JPS61227872A - 塗布膜形成方法 - Google Patents

塗布膜形成方法

Info

Publication number
JPS61227872A
JPS61227872A JP6773685A JP6773685A JPS61227872A JP S61227872 A JPS61227872 A JP S61227872A JP 6773685 A JP6773685 A JP 6773685A JP 6773685 A JP6773685 A JP 6773685A JP S61227872 A JPS61227872 A JP S61227872A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coated
liq
coating
heating
opposite
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6773685A
Other languages
English (en)
Inventor
Masabumi Matsunaga
正文 松永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nordson KK
Original Assignee
Nordson KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nordson KK filed Critical Nordson KK
Priority to JP6773685A priority Critical patent/JPS61227872A/ja
Publication of JPS61227872A publication Critical patent/JPS61227872A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は一般塗装における塗布膜の形成方法に係わる。
従来、一般の塗布作業に当っては、被塗物に対し塗料を
塗布した後(第1A図)、その塗布面を加熱しく第1B
図)、乾燥を行うことが通例であった。所がその加熱乾
燥過程において、特に樹脂を含んだ液体の塗料において
は、その加熱による乾燥過程において、次の如き問題が
あった。それを図面によって説明する。上記第1B図の
ゝA”部の拡大図第1C図を参照されたい。先ず被塗物
である板1の表面1f上に塗料が塗布され、塗着層Pが
出来る。その塗着層次その内部へと伝導して行く。さて
上記のように塗着層の表面が加熱されると先ず該表面部
の液体成分が蒸発即ち乾燥して同化が始まる。そして塗
着層の表面にいわゆる表皮Pfが形成きれる。該表皮は
固化しているが、塗着層の内部は依然として未乾燥で未
だ液体の状態である。その液体に上記の表皮を通して熱
が伝わってくると、その液体が気化して乾燥が始壕る。
この気化作用によって発生した気体は、上記の表面部に
おいては大気へと放散されたのであるが、今度は上述の
ように硬い表皮に覆われているためそれに遮ぎられて、
大気中には放散されずに、表皮の内側に封じ込められる
ことになる。即ち乾燥した塗着層即ち塗膜の中に多くの
気泡Vfとなって残ることになるのである。このように
して、塗膜の中には、多くの気泡が散在することになる
のである。これは塗装の美観を損うばかりで々く、塗膜
の塗着強度の低下をも招くものであわ、業界にとっては
多年の懸案であった。これを未然に防ぐ手段として、業
者間では塗布膜を必要以下に薄くしたり、乾燥温度をよ
り低くそして乾燥時間をより長くしたり、その他溶剤、
樹脂、添加剤などの選択、配合等々多くの配慮と、並々
ならぬ努力が払われてきたのである。
本発明の動機は、上記の諸問題を解決することにあった
本発明の目的は、表裏ある物体の面上に塗布された塗布
膜の乾燥過程において、該塗布膜内に発生する気泡を未
然に防止することにある。
本発明の要旨は、表裏ある物体の一面上に樹脂を含む液
体を塗布する場合、その塗布した面の反対面側より加熱
する(第2A図参照)ことであり、それによってその塗
着層を乾燥する方法である。そしてその反対面側より加
熱するタイミングとして5次の三法があげられる。即ち
■−面の塗布と同時に、又はその塗布後加熱する。■前
項■の加熱作業終了後、今度は塗布面側よりも加熱する
。■−面塗布終了後両面側より同時加熱する等である。
なお、本発明の対象とする樹脂を含む液体とは、一般の
液体塗料は勿論、水溶性系、水分散系、パウダスラリー
等を含み、従って(表裏ある)物体とは、その材質が樹
脂以外のものとなる。
本発明の作用と効果について説明する。第2B図を参照
されたい。同図は表裏ある物体即ち板状の被塗物の面上
に液体塗料をスプレィ塗布した場合の断面図の拡大図で
ある。板状物体11の一面即ちllf面上に、スプレィ
によって塗布されだ液体塗料は塗着して塗着層P2を形
成する。上記塗布作業と同時に、その塗着面と反対の面
11b側より、加熱(Hb )する。該加熱により、板
状被塗物11は温度上昇し、その熱は反対側11fへと
伝導し、前記塗着面11(に達する。そしてその熱は、
該塗着面に接している塗着層P2に伝導し、即ち塗着し
ている液体塗料を加熱する。その加熱によって、該液体
塗料中に含まれている液体は気化し、塗着層内に気泡V
f、を作る。と同時に、上記液体の気化した部分は、液
体を含ま々い樹脂だけが残って固化する。その固化作用
によって上記気泡V ftは未だ固化していない軟かい
液体部分即ち上記塗着層P2の表面11f側へと押しや
られる。
このようにして、塗着層内部の液体塗料の中の液体の気
化した気泡Vf1は逐次表面側へ移−へ− 勧進行する産科の固化作用により、どんどんと産着層の
表面側へと押しやられ、遂に大気中に追い出されるので
ある。従って、固化した塗着層内には気泡は全く存在し
なくなるのである。
即ち、第2C図に示すように、気泡の全く存在しない完
全無欠の膜P3が得られるのでおる。
なお、上述の塗布方法としては、スプレィ式を述べたが
、これはエアスプレィ式及びエア1/ススプレイ式の双
方を指し、その他、ロールコート式、ディッピング式、
キスコート式等も包含される。
以上が本発明の基本であるが、その塗布面の反対面側加
熱のタイミングにも種々の方法が考えられる。即ち、−
面堕布作業と同時、又はその塗布作業終了後、或いは又
、両面同時加熱などである。以下、これらの方法を各項
目毎に説明する。
第1法。−面に対す液体塗料の塗布作業において、その
皇布面の反対面を、上記窪布と同時に又はその塗布の終
了後、加熱する方法である。
これは本発明の基本であり、あらゆるケースに適用出来
るものであるが、時間的に、特に乾燥時間をより短縮す
る必要ある場合には、条件によっては、次の第2法が適
用出来る。
第2法。−面に対する液体塗料の塗布作業において、そ
の塗布面の反対面側を、上記塗布と同時に又はその塗布
作業終了後、加熱しくレノ土第1法)、更に、その後上
記塗布面をも加熱するいわゆる裏表両面逐次加熱方法で
ある。水洗は、手記第1法で加熱した後、概ね液体の蒸
発の終了した時徹即ち釜石面加熱しても発泡1−ない時
点を見計って、vT5層の表面を加熱乾燥する方法であ
る。これは、そのタイミングが重要であり、これが適切
であれば、乾燥時間のより短縮化をはかることが出来る
第3法。−面に対する液体塗布作業において、該塗布作
業終了後、該塗布面側と、その反対面側との両面側を同
時に加熱し、乾燥する方法である。水洗は、半分は従来
の如く、塗着層の表面からも加熱するもので、気泡が封
入される危険性もある。しかし、従来の方法においても
、諸条件、例えば溶剤や樹脂の特性、産着層の厚さ、加
熱温度、被塗物の形状等その他業者のノウハウ等によシ
、気泡残存の比較的少いケースもあった。このような場
合には、従来の表面からの加熱に加えて、裏面からの加
熱が加勢されれば、より容易に、より完壁に、かつ、よ
シ短時間に乾燥することが出来ることになるのである。
以上のように、本発明による加熱乾燥法によれば、樹脂
を含む液体の塗布作業において、その塗布面の反対面に
対する加熱により発生する気泡の窪布膜への封入を防ぎ
、乾燥時間を短縮し、かつ、美忙にして産着強度の大な
る塗布膜を得ることが出来るのである。
【図面の簡単な説明】
第1A図は板状物に対する一般のスプレィ塗布の側面図
 第1B図は同士図における塗着層に対する加熱乾燥法
 第1C図は第1B図塘”部の拡大断面図 第2A図は
本発明による板状物に対する液体塗料の塗布とその産着
層に対する加熱乾燥法の説明図 第2B図は第2A図上
ゝゝB〃 部の拡大断面図 第2C図は第28図におけ
る乾燥終了後の断面図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、表裏ある物体11の一面11f上に、樹脂を含む液
    体を塗布し、その塗布作業と同時に、又はその後、上記
    塗布した面の反対面11b側を加熱し、それによって上
    記塗布した塗着層P_2を乾燥することを特徴とする塗
    布膜形成方法。 2、表裏ある物体11の一面11f上に、樹脂を含む液
    体を塗布し、その塗布作業と同時に、又はその後、上記
    塗布した面11fの反対面11b側を加熱し、しかる後
    、上記塗布面11f側をも加熱し、よって上記塗布した
    塗着層P_2を乾燥することを特徴とする塗布膜形成方
    法。 3、表裏ある物体11の一面11f上に、樹脂を含む液
    体を塗布し、その後、該塗布面11fとその反対面11
    bとの両面側を同時に加熱し、よって上記塗布した塗着
    層P_2を乾燥することを特徴とする塗布膜形成方法。
JP6773685A 1985-04-01 1985-04-01 塗布膜形成方法 Pending JPS61227872A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6773685A JPS61227872A (ja) 1985-04-01 1985-04-01 塗布膜形成方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6773685A JPS61227872A (ja) 1985-04-01 1985-04-01 塗布膜形成方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS61227872A true JPS61227872A (ja) 1986-10-09

Family

ID=13353536

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6773685A Pending JPS61227872A (ja) 1985-04-01 1985-04-01 塗布膜形成方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61227872A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63221829A (ja) * 1987-03-12 1988-09-14 Sankyo Dengyo Co Ltd 分散機
JPH0231864A (ja) * 1988-07-18 1990-02-01 Konan Diecast Takamatsu Kojo:Kk 焼付塗装方法
WO2013069697A1 (ja) * 2011-11-08 2013-05-16 東レ株式会社 多孔性フィルム積層体の製造方法、多孔性フィルム積層体および蓄電デバイス
JPWO2013038953A1 (ja) * 2011-09-14 2015-03-26 エムテックスマート株式会社 Ledの製造方法、ledの製造装置およびled

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56152757A (en) * 1980-04-30 1981-11-26 Daido Steel Co Ltd Continuous painting and baking device
JPS5826977B2 (ja) * 1978-01-20 1983-06-06 株式会社神戸製鋼所 破砕機

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5826977B2 (ja) * 1978-01-20 1983-06-06 株式会社神戸製鋼所 破砕機
JPS56152757A (en) * 1980-04-30 1981-11-26 Daido Steel Co Ltd Continuous painting and baking device

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63221829A (ja) * 1987-03-12 1988-09-14 Sankyo Dengyo Co Ltd 分散機
JPH0231864A (ja) * 1988-07-18 1990-02-01 Konan Diecast Takamatsu Kojo:Kk 焼付塗装方法
JPWO2013038953A1 (ja) * 2011-09-14 2015-03-26 エムテックスマート株式会社 Ledの製造方法、ledの製造装置およびled
WO2013069697A1 (ja) * 2011-11-08 2013-05-16 東レ株式会社 多孔性フィルム積層体の製造方法、多孔性フィルム積層体および蓄電デバイス

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3787230A (en) Method of applying powder paint
KR960040467A (ko) 폴리우레탄 외피를 갖는 폴리우레아 배면 제품의 제조 방법
JPH0651160B2 (ja) 水性メタリック塗料の塗装方法
JPS61227872A (ja) 塗布膜形成方法
JP5286279B2 (ja) 被覆すべき表面を水で前処理した後に液状膜を適用する方法
JP7031907B2 (ja) 環境保護タイプの水転写印刷プロセス及び相応の部材の表面構造
US6120837A (en) Priming method for uneven surface
US2510967A (en) Apparatus for producing wrinkle texture on nonwrinkling films
JPS61230771A (ja) 中空型容器に対する塗装被膜形成方法
JP6573691B2 (ja) 車両へのコーティング素材の塗布で用いられる方法及びシステム
US1370967A (en) Ornamenting and protecting metal surfaces
JPH0231863A (ja) コーティング剤の塗布並びにその熟成方法
US4948633A (en) Method for painting an article
US2268012A (en) Method of finishing articles
JPS61236837A (ja) プラスチツク製容器に対する塗装被膜形成方法
US2536049A (en) Coating composition
JPS61254266A (ja) 塗装用マスキング治具
JP2006026547A (ja) 塗装乾燥方法
JPH01143668A (ja) コーティング剤の塗布並びにその熟成方法
US333259A (en) Process of ornamenting surfaces
US1001585A (en) Process for ornamenting surfaces.
JP2517098Y2 (ja) マスキングテープ
JPH01180275A (ja) 樹脂成形体の塗装方法
JP2947597B2 (ja) 鋳物加工品の塗装方法及びそれによって得られた意匠性鋳物塗装品
JP2717073B2 (ja) 塗装方法