JPS61225804A - 板厚が大きく軟磁気特性のすぐれたFe基非晶質合金薄帯 - Google Patents

板厚が大きく軟磁気特性のすぐれたFe基非晶質合金薄帯

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JPS61225804A
JPS61225804A JP60064991A JP6499185A JPS61225804A JP S61225804 A JPS61225804 A JP S61225804A JP 60064991 A JP60064991 A JP 60064991A JP 6499185 A JP6499185 A JP 6499185A JP S61225804 A JPS61225804 A JP S61225804A
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amorphous alloy
soft magnetic
alloy
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駿 佐藤
Tsutomu Ozawa
小沢 勉
Toshio Yamada
山田 利男
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    • C22CALLOYS
    • C22C45/00Amorphous alloys
    • C22C45/02Amorphous alloys with iron as the major constituent
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C22METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
    • C22CALLOYS
    • C22C1/00Making non-ferrous alloys
    • C22C1/11Making amorphous alloys
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F1/00Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties
    • H01F1/01Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials
    • H01F1/03Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity
    • H01F1/12Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity of soft-magnetic materials
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は移動する冷却基板の表面で溶融状態にある金属
(合金)を急冷凝固する方法によりてつくられる板厚が
大きく、かつ軟磁気特性のすぐれたFe基非晶質合金薄
帯に関するものである。
(従来の技術) 金属(合金)を溶融状態から急冷して連続的に薄帯をつ
くる方法として基本的なものに遠心急冷法、単ロール法
で代表される溶融紡糸法がある。
この方法は回転する金属製ドラムの内周面又は外周面に
溶融金属のジェットを噴出して急冷凝固させ、−気に金
属の薄帯や線をつくるものである。
この方法によれば冷却速度がきわめてはやいので、合金
組成を適正に選ぶならば液体金属に類似した構造をもつ
非晶質金属(合金)を得ることができる。
非晶質金属(合金)は特異な性質によって実用的に注目
されている。特にその磁気特性は、原理的に異方性がな
く、結晶粒界などの欠陥がない、電気抵抗が大きいこと
などにより磁界の変化にきわめて敏感でかつ、損失も小
さいという特徴がある。この性質を応用する各種磁心は
すでに実用化ないしその直前の段階に達している。各種
磁気応用のなかで、もりとも量的な期待がかけられてい
るのは電カドランス用鉄心である。電カドランスの鉄心
には巻鉄心と積鉄心の2つのタイプがあるが、薄い非晶
質合金では作業性からほとんど巻鉄心に限られている。
非晶質合金が大型トランスに使われる積鉄心にも適用さ
れるためには、現在つくることのできる最大板厚的50
μmを大幅に越える厚い板厚が要求される。
非晶質合金の板厚を拡大する方法としてこれまでにいく
つかの提案がなされてきた。
一つは合金組成の適切な選定である。Hagiwara
らの報告(Sei e Rep t R@s * In
5teTohokuUniv A−29(1981) 
= 351)によれば、片面冷却法の一つである単筒−
ル法を用いてFe−8l−B合金を非晶質化する場合板
厚はFI1175Si1oB15が250μmでもつと
も厚く、この成分から遠ざかるに従い板厚は小さくなる
ことが示されている。
しかしながら、実用的な幅(20−以上)を有する薄帯
についてはこのように大きな板厚は得られないことは級
数的に知られている。その理由の1つけ薄帯の幅が広く
なるに従い、冷却速度が低下するためである。すなわち
板幅が大きくなるに従い、冷却基板の熱負荷は大きくな
り、基板温度が上昇し、結果として冷却速度が低下する
。冷却速度の低下は当然の事ながら、同一合金組成に対
して非晶質状態で得られる板厚を小さくする。
Hagivaraらの結果が大きな限界板厚を示した理
由は彼らの実験が冷却速度のはやい狭幅りがン(1■巾
)で行われたためと思われる。
冷却条件の悪い幅広材料の板厚限界は、Hagiwar
aらの結果に比べてかなり小さく、25ffi11幅の
場合45μm程度であった。これにより板厚を大きくす
るために、製造条件を変えても良い材料は得られない。
すなわち、従来の片面冷却法において板厚を変える製造
パラメータはl)ノズル開口部の幅(基板移動方向の長
さ)、i+)溶湯噴出圧力、1ii)ノズルと冷却基板
の間隔、IV)冷却基板の移動速度の4つと考えられて
きたが、これらのパラメータを変えるだけでは45μm
を越える板厚を得ることはできなかりた。ノ4ラメータ
の適正範囲を越えて無理に厚い板厚をつくろうとすると
、できた薄帯の形状や特性(磁性9機械的性質など)が
劣化した。
このように幅広で板厚の大きな実用性の高い材料をつく
ることは技術的にきわめて困難な状況にあったが、最近
20■以上の幅広材について板厚が少なくとも45μm
m最大120μmにも及ぶ板厚の大きな非晶質薄帯の製
造方法が本発明者らによって開示されている。それらは
特願58−216287、同59−33335.同59
−112015゜同59−154062などである。
これらの発明の要旨は、第2図に示すような複数個のス
ロット状開口部をもつノズルを用い、このノズルを通し
て合金の溶湯を移動する冷却基板上に流出させ薄帯とす
るものである。すなわち、上流側のパドル(ノズルから
流出した溶湯が基板上で形成する湯溜り)から引き出さ
れた半凝固状態の薄帯の上に次のパドルを重ね合わせる
ことによって、合金と冷却基板の熱的コンタクトが高め
られる。その結果、厚手化に必要なはやい冷却速度が達
成される。従来用いられている単一スロットノズルによ
る方法では板厚が501Rn以上で形状のよい薄帯は得
られなかった。たとえスロットの幅(基板の移動方向に
側りた開口部の長さ)を拡げても溶湯の供給と薄帯形成
とのマスバランス(物質収支)が平衡しないため、パド
ルは不安定となり均一な形状材質の薄帯はつくれないか
らである。またノ4ドルが不安定であると合金と基板と
の熱コンタクトが低下して、冷却速度が落ち、作製され
た薄帯は結晶化したり、脆くなったりした。
本発明者らによって開示される先行技術によって板厚が
少なくとも45μmから120μmの板厚が大きく形状
のよい非晶質合金薄帯を得ることが可能になりたことは
先に述べた通りであるが、これらの厚手薄帯には特性上
の問題があった。それは板厚がある値を越えると鉄損が
急激に増加する傾向があることである。
第3図は先行技術によって作製されたFe基非晶質合金
の板厚と鉄損の関係を示している。第3図から分るよう
に、板厚が65μmを越えると鉄損Wts/so (5
0Hz * 1.3 Te5laにおける鉄損)は急増
し、バラツキが大きくなる傾向を示す。
そこでこのような厚手非晶質合金に付随する磁性不良の
ないす、ぐれた特性をもつ厚手非晶質合金を安定して得
られることが待望されてきた。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は、厚く、広幅で、かつ軟磁気特性のすぐれたF
e基非晶質合金薄帯を提供するものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明の非晶質合金は、溶湯を移動する冷却基板の上に
噴出し、急冷することによってつくられ、板厚が少なく
とも65μm、板幅が少くとも20■であり、焼鈍後の
磁気特性が65趨以下の薄いものと同等ないしよりすぐ
れた性質を有するものである。その磁気特性は、直流の
履歴損失(ヒステリシス損)で評価するとき、Whl 
a7s oが0.06wa t tAII以下、好まし
くは0.04 watt/kp以下である。本発明にお
いて鉄損の評価をヒステリシス損で行な5のは、65μ
m以上で生じる板厚の増大にともな5急激な鉄損増加の
主要因が渦電流ではなくヒステリシス損によるからであ
る。直流の履歴損失評価に用いるWh1G/50は1.
0T・simの直流で測定した鉄損を50倍(50Hz
)した値で一灸シ 本発明の非晶質合金のヒステリシス損を板厚に対して示
したのが第1図である。従来材が65μmを越えると急
激に劣化するのに対して本発明材は65μm以上100
μmでも、小さな損失値を保持している。70μm厚の
従来材が0.06〜0.08のヒステリシス損をもつの
に対して同じ板厚の本発明材は0.025〜0.046
と約172である。100μm厚に対して、本発明材の
ヒステリシス損は比較材の約115で桁違いに小さい。
本発明の軟磁性がすぐれた厚手非晶質合金薄帯を製造す
るために急冷の前段(薄帯形成まで)は既に開示されて
いる方法と同一で先に説明したように、第2図に示すよ
うな複数個のメロット状開口部をもつノズルを用い、そ
れを通して合金の溶湯を移動する冷却基板の上に流出さ
せ薄帯とすることにより得られる。これによって上流側
のノ臂ドルから引き出された部分的に未凝固状態にある
薄帯の上に次のパドルが重ね合わされ押し付けられるこ
とにより合金と冷却基板の熱的コンタクトが高められる
。その結果、はやい冷却速度が得られYい薄帯が形成さ
れる。
本発明の非晶質合金は従来法に加えて急冷の後段(薄帯
形成から300℃までの冷却過程)の冷却速度を高める
手段を講じることによって得られる。軟磁性改善のため
には急冷工程後段の合金薄帯の冷却速度が500℃から
300℃の温度区間を少なくとも1000℃/秒となる
ように急冷することが必要である。合金薄帯の冷却速度
を監視し、制御するために鋳造中の薄帯自白面の温度を
少なくとも2個所で計測する必要がある。第4図は本発
明薄帯を得る際の鋳造中の薄帯1がロール2の表面に張
り付いている個所の温度を測る方法を示すもので、高温
側のA点と低温側のB点又は0点(薄帯の幅中央)に接
触式温度計3.4の端子を接触させる。なお5はノズル
である。A点およびB点又は0点で計測された温度を外
挿(又は内挿)すれば他の位置の温度を概算できる。し
たがって500℃から300℃の間の平均冷却速度を計
算できる。
次に本発明薄帯を得るための軟磁性改善の具体的方法に
ついて説明する。500℃から300℃までの冷却速度
に影響を及ばず因子は板厚が一定の場合、溶湯温度、ロ
ール周速、ロール温度、および薄帯と熱伝達媒体との熱
的接触状態などが考えられるが、本発明者らはこのうち
薄帯の熱的接触状態が最も支配的であることを実験的に
見出した。単ロール法で非晶質金属の薄帯を作製する場
合、溶湯の湯溜りからロールによって引き出された薄帯
は引き出された後も短時間ロールと熱的に接触した状態
にある。直径6005w+、幅70■の調合金製の単ロ
ールを用いて、25■幅の非晶質合金薄帯をつくるとき
、薄帯の板厚が80μm以下ならば、ロールと接触状態
にある薄帯の冷却速度は1000℃/秒以上であった。
通常の製造条件の範囲で、溶湯温度、ロール周速、ロー
ル温度を変えても冷却速度は大幅に変わらなかった。し
かじ薄帯がロールを離れ、大気中に放たれると冷却速度
は一気に162程度も低下した。
したがって、500〜300℃の間の冷却速度を100
0℃/秒以上に高める方策としては薄帯がその自由面温
度が少なくとも300℃に低下するまでロールとよい熱
的接触状態を保持することが一つの方法である。板厚が
40〜50μm以下の薄い薄帯の場合、ガス圧力やナイ
フェツジあるいは巻き取りなどによって強制的に剥離し
ない限り、薄帯はロールに張り付いているので、剥離位
置を適切に定めるだけでよいが、板厚が厚くなるほど剥
離は早くなるので、薄帯をロールに押し付ける手段を講
する必要がでてくる。このために薄帯自由面にガスの吹
き付け、押し付はロールによる押し付けなど公知の方法
が採用できる。またロール径を大きくすることも、接触
時間を長くするために有効である。
薄帯とロールの接触時間を長くする方法は約80μm厚
以下の薄帯に有効であったが、それを越えると、冷却速
度は不充分となり、しばしば1000℃/秒を下回るこ
とがある。このような場合、さらに補助冷却手段を講じ
る必要かあ、る。補助冷却手段としては第4図に示すよ
うな補助冷却ロール7.7・・・やベルト、ドライアイ
ス、水などを薄帯の自由面に接触させて薄帯を両面から
冷却する方法および/又は剥離後直ちに2次冷却を行な
う方法がある。
また、非晶質合金薄帯は急冷状態では歪等の影響により
軟磁気特性がすぐれないために焼鈍を行なう必要がある
。また巻鉄心の場合には巻歪により同様に歪が発生する
。よって、すぐれた軟磁気特性を得るためには、焼鈍を
行ない、−軸異方性を発生させる必要がある。−軸異方
性を発生させるためKは、通常磁界中焼鈍もしくは張力
焼鈍が行なわれるが、これらに限定されず、例えば皮膜
等の張力効果によって、−軸異方性を発生させる焼鈍を
採用することもできる。
次に本発明の合金の組成について述べる。本発明の非晶
質合金薄帯はFeを主成分とし、B、St。
Cを含む合金で% Fe、8bSl、Cdで表示される
化学組成をもつ、ここでaニア0〜85(at%)、b
: 6〜18、e : 2〜18、d:0〜4である。
またFeの一部を他の金属で置換した Fe1X0YfBbSleCdで表示される合金も本発
明の。
範囲に含まれる。ここでXはNi e Coのいずれか
IWi又は2種、YはCr、Mo、 Nbの1種又は2
種以上を示す。また組成の範囲は・:θ〜15、f:′
o〜5でa @ b + Ce dは上記の通り、それ
ぞれ、70〜85.6〜20.2〜18.0〜4である
本発明の上記合金組成は主に、飽和磁束密度および非晶
質形成能が高いことを条件に成分選定されたものである
。他の性質が要求される場合はさらに少量((3at%
)の異種元素を添加してもよい。
(実施例) 次に実施例をあげて説明する。
実施例1 凝固後の薄帯の冷却速度を制御できるCu製単ロール装
置を用いて化学組成がFe12.5Si1.5B12C
1(11% )の非晶質合金薄帯を鋳造し、その磁気特
性を調べた。
用いた冷却ロールの直径は600mm、幅705m*で
溶湯を噴出するノズルは第2図(b)のタイプの3重ス
ロットノズル(幅dO04−1長さ125■。
間隔鳳1■)であった。
製造条件が噴出圧0.2 kg7can” 、 C1k
回転数60 Orpm、薄帯誘導用補助ロールを用いて
薄帯の剥離位置をノズル直下から外周に沿って92aR
離れた位置とするとき(第4図(b)参照)、SO0〜
300℃における薄帯の平均冷却速度は約3×103℃
/秒で2くられ、360℃×60分、3QO・の磁界中
焼鈍された薄帯の板厚は第1表に示すよ5に平均73μ
m % 50 Hz I Te5laKおける全鉄損ハ
0.057 W7kg ヒx テリシス損0.024 
%41 テあった。
実施例2 第5図に示すような補助冷却手段を講じたCu製単ロー
ル装置および第2図(、)のタイプの4重スロットノズ
ルを用い、360℃×60分、300eの磁界中焼鈍さ
れた実施例1と同一組成の非晶質合金薄帯を鋳造し、そ
の磁気特性を調べた。ただしロールは直径1000m幅
200wmである。
製造条件を噴出圧0.2 ktz / twx”ロール
回転数36 Orpmで鋳造するとき、得られた薄帯は
第1表に示す通り、板厚が平均103μmm全鉄損0、
086 W/kpヒx fリシス損0.035 W/に
9テあった。
本発明の実施例1および2を、凝固後の冷却速度を特に
制御しない従来法と比較すると、第1表から明らかなよ
うに、凝固後の薄帯の冷却速度を高める方法によってつ
くられる本発明の厚手非晶質合金は従来法による比較例
に比べ鉄損、ヒステリシス損とも格段にすぐれた値をも
つことが分る。
以下余白 (発明の効果) 以上述べたように、軟磁気特性のすぐれた厚い非晶質薄
帯が得られるようになった結果、鉄心材料として積鉄心
への適用が可能になったほか、巻鉄心の場合にも占積率
の向上によるコア体積の低減などの2次的効果をもたら
した。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の厚手非晶質合金のヒステリシス損を従
来材と比較する図、ただし合金組成”80.5Si6.
5B12C1の例で示した。 第2図(a) e (b) e (e)は本発明の厚手
アモルファス合金をつくるために用いられるノズルの例
を示す底面図、第3図は従来法によってつくられるFe
8G、5Si4.5B12C1合金の鉄損W1い0の板
厚依存性を示す図、 第4図(、)(b)は本発明で用いられる鋳造中の薄帯
がロールの表面に張り付いている個所の温度を測る方法
を示す図で、(a)は薄帯誘導用補助ロールのない場合
(b)は薄帯誘導用補助ロールを付設した場合を示す、 第5図は補助冷却機構を付設した単ロール装置の構造お
よび薄帯温度計測位置を説明する図1・・・薄帯、2・
・・ロール、3,4・・・接触式温度計、5・・・ノズ
ル、6・・・メロット状開口部、7・・・補助冷却ロー
ル。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、板厚65μm以上、かつ板幅が20mm以上であり
    、焼鈍後にすぐれた軟磁気特性を示す板厚が大きく軟磁
    気特性のすぐれたFe基非晶質合金薄帯。 2、焼鈍後に単板状試料で測定した履歴損失W_h_1
    _0_/_5_0が0.06watt/kg以下である
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の板厚が大
    きく、軟磁気特性がすぐれたFe基非晶質合金薄帯。こ
    こでW_h_1_0_/_5_0は周波数が50Hz、
    磁束密度が1.0Teslaにおける直流の履歴損失(
    ヒステリシス損)を示す。 3、焼鈍後に単板状試料で測定した履歴損失W_h_1
    _0_/_5_0が0.004watt/kg以下であ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の板厚が
    大きく軟磁気特性がすぐれ、板厚の大きなFe基非晶質
    合金薄帯。 4、合金の化学組成がFe_aX_bY_cSi_dB
    _eC_fである特許請求の範囲第1項記載の板厚が大
    きく軟磁気特性のすぐれたFe基非晶質合金薄帯。ここ
    でXはNi、Coのいずれか1種又は2種YはCr、M
    o、Nb、の1種又は2種以上、 a70〜85(at%)、 b0〜15(at%)、 c0〜5(at%)、 d2〜18(at%)、 e6〜20(at%)、 f0〜4(at%)、 である。 5、焼鈍後に単板状試料で測定した全鉄損 W_1_3_/_5_0が0.18W/kg以下である
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の板厚が大
    きく軟磁気特性がすぐれ、板厚の大きなFe基非晶質合
    金薄帯。
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