JPS61226335A - 車両用液体容器 - Google Patents

車両用液体容器

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Publication number
JPS61226335A
JPS61226335A JP6820085A JP6820085A JPS61226335A JP S61226335 A JPS61226335 A JP S61226335A JP 6820085 A JP6820085 A JP 6820085A JP 6820085 A JP6820085 A JP 6820085A JP S61226335 A JPS61226335 A JP S61226335A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid
porous member
fuel tank
holes
vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6820085A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Kurahashi
倉橋 和生
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Shatai Co Ltd
Original Assignee
Nissan Shatai Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Shatai Co Ltd filed Critical Nissan Shatai Co Ltd
Priority to JP6820085A priority Critical patent/JPS61226335A/ja
Publication of JPS61226335A publication Critical patent/JPS61226335A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、車両に塔載される燃料タンク等の車両用液体
容器に関し、更に詳しくは防音を企図した車両用液体容
器に関するものである。
(従来の技術) 従来から、例えば車両に塔載される車両用液体容器とし
ての燃料タンクには、防音を企図した車両用液体容体が
知られている。この燃料タンクには、第6図に示すよう
に、燃料タンク1の構成壁2にバッフルプレート3,3
を設けて燃料タンクを3つの小室に分けると共に、バッ
フルプレート3.3に液体連通口4.4を設けて液体の
揺動に基づく波の発生を阻止して液体揺動時の異音の発
生・を軽減するようにしたものがある(実公昭51−1
7364号公報参照)。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、この様な燃料タンクでは、バッフルプレート
3,3によっても、液体の揺動が完全に阻止されないの
で、車両の発進時若しくはブレーキング時等に液体が構
成壁2及びバッフルプレート3,3にぶつかったり、液
面上の波どうしがぶつかって生じる異音の軽減が充分に
なされず、しかも、バッフルプレート3,3は液体揺動
防止のため鋼板製とされることが多いので、バッフルプ
レート3,3の分だけ燃料タンクの重量が増加するとい
う問題点があった。
(発明の目的) 本発明はこのような液体揺動による異音を極力遮音する
と共に、重量を極力軽減した車両用液体容器を提供する
ことを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明にかかる車両用液体容器は、少なくとも液面に臨
む上部構成壁面に沿わせて多孔部材を設けたことを特徴
とする。
(作用) 本発明にかかる車両用液体容器では、液体が揺動して、
液体の液面が多孔部材にぶつかると、液面に生じた波が
多孔部材に吸収されて消波され、液面の波が多孔部材に
ぶつかったり液面の波どうしのぶつかりによって生ずる
異音の発音が軽減される。又、車両用液体容器に液体が
満たされるときには、液体が多孔部材に侵入する。
(実施例) 以下、本発明にかかる車両用液体容器の未流側を図面に
より説明する。
第1図は、車両用液体容器としての燃料タンク及びこの
燃料タンクに設けられる多孔部材の第1実施例を示して
おり、第1図において、5は燃料タンクである。この燃
料タンク5は、上部構成壁5aと下部構成壁5bと有し
ている。上部構成壁5aと下部構成壁5bとのそれぞれ
の周縁には、上部構成壁5aと下部構成壁5bとを溶接
固定するためのフランジ5c 、 5dが形成されてい
る。
上部構成壁5aの内側には、係止部材6.6が複数突設
されている。この係止部材6,6は上部構成g15aの
内側に配設される多孔部材7を固定するためのものであ
って、断面り字形状の突片とされ基端部が上部構成壁5
aに固定され、自由端部が折り曲げ可能とされている。
この多孔部材7は、第1実施例では第2図に示すように
箱型形状とされ2発泡樹脂により一体に形成されている
。この多孔部材7は、燃料タンク5の上部構成1j15
aの内壁面と下部構成壁5bの上部の内壁面とに密着し
て装着されるものである。この多孔部材7を形成する発
泡樹脂としては、例えば、発泡ウレタンの発泡率の高い
もの等のように、樹脂表面には不定形の穴が多数形成さ
れ、樹脂内部には、樹脂表面の穴と連通ずる不定形の空
隙が多数不規則に形成されたものが用いられている。
この多孔部材7は、液体揺動時の液面の波を消波すると
共に、液面の波とおしのぶつかりにより生ずる異音を遮
音するものであって、液面が多孔部材7に接するときは
、多孔部材7の樹脂表面の六8.8・・・を通して樹脂
層内部の空隙9,9・・・に速やかに流入するともに、
液面がこの多孔部材7から離れるときには、樹脂表面の
穴8,8・・・を通して樹脂内部空隙9,9・・・から
液体が自重により速やかに流出するようになっている。
この多孔部材7による液面の波の消波は、樹脂表面の六
8,8を仕切る仕切壁10.10によって行なわれる。
又、この多孔部材7を箱型形状に形成する構成壁7bは
液面と多孔部材7とのぶつかりや液面の波どうしのぶつ
かりにより生ずる異音の遮音効果を発揮できる程度の厚
さに形成されている。
この多孔部材7の構成Q7bには多孔部材7を係止部材
6,6により燃料タンク5に装着するための装着用孔1
1.11・・・が形成されている。この燃料タンク5は
、上部構成壁58に突設された係止部材6.6の自由端
部を折曲して多孔部材7を上部構成壁5aに装着した後
、上部構成壁5aと下部構成壁5bとのフランジ5c 
、 5dとを溶接接着して形成される。
この燃料タンク5によれば、多孔部材7が発泡樹脂によ
り一体に形成され、多孔部材7の樹脂表面には穴8.8
が設けられ、樹脂内部には空隙9゜9が多数形成されて
いるので、液体揺動時の液面の波は多孔部材7にぶつか
るとき、穴8.8の仕切壁10.10により消波される
と共に、液面の波と多孔部材7とのぶつかりや液面の波
どおしのぶつかりにより生ずる異音が遮音され、しかも
、燃料タンク5に液体が充填されるときには、樹脂表面
の穴8,8を介して樹脂内部の空隙9,9に液体が流入
し、燃料タンク5の液面が多孔部材7の樹脂表面から離
れるときには、樹脂内部の空隙9゜9から液体が流出し
て燃料タンク5の容積を著しく減少させることなく多孔
部材7を装着可能となり、加えて多孔部材7が発泡樹脂
で形成されているので、燃料タンク5の重量を従来のも
のに比して著しく軽減できるという効果を奏する。
第3図、第4図は1本発明にかかる車両用液体容器の第
2実施例であり1図中5は車両用液体容器としての燃料
タンクである。この燃料タンク5は、多孔部材11の構
成を除いてその他の構成は第1実施例の燃料タンクと同
様なので、その他の構成は省略し、多孔部材11の構成
について説明する。
この多孔部材11は5例えば、アルミニウム薄板等のよ
うな薄い金属板等を用いて形成されるものであり、その
大きさ及び形状は第1実施例に示した多孔部材7と同様
に燃料タンク5の上部構成壁5aと下部構成壁5bの上
記とに密着するように箱型形状とされ、一体成形されて
いる。
この多孔部材11を形成する金属板12は第4図に示す
ように、多数のスリット13.13・・・が金属板12
の厚さ方向に貫通されている。この金属板12は第5図
に示すように多重に折り曲げられて多層体14とされる
。この金属板12は、多孔部材11を展開図に如く展開
したときのその展開図の幅よりも大きな幅を有して、長
手方向に延在するものである。
この金属板12を折り曲げる時の長さは、同様に多孔部
材11の展開図の長さよりも長いものとされている。
金属板12のスリット13.13・・・は、燃料タンク
5内の液体を流通させるためのものであり、金属板12
は多層体14とされるときに、上下の層にあるスリット
13.13・・・が連通するるように、ランダムに折り
曲げられる。これにより、この多層体14にはその厚さ
方向に連通孔15,15・・・が形成される。
多孔部材】1はこの多層体14をプレス加工することな
どにより一体に形成される。尚、この多孔部材11には
、燃料タンク5の上部構成壁5aに装着するための装着
用孔16.16・・・がその厚さ方向に形成されるが、
この装着用孔16.16は、多層体形成時に所定の位置
に設けられる。
第2実抛例の燃料タンク5では、液面の波が液体揺動時
に、連通孔15,15により消波吸収されることにより
、液面の波と多孔部材11どの衝突や液面の波とおしの
衝突により生ずる異音を遮音することが可能となり、し
かも、金属板が多層になっているので、この遮音効果は
、従来のものに比べて著しく高いものとされている。加
えて、金属板12のの多層体からなる多孔部材11の連
通孔15.15と金属板12が薄く、多孔部材11の内
部に液体が出入するので、燃料タンク5の容積を減少さ
せることなく、しかも、燃料タンク5の重量を軽減する
ことができる。
(発明の効果) 本発明にかかる車両用液体容器は、少なくとも、液面に
臨む上部構成壁面に沿わせて多孔部材を設けたので、液
体が揺動として液体の液面が多孔部材にぶつかると、液
面に生じた波が多孔部材に吸収されて消波され、液面の
波が多孔部材にぶつかりや液面の波どおしのぶつかりに
よって生じる異音の発生が、従来のものに比べて著しく
軽減されれるという効果を奏すると共に、車両用液体容
器に液体が満たされるときには、液体が多孔部材に侵入
するので、車両用液体容器の容積の減少を極力小さくし
て、多孔部材を設けることが可能となるという効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本発明にかかる車両用液体容器と
しての燃料タンクの実施例を示しており。 第1図は、本発明の第1実施例にかかる燃料タンクの断
面図、第2図は第1実施例の燃料タンクに装着される発
泡樹脂からなる多孔部材の斜視図。 第3図は、本発明の第2実施例にかかる燃料タンクの断
面図、第4図は第2実施例にかかる燃料タンクの多孔部
材を形成する金属板の部分平面図、第5図は、第3図に
示された金属板を多層に折曲して形成した多層体の部分
断面図、第6図は、従来の燃料タンクの概略斜視図であ
る。 5・・・燃料タンク、 7・・・発泡樹脂からなる多孔部材。 8・・・樹脂表面の穴、 9・・・樹脂内部の空隙、 11・・・金属板の多層体からなる多孔部材、13・・
・スリット、 14・・・金属板の多層体。 15・・・多層体の連通孔。 第1図 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)車両用液体容器の少なくとも液面に臨む上部構成
    壁面に沿わせて多孔部材を設けたことを特徴とする車両
    用液体容器。
JP6820085A 1985-03-30 1985-03-30 車両用液体容器 Pending JPS61226335A (ja)

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JP6820085A JPS61226335A (ja) 1985-03-30 1985-03-30 車両用液体容器

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JP6820085A JPS61226335A (ja) 1985-03-30 1985-03-30 車両用液体容器

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6337490A (ja) * 1986-08-01 1988-02-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd 文字認識装置
JPS6387121U (ja) * 1986-11-27 1988-06-07
JPS6387122U (ja) * 1986-11-27 1988-06-07
JP2006302655A (ja) * 2005-04-20 2006-11-02 Equos Research Co Ltd 燃料電池システム
US7611167B2 (en) * 2004-10-06 2009-11-03 Honda Motor Co., Ltd. Vehicle fuel tank
FR2961152A1 (fr) * 2010-06-10 2011-12-16 Peugeot Citroen Automobiles Sa Reservoir d'un liquide d'un vehicule automobile avec des moyens d'attenuation du bruit de clapot

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