JPS61221181A - 2、4、6‐トリス‐(アミノフエニルアミノ)トリアジンの製造方法 - Google Patents

2、4、6‐トリス‐(アミノフエニルアミノ)トリアジンの製造方法

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JPS61221181A
JPS61221181A JP61065003A JP6500386A JPS61221181A JP S61221181 A JPS61221181 A JP S61221181A JP 61065003 A JP61065003 A JP 61065003A JP 6500386 A JP6500386 A JP 6500386A JP S61221181 A JPS61221181 A JP S61221181A
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JP
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triazine
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aminophenylamino
tris
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JP61065003A
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ローランド ロンコ
ウイリー ステインゲリン
ヘンギ エルンスト
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Ciba Geigy AG
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C07D251/40Nitrogen atoms
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はs−トリクロルトリアジンを部分的に保護され
たフェニレンヂアミンと縮合しそして次にその保護基を
脱離することによる2、4.6− トリス−(アミノフ
ェニルアミノ)トリアジンの製造方法に関する。
2.4.6− トリス−(アミノフェニルアミノ)トリ
アジンは繊維染料、皮革染料、紙染料ならびにピグメン
トのための重要な中間生成物である。ジアミノフェニレ
ン架橋を介して3個までの発色基がそのトリアジン環に
結合できる。これによって木綿および紙の染色に特に好
適な価値ある直接染料が得られる(西独特詐出願公開公
報第3223436号)。
2.4.6− トリハロゲントリアジンは酸ハロゲン化
物と類似した反応性を示す[ホーベン ペイル(Hou
ben−Weyl)ノr有機化学の方法(Method
en der organischen Ghemie
)J5/4巻(1960)、712頁参照]、シたがっ
て、1反応を回避するため、ハロゲン化トリアジン環に
おける求核置換は通常無水非プロトン性溶媒、たとえば
、トルエン、ハロゲン化ベンゼンまたは二)口<ンゼン
中で実施される(西独特許出願公開公報第201104
3号)、シかしながら、この方法にはつぎのような欠点
がある。すなわち、反応生成物がこのような溶剤に一般
的に易溶性であり、そのため反応生成物の仕上げに不都
合があることである。このため1反応終了時に保護され
たトリス−(アミノフェニルアミノ)トリアジンが反応
媒質中に固体として存在し、そして反応媒質から、たと
えば、簡単な濾過によって?li離することが可能な方
法が要望されていた。
したがって、本発明の目的は、s−トリクロルトリアジ
ンと保護されたプエニレンヂアミン3当量との反応によ
って生成された反応生成物が反応媒質中に懸濁物の形態
で存在する新規な方法を提供することである。
適切な反応媒質の要求が溶剤として2乃至4個の炭素原
子を有する脂肪族アルコールを使用することによって満
たされることが見出された。2.4.6− トリス−(
アミノフェニルアミノ)トリアジンはこの種のアルコー
ルに実質的に不溶性であり、したがって反応の終了時に
は公知方法により簡単に溶剤から分離することができる
。つづいてこの後保護基の脱離が実施される。トリクロ
ルトリアジンとアルコールとの反応は実際上観察されな
い、ジ置換トリアジンさえもこのC2−Ca−アルコー
ルに難溶性であり、したっがて沈殿可使である。しかし
誠に驚くべきことながら、このことは目的のトリ置換生
成物、すなわち保護されたトリス−(アミノフェニルア
ミノ)トリアジンの収率に悪影響を与えない。
すなわち、本発明はS−トリクロルトリアジンを部分的
に保護されたフェニレンジアミンの3当量と縮合し、つ
づいてその保護基を脱離することによる2、4.6− 
トリス−(アミノフェニルアミノ)トリアジンの製造方
法に関し、本発明の方法の特徴は、その縮合を酩結合剤
の存在下、2乃至4個の炭素原子を有する無水または含
水脂肪族ア、ルコール中で実施することにある。
ここで2.4.6− トリス−(アミノフェニルアミノ
)トリアジンとは下記構造を有する化合物と理解される
べきである。
なお、上記式の各ジアミノフェニレン基の芳香環は、た
とえばつざのような置換基によってさらにモノ置換また
はポリ置換されていてもよい:フッ素、塩素、臭素、ヨ
ウ素のごトキハロゲン;シアノ基:そして特にCI −
04−アルキルまたはct −cs−フルコキシ、例え
ばメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチルま
たはメトキシ、エトキシ、プロポキシ、インプロポキシ
、ブトキシ、各7ミノ基はアミノ架橋メンバー(−NH
−) に対してm−位置またはとくにp−位置に存在す
る。
S−トリクロルトリアジンは部分的に保護されたフェニ
レンジアミン、すなわちその1つの7ミノ基が保護基に
よって保護されている、置換または未置換のm−または
p−フェニレンジアミンと反応させられる。この縮合反
応の間遊離する塩酸は酸結合剤によって中和され、反応
混合物はほぼ7のpH価を持つ。
したがって、保護基としては酸性脱離可能な保護基も塩
基性脱離可能な保護基も使用することができる。かかる
保護基については。
J、F、W、  McO+sie  の ”  Pro
tective  groups  inorgani
c  chemistry″  Plenu+w  P
ress社 1973年出版が参照される0本発明の方
法においてはモノアシル化フェニレンジアミンが使用さ
れることが好ましい、特に好ましい保護基は、ホルミル
基、アセチル基、ベンゾイル基を例とする低級脂肪族カ
ルボン酸または芳香族カルボン酸のアシル基である。フ
ェニレンジアミンの1つの7ミノ基を保護するためには
特にアセチル基が使用される。
すでに前記したように、部分的に保護されたフェニレン
ジアミンはS−トリクロルトリアジンに対して少なくと
も3倍のモル量で使用される。できるだけ完全な反応を
達成するためには、部分的に保護されたフェニレンジア
ミンを3倍モル量よりも10乃至15重量%過剰で使用
するのが有利であることが判明している。
部分的に保護されたフェニレンジアミンとしては4−ア
ミノアセトアニリドが好ましく使用される。
2乃至4個の炭素原子を有する脂肪族アルコールとして
はエタノール、プロパツール、ブタノールのほかに対応
する第二および第三アルコール、たとえば、インプロパ
ツール、イソブタノール、t−ブタノールなども考慮さ
れる0反応媒質としてはエタノールが好ましい。溶剤と
してイソプロパノールやn−ブタノールを使用しても好
収率が得られる。
アルコール中に水を存在させることによって収率に好影
響を与えることができる。この目的のためには1乃至1
0重量%、とくに3乃至71砥%の水分を含むアルコー
ルの使用が適当である。このていどの水分を含むアルコ
ールはほぼ市販の工業用アルコールに相当する。もちろ
ん、純粋なC2−C4−アルコールまたは水分がより低
いアルコールから出発し、そしてこれに水を加えて最良
収率を達成するために必要な水分に調整してもよい。水
分が10ii%以上のアルコールを使用すると、ジ置換
トリアジン、すなわち保護されたジー(アミノフェニル
アミノ)クロルトリアジンは必ずしも所望のトリス−(
アミノフェニルアミノ)トリアジンを生成する方向に反
応するとは限らなくなる。無水アルコール中での反応は
Dr t&であるが、少量の水分を含むアルコールを使
用した場合に比較して通常、約10%は収率を悪くする
。また、反応をジ −メチルホルムアミドまたはスルホ
ラン中で実施することも推奨できる。
本発明の方法には酸結合剤として、たとえば、アルカリ
金属炭酸塩またはアルカリ土類金属炭酸塩、金属酸化物
、さらには有機酸のアルカリ金属基、たとえば、酢酸ア
ルカリ金属あるいはアルカリ金属アルコラート、たとえ
ば、ナトリウムメチラートが使用される。
さらにまた、ピリジンのごとき芳香族アミンも好ましく
使用できる。ナトリウムメチラートまたは無水炭酸ナト
リウム、特に粒子サイズが100ミクロン以Fのものが
酸結合剤として好ましく使用される。
酸結合剤はS−トリクロルトリアジン1モル当り発生さ
れてくる3モルの塩酸を中和するのに十分な量で使用さ
れる。10乃至20重量%過剰で操作を行なうのが適当
である。
部分的に保護されたフェニレンジアミンとS−トリクロ
ルトリアジンとを一緒に導入した後、反応混合物は発熱
してまず約40乃至60°Cまで上昇し、しかるのちア
ルコールの沸騰温度に応じて、有利には60乃至130
℃の温度まで反応混合物を加熱する0反応が完了するま
で反応混合物を還流下に加熱することが非常によい、溶
剤としてエタノールを使用する場合には反応を40乃至
80℃の温度で実施するのが有利である0反応時間は一
般にlO乃至20時間である0反応の進行は、たとえば
、薄層クロマトグラフィー分析によって容易に追跡する
ことができる。
本発明の方法はつぎのようにして実施するのが好ましい
、すなわち、部分的に保護されたフェニレンジアミンを
酸結合剤と一緒にアルコールの中に投入しモしてS−ト
リクロルトリアジンの全量を一度に添加する。このS−
トリクロルトリアジンの添加前に保護されたジアミンと
酸結合剤とを均質懸濁物になるまで攪拌するのが得策で
ある。加水分解生成物または酸化生成物が生成されるの
をできるだけ回避するため、反応を不活性ガス中で実施
することができる0例えば窒素雰囲気下で実施する。勿
論、各成分の添加は逆の順序でおこなうこともできる。
こうして、たとえば、最初にS−トリクロルトリアジン
を酸結合剤と一緒にアルコールに入れそして次に部分的
に保護されたフェニレンジアミンを添加することもでき
る。
アミノ基の保護されたトリス−(アミノフェニルアミノ
)トリアジンは反応終了時に公知方法によって、たとえ
ば、濾過、遠心分離またはデカンテーションによって反
応混合物から弔離しそしてアルコールと水とで洗浄する
。まだ濡れている生成物(これは乾燥する必要はない)
は次に保M基の脱離のため通常は酸性加水分解にかけら
れる。このためには生成物を、たとえば、積値酸中で約
10時間90乃至llO℃に加熱する。硫酸濃度は5乃
至40重量%が適当である。保護基の脱離が完了した後
、その2.4.6−ドリスー(アミノフェニルアミノ)
トリアジンを濾別しそして硫酸を完全に除去するため、
たとえば、水性アルカリ水酸化物で翅理する。最後に生
成物を濾過し、洗浄し塩を含まないものとし、そして乾
燥する。
以下本発明を説明するための実施例を記載する0部は重
量部でありパーセントは重量パーセントである。生成物
の核磁気共鳴スペクトル分析(以下、NMR−スペクト
ルともいう)は溶剤としてd6−DMSOを使用して実
施された。δ−値は内部基準としてのTMSに対するp
pmで与えられている。
え亙璽ユ 還流冷却器付の加熱可能な反応器に51゜部の94%エ
タノールを入れ、こレニ4−7ミノアセトアニリド10
0部と粗大粒子(粒子サイズ100−200ミクロン)
無水炭酸ナトリウム37部とを装填し、そしてその混合
物を均質懸濁物になるまで攪拌する。20℃の温度を有
するこの懸濁物に攪拌−下、一度に39部のS−)リク
ロルトリニアジンを添加 ゛する。縮合反応が直ちに開
始しそして反応混合物の温度が反応熱によって40乃至
55℃まで上昇する。この後、反応混合物を60乃至7
0℃の内部温度まで加熱し、この温度で14時間反応混
合物の撹拌をつづける。つぎに反応器の内容物を室温ま
で放冷したのち縮合生成物を濾別する。この濾過ケーキ
をエタノールと水とで洗う、しかして、湿った粗生成物
211部を得る。これは105部の2.4.6− トリ
ス−(4’−アセチルアミノ−フェニルアミノ)−トリ
アジンを含有している。これのNMR−スペクトルはつ
ぎの化学シフトをもつ信号を示す:δ=2 、08(−
重&!it)アセチル−CH3;δ=7 、65(仮性
四重線)フェニレンプロトン: δ=9.12(−重線
): δ=9.85(−重線)NH−プロトン−強度比
3:4:1:1゜アセチル基脱離のため上記の濡れてい
る生成物(211部)を氷940部と98%硫醸400
部との混合物に入れ、そしてこの混合物を100℃まで
加熱する。12時間後にアセデル基が完全に脱離される
ので、反応混合物を室温まで放冷してから生成物を鹸過
分離する。この粗生成物を水洗しそして副生成物と酸エ
ステルを除去するため水1900部と30%カセイソー
ダ液140部との混合物に懸濁して還流連層させる。こ
のあと80℃で生成物を濾過分離し、濾過ケーキを温水
で洗いそして乾燥する。しかして2.4.6− トリス
−(4゛−アミノフェニルアミノ)トリアジン70部を
得る。s−トリクロルトリアジンを基準とした収率は8
1%である。
1亙舊1 94%エタノール510部に4−アミノアセトアニリド
100部とナトリウムエチラート47部とを入れて均質
に攪拌し、つづいて20℃でS−トリクロルトリアジン
39部を添加する。縮合が直ちに開始されそして温度が
40乃至45℃まで上昇する0反応を完結させるため1
6時間還流温度に加熱する。このあと反応混合物を20
℃まで冷却し、謹遇しそしてエタノールと水とで洗浄す
る。
次いで保護基の脱離を実施例1と同様に実施する。
これによって得られた最終生成物の組成分は下記の通り
であるニ ジ置換トリアジン       1% トリ置換トリアジン      82%(使用したトリ
クロルトリアジン基*) 。
実施例3 イソプロパノール510部に4−アミノアセトアニリド
100部とRmナトリウム37部とを入れて均質に攪拌
し、つづいて20℃でS−トリクロルトリアジン39部
を添加する。縮合が直ちに開始されそして温度が40乃
至45℃まで上昇する。反応を完結させるため20時間
還流温度に加熱する。このあと反応混合物を20℃まで
冷却し、濾過しそしてインプロパツールと水とで洗浄す
る。
次いで保護基の脱離を実施例1と同様に実施する。
これによって得られた最終生成物の組成分はF記の通り
であるニ ジ置換トリアジン      0% トリ置換トリアジン     82% (使用したトリクロルトリアジン基準)。
実施例4 スルホラン640部に4−アミノアセトアニリド100
部および炭酸ナトリウム37部とを入れて均質に撹拌し
、つづいて20℃でS+ トリクロルトリアジン39部
を添加する。縮合が直ちに開始されそして温度が40乃
至45℃まで上昇する。反応を完結させるため3時間7
5乃至80℃の温度に加熱する。このあと反応混合物を
20℃まで冷却してから5000部の水で稀釈しそして
沈殿生成物を濾過して洗浄する。
次いで保護基の脱離を実施例1と同様に実施する。
これによって得られた最終生成物の組成分は下記の通り
であるニ ジ置換トリアジン        1%トリ置換トリア
ジン86% (使用したトリクロルトリアジン基準)。
実施例5 ジメチルホルムアミド510部に4−アミノアセトアニ
リド100部と炭酸ナトリウム37部とを入れて均質に
撹拌し、つぎに20℃でS−トリクロルトリアジン39
部を添加する。Iii合が直ちに開始され、そして温度
が40乃至45℃まで上昇する0反応を完結させるため
3時間75℃に加熱する。単離のため溶剤の85%を蒸
発させ、木を加えて生成物を沈殿させる。濾過し水で洗
ったのち、保護基の脱離を実施例1と同様に実施する。
これによって得られた最終生成物の組成分は下記の通り
であるニ ジ置換トリアジン       0% トリ置換トリアジン     98% (使用したトリクロルトリアジン基準)。
実施例6 n−ブタノール510部中に4−アミノアセトアニリド
100部と炭酸ナトリウム37部とを入れて均質に攪拌
し、つづいて20℃でS−トリクロルトリアジン39部
を添加する。縮合が直ちに開始されそして温度が40乃
至45℃まで上昇する0反応を完結させるため18時間
75乃至80℃の温度に加熱する。このあと反応混合物
を20℃まで冷却し、濾過しそしてn−ブタノールと水
とで洗浄する。
次いで保護基の脱離を実施例1と同様に実施する。
これによって得られた最終生成物の組成分は下記の通り
であるニ ジ置換トリアジン       0% トリ置換トリアジン     66% (使用したトリクロルトリアジン基準)。
実施例7 無水エタノール510部に4−アミノアセトアニリド1
00部と炭酸ナトリウム58部とを入れて均質に攪拌し
、つづいて20℃で3−トリクロルトリアジン39部を
添加する。縮合が直ちに開始されそして温度が40乃至
45℃まで上昇する。反応を完結させるため18時間還
流温度に加熱する。このあと反応混合物を20℃まで冷
却し、i!!遇しそしてエタノールと水とで洗浄する。
次いで保護基の脱離を実施例1と同様に実施する。
これによって得られた最終生成物の組成分は下記の通り
であるニ ジ置換トリアジン       0% トリ置換トリアジン      72%(使用したトリ
クロルトリアジン基準)。
実施例8 91%エタノール510部に4−アミノアセトアニリド
100部と炭酸ナトリウム58部とを入れて均質に攪拌
し、つづいて20℃でS−トリクロルトリアジン39部
を添加する。縮合が直ちに開始されそして温度が40乃
至45℃まで上昇する0反応を完結させるため18時間
遠流温度に加熱する。このあと反応混合物を20℃まで
冷却し、濾過しそしてエタノールと水とで洗浄する。
次いで保護基の脱離を実施例1と同様に実施する。
これによって得られた最終生成物の組成分は下記の通り
であるニ ジ置換トリアジン       0% トリ置換トリアジン      68%(使用したトリ
クロルトリアジン基準)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、s−トリクロルトリアジンを部分的に保護されたフ
    ェニレンジアミンの3当量と縮合しそしてつぎに保護基
    を脱離することによる2,4,6−トリス−(アミノフ
    ェニルアミノ)トリアジンの製造方法において、該縮合
    を酸結合剤の存在下、2乃至4個の炭素原子を有する無
    水または含水脂肪族アルコール中で実施することを特徴
    とする方法。 2、アルコールとしてエタノール、イソプロパノールま
    たはn−ブタノールを使用することを特徴とする特許請
    求の範囲第1項に記載の方法。 3、アルコールとしてエタノールを使用することを特徴
    とする特許請求の範囲第2項に記載の方法。 4、1乃至10重量%の水分を含有するアルコールを使
    用することを特徴とする特許請求の範囲第1項乃至3項
    のいずれかに記載の方法。 5、3乃至7重量%の水分を含有するアル コールを使用することを特徴とする特許請求の範囲第4
    項に記載の方法。 6、酸結合剤としてアルカリ金属炭酸塩、アルカリ土類
    金属炭酸塩、有機酸のアルカリ金属塩、アルカリ金属ア
    ルコラートまたはピリジンを使用することを特徴とする
    特許請求の範囲第1項乃至5項のいずれかに記載の方 法。 7、酸結合剤としてナトリウムエチラートまたは無水炭
    酸ナトリウム、特に100ミクロンより大きい粒子サイ
    ズを有するものを使用することを特徴とする特許請求の
    範囲第6項に記載の方法。 8、反応を40乃至130℃の温度で実施することを特
    徴とする特許請求の範囲第1項に記載の方法。 9、部分的に保護されたフェニレンジアミンとして4−
    アミノアセトアニリドを使用することを特徴とする特許
    請求の範囲第1項乃至8項のいずれかに記載の方法。 10、特許請求の範囲第1項に記載の方法によって製造
    された2,4,6−トリス−(アミノフェニルアミノ)
    トリアジン。 11、特許請求の範囲第1項に記載の方法によって得ら
    れた2,4,6−トリス−(アミノフェニルアミノ)ト
    リアジンを繊維染料、皮革染料または紙染料あるいはピ
    グメントの製造のために使用する方法。
JP61065003A 1985-03-26 1986-03-25 2、4、6‐トリス‐(アミノフエニルアミノ)トリアジンの製造方法 Pending JPS61221181A (ja)

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CH131585 1985-03-26

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