JPH0456835B2 - - Google Patents

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JPH0456835B2
JPH0456835B2 JP2774584A JP2774584A JPH0456835B2 JP H0456835 B2 JPH0456835 B2 JP H0456835B2 JP 2774584 A JP2774584 A JP 2774584A JP 2774584 A JP2774584 A JP 2774584A JP H0456835 B2 JPH0456835 B2 JP H0456835B2
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JP
Japan
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mmol
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ethyl acetate
mixture
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JP2774584A
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JPS60172982A (ja
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Tadahisa Sato
Toshio Kawagishi
Nobuo Koyakata
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Priority to US06/702,691 priority patent/US4621046A/en
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  • Silver Salt Photography Or Processing Solution Therefor (AREA)
  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の分野) 本発明は新規なアザペンタレン化合物であるピ
ラゾロ[1,5−b][1,2,4]トリアゾー
ル誘導体に関するものである。 (発明の背景) 橋頭位に窒素原子を有し、この窒素原子とさら
にもう1つの窒素原子の孤立電子対を含めて10個
のπ電子の相互作用が可能な、全体で最低2個、
最高7個の窒素原子を有する一般式 …;移りうる3つの二重結合を示す。 ●;窒素又は炭素原子を示す。 で表わされる5−5縮合多環系化合物(「アザペ
ンタレン」の一種)はこれまで構造化学的な興
味、生理活性物質としての興味及び写真化学にお
けるマゼンタカプラーとしての興味から主に研究
がなされてきた(J.Elgureo,R.Jacquier,S.
Mignonac−Mondon,J.Heterocyclic.Chem.,
10,411(1973),H.Koga,M.Hirobe,T.
Okamoto,Chem.Pharm.Bull.,22,482(1974),
J.Bailey,J.C.S.Perkin I2047(1977)特公昭47−
27411号、特開昭50−129586号など参照)。 本発明者らはこのようなアザペンタレン化合物
について種々研究を重ねた結果下記一般式()
で表わされる新規な骨核のアザペンタレン化合物
がカラー写真のマゼンタカプラーとして極めて優
れた特性を示すことを見い出し、この知見に基づ
き本発明をなすに至つた。 (発明の構成) すなわち本発明は、一般式 (式中、R1及びR2は水素原子、アルキル基及
びフエニル基から選ばれた基を示し、これらは互
いに同一でも異なつていてもよく、これらの基は
置換基を有していてもよい。また、Xは水素原
子、ハロゲン原子、アシル基、ニトロソ基、アミ
ノ基又は置換アミノ基を、Yは水素原子又はアラ
ルキル基を示す。) で表わされるピラゾロ[1,5−b][1,2,
4]トリアゾール誘導体を提供するものである。 本発明化合物においてR1,R2のアルキル基は、
メチル、エチル、プロピル、ブチル基のような低
級アルキル基から炭素原子数22までの高級アルキ
ル基、例えば、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチ
ル基、オクチル基、デシル基、ウンデシル基、ト
リデシル基、オクタデシル基などを意味し、直鎖
でも分岐鎖でもよい。 またXのハロゲン原子は塩素、臭素、ヨウ素な
どを意味し、アシル基は脂肪族および芳香族カル
ボン酸から誘導されるアシル基を意味する。また
Xの置換アミノ基としては、2つの置換基がアミ
ノ基の窒素原子を含む環構造を形成していてもよ
い。 本発明の化合物において、R1及びR2はカラー
写真のカプラーとして許容される範囲のものであ
り、またXはカツプリング離脱基、あるいは該離
脱基を導入するための基で写真化学的に許容され
る基である。 次に一般式()で表わされる本発明のピラゾ
ロ[1,5−b][1,2,4]トリアゾール誘
導体の代表的なものを例示する。 次に前記一般式()で表わされる本発明のピ
ラゾロ[1,5−b][1,2,4]トリアゾー
ル誘導体の合成方法を以下に例示する。 〔R3=メチル基、R4=アルキル基 R5=アルキ
ル基、置換アルキル、フエニル基、置換フエニル
基 好ましくはR3、R4が共にメチル基である。〕 上記式において出発原料のオキサジアゾール
()は、Ber,32巻,797頁(1899年)に記載の
方法で合成することができる。()のアミノ化
剤としてはヒドロキシルアミンO−スルホン酸、
O−(2,4−ジニトロフエニル)ヒドロキシル
アミン、O−ジフエニルホスホリルヒドロキシル
アミンおよびO−Xシチレンスルホニルヒドロキ
シルアミンなどが有効である。N−アミノトリア
ゾリウムヨージド()を酸無水物と、塩基の存
在下で環化縮合させて本発明の化合物()が得
られる。酸無水物としてはトリメチル酢酸との混
合酸無水物を使用してもよい。 ()は、さらに脱アシル化、還元して本発明
の化合物(),()を調製できる。これらの脱
アシル化、還元処理自体は通常の方法を採用する
ことができる。 〔R6、R7=アルキル基、置換アルキル基 フエ
ニル基、置換フエニル基 R8=アルキル基 Hal
=ハロゲン原子〕 R6がメチル基の場合はアセトニトリルとナト
リウムから容易に合成できる3−アミノクロトノ
ニトリルとヒドラジンとの反応により()(R6
=CH3)を合成できる(J.Heterocycl.Chem.,11
巻,423頁,1974年)。 (XI)を脱水環化縮合させるに当り、脱水剤と
してp−トルエンスルホン酸クロリドのほか、メ
タンスルホニルクロリド、トリフルオロメタンス
ルホニルクロリド、オキシ塩化リン、塩化チオニ
ルなどを用いることもできる。 〔R6〜R8=前記と同じ意味をもつ R9=アルキ
ル基〕 5−アミノピラゾール()は行程(2)に示した
と同様の方法で合成できる。()をイミドエス
テル塩酸塩と反応させると()とともに
()が生成するが、反応溶液に過剰量の塩化ア
ンモニウムを添加し、加熱還流すると()は
()に変換する。()を酸化閉環して本発
明の化合物(XII)を得る。酸化剤としては、四酢
酸鉛、N−ハロゲノコハク酸イミド、臭素などが
用いられる。 上記の反応行程(1)〜(3)で、得られる所望化合物
は何ら単離することなく引き続く反応に供しても
よいが、通常適当な単離手段により単離精製され
る。このような手段としては例えば溶媒抽出法、
再結晶法、ろ過法、カラムクロマトグラフイー、
薄層クロマトグラフイー等を例示できる。 R1,R2がアルキル基又はフエニル基のいずれ
かであつて、さらに置換基を有している一般式
()に該当する化合物は、反応行程(1)〜(3)のい
ずれかの方法で直接得ることもできるが、これら
の行程でまず本発明の基本骨格であるピラゾロ−
[1,5−b][1,2,4]トリアゾール環を形
成してから、後続反応によつて所望の置換基へと
誘導してもよい。必要な場合にはXがアシル基、
Yがベンジル基などの保護基を有する化合物で誘
導してもよい。例えば後の実施例7において示す
ように本発明の化合物11〜のアミノ基は公知の方法
で酸アニリド13〜などに誘導できる。 本発明の化合物を写真系でマゼンタカプラーと
して使用するに当り、ハロゲン化銀によつて酸化
された芳香族一級アミンの酸化生成物とのカツプ
リング反応速度を調整するため、及び使用銀量の
削減のために、適宜のカツプリング離脱基(前記
一般式()のX)が導入される。 以下にカツプリング離脱基の一般的な導入法に
ついて説明する。 (1) 酸素原子を連結する方法 本発明の4当量母核カプラー、ピラゾロ[1,
5−b]トリアゾール型カプラーと、芳香族一級
アミンの酸化生成物とを反応させて色素を形成さ
せ、それを酸触媒の存在下で加水分解してケトン
体とし、このケトン体をPd−炭酸を触媒とする
水素添加、Zn−酢酸による還元又は水素化ホウ
素ナトリウムによる還元処理して、7−ヒドロキ
シ−ピラゾロ[1,5−b]トリアゾールを合成
することができる。これを各種ハライドと反応さ
せて目的とする酸素原子を連結したカプラーが合
成できる。(米国特許3926631号、特開昭57−
70817号参照) (2) 窒素原子を連結する方法 窒素原子を連結する方法には大きく分けて3つ
の方法がある。第1の方法は、米国特許3419391
号に記載されているように適当なニトロソ化剤で
カツプリング活性位をニトロソ化し、それを適当
な方法で還元(例えば、pd−炭素等を触媒とす
る水素添加法、塩化第一スズ等を使用した化学還
元法)し、7−アミノ−ピラゾロ[1,5−b]
トリアゾールとして各種ハライドと反応させ、主
としてアミド化合物は合成できる。 第2の方法は、米国特許第3725067号に記載の
方向、すなわち;適当なハロゲン化剤、例えば、
塩化スルフリル、塩素ガス、臭素、N−クロロコ
ハク酸イミド、N−ブロモコハク酸イミド等によ
つて7位をハロゲン化し、その後、特公昭56−
45135号に記載の方法で窒素へテロ環を適当な塩
基触媒、トリエチルアミン、水酸化ナトリウム、
ザアザビシクロ[2,2,2]オクタン、無水炭
酸カリウム等の存在下で置換させ、7位に窒素原
子で連結したカプラーを合成することができる。
酸素原子で連結した化合物のうち、7位にフエノ
キシ基を有する化合物もこの方法で合成すること
ができる。 第3の方法は、6πまたは10π電子系芳香族窒素
ヘテロ環を7位に導入する場合に有効な方法で、
公昭57−36577号に記載されているように前記第
2の方法で合成した7−ハロゲン体に対して2倍
モル以上の6πまたは10π電子系芳香族窒素ヘテロ
環を添加し50゜〜150℃で無溶媒加熱するか、また
はジメチルホルムアルデヒド、スルホランまたは
ヘキサメチルホスホトリアミド等非プロトン性極
性溶媒中、30゜〜150℃で加熱することによつて7
位に窒素原子で連結した芳香族窒素ヘテロ環基を
導入することができる。 (3) イオウ原子を連結する方法 芳香族メルカプトまたはヘテロ環メルカプト基
が7位に置換したカプラーは米国特許3227554号
に記載の方法、すなわちアリールメルカプタン、
ヘテロ環メルカプタンおよびその対応するジスル
フイドをハロゲン化炭化水素系溶媒に溶解し、塩
素または塩化スルフリルでスルフエニルクロリド
とし非プロトン性溶媒中に溶解した4当量ピラゾ
ロ[1,5−b]トリアゾール系カプラーに添加
し合成することが出来る。アルキルメルカプト基
を7位に導入する方法としては米国特許4264723
号記載の方法、すなわちカプラーのカツプリング
活性位置にメルカプト基を導入し、このメルカプ
ト基にハライドを作用させる方法とS−(アルキ
ルチオ)イソチオ尿素、塩酸塩(または臭素酸
塩)によつて一工程で合成する方法とが有効であ
る。 (発明の効果) このようにして得られた本発明の化合物は、カ
ラー写真用のマゼンタカプラーとして有用であ
る。また生理活性物質として医薬等に利用しうる
可能性を有する。 本発明の化合物は、芳香族一級アミンの酸化生
成物とカツプリングして、極めて色相良好でかつ
従来のピラゾロン系の色素より、光、熱堅牢性が
優れたマゼンタ色素を生成する。図面に例示化合
物3〜,13〜と4−N−エチル−N−(2−メタンス
ルホンアミドエチル)アミノ−2−メチルアニリ
ンの酸化生成物とから合成した色素を下記式の比
較カプラー(a)から合成した色素と、酢酸エチル中
での吸収について比較して示す。なお、各吸収ス
ペクトルの最高濃度を1.0に規格して比較した。
また、下記表に各色素の主な性能をまとめて示し
た。図から分るように、本発明の化合物から得ら
れる色素は比較カプラー(a)からの色素に比べて、
λmaxの位置がほぼ同じであり、400430nm付近
の副吸収がなく、長波長側の裾がシヤープに切れ
ており、また下記表に示されるようにモル吸光度
係数も十分大きく、カラー写真感光材料に使用し
た場合、色再現上有利であることがわかる。 また本発明の化合物は、カプラーとして特公昭
47−27411号に開示の化合物に比べてはるかに光
堅牢性に優れたマゼンタ色素を与える。 【表】 【表】 波長のε
** 最大吸収強度を1とする
比較カプラー(a) 次に本発明を実施例に基づきさらに詳細に説明
する。 実施例 1 (反応行程(1)に従う例示化合物1〜,2〜,3〜の合
成) (A) 1−アミノ−4−ベンジル−3,5−ジメチ
ルトリアゾリウムヨージド()の合成 なお以下の実施例中、()として、特に断わ
らない限りこの1−アミノ−4−ベンジル−3,
5−ジメチルトリアゾリウムヨージドを使用し
た。 (i) テトラアセチルヒドラジンの熱分解により得
られる2,5−ジメチル−1,3,4−オキサ
ジアゾール()19g(0.19mol)とベンジル
アミン31g(0.29mol)を110℃で4時間反応
させ、4−ベンジル−3,5−ジメチル−1,
2,4−トリアゾール()26gを得た。収率
73%、融点125〜127℃。 ヒドロキシルアミン−0−スルホン酸66g
(0.58mol)と水酸化カリウム40g(85%、
0.61mol)とから調製したヒドロキシルアミン
−0−スルホン酸カリウムの水溶液と上記トリ
アゾール()75g(0.4mol)とを80〜90℃
で6時間反応させ、室温に戻したのち、50%の
炭酸カリウム水溶液でPH8〜9に調節した。生
成した硫酸カリウムをろ別し、ろ液をクロロホ
ルムで3回抽出した。このクロロホルム抽出液
から出発物質であるトリアゾールが44g(59
%)回収された。水層を氷冷下57%ヨウ化水素
酸水溶液でPH3にすると結晶が析出した。この
結晶をろ別し、−20℃でエタノールから再結晶
することにより()39g(31%)を淡黄色結
晶として得た。融点180〜181℃ (ii) アミノ化剤としてO−(2,4−ジニトロフ
エニル)ヒドロキシルアミン(J.Org.Chem.38
1239(1973))を使用して、次のようにして
()を合成した。 4−ベンジル−1,2,4−トリアゾール
()35g(0.19mol)をジクロロエタン300ml
に加え、70℃に加熱下に激しく撹拌し、この中
にO−(2,4−ジニトロフエニル)ヒドロキ
シルアミン25g(0.13mol)を少しずつ(約35
分間にわたり)加え、さらにこの温度で2時間
撹拌した。ジクロロエタンを減圧留去後、100
mlの水に残渣を溶かし、57%のヨウ化水素酸水
溶液でPHを3にした。2,4−ジニトロフエノ
ールが析出してくるが、酢酸エチルで抽出(3
回)して除去した。水層を濃縮し、残渣をエタ
ノールから再結晶させて()を収率70%で得
た。 なお、アミノ化剤として、O−ジフエニルホ
スフイニルヒドロキシルアミン(Synthesis,
592(1982),Tetrahedron Lett.,23,3835
(1982))を使用する場合もほぼ同様に行うが、
この場合、ヨウ化水素酸で処理後、抽出するこ
となくジフエニルホスフイン酸をろ過により回
収(90%以上)することができた。 (B) 7−アセチル−1−ベンジル−2,6−ジメ
チルピラゾロ[1,5−b][1,2,4]ト
リアゾール(1〜)の合成 N−アミノトリアゾリウムヨージド()8g
(0.025mol)をDMF(ジメチルホルムアミド)50
mlに溶かし、無水酢酸40mlを加え、120℃に加熱
した。次いで酢酸ナトリウム12.5gを加え、120
〜130℃で4時間撹拌した。DMF、無水酢酸など
を減圧留去後、飽和の炭酸ナトリウム水溶液で塩
基性としたのちクロロホルムで抽出し、抽出液を
無水硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を留去した
ところ褐色の油状物が得られた。これをn−ヘキ
サン−酢酸エチルの溶媒系でシリカゲルカラムに
より精製して、7−アセチル−1−ベンジル−
2,6−ジメチルピラゾロ[1,5−b][1,
2,4]トリアゾール(1〜)3.2g(47%)を得
た。融点105〜107℃ 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δ(ppm):2.36(3H,s)2.43(3H,s)2.60
(3H,s)5.80(2H,s)7.0〜7.2(2H)7.2
〜7.36(3H) (C) 1−ベンジル−2,6−ジメチルピラゾロ
[1,5−b][1,2,4]トリアゾール
(2〜)の合成 1〜,2g(7.5mmol)を20mlのエタノールに溶
かし、これに濃塩酸20mlを加え、加熱還流する。
約6時間後エタノールを減圧留去し、重炭酸ナト
リウムの飽和水溶液で塩基性にしたのち酢酸エチ
ルで抽出するとほぼ純粋な脱アセチル化した1−
ベンジル−2,6−ジメチルピラゾロ[1,5−
b][1,2,4]トリアゾール(2〜,1.6g(95
%)を得た。融点87〜88℃ 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δ(ppm):2.32(3H,s)2.44(3H,s)5.02
(2H,s)5.22(1H,s)7.10〜7.40(5H) (D) 1H,2,6−ジメチルピラゾロ[1,5−
b][1,2,4]トリアゾール(3〜)の合成 1−ベンジル−2,6−ジメチルピラゾロ
[1,5−b][1,2,4]トリアゾール(2〜)
1.6g(7.1mmol)を液体アンモニア中約0.8gの
金属ナトリウムで還元し、目的とする1H−2,
6−ジメチルピラゾロ[1,5−b][1,2,
4]トリアゾール(3〜)0.67g(70%)を無色の
結晶として得た。融点274〜275℃(分解) 質量分析136(M+,100%) 元素分析値 C(%) H(%) N(%) 理論値 52.93 5.92 41.15 測定値 52.85 6.02 41.01 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3:ピリジン−d5
=1:1) δ(ppm):2.35(3H,s)2.43(3H,s)5.50
(1H,s) 実施例 2 (反応行程(2)に従う例示化合物3〜の合成) 3−アミノクロトノニトリルとヒドラジン水和
物の反応によつて得られる5−アミノ−3−メチ
ルピラゾール()2.4g(25mmol)とオルト酢
酸トリエチル6.0g(37mmol)をトルエン20ml中
で10時間加熱還流し、次いでトルエンを留去して
()の粗生成物を油状物として得た。 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δ(ppm):1.28(3H,t,J=7.5)1.96(3H,
s)2.22(3H,s)4.19(2H,q,J=7.5)
5.50(1H,s) ヒドロキシルアミン塩酸塩2.6g(37mmol)を
メタノール20mlに溶かし、0℃で28%ナトリウム
メトキシドメタノール溶液7.4mlを加えた。析出
した食塩をろ過して除きながら()のメタノー
ル溶液に0℃で加えた。加え終つたのち室温に戻
し、約1時間撹拌し、メタノールを留去し生成し
た結晶をクロロホルムで洗浄して(XI)を3.2g
(83%)得た。融点180〜185℃(分解) 核磁気共鳴スペクトル(DMSO−d6) δ(ppm):1.87(3H,s)2.12(3H,s)5.65
(1H,s) 元素分析値 C(%) H(%) N(%) 理論値 46.74 6.54 36.34 測定値 46.66 6.63 36.10 (XI)1.5g(9.7mmol)をテトラヒドロフラ
ン(THF)150mlに溶かし、トリエチルアミン
1.2gを加え、次にp−トルエンスルホン酸クロ
リド2.2gを室温で少しずつ加える。そして30分
撹拌後さらに150mlのTHFを加え7時間加熱還流
する。沈殿として生ずるアミン塩をろ別し、ろ液
を濃縮し、得られた残渣をクロマトグラフイーで
精製して3〜0.9g(68%)を得た。3〜の物理特性
値は実施例1で得られたものと完全に一致した。
また少量の4〜(融点250〜255℃(分解))が副生
成物として得られた。 実施例 3 (反応行程(1)に従う例示化合物5〜の合成) 実施例1で示したN−アミノトリアゾリウムヨ
ージド()5g(16mmol)と5当量の無水ラ
ウリン酸30g(79mmol)及びトリ−n−プロピ
ルアミン11g(77mmol)をDMF100ml中140〜
150℃で約10時間加熱した。DMFをエバポレータ
で除き酢酸エチルを加え、析出した未反応の無水
ラウリン酸酸をろ過により除きろ液を分液ロート
に移し、2Nの水酸化ナトリウム水溶液を加え十
分振り、分液した。水層をさらに2回酢酸エチル
で抽出し、酢酸エチル層を飽和の食塩水で洗つた
のち、硫酸マグネシウムで乾燥し、得られた残渣
に濃塩酸30mlとエタノール50mlを加え約4時間加
熱還流後、エタノールを除去し、酢酸エチルで抽
出した。通常の後処理を行い、シリカゲルカラム
で精製し、1−ベンジル体を0.8g(14%)得た。 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δ(ppm):0.88(3H,brt,J=〜7)1.30
(20H,brs)2.40(3H,s)2.60(2H,t,
J=7.5)5.03(2H,s)5.25(1H,s)7.10
〜7.45(5H) この1−ベンジル体を液体アンモニア中ナトリ
ウムで還元してアルコール以外の有機溶媒に難溶
な例示化合物5〜を約90%の収率で得た。融点154
〜155℃ 実施例 4 (例示化合物6〜の合成) n−ヘプタン酸7.2g(55mmol)をジメチルホ
ルムアミド(DMF)15mlに溶かし、その中にト
リ−n−プロピルアミン7.9g(55mmol)を加
え、次にDMF10mlに溶かしたトリメチルアセチ
ルクロリド6.1g(51mmol)を滴下して加えた。
10分間室温で撹拌後、N−アミノトリアゾリウム
ヨージド()5g(15.8mmol)とトリ−n−
プロピルアミン11.3g(79mmol)を加え徐々に
150℃に加熱し、その温度で約5時間撹拌した。
DMFとアミンを減圧留去後2N水酸化ナトリウム
水溶液100mlを加え、酢酸エチルにより3回抽出
し、抽出液を水と飽和食塩水で洗い硫酸マグネシ
ウム上で乾燥した。ろ過後減圧濃縮し、残渣をシ
リカゲルクロマトグラフイーにより精製し、()
(R5=〜C6H13)を2.9g(45%)得た。 これを実施例1の(C)(D)で示した方法により脱ア
シル化及び脱ベンジル化すると6〜を1.0g(68%)
得ることができた。融点105〜110℃ 核磁気共鳴スペクトル(DMSO−d6) δ(ppm):0.85(3H,brt,J=〜7)1.32
(8H,brs)2.45(3H,s)2.58(2H,t,J
=7.5)5.60(1H,s) 実施例 5 (反応行程(1)に従う例示化合物7〜の合成) ()1.0g(3.16mmol)を無水DMFの8ml
に溶かし、その溶液中に無水安息香酸3.6g
(15.8mmol)とトリ−n−プロピルアミン2.3g
(15.8mmol)を加え、130℃で24時間加熱撹拌し
た。DMFとトリ−n−プロピルアミンを減圧留
去後エタノール30ml、濃塩酸10mlを加え5日間加
熱還流した。エタノールと濃塩酸を減圧留去後、
酢酸エチルで抽出し、乾燥、濃縮後、シリカゲル
クロマトグラフイーで精製すると1−ベンジル体
0.2g(22%)が得られた。 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δ(ppm):2.35(3H,s)4.95(2H,s)5.65
(1H,s)7.05〜7.50(8H)7.80(2H,dd,
J=9.0,1.5) 1−ベンジル体0.2g(0.69mmol)を液体アン
モニア中0.05gのナトリウムで還元し、目的とす
る7〜を0.12g(87%)得た。融点〜190℃(分解) 実施例 6 (反応行程(1)に従う例示化合物8〜,9〜の合
成) 1.00g(32mmol)の()を15mlのN−メチ
ルピロリドンに加え、室温で撹拌し、これに無水
メトキシカルボニルプロピオン酸2.93gとトリプ
ロピルアミン4.8mlとを順に加え、130℃の油浴上
で3時間加熱した。冷却後酢酸エチルで希釈し、
水で洗浄した(100ml×2)。酢酸エチル層を無水
硫酸マグネシウムで乾燥後、濃縮し、これにメタ
ノール30mlと濃塩酸20mlを加え、7時間加熱還流
した。冷却後エタノールを減圧濃縮して除き、残
渣を氷水100mlに注ぎ、中和してPH7としたのち、
酢酸エチルで抽出した(50ml×3)。酢酸エチル
層を無水硫酸マグネシウムで乾燥したのち濃縮
し、シリカゲルカラム(20g)で精製して8〜0.16
g(17%)を油状物として得た。 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δ(ppm):2.42(3H,s)2.60〜3.15(4H,
m)3.63(3H,s)5.02(2H,s)5.26(1H,
s)7.12〜7.50(5H,m) 元素分析値 C(%) H(%) N(%) 理論値 64.41 6.08 18.78 実験 64.22 6.30 18.55 このN−ベンジル体を上記と同様にナトリウム
還元して例示化合物1〜を約80%の収率で得ること
ができた。融点120〜122℃ 実施例 7 (反応行程(1)に従う例示化合物11〜,12〜,13〜,14

の合成) 9.5gの(30mmol)の()と65g
(150mmol)の無水4−(p−ニトロフエニル)
酪酸及び57ml(300mmol)のトリプロピルアミ
ンを150mlのDMFに溶解した。この混合物を撹拌
下、130℃の油浴上で4時間、続いて140℃の油浴
上で2時間、さらに160℃の油浴上で6時間加熱
した。DMFを減圧下に留去したのち酢酸エチル
に溶解し、この酢酸エチル溶液を2NNaOH水溶
液で洗浄(2回)した。酢酸エチル層を無水硫酸
マグネシウム上で乾燥したのち、濃縮し、シリカ
ゲルカラムクロマトグラフイー(シリカゲル600
g、溶出液ヘキサン:酢酸エチル=2:1〜1:
1)にかけ、7.6g(45%)の()(R5=−
(CH23C6H4−NO2)を得た。 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δ(ppm):2.40(3H,s)1.8〜3.3(12H,m)
5.80(2H,s)7.0〜7.4(9H,m)8.1(4H,
m) 7.6g(13mmol)の()をEtOH150mlと濃
塩酸50mlとの混合溶媒に溶解し、10時間加熱還流
した。水100mlを加えたのちエタノールを減圧濃
縮して除いた。アンモニア水で中和したのち酢酸
エチルで抽出し、酢酸エチル層を無水硫酸マグネ
シウム上で乾燥した。濃縮後、シリカゲルカラム
クロマトグラフイー(シリカゲル140g,溶出液
ヘキサン:酢酸エチル=1:1)にかけ()
(R5=−(CH23C6H4NO2)3.8g(76%)を得
た。 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δ(ppm):2.03(2H,m)2.44(3H,s)2.58
〜2.85(4H,m)5.02(2H,s)5.20(1H,
s)7.04〜7.40(7H,m)8.04(2H,d,J
=8.0) イソプロピルアルコール80mlに還元鉄18g
(0.32mol)、塩化アンモニウム1.3g(25mmol)
及び水8mlを加えて激しく撹拌しながら還流状態
になるまで加熱した。これに濃塩酸0.2mlを加え
て30分間加熱還流した。これに上記ニトロ体18.0
g(47.9mmol)を20分間かけて少しずつ加え、
さらに1時間加熱還流した。セライトでろ過し、
セライトをエタノールでよく洗浄した。ろ液を濃
縮したのち酢酸エチルに溶解し、これを水洗した
のち、無水硫酸マグネシウム上で乾燥した。濃縮
して粗生成物アニリン体(()のR5=−
(CH23C6H4NH2)15.8g(95%)を得た。 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δ(ppm):1.95(2H,m)2.38(3H,s)2.40
〜2.76(4H,m)3.36(2H,br)4.97(2H,
s)5.20(1H,s)6.53(2H,m)6.91(2H,
m)7.00〜7.38(5H,m) このアニリン体15.8g(45.7mmol)を還流状
態の液体アンモニア200mlに加え撹拌した。これ
に金属ナトリウム2.6g(0.11mol)を少しずつ加
えた。これに塩化アンモニウムを少しずつ加えた
のち一夜放置してアンモニアを除去した。残渣を
2N HCl水溶液に溶解し、酢酸エチルで洗浄し
た。水層をアンモニア水で中和して、析出した沈
殿をろ取した。沈殿を水で、つづいてアセトニト
リルで洗浄ののち乾燥してほとんど純粋な11〜7.9
g(68%)を得た。融点199〜203℃ 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3+DMSO−d6) δ(ppm):1.88(2H,br,quintet,J=〜7)
2.41(3H,s)6.56(2H,d,J=8.5)6.90
(2H,d,J=8.5) 質量分析スペトル 255(M+,20%)136(100),119(90)106(50) 赤外線吸収スペクトル(KBr) 3340,1605,1507,1380,1270cm-1 1〜 3.00g(11.7mmol)をアセトニトリル50
mlに加え、これにN,N−ジメチルアセトアミド
25mlを加えて撹拌下還流状態になるまで加熱し
た。これに酸クロリド
(【式】(n− C10H21)COCl)7.19g(12.9mmol)のアセトニ
トリル溶液(20ml)を20分間で滴下し、さらに20
分間還流した。さらに上記酸クロリド0.72g
(0.13mmol)のアセトニトリル溶液(10ml)を10
分間で滴下したのち、30分間還流を続けた。冷却
後、水500mlに注ぎ酢酸エチルで抽出した。酢酸
エチル層を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、濃縮
し、シリカゲルカラムクロマトグラフイー(シリ
カゲル300g、溶出液クロロホルム:メタノール
=60:1)に供し、7.25g(80%)の12〜(固体)
を得た。 元素分析値 C(%) H(%) N(%) S(%) 理論値 69.65 6.88 9.02 4.13 測定値 68.99 6.90 8.90 4.07 質量分析(FD)776(M+,b.p) 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δ(ppm):0.86(3H,brt,J=7)1.0〜2.2
(20H,m)2.38(3H,s)2.5〜2.8(4H,m)
4.68(1H,brt,J=6)5.05(2H,s)5.45
(1H,s)6.9〜7.4(13H,m)7.7〜7.9(4H,
m)8.17(1H,s)11.6(1H,br) 3.3g(4.3mmol)のベンジル体12〜をTHF60ml
に溶かし、10%Pd/C 0.66gを加えた。これを
60気圧の水素雰囲気下、60℃で3時間撹拌した。
冷却後、触媒をろ過して除きろ液を濃縮した。シ
リカゲルカラムクロマトグラフイー(シリカゲル
90g、溶出液クロロホルム:メタノール=1:0
〜30:1)に供し、2.7g(92%)の13〜を固体と
して得た。 質量分析(FD)687(M++2,50%) 686(M++1,100) 685(M+,30) 4.25g(6.20mmol)の13〜とTHF50mlとをジク
ロロメタン100mlに加え、室温で撹拌して溶解し
た。これに795mg(5.95mmol)のN−クロロコハ
ク酸イミドを加え、15分間室温で撹拌した。水で
洗浄(150ml×2)ののち無水硫酸マグネシウム
上で乾燥した。濃縮後、シリカゲルカラムクロマ
トグラフイー(シリカゲル100g、溶出液クロロ
ホルム:メタノール=50:1〜30:1)に付し14〜
4.04g(90%)を固体として得た。 質量分析(FD)722,721,720(9:7:9)
220(b.p) 実施例 8 (例示化合物15〜,16〜の合成) 11〜,1.79g(7.00mmol)とN,N−ジメチル
アミド15mlをアセトニトリル30mlに加え、還流状
態になるまで加熱撹拌した。これに酸クロリド
[(t−C5H112C6H3OCH(n−C4H9)COCl]
2.83g(7.70mmol)のアセトニトリル溶液(10
ml)を15分間かけて滴下し、さらに30分間還流を
続けた。冷却後、水300mlに注ぎ、酢酸エチルで
抽出した。酢酸エチル層を無水硫酸マグネシウム
上で乾燥したのち濃縮し、シリカゲルカラムクロ
マトグラフイー(シリカゲル100g、溶出液クロ
ロホルム:メタノール70:1)で分取し、15〜を
3.12g(76%)固体として得た。 元素分析値 C(%) H(%) N(%) 理論値 73.81 8.77 11.95 測定値 73.64 8.95 11.93 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δ(ppm):0.50〜1.00(7H,m)1.00〜2.16
(26H,m)2.44(3H,s)2.46〜2.80(4H,
m)4.66(1H,t,J=6.0)5.44(1H,s)
6.90〜7.34(6H,m)7.64(1H,d,J=9.0)
7.87(1H,br,s) 3.10g(5.29mmol)の15〜とTHF50mlとをジク
ロロメタン100mlに加え、室温で撹拌して溶解し
た。これにN−クロロコハク酸イミド706mg
(5.29mmol)を加え、さらに10分間撹拌した。水
洗(150ml×2)ののち、無水硫酸マグネシウム
上で乾燥した。濃縮後アセトニトリルを加えて結
晶化し、一度加熱還流した。冷却後、ろ取し、ア
セトニトリルで洗浄したのち乾燥し、16〜を2.4g
(73%)固体として得た。 元素分析値 C(%) H(%) N(%) Cl(%) 理論値 69.71 8.12 11.29 5.72 測定値 69.36 8.21 11.25 5.78 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δ(ppm):0.48〜1.00(7H,m)1.06〜2.18
(26H,m)2.45(3H,s)2.48〜2.82(4H,
m)4.67(1H,t,J=6.0)6.65(1H,d,
J=8.5)6.91〜7.34(6H,m)7.87(1H,s) 実施例 9 (例示化合物32〜,33〜,17〜の合成) 2.93g(5.00mmol)の15〜を25mlの酢酸に加え
室温で撹拌した。これに亜硝酸イソアミル586mg
(5.00mmol)を滴下し、さらに1時間撹拌した。
これを、水300mlにゆつくり加え、析出した沈殿
をろ取し、水洗した。減圧下に乾燥し、7−ニト
ロソ体32〜2.95g(96%)を固体として得た。融点
約95℃ 2.85g(4.63mmol)の7−ニトロソ体32〜をエ
タノール50mlに溶解し、窒素雰囲気下で還流状態
まで加熱した。これに、塩化第一スズ4.38g
(23.1mmol)の濃塩酸溶液(10ml)を10分間かけ
て滴下した。さらに30分間還流を続けたのち、冷
却した。これを水150mlに注ぎ、酢酸エチルで抽
出した。酢酸エチル層を無水硫酸マグネシウム上
で乾燥したのち濃縮乾固した。こうして7−アミ
ノ体33〜とスズとの錯体を得た。 遊離の33〜は塩基で処理することにより得ること
ができるが、空気酸化されやすい。ここでは、錯
体のまま次の反応に使用した。 この7−アミノ体33〜をピリジン25mlに溶解し、
窒素気流下に水冷しながら撹拌した。これに酸ク
ロリド[H(CF28COCl]2.15g(4.63mmol)を
滴下し、さらに1時間撹拌した。これを水250ml
に注ぎ酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層を
2N塩酸で洗浄ののち水で洗浄した。酢酸エチル
層を無水硫酸マグネシウム上で乾燥したのち、濃
縮した。シリカゲルカラムクロマトグラフイー
(シリカゲル150g、溶出液クロロホルム:メタノ
ール=100:1)で分取して、溶出液を濃縮乾固
し、17〜3.43g(72%)を得た。 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δ(ppm):0.52〜1.01(7H,m)1.02〜2.15
(26H,m)2.42(3H,s)2.46〜2.78(4H,
m)4.60(1H,t,J=6.0)6.30(1H,tt,
J=51.0,5.0)7.45(1H,d,J=8.5)6.85
〜7.36(6H,m)8.90(1H,brs)10.0(1H,
brs)10.3(1H,brs) 実施例 10 (反応行程(2)に従う例示化合物21〜の合成) オルトイソカプロン酸トリメチルはイソカプロ
ニトリルからイミドエステル塩酸塩を経て約50%
の収率で合成できた。沸点75〜77℃/28mmHg。
このオルトエステル19.8g(0.11mol)と()
10.9g(0.11mol)をトルエン200ml中約24時間加
熱還流し、その後トルエンを減圧留去すると
()の粗生成物が油状物として得られた。これ
にヒドロキシルアミン塩酸塩11.7g(0.17mol)
と28%ナトリウムメトキシド34mlから調製したヒ
ドロキシルアミンのメタノール溶液を0℃で加え
室温で1時間撹拌し、メタノールを減圧留去し
た。残渣にクロロホルムを加え、析出した(XI)
の粉末結晶、12g(52%)をろ取し、この結晶を
テトラヒドロフラン(3)に溶かし、6.9g
(68mmol)トリエチルアミンと13.1g
(68mmol)のp−トルエンスルホン酸クロリド
を加え実施例 2と同様の操作を行うことにより
21〜7.1g(65%)を得ることができた。融点140〜
142℃ 質量分析 192(M+) 136(b.p) 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δ(ppm):0.90(6H,d,J=7)1.55〜1.90
(3H)2.45(3H,s)2.90(2H,brt,J=
7)5.60(1H,s)13.3(1H) 実施例 11 (反応行程(3)に従う例示化合物22〜の合成) 2−エチルヘキサン酸クロリドから2−エチル
ヘキサンニトリルはOrg.Syn.Coll.Vol.3巻490頁
(1955年)に記載の方法によつて合成し、それを
メタノール1当量に溶かし、その溶液に0℃で、
乾燥塩化水素ガスを1当量吸収させた。そして冷
蔵庫中(〜5℃)で約20日間放置するとメチルイ
ミドエステル塩酸塩の結晶が析出するのでエーテ
ルを加えろ別した。収率48% このイミドエステル塩酸塩10g(51.6mmol)
と()5g(51.5mmol)とをメタノール150ml
中40℃で撹拌した。約7時間後TLC(SiO2、クロ
ロホルム:エタノール=4:1)をみると2つの
スポツトが観測された。極性の低いスポツトは
()の構造をもつ。この溶液に過剰量の塩化ア
ンモニウムを加え、約2時間加熱還流すると
()は消失し()のみとなる。メタノール
を減圧留去し、残渣にクロロホルム50mlとメタノ
ール10mlを加え不溶物をろ過して除いた。ろ液を
濃縮後、少量のシリカゲルカラムにより精製する
と()が油状物として8g(70%)得られ
た。 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3:CD3OD=
3:2) δ(ppm):0.7〜1.2(6H)1.2〜1.6(4H)1.6〜
2.1(4H)2.32(3H,s)2.80(1H,quintet,
J=7)5.70(3H,broad)6.20(1H,s) ()2.6g(12mmol)を50mlの酢酸に溶か
し、室温で四酢酸鉛5.8g(12mmol)を少しず
つ、窒素気流下加えた。加え終わつたのち、3時
間加熱還流した。酸鉄を減圧留去し、クロロホル
ムとエタノールの30対1混合溶媒で3回抽出し、
飽和重炭酸ナトリウム水溶液と食塩水で洗浄後硫
酸マグネシウムで乾燥した。ろ過、そして濃縮後
シリカゲルクロマトグラフイーで精製することに
より22〜を0.15g(5.7%)得た。融点110〜115℃ 質量分析 220(M+),155,130 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δ(ppm):0.7〜1.2(6H)1.2〜1.55(4H)1.55
〜2.20(4H)2.45(3H,s)2.95(1H,
quintet,J=7)5.62(1H,s)12.6(1H) 実施例 12 (反応行程(2)に従う例示化合物23〜の合成) オルト−4−(p−ニトロフエニル)酪酸トリ
メチル〔4−(p−ニトロフエニル)酪酸からニ
トリルを合成し、Pinner法により合成した〕の
9.2g(34mmol)と3−アミノ−5−メチルピラ
ゾール()5g(51mmol)とをトルエン100
ml中、20時間加熱還流したのち、トルエンを減圧
留去し、得られた粗()をメタノール100mlに
溶かした。その中へ実施例2と同様にして、3.5
g(50mmol)のヒドロキシルアミン塩酸塩から
調製したヒドロキシルアミンのメタノール溶液を
0℃で加え、加え終わつたのち室温で1時間撹拌
した。その溶液を撹拌しながら水1中に注ぐと
沈殿が生ずるので、それを吸引ろ過して、ジクロ
ロメタンで良く洗浄すると(XI)の粉末結晶を得
ることができた。収量6.7g(65%)融点165〜
166℃ 2g(6.6mmol)の(XI)テトラヒドロフラン
(THF)80mlに溶かし0.73g(7.3mmol)のトリ
エチルアミンを加え撹拌した。その中へ、
THF50mlに溶かしたp−トルエンスルホン酸ク
ロリド1.4g(7.3mmol)をゆつくり加え、加え
終わつたのち、約15分間撹拌し、沈殿して来るト
リエチルアミン塩酸塩をろ過して除き、10mlの
THFで洗つた。ろ液を窒素気流下約7時間加熱
還流し、その後THFを減圧留去し、残渣を少量
のメタノールに溶かし、水100mlに注ぎ撹拌する
とうす茶色の沈殿が生成した。それを吸引ろ過
し、アセトニトリルとメタノールの混合溶媒から
再結晶すると23〜1.2g(63%)を得た。融点203〜
212℃ 質量分析 285(M+)149(b.p) 核磁気共鳴スペクトル(DMSO−d6) δ(ppm):2.05(2H,m)2.45(3H,s)2.56
〜2.86(4H,m)5.60(1H,s)7.25(2H,
d,J=8.0)8.05(2H,d,j=8.0) 実施例 13 (例示化合物24〜,26〜,29〜の合成) イソプロピルアルコール100mlに還元鉄20g
(0.36mol)と塩化アンモニウム1.4g(2.8mmol)
及び水10mlとを加えて激しく撹拌しながら還流状
態になるまで加熱した。次いで濃塩酸0.3mlを加
え30分間加熱還流した。これに23〜15.2g
(53.2mmol)を20分間かけて少しずつ加え、さら
に1時間加熱還流した。セライトを通してろ過
し、エタノールでよく洗浄した。ろ液を濃縮した
のち2N HCl水溶液に溶解し、酢酸エチルで洗浄
した。水層をアンモニア水で中和して析出した沈
殿をろ取した。沈殿を水で、つづいてアセトニト
リルで洗浄したのち乾燥してほぼ純粋な24〜10.9g
(80%)を得た。融点〜180℃ 核磁気共鳴スペクトル(DMSO−d6) δ(ppm):1.90(2H,br,quintet,J=〜7)
2.46(3H,s)2.3〜2.8(4H)5.60(1H,s)
6.55(2H,d,J=8.5)6.93(2H,d,J=
8.5) 3.6g(14.0mol)の24〜をN,N−ジメチルアセ
トアミド30mlとアセトニトリル60mlの混合溶媒に
加え、加熱還流した。これに酸クロリド[(t−
C5H112C6H3OCH(n−C6H13)COCl]6.1g
(15.4mmol)のアセトニトリル溶液(20ml)を20
分間かけて滴下し、さらに30分間加熱還流した。
冷却後、水300mlに注ぎ酢酸エチルで抽出した。
飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾
燥したのち濃縮し、シリカゲルカラムクロマトグ
ラフイーで分離精製し26〜7.0g(81%)を得た。 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δ(ppm):0.50〜1.00(7H,m)1.00〜2.15
(30H,m)2.45(3H,s)2.46〜2.80(4H,
m)4.68(1H,t,J=6.5)5.60(1H,s)
6.88〜7.33(6H,m)7.66(1H,d,J=9.0)
7.88(1H,br,s) 3.1g(5.00mmol)の26〜を25mlの酢酸に加え、
室温で撹拌した。これに亜硝酸イソアミル586mg
(5.00mmol)を滴下し、さらに1時間撹拌した。
これを水300mlにゆつくり加え、析出した沈殿を
ろ取し、水洗した。減圧下に乾燥し、2.9g(91
%)の7−ニトロソ体を固体として得た。融点
約90℃ 2.9g(4.5mmol)の7−ニトロソ体をエタノ
ール50mlに溶かし、窒素気流下で還流状態まで加
熱した。これに塩化第一スズ4.27g(22.5mmol)
の濃塩酸溶液(10ml)を10分間かけて滴下した。
さらに30分間加熱還流後、冷却し、これを水150
mlに注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層
を無水硫酸マグネシウムで乾燥したのち、濃縮乾
固して7−アミノ体とスズの錯体を得た。これは
遊離のアミノ体とすることなく次の反応に使用し
た。 この7−アミノ体にトルエン100mlと2,5−
ジメチル−1,3,4−オキサジアゾール,0.49
g(5.0mmol)を加え約5時間加熱還流した。こ
れを水250mlに注ぎ、酢酸エチルで抽出した。酢
酸エチル層を無水硫酸マグネシウム上で乾燥した
のち濃縮し、シリカゲルカラムクロマトグラフイ
ーで分離精製して29〜2.2g(70%)を固体として
得た。融点〜120℃ 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3) δ(ppm):0.48〜1.00(7H,m)1.05〜2.20
(30H,m)2.43(3H,s)2.46(6H,s)
2.46〜2.80(4H,m)4.67(1H,t,J=6.5)
6.60(1H,d,J=8.5)6.90〜7.35(6H,m)
7.85(1H,s) 実施例 14 (例示化合物34〜の合成) 市販の3−アミノピラゾール8.3g(0.1mol)
とオルトギ酸トリエチル22.2g(0.15mol)をト
ルエン100mlに溶かし、約10時間加熱還流した。
トルエンを減圧留去後残渣をメタノール50mlに溶
かし、その中に実施例2と同様にして10.4g
(0.15mol)のヒドロキシルアミン塩酸塩から調
製したヒドロキシルアミンのメタノール溶液を0
℃で加え、加え終わつたのち室温で1時間撹拌し
た。その後メタノールをできるだけ低い温度で減
圧留去し、残渣にジクロルメタンを加えると
(XI)(R6=R7=H)が結晶として析出した。収
量8.2g(65%) このアミドオキシム5g(40mmol)を実施例
2に示したようにTHF中p−トルエンスルホン
酸クロリドとトリエチルアミンと反応させた後、
加熱還流し、シリカゲルカラムクロマトグラフイ
ーで精製することにより34〜、を2.6g(60%)得
ることができた。融点200〜205℃ 核磁気共鳴スペクトル(DMSO−d6) δ(ppm):5.75(1H,d,J=2.5)7.53(1H,
d,J=2.5)8.50(1H,s) 実施例 15 (例示化合物35〜の合成) 3−アミノピラゾール8.3g(0.1mol)とオル
ト−4−(p−ニトロフエニル)酪酸トリメチル
27.1g(0.1mol)から実施例12に示した方法とほ
とんど同様にして(XI)(R6=H,R7=−
(CH23C6H4NO2)を19g(69%)得ることがで
きた。このアミドオキシム5g(18mmol)から
35〜は3.1g(68%)得ることができた。融点165〜
170℃ 核磁気共鳴スペクトル(DMSO−d6) δ(ppm):2.04(2H,m)2.55〜2.86(4H,
m)5.78(1H,d,J=2.5)7.25(2H,d,
J=8.0)7.54(1H,d,J=2.5)8.05(2H,
d,J=8.0)
【図面の簡単な説明】
図面は、マゼンタ色素の吸収スペクトルを示
す。 A……例示化合物3〜から生成する色素の吸収ス
ペクトル、B……例示化合物13〜から生成する色素
の吸収スペクトル、C……比較カプラー(a)から生
成する色素の吸収スペクトル。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 (式中、R1及びR2は水素原子、アルキル基及
    びフエニル基から選ばれた基を示し、これらは互
    いに同一でも異なつていてもよく、これらの基は
    置換基を有していてもよい。また、Xは水素原
    子、ハロゲン原子、アシル基、ニトロソ基、アミ
    ノ基又は置換アミノ基を、Yは水素原子又はアラ
    ルキル基を示す。) で表わされるピラゾロ[1,5−b][1,2,
    4]トリアゾール誘導体。
JP2774584A 1983-03-18 1984-02-16 ピラゾロ〔1,5−b〕〔1,2,4〕トリアゾ−ル誘導体 Granted JPS60172982A (ja)

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