa号
機が優先的に割当てられる。
もし、2階の上り呼びが新たに登録されて、乗
場呼び選択装置4によりかご割当を行う乗場呼び
として選択されると、乗場呼び選択信号U2のみ
が「1」となる。したがつて、ORゲート16の
出力信号は「0」で、NOTゲート18により選
択回路15aのG1点には「1」の信号が入力さ
れるため、一定値信号13が選択されa号機の優
先度信号9aは0秒と設定される。また、ORゲ
ート17の出力信号は「1」で選択回路15b,
15cのG2点には「1」の信号が入力されるの
で、一定値信号14が選択され優先度信号9b,
9cは−30秒と設定される。これで、b号機及び
c号機は2階上り呼びに対し待時間で30秒だけa
号機よりも優先されることになる。3階〜5階の
上り呼びについても同様である。
また、5階〜2階の下り呼びに対しては、いず
れのかごの優先度9a〜9cを0秒に設定される
ため結果的には待時間評価値信号8a〜8cの最
も小さいかごに割り当てられることになる。
上述のように、乗場呼びが登録されたとき予測
待時間の最短のかごを割当てるものにおいて、上
記乗場呼びに優先的に応答すべきかごがあれば、
そのかごによる予測待時間と最短のかごの予測待
時間との差が30秒以内のとき、上記優先的に応答
すべきかごを優先的に割当てるようにしたので、
乗客は待時間が長くならない限り、望ましいエレ
ベータのかごに乗ることができる。
上記実施例では、優先度を表す一定値信号1
3,14を優先かご割当を行う乗場呼びに共通に
使用したが下記のように設定することもできる。
ア 乗場呼びに応じて適当な優先度を乗場呼びご
とに設定する。
イ 待時間評価値の大きさに応じて(例えば、待
時間評価値の値が大きくなるほど優先度を小さ
く)設定する。
上記アによる優先度の設定を行えば、乗場呼び
ごとに優先かご割当の程度を加減することが可能
で、きめ細かなサービスを乗客に提供できるし、
上記イによる優先度の設定を行えば、待時間が長
くなりそうなときには、優先されていないかごを
割当てて乗客を長く待たせないという具合に、優
先かご割当と待時間とをうまくバランスさせるこ
とができる。
また、上記実施例では、待時間評価値としてか
ご割当を行う乗場呼びの予測待時間を用いたが、
これに限るものではなく、 ウ すべての乗場呼びの予測待時間の総和 エ すべての乗場呼びの予測待時間の2乗の総和 オ 乗場呼びの予測待時間の中での最大値(かご
位置からみてかご割当を行う乗場呼び以遠の乗
場呼びに限つてもよい) などを待時間評価値としてもよい。また、待時間
に関する評価値だけでなく、待時間に関する評価
値と、満員通過や予報かご先着に関する評価値な
どとを組み合せて、総合評価値に基づいてかご割
当を行う方式においても、優先度を加算したり乗
場したりすることによつて同様の効果が得られる
ことは言うまでもない。すなわち、かご割当の判
定基準となる総合評価値の評価項目は、どのよう
なものであつても構わない。
更にまた、上記実施例では、展望エレベータが
一般エレベータと並設された場合について説明し
たが、展望エレベータに限る必要はなく、身体障
害者用エレベータや、荷物用エレベータなどであ
つてもよい。また、特定の階床(例えば地下階)
にサービスできるエレベータとサービスできない
エレベータが並設されている場合でもよい。要す
るに、使用目的又は使用者によつて優先的に応答
させるかごが決まつてくるような複数種類のエレ
ベータが並設されている場合であれば、この発明
が適用できることは明らかである。また、乗場ボ
タンを二つ以上設置し、押されたボタンに応じて
優先かご割当を行う特定のかごを異ならせたり、
全く優先かご割当を行わないようにしたりする場
合や、ボタンの押された側のかごを特定かごと
し、優先的に割当てる場合や、全階の乗場呼びに
対して特定のかごを常に優先的に割当てる場合に
もこの発明を適用できることは明らかである。
以上説明したとおりこの発明では、種類の異な
つたエレベータのかごが複数台並設された場合
に、特定の乗場呼びに対して特定のかごが優先的
に割当てられるように優先度を設定し、これを加
味して評価値を演算し、この評価値の最も良いか
ごを選択するようにしたので、建物内のサービス
を極端に悪くすることなく、かつ利用客の乗りた
いエレベータをできるだけ優先的に応答させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はこの発明によるエレベータ
の群管理装置の一実施例を示す図で、第1図は群
管理装置の構成を示すブロツク図、第2図は第1
図のかご優先度設定装置の回路図である。 1…かご制御装置、2…乗場呼び登録装置、3
…群管理装置、4…乗場呼び選択装置、5…割当
評価装置、6…最小値選択装置、7…割当記憶装
置、8…待時間評価装置、9…かご優先度設定装
置、10〜12…加算器、なお、図中同一部分は
同一符号により示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 乗場呼びが登録されるとこの乗場呼び割当に
    関する評価値を演算し、複数台のかごの中から上
    記評価値の最も良いかごを選択し、そのかごを上
    記乗場呼びに割り当てるようにしたものにおい
    て、特定の乗場呼びに対しては特定のかごが優先
    的に割り当てられるように優先度を設定する優先
    度設定装置、上記優先度を加味して上記評価値の
    演算を行う評価値演算装置を備えたことを特徴と
    するエレベータの群管理装置。
JP4478979A 1979-04-12 1979-04-12 Group control device for elevator Granted JPS55140468A (en)

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JPS55140468A JPS55140468A (en) 1980-11-01
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WO2011064877A1 (ja) * 2009-11-27 2011-06-03 三菱電機株式会社 エレベーターの群管理システム

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JPS5931269A (ja) * 1982-08-11 1984-02-20 株式会社日立製作所 エレベ−タ−の制御装置
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JP5397478B2 (ja) * 2009-11-27 2014-01-22 三菱電機株式会社 エレベーターの群管理システム

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