JPS6122821Y2 - - Google Patents

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JPS6122821Y2
JPS6122821Y2 JP1242581U JP1242581U JPS6122821Y2 JP S6122821 Y2 JPS6122821 Y2 JP S6122821Y2 JP 1242581 U JP1242581 U JP 1242581U JP 1242581 U JP1242581 U JP 1242581U JP S6122821 Y2 JPS6122821 Y2 JP S6122821Y2
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hanging member
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、収納箱吊下部材、例えば、薬や歯磨
き、又はその他いろいろな物品を入れた収納箱を
店頭などに吊り下げて陳列又は配列するための収
納箱吊下部材に関する。
薬や歯磨きなどを収納した比較的小形の収納
箱、又はその他いろいろな物品を収納した箱や容
器などを、例えば店頭などにおいて、整理して陳
列又は配列する一例として、第1図に示すよう
に、吊下部材1を使用し、これにより各種物品を
収納した袋又は箱2を適当な紐又は棒3などに吊
り下げて陳列又は配列する方法がある。
この吊下部材1は、従来、第2図aに示すよう
に、その下端部が上方部に比べて幅広く形成さ
れ、上端部は前記棒3などに吊り下げるために釣
針状に形成されている。一方、この吊下部材1に
よつて吊り下げられる各種物品を収納した袋2の
開閉蓋4には、上記吊下部材1の上方部を挿通さ
せるためのスリツト4aが形成されている。そし
て、このように形成された吊下部材1で収納袋2
を吊り下げるには、まず収納袋2の開閉蓋4を開
き、この状態において、開閉蓋4のスリツト4a
の中へ内側から、上記吊下部材1をその上端部に
形成された釣針状の吊下部すなわちフツク部1a
から挿通する。このようにして、吊下部材1が開
閉蓋4のスリツト4aに挿通されると、吊下部材
1の下端部に幅広く形成されたストツパー1bが
開閉蓋4の内側に突き当り、これ以上は挿通しな
い。このように吊下部材1を挿通した後、袋2の
開閉蓋4を閉成すれば、第2図bに示すように、
吊下部材1は、袋2の蓋4にスリツト4aを貫通
して取り付けられ、これにより、収納袋2は第1
図に示すように、棒3に吊り下げられる。
以上のように形成された第2図に示す従来の吊
下部材1は、その下端部が上記開閉蓋4のスリツ
ト4aから抜けないように幅広く形成されている
ために、吊下部材1を蓋4のスリツト4aに挿通
するには、収納袋2の開閉蓋4をいちいち開き、
吊下部材1のフツク部1aの方からスリツト4a
の中へ挿通することが必要であるので、非常に面
倒である上、収納袋2の開閉蓋4にもスリツト4
aを形成する必要があるなどの欠点を有してい
る。なお、この第2図においては、従来例とし
て、ビニール袋などで形成された収納袋の場合に
ついて説明したが、箱で形成されたものに対して
も同様のことがいえる。また、上記開閉蓋4は、
ホツク等により収納袋2の本体の上方部に固定さ
れ、吊下部材1を取り付けた時、外れないように
なつている。
また、第3図に示す従来の他の吊下部材11
は、その下端部に幅広く形成されたストツパー1
1bが、第3図aに示すように、折り曲げられる
ようになつている。この吊下部材11を収納袋又
は箱2の開閉蓋4のスリツト4aに挿通する時に
は、図に示すように、ストツパー11bの左右両
端を折り畳んで小さくしてから、スリツト4aの
中へ挿入する。吊下部材11は、そのストツパー
11bがスリツト4aの中に挿入されると、その
ストツパー11bを形成する材質、例えば、紙又
はプラスチツクなどの自己復元特性により、スト
ツパー11bの折り畳まれた左右両端は元の広げ
られた状態に戻り、第3図bに示す状態になる。
また、ストツパー11bの自己復元特性によつて
も十分に元の広げられた状態に戻らなかつたり、
あるいは箱2の中に収納された各種物品が邪魔し
て、ストツパー11bの折り畳まれた左右両端部
が十分に元の広げられた状態に戻らない場合に
は、箱2の開閉蓋4を開いて、折り畳まれたスト
ツパー11bの左右両端部を、第3図bに示すよ
うに、元の状態に強制的に広げることが必要であ
る。また、折り畳まれたストツパー11bの方か
らこれをスリツト4aの中に挿入する場合、挿入
しにくく、ひつかかりやすいという欠点もある。
なお、この第3図においては、物品を収納するも
のとして、箱2を取り上げて説明したが、第2図
の場合のように、袋であつても同様である。
本考案の目的は、上記従来の欠点を除去し、従
来のように収納箱の蓋を開閉したり、スリツトを
形成したり、ストツパーを折り畳んだり、広げた
りくりことが不要であつて、単に収納箱の開閉蓋
の隙間から収納箱の内部に係止片を挿入し、上記
開閉蓋の折曲挿入片(差込みタイプのメインフラ
ツプ)に上記係止片を引つ掛けるだけで、収納箱
を吊り下げることができ、しかも安価で簡単な収
納箱吊下部材を提供するにある。
以下、本考案を図示の実施例によつて説明す
る。
第4図aに示す本考案の吊下部材21は、その
上端部にフツク部すなわち吊下部21aが形成さ
れ、その下端部は折り返されて、係止片21bが
形成されている。この折り返された係止片21b
によつて収納箱22を以下に説明するように引つ
掛けて吊り下げ、上記吊下部21aによつて、例
えば第1図に示すように、棒3などに吊り下げる
ものである。一般に各種物品を収納する箱22
は、第4図aに示すように、その開閉蓋24の基
端部が箱22に一体に取り付けられ、その自由先
端部が折り曲げられて、ここに折曲挿入片24a
が形成され、この折曲挿入片24aを箱22の中
に挿入し、周知のように、折曲挿入片24aの折
曲部分の両端の切込みと側蓋(サイドフラツプ)
22aの突部とによるロツク機構により箱22を
確実に封緘している。従つて、この挿入された折
曲挿入片24aとこれに対向する箱22の一側壁
との間には、隙間25が形成されている。上記吊
下部材21は、第4図bに示すように、その下端
部の係止片21bから上記隙間25の間に挿入さ
れ、上記折り返された係止片21bを蓋24の折
曲挿入片24aに引つ掛けるようにして箱22を
吊り下げる。この場合に、係止片21bは、最
初、箱22の一側壁と折曲挿入片24aとの間で
圧迫されながら、下方へ挿入されて、折曲挿入片
24aの下端まで深く挿入されると、上記係止片
21bに折曲挿入片24aの押圧から免れるの
で、係止片21bの自由端部は、その自己復元弾
力特性により少し開く、そしてこの自由端部が少
し開いた状態で吊下部材21を上方へ持ち上げれ
ば、係止片21bは、折曲挿入片24aに引つ掛
かるのである。そして、更に、この吊下部材21
の吊下部21aを、第1図に示すように、棒3な
どに引つ掛けて吊り下げれば、収納箱22の折曲
挿入片24aの折曲部分の両端に形成された切込
みと側蓋22aとによるロツク機構によつて開閉
蓋24が開かないために、収納箱22も吊下部材
21の係止片21bによつて折曲挿入片24aが
引つ掛けられて吊り下げられる。
第4図cは、上記第4図bにおいて、線C−C
に沿つた断面図であり、この図により吊下部材2
1の係止片21bが蓋24の折曲挿入片24aを
引つ掛けるようにして吊り下げている様子が明ら
かである。この図において、箱22の中に収納さ
れる各種物品が点線で示されているが、この点線
で示されている物品26の上側縁部の一部が吊下
部材21の係止片21bに当接し、蓋24の折曲
挿入片24aを上記係止片21bで引つ掛けて吊
り下げた場合に上記係止片21bが箱22の重量
で押し下げられて下方に開くのを防止している。
即ち、一般に、収納箱22の中には、各種物品が
収納されていて、その物品の上側縁部が折曲挿入
片24aを引つ掛けた係止片21bを側面から押
さえ付けるように当接して支持しているので、箱
22の重量が吊下部材21の係止片21bに掛つ
ても、係止片21bは、押し下げられて開くこと
がない。第4図dは、上記第4図bにおいて、線
D−Dに沿つた断面図であり、吊下部材21の係
止片21bが蓋24の折曲挿入片24aを引つ掛
けるようにして吊り下げている様子が明示されて
いる。
第5図に示す吊下部材31は、その吊下部材3
1aと係止片31bとの中間部31cが幅広に形
成されていて、この部分に、箱に収納された各種
物品の名称やコマーシヤルなどを表示することが
できるようになつていて、便利なものになつてい
る。
第6図a〜fは、本考案の吊下部材の他の実施
例を示したものである。上記第4図又は第5図に
示した吊下部材21又は31を箱22に、前述し
たように挿入した場合、吊下部材の吊下部を第1
図に示すように棒3などに引つ掛けて箱を吊り下
げている場合には問題ないが、挿入しただけの場
合には、この吊下部材を何らかの方法で保持して
いない限り、吊下部材は箱の中に挿入されたまま
更に箱の底まで落ちてしまう欠点がある。この欠
点を解除し、下まで落ちないようにしたものが第
6図a〜fに示す吊下部材32〜37である。即
ち、第6図aに示す吊下部材32は、その中間部
の上方が下部より幅広に形成されていて、この部
分の左右両側に落下防止片32d,32′が設け
られている。従つて、この吊下部材32を前述し
たように下方より箱の中に挿入しても、上記幅広
に形成された落下防止片32d,32d′が箱の上
方両端部に突き当るので、吊下部材32が更にこ
れ以上に箱の中に挿入されて、落下することがな
い。従つて、上述したように、吊下部材32を棒
3などに吊下げない状態においても、吊下部材3
2が箱の中に落ち込んでしまうことがない。この
第6図aの場合において、上記両側に延出した落
下防止片32d,32d′の左右両先端間の長さ
は、箱の上側面の吊下部材32を挿入する横手方
向の長さよりも大きいことが望ましいが、ほぼ同
じ程度の長さでも落下防止の機能を果すことがで
きる。
第6図bに示す吊下部材33は、第6図aのよ
うに中間部の左右両側に延出して形成された落下
防止片33d,33d′を前方に折り曲げたもので
ある。従つて、この吊下部材33の下方より箱の
中に挿入した場合には、上記前方に折り曲げられ
た落下防止片33d,33d′が箱の開閉蓋の上面
に突き当るため、吊下部材33が箱の中に落下す
ることがない。また、この吊下部材33の場合に
は、第6図aの吊下部材32のように、落下防止
片33d,33d′の左右両先端間の長さを箱の上
側面の横手方向の長さよりも大きくしなければな
らないという制限が不要である。
第6図cに示す吊下部材34は、中間部の左右
両側に延出して形成された落下防止片34d,3
4d′の下部内側に切込み34e,34e′を形成し
たものである。そして、この左右両側に設けられ
た切込み34e,34e′間の長さは、箱の左右両
側面間の長さと同じ長さに形成したものであつ
て、この吊下部材34を箱の中の挿入した場合に
は、上記左右の切込み34e,34e′に箱の左右
両側面の上端部が割り込むようになつている。そ
の結果、吊下部材34は、箱の中に落下しないだ
けでなく、切込み34e,34e′が箱の左右両側
面の上端部に係合して固定されるようになつてい
る。
第6図dに示す吊下部材35は、中間部の左右
両側に延出して形成された落下防止片35d,3
5d′の下端部と係止片35bの下端部との長さ
を箱の蓋の折曲挿入片の縦方向の深さよりもわず
かに長いように形成し、かつ上記落下防止片35
d,35d′の下部内側に切込み35e,35e′を
設けたものである。この左右両側に設けられた切
込み35e,35e′間の長さは、第6図cと同様
に、箱の左右両側間の長さと同じ長さに形成され
ている。このように形成された吊下部材35を箱
に挿入するには、落下防止片35d,35d′を第
6図cのように左右にまつすぐに伸ばした状態で
箱の中に挿入する。そして、箱の左右両側面の上
端部が左右の切込み35e,35e′の中に深く挿
入されるまで下方へ吊下部材35を押し込んだ
後、これを持ち上げれば、係止片35bが箱の蓋
の折曲挿入片に引つ掛る。前述したように、上記
長さが蓋の折曲挿入片の深さ方向の長さよりも
わずかに長いように形成されているので、係止片
35bが折曲挿入片を引つ掛けた状態では、上記
落下防止片35d,35d′の下端部は、箱の上側
面よりもわずかに上方にある。従つて、この落下
防止片35d,35d′を図合ように前方に折り曲
げれば、この状態で吊下部材35を吊り下げ又は
支持しない自由な状態にしても、落下防止片35
d,35d′の下端部が箱の蓋に当たるので、吊下
部材35がそれより深く箱の中に落ち込むことが
ないだけでなく、吊下部材35がガタつくことも
ない。そして、この時、上記長さは、折曲挿入
片の深さ方向の長さよりもわずかに長いだけであ
るので、係止片35bと折曲挿入片との係合が外
ずれることもない。上記第6図c,dの吊下部材
において、上記切込み34e,34e′および35
e,35e′間の長さの箱の左右両側面間の長さに
等しいようにすると説明したが、何もこれにとら
われず、この長さよりも短かくても、上記切込み
に箱の対向する前側面の上端部を挿入するように
して設定したり、又は落下防止片35d,35
d′を折り曲げない伸ばした状態で全体を箱の中に
挿入して吊り上げて、落下防止片35d,35
d′を折り曲げるようにして設定してもよいが、こ
の場合には、切込み35e,35e′が不要なだけ
でなく、落下防止片35d,35d′の伸ばした状
態における先端間の長さが箱の横幅より短かいこ
とが必要である。
第6図eは、上記第6図c,dに示す吊下部材
を人形状に形したものである。このように人形状
に形成して、これに例えばコマーシヤルに使用し
ているタレントの似顔絵などを描くようにすれ
ば、宣伝に利用することもできる。この場合にお
いて、人形の腕は、上述した落下防止片の役目を
なし、脇の下が切込みの役目を果しているのであ
る。
また、第6図fに示す吊下部材37は、その中
間部を折り曲げて、その部分に段部37fを形成
したものである。従つて、吊下部材37を箱の中
に挿入した場合には、上記段部37fが箱の上端
部に突き当るため、吊下部材37を棒3などに吊
り下げたり、又は保持しなくとも、吊下部材37
が箱の中に落ち込んでしまうことがない。なお、
上記吊下部材37は、その中間部が2回折り曲げ
られて、段部37fを形成しているが、1回だけ
折り曲げられた折曲部のみであつても落下防止の
役目を果すことができる。
第7図は、本考案の吊下部材41を各箱42の
上側の蓋および下側の蓋の間に前述したように挿
入して引つ掛けたものを互いに吊下部同志を引つ
掛けて、次々に鎖状に連結したものであつて、店
頭などにおいての商品のデイスプレイに非常に有
効である。このように本考案の吊下部材41は、
箱の蓋部分の蓋間に挿入して容易に箱を吊り下
げ、しかも第7図のように、箱の上蓋のみなら
ず、下蓋の部分にも、同様な方法で使用されて、
容易に箱を吊り下げることができるのである。
第8図は、以上説明した本考案の吊下部材を箱
の蓋部分の隙間に挿入して、引つ掛けて吊り下げ
た場合に、箱の重量によつて蓋が容易に開いてし
まう時、その蓋の開閉部分であつて、吊下部材を
避けた端部にシール50を貼り付けて蓋が開いて
しまうのを防止することを示しているものであ
る。また、蓋が容易に開かない場合であつても、
収納される物品の性質上又はその他の理由によつ
て、開閉蓋の部分にシールを貼り付ける場合に
も、第8図に示すように、その開閉部分の端部に
シールを貼り付ければ、本考案の吊下部材を使用
することができる。この第8図においては、シー
ルは、蓋の開閉部分の一方の端部にのみ貼り付け
られているが両端部に貼り付けても同じことであ
る。
第9図は、本考案の更に他の実施例を示した図
であつて、この第9図に示す吊下部材51は、そ
の吊下部51aが上記実施例と異なつているのみ
で、他の部分は同じである。上記第4〜8図に示
した実施例の吊下部は、釣針状に形成されたフツ
ク部になつているが、この第9図に示す吊下部材
51の吊下部51aは、ドーナツ状に形成されて
いて、その中心に形成された孔51bを第1図に
示したような紐又は棒3などに挿通して、全体を
吊り下げることができるようにしたものである。
このように、棒3などに挿入されたものは、上記
第4〜8図に示したものに比べて、容易にはずれ
にくいという利点もある。なお、本考案の吊下部
材の吊下部は、前述したような釣針状又はドーナ
ツ状のものについて説明したが、なにもこれらの
ものに限定されるものでなく、例えば、第9図の
吊下部51aに孔51bがなくても、画鋲などで
この吊下部51bを止めて吊り下げることも可能
である。
以上説明したように、本考案の収納箱吊下部材
は、その下端部が折り返されて形成された係止片
を、収納箱の開閉蓋の隙間から箱の中へ単に挿入
して蓋の折曲挿入片に引つ掛けて吊り下げるよう
にしているので、この吊下部材を箱に取り付ける
に当つて、箱の蓋をいちいち開いて取り付ける必
要がないだけでなく、箱に吊下部材を挿入するた
めのスリツトを形成することも不要であり、簡単
で経済的である。
更に、吊下部材の係止片は、上方に向つて折り
曲げられているので、この係止片を収納箱の蓋の
隙間に挿入する時、係止片が邪魔とならず、スム
ーズに無理なく挿入することができる。
また、第7図にも示したように、上蓋部分だけ
でなく、下側の蓋部分にも挿入するだけで容易に
取り付けて吊り下げることができるので、鎖状に
次々と連結して店頭のデイスプレイにすることも
できる。
本考案の吊下部材は、一般に紙で作ることがで
き、非常に経済的である。また、紙以外の部材と
して、例えば、プラスチツクなどでも作ることが
できる。特に、重量のあるものに対しては、プラ
スチツクなどで作ると有効である。
本考案の吊下部材は、特に、歯磨きや薬などの
収納箱として使用されているすべての1本サツク
のカートン箱に使用することができ、しかもその
箱の蓋を開けることなく、閉じたままの状態で簡
単に無理なく、挿入して、取り付け、吊り下げる
ことができる。
また、吊下部材の上部は、種々の形状にするこ
とができ、そこに名称やコマーシヤル等を表示す
ることもできる。
更に、本考案の吊下部材は、第6図a〜eに示
すように、その中間部の上方を幅広に形成して、
落下防止片を設けることにより、吊下部材を箱の
中に挿入して、吊下部材を棒などに吊り下げた
り、又は何らかの方法で保持しなくても、吊下部
材が箱の中に底まで落ち込んでしまうことがな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は、収納箱を吊り下げて店頭などにデイ
スプレイした状態を示す収納箱吊下部材の斜視
図、第2図a,bは、従来の吊下部材の斜視図で
あつて、第2図aは、吊下部材を収納袋に取り付
ける前の図、第2図bは、取り付けた状態の図、
第3図a,bは、他の従来の吊下部材の斜視図で
あつて、第3図aは、吊下部材を収納箱に取り付
ける前の図、第3図bは、取り付けた状態の図、
第4図a〜dは、本考案の一実施例を示す吊下部
材の斜視図又は断面図であつて、第4図aは、吊
下部材を収納箱に取り付け前の斜視図、第4図b
は、取り付けた状態の斜視図、第4図cは、第4
図bの線C−Cに沿つた断面図、第4図dは、第
4図bの線D−Dに沿つた断面図、第5図は、本
考案の吊下部材に収納物品の名称やコマーシヤル
などを表示したものの一例を示す斜視図、第6図
a〜fは、それぞれ本考案の更に他の実施例であ
る吊下部材の斜視図、第7図は本考案の吊下部材
を使用して、収納箱を鎖状に補数個連結した状態
を示した斜視図、第8図は、本考案の吊下部材を
取り付けられた収納箱にシール50を貼り付けた
状態の斜視図、第9図は、本考案の更に他の実施
例を示す吊下部材の斜視図である。 21,31〜36,41,51……収納箱吊下
部材、21a,31a,51a……吊下部、21
b,31b,35b……係止片、22,42……
収納箱、24……開閉蓋、24a……折曲挿入
片、32d〜35d,32d′〜35d′……落下防
止片、37f……段部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 開閉蓋の一端を折り曲げて形成された折曲挿
    入片を有する収納箱を吊り下げるための収納箱
    吊下部材あつて、一端が折り返されて形成され
    た係止片と、他端に形成された吊下部と、を有
    し、上記係止片で上記折曲挿入片を引つ掛けて
    収納箱を吊り下げることを特徴とする収納箱吊
    下部材。 2 上記係止片が開閉蓋の折曲挿入片と収納箱と
    の隙間から挿入されて、折曲挿入片を引つかけ
    ている状態において、上記係止片は、一方の面
    が収納箱の中に収納されている物品により押圧
    されて、他方の面を上記折曲挿入片と接触する
    方向に押動する実用新案答録請求の範囲第1項
    記載の収納箱吊下部材。 3 上記一端に形成された係止片と他端に形成さ
    れた吊下部との中間部には、落下防止部が設け
    られていることを特徴とする実用新案答録請求
    の範囲第1項又は第2項に記載の収納箱吊下部
    材。 4 上記落下防止部は、上記中間部が他端部より
    も幅広に形成された落下防止片で形成されてい
    ることを特徴とする実用新案答録請求の範囲第
    3項記載の収納箱吊下部材。 5 上記落下防止部は、上記中間部が折り曲げら
    れて形成された段部又は折曲部であることを特
    徴とする実用新案答録請求の範囲第3項記載の
    収納箱吊下部材。 6 上記落下防止片の先端間の長さは、収納箱の
    両側面間の長さにほぼ同じか又はより長いこと
    を特徴とする実用新案答録請求の範囲第4項記
    載の収納箱吊下部材。 7 上記落下防止片の下部内側には、切り込みが
    形成されていることを特徴とする実用新案答録
    請求の範囲第4項又は第6項記載の収納箱吊下
    部材。 8 上記落下防止片は、折り曲げられていること
    を特徴とする実用新案答録請求の範囲第4項又
    は第6項又は第7項記載の収納箱吊下部材。 9 上記落下防止片の下端部と上記係止片の下端
    部との間の長さは、上記折曲挿入片の深さ方向
    の長さよりもわずかに長いことを特徴とする実
    用新案答録請求の範囲第4項又は第6項ないし
    第8項いずれか1項に記載の収納箱吊下部材。
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