JPS61225125A - 抗腫瘍剤 - Google Patents

抗腫瘍剤

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JPS61225125A
JPS61225125A JP6321585A JP6321585A JPS61225125A JP S61225125 A JPS61225125 A JP S61225125A JP 6321585 A JP6321585 A JP 6321585A JP 6321585 A JP6321585 A JP 6321585A JP S61225125 A JPS61225125 A JP S61225125A
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JP
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reaction
glucose
aqueous solution
positive
viscosity
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JP6321585A
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English (en)
Inventor
Morimasa Hata
畑 盛正
Hiroshi Masai
正井 博司
Tatsuji Matsumoto
松本 達二
Yoshio Okawa
大川 喜男
Takeshi Mikami
健 三上
Shigeo Suzuki
茂生 鈴木
Masuko Suzuki
益子 鈴木
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Nakano Vinegar Co Ltd
Original Assignee
Nakano Vinegar Co Ltd
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  • Polysaccharides And Polysaccharide Derivatives (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、抗腫瘍剤、詳しくは酸性ヘテロ多糖類AM−
2をイj効成分とする抗腫瘍剤に関する。
〔従来の技術) 一般に、抗ぜ1♀ノ剤、抗++〔+を瘍剤としては、多
くの化学療法剤が用いられ、さらに、免疫療法剤として
、ビシバニール、クレスチン、B、C,0などが、用い
られているが、前者け、副作用が強く、発熱、食欲不振
、悪心といったものが起こり、免疫機能の低下を、招く
と言われている。一方、後者も、結核菌や溶連球閑の菌
体等で、できており、活性本体以外の不純物を含む危険
1クユがあり、均一な効果を期待することが、困鮒であ
る。
才だ、酸性ヘテロ多糖類の代表としては、ザンタンガム
が知られ、特開昭58−62118号公報に抗腫瘍効果
が開示されている。また酢酸菌の生産する酸性ヘテロ多
糖類AM−1(以下A M =1という)(特公昭58
−56640)が知られ、これを有効成分とする抗腫瘍
剤も特開昭60−23319号公報に示されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は副作用がなく、均一性のある抗l1tlj傷剤
を提供せんとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者等は、強い抗腫瘍作用を有し、安全性の高く、
均−彦成分からなる抗腫瘍剤を得るために、鋭意検討し
た結果、酢酸菌の生産する酸性ヘテロ多糖類AM−2が
強い抗腫瘍性を有することを見い出し、これに基づいて
、本発明を完成するに到った。すなわち、本発明は酸性
ヘテロ多糖類AM−2を有効成分とする抗腫瘍剤である
本発明の有効成分である酸性ヘテロ多糖類A、M−2の
理化学的性質は次の通りである。
1、 本物質は2N−トリフルオロ酢酸でioo°C1
18時間加水分解した後、アセトン:インプロパツール
:01M乳酸(2:2:1)の展開溶媒を用いて薄層ク
ロマトグラフィーを行い、アニリン:ジフェニールアミ
ン:アセトン:燐酸試薬で呈色させると、グルコース、
ラムノース、マンノース、グルクロン酸が検出される。
更に本発明の多糖類のガスクロマトグラフィーによる分
析結果かラモ、少すくトモクルコース、ラムノース、マ
ンノース、グルクロン酸が主構成糖であることが確認さ
れ、そのグルコース:ラムノース:マンノース:グルク
ロン酸の構成比は約4:09〜11:09〜1.1:0
.9〜1.1であることが認められる。
本発明の多糖類の13c−核磁気共鳴スばクトルで21
.2 ppmにピークが見られることから本発明多糖類
にはアセチル基が含まれる。アセチル含量は、ヒドロキ
シルアミンを用いた比色定量法およびアルカリ処理によ
って多糖より遊離する酢酸の定量によって、4〜8係で
あることが認められる。
また本発明の多糖類は、セチルトリメチルアンモニウム
ブロマイドあるいはセチルピリジウムクロライドを添加
すると白色沈殿が生じるので、酸性である。
2、呈色反応 アンスロン反応:陽性、カルバゾール反応:陽性、エル
ソン・モルガン反応:陰性、ヨード反応:陽性 6、溶剤に対する溶解度 水に可溶で、エタノール、エーテル、アセトン等に不溶
である。
4、色及び形状 精製品は白色綿状または繊維状である。
5 粘度 水溶液は無色透明で粘性を有し、その1%溶液の粘度は
1200〜2000cp(25°C、30rpm東京計
器製B型粘度計による)である。
6 元素分析値 C=39.9±1%:H−6.2+l係;N−0%;灰
分=6.0±1.0係 Z 比旋光度 〔α〕  、0〜−1−20 (C=0.33 、水溶
液)I) 8、分子量 分析用超遠心機を用いてメニスカス デプリション メ
ソッド(meniscus depletion me
thod )の沈降平衡法で算出しだ平均分子量は約2
.lX10’であり、また東洋曹達工業製高速液体クロ
マトグラフィーを用い、ゾルラン(材厚に、に、 )を
標準にして測定した平均分子量はlX10’ から2×
106である。したがって分子量は約105以上である
9.   IA中点 190℃で黒褐色が始−土り、250℃で分解する。
10  核磁気共鳴ヌベクトル IRC−核磁気共[11嘉スペクトル ューブ:1Q+qm1内部橡7シ・ニジオキサン)の主
要ピークは1 7 4.2 ppm 、 1 0 3.
5 ppm 、 1 0 1. 5 ppm、76、6
1)pm 、 75.9ppm 、 73.3ppm 
、 70.9ppm、69.5ppm 、 61.4p
pm 、 21.2ppm 、 1 7.6pptnで
ある。
11  本物ノ硫の主要な繰り返し構造は次の通りであ
る。
−>4)−β署)−Glc ( 1−+4 )−βーD
ーG.ffc−(1−7↑ D −1vlan ↑ D− GtcUA ↑ D−(3Lc ↑     −1− OA.c −Gtc t5       (ILc  、グルコース↑   
  Rha  、ラムノース i      Man  、マンノースL−R.ha 
     OtcUA  、グルクロン酸OAc  、
 (’.1ーアセチル基 酸性ヘテロ多糖類AM−2の生産は酸性ヘテロ多糖類A
M−2生産菌によって行なわれる。
例えば、本発明者らが食酢の発酵醪から新たに分離した
アセトバクターに属する細菌であるアセトバクターMH
−1597が挙げられる。なお、アセトバクター・MI
N−1597株は倣工仙条寄第280号( FERMB
P−280 )としてT菜技術院微生物工業技術研究所
に寄託されている。
アセトバクター・MH−1597の菌学的性質は次の通
りである。
1、形態的所見 形状     桿状 大きさ    o.6−0.7 x 1. O 〜1.
 8μm集団     単独あるいは二連、 稀に数個連鎖 運動性    無し 胞子形成   形成せず ダラム染色  陰性 抗酸性    陰性 ■.培養的所見 ■酵母エキス・ブドウ糖寒天平板培養(30℃で5日間
培養) 形状     円形 辺縁     平滑で全線 隆起     半球状( Capitate )光沢 
   有り 表面    平滑 色調    淡褐色で光沢あり ■炭酸カルシウム含有酵母エギス・ブドウ糖斜面培養(
30℃で6日間培養) 生育の良否  良好 隆起    中程度 表面    平滑 色調    淡褐色で光沢あり ■酢酸エタノール含有酵母エキスーブドウ糖液体静IN
培養(60℃で5日間培養)液体静置培養での生育は乏
しい。リングを形成し、培養液は透明。
■肉汁液体静置培養(30℃で7日間培養)生育乏しい
。わずかにリング状に生育する。
■ブドウ糖含有肉エキス液体静置培養(30℃で7日間
培養) 生Uは乏しい。リング状に生育する。
■M Yゼラチン高層培養(20℃で7日間培養) 生育良好。液化性無し。
(7)’J)マスミルク(30℃で7日間培養)凝固性
無し。
問、生理学的性Ti ■硝酸f’ANの還元:照し ■脱望反応ニス11I、し ■V Pテスト:陰性 (4)インドールの生成:無し ■値、化水素の生成:無し ■デンプンの加水分解:無l〜 ■クエン酸の利用: Ct+ristensenの培地:無し■無機窒素諒の
利用: 硝酸塩:無し アンモニウム塩:無し ■培地中への色素の生成:無し QOiウレアーセ活性:無し オキシダーゼ活(4:、 :無し くDカタラーゼ活性:有り σか生育pH範囲:65〜Z5 最適pH範囲=50〜65 0生育部度範囲:17−37℃ 最適温度範囲:28−32℃ 0酸素に対する態度:好気的 05〜ケトグルコン酸の生成:有り o2−ケトグルコン酸の生成:有り 02−5−ジケトグルコン酸の生成:無しく■ジヒドロ
キシアセトンの生成:有り[相]エタノール資化性:有
り [株]匈酢酸の資化性:翁り 0乳酸の資化性:有り (ハ)ビタミン要求性:有り (ハ)酢酸の分解性:有り [株]乳酸の分解性:有り 9ゆ塩化第2鉄反応:陰性(グルコース培地)陰性(フ
ルクトース培地) (φホイヤー、フルト−スにエタノール培地(ビタミン
添加)での生育:無し Qリボイヤー、フルト−ス、グルコース培地(ビタミン
添加)での生育:有り ■、炭素源の資化性およびそれらからの酸およびガスの
生成 第1表のとおりである。
第1表 (注)+:實化する、生成する。−:資化しない、生成
しない。 ±:わずかに資化する、わずかに生成する。
本発明における酸性ヘテロ多糖類AM−2生産菌の培養
に使用する培地の炭素源としては、たとえばグルコース
、ガラクトース、フラクトース、シュクロース、クリセ
ロール、マンニトール、エタノール、クエン酸、リンゴ
酸、糖蜜、各種澱粉質含有穀類の糖化液などが単独また
は混合して用いられる。
また窒素源としては、酵母エキス、ベゾトン、コーンス
テイープリカー、硫酸アンモニウムなどの有機および無
機窒素源が用いられる。
さらにカリウム、カルシウム、マグネシウム、ナトリウ
ムなどの塩類やパントテン酸、ニコチン酸、FelCo
1M0などの微量要素が酸性ヘテロ多糖類A、M−2(
以下AM−2という)の生産および粘性を高めるために
有効に使用される。
培養は、20〜35℃、好ましくは28〜32℃、培地
のpH3〜7.5、好ましくは5〜7において好気的条
件下で、通常振盪培養あるいは通気撹拌培養で行なわれ
る。培養時間は種々の条件によって異なるが、通常24
〜120時間の範囲で行なわれる。
このようにして培養物中に得られたAM−2の回収は公
知の方法を用いて行うことができる。たとえは、培養液
をそのま捷、または適量の水で希釈後、遠心分離、濾過
などによって菌体を分離し、メタノール、エタノール、
プロパツールあるいはアセトンなどの沈澱剤を加え繊維
状の上記¥糖類を沈澱′せしめた後、アセトン洗滌して
乾燥を行うことにより回収することができる。
またA、M−2は酸性物質であるので、菌体を除いた培
養液にセチル) IJメチルアンモニウムブロマイドな
どを添加してA、 M −2を沈澱させることにより回
収することができる。
粗製のAM−2は多糖類の精製法にしたがって精製する
ことができる。例えば粗製のAM−2を水に再溶解し、
熱処理後、遠心分離して不溶物を完全に除去し、アセト
ンなどの沈澱剤で再沈澱をくり返すことにより純度の高
い白色綿状の精製されたAM−2が得られる。また、セ
チル) IJメチルアンモニウムゾロマイトによる沈澱
(C’l’AB処理)、透析、およびイオン交換樹脂な
どを併用して高純度の精製品を得るとともできる。
得られたA、 M −2は可溶性粉末であるので、粉剤
、注射剤としても使用が可能であり、賦形剤を加えれば
、錠剤ともなる。また、他の化学療法剤、免疫療法剤と
併用することも可能である3、本発明品は、粉剤として
経口投与では10mg〜1g/E1人の投与で、特にI
 D O〜5 D D mg/日・人が好適である。溶
液の静脈内投与では01〜100 mg /日・人の投
与で、特に05〜25mg/日0人が好適である。
次に、本発明の実施例を示す。
実施例1 リン酸1カリ012、リン酸2カリ011、イヒc酸マ
グネシウム7水地0.2!M、塩化第2鉄0.00!M
’、酵4せエキス21、クエン酸2ナトリウム57およ
びシュクロース30rを1tの純水に溶解して培地とし
た。この培地3tを調製し、pHヲ6.0としたのち、
5を容のジャーファーメンタ−に注入し、120℃で2
0分間殺菌した。
上記と同一組成の培地を用い、坂ロフラスコで前培養し
たアセトバクターMl(−1597、FE I充MBP
−280を上記ジャーファーメンタ−に接種し、培養温
度30℃、通気量0.5 V V Mで96時間培養し
た。培養終了液のpHは78、B型粘度計による粘度は
56 D Ocpであった。
96時間の培養の後、培養終了液に水を加えて10tと
し、10.00Orpmで20分間遠心分離して菌体お
よび固形物を除去したのち、1stのエタノールを除々
に加えると白色の繊維状沈澱が得られた。沈澱を採取し
、アセトンで洗浄し、減圧乾燥した。このようにして得
た白色繊維状の粗製のAM−2の収量は46.2r(収
率25%)であった。
このようにして得だ粗製のAM−2,2Orを再び水2
tに溶解し、これにセチル) IJメチルアンモニウム
ブロマイドを加えA M −2をセチルトリメチルアン
モニウムブロマイドとの複合体として沈澱させた。この
複合体を水およびエタノールで十分洗浄して過剰のセチ
ル) IJメチルアンモニウムプロマイドを除いた後、
飽和塩化すトリウム水溶液を加えて接合体を溶解した。
この溶液に6倍量のエタノールを加えてAM−2を沈澱
させた。
沈澱を分離し、減圧乾燥後、再び水に溶解した。
得られた溶液を透析用七ロノ1ンチューブに入れ6日間
流水中で透析を行なった後、3倍幇のア七トンを加えて
AM−2を沈澱させ、沈澱物を分取、減圧乾燥を行い精
製されたAM−218,54を得た。
次の実施例2〜5では実施例1で得たA、 M−2を用
いて動物(マウス)実験を行った。AM−2は生理食塩
水に溶解して用いた。
実施例2゜ (実験方法) ddy♂マウス(4週令)にて継代したエールリッヒ1
復水癌卸1胞を同マウス腹腔に接4′¥に後1週間目に
腹水をとり出し、試験に用いるddyδマウス4ユ)ω
令の腹腔にマウスあたりlXID5細胞を接種する。A
M−2はIcg体重あたり101ny隔日に10回腹腔
内に投与し、延命効果を調べた。コントロールには生理
食塩水を投与し、ほかにA、 M −1、ザンタン(犬
日本製薬発売エコーガム)、シイタケ由来のレンチナン
(各1omy隔日10回腹腔内投与)と比較した。
結果は第1図に示す通りである。
ここにおける生存率は下記の式により算出した。
実験結果は第1図のように、A、M−2はエールリッヒ
腹水腫瘍に対してAM−1、ザンタン、レンチナンより
強い延命を有していた。
実施例6 (実験方法) C3H/ He stc♂6週命マウスで継代したMM
46腫瘍細胞をマウス当り1X10′1個の細胞をC3
H/ Heマウスに接種する。接種前5日間に1日1回
、A、 M−2をIcfj体重当たり1100TRを腹
腔投与した。対照としてレンチナンをkg体重当たり2
5■及びA、 M −1をに9体重当たり100mgを
接柚前1日1回5日間腹腔投与し延命効果を比較した。
結果は第2図に示す通りである。
第2図から明らかなように、AM−2はAM−1、レン
チナンより強い延命効果を有しているのがわかる。
実施例4゜ (実験方法) C311/ He stc♂6週令マウスにA、 M 
−2をに9体重当たり100 Iayを生理食塩水に溶
解し連日5回腹腔投与する。対照群はレンチナンを連日
6回、麹体重当たり25■/kg腹腔投力した翌日Ha
nksBSSにて腹腔浸出細胞を採取し、マウス当りの
腹混合し、残存放射活性より細胞傷害性を調べた。
その結果は@6図と次の第2表に示される。
第2表 A M e 1とAM−2で誘導される腹腔浸
出細胞2表に示すようにAM−1、AM−2で誘導され
る腹腔浸出細胞数たりのMM46腫瘍細胞への障害性は
同程度であるが、第6図に示すように誘導されてくる浸
出細胞の総数がAM−2投与の方が多く、マウス全体で
のMM46細胞障害活性はAM−2が最もすぐれている
と考えられ、実施例3.0結果を裏付けるものと言える
。以上のようにAM−2は細胞障害活性を有する腹腔浸
出細胞数を増加させ、MM46腫瘍に対する抗腫瘍性を
発現するものと考えられる。
実施例5゜ 実験に用いたAM−2の安全性について確認を行なった
。SDラット66週+ddyマウス86週令を用いて経
口投与、静脈投与のルートで急性毒性を調べた。
結果は次の第3表に示される。
第3表 A、 M −2は高濃度水溶液と々ると、高粘度となシ
、物理的な投与限界があり、LD50  を求めるため
に最高濃度で投与したが、上表のように限界量投与して
も死亡例をみなかった。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例2におけるエールリッヒ腹水癌担癌マウ
スの生存率を求めたグラフであり、第2図は実施例3に
おけるMM46腫瘍担癌マウスの生存率を求めたグラフ
であり、第6図は実施例4におけるマウス当シの腹腔浸
出細胞数を示すグラフである。第4図はAM−2の赤外
吸収スペクトルである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記の理化学的性質を有する酸性ヘテロ多糖類A
    M−2を有効成分とする抗腫瘍剤。 1、グルコース、ラムノース、マンノース、グルクロン
    酸およびアセチル基を主構成成分とし、その構成糖比が
    グルコース:ラムノース:マンノース:グルクロン酸=
    4:0.9〜1.1:0.9〜1.1:0.9〜1.1
    で、アセチル基含量が4〜8%である酸性ヘテロ多糖類
    。 2、赤外吸収スペクトルは第4図に示す通りである。 3、呈色反応 アンスロン反応:陽性、カルバゾール反応:陽性、エル
    ソン−モルガン反応:陰性、ヨード反応:陽性 4、溶剤に対する溶解度 水に可溶で、エタノール、エーテル、アセトン等に不溶
    である。 5、色及び形状 精製品は白色綿状または繊維状である。 6、粘度 水溶液は無色透明で粘性を有し、その1%水溶液の粘度
    は1200〜2000(25℃、30rpm東京計器製
    B型粘度計による)である。 7、元素分析値 C=39.9±1%;H=6.2±1%:N=0%;灰
    分=3.0±1.0% 8、比旋光度 〔α〕^2^7_D:0〜+20(C=0.33、水溶
    液)9、分子量 約10^5以上である。 10、融点 190℃で黒褐色が始まり、250℃で分解する。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1996039155A1 (fr) * 1995-06-05 1996-12-12 Tayca Corporation Immunostimulant
WO1997000687A1 (fr) * 1995-06-22 1997-01-09 Tayca Corporation Immunostimulant

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WO1996039155A1 (fr) * 1995-06-05 1996-12-12 Tayca Corporation Immunostimulant
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