JPS61226290A - スリツタ−ナイフ - Google Patents
スリツタ−ナイフInfo
- Publication number
- JPS61226290A JPS61226290A JP6726585A JP6726585A JPS61226290A JP S61226290 A JPS61226290 A JP S61226290A JP 6726585 A JP6726585 A JP 6726585A JP 6726585 A JP6726585 A JP 6726585A JP S61226290 A JPS61226290 A JP S61226290A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- diamond
- slitter knife
- magnetic
- hard carbon
- carbon film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Nonmetal Cutting Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(発明の分野)
本発明は磁気テープ等の切断に使用されるスリック−ナ
イフに関するものである。
イフに関するものである。
(従来技術)
従来、磁気テープの切断にはスリッターナイフが用いら
れ、その材質としては、WC−Co等から成る超硬合金
が一般的に使用されている。
れ、その材質としては、WC−Co等から成る超硬合金
が一般的に使用されている。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしながら、超硬合金は、それ自体磁性を帯びるため
テープ切断時に磁気テープに悪影響を及ぼす恐れがあシ
、しかも連続切断に際しては、耐摩耗性に乏しいため、
耐久性に劣るものである。
テープ切断時に磁気テープに悪影響を及ぼす恐れがあシ
、しかも連続切断に際しては、耐摩耗性に乏しいため、
耐久性に劣るものである。
(問題点を解決するための手段)
本発明者は、上記欠点に対し、非磁性材料から収る基体
上にダイヤモンド、ダイヤモンド状炭素
° の硬質炭素膜を形改することKより、磁気テ
ープに磁気的影響を及ぼすことなく、耐摩耗性に優れ、
耐久性に優れたスリッターナイフが得られることを知見
した。
上にダイヤモンド、ダイヤモンド状炭素
° の硬質炭素膜を形改することKより、磁気テ
ープに磁気的影響を及ぼすことなく、耐摩耗性に優れ、
耐久性に優れたスリッターナイフが得られることを知見
した。
本発明のスリッターナイフは非磁性材料から成る基体上
に硬質炭素膜を被覆したものであるが、硬質炭素膜とし
てはダイヤモンド、ダイヤモンド状戻素
° のいずれかまたはそれらの複合体が使用でき
る。ここで、膜中にはダイヤモンド成分が50 ato
m%以上含有されるのが好ましい。即ち、 50 at
om%未満では、耐摩耗性、耐久性の点で不十分である
。
に硬質炭素膜を被覆したものであるが、硬質炭素膜とし
てはダイヤモンド、ダイヤモンド状戻素
° のいずれかまたはそれらの複合体が使用でき
る。ここで、膜中にはダイヤモンド成分が50 ato
m%以上含有されるのが好ましい。即ち、 50 at
om%未満では、耐摩耗性、耐久性の点で不十分である
。
本発明のスリッターナイフの基体は非磁性材料であるこ
とが重要である。非磁性材料としては、Mo、W等の非
磁性金、鴎、SiC、Si、N、、A/!0゜等のセラ
ミックのいずれでも使用できる。このような材質を選択
することにより、磁気テープに対し、何ら磁気的影響を
及ぼすことがない。
とが重要である。非磁性材料としては、Mo、W等の非
磁性金、鴎、SiC、Si、N、、A/!0゜等のセラ
ミックのいずれでも使用できる。このような材質を選択
することにより、磁気テープに対し、何ら磁気的影響を
及ぼすことがない。
基体上に設けられる硬質炭素膜としてはダイヤモンド、
ダイヤモンド状炭素;→4Vし←=料訟0≠466やま
たはそれらの複合体であるか、スリッターナイフの耐摩
耗性、耐久性の点から、膜中のダイヤモンド成分は50
atom%以上であることが好ましい。
ダイヤモンド状炭素;→4Vし←=料訟0≠466やま
たはそれらの複合体であるか、スリッターナイフの耐摩
耗性、耐久性の点から、膜中のダイヤモンド成分は50
atom%以上であることが好ましい。
基体上に設ける炭素膜の膜厚は0,5乃至30μの範囲
に設定さiる。即ち、0,5μ未満では、耐摩耗性にお
いて満足できるものでなく、80μより大きいと、チッ
ピングが発生する恐れがある0 硬質炭素膜の形UKあたっては、イオンビーム法、イオ
ンブレーティング法、スパッタ法等のPVD法、熱CV
D法、プラズマCVD法、光CVD法等のCVD法、あ
るいはダイヤモンド粒子の電着等、公知の方法を用いる
ことができるが、これらの中でも特にPVD法、CVD
法等の気相成長法が好ましい。気相成長法によれば膜の
緻密性に優れることから、テープやフィルムの切断の際
の切れ味を向上させることができ、 しかも、膜l!c
長が、刃先部に集中するため、刃先部の耐摩耗性をさら
に向上させることができる。
に設定さiる。即ち、0,5μ未満では、耐摩耗性にお
いて満足できるものでなく、80μより大きいと、チッ
ピングが発生する恐れがある0 硬質炭素膜の形UKあたっては、イオンビーム法、イオ
ンブレーティング法、スパッタ法等のPVD法、熱CV
D法、プラズマCVD法、光CVD法等のCVD法、あ
るいはダイヤモンド粒子の電着等、公知の方法を用いる
ことができるが、これらの中でも特にPVD法、CVD
法等の気相成長法が好ましい。気相成長法によれば膜の
緻密性に優れることから、テープやフィルムの切断の際
の切れ味を向上させることができ、 しかも、膜l!c
長が、刃先部に集中するため、刃先部の耐摩耗性をさら
に向上させることができる。
また、気相成長法によるダイヤモンド、ダイヤモンド状
炭素 −゛ 等の硬質炭素膜の形成の際、基体の材
質として、前述した材質のうちSiC,Si、N4特に
Si、N、を選択することにより、硬質炭素膜の基体へ
の密着性を上げることができることから、さらに耐久性
を向上させることかできる。
炭素 −゛ 等の硬質炭素膜の形成の際、基体の材
質として、前述した材質のうちSiC,Si、N4特に
Si、N、を選択することにより、硬質炭素膜の基体へ
の密着性を上げることができることから、さらに耐久性
を向上させることかできる。
本発明の以下の例で説明する。
実施例
基体として、SiC焼結体、Si、N4焼結体を用いて
、第1表に基づき下記の膜形成法により硬質炭素膜を形
成した。
、第1表に基づき下記の膜形成法により硬質炭素膜を形
成した。
ECRイオンビーム法
バイアススパッタ法
プラズマCVD法(ECR7’ラズ−vcVD法)得ら
れた被覆物に対して、下記の方法により、摩耗テスト、
磁気テープ切断テストおよびダイヤモンド成分の含有量
の測定を行なった。
れた被覆物に対して、下記の方法により、摩耗テスト、
磁気テープ切断テストおよびダイヤモンド成分の含有量
の測定を行なった。
(摩耗テスト)
ビンオンディスク法に基づき、所定の基体に硬質炭素膜
を設けた被覆面に対し、超硬合金から成るピンを101
<lFの荷重で圧接し、被覆物を回転させ、摩耗量を測
定した。
を設けた被覆面に対し、超硬合金から成るピンを101
<lFの荷重で圧接し、被覆物を回転させ、摩耗量を測
定した。
(磁気テープ切断テスト)
半径150yJの所望の基体からなるスリッターナイフ
の刃部にいずれかの方法によりダイヤモンド膜を形成し
、磁気テープ(テープ厚み0、2 +m )の連続切断
を行ないエツジ都がQ、 I ll1mの摩耗量になる
まで行なった。
の刃部にいずれかの方法によりダイヤモンド膜を形成し
、磁気テープ(テープ厚み0、2 +m )の連続切断
を行ないエツジ都がQ、 I ll1mの摩耗量になる
まで行なった。
(・ダイヤモンド成分の含有量の測定法)透過型電子顕
微鏡および電子線回折により各結晶構造の面積比から算
出した。
微鏡および電子線回折により各結晶構造の面積比から算
出した。
(発明の効果)
本発明のスリックナイフは上述したように、非磁性材料
の基体にダイヤモンド、ダイヤモンド状カーボンそ≠曲
妾≠I−かのいずれか又はこれらの複合体から収る硬質
炭素膜を被覆することによりナイフとして優れた耐摩耗
性および耐久性を得ることができ、しかも磁気テーフ゛
等に何ら磁気的影11を及ぼすことカニない。
の基体にダイヤモンド、ダイヤモンド状カーボンそ≠曲
妾≠I−かのいずれか又はこれらの複合体から収る硬質
炭素膜を被覆することによりナイフとして優れた耐摩耗
性および耐久性を得ることができ、しかも磁気テーフ゛
等に何ら磁気的影11を及ぼすことカニない。
Claims (3)
- (1)非磁性材料からなる基体上にダイヤモンド、ダイ
ヤモンド状カーボンのいずれかまたは、これらの複合体
から成る硬質炭素膜を0.5ないし30μの厚みで被覆
したことを特徴とするスリッターナイフ。 - (2)前記非磁性材料がSi_3N_4又はSiCであ
ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のスリッ
ターナイフ。 - (3)前記硬質炭素膜中にダイヤモンド成分が50at
om%以上含まれることを特徴とする特許請求の範囲第
1項記載のスリッターナイフ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6726585A JPS61226290A (ja) | 1985-03-29 | 1985-03-29 | スリツタ−ナイフ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6726585A JPS61226290A (ja) | 1985-03-29 | 1985-03-29 | スリツタ−ナイフ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61226290A true JPS61226290A (ja) | 1986-10-08 |
Family
ID=13339955
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6726585A Pending JPS61226290A (ja) | 1985-03-29 | 1985-03-29 | スリツタ−ナイフ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61226290A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0241195A (ja) * | 1988-08-02 | 1990-02-09 | Asahi Daiyamondo Kogyo Kk | 耐久性切断刃 |
JPH0283197A (ja) * | 1988-09-17 | 1990-03-23 | Fuji Photo Film Co Ltd | 積重金属板の断裁方法 |
JP2009023033A (ja) * | 2007-07-18 | 2009-02-05 | Kayaba Ind Co Ltd | スリッターナイフ |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5683379A (en) * | 1979-12-10 | 1981-07-07 | Daido Steel Co Ltd | Scissor |
JPS57100989A (en) * | 1980-12-12 | 1982-06-23 | Sumitomo Electric Industries | Coated ceramic tool |
JPS5821039A (ja) * | 1981-07-27 | 1983-02-07 | Bridgestone Corp | 流体入り防振ゴム用の流体 |
JPS591598B2 (ja) * | 1975-01-27 | 1984-01-12 | 東芝テック株式会社 | 印字機の印字ドラム基準パルス発生方法 |
JPS59108585A (ja) * | 1982-12-10 | 1984-06-23 | 京セラ株式会社 | セラミツク製鋏 |
-
1985
- 1985-03-29 JP JP6726585A patent/JPS61226290A/ja active Pending
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS591598B2 (ja) * | 1975-01-27 | 1984-01-12 | 東芝テック株式会社 | 印字機の印字ドラム基準パルス発生方法 |
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JPS57100989A (en) * | 1980-12-12 | 1982-06-23 | Sumitomo Electric Industries | Coated ceramic tool |
JPS5821039A (ja) * | 1981-07-27 | 1983-02-07 | Bridgestone Corp | 流体入り防振ゴム用の流体 |
JPS59108585A (ja) * | 1982-12-10 | 1984-06-23 | 京セラ株式会社 | セラミツク製鋏 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0241195A (ja) * | 1988-08-02 | 1990-02-09 | Asahi Daiyamondo Kogyo Kk | 耐久性切断刃 |
JPH0283197A (ja) * | 1988-09-17 | 1990-03-23 | Fuji Photo Film Co Ltd | 積重金属板の断裁方法 |
JP2009023033A (ja) * | 2007-07-18 | 2009-02-05 | Kayaba Ind Co Ltd | スリッターナイフ |
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