JP5119758B2 - 包装箱 - Google Patents

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Description

本発明は、包装箱に関し、より詳細には、箱体の上縁部より延設された引掛部に対して、展示場所に設置される吊下棒等を係合させて、内部に収納された商品を吊り下げ展示することが可能な包装箱に関する。
従来より、展示用の包装箱に収納された商品を店舗に陳列する方法として、展示棚に包装箱を配列させる方法と、収納場所に吊り下げ展示用の吊下棒を設けて、包装箱を吊下棒に吊り下げる方法とが用いられている。
特に、包装箱に収納される商品が、小型で軽量な場合には、包装箱を吊下棒で吊り下げて陳列する方法が多く採用されている。
このように、吊り下げ陳列される包装箱には、吊下棒に係合するための引掛部が設けられている。一般的な包装箱は、包装箱の一の上縁部に上蓋を設け、対向する他の上縁部を延伸させて引掛部を形成する構成となっている。このように引掛部を形成することによって、包装箱の上蓋を閉じた状態において、引掛部を包装箱の上方へと突出させることが可能となっている(例えば、特許文献1参照)。
また、引掛部が設けられた収納部材を包装箱の内壁面に固着することによって、包装箱の上蓋が形成された一側壁部に対向する他の側壁部より、引掛部を突出形成させる構造も提案されている。このように引掛部を形成する場合も、包装箱の上蓋を閉じた状態において引掛部を包装箱の上方へと突出させることが可能となっている(例えば、特許文献2参照)。
実公昭52−7823号公報 実公平7−38124号公報
しかしながら、上述した方法によって引掛部を形成する場合、引掛部を吊下棒に吊り下げて展示する際には上蓋の閉設に引掛部が邪魔にならないという利点があるが、吊下棒に吊り下げることなく商品を展示棚に配列展示させる場合には、突出された引掛部が邪魔になってしまうという問題があった。また、この問題は商品を展示棚に配列展示する場合だけでなく、複数の包装箱を搬送用の大型箱に収納する場合においても同様に発生し、円滑に商品を収納することが困難になるという問題があった。
このため、包装箱を配列展示し、または大型箱に収納する場合に、引掛部を上蓋の上側に重ねるようにして折り曲げる方法が用いられているが、このように引掛部を折り曲げても引掛部が包装箱の外側に形成されていることに変わりがないため、引掛部が上蓋側から立ち上がって(起き上がって)しまうことが多かった。このため、立ち上がってしまった引掛部によって、配列展示された包装箱の整列状態が乱れたり、大型箱への包装箱の収納作業が煩雑なものとなったりするという問題があった。
また、包装箱の外側に突出しないように引掛部を包装箱内に収納することが好ましいが、上述したように当該他の側壁部の上縁部を延伸させて引掛部を形成する場合に引掛部を包装箱内部に収納させると、蓋体の端部に形成される差込部を包装箱内へと差し込むことが困難になるため、上蓋の閉設に支障が生ずるという問題があった。
一方で、引掛部が設けられた収納部材を包装箱の内壁面に固着する場合には、その固着箇所等を適宜設計することによって、包装箱内に引掛部を収納させつつ、差込部を包装箱内へと差し込むことも可能であるが、そのために引掛部が設けられた収納部材を包装箱の内壁面に固着する作業が必要となるため、包装箱に引掛部を形成するための作業負担が増大するという問題があった。
本発明には上記問題に鑑みてなされたものであり、包装箱において簡易に引掛部を形成することができると共に、展示に際して引掛部を利用しない場合には、引掛部を包装箱に収納させつつ上蓋の閉設を簡易かつ確実に行うことが可能な包装箱を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る包装箱は、有底矩形筒状を呈する箱体の一の上縁部に、前記箱体の上面を形成する蓋部が折り曲げ開閉可能に形成されると共に、該蓋部の端部に、前記一の上縁部に対向する他の上縁部より前記箱体の内側へと差し込まれて前記蓋体の容易な開放を防止する差込部が形成される包装箱において、前記他の上縁部に前記箱体の内側へと折り曲げ形成されると共に、更にその端部が前記他の上縁部方向へと折り返し形成されて、前記他の上縁部より上方へと先端部が突出する引掛部が形成されることを特徴とする。
このように、本発明に係る包装箱では、引掛部が他の上縁部に箱体の内側へと折り曲げ形成されると共に、更にその端部が他の上縁部方向へと折り返し形成されて、他の上縁部より上方へと先端部が突出する構造となっているので、引掛部を突出させた状態で包装箱の上面を蓋部によって形成し、差込部を引掛部の前面より箱体の内部へと差し込むことが可能となる。
一方で、引掛部が他の上縁部に箱体の内側へと折り曲げ形成されると共に、更にその端部が他の上縁部方向へと折り返し形成されているので、この折り曲げ形成および折り返し形成によって、引掛部の背面側となる他の上縁部に蓋部の差込部を収納するための収納部を形成することが可能となる。このため、上方へと突出された引掛部を他の上縁部の高さ位置で折り曲げて箱体の内側へと収納することによって、引掛部の上面を覆うようにして蓋体で箱体の上面を形成し、差込部を収納部へと差し込むことが可能となる。
従って、本発明に係る包装箱では、引掛部を箱体の外部に突出させた状態で商品を収納することができ、さらに、引掛部を箱体の内部に収納させた状態で商品を収納することができるので、商品の吊り下げ展示と配列展示とのどちらの展示方法に対しても対応することが可能となる。
特に、引掛部を箱体の内部に収納させた状態では、引掛部が配列展示の際に邪魔になることがないので、配列展示された包装箱の整列状態を保つことができ、また、大型箱への包装箱の収納作業においても作業負担の軽減を図ることが可能となる。
また、上記包装箱の前記引掛部において、前記折り曲げ形成された折曲部分から前記折り返し形成された折返部分までの寸法が、前記差込部における前記蓋部側端部から先端部までの寸法よりも長いものであることが好ましい。
このように、折り曲げ形成された折曲部分から折り返し形成された折返部分までの寸法を、差込部における蓋部側端部から先端部までの寸法よりも長くすることによって、収納部に差込部を十分に差し込ませて確実に収納させることができ、また、収納された差込部が容易に外れてしまうことを防止することが可能となる。
本発明に係る包装箱では、引掛部が他の上縁部に対して箱体の内側へと折り曲げ形成され、更にその端部が他の上縁部方向へと折り返し形成されて、他の上縁部より上方へと先端部が突出する構造となっているので、引掛部を別体に形成して固着させる等することなく、簡易に引掛部を形成することができる。
また、引掛部の折り曲げ形成および折り返し形成によって、引掛部の背面側となる他の上縁部に蓋部の差込部を収納するための収納部を形成することができるため、展示に際して引掛部を利用しない場合であっても、引掛部を包装箱に収納させつつ上蓋の閉設を簡易かつ確実に行うことが可能となる。
以下、本発明に係る包装箱について、図面を用いて詳細に説明する。図1は本発明に係る包装箱の展開図を示している。また、図2(a)は、図1に示す展開図を組み立てて、包装箱を有底の矩形筒形状を構成した状態を示した前方斜視図を示し、図2(b)はその側方断面図を示している。
包装箱1は、長方形を成す4つの側面部2〜5と、底面部6と、上面部(蓋部)7、引掛部8とによって概略構成されている。包装箱1は、図1に示すように一枚の紙材によって形成されており、上述した4つの側面部2〜5、底面部6、上面部7、引掛部8は、一体に形成されている。
4つの側面部2〜5は、幅広の長方形状を成す前面部2および背面部3と、幅狭の長方形状を成す右側面部4および左側面部5とによって構成されており、背面部3の一側縁に設けられる糊シロ部10を右側面部4の内側に固着させることによって矩形状の筒部を形成している。
前面部2の下縁部には、包装箱1の底面を形成する底面部6が設けられており、底面部6の先端には、下差込部6aが形成されている。また、前面部2の上縁部(一の上縁部)11には、包装箱1の上面を形成する上面部7が設けられており、上面部7の先端には上差込部(差込部)7aが形成されている。
なお、下差込部6aは底面部6の端部を折り曲げ加工することによって形成されるものであるが、底面部6と下差込部6aとの折曲部分(点線部E)には、次述するフラップ12b、13bに係合する切込6bが左右に設けられている。また、上差込部7aも同様に、上面部7の端部を折り曲げ加工することによって形成されるものであるが、上面部7と上差込部7aとの折曲部分(点線部F)には、次述するフラップ12a、13aに係合する切込7bが左右に設けられている。
右側面部4と左側面部5の上縁部および下縁部には、それぞれフラップ12a、12b、13a、13bが形成されている。フラップ12a、12b、13a、13bは、上面部7および底面部6が包装箱1の上面および底面を形成するようにして折り込まれた際に、上面部7および底面部6の内側(包装箱の内側)に位置することにより、上面および下面の側部の隙間を塞ぐ役割を有している。また、各フラップ12a、12b、13a、13bの背面部3側の側縁部は、クランク状に加工されており、フラップ12a、12b、13a、13bの先端部側に比べて基部側が側方に房出した突縁部14a、14b、15a、15bが形成されている。
ここで、下縁部に形成されるフラップ12b、13bの突縁部の幅L1は、底面部6と下差込部6aとの折曲部分(点線部E)に形成される切込6bの長さL1に対応して規定され、上縁部11に形成されるフラップ12a、13aの突縁部の幅L2は、上面部7と上差込部7aとの折曲部分(点線部F)に形成される切込7bの長さL2に対応して規定されている。
このため、上面部7および底面部6が折り曲げられて上面および底面を形成する場合に、包装箱の内側に位置するフラップ12a、12b、13a、13bの突縁部14a、14b、15a、15bが差し込まれた上差込部7aおよび下差込部6aの切込6b、7bに入り込んで上面部7および底面部6と係合する状態となり、上面部7および底面部6が容易に開放してしまうことを防止する構造となっている。
背面部3の上縁部(他の上縁部)17には、引掛部8が形成されている。引掛部8は上縁部17より延伸された帯状の紙材によって構成されており、図3〜図5に示すように、適宜折り曲げ加工および折り返し加工が行われることによって、本発明に特有の機能を発揮することが可能となる。
まず、引掛部8は、図2(a)に示すように、図1の点線部Aにおいて折り曲げ加工が成されている。通常、紙材により構成される包装箱では、箱の外面(表面)に対してイラストや商品名等が描画される一方で、箱の内面(裏面)は購入者から見えないため、例えば灰色等の素材色がそのまま表された状態となっている。このため、引掛部8をそのまま延伸させた状態で形成すると、紙材の裏面が包装箱1の前面部2側に露出してしまうおそれがある。そこで、本実施の形態に係る包装箱1では、商品名等が描かれる紙材表面を包装箱1の前面に表示させるべく引掛部8の点線部Aを折り曲げて裏面の露出を防いでいる。
なお、本実施の形態では、紙材表面を包装箱1の前面に表示させるべく引掛部8の点線部Aを折り曲げる構成としているが、例えば、紙面の表面と裏面との両方に表面加工を行う場合や、透過性を備えたプラスチックシート材料等によって包装箱1を構成する場合等には、裏面の露出を防止する必要がないため、点線部Aが先端部となるようにして引掛部8を構成することも可能である。
点線部Aの折り曲げ加工によって、紙材が2枚重ね合わされた引掛部8の上部には、展示場に設置される吊下棒等を挿通させるための係合孔18が形成されている。本実施の形態では、図2に示すように、円形孔を係合孔18として形成するが、係合孔18は必ずしも円形状に限定されるものではなく、側方から切り込みが入れられたL字状の切欠部等であってもよい。このようにL字状に切り込みを入れることによって、側方から吊下棒を案内して引掛部8を吊下棒に吊り下げることが可能となる。
図3(a)は、図2に示す包装箱1において、点線部Bを谷折りに折り曲げると共に、点線部Cを山折りに折り曲げた状態を示した前面斜視図であり、図3(b)は、図3(a)に示す包装箱1の側方断面図である。
図3に示す包装箱1では、図2に示すように引掛部8が、背面部3の上縁部17(図1に示す点線部C)において包装箱1の内側方向へと折り曲げられて背面部3の内側面に当接し、さらにその端部(図1の点線部B)において上方へと折り返されて、引掛部8の上部が上縁部17よりも上方へと突出するように折り曲げ加工されている。このように、点線部Cを山折りにし、点線部Bを谷折りに折り曲げ加工することによって、図3(a)(b)に示すように、引掛部8の一部が重畳された状態に折り曲げられ、その上端部19(図1において点線部Aによって折り曲げられた部分)が、背面部3の上縁部17より上方へと突出した状態を保つことになる。
ここで、点線部Bから点線部Cまでの距離L3は、上差込部7aにおける上面部7の折り曲げ部分(点線部F)から先端部までの距離L4よりも長い寸法(L3>L4)となるように規定されている。また、点線部Cには、背面部3の上縁部17の中央を中心とする環状穴20が形成されており、点線部Cの折り曲げ加工によって、上縁部17の中央に半球状の凹状部21が形成されている。
このようにして折り曲げ形成された引掛部8を有する包装箱に商品を収納し、展示する方法について説明する。
まず、包装箱1に収納された商品を吊り下げ展示する場合、図3に示すように引掛部8の一部が重畳された状態において、右側面部4に形成されるフラップ12aと左側面部5に形成されるフラップ13aとを、それぞれの側面の上縁部より包装箱1の内側へと折り曲げ、図4(a)(b)に示すように、上面部7を上縁部11において折り曲げて、上差込部7aをフラップ12a、13aと引掛部8の前面部分との間に差し込む。図4(c)は、フラップ13aと引掛部8の前面部との間に上差込部7aが差し込まれた状態を示している。
このようにして、引掛部8を背面部3の上縁部17より上方へと突出させることによって、フラップ12a、13aと上面部7とで包装箱1の上面を形成することができるので、包装箱1を吊り下げ展示に適した状態で、商品を包装箱1内に収納することができる。またフラップ12a、13aの突縁部14a、15aが上面部7と上差込部7aとの間に形成される切込7bに入り込んで上面部7と係合するので、上面部7が容易に開放してしまうことを防止することが可能となる。
一方で、包装箱1に収納された商品を展示棚等に配列展示させる場合、図3に示す引掛部8の状態において、右側面部4および左側面部5に形成されるフラップ12a、13aを包装箱1の内側へと折り曲げ、図5(a)(b)に示すように、フラップ12a、13aの上面に対して、上縁部17より突出する引掛部8を包装箱1の内側へと折り曲げる。このように折り曲げ加工を行うことによって、フラップ12a、13aおよび引掛部8を上面部7の下側へと収納することが可能となるため、折り曲げられた引掛部8の上面を覆うようにして上面部7を折り曲げ、引掛部8の点線部Cの折り曲げおよび点線部Bの折り返しにより形成される収納部22に上差込部7aを差し込むことによって、上面部7により包装箱1の閉設が行われる。
このように引掛部8を折り曲げて上面部7の内側(下側)へと収納することにより、引掛部8が包装箱1の外部に突出されることがないため、配列展示される包装箱1の整列状態を保つことができ、また、大型の搬送用箱等へ包装箱1を収納する場合における作業負担の軽減を図ることが可能となる。
また、引掛部8の点線部Cの折り曲げ加工および点線部Bの折り返し加工によって上差込部7aを収納するための収納部22が形成されるので、引掛部8を包装箱1の内部に収納させつつ、上面部7によって包装箱1の上面を形成し、さらに上差込部7aにより上面部7の容易な開放を防止することができる。
特に、収納部22の背面部3側部分は、点線部Cの折り曲げ部分と背面部3とによって紙材が2枚重ね合わされた状態となっているため、収納部22に差し込まれた上差込部7aが2枚分の紙材の厚みとその剛性とによって容易に引き抜けない構造となっている。このため、収納部22に収納された上差込部7aは、収納部22によって十分に係止されることとなり、上面部7が容易に開放してしまうことを防止することが可能となる。
また、引掛部8における点線部Bから点線部Cまでの距離L3が、上差込部7aにおける上面部7の折り曲げ部分(点線部F)から先端部までの距離L4よりも長い寸法(L3>L4)に規定されているので、収納部22に上差込部7aを十分に差し込ませて確実に収納させることができ、また、収納された上差込部7aが容易に外れてしまうことを防止することが可能となる。
一方で、上差込部7aを収納部22に収納する場合には、背面部3の上縁部17中央に半球状の凹状部21が形成されているので、上差込部7aの先端を、凹状部21にガイドさせつつ差し込ませることによって、円滑に上差込部7aを収納部22に収納させることが可能となり、上面部7の閉設作業における作業負担の軽減を図ることができる。
以上説明したように、本発明に係る包装箱1では、引掛部8が点線部Cおよび点線部Bによって折り曲げ・折り返し加工されて収納部22を形成するため、上方へと突出する引掛部8を包装箱1の内側へと収納した場合であっても、上面部7の上差込部7aを収納部22に収納させて包装箱1を閉設することができる。このため、包装箱1の外側へ引掛部8が突出することが無くなり、配列展示される包装箱1の配列状態を保つことができると共に、大型の搬送用箱等へ包装箱1を収納する場合における作業負担の軽減を図ることが可能となる。
一方で、包装箱1を吊り下げ展示する場合には、引掛部8を上方へと突出させた状態で上面部7によって包装箱1の閉設を行うことができるので、商品を包装箱1に収納した状態で吊り下げ展示することが可能となる。
以上、本発明に係る包装箱を、図面を用いて詳細に説明したが、本発明に係る包装箱は上述した実施の形態には限定されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到しうることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上述した実施の形態では、包装箱が紙材によって形成する場合について説明を行ったが、包装箱の素材は必ずしも紙材に限定されるものではなく、他の素材、例えばプラスチックシートなどによって形成されるものであってもよい。
実施の形態に係る包装箱を示した展開図である。 実施の形態に係る包装箱において、引掛部を点線部Aにおいて折り曲げ形成した状態を示す図であり、(a)は前方斜視図、(b)は側方断面図を示している。 図2に示す包装箱において、引掛部を点線部Bおよび点線部Cにおいて折り曲げ・折り返し形成した状態を示す図であり、(a)は前方斜視図、(b)は側方断面図を示している。 図3に示す包装箱において、引掛部を起立させつつ上面部で包装箱の上面を形成した状態を示す図であり、(a)は前方斜視図、(b)は後方斜視図、(c)は側方断面図を示している。 図3に示す包装箱において、引掛部を包装箱の内部に折り曲げつつ上面部で包装箱の上面を形成した状態を示す図であり、(a)は前方斜視図、(b)は側方断面図を示している。
符号の説明
1 …包装箱
2 …前面部
3 …背面部
4 …右側面部
5 …左側面部
6 …底面部
6a …下差込部
6b …(下差込部の)切込
7 …上面部(蓋部)
7a …上差込部(差込部)
7b …(上差込部の)切込
8 …引掛部
10 …糊シロ部
11 …(前面部の)上縁部(一の上縁部)
12a、12b …(右側面部の)フラップ
13a、13b …(左側面部の)フラップ
14a、14b …(右側面部のフラップにおける)突縁部
15a、15b …(左側面部のフラップにおける)突縁部
17 …(背面部の)上縁部(他の上縁部)
18 …(引掛部の)係合孔
19 …(引掛部の)上端部
20 …(背面部の上縁部に形成される)環状穴
21 …(背面部の上縁部に形成される)凹状部
22 …収納部
L1 …下縁部側のフラップの突縁部の幅
L2 …上縁部側のフラップの突縁部の幅
L3 …引掛部における点線部Bから点線部Cまでの距離
L4 …上差込部における点線部Fから先端部までの距離

Claims (1)

  1. 有底矩形筒状を呈する箱体の一の上縁部に、前記箱体の上面を形成する蓋部が折り曲げ開閉可能に形成され
    前記一の上縁部に対向すると共に、前記箱体の背面部の端部に設けられる他の上縁部に、前記箱体を吊下棒に吊り下げて展示する引掛部が形成される包装箱において、
    前記引掛部は、前記箱体の内側へと折り曲げ形成されると共に、前記引掛部の先端部が前記他の上縁部より上方へ突出するよう前記他の上縁部方向へと折り返し形成され、
    前記蓋部の端部に形成される差込部を、前記引掛部の前面側から前記箱体の内部へ差し込み、前記引掛部を前記箱体の外部に突出させた第一の状態と、
    前記他の上縁部より上方へ突出した前記引掛部を、更に前記箱体の内部へ折り曲げ形成し、前記差込部を、前記引掛部の背面側から前記箱体の内部へ差し込み、前記引掛部を前記箱体の内部に収納させた第二の状態とになり、
    前記引掛部の前記折り曲げ形成された折曲部分から前記折り返し形成された折返部分までの寸法が、前記蓋部の端部に形成された前記差込部における前記蓋部の側端部から先端部の寸法よりも長いこと
    を特徴とする包装箱。
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