JPS6121997B2 - - Google Patents

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JPS6121997B2
JPS6121997B2 JP58007179A JP717983A JPS6121997B2 JP S6121997 B2 JPS6121997 B2 JP S6121997B2 JP 58007179 A JP58007179 A JP 58007179A JP 717983 A JP717983 A JP 717983A JP S6121997 B2 JPS6121997 B2 JP S6121997B2
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JP
Japan
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salt
agglomerates
hydrated
agglomerate
sodium
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JP58007179A
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JPS58127798A (ja
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Ei Horashitsuku Hooru
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KORETSUKUSU CO ZA
Original Assignee
KORETSUKUSU CO ZA
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Publication date
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Publication of JPS58127798A publication Critical patent/JPS58127798A/ja
Publication of JPS6121997B2 publication Critical patent/JPS6121997B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D7/00Compositions of detergents based essentially on non-surface-active compounds
    • C11D7/02Inorganic compounds
    • C11D7/04Water-soluble compounds
    • C11D7/10Salts
    • C11D7/16Phosphates including polyphosphates
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D11/00Special methods for preparing compositions containing mixtures of detergents
    • C11D11/0082Special methods for preparing compositions containing mixtures of detergents one or more of the detergent ingredients being in a liquefied state, e.g. slurry, paste or melt, and the process resulting in solid detergent particles such as granules, powders or beads
    • C11D11/0088Special methods for preparing compositions containing mixtures of detergents one or more of the detergent ingredients being in a liquefied state, e.g. slurry, paste or melt, and the process resulting in solid detergent particles such as granules, powders or beads the liquefied ingredients being sprayed or adsorbed onto solid particles
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
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    • C11D3/00Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
    • C11D3/02Inorganic compounds ; Elemental compounds
    • C11D3/04Water-soluble compounds
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    • C11D3/062Special methods concerning phosphates
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    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D3/00Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
    • C11D3/02Inorganic compounds ; Elemental compounds
    • C11D3/04Water-soluble compounds
    • C11D3/10Carbonates ; Bicarbonates
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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
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  • Inorganic Chemistry (AREA)
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  • Glanulating (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は粒子状の水和可能な洗浄活性塩又はこ
の種の塩の混合物、及び場合によつてはさらに1
種又はそれ以上の洗剤添加物、例えば中性のアル
カリ金属の洗浄活性塩、アルカリ金属水酸化物、
界面活性剤、充填剤又は着色剤と組合せたものを
水和(hydrating)及びアグロメレート化
(agglomerating)する方法に関する。より特定的
には、本発明は倉庫又は家庭における周囲温度の
貯蔵における固化現象(caking)に対する抵抗
力の高い、乾燥した注入可能(pourable)なアグ
ロメレート形態の、温度に対して安定な、水和し
た洗浄活性塩の製造法に関する。また本発明の方
法は水和条件の調節を包含し、それにより個個の
水和しつつあるアグロメレート化された洗浄活性
塩の粒子が相互にその上を連続的に移動し合い、
アグロメレート化した粒子の過大寸法のアグロメ
レートの形成が最低に抑えられる。特に経済的に
重要な点は、連続急速操作法に本方法を適用する
ことが可能なことである。そのため、実質的に完
全な水和を行うには最高4〜24時間を要し、しか
も有用な大きさの粒子を得るためには破壊又は粉
砕しなくてはならない固化生成物の得られること
がきわめて多い従来公知の洗浄活性塩の水和法に
較べ、洗浄活性塩の粒子を最初に水の噴霧スプレ
ーに接触させてから30分以内に、すぐに包装でき
るような、実質的に水和され、そして乾燥したア
グロメレート化された洗剤生成物を製造すること
ができる。 水和可能な洗浄活性塩を基剤とした洗剤組成物
を配合することについては、多くの技術が特許及
び科学文献に記載されている。これらの洗剤組成
物は大抵の場合構造式: (式中Mは水素又はアルカリ金属であるが、少な
くとも1個のMはアルカリ金属であり、そしてr
は1から約6までの範囲内の整数である)を有す
ることを一般に特徴とする「縮合燐酸塩」、アル
カリ金属の炭酸塩、硫酸塩、ピロ燐酸塩及びメタ
硼酸塩、水溶性低級脂肪酸アルカリ金属塩、なら
びに水溶性のナトリウム又はカリウム珪酸塩を含
んでいる。大抵の場合、商品化された洗剤配合物
にはアルカリ金属の炭酸塩、硫酸塩又はメタ硼酸
塩と組合せた少なくとも1種の「縮合燐酸塩」が
含まれている。 最も簡単な洗剤配合技法は、粉末又は結晶形態
の乾燥した無水の洗浄活性塩を単に機械的に混合
する方法である。しかしこのような混合物は、包
装内容物に水が入りこまない水蒸気障壁を設けた
容器内に包装する必要があり、さもないと、中の
塩類が水和を起こし、一緒に凝集して固化混合物
を形成してしまう。包装を一旦開封すると、水蒸
気障壁は内容物の固化を防止するのに役立たなく
なる。またこれらの配合物の微粉状の稠度に起因
し、配合物は利用者に鼻孔及び呼吸器の刺戟を与
えやすい。これらの欠点のため、洗剤製造業者は
現在このような乾燥混合技法を好まない。 洗剤配合物を製造する別の方法は、無水の洗剤
成分の水中スラリーを形成し、それを加熱ドラム
内で乾燥するか、又はスプレー乾燥する方法であ
る。スプレー乾燥又はドラム乾燥により、受入れ
可能な洗剤配合物が得られる。しかしながら、ス
プレー又はドラム乾燥装置を設置するために現在
かかる設備費はなみ大抵でなく、それに乾燥用空
気又はロールを加熱するためのガスやポンプ、扇
風機その他の機器用の電気といつたエネルギー消
費量は、洗剤製品を製造するのに用いられる他の
方法によるエネルギー消費を大幅に上まわる。 洗剤工業の現在の動向は、無水の洗浄活性塩か
ら乾燥した注入可能な洗剤組成物を製造するの
に、アグロメレート化法を用いることにある。多
数のアグロメレート化法が特許文献に記載されて
いる。例えば、ミレンケヴイツチ
(Milenkevich)らの米国特許第2895916号におい
ては、水性珪酸ナトリウムを用いて無水の洗浄活
性塩を湿潤し、リボン式ミキサー内で湿潤塩を撹
拌してアグロメレートを形成し、次いで塩が実質
的に水和されるまで、ときどき撹拌しながらアグ
ロメレートのエージングを行つてアグロメレート
を形成するバツチ方式の方法が提案されている。
この記載によると、エージング工程を完了するの
に0.25〜4時間かかるとされている。得られたエ
ージングずみのアグロメレートは固化し、10メツ
シユのタイラー篩を通過しうる粒体を得るにはア
グロメレートを粉砕しなくてはならない。 前記のエージング及び寸法調節工程をなくすた
め、米国特許第3625902号においては、原料を落
下カーテン状に保ち、その間に落下カーテン内の
粒子状原料に対して液体物質を噴霧してアグロメ
レート化させる方法を用い、回転ドラム内で成分
をタンブリングして粒子状の水和可能な洗剤成分
のアグロメレート化を行なうことが提案されてい
る。アグロメレート化された物質のタンブリング
床は、アグロメレート化した物質の落下カーテン
の基部に保たれ、該基部で適当な剪断力を受けて
過大寸法の粒子が小さくなる。例1及び例2によ
る方法は、約200米国メツシユの粒径を有する供
給原料物質を用いなければならないようであり、
処理に要する合計時間は34〜46分であるとされて
いる。さらに、記載されたところによると、この
方法はバツチ方式の操作に限定されるようであ
る。 ブリル(Brill)らによる米国特許第3933670号
は洗剤アグロメレートの連続式製造法を開示して
いる。該特許の記載するところによれば、回転式
円板アグロメレーターを用い、その上に一部水和
した縮合ホスフエート塩、炭酸ナトリウムのよう
な水和可能な洗浄活性塩、塩素放出剤及び水、な
らびに(又は)珪酸ナトリウムの水溶液が供給さ
れる。回転円板上で形成されたアグロメレートは
回転式乾燥機に移される。乾燥機内の温度条件
は、アグロメレートから遊離状態の(結合してい
ない)水、及び加熱脱水転化によつて低水準の水
和状態となつたために水和ビルダー塩から生じた
水が除去されるように保たれている。乾燥機から
取出したアグロメレートは過大寸法のものを高比
率で含んでいる。例3の記載では、生成物の約30
%は米国10メツシユの寸法よりも大きく、この過
大寸法物質はハンマーミルで粉砕する必要があつ
たとされている。粉砕によつて約20%は微粉化
し、これは回転円板に再循環させて戻さなくては
ならなかつた。回転乾燥機から取出した生成物が
全部米国10メツシユ篩を通るようにこの方法をコ
ントロールできないことは明らかである。そのう
え、乾燥アグロメレートは寸法を小さくするのに
ハンマーミルを用いなければならないほど硬い製
品である。 従来技術には上述したような制約があるのとは
対照的に、水和可能な粒子状の洗剤物質を安定
で、乾燥した、注入可能なアグロメレートに変え
るための迅速でしかも経済的な連続式方法が提供
されることを本発明者は発見した。本発明のアグ
ロメレートは、洗剤組成物に通常必要とされる大
きさにその寸法を低下させるための粉砕操作を必
要としないですむ。特に重要な点は、本方法は処
理される水和可能な洗浄活性塩のすべてを実質的
に完全に水和するので、仕上り生成物が加工工程
中又は周囲温度での貯蔵中に固化することがない
ことである。 アグロメレートの形態における注入可能な、貯
蔵安定性を有する、固化しない洗剤組成物は、1
種又はそれ以上の水和可能な洗浄活性塩を原料と
し、この塩の粒子状物質を不活性な気体媒質中に
乱流的(turbulently)に分散させながら、水又
は洗浄活性塩の水溶液、あるいはその両者の噴霧
流で湿潤し、それによつて水和及びアグロメレー
ト形成に充分な噴霧水で粒子物質が別個に湿潤さ
れるようにし、次いで得られた湿潤アグロメレー
トを出入口以外は密閉された容器内に移し、固化
を防ぐために水和しつつある湿潤アグロメレート
を絶えずおだやかに撹拌しながら、湿潤アグロメ
レートが実質的に水和されるまで、それらを該容
器内に滞留させることによつて製造される。次に
この水和したアグロメレートを、好ましくは流動
床式乾燥機内で乾燥し、水和後に残留する遊離状
態の水のほとんどを除き去る。別法として、遊離
状態の水を除くための乾燥を施してない水和ずみ
アグロメレートを、粒子形態の非水和性である洗
浄活性塩と物理的に組合せる方法があり、該方法
は、不活性な気体媒質中に、水和したアグロメレ
ートと粒子状の非水和性洗浄活性塩及びアグロメ
レート化剤、例えば珪酸ナトリウム水溶液又は界
面活性剤水溶液とを再び乱流的に分散させて元の
水和アグロメレートよりもわずかに大きなアグロ
メレートを得、この生成アグロメレートを流動床
式乾燥機内で乾燥して遊離状態の水の大部分を除
去することによつて遂行される。このようにして
非水和性の洗浄活性塩及び(又は)他の洗剤添加
物と組合わされ、そして乾燥させた水和ずみアグ
ロメレートも、包装されて長期間貯蔵された時点
でやはり固化することなく、自由流動性であり、
そして冷水又は温水にすぐに溶ける。 本発明は、工程中に実質的に水和され、そして
アグロメレート化される1種又はそれ以上の水和
可能な粒子状の洗浄活性塩から、乾燥した、注入
可能で固化しない洗剤組成物をアグロメレートの
形で製造するための迅速な連続式方法に関する。
本発明は、大気中の空気、窒素又は二酸化炭素の
ような不活性な気体媒質中に水和可能な塩の粒子
を乱流的に分散させている間に、水和に必要な量
の微細な噴霧形態の水を用いて塩供給流内の該粒
子の各々を均一かつ個別に湿潤させることによ
り、気体媒質中にまだ懸濁している間に湿潤粒子
が一緒に凝集し、米国10メツシユ篩の目よりも小
さな大きさのものが支配的であり、そして通常は
米国12メツシユの篩の目を通過するほど小さなも
のが約90%をこえるようなアグロメレートが形成
されることを発見したことによるものである。ア
グロメレート内における水和可能塩の水和は、ア
グロメレートを非−乾燥条件下において自由懸濁
状態に保つことができれば、アグロメレートが気
体媒質中にまだ懸濁している間に直ちに開始さ
れ、そして約5〜30分以内に実質的に完全な水和
状態となるように進行する。水和可能な塩の実質
的に完全な水和は、水和ずみのアグロメレートを
おだやかに撹拌する手段を具えた容器内に、湿潤
アグロメレートを直接移しかえることによつて容
易に達成しうることが見いだされた。湿潤アグロ
メレートの受入口と実質的に水和したアグロメレ
ートの排出口とを除いては、該容器は大気と遮断
され、実質的に完全な水和を達成するのに充分な
水がその中に留保される。前記のおだやかに撹拌
する主段は、アグロメレートの塊りが一緒に固化
するのを防ぐため、水和しつつあるアグロメレー
トが絶えずおだやかに移動しつづけるよう、また
一方では望ましくない過大寸法のアグロメレート
の過剰量の生成をおこすような程度の緻密化力
(compacting force)がアグロメレートにかから
ないように設計される。実質的に水和したアグロ
メレートは、密閉容器から連続的に取出され、乾
燥装置に送りこまれる。乾燥装置内でもアグロメ
レートは運動をつづけ、その間にアグロメレート
に周囲温度の、又は加熱された空気を接触させて
残留する遊離状態の(結合してない)水分をアグ
ロメレートから除去する。乾燥機から取出された
乾燥アグロメレートは、米国10メツシユ篩を通ら
ない過大寸法粒子の含有量が通常5%未満であ
る。本発明の方法の独特な特色は、密閉容器から
取出される過大寸法のアグロメレートがいずれも
軟かい稠度のものであつて、回転円板ローラー又
はバー装置にそれらを通すと、遠心的に装置の周
囲の円形スクリーンに推進されてスクリーンを通
過することにより、大きなアグロメレートでも大
きさが容易に小さくなることである。乾燥装置内
で生じる過大寸法のアグロメレートは比較的もろ
いため、所望の粒径範囲に粉砕されやすい。従来
技法で製造したときのアグロメレートに較べ、過
大寸法のアグロメレートはそれほど堅くないの
で、ハンマーミル、ボールミル等のような慣用の
粉砕装置を用いる必要がない。この種の粉砕装置
を用いると、どうしても大量の微粉末が生じ、そ
れをまたアグロメレーターに再循環させなくては
ならない。 また本発明では、密閉容器から取出された湿潤
水和アグロメレートをベースとして用い、このベ
ースに対し、非水和性の洗浄活性塩、洗剤用充填
剤、着色剤、塩素放出剤及び(又は)界面活性剤
を加えることにより、原料アグロメレートよりも
わずかに寸法の大きい新しいアグロメレートを形
成することも意図される。本発明のこの態様は、
前記のように製造された湿潤水和アグロメレート
を第二の乱流的に動く不活性気体媒質中に導入
し、また同時に非水和性の洗浄活性塩、充填剤、
塩素放出剤等のような粒子を水性アグロメレート
化剤、例えば水、珪酸ナトリウム水溶液又は界面
活性剤の水溶液と共に添加することによつて遂行
される。次いで得られた湿潤アグロメレートを乾
燥して、実質的にすべての遊離状態の(結合して
ない)水を除去する。この乾燥工程には流動床乾
燥機が好ましいが、回転ドラム乾燥機のような他
のタイプの乾燥装置も所望によつては使用でき
る。得られる乾燥アグロメレートは、通常全部が
米国メツシユ寸法で−10〜100メツシユの範囲内
である。乾燥アグロメレートは貯蔵中及び最終消
費者への出荷の過程において、固化現象に対する
抵抗力が高い。 以下、本発明の好ましい方法の一つを模式的に
示す添付の図面を参照して説明する。図面に示す
方法は下記のとおりである。不活性な気体媒質中
に水和可能な洗浄活性塩粒子を乱流的に懸濁さ
せ、その間に水和量の水を用いて粒子を個々に湿
潤させるための1で示した市販の装置は、オラン
ダ国アムステルダムのシユーギ社(Schugi bs)
製のK−G/シユーギ式ブレンダーアグロメレー
ターである。なお、同社の米国内総卸元は、ベル
ウインド社(Berwind Corp.)の子会社である。
イリノイ州ローズモントのベペツクス社(Bepex
Corp.)である。この装置は、垂直に据付けられ
た撹拌シヤフトアツセンブリ2を駆動するモータ
ーMから本質的になる。撹拌シヤフトは円筒チヤ
ンバー内に内蔵され、複数個の半径方向に突出す
るナイフ3を有している。上部金属シリンダー6
とシリンダー状に吊下げられた可撓性ゴム壁体4
との内部で生じる乱流の程度は、シヤフト速度
(1000〜3500rpm)と、ナイフ3の相対的位置、
角度及び勾配(slope)とによつて制御される。
ナイフを適切に調節することにより、シリンダー
6及び壁体4の内側での物質の滞留時間がきま
る。この滞留時間は大抵の場合1.0秒未満であ
る。1種又はそれ以上の粒子状の水和可能塩が計
量供給口11及び12から上部シリンダー6に供
給される。例えば、計量供給口11が水和可能な
縮合燐酸塩の粒子を装置内に供給し、計量供給口
12が水和可能なアルカリ金属の炭酸塩、硼酸
塩、硫酸塩又は低級脂肪酸の水和性アルカリ金属
塩、例えば酢酸ナトリウムの粒子を供給してよ
い。所望によつては、アグロメレート化用ブレン
ダーに供給する前に、いくつかの粒子状の塩を予
備混合してもよいが、このような予備混合は必須
条件ではない。所望により、計量供給口14から
の液体界面活性剤を塩粒子の上に噴霧することが
できる。水和可能な塩を完全に水和するのに充分
であるが、理論的な完全水和に必要な量を20%以
上こえない量の水和水を計量供給口13からシリ
ンダー6内に同時に導入する。この水はスプレー
ノズル(図示せず)を通して、空気噴霧するのが
望ましく、撹拌シヤフト2に取付けた回転ナイフ
3に接触してさらに粉砕され、固形粒子の表面を
均一に湿潤させる働きをする。被覆作用により、
湿潤粒子が一団となつてその大きさを増し、そし
てこのアグロメレート化は、円筒壁体4の内部を
下方へ向けて楕円形のアグロメレートが底部の排
出口へ進行する間じゆう継続する。アグロメレー
ター−ブレンダー内にアグロメレートが引止めら
れる滞留時間が短いため、通常アグロメレートの
大きさは最高約2.5mmに限定される。 ある条件の下では、湿潤アグロメレートが内部
円筒壁体に付着する傾向を持つ場合がある。この
ような条件は、液体添加剤が粘着性であつたり、
大量に射出された場合に起こりうる。このような
アグロメレートの蓄積は、垂直に振動するローラ
ーアツセンブリ5を用いて円筒ゴム壁体4を絶え
ず屈曲させることによつて防止できる。ローラー
アツセンブリ5の垂直運動は空気手段、回転カ
ム、その他の手段で実施可能である。 アグロメレーター−ブレンダー1から取出され
たアグロメレートは密閉容器16内に連続的に供
給される。密閉容器には、容器16の長さに沿つ
て水平にのびる回転撹拌シヤフト17が設けられ
ている。シヤフト17には、半径方向に突出する
U字形のバー18が取付けられ、なかのアグロメ
レートをおだやかに撹拌する。アグロメレートが
緻密化して大きな塊りとなるのを防止するため、
シヤフト17は約20〜40rpmの低速で回転する。
容器16内での水和可能物質の実質的に完全な水
和は、通常10分未満、そして大抵の場合5分未満
の滞留時間で達成される。安定な水和物が形成さ
れるように、そして仮に熱不安定な水和物が形成
されても、それらがすべて熱脱水されるような高
温にアグロメレートを保つに充分な熱が確実に得
られるように、容器16には断熱材を施すか、又
は温水を循環させるジヤケツトを設けるべきであ
る。入口と出口とを除いては、容器16は密閉さ
れ、大気中への水蒸気の亡失を最低に抑える。こ
の目的は、水和可能な塩又は塩類を実質的に完全
に水和するのに適量の水を確実に容器内に維持す
ることにある。場合によつては、微細なスプレー
の形、又は水蒸気としての付加的な水を容器16
の内部に導入し、該容器内に含まれる水和可能な
塩又は塩類を実質的に完全に水和するための適量
の水を容器内に維持するようにしてもよい。 水和したアグロメレートは、容器16から崩壊
装置20の中へ連続的に取出される。この崩壊装
置は、第2アグロメレーター−ブレンダー22に
アグロメレートが排出される前に、たまに認めら
れる過大寸法のアグロメレートの塊りを分解する
能力を有している。容器16から取出された時点
でのアグロメレートは比較的柔く、そして触感的
には乾燥しているが、まだ重量で数%の遊離状態
の(結合してない)水、といつても、手でゴルフ
ボール大の塊状物に圧縮すると、アグロメレート
が一体となつて固化する程度の水を含んでいる可
能性がある。このように圧縮したアグロメレート
の塊状物を堅い表面に落とすと、小さな細片に分
解する。崩壊装置20は、容器16からの全排出
物のうち、通常5重量%以下の過大寸法のアグロ
メレートを同じような方法で小さな細片に粉砕す
る。それには、柔いアグロメレートを周囲の円形
篩に対して遠心的に射出して、典型的には約米国
4メツシユ寸法の篩の目を通させる回転バーが用
いられる。 所望によつては、崩壊装置20を出た水和アグ
ロメレートを直接流動床乾燥機28のような乾燥
機に供給し、その中でアグロメレートに含まれる
遊離状態の(結合してない)水の量を比較的低水
準、例えば5%以下に下げてもよい。崩壊装置2
0を出たアグロメレートに付加的な洗浄活性剤、
例えば非水和性の洗浄活性塩、界面活性剤、液体
アルカリ金属珪酸塩、着色剤又は充填剤に含ませ
ることが所望される場合がきわめて多い。このこ
とは、塊り崩壊装置20を出た水和アグロメレー
トの計測量を直接第2ブレンダー−アグロメレー
ター22に連続的に供給し、その間それと同時
に、所望に合わせて供給口24から硫酸ナトリウ
ム又は、塩化ナトリウムのような粒子状の塩、供
給口25から液体界面活性剤のようなアグロメレ
ート化剤及び(又は)供給口26からアルカリ金
属珪酸塩の水溶液を計量供給することによつて容
易に達成される。アグロメレート化ブレンダー2
2に供給される液体アグロメレート化剤の量は、
混合物に含まれるすべての固形粒子物のアグロメ
レート化を行うのに丁度充分であつて、粘着性の
生成物が生じるような過剰量とならない、特定の
配合物ごとに必要なアグロメレート化剤の量を確
立するための試運転によつて決定される。 ブレンダー−アグロメレーター22から取出さ
れた生成物は、アグロメレーター−ブレンダー2
2に供給された水性アグロメレート化剤に起因す
る残留遊離水及び容器16から取出されたアグロ
メレート化された水和塩に含まれる残留遊離水の
大部分を除去するために、適度に乾燥しなくては
ならない。この乾燥処理は、ブレンダー−アグロ
メレーター22から取出されたアグロメレートを
流動床乾燥機28に供給し、その中でアグロメレ
ートを水平点線で図示したレベルに蓄積させるこ
とによつて達成される。高さの調節が可能な堰2
9が乾燥機28の長さに沿つたほぼ中間に位置
し、乾燥機の中にアグロメレートを一時的に拘束
するための二つの隔室を形成している。熱交換器
31からの温風を受入れるブロワー30により、
第1隔室内に周囲温度の、又は加熱された空気が
送りこまれる。熱交換器31における加熱媒体と
しては煙道ガス水蒸気又は熱湯を用いることがで
きる。第1隔室内に滞留しているアグロメレート
床の中に周囲温度の、又は加熱された空気が導入
される。この空気流はアグロメレートの床を絶え
ず一定に運動させるのに充分な速度を有してい
る。一部乾燥したアグロメレートは、堰29の上
部をこえて第2隔室に送りこまれ、そこでこれら
のアグロメレートは、第2隔室内の物質床内を通
り抜ける周囲温度の、又は加熱された空気によつ
て、残留遊離水含有量が約5重量%未満となるま
でさらに乾燥される。第2隔室用の周囲温度の、
又は加熱された空気は、ブロワー32及び熱交換
器33によつて供給される。加熱空気を用いる際
には、水和物が熱脱水を起こす温度よりも低い温
度の空気を用いるべきである。水分を含んだ空気
は排気ブロワー34により乾燥機28から排出さ
れる。乾燥したアグロメレートは、じようご35
の中に連続的に排出され、じようご35から崩壊
装置36に落下し、その中で過大寸法のアグロメ
レートが小さな細片に粉砕される。崩壊装置36
は、過大寸法のアグロメレートをその内壁に向け
て射出するための、半径方向に突き出たロツドが
間隔をおいて取付けられている回転シヤフトであ
るにすぎない。小さな粒径のものに分解するのに
ハンマーミルを必要とするほどにはアグロメレー
トが堅くならないので、崩壊装置36内で発生す
る粉砕力(shattering force)は過大寸法のアグ
ロメレートを粉砕するのに充分である。 崩壊装置36からコンベヤーベルト37の上に
取出されるアグロメレートは直ちに充填包装でき
る状態にある。これらのアグロメレートは自由流
動性であり、乾燥し、そして注入可能である。ま
た、これらのアグロメレートは、周囲温度が60℃
といつた高温になることもある倉庫内で長時間貯
蔵しても、だんご状に固化することが決してな
い。 本明細書に記載する方法は、広範に亘る洗浄活
性原料からの水和したアグロメレート化洗剤の形
成に適用できる。以下に記載する実施例は、本発
明の広範囲に亘る有用性の代表的な例を示したも
のである。 例 1 公知の従来技法による水和方法と、本発明によ
つて達成される水和の程度とを比較するため、下
記の自動皿洗い用配合物を両方の方法でアグロメ
レート化し、そして水和させた。配合物に用いた
水和可能な塩は無水のトリポリ燐酸ナトリウム、
無水の炭酸ナトリウム及び硫酸ナトリウムであつ
た。 配 合 重量部 無水トリポリ燐酸ナトリウム(粒状) 35.0 無水炭酸ナトリウム(粒状) 25.0 界面活性剤* 2.5 イソシアヌール酸カリウム 1.5 無水硫酸ナトリウム(粒状) 12.5 水性珪酸ナトリウム(固形分47%) 23.5 水道水 11.0 * 「25−R−2」、ワイヤンドツト・ケミカル
社(Wyandotte Chemical Co.)から販売されて
いる、エチレンオキシドとエチレングリコールと
を縮合させて生成された親水性ベースとプロピレ
ンオキシドとの縮合物 従来の方法 さきに述べた方法で、上記成分のすべてをシユ
ーギ社のブレンダー−アグロメレーター1の中で
分散させてアグロメレート化した。湿潤アグロメ
レートを通い箱(tote bin)に入れ、炭酸ナトリ
ウム、硫酸ナトリウム及びトリポリ燐酸ナトリウ
ムを可能な限り最高度に水和させるため24時間エ
ージングし、その後で遊離状態の(結合してな
い)水及び水和物の結合水の含有量を分析した。
それ以上エージングすると、通い箱の中でアグロ
メレートの固化がひどくなるのが観察された。こ
れらのアグロメレートのX線回折図は、トリポリ
燐酸ナトリウムが一部水和していることを示した
が、炭酸ナトリウム・1水和物はほとんど形成さ
れていないことを示した。 本発明の方法 トリポリ燐酸ナトリウム35部及び炭酸ナトリウ
ム25部をシユーギ社のブレンダー−アグロメレー
ター1に計量導入し、計量した12.5部の水道水の
供給噴霧流で湿潤し(滞留時間3秒未満)、小粒
径の湿潤アグロメレートを形成し、水和の発熱反
応で生じる熱を逃さないように熱を絶縁した密閉
容器16の中に前記のアグロメレートを取出し
た。絶えず撹拌しながら湿潤アグロメレートを6
分間容器16内に滞留させて水和性の塩の水和を
行い、約72℃のアグロメレート温度で容器から取
出した。次に、非イオン性界面活性剤、イソシア
ヌール酸カリウム、硫酸ナトリウム及び水性珪酸
ナトリウムの所定比率の供給原料と共に、水和し
ているがまだ湿潤状態のアグロメレートを第2の
シユーギのブレンダー−アグロメレーター22に
送りこみ、第1のブレンダー−アグロメレーター
1から取出したときのアグロメレートよりも平均
粒径が大きいアグロメレートを得る。第2ブレン
ダー−アグロメレーター22から取出したアグロ
メレートを流動床乾燥機28に供給する。乾燥機
内ではブロワー30及び32から43〜46℃の温風
が供給されて乾燥が促進される。乾燥機内に5分
間滞留した後、取出される。この乾燥アグロメレ
ートは貯蔵しても固化することはなかつた。この
アグロメレートと、従来の方法で製造したアグロ
メレートとについて、遊離状態の水と水和物とし
て結合している水との含有量の分析を行つた。 アグロメレートに含まれる遊離水%は、50℃に
保たれた強制通風オーブン内で秤量ずみの試料を
2時間乾燥した後再度秤量し、重量損失に基づい
て試料から蒸発した遊離水の%を計算した。アグ
ロメレートに含まれる水和物として結合した水
は、150℃の強制通風循環オーブン内でアグロメ
レートの新鮮な試料を1時間加熱することによつ
て測定した。加熱の前後における試料の重量の差
からアグロメレートに含まれる全水分%が計算さ
れる。水和結合水%は、全水分%から遊離水%を
差引いて計算される。なお、実際上すべての場合
において、アルカリ金属塩水和物は、150℃の温
度に加熱されると、その水和水をすべて失うこと
を理解すべきである。例えば、X線回折図によ
り、本発明の方法で製造されたアグロメレート内
に存在することが立証された炭酸ナトリウム・1
水和物は、100℃で、脱水する。同様に、トリポ
リ燐酸ナトリウム・6水和物は約108℃で脱水を
おこす。 計算上、もしトリポリ燐酸ナトリウムが完全に
水和してトリポリ燐酸・6水和物となり、炭酸ナ
トリウムが完全に水和して炭酸ナトリウム・1水
和物となり、そして珪酸ナトリウムが珪酸ナトリ
ウムの安定な水和物として存在するとするなら
ば、本例における洗剤配合物には水和物としての
水が13.00%含まれるはずである。その計算は次
のとおりである:
【表】 従来の方法で製造したアグロメレートの含水量
のデータは次のとおりであつた: 150℃に加熱して求めた全含水量=10.9% 50℃に加熱して求めた遊離水含有量=5.8% 結合水(全含水量−遊離水)=5.1% この5.1%という結合水は、トリポリ燐酸ナト
リウムが全部その6水和物に水和され、炭酸ナト
リウムが全部その1水和物に水和されたと仮定し
たときに保持されるべき水の合計量のわずか39.2
%に相当するにすぎない。 従来の方法によつて達成される水和効果が前記
のようにきわめて限定されているのとは対照的
に、本発明の方法で得られた生成物は、下記の含
水量データで実証されるとおり、トリポリ燐酸ナ
トリウム・6水和物及び炭酸ナトリウム・1水和
物についての理論的な水和水の91.5%に当る水和
水を含んでいた。 150℃に加熱して測定した全含水量=15.1% 50℃に加熱して測定した遊離水含有量=3.2% 結合水含有量(全水分−遊離水分)=11.9% これらのアグロメレートにおける11.9%の結合
水は、完全にトリポリ燐酸ナトリウムの全部をト
リポリ燐酸ナトリウム・6水和物に水和し、また
炭酸ナトリウムの全部を炭酸ナトリウム・1水和
物に水和するのに必要な水の量の91.5%に相当す
る。本発明の方法で製造したアグロメレートのX
線回折図は、炭酸ナトリウム・1水和物及びトリ
ポリ燐酸ナトリウム・6水和物の存在についての
鋭いピークを示した。 例 2 下記の成分を原料とし、非固化性の乾燥して注
入可能なアグロメレート状の洗濯用洗剤を本発明
に従つて製造した:
【表】
【表】 アルカリ性蛋白分解酵素〓ノボ〓ラボラトリ
ー社(Novo Laboratories Inc.)製の〓アル 0.7
カラーゼ(Alcalase)〓
トリポリ燐酸ナトリウムと20℃の水道水13部と
を計量して第1シユーギブレンダー−アグロメレ
ーター内に供給した。シユーギの撹拌シヤフトの
速度は1800rpmとし、3組の回転ナイフ3を取付
けた。上部、中間及び下部のナイフセツトはすべ
て+5゜の角度に調節した。ブレンダー−アグロ
メレーター内の滞留時間は3秒未満であつた。シ
ユーギブレンダー−アグロメレーター1内で形成
されたアグロメレートは、温度71℃のジヤケツト
及び20rpmで回転する撹拌機を備えた水和化容器
16内に連続的に取出した。容器16内における
アグロメレートの滞留時間は13.75分であり、ア
グロメレートは60℃の平均温度でそこから取出さ
れた。容器16から取出したアグロメレートの水
分測定試験により、トリポリ燐酸ナトリウムの80
重量%が6水和物に水和し終つていることが測定
された。 容器16から取出されたアグロメレートは、第
1ブレンダー−アグロメレーター1と同じように
ナイフ角度及びrpmが調節された第2シユーギブ
レンダー−アグロメレーター22に1158ポンド/
時の速度で供給され、それと同時にナトリウム
カルボキシメチルセルロース、ドデシルベンゼン
スルホン酸のナトリウム塩の40%活性ビーズ、染
料、螢光増白剤、「アルカラーゼ」、「ネオドール
25−7」、香料及び水性珪酸ナトリウムの計量ず
み供給原料も投入された。 第2シユーギブレンダー−アグロメレーター2
2の中で形成されたアグロメレートは、59℃の平
均温度で取出され、流動床乾燥機28内に直接供
給され、その中に3分間の平均滞留時間で留保さ
れる。ブロワー30及び32により、60℃に加熱
された空気を乾燥機に供給した。乾燥機28から
取出されたアグロメレートはきめがさらさらして
おり、3.3%の平均遊離水含有量を有し、米国メ
ツシユ篩で10〜100メツシユの範囲内の粒径であ
り、そして10メツシユよりも大きいものは2%未
満、100メツシユよりも小さいものも2%未満で
あつた。含水量の分析結果から、平均してトリポ
リ燐酸ナトリウムの82%がトリポリ燐酸ナトリウ
ム・6水和物に水和ずみであることが測定され
た。生成物の嵩密度は48ポンド/立方フイートで
あつた。包装して6箇月間貯蔵したところ、生成
物は固化することなく、包装から自由流動生成物
としてすみやかに乾燥注入しうるような状態であ
つた。 例 3 下記成分を原料に用い、主要洗剤「ビルダー
塩」として炭酸ナトリウムを基剤とする洗濯用洗
剤配合物を製造した:
【表】 炭酸ナトリウム及び20℃の水を計量し、3秒未
満の滞留時間で第1シユーギブレンダー−アグロ
メレーターに供給した。ブレンダー−アグロメレ
ーター1は例2におけると同じ速度及びナイフ組
立てで操作されるように調節した。その中で形成
される湿潤アグロメレートは、ジヤケツト温度が
71℃で撹拌シヤフト速度が20rpmの水和化容器1
6に連続的に送りこまれた。容器16内のアグロ
メレートの平均滞留時間は17.8分であり、平均温
度60℃で取出された。取出したアグロメレートに
ついての水分を分析し、炭酸ナトリウムの80.5重
量%がすでに1水和物に水和していることを認め
た。容器16から取出したアグロメレートは、シ
ヤフトのrpm及びナイフの角度が第1シユーギブ
レンダー−アグロメレーター1と同じである第2
シユーギブレンダー−アグロメレーター22に供
給された。第2ブレンダー−アグロメレーター2
2へのアグロメレート化した水和炭酸ナトリウム
の供給速度は、同時に供給されるナトリウム カ
ルボキシメチルセルロース、ドデシルベンゼンス
ルホン酸のナトリウム塩の40%活性ビーズ、顔
料、螢光増白剤、「アルカラーゼ」、「ネオドール
25−7」、香料及び水性珪酸ナトリウムの式量
(formula weight)に比例させた。 この第2ブレンダー−アグロメレーター内で形
成されたアグロメレートは63℃で取出されて流動
床乾燥機28に送り込まれ、平均4分間そこに滞
留する。その間にブロワー30及び32によつて
アグロメレートの床に吹込まれる60℃の空気でア
グロメレートは乾燥される。乾燥機28から42℃
で取出されるアグロメレートのきめはさらさらし
ており、平均遊離水含有量は2.75%、嵩密度は46
ポンド/立方フイート、そして粒径範囲は10〜
100米国篩メツシユであつて、10メツシユよりも
大きいものは2%未満であつた。包装し、3箇月
間周囲温度で貯蔵した後、アグロメレートは固化
することなく、包装から自由自在に注入できた。
乾燥アグロメレートの水分測定結果から炭酸ナト
リウムの81%が水和されたことが計算され、また
X線回折図から水和生成物が本質的に炭酸ナトリ
ウム・1水和物であることも立証された。 すでに述べたとおり、水和可能な洗滌活性塩の
水和は第1シユーギブレンダー−アグロメレータ
ー1内において、乱流的に移動している粒子状の
塩に噴霧水流が衝突すると直ちに開始される。理
論的に可能な水和限度の61%が達成された点から
見て、このブレンダー−アグロメレーター内のき
わめて短い滞留時間(1〜3秒)内に達成される
水和%はむしろ驚くべきものであつた。本発明の
方法に付随するもろもろの新規な特徴を以下の実
施例で説明する。 例 4 下記の成分を原料とし、乾燥注入可能なアグロ
メレートの形の自動皿洗機用洗剤配合物を製造し
た:
【表】
【表】 とを縮合させて形成した親水性ベース
とプロピレンオキシドとの縮合物〓 1.9
水 10.0
トリポリ燐酸ナトリウム、炭酸ナトリウム及び
20℃の水を第1シユーギブレンダー−アグロメレ
ーター1に連続的に計量供給し、最高3秒間滞留
させた。取出された湿潤アグロメレートの嵩密度
は39ポンド/立方フイートであつた。湿潤アグロ
メレートの試料を定期的に取出し、遊離水及び結
合水の含有量を調べ、トリポリ燐酸ナトリウム及
び炭酸ナトリウムについての理論的水和可能限度
の70.1%に当る平均水和度であることを認めた。
この商用規模の操作用のシユーギブレンダー−ア
グロメレーター1の3組のナイフ3はすべて+5
゜の角度に調節した。撹拌シヤフトアツセンブリ
2は1800rpmで回転させた。ジヤケツト温度が71
℃である水和化容器16に湿潤アグロメレートを
連続的に送りこみ、平均滞留時間16.4分でその中
に滞留させた。さらに水和をすすめ、しかも過大
寸法のアグロメレートを生じさせないために、
20rpmで回転する撹拌機シヤフト17による連続
的なおだやかな撹拌に該アグロメレートをさらし
た。62℃の平均温度でアグロメレートを水和化容
器16から取出し、定期的に含水量測定用の試料
を採取した。含水量を分析した結果によると、上
記の2種類の塩の水和度がさらに進んで理論的水
和可能限度の平均73.7%に達していることが判つ
た。容器16から取出されたアグロメレートの平
均嵩密度は59.8ポンド/立方フイートであつた。 容器16から取出したアグロメレートは、3秒
未満の平均滞留時間で第2シユーギブレンダー−
アグロメレーター22に連続的に計量供給され、
その中で同時に計量供給される塩化ナトリウム、
ACL−59、63℃の珪酸ナトリウム、及び非イオ
ン性の界面活性剤と乱流的に混合された。このブ
レンダー−アグロメレーター22の操作条件は、
撹拌シヤフト速度が2025rpmであり、3組のナイ
フ3は、最上部の組を+10゜の角度に保ち、中間
部の組の半分を+10゜の角度、他の半分を+85゜
の角度に保ち、そして最下部の組を+2゜の角度
に保つように調節されたものであつた。37℃の平
均温度でこのシユーギブレンダー−アグロメレー
ターから取出されるアグロメレートは、流動床乾
燥機28内に連続的に供給され、平均滞留時間
4.5分でその中に留保された後、37℃のアグロメ
レート温度でコンベヤーベルト37の上に取出さ
れた。乾燥アグロメレートの試料を定期的に採取
して含水量を測定したところ、平均遊離水含有量
が2.6%であり、そして計算水和度は理論的水和
可能限度の74.7%であることが判つた。 乾燥アグロメレートの嵩密度は46.06ポンド/
立方フイートであつた。アグロメレートについて
篩分析を行つたところ、次のような粒径分布(累
加重量%)が示された: + 8 米国篩 2.26 + 12 〃 〃 9.74 + 20 〃 〃 58.06 + 40 〃 〃 95.16 + 50 〃 〃 98.7 +100 〃 〃 99.52 包装し、周囲倉庫温度で3箇月貯蔵したアグロ
メレートは、乾燥注入可能性を失わず、また固化
の兆候を示さなかつた。 例 5 炭酸ナトリウム及びトリポリ燐酸ナトリウムの
量を多くし、充填剤の塩化ナトリウムを比較的少
量含ませたのみであつたこと以外は、例4に記載
したと同じ自動皿洗機用洗剤配合物を下記の成分
から製造した:
【表】
【表】 トリポリ燐酸ナトリウム、炭酸ナトリウム及び
20℃の水道水を第1シユーギブレンダー−アグロ
メレーター1に連続的に計量供給し、これらの各
成分を最高2秒以下でその中に滞留させた。その
中で形成されたアグロメレートは取出された時点
での嵩密度が42.3ポンド/立方フイートであつ
た。撹拌機の回転速度及びナイフの組立て角度
は、例4におけるブレンダー−アグロメレーター
1について特定したと同じ条件であつた。理論的
水和可能限度の71.2%に水和され、温度が59℃で
ある湿潤アグロメレートをジヤケツト温度が70℃
である水和用容器16に連続的に送りこみ、9.9
分の平均滞留時間でその中に滞留させた。さらに
水和化をすすめ、しかも過大寸法の塊りが形成さ
れるのを防ぐため、アグロメレートのおだやかな
撹拌を20rpmで回転する撹拌用シヤフト17によ
つて絶えず行つた。65℃の平均温度のアグロメレ
ートを水和化容器16から取出し、含水量分析用
の試料を定期的に採取した。分析結果によると、
二つの塩の水和度は理論的な水和可能限度の71.4
%に達したことが認められた。水和化容器16か
ら取出されたアグロメレートの平均嵩密度は55ポ
ンド/立方フイートであつた。 次にこれらのアグロメレートを第2シユーギブ
レンダー−アグロメレーター22に連続的に計量
供給し、その中で同時に計量供給された供給物の
塩化ナトリウム、ACL−59、43℃の水性珪酸ナ
トリウム、及び32℃のワイアンドツト社25−R−
2非イオン性界面活性剤と乱流的に混合した。こ
のブレンダー−アグロメレーター22の操作条件
は、撹拌シヤフト速度が2000rpmであり、そして
最上部のナイフが+10゜の角度、中間部のナイフ
の半分が+10゜の角度、残りの半分が+85゜の角
度、そして最低部のナイフが−2゜の角度にそれ
ぞれ調節されたものであつた。このブレンダー−
アグロメレーター内における形成アグロメレート
の平均滞留時間は3秒未満であつた。取出された
アグロメレートの平均嵩密度は41.3ポンド/立方
フイートであり、その平均温度は52℃であつた。
取出されたアグロメレートは、流動床乾燥機28
に連続的に供給され、6.3分の平均滞留時間でそ
の中に留保された後、53℃の平均温度で乾燥機か
ら取出された。70℃に加熱された空気をブロワー
30,32から流動床乾燥機28に供給してアグ
ロメレートの乾燥を促進した。流動床乾燥機から
取出されるアグロメレートの試料を定期的に採取
して調べたところ、平均遊離水分含有量が2.9%
であり、計算水和度が理論的水和可能限度の78.9
%であることが認められた。 乾燥アグロメレートの嵩密度は45.5ポンド/立
方フイートであつた。篩分析を行い、下記の粒径
分布(累加重量%)であることを認めた: + 8 米国篩 3.98 + 12 〃 〃 10.58 + 20 〃 〃 62.78 + 40 〃 〃 96.12 + 50 〃 〃 99.04 +100 〃 〃 99.76 これらのアグロメレートは自由流動性であり、
そして微粉化されずに乾燥注入可能であり、包装
してから3箇月間にわたつて周囲倉庫温度に貯蔵
しても、乾燥注入可能性を失わず、また固化の兆
しを示さなかつた。 前記の諸例は、本発明の実施についての代表的
な例を示すために記載したものであり、当業者で
あればこれらの実施例に用いた特定的な成分を適
宜に他の公知のものに代替できることが明らかで
あろう。例えば、炭酸ナトリウム及びトリポリ燐
酸ナトリウムに代替できる他の公知の水和可能な
洗浄活性塩には、水溶性のカリウム塩、例えば炭
酸カリウム、酢酸カリウム、硼酸カリウム及びオ
ルト燐酸カリウムならびに水溶性のナトリウム
塩、例えば酢酸ナトリウム、硫酸ナトリウム、メ
タ又はテトラ硼酸ナトリウム及び蟻酸ナトリウム
がある。特定の水和可能な洗浄活性塩の選択基準
は、所望される洗浄性能及び商用的入手可能性に
対して経済性がいかにバランスされるかである。
例1で用いた塩素放出剤(消毒剤)に関しては、
多くのものが市場に出まわつて公知である。多く
はイソシアヌール酸の誘導体であり、その代表的
なものはジクロロイソシアヌール酸カリウム、ジ
クロロイソシアヌール酸ナトリウム及びトリクロ
ロイソシアヌール酸である。他の公知の塩素放出
剤には塩素化燐酸トリナトリウム、トリクロロメ
ラミン、N−クロロフタル酸イミド、N−クロロ
マロン酸イミド及び1・3−ジクロロフタル酸イ
ミドのようなイミド、ならびに次亜塩素酸リチウ
ム及び次亜塩素酸カルシウムのような水溶性の塩
が包含される。 所望によつては、本発明に従つて製造される水
和及びアグロメレート化された洗剤組成物の配合
に、スクロース、スクロースエステル、アルカリ
金属水酸化物、塩化ナトリウム、塩化カリウムそ
の他の当技術分野で公知の化合物といつたような
充填剤を含ませることができる。用いることので
きる界面活性剤には、非イオン性界面活性剤、ア
ニオン性界面活性剤及びカチオン性界面活性剤が
包含される。各群のものは、それぞれ特定的な公
知の洗浄性能を有しているため、特定の界面活性
剤の選択基準は、仕上り配合物に所望される性状
いかんによつてきまる。 水軟化性能を有するゼオライト類のほか、くえ
ん酸ナトリウムのようなくえん酸のアルカリ金属
塩及びニトリロトリ酢酸(NTA)といつた、洗
剤組成物にしばしば用いられる他の成分も本発明
の方法に用いることができる。 K2O又はNa2O対SiO2比が約1:3.75〜1:2.0
である水性珪酸カリウム又はナトリウムは、アル
カリ性「ビルダー塩」としての効果のほかに、前
記の例2及び3で説明したように、水和塩の予備
形成アグロメレートの表面に他の洗剤添加物を付
着させるのに特に有用であり、アグロメレート化
された洗剤組成物の製造に用いると有利である。
所望によつては、本発明の初期の水和及びアグロ
メレート化段階において、水和可能な洗浄活性塩
を実質的に水和するのに必要な水和水の一部又は
全部を水性珪酸カリウム又はナトリウムから供給
されてもよい。無水の珪酸ナトリウム又はカリウ
ムを水和し、それを水和塩アグロメレートの表面
に結合させるのに充分な遊離の水が水和塩アグロ
メレート内に存在するか、又は他の添加成分から
供給される限り、無水の粒子状の珪酸ナトリウム
又はカリウムもこの段階及び爾後の段階で用いる
ことができ、付加的な洗剤成分と水和の終わつた
洗浄活性塩のアグロメレートとの混合をそれらの
段階で達成するのに役立たせることができる。こ
の目的に必要な水は、共存する界面活性剤の水溶
液から供給を受けると好都合である。 別の方法として、水和可能な塩又は塩類の水和
化容器16内での水和が本質的に完了した後、第
2ブレンダー−アグロメレーター22内へ供給さ
れる水和した塩のアグロメレートに、乾燥珪酸塩
微粒子、例えば無水のメタ珪酸ナトリウム又はメ
タ珪酸ナトリウム5水和物を付加的な水分なしで
加えることにより、水和した洗剤の塩のアグロメ
レートと珪酸塩微粒子とが集塊化しない、水和し
た塩のアグロメレートと珪酸塩微粒子との非固化
性混合物を形成することもできる。 コストと利点とを考えて本発明に用いるのに好
ましい水和可能な洗浄活性塩は炭酸ナトリウム及
びトリポリ燐酸ナトリウムである。後者に二つの
形状のあることは周知である。形状は比較的高
温の焼成法で製造され、水和速度が比較的迅速で
あることによつて特徴づけられる。形状は低温
焼成法で製造され、水和に時間がかかる。本発明
にはトリポリ燐酸ナトリウムの形状又は形状
のいずれを用いてもよい。市販のトリポリ燐酸ナ
トリウムの大部分は形状と形状との混合物で
ある。 本発明の方法に従つて製造される洗剤組成物に
用いるべき成分を選ぶに当つての唯一の有意な制
約は、水和ずみの塩の熱安定性に関してである。
遊離の水の存在によつて惹起される包装ずみアグ
ロメレートの固化を防止するためには、燐酸塩及
び(又は)炭酸ナトリウムが包装前に少なくとも
70%水和されることが必須条件である。この程度
に水和すれば、遊離水が結合水に急速に変わるこ
となく、貯蔵温度が65℃程度に高くなり、又は凝
固点以下に下がつても固化を防止できる。例え
ば、トリポリ燐酸ナトリウム・6水和物は105℃
で熱分解する。一方、炭酸ナトリウムには3種類
の水和物のあることが知られており、そのうち低
級水和物である炭酸ナトリウム・1水和物は約
100℃に温度が上がるまでは熱脱水しない。他の
水和物は炭酸ナトリウム・7水和物であつて、こ
れは約32℃で脱水する。第三の水和物は炭酸ナト
リウム・10水和物であつて、その脱水温度は33.5
℃である。本発明の実施に当つては、このような
不安定の水和物を消去するため、密閉容器16内
での水和工程を、高級水和物の熱脱水温度よりも
高い水和温度、好ましくは55゜〜85℃であつて
100℃未満の温度で行う。水和工程中にこのよう
に高められた温度を用いることにより、炭酸ナト
リウムの高級水和物の形成が完全に抑制され、仮
にそれらが形成されても熱脱水を起こして炭酸ナ
トリウム・1水和物に変わる。これと同じ理由に
より、流動床乾燥機28内で燥されるアグロメレ
ートの温度を100℃よりも低く保ち、そして好ま
しくは30゜〜60℃の間に保つことによつて、珪酸
ナトリウムがSiO2に分解するなどして不溶物を
生成する段階まで乾燥しすぎないようにすべきで
ある。 水和化用容器16内の水和可能塩の滞留時間
は、水和すべき特定の粒子状の塩、塩の温度、撹
拌手段の効率及び所望される水和度によつて変動
する。5分未満ですむ場合もあれば、また理論的
水和の100%を実際に達成したいような場合に
は、滞留時間が30分又はそれ以上に長くなること
もある。 特許請求の範囲をはじめ本明細書で用いる「実
質的な水和」という用語は、理論値の70〜80%の
範囲内の水和度を意味するものである。理論値の
70%未満の水和度に塩を水和すると、周囲温度の
家庭や倉庫での貯蔵中にだんごのように固化しや
すいアグロメレートが得られる。本発明の実施に
当り、理論値の最低70%の水和度を達成するに
は、第1ブレンダー−アグロメレーター1内で水
和可能塩に噴霧する水の量が少なくとも化学量論
的な量であつて、しかも化学量論量を約20%以上
こえてはならないことが必要であると認められ
た。もし、水がそれよりも多いと、ペースト状の
スラリーが形成されやすく、過剰の遊離水を除去
するための長時間の乾燥が必要になる。同じよう
に、約30重量%をこえる水性界面活性剤又は水性
珪酸ナトリウム(固形分40〜50%)が配合に含ま
れたときにも、第1ブレンダー−アグロメレータ
ー1又は第2ブレンダー−アグロメレーター22
のいずれかにおいて、アグロメレートが一緒に緻
密化して処理困難なペースト状の塊状物になりや
すい。有効塩素が噴霧水との接触によつてかなり
減少するので、第1ブレンダー−アグロメレータ
ー1内で形成されるアグロメレートの形成及び水
和中に塩素放出剤を添加しない方が好ましい。し
かし、第2ブレンダー−アグロメレーター22内
に塩素放出剤を計量供給するときは、流動床乾燥
機28から取出されたアグロメレート内に有効塩
素の最高90%までの過剰が保持されていることが
見いだされた。 ここに述べた方法においては、第1ブレンダー
−アグロメレーターに供給される無水の塩の粒径
が臨界的要素になることはない。粒状又は粉末状
の粒子状物質のいずれも用いることができるが、
粉末状のものを用いた方がわずかに有利である。
なぜかといえば、粉末状のものの方が粒状のもの
よりも多少水和の速度が速いように思われるから
であり、これは恐らく表面積が大きいために、水
にとつて湿潤用の面積が大きくなることに起因す
るのであろう。 以上、水和状態の無機塩類を含み、洗剤組成物
に要求される目的及び利点のすべてを満足する洗
剤組成物の新規製造方法について説明した。しか
し、当業者であれば、本発明には多くの変化、変
更、修正ならびに他の利用及び用途が可能である
ことは明らかであると思う。またこのような変
化、変更、修正ならびに他の利用及び用途は、本
発明の精神及び範囲から逸脱しない限り、本発明
に包含されるものと考える。なお、本発明は前記
の特許請求の範囲の記載によつてのみ限定される
ものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の方法の態様の一つについて、そ
の工程を模式的に示したものである。 図中の記号は次のとおりである:1……第1ブ
レンダー−アグロメレーター、2……撹拌シヤフ
ト、3……ナイフ、4……ゴム壁体、5……ロー
ラー、6……シリンダー、11,12,13,1
4,24,25及び26……原料供給口、16…
…水和用密閉容器、17……撹拌シヤフト、18
……U字バー、20及び36……崩壊装置、22
……第2ブレンダー−アグロメレーター、28…
…流動床乾燥機、29……堰、30,32及び3
4……ブロワー、31及び33……熱交換器、3
5……じようご、37……コンベヤーベルト、そ
してM……モーター。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 無水の水和可能な洗浄活性塩をアグロメレー
    ト化及び水和するための連続式方法において、水
    和可能な洗浄活性塩の粒子を不活性な気体媒質中
    に乱流的に分散させて該塩の粒子の連続的な供給
    及びアグロメレート化を行ない、その間に乱流的
    に分散させた塩粒子の少なくとも大割合量を水和
    するのに充分な量の水が供給されるように計量さ
    れた水の噴霧流によつて分散粒子を湿潤し、得ら
    れた湿潤アグロメレート化塩粒子を密閉容器内に
    うつし、アグロメレートをおだやかに撹拌して過
    大寸法のアグロメレートの形成を防止しながら、
    アグロメレート化した粒子が実質的に水和される
    まで、該容器内に該アグロメレート化粒子を滞留
    させ、実質的に水和されたアグロメレートを該容
    器から取出し、そしてその後、水和されたアグロ
    メレートを遊離水分含有量が5重量%未満になる
    ように乾燥することを特徴とする方法。 2 水和可能である塩が、100℃より低い温度で
    熱不安定である水和物を含む2種以上の水和物を
    水とともに形成できるものであり、該塩のアグロ
    メレートを密閉容器内において撹拌しながら、不
    安定な水和物の熱脱水温度をこえるが、100℃未
    満である温度にアグロメレートの温度を維持する
    ことを含む特許請求の範囲第1項に記載の方法。 3 無水の塩が炭酸ナトリウムであり、密閉容器
    内でそのアグロメレート及び水和物を35℃以上で
    100℃未満の温度に維持して炭酸ナトリウム・1
    水和物を形成する、特許請求の範囲第2項に記載
    の方法。 4 水和可能な洗浄活性塩が結合アルカリ金属ホ
    スフエート塩である、特許請求の範囲第1項に記
    載の方法。 5 縮合アルカリ金属ホスフエート塩がトリポリ
    燐酸ナトリウムであり、そして水和されてトリポ
    リ燐酸ナトリウム・6水和物を形成する、特許請
    求の範囲第4項に記載の方法。 6 炭酸ナトリウムとトリポリ燐酸ナトリウムと
    の混合物をアグロメレート化及び水和することに
    より、炭酸ナトリウム・1水和物及びトリポリ燐
    酸ナトリウム・6水和物をそれぞれ形成する、特
    許請求の範囲第1項に記載の方法。 7 粒子状形の水和できる洗浄活性塩を不活性気
    体媒質中に3秒までの間乱流的に分散させる特許
    請求の範囲第1項に記載の方法。 8 水和しつつあるアグロメレートを最高30分間
    の滞留時間まで密閉容器内にとどめ、そして水和
    したアグロメレートを流動床乾燥機内で60℃以下
    の温度で乾燥する、特許請求の範囲第7項に記載
    の方法。 9 粒子状の洗浄活性塩がポリ燐酸ナトリウムで
    あり、そしてポリ燐酸ナトリウム・6水和物に水
    和される、特許請求の範囲第8項に記載の方法。 10 粒子状の洗浄活性塩が炭酸ナトリウムであ
    り、そして炭酸ナトリウム・1水和物に水和され
    る、特許請求の範囲第8項に記載の方法。 11 少なくとも1種の粒子形態の水和可能な洗
    浄活性塩の供給物を不活性な気体媒質中に乱流的
    に分散させ、洗浄活性塩を実質的に水和し、か
    つ、粒子が一緒に凝集して米国8メツシユの篩の
    目よりも小さいアグロメレートが形成されるよう
    に計量された水又はアルカリ金属珪酸塩の水溶液
    の噴霧流によつて前記の分散粒子を湿潤し、50℃
    以上で100℃未満の温度に保たれた密閉容器内に
    前記の湿潤アグロメレートを移し、次いで塩が実
    質的に水和されるまで、アグロメレートをおだや
    かに撹拌して過大寸法のアグロメレートの形成を
    防止しながら該容器内にアグロメレートを滞留さ
    せ、実質的に水和された塩のアグロメレートを該
    容器から取出し、それらを第2の乱流帯域内に導
    入して不活性気体媒質中に分散させ、その間同時
    に非イオン性界面活性剤、アニオン性界面活性
    剤、カチオン性界面活性剤、中性アルカリ金属
    塩、アルカリ金属水酸化物、固形の塩素放出剤、
    アルカリ金属珪酸塩及び汚れ再沈積阻止剤からな
    る群から選ばれた少なくとも1員又はそれ以上と
    前記の塩のアグロメレートとを混合し(ただし、
    該群の少なくとも1員は、水和した塩のアグロメ
    レートと混合される際に液体の形であり、該群に
    属する非液体性の固形物質を水和塩アグロメレー
    トの表面に付着させ、及びそれらを互に付着させ
    て大形寸法ではあるが、米国篩の8メツシユの目
    よりは小さいアグロメレートを形成するのに充分
    な程度に、水和した塩のアグロメレートの表面を
    湿潤させるものでなくてはならない)、得られた
    アグロメレートを連続的に温風乾燥機内に移し、
    遊離水分含有量が5重量%未満になるまで該アグ
    ロメレートを乾燥機内に滞留させることを特徴と
    する、実質的に水和された洗剤組成物の連続式製
    造法。 12 水和可能な塩が縮合した金属ホスフエート
    である、特許請求の範囲第11項に記載の方法。 13 縮合した金属ホスフエートがトリポリ燐酸
    ナトリウムである、特許請求の範囲第12項に記
    載の方法。 14 水和可能な洗浄活性塩が炭酸ナトリウムで
    ある、特許請求の範囲第11項に記載の方法。 15 炭酸ナトリウムとトリポリ燐酸ナトリウム
    との混合物のアグロメレート化及び実質的な水和
    を行なう特許請求の範囲第11項に記載の方法。 16 アグロメレートをこれらがその潜在的水和
    能力の少なくとも約70%まで水和されるまで該容
    器内に滞留させる特許請求の範囲第11項に記載
    の方法。 17 水和可能な塩の供給原料によりトリポリ燐
    酸ナトリウムと炭酸ナトリウムとの混合物が含ま
    れ、そして得られたアグロメレート化した水和塩
    を水性珪酸ナトリウム、界面活性剤及び固形の塩
    素放出剤の存在下において乱流的に分散させるこ
    とによつてさらにアグロメレート化する、特許請
    求の範囲第16項に記載の方法。
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