JPS61218175A - カ−電気変換素子の製造方法 - Google Patents

カ−電気変換素子の製造方法

Info

Publication number
JPS61218175A
JPS61218175A JP5816985A JP5816985A JPS61218175A JP S61218175 A JPS61218175 A JP S61218175A JP 5816985 A JP5816985 A JP 5816985A JP 5816985 A JP5816985 A JP 5816985A JP S61218175 A JPS61218175 A JP S61218175A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
insulating film
reaction chamber
substrate
strain
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5816985A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuhiro Kiuchi
木内 光宏
Yoshikazu Kaneko
嘉一 金子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nagano Keiki Seisakusho KK
Original Assignee
Nagano Keiki Seisakusho KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nagano Keiki Seisakusho KK filed Critical Nagano Keiki Seisakusho KK
Priority to JP5816985A priority Critical patent/JPS61218175A/ja
Publication of JPS61218175A publication Critical patent/JPS61218175A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pressure Sensors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、カヤ圧力を電気■に変換するカー電気変換素
子の製造方法に係り、詳細にはプラズマCV D (C
he+gical Vapour Depositio
n)法を用いで、起歪部を構成する基板上に絶縁膜と半
導体ピエゾ抵抗素子とを形成するカー電気変換素子の製
造方法に閏する。
〔従来技術〕
圧力は化学工業などの様々な分野で計21!1III 
allの対象となる重要な要素の一つであり、データ処
理技術の発達により圧力センサの必要性が増々高まり、
その使用数−が多大であるため、特性の向上、小型化、
低価格化が強く要望されている。この圧力センサの変換
素子としての歪ゲージは、特に力や圧力の変換器に広く
利用されるため、斯かるカー電気変換素子の製造方法の
改良は重要な課題である。
各種の歪ゲージのうち、金lI製起歪部と半導体   
  ゛ピエゾ抵抗素子との組合せは、特性、加工性、耐
食性、小型化等の面で総合的に最も優れており、これを
低コストで製造する方法の開発が強く要望されている。
この種の歪ゲージとしては、従来量も古くから用いられ
ている貼付型歪ゲージとシリコン・ウェハーを用いた拡
散型歪ゲージおよび金属化合物をスパッタリングや物理
的蒸着法により形成したものがある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
前記貼付型歪ゲージは、金属ゲージを用いているためゲ
ージファクタ(ゲージ率G)が小さく、その結果歪ゲー
ジの出力信号が弱く、増幅回路に特性の良いものが要求
される。また、接着剤によって歪ゲージを貼着するため
、手作業による接着工程が入り、生産性が悪く低価格化
の妨げとなっていた。そしてこの接着剤のために温度特
性が悪い欠点もあった。即ち、接着剤は有機材を使用し
ているため熱に弱く、一定圧力で加圧している間に歪ゲ
ージの出力が変化してしまうといったクリープが起った
りする欠点があった。さらに歪ゲージの抵抗値を確保す
るために、金属ゲージでは所定の大きさを必要としてお
り、小型化の妨げとなっていた。
一方、拡散型歪ゲージは、シリコンベレットそのものを
ダイヤフラムとして用い、起歪部と歪ゲージが一体とな
っている点で、前記貼付型のものより構造的には有利で
あるが、シリコンベレットは導電性であるためPN接合
を逆バイアスすることによって絶縁効果を得ており、即
ち半導体歪ゲージの電位をシリコンベレットの電位より
低くすることによって半導体歪ゲージからの電流の漏洩
を防止しているが、斯かる方法では測定体によってはリ
ークしてしまう欠点があった。また拡散型歪ゲージは、
抵抗およびゲージファクタの感度温度係数が各々200
01)I)I/’C1−1000p1)117℃であり
、共に大きく温度特性が良くなかった。
そして前記拡散型歪ゲージに圧力を導入するためには、
この歪ゲージを圧力導入部(たとえば圧力導入口を有し
た支持台)に接着しなければならず、前記粘付型歪ゲー
ジと同様に手作業による接着工程が入り、生産性が悪く
低価格化の妨げとなっていた。
さらに、スパッタリングや物理的蒸着法を用いた歪ゲー
ジは、金属ゲージであるためゲージファクタが小さく貼
付型歪ゲージと同様の欠点があった。そして絶縁膜の形
成方法と歪ゲージの形成方法とを同一プロセスとするこ
とが困難であり、連続作業が不可能なため生産性が良く
なかった。
本発明は上記事情に鑑みて創案されたもので、その目的
とする処は、特性、耐食性、小型化等の面で総合的に優
れたカー電気変換素子を安価に量産できる製造方法を提
供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成たるために本発明は、起歪部を構成する
基板をブスズマCVD装置内に置き、所定成分のガスに
より生成された第1プラズマ雰囲気下で前記基板上に絶
縁膜を形成した後、ガス成分を変えた第2プラズマ雰囲
気下で前記絶縁膜上に半導体ピエゾ抵抗素子を形成する
ものである。
〔作 用〕
本発明は上記の手段により、起歪部を構成する基板上に
絶縁膜と歪ゲージとを、同一装置内で且つガス成分を変
えるだけで連続的に形成することができる。
〔実施例〕
以下、第1図ないし第2図に図示した実施例に基づいて
本発明の詳細な説明する。
第1図において、符号1はステンレス製のダイヤフラム
であり、このダイヤフラム1は中央下部に凹部を形成す
ることにより薄板部を形成し、この薄板部によって起歪
部1aを構成している。このダイヤフラム1の上面には
絶縁膜としての役割を果たす酸化圭素(S i O2)
 ’flJ MA 2が形成されている。
斯かる酸化圭素薄膜の形成には、プラズマCVD法が採
用されており、以下にプラズマCVD法を遂行するため
のプラズマCVD装置について説明する。
プラズマCVD装置には、誘導結合方式および容量結合
方式のものがある(詳しくは、菅野卓雄編著「半導体プ
ロセス技術」産業図書)。
ここでは、平行平板型の容量結合型プラズマCVD装置
を使用した場合について説明する。
第2図は、容量結合型プラズマCVD装置10の実施例
であり、反応室11内には丸型の基板電極12と高周波
電極13が対向して配設されている。前記反応室11の
外側部近傍には、真空ポンプ(図示せず)に連通するた
めの連通路14゜14が形成されていて、前記真空ポン
プにより反応室11内が排気されるようになっている。
一方、前記基板電極12の中央部にはガス導入路15が
形成されており、このガス導入路15が3方に分岐され
ていて、左端の分岐路は開閉弁SV を介して水素化ケ
イ素ガス(SiH4)供給源16に連通され、中間の分
岐路はnffJ弁SV2を介して一酸化二窒素ガス(N
20)供給源17に連通され、そして右端の分岐路は開
閉弁S■ を介して水素化ホウ素ガス(82H6)供給
源18に連通されている。
また、前記基板電極12は磁気回転機構19により回転
可能に構成されており、そしてこの基板電極12の下方
にはヒータ20が配設されていて、このヒータ20によ
り反応室11内の基板電極12の温度がコントロールさ
れるようになっている。
次に、上記プラズマCVD装置によりダイヤフラム1の
上面に酸化圭素W/I膜2を析出させる方法について説
明する。
まず、表面を研磨洗浄等の表面処理をしたダイヤフラム
1を反応室11内の基板電極12上に配置し、反応室1
1内の空気を前記真空ポンプにより排気する。そして開
閉弁S■1およびsv2を開放し、水素化ケイ素ガス供
給源16よりSiHガス(N290%希釈)を、−酸化
二窒素ガス供給源17よりN20ガスをガス導入路15
から反応室11内に導入する。このときNoガスとSi
H4ガスからなる反応ガスの混合比は10:1である。
またSiH4ガスとN20ガスの流mはニードルパルプ
で微調整されて、たとえば反応ガスの総流凹は140S
CCM(20℃1気圧での1分間あたりのd)で調整し
た。そしてこの反応ガスに基板電極12と高周波電極1
3とにより高周波電界を印加し、その電気的エネルギを
利用して反応ガスを活性化し、この第1プラズマ雰囲気
下で気体状物質を反応させてダイヤフラム1の上面に酸
化圭素8m2を析出させる。このとき基板電極12の下
方に配設されたヒータ20によりダイヤフラム1は加熱
されるが、ダイヤフラム1の温度は約250〜500℃
の範囲の一定温度に保たれている。また反応室11内の
圧力は10Pa(パスカル)保たれている。気体分子の
平均自由行程は絶対圧力に反比例するので、常圧におけ
る時よりも低圧の時の方が平均自由行程が大きいため、
形成される酸化圭素薄膜の均一性が良い。一方、1O−
3Pa以下の超低圧では平均自由行程が大きくなり過ぎ
、気体分子のまわり込みが悪くなり、凹凸面への膜の形
成が出来にくくなる。したがって反応室11内の圧力は
10  Pa−1O−3Paの範囲内にあることが望ま
しいが、プラズマCVD装置は10Pa〜1O−3Pa
の範囲で行われるので凹凸面にも均一でまわり込みの良
い酸化圭素薄膜を形成することができる。なお、ここで
は前記したように10Paの圧力で行なった。
そして基板1極12と高周波電極13間のR,F、?!
力は70W印加し所定時間保持、し酸化圭素薄1!i2
をダイヤフラム1上に所定厚さ堆積させた。
このあと、反応室11内を前記真空ポンプで排気し、絶
縁膜形成時のガスを一掃して残留しないようにした後、
ダイヤフラム1を約400〜650℃の範囲の一定温度
に加熱するとともに、開m弁sv  およびsv  を
開放し、S i H4ガス(N 90%希釈)と82H
6ガス(1500DDII 、 H2希釈)とを反応室
11内に導入する。
このときS i H、sガスと82H6ガスからなる反
応ガスの混合比は100:0.01〜100:2の範囲
内のものを選定し、反応室11内の圧力は前述と同様に
適当なものを選定し、所定時間保持する。
この第2プラズマ雰囲気下で気体状物質を反応さけてダ
イヤフラム1の酸化圭素薄膜2上にホウ索化圭素(Si
B)からなる半導体ピエゾ抵抗a膜3を形成する。
前記半導体ピエゾ抵抗薄g13にホトエツチングを施こ
し、部分的にピエゾ抵抗薄膜を残してその他の部分を除
去せしめ、残されたピエゾ抵抗薄膜に金などの金属を蒸
着して電極接続を施してカー電気変換素子とすることが
できる。
以上述べた実施例において、このプラズマCVD装置の
パラメータ(例えば金属製起歪部の加熱温度、ガスの成
分および濃度、反応容器の形状、ガス流a1容器内の圧
力、処理時間等)は絶縁膜と半導体ピエゾ抵抗薄膜の特
性、用途、形状等に応じて適宜変更することができる。
また、上記実施例においては、起歪部であるダイヤフラ
ム1の上面にのみ半導体ピエゾ抵抗素子を形成したが、
本製造方法によれば、ガスを用いているため起歪体を回
転けずに2以上の面にも半導体ピエゾ抵抗素子を形成で
きる。
〔発明の効果〕
以上、実施例の説明から明らかなように、本発明におい
ては、プラズマCVD装置を用いてガス成分を変えるだ
けで絶縁膜と半導体ピエゾ抵抗素子が形成できるため、
製造装置が同一のものでより、設備費の低減を図ること
ができる。
また本発明においては、起歪部を構成する基板をプラズ
マCVD装置内に置き、ガス成分を変えるだけで絶縁膜
と半導体ピエゾ抵抗素子とを連続的に形成できるため、
前記装置から製造途中で取出す必要がなく、しかも製造
途中での冷却・加熱行程も不要となり、労力の削減およ
び製造時間の短縮等により製造コストの低減が実現でき
る。
さらに本発明においては、基板上に絶縁膜と半導体ピエ
ゾ抵抗素子とを形成している門、製造装置内は密封状態
にあり、大気に晒されることが無いため、特性の良いカ
ー電気変換素子を提供することができる。しかも本製造
方法によれば、起歪体(基板)を回転させずに2以上の
面にも半導体ピエゾ抵抗素子を形成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るカー電気変換素子の製造方法によ
り製造したカー電気変換素子の断面図、第2図はその製
造装置である容最結合型プラズマCVD装置の概略図。 1・・・ダイヤフラム、2・・・酸化圭素薄膜、3・・
・半導体ピエゾ抵抗薄膜。 出願人代理人  猪  股    清 #F1図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、起歪部を構成する基板をプスズマCVD装置内に置
    き、所定成分のガスにより生成された第1プラズマ雰囲
    気下で前記基板上に絶縁膜を形成した後、ガス成分を変
    えた第2プラズマ雰囲気下で前記絶縁膜上に半導体ピエ
    ゾ抵抗素子を形成することを特徴とするカー電気変換素
    子の製造方法。 2、起歪部を構成する前記基板は、金属から形成されて
    いることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のカー
    電気変換素子の製造方法。
JP5816985A 1985-03-25 1985-03-25 カ−電気変換素子の製造方法 Pending JPS61218175A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5816985A JPS61218175A (ja) 1985-03-25 1985-03-25 カ−電気変換素子の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5816985A JPS61218175A (ja) 1985-03-25 1985-03-25 カ−電気変換素子の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS61218175A true JPS61218175A (ja) 1986-09-27

Family

ID=13076493

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5816985A Pending JPS61218175A (ja) 1985-03-25 1985-03-25 カ−電気変換素子の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61218175A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110938221A (zh) * 2019-11-08 2020-03-31 北京科技大学 力电转换界面分子复合材料薄膜摩擦电子器件的制备方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59132327A (ja) * 1983-01-18 1984-07-30 Aisin Seiki Co Ltd 圧力センサ
JPS59169183A (ja) * 1983-03-17 1984-09-25 Toshiba Corp ストレインゲ−ジ型半導体圧力センサ−

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59132327A (ja) * 1983-01-18 1984-07-30 Aisin Seiki Co Ltd 圧力センサ
JPS59169183A (ja) * 1983-03-17 1984-09-25 Toshiba Corp ストレインゲ−ジ型半導体圧力センサ−

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110938221A (zh) * 2019-11-08 2020-03-31 北京科技大学 力电转换界面分子复合材料薄膜摩擦电子器件的制备方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2938361B2 (ja) 薄膜トランジスタのための多段階cvd法
EP0174553B1 (en) Method for production of silicon thin film piezoresistive devices
JP3146112B2 (ja) プラズマcvd装置
JPH01143221A (ja) 絶縁薄膜の製造方法
JPS61218175A (ja) カ−電気変換素子の製造方法
JPH01140712A (ja) Cvd装置
CN115386856B (zh) 金刚石薄膜电容及其制造方法、真空计及其制造方法
JPS62139876A (ja) 堆積膜形成法
JPS58111380A (ja) アモルフアスシリコン太陽電池の製造方法
JP2545640Y2 (ja) 圧力変換器
JPS62222137A (ja) 圧力センサ用ダイヤフラム
JPS61187280A (ja) 圧力センサ
JP2004119938A (ja) 酸化シリコン膜製造方法及び装置
JPS61163667A (ja) 感度自己温度補償型歪検出素子
JPH089621Y2 (ja) 圧力変換器
JP2741385B2 (ja) シリコン薄膜ピエゾ抵抗素子の製造法
JPH05249061A (ja) ガスセンサおよびその製造方法
CN100368596C (zh) 晶体震荡器陶瓷外壳盖板生产工艺
JPH0645891B2 (ja) 堆積膜形成法
JPS6140770Y2 (ja)
JPH042767A (ja) 薄膜製造方法
CN114088261A (zh) 一种氮氧化钛薄膜压力传感器及其制造方法
JPH0361371A (ja) 薄膜形成装置
JPS6345374A (ja) 機能性堆積膜形成装置
JP2804608B2 (ja) 光起電力装置