JPS61229001A - プレストレス合成箱桁 - Google Patents
プレストレス合成箱桁Info
- Publication number
- JPS61229001A JPS61229001A JP6650285A JP6650285A JPS61229001A JP S61229001 A JPS61229001 A JP S61229001A JP 6650285 A JP6650285 A JP 6650285A JP 6650285 A JP6650285 A JP 6650285A JP S61229001 A JPS61229001 A JP S61229001A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- box girder
- concrete
- girder
- walls
- prestressed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Bridges Or Land Bridges (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、合成桁に関するものであり、一層詳細には
、プレストレス合成箱桁に関するものである。
、プレストレス合成箱桁に関するものである。
一般に、鋼桁とコンクリート床板とをジベル(ずれ止め
)により一体的に構成し、このコンクリート床板を鋼桁
の圧縮フランジとして作用させる合成桁は、鋼重量低減
のうえで最も効果的な構造であることから橋梁などの構
造材(主桁)として広範に使用されている。
)により一体的に構成し、このコンクリート床板を鋼桁
の圧縮フランジとして作用させる合成桁は、鋼重量低減
のうえで最も効果的な構造であることから橋梁などの構
造材(主桁)として広範に使用されている。
このような合成桁の鋼桁部分の素材としては、溶接工形
乃至はH形断面の鋼桁が多く採用されているが、最近で
は、箱形断面′の鋼桁で形成される合成箱桁も使用され
ている。
乃至はH形断面の鋼桁が多く採用されているが、最近で
は、箱形断面′の鋼桁で形成される合成箱桁も使用され
ている。
ところで、この種の合成箱桁を橋梁の主桁材として使用
すると箱桁部分の塗装作業等の保守管理が面倒となるだ
けでなく、撓み、振動、騒音などの対策を施す必要があ
った。
すると箱桁部分の塗装作業等の保守管理が面倒となるだ
けでなく、撓み、振動、騒音などの対策を施す必要があ
った。
一方、塗装作業等を不要とするコンクリートを主体とし
た20桁(プレストレスコンクリート桁)も利用されて
いるが、この場合は膨大なコンクリートの自重を含む全
荷重に相当するプレストレス量をPC鋼材により付与す
る必要があることからpc鋼材の使用量が増大するだけ
でなく所要の強度を得るため高強度コンクリートの使用
が要求され、しかもこのような20桁のスパンとしては
約50m程度が経済的限度である等の問題点を有してい
た。
た20桁(プレストレスコンクリート桁)も利用されて
いるが、この場合は膨大なコンクリートの自重を含む全
荷重に相当するプレストレス量をPC鋼材により付与す
る必要があることからpc鋼材の使用量が増大するだけ
でなく所要の強度を得るため高強度コンクリートの使用
が要求され、しかもこのような20桁のスパンとしては
約50m程度が経済的限度である等の問題点を有してい
た。
そこで、この発明は前述の問題点を解決するために、鋼
製の箱桁の外周部をコンクリートで囲繞して一体化する
と共にこの箱桁内部に配設したアンボンドケーブルによ
って引張材側に圧縮力として作用するプレストレスを導
入することにより、桁剛性の増大を図ると共に塗装作業
等の省略化、pc鋼材使用量の減少等による製造コスト
の低減を図るものである。
製の箱桁の外周部をコンクリートで囲繞して一体化する
と共にこの箱桁内部に配設したアンボンドケーブルによ
って引張材側に圧縮力として作用するプレストレスを導
入することにより、桁剛性の増大を図ると共に塗装作業
等の省略化、pc鋼材使用量の減少等による製造コスト
の低減を図るものである。
この発明に係るプレストレス合成箱桁は、剪断力に対し
ては箱桁腹部で抵抗し、合成後荷重(死荷重および活荷
重)によって生ずる合成断面のコンクリート下縁引張力
に対してはアンボンドケーブルによるプレストレスによ
り抵抗する。
ては箱桁腹部で抵抗し、合成後荷重(死荷重および活荷
重)によって生ずる合成断面のコンクリート下縁引張力
に対してはアンボンドケーブルによるプレストレスによ
り抵抗する。
次に、本発明に係るプレストレス合成箱桁の好適な実施
例につき添付図面を参照しながら以下詳細に説明する。
例につき添付図面を参照しながら以下詳細に説明する。
第1図において、本発明に係るプレストレス合成箱桁は
、鋼製の箱桁10外周部をコンクリート12で囲繞して
一体的に、すなわち、剛体として形成すると共に前記箱
桁10内に配設した複数のアンボンドケーブル14を引
張保持して所定のプレストレスを導入することにより構
成される。
、鋼製の箱桁10外周部をコンクリート12で囲繞して
一体的に、すなわち、剛体として形成すると共に前記箱
桁10内に配設した複数のアンボンドケーブル14を引
張保持して所定のプレストレスを導入することにより構
成される。
すなわち、箱桁10の内部にはその高さが全体として弧
状となるように設定した複数の支持壁16が所定間隔で
配設されている。これらの支持壁16は、その両端部を
公知の止具18で固定されたアンボンドケーブル14の
中位部を支持するようになっており、前記アンボンドケ
ーブル14には合成後荷重、すなわち、死荷重と活荷重
によって生ずる合成断面のコンクリート12下縁引張応
力に対してバランスし得るように設定された引張力が付
与されている。従うて、このアンボンドケーブル14は
従来のPC(プレストレスコンクリート)桁に比べて数
量の減少と共に付与引張力の設定値を小さくすることが
できる。また、箱桁10は合成前荷重(箱桁10自重と
コンクリート12重量とを含めた死荷重)相当に抵抗し
得る断面に設定すればよい。
状となるように設定した複数の支持壁16が所定間隔で
配設されている。これらの支持壁16は、その両端部を
公知の止具18で固定されたアンボンドケーブル14の
中位部を支持するようになっており、前記アンボンドケ
ーブル14には合成後荷重、すなわち、死荷重と活荷重
によって生ずる合成断面のコンクリート12下縁引張応
力に対してバランスし得るように設定された引張力が付
与されている。従うて、このアンボンドケーブル14は
従来のPC(プレストレスコンクリート)桁に比べて数
量の減少と共に付与引張力の設定値を小さくすることが
できる。また、箱桁10は合成前荷重(箱桁10自重と
コンクリート12重量とを含めた死荷重)相当に抵抗し
得る断面に設定すればよい。
また、このように構成されるプレストレス合成桁を架設
するに際しては、まず、予じめその内部にアンボンドケ
ーブル14を配設した箱桁10を架設しく第2a図参照
)、次いでこの箱桁10の外周部に吊支保工により型枠
部材を配設すると共に配筋を行った後コンクリート12
を打設して箱桁10とコンクリート12とを一体的に合
成する(第2b図参照)。なお、この場合、打設された
コンクリートの重量は箱桁により支持される。
するに際しては、まず、予じめその内部にアンボンドケ
ーブル14を配設した箱桁10を架設しく第2a図参照
)、次いでこの箱桁10の外周部に吊支保工により型枠
部材を配設すると共に配筋を行った後コンクリート12
を打設して箱桁10とコンクリート12とを一体的に合
成する(第2b図参照)。なお、この場合、打設された
コンクリートの重量は箱桁により支持される。
次に、アンボンドケーブル14の一端部あるいは両端部
を適宜の引張装置により引張して合成後荷重によって生
ずる合成断面のコンクリート下縁引張力に対応するプレ
ストレスを導入して止具18で固定する(第2c図参照
)。
を適宜の引張装置により引張して合成後荷重によって生
ずる合成断面のコンクリート下縁引張力に対応するプレ
ストレスを導入して止具18で固定する(第2c図参照
)。
先に述べたように、本発明に係るプレストレス合成箱桁
は、鋼製箱桁とコンクリートの合成により桁剛性が大き
くなるので通常のコンクリートを使用できるだけでなく
撓み、振動、騒音の低下を図ることができ、箱桁全体を
コンクリートで囲繞するので塗装作業等の保守管理を省
略することができる。また、箱桁は合成前荷重相当に抵
抗する断面に設定すれば良いことから打設されるコンク
リート量と併せて死荷重の大巾軽減を図ることができ、
従って、この死荷重と活荷重の合成後荷重によって生ず
る合成断面のコンクリート下縁引張力相当の応力に対し
て配置されるアンボンドケ−プルを大巾に軽減を図るこ
とができる。さらにこのようなプレストレス合成箱桁を
橋梁の主桁材として使用する場合は、綱箱桁状態で架設
できるだけでなく施工においても吊支保工を利用できる
ので桁下条件に左右されることがなく、プレストレスを
導入するに際してもボストテンション方式を採用できる
ので作業の容易化を図ることができる等種々の利点を有
する。
は、鋼製箱桁とコンクリートの合成により桁剛性が大き
くなるので通常のコンクリートを使用できるだけでなく
撓み、振動、騒音の低下を図ることができ、箱桁全体を
コンクリートで囲繞するので塗装作業等の保守管理を省
略することができる。また、箱桁は合成前荷重相当に抵
抗する断面に設定すれば良いことから打設されるコンク
リート量と併せて死荷重の大巾軽減を図ることができ、
従って、この死荷重と活荷重の合成後荷重によって生ず
る合成断面のコンクリート下縁引張力相当の応力に対し
て配置されるアンボンドケ−プルを大巾に軽減を図るこ
とができる。さらにこのようなプレストレス合成箱桁を
橋梁の主桁材として使用する場合は、綱箱桁状態で架設
できるだけでなく施工においても吊支保工を利用できる
ので桁下条件に左右されることがなく、プレストレスを
導入するに際してもボストテンション方式を採用できる
ので作業の容易化を図ることができる等種々の利点を有
する。
以上、本発明に係るプレストレス合成箱桁の好適な実施
例につき説明したが、本発明はこの実施例に限定される
ものではなく、例えば、第3図に示すように箱桁の内部
に所定間隔て画壁を配置すると共にこれらの各画壁に全
体として弧状に形成した貫通孔を設け、これらの貫通孔
に挿通したアンボンドケーブルによりプレストレスを導
入するように構成する等本発明の精神を逸脱しない範囲
内において種々の設計変更をなし得ることは勿論である
。
例につき説明したが、本発明はこの実施例に限定される
ものではなく、例えば、第3図に示すように箱桁の内部
に所定間隔て画壁を配置すると共にこれらの各画壁に全
体として弧状に形成した貫通孔を設け、これらの貫通孔
に挿通したアンボンドケーブルによりプレストレスを導
入するように構成する等本発明の精神を逸脱しない範囲
内において種々の設計変更をなし得ることは勿論である
。
第1図は本発明に係るプレストレス合成箱桁の断面説明
図、第2a図乃至第2C図は第1図に示すプレストレス
合成箱桁を架設する場合の説明図、第3図は第1図に示
すプレストレス合成箱桁の別の実施例を示す断面説明図
である。 10・・・・・・箱桁、12・・・・・・コンクリート
、16・・・・・・アンボンドケーブル、16・・・・
・・支持壁、18・・・・・・止具。
図、第2a図乃至第2C図は第1図に示すプレストレス
合成箱桁を架設する場合の説明図、第3図は第1図に示
すプレストレス合成箱桁の別の実施例を示す断面説明図
である。 10・・・・・・箱桁、12・・・・・・コンクリート
、16・・・・・・アンボンドケーブル、16・・・・
・・支持壁、18・・・・・・止具。
Claims (3)
- (1)箱形断面を有する鋼製箱桁の外周部をコンクリー
トで囲繞し、この箱桁とコンクリートとを一体的に合成
した後前記箱桁内部に配設したアンボンドケーブルによ
って引張材側に圧縮力として作用するプレストレスを導
入することを特徴とするプレストレス合成箱桁。 - (2)箱桁内部に所定間隔で支持壁を配設すると共に、
これらの支持壁の高さを全体として弧状軌跡上に設定し
、前記各支持壁でアンボンドケーブルを支持するように
構成してなる特許請求の範囲第1項記載のプレストレス
合成箱桁。 - (3)箱桁内部に所定間隔で画壁を配設すると共にこれ
らの各画壁にその位置を全体として弧状軌跡上に設定し
た通孔を穿設し、前記各通孔にアンボンドケーブルを挿
通配置して支持するように構成してなる特許請求の範囲
第1項記載のプレストレス合成箱桁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6650285A JPS61229001A (ja) | 1985-04-01 | 1985-04-01 | プレストレス合成箱桁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6650285A JPS61229001A (ja) | 1985-04-01 | 1985-04-01 | プレストレス合成箱桁 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61229001A true JPS61229001A (ja) | 1986-10-13 |
Family
ID=13317665
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6650285A Pending JPS61229001A (ja) | 1985-04-01 | 1985-04-01 | プレストレス合成箱桁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61229001A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5282161B1 (ja) * | 2012-10-18 | 2013-09-04 | 黒沢建設株式会社 | Spc桁橋構造 |
CN112207974A (zh) * | 2020-09-08 | 2021-01-12 | 中交第一航务工程局有限公司 | 一种短线匹配法节段箱梁预制施工预应力管道对接方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4931008U (ja) * | 1972-06-19 | 1974-03-18 |
-
1985
- 1985-04-01 JP JP6650285A patent/JPS61229001A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4931008U (ja) * | 1972-06-19 | 1974-03-18 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5282161B1 (ja) * | 2012-10-18 | 2013-09-04 | 黒沢建設株式会社 | Spc桁橋構造 |
CN112207974A (zh) * | 2020-09-08 | 2021-01-12 | 中交第一航务工程局有限公司 | 一种短线匹配法节段箱梁预制施工预应力管道对接方法 |
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