JPS61229276A - 情報記録ディスク演奏装置におけるアドレスデ−タ探索方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 区ＪＬＬＬ 本発明はビデオディスクプレーヤあるいはＣＤプレーヤ
等の情報記録ディスク演奏装置に関し、特に、かかる装
置におけるアドレスデータの探索方式に関する。

１１」口（ 情報記録ディスク演奏装置の利点としてのいわゆるラン
ダムアクセスを適確に行なうためには、フレームあるい
はデータブロックの如き情報ブロック毎にアドレスデー
タ（フレーム番号、ブロック番号、チャプターナンバー
等）を望ましくはアドレス値が一様に増加若しくは減少
するように割り当てて各情報ブロック内の例えば垂直ブ
ランキング期間あるいは先頭データ区間等の適当な部分
に記録しておく。そうして、所望情報ブロックを再生せ
んとするときは、それに対応するアドレスデータを先ず
探索して、該アドレスデータをピックアップが読み取り
得るようにピックアップのディスクに対する半径方向位
置を移動せしめてアドレスデータを探索するのである。

かかるアドレスデータの探索方式としては、例えば特開
昭５８−６２８６８に記載された方式が挙げられる。こ
の従来方式においてはピックアップから得られるアドレ
スデータと目標アドレスデータを比較しつつピックアッ
プキャリッジのディスク半径方向移動速度すなわちスキ
ャン速度を調整しつついわゆるスキャン動作をなして目
標アドレスの近傍にピックアップを近接せしめるのであ
る。

上記した従来のアドレスデータ探索方式においては、ス
キャン速度はアドレスデータを順次読み取り得る速度以
下にしなければならず、現在アドレスと目標アドレスと
の差が大きい場合探索に要する時間が長くなり、素早い
ランダムアクセスがなされるとは必ずしも言い難かった
のである。

１１匹」」 そこで、本発明は、素早いランダムアクセスをなし得る
アドレスデータ探索方式を提供することを目的としてい
る。

本発明によるアドレスデータ探索方式においては、低速
スキャン動作によってアドレスデータを順次読み取って
経過時間をパラメータとして実測データマツプを作成し
、次に始点アドレスから終点アドレスへの高速スキャン
をなしてその間の所要時間を基に実測データマツプを修
正して新たな推定データマツプを得、現在アドレスと目
標アドレスとの差が所定値より大となるときは推定デー
タマツプに依って高速スキャンを行なってアクセス時間
を短縮し得るようにしている。

実　　施　　例 以下、本発明に実施例について添付図面を参照しつつ詳
細に説明する。

第１図は、本発明によるアドレスデータ探索方式を実行
するに用い得る情報記録ディスク演奏装置を示している
。この装置においてビデオディスクあるいはＣＤディス
ク等の情報記録ディスク１は、スピンドルモータ２によ
って所望回転速度によって回転せしめられる。ターンテ
ーブル３上に載置される。スピンドルモータ２はスピン
ドルサーボ系４によって、ＣＡＭあるいはＣＬＶ等の記
録フォーマットに応じて所望の回転数に回転せしめられ
る。ピックアップ５はスピンドルサーボコントローラ６
によってその検出点を情報記録ディスク１上の情報記録
トラックに合わせることにより該トラックからビデオフ
ォーマット信号あるいはディジタルデータ信号等の情報
信号を読み取って復調器７に供給する。ピックアップ５
は、光学方式における３ビ一ム方式におけるが如く、情
報信号の他にトラッキングエラー信号を発生しこれをト
ラッキングコントローラ６に供給し、トラッキングコン
トローラ６はこれによってピックアップ５のトラッキン
グサーボコイル（図示せず）を駆動してトラッキングサ
ーボをなす。トラッキングコントローラ６は、更に、ジ
ャンプパルスゼネレータ８からのジャンプパルスに応答
してピックアップ５のディスク半径方向位置はそのまま
にして検出点を比較的近い距離のＷ！囲内においてジャ
ンプさせる。なお、ジャンプパルスゼネレータ８はジャ
ンプパルス指定回路９によって指定される数のジャンプ
パルスを発生する。

一方、ピックアップ５はディスク半径方向に沿って直線
的に往復運動し得るキャリッジ（図示せず）に担持され
ており、該キャリッジの駆動はラック・ビニオンギアア
センブリ（図示せず）等を介してキャリッジモータ１０
の回転により行なわれる。キャリッジモータ１０は、キ
ャリッジモータドライバ１１から供給される電圧に応じ
た速度にて回転する。キャリッジモータドライバ１１は
低速スキャンパルスゼネレータ１２及び高速スキャンパ
ルスゼネレータ１３から供給される低速スキャンパルス
及び高速スキャンパルスのいずれかを受けてこれに応じ
たキャリッジモータ駆動電圧を発生する。低速スキャン
パルスゼネレータ１２及び高速スキャンパルスゼネレー
タ１３は各々マイクロプロセッサ等からなるコントロー
ラ１４により選択的に供給される作動指令に応答して動
作する。コントローラ１４は、ジャンプパルス数指定回
路に所要ジャンプ距離を例えばトラック数によって与え
る。デコーダ１５、復調器７から得られる情報信号から
フレームナンバをチャプタナンバ等のコードデータ分離
抽出し、同期信号セパレータ１６は情報信号中Ｖシンク
あるいはＨシンク等の同期信号を分離抽出し、コントロ
ーラ１４は得られるコードデータあるい同期信号及びキ
ーボード１７からの指令信号に依って内蔵プログラムを
実行する。コントローラ１４の内蔵プログラムとしては
、本装置における通常再生モード、スロー再生モード、
ストップモーション再生モード等の開動作モードを遂行
するためのプログラムがあり、所定のクロックによって
プログラムが実行される。

なお、ｍ＊器情報信号は図示しないビデオ再生系あるい
はオーディオ再生系コンピュータ等の外部機器制御系へ
供給される。

第２図及び第３図、コント０−５１４によって実行され
る本発明によるアドレスデータ探索方式を示すフローチ
ャートであり、第２図のフローチャートは高速スキャン
マツプ形式サブルーチンを示し、第３図は得られた高速
スキャンマツプを用いてアドレスデータ探索をなす探索
サブルーチンを示している。

すなわち、第２図の高速スキャンマツプ形成サブルーチ
ンに示す如くコントローラ１４は、ディスク１がターン
テーブル３に載置されたことを例えばフォトセンサによ
って知るとスピンドルサーボ系４にスピンドルサーボ動
作をなすように指令する（ステップＳ＋　、Ｓｚ　）。

こうして、スピンドルサーボ系がロックインするとデコ
ーダ１５から得られるコードデータによって、載置され
たディスク１がディスク再生装置に取って新規なディス
クか否か判断しくステップ８３）。既に演奏されてデー
タマツプが作成しであるディスクの場合、スピンドルサ
ーボを解除せしめて動作を停止する（ステップＳｍ　）
。

載置されたディスクが装置にとって新規な場合、コント
ローラ１４は低速スキャンパルスゼネレータ１２に低速
スキャンを指令して低速スキャン動作をなしくステップ
Ｓ５）、ディスク１に記録された情報信号中のフレーム
ナンバー等の情報ブロック毎に割り当てられたアドレス
データＡｌｌを順次読み取って（ステップＳ６）、アド
レスデータＡｎをその読取タイミング（例えばスキャン
開始時点からの経過時間）【の関数として得、このＡ１
１（ｔ）をコントローラ１４内に設けたＲＡＭ（図示せ
ず）等のメモリに記憶して実測データマツプを形成する
（ステップ８７）。ディスク１についての最内周若しく
は最外周にある最終フレーム等に対応する最終アドレス
データの読取が終了して実測データマツプの形成を確認
すると（ステップＳ８）、コントローラ１４は高速スキ
ャンパルスゼネレータ１３に高速スキャンをなすように
指令する（ステップＳｓ）。高速スキャン指令から所定
時間が経過したことを判断すると（ステップ５Ｉ６）、
高速スキャンを停止しくステップＳ１１＞、停止位置で
のアドレスデータを取り込んで（ステップ８１２）、高
速スキャン開始位置でのアドレスデータと停止位置での
アドレスデータとの差を高速スキャン実行時間によって
除算することにより高速スキャン速度Ｖｈ　（Ｒ）（Ｒ
：高速スキャン開始位置から停止位置までの測定領域）
を演算する（ステップ８１３）。今、低速スキャン速度
をＶＱ　（Ｒ）とすれば高速スキャンによるアドレスデ
ータＡ１１（ｔ）は次式で得られる。すなわちＡｈ　　
（ｔ　）−Ｖｈ　　（Ｒ）　−ｔ−（Ｖｈ　　（Ｒ）／
ＶＱ　（Ｒ）） ・Ｖす（Ｒ）・（ ＝　（Ｖｈ　（Ｒ）／Ｖｌｌ　（Ｒ））・Ａ１１（ｔ）
・・・・・・（１） 今、Ａ１１（ｔ）のデータマツプは既知であるので（１
）式によって推定データマツプＡｈ（ｔ）を得る（ステ
ップ５１４）。なお、上記推定データマツプ形成サブル
ーチンは、ディスク再生時あるいはスキャン開始時にそ
の都度実行するようにすれば装置の経年変化によるキャ
リッジ送り速度の変化等に対応出来る。

第３図は、上記サブルーチンによって得られる実測及び
推定データマツプ／１（ｔ）及びＡｈ（１）の例を示し
ている。

こうして得られた推定データマツプＡｈ（ｔ）を用いて
高速のアドレスデータ探索を行なう場合のコントローラ
１４の動作について第４図のフローチャートによって説
明する。すなわち、キーボード１７によって目標アドレ
ス若しくは曲等の情報ブロックを指定してサーチ指令が
コントローラ１４に与えられるとくステップ５２ｓ）、
まず、そのときの載置ディスクについて推定データマツ
プが作成さているか否かを識別しくステップ５２１）、
推定データマツプがないディスクである場合、第２図に
示した推定データマツプ形成サブルーチンを実行（ステ
ップ５２２）した後、ピックアップ５の現在アドレスを
検知する（ステップ５２３）。次いで現在アドレスと目
標アドレスとの差を検出して（ステップ５２４）、高速
スキャンの必要なアドレスであるか否かを識別しくステ
ップ５２ｓ）、高速スキャン要と判断したときは、既に
得られた推定データマツプに依って、所要スキャン時間
を知って、高速スキャンを実行する（ステップ５２８）
。

この高速スキャン実行の後近距離ジャンプ動作を目標ア
ドレスに現在アドレスが一致するまで続ける（ステップ
Ｓｚｒ、５２８）。

ａ」」と江呈− 以上説明したことから明らかな如く、本発明によるアド
レスデータ探索方式によれば、低速スキャンによって得
た実測データマツプから高速スキャン用の推定データマ
ツプを形成してこれに依って得られるスキャン時間によ
って高速スキャンをなして目標アドレスにピックアップ
を近接せしめた後に近距離ジャンプ動作を行って目標ア
ドレスデータを捕捉するようになされているので短時間
にてアドレスデータ探索を実行出来るのである。

また、ディスク載置の都度低速スキャンを実行してデー
タマツプを更新すれば装置の経年変化にも対応出来るの
である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるアドレスデータ探索方式を実行し
得る情報記録ディスク演奏装置を示すブロック図、第２
図及び第４図は、本発明によるアドレスデータ探索方式
を示すフローチャート、第３図は第２図のフローチャー
トにより示されるサブルーチン動作により得られるデー
タマツプの例を示すグラフである。 主要部分の符号の説明８ １・・・・・・情報記録ディスク ２・・・・・・スピンドルモータ ３・・・・・・ターンテーブル ５・・・・・・ピックアップ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ディスク回転体のスピンドルサーボロックイン状態下に
   おけるピックアップ飛越し速度（スキャン速度）を選択
   し得るピックアップディスク演奏装置における情報読取
   方式であって、 低速スキャンによって記録情報ブロック毎に割り当てら
   れたアドレスデータを低速スキャン開始時点からの経過
   時間をパラメータとして順次読み取ってデータマップを
   形成し、 高速スキャンを所定時間だけ実行して高速スキャン開始
   時図を終了時点における読取りアドレスデータの変化量
   を検出し、 前記所定時間と前記変化量とに基づいて前記データマッ
   プを修正して推定データマップを形成し、前記推定デー
   タマップに基づいて高速スキャンをなして目標アドレス
   データの記録箇所にピックアップを接近させることを特
   徴とするアドレスデータの探索方式。