JPS61225180A - フラン酸の新規な不飽和エステル及びその製造方法 - Google Patents

フラン酸の新規な不飽和エステル及びその製造方法

Info

Publication number
JPS61225180A
JPS61225180A JP1229186A JP1229186A JPS61225180A JP S61225180 A JPS61225180 A JP S61225180A JP 1229186 A JP1229186 A JP 1229186A JP 1229186 A JP1229186 A JP 1229186A JP S61225180 A JPS61225180 A JP S61225180A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
formula
acid
acrylic acid
catalyst
ester
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1229186A
Other languages
English (en)
Inventor
ロラン・レーブ
ベルナール・シヨーベル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rhone Poulenc Specialites Chimiques
Original Assignee
Rhone Poulenc Specialites Chimiques
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rhone Poulenc Specialites Chimiques filed Critical Rhone Poulenc Specialites Chimiques
Publication of JPS61225180A publication Critical patent/JPS61225180A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D307/00Heterocyclic compounds containing five-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atom
    • C07D307/02Heterocyclic compounds containing five-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atom not condensed with other rings
    • C07D307/34Heterocyclic compounds containing five-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atom not condensed with other rings having two or three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
    • C07D307/56Heterocyclic compounds containing five-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atom not condensed with other rings having two or three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals, directly attached to ring carbon atoms
    • C07D307/68Carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
  • Furan Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、フラン酸の新規な不飽和エステル、即ち、フ
ラン酸のアクリル酸又はアルキルアクリル酸アルキルエ
ステル及びその製造方法を目的とする。
7ラン酸の不飽和エステルとしては、特に2−7ラン酸
ビニル及び5−メチル−2−7ラン酸ビニルが知られて
いる〔アドバンスインポリマーサイエンス(Advan
ces in Polym@r Sci@nces )
A25.1977、グランジニ「重合反応におけるフラ
ン訪導体の挙動j p、 221゜これらの物質は単量
体として利点をほとんど与えないか又は全然与えないも
のである。
本発明の目的をなす7ラン酸の不飽和エステルは、次式
I 〔ここで、Rは水素又はC8〜C2アルキル基、好まし
くはC,アルキル基を表わし、 11jllゴ綜状y、は分肢状のC5〜C3、好ましく
はC7〜C4アルキレン基を表わし、 nは1〜4、好ましくは1の整数を表わす)を有するこ
とを特徴とする。
式■の不飽和エステルは、次式■   O I    I+ (ここでR及びR′は先に示した意味を有する)のアク
リル酸、メチルアクリル酸又はエチルアクリル酸のヒド
ロキシエチルエステルとハロゲン化70イルとを、両反
応体の使用量が理論量から反応体の一方について理bm
の10%過剰であるがまでの間のハロゲン化フロイル/
式11の反応体のモル比に相当するような量でもって反
応させることによって得ることができる。
使用できる式■の反応体としては、特にアクリル酸又は
メタクリル酸の2−ヒドロキシエチル、2−ヒドロキシ
プロピル、2−ヒドロキシ−1−メチルエチル、3−ヒ
ドロキシプロピル、2−ヒドロキシ−1−エチルエチル
、4−ヒドロキシブチルなどの各エステルがあげられる
ハロゲン化フロイルとしては、臭化フロイル、特に塩化
フロイルがあげられる。
本発明方法をより良〈実施するためには、反応は、0〜
40℃1好ましくは5〜20℃の温度で、しかも生成す
る水W !!i12を捕捉する触媒並びにハロゲン化7
0イルと式IIの反応体との共通溶媒の存在下に行わh
る。
用いることのできる触媒としては、不安定な水素を持た
ない第三アミン、例えは、01〜C6アルギル基を有す
るトリアルキルアミン、C1〜C2アルキル基を有する
N、N−シアルギルアニリン、第三アルキ1ンボリアミ
ン(トリエチレンジアミン、N、N。
N l 、 Nl−テトラメチルエチレンジアミン、N
N、N’、N’−テトラメチル−1,6−ブタンジアミ
ンなど)、ピリジン、メチルビリジンなどのような芳香
族第三アミンなどかあけられる。
触媒の使用h1は、触婢/生成する水才酌のモル比が理
論量から理−1知の10%過剰な肘までの間であるよう
t(モル比に相するち1である。
用いることのできる溶媒として目、ピリジン、芳香W溶
m (ベンゼン、トルエン、キシレンなど)、塩業化脂
肪族溶奴(ジクロルメタン、りpロホルム、四塩化炭素
、1.2−ジクロルエタンなど)かあげられる。
この溶媒は、少なくとも反応体を溶解させるのに十分な
針で用いられる。
ピリジンは触媒の役目と溶媒の役目を果すのでこれを用
いるのが特に有益である。
反応は一般に1又は2時間行われる。
反応に次いで触媒及び溶媒が所期のエステルから分離さ
れる。この操作は反応媒体を塩酸、硫酸、過塩素酸など
のような無機酸によって冷間で酸性化することによって
行うことができる。
しかして、この酸性化は、はぼ0℃で、反応しなかった
触媒の量よりも過剰側(この過刺澱は理@紺に対して1
00%までになり得る)の酷によって行うことができる
次いで、所期のエステルは、例えばデカンテーションに
よって分離され、次いで例えば水洗によって精製される
本発明の目的をなす式Iのフラン酸の不飽和エステルは
、被泣材製造用の架橋性重合体又は共重合体の製造用単
量体として用いることができる。
下記の実施例は例示として示すものであり、本発明を限
定するものではない。
例1 ノー4Z−艶−p−ノーター冬−Vソビ−1$−?−=
、 4ユデ−化−壬各−γノにの一アンカー型攪拌機を
備え、そして冷却液を番、う埠させた二重ジャlット付
きの2tの反応益に25℃の温度で、窒素気流下に無水
雰1II(完工で4139(3,5モル)のモノエチレ
ングリコールメタクリレート 387.9 (4,9モル)の無水ピリジンを導入する
次いで、15℃の温度を超えないようにして5(12)
.9(A85モル)の塩化70イルを緩かに加える。こ
の温度をさらに1時間一定に保ち、次いで反応物を周M
l温度に10峙間放釘する。
次いで、反応混合物を4.5モルの塩酸と氷を含む水溶
液中に流し入れる。
所期のエステルよりなる有機相をデカンチルジョンによ
り分離する。次いでこれを10%重炭酸ナトリウム水溶
液で洗い、次いで中性となるまで再び水洗する。
f過した後、無色の粘稠液体を得た。
収率はモノエチレングリコールメタクリレートについて
83%である。
得られた生成物の特性は次の通り。
密度d”=158 屈折率n20=1494 微量元素分析の結果は次の通り。
C59,1758,97 H5,1/+         5.’560    
  55.67       55.71所期のエステ
ルの構造−分光分析の結果により確認された。
このエステルをジューテロクロロネルムに溶解し、22
MHz  でC” N M R装置によって周囲温度で
分析する。
テトラメチルシランに対する化学シフトδ(ppm)は
次の通り。
1B、2       f     136.[]b 
    62.4      g     444.4
e    1119       h     146
.7d    11B、4      1    15
8.’3e    126.Oj     167.0
マタ、このエステルをジューテロクロロホルムに溶解し
た溶液について周囲′/!jA度で60MHz でプロ
トンNMR装置7tfによってこのエステルを分析した
テトラメチルシランに対する化学シフトδ(ppm)は
次の辿り。
c               bbl、92 b4.5 d     64ア マルチプし・ットf      
7.55 このエステルは、赤夕)分光法で分析すると下記の特性
吸収帯を示す。
1790fi”(エステル官能基) 1575儂−1及び610値−1(フルフリル核)16
s5cm−’  (メタクリレートの二重結合)例2 アンカー形攪拌機を備え、そして冷却液を循環させた二
重ジャケット付きの2ノの反応器に25℃の温度で、窒
業7、流下に無水雰囲気中で455g(K、5モル)の
モノプロピレングリコールアクリレート(約80重量%
のアクリル除2−ヒドロキシー2−メチルエチル及び2
0重創゛%のアクリル酸2−ヒトジキシ−1−メチルエ
チルよりなる) 387.9(4,9モル)の無水ピリジンを導入する。
次いで5℃の温度を超えないようにして5(12)9 
(5,85モル)の塩化70イルを級かに加える。
この温度をさらに1時間一定に保ち、次いで反応物を周
囲温度に10詩間放置する。
次いで、反応混合物を4.5モルの塩酸と氷を含む水溶
液中に流し人ねる。
所期のエステルよりなる有機相をデカンテーションによ
り分離する。次いでこれを10%重炭酸す) IJウム
水溶液で洗い、吹いて中性となるまで再び水洗する。
f過した後に無色の粘稠液体を得た。
収率はモノプロピレングリコールアクリレートについて
80%である。
得られた生成物の特性は次の通り。
密度d”=116 屈折率n o  =1492 微置元累分析の結果は次の通り。
C5B、49   59.20 )(5,284,93 05&、23  55.87 所期エステルの構造は、分光分析の結果により確認され
た。
得られた生成物をジューテロクロロホルムに溶解し、次
いで周囲温度で22MHz  rc”NMR装置によっ
て分析する。
テトラメチルシランに対する化学シフトδ(ppm)は
次の通り。
gfk     C1(・  j a g’   f’  k’    CT(A  c’  
   j’l a        16.5       a’   
   16.5b       661      b
’      66.269.0          
   6B、5d       112.Od’   
  112.011B、2         ’   
  11B、4f       12B、1     
  f’     1286g      131.2
      g’    131.Oh      1
44.7       h’     1A4.4i 
     146.7      1’     14
L8j      157.9      j″   
158.1k     165・6      k“ 
   165.3この生成物は、赤外分光法で分析する
と次の特性吸収帯を示す。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)次式 I ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔ここで、Rは水素又はC_1〜C_2アルキル基を表
    わし、 R′は線状又は分岐状のC_1〜C_6アルキレン基を
    表わし、 nは1〜4の整数を表わす) を有することを特徴とするフラン酸の不飽和エステル。
  2. (2)式 I においてRがメチル基を表わすことを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載のエステル。
  3. (3)式 I においてR^1が線状又は分岐状のC_2
    〜C_4アルキレン基を表わすことを特徴とする特許請
    求の範囲第1又は2項記載のエステル。
  4. (4)式 I においてnが1に等しいことを特徴とする
    特許請求の範囲第1〜3項のいずれかに記載のエステル
  5. (5)次式 I ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔ここで、Rは水素又はC_1〜C_2アルキル基を表
    わし、 R^1は線状又は分岐状のC_1〜C_6アルキレン基
    を表わし、 nは1〜4の整数を表わす) を有するフラン酸の不飽和エステルを製造するにあたり
    、次式II ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (ここで、R、R^1及びnは式 I と同じ意味を有す
    る) のアクリル酸又はアルキルアクリル酸ヒドロキシアルキ
    ルとハロゲン化フロイルとを、ハロゲン化フロイル/式
    IIのアクリル酸又はアルキルアクリル酸ヒドロキシアル
    キルのモル比を理論量から反応体の一方について理論量
    よりも10%過剰な量までの量として、0〜40℃の温
    度で、しかも生成する水素酸を捕捉する触媒及び両反応
    体の共通溶媒の存在下に、反応させることを特徴とする
    フラン酸の不飽和エステルの製造方法。
  6. (6)式IIの化合物がアクリル酸又はメタクリル酸2−
    ヒドロキシ−1−メチルエチル、アクリル酸又はメタク
    リル酸2−メチルエチル、アクリル酸又はメタクリル酸
    2−ヒドロキシエチルであることを特徴とする特許請求
    の範囲第5項記載の方法。
  7. (7)ハロゲン化フロイルが塩化フロイルであることを
    特徴とする特許請求の範囲第6又は7項記載の方法。
  8. (8)反応温度が5〜20℃であることを特徴とする特
    許請求の範囲第5〜7項のいずれかに記載の方法。
  9. (9)触媒が不安定な水素を持たない第三アミンである
    ことを特徴とする特許請求の範囲第5〜8項のいずれか
    に記載の方法。
  10. (10)触媒がピリジンであることを特徴とする特許請
    求の範囲第9項に記載の方法。
  11. (11)触媒/生成する水素酸のモル比が理論量から理
    論量よりも10%過剰な量までの量であることを特徴と
    する特許請求の範囲第5〜10項のいずれかに記載の方
    法。
  12. (12)溶媒がピリジン、芳香族溶媒、塩素化脂肪族溶
    媒のうちから選ばれることを特徴とする特許請求の範囲
    第5〜11項のいずれかに記載の方法。
JP1229186A 1985-01-25 1986-01-24 フラン酸の新規な不飽和エステル及びその製造方法 Pending JPS61225180A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR85.01039 1985-01-25
FR8501039A FR2576599B1 (fr) 1985-01-25 1985-01-25 Nouveaux esters insatures de l'acide furoique et procede pour leur preparation

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS61225180A true JPS61225180A (ja) 1986-10-06

Family

ID=9315598

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1229186A Pending JPS61225180A (ja) 1985-01-25 1986-01-24 フラン酸の新規な不飽和エステル及びその製造方法

Country Status (5)

Country Link
EP (1) EP0191669A1 (ja)
JP (1) JPS61225180A (ja)
DK (1) DK36286A (ja)
ES (1) ES8801238A1 (ja)
FR (1) FR2576599B1 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2195382A (en) * 1937-10-12 1940-03-26 Dow Chemical Co Unsaturated furoate
GB2019398B (en) * 1978-04-21 1982-10-20 Int Paint Co Acrylates and radiation curable coating compositions

Also Published As

Publication number Publication date
FR2576599B1 (fr) 1987-05-15
ES551194A0 (es) 1986-12-16
DK36286D0 (da) 1986-01-24
EP0191669A1 (fr) 1986-08-20
FR2576599A1 (fr) 1986-08-01
DK36286A (da) 1986-07-26
ES8801238A1 (es) 1986-12-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0312053B2 (ja)
JPS60172945A (ja) フタル酸エステル類の製造方法
JPS61225180A (ja) フラン酸の新規な不飽和エステル及びその製造方法
Hofecker et al. Novel synthesis routes for the preparation of low toxic vinyl ester and vinyl carbonate monomers
JP4963545B2 (ja) (メタ)アクリロイロオキシテトラヒドロフラン類およびその製造方法
JPS63215720A (ja) 末端に官能基を有するラクトン系重合体の製造方法
US5260424A (en) B-(keto or sulfonyl) esters from reaction of silylketene acetal and acyl or sulfonyl compound
JPS60123478A (ja) イソシアヌル環を有するエステル化合物の製造法
JPS63275541A (ja) ジアセチレン化合物
JPH0469141B2 (ja)
US3449371A (en) Perfluorooxydiacetic anhydride
JPH0245462A (ja) ジハロベンゼンジスルホン化合物類の改良された製法
US3708517A (en) 4,4'-diisocyano-thio-diphenylether
JPH0580485B2 (ja)
CH644878A5 (de) Verfahren zur herstellung von phosphazen-polymeren durch thermische polymerisation.
JPH0445127A (ja) 感光性樹脂の製造方法
JPS63313792A (ja) シリル化ケテンアセタールの製造方法
JPH0656703A (ja) パーフルオロアルキル置換ビフェニル誘導体の製造方法
JPS62223153A (ja) ノルボルネン環を有する置換桂皮酸エステル
CN116082260A (zh) 催化剂及其制备方法和脂肪族异氰酸酯聚合物的制备方法
JPS61115063A (ja) ジアシル型ポリメリツクペルオキシド
JPH06306040A (ja) 光重合性ジアセチレン化合物
JPS63150250A (ja) ジベンジルフタレ−ト類の製造法
KR101031383B1 (ko) 할로게노아세톡시아다만탄 유도체 및 이의 제조 방법
JP5209201B2 (ja) 分子内に不飽和基を有する高純度有機酸クロライドの製造方法