JPS61221050A - 排紙収納部における排紙量検知機構 - Google Patents

排紙収納部における排紙量検知機構

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JPS61221050A
JPS61221050A JP6098485A JP6098485A JPS61221050A JP S61221050 A JPS61221050 A JP S61221050A JP 6098485 A JP6098485 A JP 6098485A JP 6098485 A JP6098485 A JP 6098485A JP S61221050 A JPS61221050 A JP S61221050A
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recording
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JP6098485A
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Inventor
Tadashi Nishio
西尾 正
Norio Amamiya
雨宮 紀雄
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、複写機やプリンター等の記録装置等におい
て用いられる排紙収納部に排出される記録紙の排出量を
検知する機構に関するものである。
〔従来の技術〕
−1−P   νit’s’鄭籾めゴl ・ノ、々 −
リヒ171!’r’fi暑七町慴菅りず」9いて、排出
された記録紙は、排紙トレー等の記録紙排紙収納部に積
載収納され、該収納部は検知手段により積載収納記録紙
が所定量に達したことを検知するように構成されている
第16図^は、従来のかかる排紙量検知機構を備えた排
紙収納部の一例を示す概略斜視図である。
排紙トレー71には、排出された記録紙Pの前縁を規制
する前ガイド72と、前方側縁を規制する横ガイド73
とを互いに直角をなすように一体に形成した2つの角部
ガイド74a、74bが前方両端に配置され、更に排出
記録紙Pの中間側縁を規制する2つの側面ガイド75a
、75bが両側部に配置されている。そして前記一方の
角部ガイド74aの前ガイド72と横ガイド73の所定
位置に、それぞれ発光器76と受光器77が対向するよ
うに固設されている。
このように構成されている排紙トレー71に、記録紙P
が排出されて積み重ねられて行き、積載記録紙が所定の
高さに到達すると、該積載記録紙の最上面が、前記発光
器76から受光器77への光路を遮断するため、受光器
77から排紙量検知信号が発せられるようになっている
第16図(B)は、他の従来の排紙量検知機構を備えた
排紙収納部を示す斜視図で、この収納部はデータ処理装
置などに用いられるものである。すなわち、四隅に角部
ガイド77を配設した排紙トレー78は、支柱79に沿
って上下動可能に支持され、ばね部材(図示せず)によ
って上方に付勢されており、排紙トレー78の下方の所
定位置には、アクチュエータ80とマイクロスイッチ8
1からなる検知器が配置されている。
このように構成されている排紙トレー78に記録紙Pが
重積されて収納されると、記録紙の重量に応じて排紙ト
レー78はばね部材に抗して下降して行く。そして所定
量の記録紙Pが積み重ねられて、排紙トレー78が所定
位置まで降下すると、排紙トレー78はアクチュエータ
80と係合し、このアクチュエータ80の変位により、
マイクロスイッチ81が作動され、排紙量検知信号が発
せられるようになっている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
いた排紙量検知機構においては、記録装置から排出され
た記録紙Pが排紙トレー71上の所定位置に重積収納さ
れる前に、必ず発光器76と受光器77間の光路を横断
してしまうので、その都度瞬間的に、検知信号すなわち
ノイズを発生する。したがって、このノイズを真の排紙
量検知信号と区別して装置を制御するためには、電気的
に検知信号及びノイズを処理する特別の回路構成を必要
とするという欠点があった。
一方、第16図(81に示す従来例においては、上記第
1の従来例のようにノイズを発生する欠点はないが、こ
の検知機構で検知できる記録紙のサイズが限定されると
いう欠点がある。すなわち、例え ′ば84版の記録紙
収納用に作られた排紙トレーを用いて、85版の記録紙
を排紙した場合には、85版は84版の半分の大きさで
あり、重量も半分である。したがって、84版の記録紙
を重積した排紙トレーが降下し、アクチュエータを作動
させる所定位置まで、85版の記録紙を重積して排紙ト
レーを降下させるためには、84版の記録紙の、2倍必
要になる。すなわち、85版の紙が所定量積み重ねられ
ても排紙検知が行われず、記録紙が排紙トレーより溢れ
る等の不具合が発生してしまうという欠点があった。
〔問題点を解決する手段及び作用〕
本発明は、従来の排紙収納部における排紙量検知機構の
上記欠点を゛解消するためになされたもので、排紙収納
部の排出記録紙を重積載置する底板を少なくとも2分割
して、その分割底板の少なくとも1つをヒンジ等で揺動
可能に支持させ、その揺動分割底板をばね等で上向きに
付勢させて、その揺動分割底板の1つの上面全面に亘っ
て、使用する異なるサイズの全ての排出記録紙の少なく
とも一部が共通に載置されるように構成し、且つその排
出記録紙が共通に載置される揺動分割底板の揺動変位量
を検知する検知器を配設して排紙量検知機構を構成する
このように構成した排紙量検知機構においては、適用す
る全てのサイズの排出記録紙は揺動分割底板の全面に亘
って載置され、その所定の重積載置量によって検知器を
作動させる。したがって、記録紙のサイズに拘らず正確
な排紙量の検知を行わせることができ、誤検知や排紙の
溢れ等を確実に阻止することが可能となる。
〔実施例〕
以下本発明の実施例について説明する。第1図は本発明
に係る排紙量検知機構の一実施例を適用した排紙トレー
を備えた記録装置を示す概略線図である。図において、
1は給紙トレーで、該給紙トレーl内に収納されている
記録紙Pは給紙ローラ2によって、転写部3に供給され
る。4は書き込み部5により形成された潜像を現像部6
により現像したトナー像を担持した記録ドラムで、前記
転写部3において、該記録ドラム4から記録紙Pにトナ
ー像が転写され、該記録紙Pは定着部7を経て、排紙ロ
ーラ8により排紙トレー10に排出されるように構成さ
れている。
排紙トレー10は、第2図に示すように、基板11を備
えており、その一端には排紙トレー10を、装置零体9
へ先端部を上方へ傾斜させて着脱自在に装着するための
嵌合係止部12が設けられている。
基板11の中央両側部には、係合孔を有する中板支持部
13が切り起こしなどにより形成されており、該中板支
持部13には、少なくとも使用する記録紙の排出方向の
長さより小なる長さを有する中板部14の一端両側部に
形成した突部15を嵌合して、該中板部14を基板11
に対して揺動可能に配設している。そして該中板部14
とその下方に位置している基板11間には、中板部14
を上方へ付勢するためのばね16を介在させている。中
板部14の揺動先端部には排出紙Pの後縁位置を規制す
るための後板17が取り付けられており、また前記基板
11の排出方向先端部には前板18が取り付けもれてい
る。更に基板11の両側部には、排出記録紙Pの両側縁
部の位置を規制するための側板19が、排出方向に平行
に設けられている。なお、この実施例では、基板11の
中板部14の配設されていない部分は、記録紙収納のた
めの底板部を兼ねている。
中板部14の揺動先端部には、アクチュエータ20が突
出固設されており、該アクチュエータ20の変位領域内
において、該アクチュエータ20により作動される検出
器21が、本体装置9内に配設されている。検出器21
としては、マイクロスイッチ、リードスイッチ、フォト
センサなどを適宜選択使用することができる。
次にこのように構成されている排紙量検知機構付の排紙
トレー10の動作について説明する。転写。
定着された記録紙Pが排紙ローラ8により排出されると
、その前縁は前板18に突き当たって跳ね返される。そ
してその後端は後板17に当接して移動を停止し、中板
部14上と底板部を兼ねた基板ll上とに跨って収納載
置される。次いで排出される記録紙は、同様に前板18
に突き当たり跳ね返されて先に収納されている記録紙上
を滑って後板17に当接して停止する6以上のようにし
て、排出記録紙Pは後板17に後縁を当接した状態で排
紙トレー10内に整列して積み重ねられる。
この際、記録紙Pの排出方向先端側は底板部を兼ねてい
る基板11に、またその後端側は中板部14にそれぞれ
支持される。記録紙Pが順次積み重ねられていくにした
がって、中板部14上に載置される記録紙の重量が増加
し、ばね16の付勢力に抗して中板部14を押し下げて
行く、そして記録紙Pが所定枚数重積されて、所定の高
さに達した時には、中板部14が所定位置まで押し下げ
られる。中板部14が押し下げられると、それに固設さ
れているアクチュエータ20も所定量変位するので、ア
クチェエータ20の所定の変位位置で作動するように設
けられている検知器21が作動され、排出量検知信号を
発生する。
この場合、中板部14はその上に載置されている記録紙
P、の重量のみによって変位されるので、底板部を兼ね
ている基板ll上に載置されている記録紙P、の重量、
すなわち記録紙Pの長さには関係しない。したがって、
記録紙Pの幅が一定ならば、記録紙Pの長さに拘らず、
所定の排紙量を正確に検出することができる。
また、この実施例では絶縁紙Pは後板17に後縁A−当
創各1−ナー4+蛯ア条欠万III  プ4外コー會拓
IZ−−2^プ異なる長さの記録紙を混合して排出させ
ても、後板17に揃えて積み重ね収納することができる
。排紙トレー10の傾斜角度θ及び排紙トレー10内に
おける記録紙Pの先端と前板18との間隔lは、排紙ロ
ーラ8の排出力や記録紙Pの紙質等を考慮して定められ
るが、−例として、θ≧8’l!=10〜50鶴が良好
な結果が得られる。また、この実施例では、後板17を
中板部14の揺動端部に設けであるが、この後板は省略
して、本体9の外壁面に後板の機能をもたせることも勿
論可能である。
第3図は、記録紙の長さに応じて排紙トレーの前板の位
置を調整できるように構成した実施例を示す。この実施
例では、前板18に直角方向に折り曲げた水平板部23
を一体的に形成して、この水平板部23の中央部の長さ
方向に長孔24を設け、該長孔24に沿って薄肉段部2
4aを形成する。そして、該段部24aに係合し、長孔
24を貫通する止めビス25を基板11に螺着して、前
記水平板部23を基板11に摺動可能に固着するもので
、記録紙Pの長さに応じて前板18の固定位置を調整で
きるように構成されている。
また、この実施例では中板部14に支持用突片14aが
形成されており、この突片14aを基板11に形成した
係合孔11aに挿入係合させて、中板部14を基板11
に揺動可能に支持させている。また側板19a、19b
は側方全体に亘って形成されており、その内側面には、
排出記録紙Pの側縁位置を規制するための突条26が形
成されている。また、排出記録紙Pの後縁を整列するた
めの後板17aは基板11と一体に形成されており、中
板部14に固設されているアクチュエータ20は、後板
17aに形成された穴部17a′より突出するように構
成されている。
第4図は、他の実施例を示すもので、排紙トレーの基盤
11の排出方向先端側を、更に上方へ折り曲げて基板傾
斜部11bを形成したものである。前板18で跳ね返っ
た記録紙Pは、既に積み重ね収納されている記録紙P上
を滑って落下するとき、記録紙間の摩擦抵抗によって滑
り落ちる勢力が減殺されるが、上記のように基板傾斜部
11bを更に弯曲形成することにより、記録紙Pに後板
17方向へ性を良好にすることができる。
上記各実施例では、アクチュエータを中板部14の先端
に突出固設したものを示したが、アクチュエータは中板
部には固設せず、第5図に示すように、アクチュエータ
27を中板部14とは別体に構成し、その中央部付近に
形成された係止孔28によって、本体に回動可能に軸支
し、更にアクチェエータ27の中間部には弾性部材29
を張架して、アクチュエータ27の先端部27aが常に
中板部14を押し上げるように付勢し、更にアクチェエ
ータ27の他端部27bの回動領域内に検知器21を配
設するように構成してもよい、このように構成しても、
上記各実施例と全く同様に動作させることができる。ま
た、この実施例は、上記各実施例と同様に、検知器21
が本体に固設されているので、検知器21への配線も本
体内に収容されていて、排紙トレー10には配線が不要
なので、排紙トレー10を本体に容易に着脱することが
できる。
第6図は、アクチェエータ及び検知器を排紙トレー内に
一体的に設けた実施例を示す図である。
すなわち、中板部14の下方の排紙トレー基板11にア
クチュエータ支持部30を設け、該支持部30には、中
板部14の下面に当接する当接部31aを備えたアクチ
ュエータ31を回転可能に支持している。そして該アク
チュエータ31には弾性部材32が張架されていて、そ
の当接部31aを中板部14に当接するように付勢して
いる。検知器21はアクチュエータ31の作動子31b
の所定の変位により作動されるように、トレー基板11
に固設されている。検知器21への配線コードの先端に
は接続プラグ33が付設されている。
以上のように、この実施例によれば、中板部14゜アク
チュエータ31.検知器21が、排紙トレー10上に一
体的に配設されているので、排紙トレーをユニットとし
て、種々の排紙装置にも共通に取り付けて使用できると
いう利点がある。更にまた、所定排紙量を表示するブザ
ー、ランプ等の警報・報知器を排紙トレー内に一体的に
設けることにより、17M +−、!lfPHkg’4
kMLマ4、廿Jl”壬l田す2、啼ル礒(1きる。
第7図に示した実施例は、排紙トレーにおける排紙を重
積載置する底板部をトレー基板とは別体で構成したもの
である。すなわち、底板部35と中板部36とを一体的
に折り曲げて形成し、その構成材料自体の弾性により、
中板部36が上方に付勢されるように構成する。そして
底板部35の下面に突出形成した係止片37を、基板1
1に形成した係合孔38に嵌合係止することにより、中
板部36及び底板部35からなる排紙載置用底板を基板
11に取り付けるものである。このように構成すること
により、上記各実施例で用いている中板部付防用のばね
等を不要にすることができる。
以上説明した各実施例は、記録紙の長さが異なっても安
定した排紙量の検知が行える構成のものを示したが、次
に、排出記録紙の幅が異なっても安定した排紙量検知が
できるようにした実施例について説明する。
第8図^は、その概略斜視図であり、第8回出)は排紙
重積状態を示す説明図である。第8図^に示すように、
中板部41は、排出される記録紙のうち幅の狭い記録紙
の幅とほぼ同一の幅を有する中央中板41aと、その両
側の側部中板41b、41Cの3体に分割されており、
例えばヒンジ42a、42b。
42cによって、基板11にそれぞれ独立して揺動可能
に係止されている。3つの中板41a、 41b、 4
1Cは、それぞれ排紙トレー基板11との間に介装され
たばね43 a 、 43 b 、 43 cによって
、各々独立して上方に付勢されている。そしてアクチュ
エータ(図示せず)は中央中板41aの作用を受けるよ
うに設けられており、また、基板11の両側部には、側
板取付用長孔11 c 、 11 dが形成されており
、該長孔11c、lldには、側板44の下部に折り曲
げ形成した水平部44aに嵌入された止めねじ45を挿
入し、該止めねじ45を基板11に螺着することにより
、両側板44を基板11に摺動可能に固着し、記録紙の
幅に合わせて側板44の位置を調整できるように構成し
ている。
このように構成した排紙トレーにおいて、狭い幅の記録
紙P1を排紙した場合は、記録紙P、は中央中板41a
上に積み重ねられるので、ばね43aの付勢力に抗して
中央中板41aは押し下げられて行き、所定枚数重積さ
れると、アクチュエータ(図示せず)に作用して検知器
(図示せず)を作動させる。一方幅の広い記録紙P、に
対しては、記録紙の中央部P。は中央中板41a上に積
載され、中央中板41aからはみ出す両側部P zh+
  P tcは、それぞれ側部中板41b、Aic上に
載置される。したがって、記録紙Ptの両側部P。+P
ICの重量はそれぞればね43b、43Cで支持される
ため、中央中板41aにはその上に積載された記録紙の
重量しかかからない。すなわち、排出される記録紙の紙
幅が狭くても、広くても、中央中板41aにかかる記録
紙の重量は、重積される記録紙の高さだけに依存するこ
とになり、紙幅に関係なく安定した排紙量検知が可能と
なる。なお、この実施例では中板部を3分割したものを
示したが、必要に応じて、適宜分割することができる0
例えば、第9図は中板部を5分割した変形例を示すもの
で、5分割中板部を符号46で示す、この場合は、5種
類の異なる幅の記録紙の排紙量を正確に検知することが
可能になる。
第10図は記録紙の紙幅の影響を受けないようにした他
の実施例を示す概略線図である0図において、213.
21bはそれぞれアクチェエータ27の変位を検知する
第1及び第2検知器である。この図では、第1検知器2
1aは第2検知器21bの下方に配置されている。そし
て、排紙トレーの基板11の本体に対する傾斜を大にし
て、排出紙を跳ね返させる前板を省略した点を除き、他
の構成は第5図に示した実施例と同様である。
このような構成において、中板部14が紙の重量で押し
下げられて、アクチュエータ27の先端部27aを押し
下げると、後端部27bは上方へ回動して行き、まず第
1検知器21aを作動させ、更に記録紙が積み重なると
、第2検知器21bを作動させる。
一方、一般の複写機等の記録装置においては、使用する
記録紙のサイズに応じた各種の制御を行う必要があるた
め、操作パネルの入カキ−や、給紙力セントのサイズ検
知信号等の紙サイズ入力手段によって、紙サイズを指定
するようになっている。この紙サイズ指定信号と第1及
び第2検知器21a、21bの各検知信号とを組み合わ
せて、記録紙のサイズが異なっても所定の積載枚数の排
紙量検知を行わせることができる。すなわち、幅の狭い
記録紙(例えばA4)を使用する場合には、同じ枚数で
も幅の広い記録紙(例えばB4)を使用する場合よりも
重量が少ないので、アクチュエータ27の変位量が少な
い。したがって、幅の狭いA4サイズの紙サイズ指定信
号が出力されている時は、下方にある第1検知器21a
の作動で排紙量検知信号を発生させるようにし、一方、
幅の広いB4サイズの紙サイズ指定信号が出力されてい
る時は、下方にある第1検知器21aを不作動状態にし
て、上方にある第2検知器21bの作動で排紙景検知信
号を発生させるように構成する。
第11図に、このような動作を行わせるための回路例を
示す。図において、47はアクチュエータにより作動さ
れる第1及び第2検知器21a、21bからなる排紙量
検知信号発生部、48は記録紙サイズ指定信号発生部、
49.50はそれぞれ対応する排紙量検知信号及び記録
紙サイズ指定信号が入力されるアンド回路、51は該ア
ンド回路49.50の出力が入力されるオア回路である
。52は前記オア回路51の出力により駆動されるスイ
ッチングトランジスタ、53は表示用発光ダイオードで
ある。
以上示した各実施例は、排紙トレーにおける揺動中板部
が記録紙の排出方向の後端側に設けたものを示したが、
本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、第
12図に示す実施例は、排紙トレーの基板11を本体に
対して下向きに傾斜するように着脱自在に取り付け、揺
動中板部14は、記録紙排出方向の先端側に揺動端が位
置するように配設されたもので、その他の構成は、第6
図に示した実施例とほぼ同様である。この実施例では、
排出記録紙はその先端縁が前板18に当接して整列され
ながら積み重ね収納され、第6図に示したものと同様に
、所定積載量を検知することができる。
なおこの場合は、後板を省略することができる。
第13図は、第1〜第1θ図に示した実施例と同様に、
排紙トレーの基板11は本体に対して上向きに傾斜して
配置されるように取り付けられているが、揺動中板部は
記録紙排出方向の先端側に揺動端が位置するように配設
した実施例である。この実施例では、後板17を記録紙
の長さに応じて、その配置位置を変えられるように構成
しておくと、基板を上向きに傾斜するように配置しても
、各サイズの排出記録紙の先端部を揺動中板部の所定位
置に整列して配置することができる。
第14図^、 (B)は、排紙トレーの記録紙を積載す
る底板部を排紙方向と平行に分割して、その一方を揺動
可能に保持した実施例である。すなわち、排紙トレーの
基板54の中央部に排紙方向に沿って切欠穴部54aを
設け、該穴部54aに突起部55aを係合させて、揺動
底板55を配設する。揺動底板55の側部には側板55
bが一体的に形成されており、揺動底板55とその下方
に位置している基板54間には、先に示した実施例と同
様に、ばねが介装されており、またその間にはアクチュ
エータと検知器が配設されている。この実施例はトレー
の片側、すなわち側板55bを基準にして排出される幅
の異なる記録紙の排紙量の検知を正確に行わせることが
できる。
第15図は、上記各実施例において、中板部の付勢に使
用できる更に好ましいばね構造体の構成例を示す図であ
る。このばね構造体60は、上下端面61a、61bの
中央部に穴52a、62bをそれぞれ形成した中空円筒
状ケース61を備えており、該円筒状ケース61内には
、中間につば部63を有するボルト64を、その上下両
端部64a、64bを前記穴62a。
62bより貫通突出させて配置し、更にボルト64の上
端には中板部14の下面に当接するヘッド65を固着し
ている。そして前記ボルト64のつば部63と、ケース
61の下端面61bとの間には、排紙量検知のために必
要とする所定のばね力より僅かに小さいばね力を発生す
るように、予め圧縮されたコイルばね66が配設されて
いる。
このように構成したばね構造体を、中板部14と排紙ト
レー基板11間に配設し、且つボルト下端部64bが基
板11に設けた穴部lieを貫通して基板に設けられて
いる検知器21に当接するように配置しておく。
このように構成した排紙量検知機構において、記録紙が
中板部14上に積み重ねられた場合、中板部14を支持
するボルト64のつば部63は予め圧縮されたばね66
の付勢力を受けているので、積載記録紙が所定量に達す
るまではボルト64は殆ど変位しない。そして積載記録
紙が所定量に達して、その重量かばね66の付勢力を越
えると、はじめてボルト64と共に中板部14も変位す
る。
したがって、この際ボルト64の下端64bにより検知
器21が作動せしめられ、所定排紙量の検知が行われる
。この場合、ポル)64bの下端で検知器21を作動さ
せる代わりに、中板部14自身の変位量を検知するよう
に、検知器21を配置してもよい。
このような構成のばね構造体を用いると、検知器を作動
させるために必要な中板部の変位量が極めて小さくでき
るので、大きく変位できるように中板部を大きく傾斜さ
せておく必要がなく、中板部と底板とをほぼ一平面をな
すように配置でき、したがって記録紙に不要な弯曲力が
加わらないようにすることができる。
〔発明の効果〕
以上実施例に基づき詳細に説明したように、本発明は、
排出紙を重積載置する底板を少なくとも2分割し、該分
割底板の少なくとも1つを、一方向に付勢しつつ揺動可
能に配設し、その揺動分割底板の1つの上面全面に亘っ
て、異なるサイズの排紙の少なくとも一部分を載置する
ように構成し、且つその揺動分割底板の揺動変位量を検
知する検知器を設けて排紙量検知機構を構成したので、
適用する全てのサイズの排紙は、検知器の備えた揺動分
割底板の全面に亘って共通に載置され、その所定の重積
載置量によって検知器を作動させ、記録紙の長さあるい
は幅の異なる記録紙を用いた場合においても、常に所定
枚数の積載時に検知信号を発生することができる。した
がって安定した排紙量の検知を行うことができ、誤検知
や排紙溢れ等を確実に防止することができる等の効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明にかかる排紙量検知機構の一実施例を
適用した排紙トレーを備えた記録装置を示す概略線図、
第2図は、その排紙トレーの拡大機路線図、第3図〜第
7図は、それぞれ他の実施例を示す概略線図、第8図^
は、異なる紙幅の排紙に適用できるようにした実施例の
概略線図、第8図TB)は、その排紙重積状態を示す説
明図、第9図は、その変形例を示す図、第1O図は、同
じく異なる紙幅の排紙に適用できる他の実施例を示す概
略線図、第11図は、その排紙量検知機構に適用される
回路構成例を示す図、第12図〜第14図CAB、(8
1は、それぞれ更に他の実施例を示す概略線図、第15
図は、本発明の揺動分割底板を付勢するばね構造体を示
す断面図、第16図へ、■)は、従来の排紙量検知機構
を備えた排紙トレーを示す概略斜視図である。 図において、1は給紙トレー、3は転写部、7は定着部
、8は排紙ローラ、9は装置本体、10は排紙トレー、
11は基板、12は嵌合係止部、14は中板部、16は
ばね、17は後板、18は前板、19は側板、20はア
クチュエータ、21は検知器、23は水平板部、24は
長孔、25は止めビス、27はアクチュエータ、29は
弾性部材、30はアクチュエータ支持部、31はアクチ
ュエータ、32は弾性部材、35は底板部、36は中板
部、41 a 、 41 b 、 41 cは中板、4
3a、43b。 43cはばね、44は側板、45は止めねじ、47は排
紙量検知信号発生部、48は記録紙サイズ指定信号発生
部、54は基板、55は揺動底板、60はばね、63は
つば部、64はポル゛ト、65はヘッド、66はコイル
ばねを示す。 特許出願人 オリンパス光学工業株式会社東1囚 墓2図 箒3図 第4図 東6図 荊9図 東14図 (A)        寧15図 (B)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 記録装置等における排出記録紙を重積収納する排紙収納
    部において、排出記録紙を重積載置する底板を少なくと
    も2分割し、該分割底板の少なくとも1つを、一方向に
    付勢しつつ揺動可能に配設し、該揺動分割底板の1つの
    上面全面に亘って、異なるサイズの排出記録紙の少なく
    とも一部分が載置されるように構成し、且つその1つの
    揺動分割底板の揺動変位量を検知する検知器を備えてい
    ることを特徴とする排紙量検知機構。
JP6098485A 1985-03-27 1985-03-27 排紙収納部における排紙量検知機構 Pending JPS61221050A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6475355A (en) * 1987-09-14 1989-03-22 Minolta Camera Kk Sheet housing device
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US5104114A (en) * 1988-07-13 1992-04-14 Licentia Patent-Verwaltungs-Gmbh Stacking device with container having movable bottom
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