JPS61225161A - 新規なジ(メタ)アクリル酸エステルおよびこれを用いた硬化型樹脂組成物 - Google Patents

新規なジ(メタ)アクリル酸エステルおよびこれを用いた硬化型樹脂組成物

Info

Publication number
JPS61225161A
JPS61225161A JP6326885A JP6326885A JPS61225161A JP S61225161 A JPS61225161 A JP S61225161A JP 6326885 A JP6326885 A JP 6326885A JP 6326885 A JP6326885 A JP 6326885A JP S61225161 A JPS61225161 A JP S61225161A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
parts
meth
resistance
compound
average
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6326885A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Okubo
大久保 哲男
Shigeto Katayama
片山 成人
Minoru Yokoshima
実 横島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Kayaku Co Ltd
Original Assignee
Nippon Kayaku Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Kayaku Co Ltd filed Critical Nippon Kayaku Co Ltd
Priority to JP6326885A priority Critical patent/JPS61225161A/ja
Publication of JPS61225161A publication Critical patent/JPS61225161A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、熱、紫外線、放射線等により硬化する新規な
(メタ)アクリル酸エステルおよびこのエステルを用い
た硬化型樹脂組成物に関し特にプリント配線基板の永久
保護膜として使用される紫外線等により硬化し、耐熱性
、耐メッキ性、耐湿性、耐溶剤性、耐薬品性及び電気絶
縁性に優れたソルダーレジストインキに適する硬化型樹
脂組成物に関する。
〔従来の技術〕
近年、省資源、寄主ネルギー、作業性向上、生産性向上
などの理由により紫外線硬化型組成物が多用されて米て
いる。プリント配線基板加工分野においても同様の理由
によりソルダーレジストインキ、マーキングインキなで
種々のインキが従来の熱硬化型組成物から紫外線硬化型
組成物へと移行してきている。ソルダーレジストインキ
は、いち早く紫外線硬化型組成物へと移行した。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、現在この紫外線硬化型組成物の適用され
ている用途としては、ラジオ、ビデオ、テレビ等に使用
されている民生用基板と称せられる分野に限られ、コン
ピー−ター、制御機器等の産業用基板といわれる分野へ
の適用は未だ行われていないのが実情である。これは、
産業用基板に使用されるソルダーレジストインキには、
民生基板用ソルダーレジストインキに要求されていない
、高電気絶縁性、加湿下におけるハンダ耐熱性、耐メッ
キ性など高い性能が要求されており、現在の民生基板用
ソルダーレジストインキでは、要求される性能レベルに
達していないためである。
たとえば、特開昭57−3875号公報には。
ビスフェノールAのエポキシアクリレートとポリウレタ
ンアクリレート及び多官能(メタ)アクリレートモノマ
ーもしくはオリゴマーと光重合開始剤とからなる紫外線
硬化型インキ組成物が開示されている。この組成物は、
民生用ソルダーレジストインキとしては、十分な性能な
有している。しかし、この組成物は産業用ソルダーレジ
ストインキとして使用するには、十分な耐熱性、耐湿性
等を有していないため、まだこの分野には適用されてい
ないのが実状である。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の問題を解決するため、本発明者らは、鋭意研究の
結果、紫外線又は放射線等により容易に硬化する硬化型
印刷インキ及び塗料のビヒクルとして有用な新規な(メ
タ)アクリル酸エステルを合成し、この新規な(メタ)
アクリル酸エステルを用いて、ソルダーレジストインキ
に適した、耐熱性、耐湿性、耐溶剤性及び電気絶縁性、
耐メッキ性に優れた新規な紫外線又は放射線等により容
易に硬化する硬化型樹脂組成物を提供することに成功し
た。
すなわち、本発明は、 (1)一般式〔I〕 り CH2CH20端C−C=CH2 (式中、R,、、R21R,3及ヒR4ハ、 H又ハC
Hsテリ、a及びbの平均値は、0〜3の数でありa+
1〕の平均値は、1〜6の数である。)で表わされる(
メタ)アクリル酸エステル。
(2)一般式〔I〕 R,OR,。
CH2=C−C−60−CI−12CH2CH2CH2
C)(2−C@0−CH−CH2)、。
CH2Cl−I20九C−C=CH2 (式中・R+ 、 R2、R3及びR4は、1」又はC
I]3−6= であり: XI、 x2. X3及びX4は、H又ハB
r Y:あり:m及びnの平均値は、それぞれ1〜3の
数であり、a及びbの平均値は、0〜3の数であり、a
+1〕の平均値は、1〜6の数である。)で表わされ化
合物(A)と(メタ)アクリレートモノマー(B)と必
要に応じて光重合開始剤(C)とを含むことを特徴とす
る硬化型樹脂組成物である。
一般式〔I〕で表わされる新規なジ(メタ)アクリル酸
エステルは、一般式〔■〕 CH2(N−I2 Cl42  0 %I−I(式中、
R1及びR+2は、H又はCH3であり:Xl、 X2
 、 Xa及びX4は、H又はBrであり:m及びnの
平均値は、それぞれ1〜3の数であり、a及びbの平均
値は、0〜3の数であり、a+bの平均値は、1〜6の
数である。)で表わされる化合物と(メタ)ア瞭クリル
酸とをエステル化反応させることにより得ることができ
る。
この反応については、下記において更に詳細に述べる。
一般式(fDは、ビス(4−ヒドロキシフェニル)スル
ホン又ハビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジブロムフェ
ノール)スルホン等にエチレンオキサイド又は、プロピ
レンオキサイドが付加した化合物とニブシロンカプロラ
クトンとの反応によって得る事ができる。
ビス(4−ヒドロキシフェニル)スルホン、ビス(4−
ヒドロキシ−2または3−ブロムフェノール)スルホン
又は、ビス(4−ヒドロキシ−3,5−シフロムフェノ
ール)スルホン等にエチレンオキサイド又はプロピレン
オキサイドが付加した化合物とニブシロンカプロラクト
ンの反応中において、有効量の触媒を使用することが好
ましく、その使用量は、カプロラクトンの重量を基準に
して0.<1101〜1.0重量%が好ましく、特に好
ましくは0.01〜0.2重量%である。触媒の例とし
てテトライソプロビルチタネート、テトラブチルチタネ
ート等の有機チタン化合物、テトラフェニルすず、テト
ラオクチルすず、ジラウリルすずオキサイド、ジ−n−
ブチルすずジクロライド等のすず化合物などを挙げるこ
とができる。ビス(4−ヒドロキシフェニル)スルホン
又は、ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジブロムフェノ
ール)スルホンにエチレンオキサイド又はプロピレンオ
キサイドを伺加した化合物とニブシロンカプロラクトン
の反応は、好ましくは50°C〜300℃、特に好まし
くは、110〜200℃の温度において仕込み反応物間
の反応が完結するのに十分な時間にわたって行う。反応
に仕込むニブシロンカプロラクトンの量は、ビス(4−
ヒドロキシフェニル)スルホン、ビス(4−ヒドロキシ
−2iたは3−ブロムフェノール)スルホン又は、ビス
(4−ヒドロキシ−3,5−ジブロムフェノール)スル
ホン等ニエチレンオキサイド又はプロピレンオキサイド
が付加した化合物1モル当り好ましくは約1モル〜6モ
ル、特に好ましくは、1〜4モルである。
酸化副反応を最小化するために、該反応は、窒素等の不
活性ガス雰囲気下において行うことが好ましい。反応の
終りに当って、該ビス(4−ヒドロキシフェニル)スル
ホン、ビス(4−ヒドロキシ−2または3−ブロムフェ
ノール)スルホン又は、ビス(4−ヒドロキシ−3,5
−ジブロムフェノール)スルホンにエチレンオキサイド
又はプロピレンオキサイドが付加した化合物とニブシロ
ンカプロラクトンとの付加縮合物の混合物からなる生成
物をそのまま次の反応に利用することができる。
の製造 一般式DIのジ(メタ)アクリル酸エステルは、一般式
〔■〕の付加縮合物とアクリル酸もしくは、メタ、クリ
ル酸または、それらの混合物との反応により製造される
。アクリル酸またはメタクリル酸の使用量は、仕込んだ
一般式[[で表わされる化合物1モル当り好ましくは約
2〜4モルである。アクリル酸またはメタクリル酸は化
学量論的量である2モルを該一般式〔■〕で表わされる
化合物の水酸基の反応性水素と反応させることが望まし
いけれど実際上は反応を完全に行うことができる様にわ
ずかに過剰量を仕込むことが好ましい。
該反応は、アクリル二重結合の重合を最小化または遅延
させるために重合防止剤と接触させて行うことが好まし
い。上記重合防止剤は周知であり、それらは該混合物の
0.01〜5重量%の濃度で使用するのが好ましい。
それら重合防止剤の例として、ハイドロキノン、p−メ
トキシフェノール、2.4−ジメチル−6−、t−ブチ
ルフェノール、p−ベンゾキノン、フェノチアジン、N
−二トロンジフェニルアミン、銅塩等が挙げられろ。該
反応は、一般的に好ましくは約500G−130’C5
特に好ましくは、65°C〜90℃の温度において一般
式〔丁〕のジ(メタ)アクリル酸エステルを生成するた
めのアクリル酸または、メタクリル酸による一般式C,
IT)で表わされる化合物のエステル化を確実に完結さ
せるのに十分な時間にわたって行う。この時間は、バッ
チの規模、それぞれの反応物及び触媒及び採用される反
応条件により変動する。またエステル化触媒を、使用さ
れるアクリル酸またはメタクリル酸に対して好ましくは
0.1〜15モル%、特に好ましくは1〜6モル%の濃
度で存在させる。任意の公知のエステル化触媒を使用す
ることができ、これらの例として、p−)ルエンスルホ
ン酸、メタンスルホン酸、リン酸、硫酸などを挙げるこ
とができる。ヘキサン、シクロヘキサン、ベンゼン、ト
ルエンのような不活性溶剤を存在させて、このエステル
化反応中に生成した水分の除去を助けることが望ましい
。このジ(メタ)アクリル酸エステル(一般式〔I〕)
は印刷インキ及び塗料のビヒクルとして有用であり、そ
れらは紫外線又は放射線により、または熱的手段により
硬化させることができる。
本発明の硬化型樹脂組成物はこのジ(メタ)アクリル酸
エステル(一般式m)(A)に(メタ)アクリレートモ
ノマーの)及び必要に応じて光重合開始剤C)を配合し
たものである。
本発明の硬化型樹脂組成物に使用する(メタ)アクリレ
ートモノマー(13)は、具体的には2−ヒドロキシ(
メタ)アクリレート、1,6−ヘキサンシオールジ(メ
タ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ
)アクリレート、ポリエチレングリコールジ(メタ)ア
クリレート、トリプロピレングリコールジ(メタ)アク
リレート、テトラヒドロンルフリル(メタ)アクリレー
ト、フェノキシエチル(メ6り)アクリレート、ヒドロ
キシエチルルネオペンチルグリニールジ(メタ)アクリ
レート、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレートの
リン酸エステル、その他の(メタ)アクリレート類であ
る。
本発明の硬化型樹脂組成物に使用される(5)及び(B
lの成分の量は特に制限されないが、(イ)成分の量は
、組成物の好ましくは10〜70重量%、特に好ましく
は15〜50重量%が望ましい。(イ)成分の量が10
重量%以下では硬化性、硬度、耐薬品性が低下し、70
重量%以上では、印刷性、ハンダ浸漬時の耐熱密着性が
低下する傾向にある。ff3)成分の量は。
前記組成物の好ましくは、25〜85重量%、特に好ま
しくは40〜80i量%がのぞましい。(B)成分の量
が25重量%以下であると印刷性が低下し、85重量%
以上では硬化性、耐水性、耐薬品性の低下を生ずる場合
がある。
本発明においては必要により光重合開始剤(C)を配合
する。そのような光重合開始剤としては、公知の種々の
重合開始が使用できろが配合後の貯蔵安定性の良いもの
が望ましい。
例エバ、ヘンツインエチルエーテル、ベンゾインブチル
エーテルなどのベンゾインアルキルエーテル系、2.2
−ジェトキシアセトフェノン、4−フェノキ7−2.2
−ジクロロアセトフェノンなどのアセトフェノン系、2
−ヒドロキシ−2−メチルプロピオフエノン、4−(ジ
プロピル−2−ヒドロキシ−2−メチルプロピオフェノ
ンなどのプロピオフェノン系、ベンジルジメチルケター
ル、1−ヒドロキシシクロへキシルフェニルケトン及び
2−エチルアントラキノン、2−クロルアントラキノン
などのアントラキノン系、2− りo ルチオキサント
ン、2,4−ジメチルチオキサントンなどのチオキサン
トン系光重合開始剤などがあげられる。これら光重合開
始剤(C)は、1種または、2種以上を任意の割合で混
合して使用する事が出来るが、光重合開始剤(C)は前
記組成物の好ましくは0.5〜15重量%、特に好まし
くは、1〜8重量%である。
本発明組成物は、スクリーン印刷法、又はオフセット印
刷法により印刷されろ印刷インキとして使用されるが、
その場合の印刷性を体質顔料、およびレベリング剤、着
色順相、揺変剤、増粘剤、キレート剤などを本発明組成
物に加えてもかまわない。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例により具体的に説明する。なお、
合成例、製造例及び実施例中の部は重量部である。
一般式〔■〕で表わされる化合物の合成例合成例1 攪拌機、温度調節装置、温度計、凝縮器を備えた1部反
応器に、下記の構造式を有する化合物 366部、ニブシロンカプロラクトン228部、イング
ロブルナタネート0.114部を仕込み、窒素中で、1
50〜160℃に加熱し、未反応のニブシロンカプロラ
クトンが1重量%以下になるまで反応させた。得られた
縮合物は、淡黄色液体で、水酸基価188.85.酸価
2,4であった。分子量測定の結果、該ビス(4−ヒド
ロキシフェニル)スルホンのプロピレンオキサイド2モ
ル付加物とニブシロンカプロラクトンの付加縮合物は分
子中にニブシロンカプロラクトン平均約2個の付加量を
有することが示された。
合成例2゜ 合成例1と同一の反応器に、下記の構造式を有する化合
物 366部、ニブシロンカプロラクトン456部、塩化第
−スズ0.1部を仕込み、窒素中で120〜130℃に
加熱し、未反応のニブシロンカプロラクトンが1重量%
以下になるまで反応させた。得られた縮合物は、淡黄色
液体で、水酸基価136.6.酸価19であった。分子
量測定の結果、該ヒス(4−ヒドロキシフェニル)スル
ホンのプロピレンオキサイド2モル付加物とニブシロン
カプロラクトンの付加縮合物は、分子中にニブシロンカ
プロラクトン平均約4個の付加量を有することが示され
た。
合成例3゜ 合成例1と同一の反応器に、下記の構造式を有する化合
物 328.8部、ニブシロンカプロラクトン307.8部
、イソプロビルチタネー1−0.114部を仕込み、窒
素中で、150〜160℃に加熱し、未反応のニブシロ
ンカプロラクトンが1重量%以下になるまで反応させた
。得れた縮合物は、淡黄色液体で、水酸基価881、酸
価21であった。分子量測定の結果、該ビス(4−ヒド
ロキー18= シー 3.5− シフ’ロムフェノール)スルホンのエ
チレンオキサイド2モル付加物とニブシロンカプロラク
トンの付加線金物は、分子中にニブシロンカプロラクト
ン平均54個の伺加量を有することが示された。
の製造例 製造例1゜ 楕拌機、温度調節装置、温度計、凝縮器を備えた2部1
反応器に、合成例1で得られた下記の構造式を有する化
合物594部 0)bH(イ旦しa 十b = 2 )アクリ5ル酸1
73部、硫酸5.2部、ハイドロキノン2.0 部、ベ
ンゼン480部、シクロヘキサン】20部を仕込み加熱
し、生成水は溶剤と共に蒸留、凝縮させ分離器で水のみ
系外に取り除き、溶剤は反応器に戻す。水が36部生成
した時点で冷却(−た。反応温度は81〜87°Cであ
った。反応混合物をベンゼン800部及びシクロヘキザ
ン200部に溶解し20%苛性ソーダ水溶液で中和した
後、209食塩水400部で3回洗浄する。溶剤を減圧
留去して淡黄色の液体590部を得た。このものは下記
の性質を有する。
比   重 (25℃)     1..183粘  
 度 (25℃)   23000  cps鹸化価 
   317.6 mgK(D−1部g酸   価  
         0.03  mgKOr−I/g屈
折率(20°G)  1.5325 得られた生成物の高分解能、核磁気共鳴(NMriL)
による吸収周波数の測定を行った結果を下記に示す。
克   吸収周波数(J(z) 1    11737.3 2    11695.5 3    1124.1,6 4    11195.3 5    10970.6 6     9086.7 7     8895、0 8    8873.0 9     8833.3 10    8762.8 11     8698.9 12    8685.7 13    8652.6 14    7846.2 15    7841.8 16    7784.5 17    5263.8 18    5233.0 19    5200.0 Nα   吸収周波数(I−Tz) 20、    4,981,8 2]      4871,6 22’    475’4,9 23    4642.5 24    46]6,1 25    4501.5 26    4483.9 27    4450.8 28    4349.5 29    4345.0 30    4334.0 31     4223.9 32    2311.3 33    2304.7 34    2287.1 35     1912.5 36     1723.0 37     1716.4 38     1659.1 Na    吸収周波数(Hz) 39    1654..7 4.0    1650,3 41     1295.6 42    1119.3 43       0.0 猶上記仰1定には、基準物質としてテトラメチルシラン
を用い、溶媒としてクロロホルムを用い、I−1’ 、
 C”’−I−(のカップリングさせた測定をして最終
的にC10のDカップルの同定結果を示した。
(以下同様)上記吸収のうち、Nα17,18.19は
溶媒の吸収ピーク位置を示す。
製造例2゜ 製造例1と同一の反応器に、合成例2で得られた下記の
構造を有する化合物4−93.3部、(但しa十b−4
) アクリル酸104部、硫酸312部、フェノチアジン0
4部、ベンゼン400部、シクロヘキザン100部を仕
込み生成水が21.6部になるまで製造例1と同様に反
応を行い、次いで、製造例1と同様に、中和、洗浄、脱
溶剤を行い淡黄色の液体449部を得た。このものは、
下記の性質を有する。
比   重 (25°G)     1.156粘  
 度 (25℃)    10400  cps鹸化価
    360.1 mgKOH/g酸   価   
         0.06  mgKOr−]/g屈
折率(20’C)  1.517O NMRによる測定結果 Na   吸収周波数(Hz) 1    11741.8 2    11697.7 3    11327.5 4、    10988.2 遅    吸収周波数(Hz) 5     10970.6 6      9232、1 7      9088、9 8      8765、0 9      8513.8 10     84−76.4 11     7841.8 12     7784、.5 13     5266.1 14、     5233,0 15    5202.2 16     4984.0 17     4759.3 18     4618.3 19     4488.3 20     4453.0 21     4−360.5 22     4−336.2 23     2313.5 %    吸収周波数(1−Tz) 24−     2306.9 25     2289.3 26     1914.7 27      1729.6 28     1725.2 29     1718.6 30     1661.3 31      1656.9 32     1295.6 33     1236.1 34      1121.5 35        0、0 上記の吸収のうち、i13,14.15は溶媒の吸収ピ
ーク位置を示す。
製造例3゜ 製造例1と同一の反応器に、合成例3で得られた下記の
構造を有する化合物636.6部、26一 アクリル酸86.5部、硫酸2.8部、ノ・イドロキノ
ン]、、 O部、ベンゼン480部、シクロヘキサン1
20部を仕込み生成水が18部になるまで製造例1と同
様に反応を行い、次いで、製造例1と同様に、中和、洗
浄、脱溶剤を行い、淡黄色の液体283部を得た。この
ものは、下記の性質を有する。
粘   度 (25℃)   4057.8CpS鹸化
価    301.2 mgKOH/g酸   価  
          0.05  mgKOH/g屈折
率(20°G)  1.531O NMR,による測定結果 Nα    吸収周波数(1,−■Z)1     1
17/11.8 2     117]9.7 3     11246.0 4     10662.1 5      9370.9 6      8947、9 7      8897、2 8      8833、3 9      8701、1 10     8663.6 11      8084.2 12     5259.4 13     5226.4 14      5]95.5 15      5103.0 16     4838.6 17     4834.2 18     4358.3 Nα    吸収周波数(Hz) 19      4.351.7 20      4334.0 21      4.267.9 22      4.256.9 23      4.199.6 24      4177.6 25      2306.9 26      2295.9 27      2269.5 28      1925.7 29      1914、.7 30      1731.8 31      1725.2 32      1712.0 33      1661.3 34      1652.5 35        0.0 上記の吸収のうち、l’%12,13.14は溶媒の吸
収ピーク位置を示す。
=29− 製造例4゜ 製造例1と同一の反応器に、合成例2で得られた化合物
4933部、メタクリル酸124部、硫酸3.7 部、
ハイドロキノン1.0部、ベンゼン400部、シクロヘ
キサン100部を仕込み、生成水が21.6部になるま
で製造例1と同様に反応を行い、次いで製造例1と同様
に、中和、洗浄、脱溶剤を行い、淡黄色の液体488部
を得た。このものは、下記の性質を有する。
比   重 (25℃)    1.162粘   度
 (25°G)   9500  cps鹸化価   
 349.9 mgKOH/g酸   価      
    0.07  mgKOH/g屈折率(20℃)
1.5188 NMRによる測定結果 Nα    吸収周波数(I−Tz) ]      11739,6 2     11695.5 3     11243.8 4     10970.6 5      9088、9 6      8875、2 7      8833.3 8      8765、0 9      8701.1 10     8685.7 11、     7841.8 12     7784、.5 13     5268.3 14、     5235.2 15     5202.2 16     4984、.0 17     4.873.9 18     4757.1 陥    吸収周波数(Hz) 19      4.642.5 20       /1616゜1 21      44.86.1 22      4450.8 23      4349.5 24      4.336.2 25      2311.3 26      2304.7 27      2289.3 28           1914、.729   
   1725.2 30      1716.4 3]       166]、3 32      1650.3 33      1295、6 34      1119.3 35        0.0 上記の吸収のうち、Nα13,14.、I5は溶媒の吸
収ピーク位置を示す。
硬化型樹脂組成物の実施例 実施例1゜ 製造例1で得られた化合物(A)27部、ヒドロキシエ
チル・ネオペンチルグリコールジアクリレート(日本化
薬■社製、 KAYARAD MANDA )(B) 
24 部、2−ヒドロキシエチルメタクリレートQ3)
17部、モダフロー(モンサント社與のレベリング剤)
1部、ジアンニングリーン(有機顔料)0,5部、タル
ク(充填剤)30部及び2−エチルアンスラキノン(C
)1部を加え50〜80℃で均一に混合した後、三本ロ
ールで十分に混練したものをタテ20 mm、ヨコ3Q
mm のパターンをもつスクリーンを用いてスクリーン
印刷法により、プリント配線板の銅箔上に印刷し、紫外
線で硬化した所、硬化塗膜の鉛筆硬度は3Hであった。
また、常態40℃、90%R,H4時間の加湿処理及び
80℃温水1時間浸漬処理を行った直後に260℃、2
0秒間のノーンダ浸漬を行ってもフクレ、ハガレを生じ
なかった。
導体露出部分に対し金メッキを行ったが上記レシストイ
ンキの硬化膜にフクレ、ハガレは生じなかった。又、絶
縁抵抗は2×100であった。
実施例2゜ 製造例2で得られた化合物(A) 30部、ジオキサン
グリコールジアクリレート(日本化薬■社製、KAYA
RA、D  R−604)ff3+ 24部、2−ヒド
ロキシエチルメタクリレ−)(B)14部、モダフロー
1部、シアニングリーンo、 5部、メルク30部及び
2−エチルアンスラキノン(C11部を加え、実施例1
と同様に混練、印刷、硬化した所、硬化塗膜の鉛筆硬度
は、3H1常態40℃90%R,H,4時間の加湿処理
及び80℃温水1時間浸漬直後における260℃、20
秒間の)・ンダ浸漬においてフクレ、・・ガレを生じナ
カった。導体露出部分に対し金メッキを行ったがレジス
トインキ硬化膜のフクレ、ハガレは生じなかった。又絶
縁抵抗はI X 1013Ωであった。
実施例3 製造例3で得られた化合物(イ)20部、製造例4で得
られた化合物(A)7部、トリメチロールプロパントリ
アクリレート(日本化薬■社製、J(AYARAD  
TMPTA、)(B)24部、2−ヒドロキシエチルメ
タクリレ−) (B) 17部、モダフロー1部、ジア
ニングリーン0.5部、メルク30部及び2−エチルア
ンスラキノン(C) 1 部Y 加工実施例1と同様に
混練、印刷、硬化した所、硬化塗膜の鉛筆硬度は、4H
であり、また40°C,90%R,H4時間の加湿処理
及び80°C温水1時間浸漬直後における260°Cl
2O秒間のハンダ浸漬においてフクレ、ハガレを生じな
かった。導体露出部に対し金メッキを行ったがレジスト
インキ硬化膜のフクレ、ハガレは生じなかった。又絶縁
抵抗は、l X ] 0”’Ωであった。
実施例4゜ 製造例1で得られた化合物(A)27部、ヒドロキシエ
チル・ネオペンチルグリコールジアクリレート(日本化
薬■社製、に、AYARAD MA、NDA)(B) 
24 部、2−ヒドロキシエチルメタクリレ−1)17
部、モダフロー1部、シアニングリーン0.5部、メル
ク30部を加え50〜80℃で均一に混合した後、三本
ロールで十分に混練したものをスクリーンにタテ20 
mm、ヨコ30 mmのパターンをもったスクリーンを
用いてスクリーン印刷法により、プリント配線板の銅箔
上に印刷(〜、175KeVの電子線を5 Mrad照
射(ESI社製、型式CB I 50/I 5/10 
L) l、、硬化物を得た。硬化塗膜の鉛筆硬度は、4
 I−]、常態/IO°C190%RT−14時間の加
湿処理及び80℃温水1時間浸漬直後における2 60
 ’Cl2O秒間のハンダ浸漬においてフクレ、ハガレ
を生じなかった。導体露出部に対し、金メッキを行った
が上記レジストインキの硬化膜にフクレ、ハガレは生じ
なかった。又、絶縁抵抗は、2×1013Ωであった。
比較例1゜ 市販の、ビスフェノールへのエポキシ化合物(平均分子
量約900、エポキシ当量471)2当量とアクリル酸
2当量との混合物に、この系100部に対して重合禁止
剤としてハイドロキノン0.05部、解媒として、トリ
フェニルスチビンを0,3部を添加して、100℃で6
時間反応して得られるエポキシアクリレート40部、ポ
リプロピレングリコール(平均分子量約2000)0.
5モル、トリレンジイソシアネート1モルにジブチルス
ズラウレート1gを加え、70℃にて3時間反応せしめ
、引続き2−ヒドロキシエチルアクリレート1モルと0
.4−gのハイドロキノンを添加して70℃で3時間反
応して得たポリエーテルウレタンアクリレート10部、
エチレングリコールジメタクリレート30部、トリメチ
ロールプロパントリアクリレート20部、光重合開始剤
として2−エチルアンスラキノン5部、メルク20部、
シアニングリーン0.5部、モダフロー1部を加え、実
施例1と同様に混線、印刷、硬化した所、硬化塗膜の鉛
筆硬度は3H140℃、90%]1.H4時間の加湿処
理及び80℃温水1時間浸漬直後における260℃、2
0秒間のハンダ浸漬において、フクレ、ハガレを生じた
。導体露出部に対して金メッキを行ったがレジストイン
キ硬化膜のフクレ、ハガレは生じなかった。又、絶縁抵
抗は、]、、 9 X 1012Ωであった。
〔発明の効果〕
本発明の新規な(メタ)アクリル酸エステルは、硬化型
印刷インキ及び塗料のビヒクルとして有用であり、それ
らは、紫外線、放射線、熱的手段等により硬化させるこ
とができる。本発明の硬化型樹脂組成物は、耐熱性、耐
湿性、耐溶剤性及び電気絶縁性、耐メッキ性に優れた硬
化物を得ることができ、ソルダーレジストインキに適す
る。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I 〕 (式中、R_1,R_2,R_3及びR_4は、H又は
    CH_3であり:X_1,X_2,X_3及びX_4は
    、H又はBrであり;m及びnの平均値はそれぞれ1〜
    3の数であり、a及びbの平均値は0〜3の数であり、
    a+bの平均値は、1〜6の数である。)で表わされる
    新規なジ(メタ)アクリル酸エステル。
  2. (2)一般式〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I 〕 (式中、R_1,R_2,R_3及びR_4は、H又は
    CH_3であり:X_1,X_2,X_3及びX_4は
    、H又はBrであり:m及びnの平均値はそれぞれ1〜
    3の数であり、a及びbの平均値は0〜3の数であり、
    a+bの平均値は、1〜6の数である。)で表わされる
    化合物(A)と(メタ)アクリレートモノマー(B)と
    必要に応じて光重合開始剤(C)とを含むことを特徴と
    する硬化型樹脂組成物。
JP6326885A 1985-03-29 1985-03-29 新規なジ(メタ)アクリル酸エステルおよびこれを用いた硬化型樹脂組成物 Pending JPS61225161A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6326885A JPS61225161A (ja) 1985-03-29 1985-03-29 新規なジ(メタ)アクリル酸エステルおよびこれを用いた硬化型樹脂組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6326885A JPS61225161A (ja) 1985-03-29 1985-03-29 新規なジ(メタ)アクリル酸エステルおよびこれを用いた硬化型樹脂組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS61225161A true JPS61225161A (ja) 1986-10-06

Family

ID=13224373

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6326885A Pending JPS61225161A (ja) 1985-03-29 1985-03-29 新規なジ(メタ)アクリル酸エステルおよびこれを用いた硬化型樹脂組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61225161A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1995017755A1 (de) * 1993-12-22 1995-06-29 Abb Patent Gmbh Verfahren zur herstellung einer isolation

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1995017755A1 (de) * 1993-12-22 1995-06-29 Abb Patent Gmbh Verfahren zur herstellung einer isolation

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6116970A (ja) 活性エネルギ−線硬化被覆用組成物
JP2868190B2 (ja) 樹脂組成物、ソルダーレジスト樹脂組成物及びこれらの硬化物
JP2000327724A (ja) 活性エネルギー線硬化型組成物
JP2002138131A (ja) エポキシ(メタ)アクリレート及び該エポキシ(メタ)アクリレートを用いた樹脂組成物並びにこれらの硬化物
JPS61225161A (ja) 新規なジ(メタ)アクリル酸エステルおよびこれを用いた硬化型樹脂組成物
JP4253977B2 (ja) 活性エネルギー線硬化型組成物
JP2528349B2 (ja) ソルダ―レジストインキ組成物
JP2849153B2 (ja) ウレタンアクリレートを用いた樹脂組成物及び印刷インキ組成物
JPH01123805A (ja) 光硬化性樹脂組成物
JPS60221417A (ja) 新規な組成物
JPH0569096B2 (ja)
JP2868189B2 (ja) 樹脂組成物及び硬化物
JPS62232427A (ja) 新規なエポキシアクリレ−ト又はメタクリレ−ト,樹脂組成物及びソルダ−レジストインキ組成物
JPS6198725A (ja) 紫外線硬化型樹脂組成物
JPH07304708A (ja) 新規なジ(メタ)アクリレートおよびその製造方法
JPS5812310B2 (ja) 放射線硬化性被覆組成物
JPS6084274A (ja) アクリル酸エステルの製造方法
JPH0623325B2 (ja) ソルダーレジストインキ組成物
JP2001187806A (ja) 活性エネルギー線硬化型組成物
JPS608682B2 (ja) 紫外線硬化型樹脂組成物
JPH07228665A (ja) 樹脂組成物、レジストインキ組成物及びこれらの硬化物
JPS59217718A (ja) 光硬化性組成物
JPH02202959A (ja) 帯電防止用塗料組成物
JPS62207309A (ja) 光硬化性組成物
JPS5952649B2 (ja) 光硬化性組成物