JPS61218171A - 半導体装置 - Google Patents
半導体装置Info
- Publication number
- JPS61218171A JPS61218171A JP5895085A JP5895085A JPS61218171A JP S61218171 A JPS61218171 A JP S61218171A JP 5895085 A JP5895085 A JP 5895085A JP 5895085 A JP5895085 A JP 5895085A JP S61218171 A JPS61218171 A JP S61218171A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- emitter layer
- impurity concentration
- junction
- gto
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 title claims description 23
- 239000012535 impurity Substances 0.000 claims abstract description 31
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims abstract description 15
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 abstract description 9
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 description 13
- ZOXJGFHDIHLPTG-UHFFFAOYSA-N Boron Chemical compound [B] ZOXJGFHDIHLPTG-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 10
- 229910052796 boron Inorganic materials 0.000 description 10
- 230000008021 deposition Effects 0.000 description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 230000015556 catabolic process Effects 0.000 description 5
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 5
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N Silicium dioxide Chemical compound O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 239000000969 carrier Substances 0.000 description 4
- 229910052814 silicon oxide Inorganic materials 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- OAICVXFJPJFONN-UHFFFAOYSA-N Phosphorus Chemical compound [P] OAICVXFJPJFONN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N Silicon Chemical compound [Si] XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 2
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 2
- 229910052698 phosphorus Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000011574 phosphorus Substances 0.000 description 2
- 229910052710 silicon Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000010703 silicon Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- PCHJSUWPFVWCPO-UHFFFAOYSA-N gold Chemical compound [Au] PCHJSUWPFVWCPO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000010931 gold Substances 0.000 description 1
- 229910052737 gold Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000006698 induction Effects 0.000 description 1
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 1
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 1
- 238000005215 recombination Methods 0.000 description 1
- 230000006798 recombination Effects 0.000 description 1
- 230000000087 stabilizing effect Effects 0.000 description 1
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 1
- 238000010408 sweeping Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L29/00—Semiconductor devices specially adapted for rectifying, amplifying, oscillating or switching and having potential barriers; Capacitors or resistors having potential barriers, e.g. a PN-junction depletion layer or carrier concentration layer; Details of semiconductor bodies or of electrodes thereof ; Multistep manufacturing processes therefor
- H01L29/02—Semiconductor bodies ; Multistep manufacturing processes therefor
- H01L29/06—Semiconductor bodies ; Multistep manufacturing processes therefor characterised by their shape; characterised by the shapes, relative sizes, or dispositions of the semiconductor regions ; characterised by the concentration or distribution of impurities within semiconductor regions
- H01L29/08—Semiconductor bodies ; Multistep manufacturing processes therefor characterised by their shape; characterised by the shapes, relative sizes, or dispositions of the semiconductor regions ; characterised by the concentration or distribution of impurities within semiconductor regions with semiconductor regions connected to an electrode carrying current to be rectified, amplified or switched and such electrode being part of a semiconductor device which comprises three or more electrodes
- H01L29/083—Anode or cathode regions of thyristors or gated bipolar-mode devices
- H01L29/0834—Anode regions of thyristors or gated bipolar-mode devices, e.g. supplementary regions surrounding anode regions
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
- Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- Thyristors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は高速動作を行い、かつ高電圧に耐え得る半導体
装置に関する。
装置に関する。
半導体基体中での正孔、電子の再結合を早め、高速動作
を行わせる手法として、半導体基体中に金等のライフタ
イムキラーを添加することが特公昭36−7828号公
報で紹介された。しかしながら、ライフタイムキラーを
添加すると漏洩電流、特に高温下で漏洩電流が増加し、
高耐圧が確保できない問題があった。
を行わせる手法として、半導体基体中に金等のライフタ
イムキラーを添加することが特公昭36−7828号公
報で紹介された。しかしながら、ライフタイムキラーを
添加すると漏洩電流、特に高温下で漏洩電流が増加し、
高耐圧が確保できない問題があった。
ゲートターンオフサイリスタ等、特定のものでは、特開
昭57−178369号公報に示されるように。
昭57−178369号公報に示されるように。
pn接合構造を改良して、高速化しているものもあるが
、やはり高耐圧化が達成されていない。
、やはり高耐圧化が達成されていない。
また、各種の半導体装置に適用できる技術は今まで紹介
されていなかった。
されていなかった。
本発明の目的は、高耐圧でかつ高速動作が可能な半導体
装置を提供するにある。
装置を提供するにある。
本発明の特徴とするところは、pn接合を形成する2層
に主動作領域で半導体基体の主表面と平行な方向で不純
物濃度勾配を与え、pn層の上記主表面と平行な部分を
不純物濃度勾配が与えられた2層部分より狭くしたこと
にある。
に主動作領域で半導体基体の主表面と平行な方向で不純
物濃度勾配を与え、pn層の上記主表面と平行な部分を
不純物濃度勾配が与えられた2層部分より狭くしたこと
にある。
第1図は本発明をゲートターンオフサイリスタ(以下G
TOと略記)に適用した一実施例を示し。
TOと略記)に適用した一実施例を示し。
(a)はカソード側平面、(b)は(a)のI−I切断
線に沿った縦断面、(C)は(a)の■−■切断線に沿
った横断面である。
線に沿った縦断面、(C)は(a)の■−■切断線に沿
った横断面である。
1はシリコン基体で、相互に導電型が異なる4枚の半導
体層、即ち、下側主表面から上側主表面に向って順にp
エミッタ層2.nベース層3.Pベース層4そしてnエ
ミツタ層5を有している。
体層、即ち、下側主表面から上側主表面に向って順にp
エミッタ層2.nベース層3.Pベース層4そしてnエ
ミツタ層5を有している。
nエミツタ層5は短冊状に分割され、pベース層4で取
囲まれている。pエミッタ層2にはアノード電極6、p
ベース層4にはnエミツタ層5をほぼ取囲むようにゲー
ト電極8.そして、nエミツタ層5にはカソード電極7
が低抵抗接触されている。9は上側主表面に設けられた
シリコン酸化膜で中央接合J2、カソード側エミッタ接
合J、の表面安定化膜である。第1図(a)ではこのシ
リコン酸化膜は省略されている。カソード電極7の一部
7aはシリコン酸化膜9上にあって、指状部7bを橋絡
している。pエミッタ層2はnエミツタ層5の幅方向中
央直下で厚さが最も薄くなっている。
囲まれている。pエミッタ層2にはアノード電極6、p
ベース層4にはnエミツタ層5をほぼ取囲むようにゲー
ト電極8.そして、nエミツタ層5にはカソード電極7
が低抵抗接触されている。9は上側主表面に設けられた
シリコン酸化膜で中央接合J2、カソード側エミッタ接
合J、の表面安定化膜である。第1図(a)ではこのシ
リコン酸化膜は省略されている。カソード電極7の一部
7aはシリコン酸化膜9上にあって、指状部7bを橋絡
している。pエミッタ層2はnエミツタ層5の幅方向中
央直下で厚さが最も薄くなっている。
第2図は第1図(c)の右側半分の構造を示しており、
計算により設計したモデルGTOの寸法および半導体基
体1内、特に、pエミッタ層2、pベース層4における
不純物濃度分布を示している。
計算により設計したモデルGTOの寸法および半導体基
体1内、特に、pエミッタ層2、pベース層4における
不純物濃度分布を示している。
モデルGTOの半分の$1 n 1 は50μm、nエ
ミツタ層5の半分の幅a3は10μm、pエミッタ層2
を選択拡散で形成する時のボロンのデポジション領域の
幅Q、は5μm、それによってできるpエミッタ層2の
最大深さa4は60μm、pベース層4の拡散深さQ、
は60μm、nベース層3の最小厚さa、は280μm
である。
ミツタ層5の半分の幅a3は10μm、pエミッタ層2
を選択拡散で形成する時のボロンのデポジション領域の
幅Q、は5μm、それによってできるpエミッタ層2の
最大深さa4は60μm、pベース層4の拡散深さQ、
は60μm、nベース層3の最小厚さa、は280μm
である。
pエミッタ層2、pベース層4の表面最大不純物濃度を
7 X I O”atoms /jとし、ボロンノ横方
向拡散は縦方向拡散の80%まで生ずるものとした。又
、ボロンをデポジションしない幅をチャネル幅X m
h 、r * とすれば1 / 2 ・X、b−v−は
45μmである0図中の点線はpエミッタ層2.Pベー
ス層4中での不純物濃度分布を示し目安となる数字の単
位はatoms /rylである。
7 X I O”atoms /jとし、ボロンノ横方
向拡散は縦方向拡散の80%まで生ずるものとした。又
、ボロンをデポジションしない幅をチャネル幅X m
h 、r * とすれば1 / 2 ・X、b−v−は
45μmである0図中の点線はpエミッタ層2.Pベー
ス層4中での不純物濃度分布を示し目安となる数字の単
位はatoms /rylである。
nベース層3の不純物濃度は3 X 10”atoms
/dであり、またそのライフタイムは40μsである。
/dであり、またそのライフタイムは40μsである。
不純物濃度がN (xt y)である点(x+y)での
ライフタイムはτ CKe y)=(3xlQ”/N
(xt y) )11.4x40 μsとした。
ライフタイムはτ CKe y)=(3xlQ”/N
(xt y) )11.4x40 μsとした。
アノード側エミッタ接合J1は連続しており。
アノード電極6で短絡されていないから、アノード電極
6に対し、カソード電極7が正電位となる逆電圧が印加
された状態では、充分、電圧を担持し、逆阻止機能を持
つ。
6に対し、カソード電極7が正電位となる逆電圧が印加
された状態では、充分、電圧を担持し、逆阻止機能を持
つ。
ターンオン動作は、従来のGTOと同様、順阻止状態、
即ち、カソード電極7に対しアノード電極6に正電位と
なる電圧が加わっている状態で。
即ち、カソード電極7に対しアノード電極6に正電位と
なる電圧が加わっている状態で。
ゲート電極8にカソード電極7に対し正電位となる電圧
を加えて、ターンオンされる。
を加えて、ターンオンされる。
導通(オン)状態では、第2図に示すように、pエミッ
タ層2内でアノード電極と平行な方向で不純物濃度勾配
があるから、キャリア(正孔、電子)は不純物濃度の低
い方向に拡散により流れ、アノード電極6に至る。即ち
、オン状態でも、正孔の一部はアノード電極6に掃き出
されている。
タ層2内でアノード電極と平行な方向で不純物濃度勾配
があるから、キャリア(正孔、電子)は不純物濃度の低
い方向に拡散により流れ、アノード電極6に至る。即ち
、オン状態でも、正孔の一部はアノード電極6に掃き出
されている。
ターンオフは第3図に測定回路を示すように、カソード
電極7に対しゲート電極8が負となる電位の電圧をター
ンオフ信号として加え、ゲート電極8からもキャリアを
引き抜くことによって行われる。
電極7に対しゲート電極8が負となる電位の電圧をター
ンオフ信号として加え、ゲート電極8からもキャリアを
引き抜くことによって行われる。
第3図はターンオフ特性のチャネル幅x、1、□依存性
を示している。
を示している。
第3図での結果は第2図に示すモデル素子を用いたもの
であるm X、、、、、=0μmは従来のGTO。
であるm X、、、、、=0μmは従来のGTO。
X。2.□=80.90μmのものは本発明になるGT
Oの特性である。
Oの特性である。
第3図では、オン電圧V?を0.1〜0.2v程度高く
するだけで、ライフタイムキラーを添加しなくてもアノ
ード電流i、の減衰を従来のGTOに較べて173〜1
15に早くでき、ターンオフが早くなり、高速動作が可
能なことを示している。
するだけで、ライフタイムキラーを添加しなくてもアノ
ード電流i、の減衰を従来のGTOに較べて173〜1
15に早くでき、ターンオフが早くなり、高速動作が可
能なことを示している。
そこで、ターンオフ動作が早くなる理由について具体的
に説明する。
に説明する。
第4図は、上記寸法、不純物濃度を持つモデル素子での
キャリアの掃き出し状況を示している。
キャリアの掃き出し状況を示している。
図中、横軸は第2図の左端位置、即ち、nエミツタ層5
の中心を零とし、アノード電極6と平行な横方向の位置
、縦軸は、その各位置でアノード電極6へ拡散により掃
き出されている正孔、電子を電流密度(A/d)で示し
ている。実線は電子の拡散電流1点線は正孔の拡散電流
を示す、また。
の中心を零とし、アノード電極6と平行な横方向の位置
、縦軸は、その各位置でアノード電極6へ拡散により掃
き出されている正孔、電子を電流密度(A/d)で示し
ている。実線は電子の拡散電流1点線は正孔の拡散電流
を示す、また。
チャネルsf x −h 、□が90μmの場合は本発
明になるモデル素子のもの、チャネル*X、、、□が零
μmの場合はアノード電極と平行な横方向で不純物濃度
勾配がなくアノード側エミッタ接合をアノード電極で短
絡しない従来のGTOのものを指す。
明になるモデル素子のもの、チャネル*X、、、□が零
μmの場合はアノード電極と平行な横方向で不純物濃度
勾配がなくアノード側エミッタ接合をアノード電極で短
絡しない従来のGTOのものを指す。
この従来のGTOでは、アノード側エミッタ接合が平坦
に作られ、不純物濃度はカソード側に向って低くなって
いるだけであるため、正孔の拡散電流はカソード側に向
って流れるだけである。従って、アノード電極へ向う正
孔の拡散電流はなく。
に作られ、不純物濃度はカソード側に向って低くなって
いるだけであるため、正孔の拡散電流はカソード側に向
って流れるだけである。従って、アノード電極へ向う正
孔の拡散電流はなく。
図中には示されていない。
同様な理由で、最低不純物濃度の部分がアノード電極と
平行な方向で平面的に連続していると、ここでは正孔の
掃き出しがなくなる。従って、不純物濃度が最小(最低
)となる部分では平面的に同一不純物濃度となる部分が
できるだけ小さく。
平行な方向で平面的に連続していると、ここでは正孔の
掃き出しがなくなる。従って、不純物濃度が最小(最低
)となる部分では平面的に同一不純物濃度となる部分が
できるだけ小さく。
同一不純物濃度として連続していない非連続とすること
が良い。
が良い。
第4図の結果は、ターンオフ動作開始後、アノード電流
11がIOA/ljとなる時点でのものであり1本発明
になるモデル素子では、最大約7A/dの拡散電流がア
ノード電極6へ掃き出されていることが分る。尚、nエ
ミツタ層中央直下で正孔の拡散電流が減少しているのは
、不純物濃度が低く、正孔量も少ないためである。
11がIOA/ljとなる時点でのものであり1本発明
になるモデル素子では、最大約7A/dの拡散電流がア
ノード電極6へ掃き出されていることが分る。尚、nエ
ミツタ層中央直下で正孔の拡散電流が減少しているのは
、不純物濃度が低く、正孔量も少ないためである。
以上の様に、pエミッタ層2内で7ノード電極6と平行
な方向で不純物濃度勾配があり、正孔。
な方向で不純物濃度勾配があり、正孔。
電子がアノード電極へ多量に掃き出されていることによ
ってターンオフ時に、半導体基体1にライフタイムキラ
ーを添加しなくてもターンオフは早くなる。
ってターンオフ時に、半導体基体1にライフタイムキラ
ーを添加しなくてもターンオフは早くなる。
第5図はターンオフ時間がチャネル幅X、2.□によっ
てどのように変化するかを示したものである。
てどのように変化するかを示したものである。
図中、Wlは1/2・Xmh、p* *また、W、、は
第2図の93に相当する。縦軸は第4図の測定回路でタ
ーンオフ時間である。実線はW、の値を45μmの一定
値としてW、を変えた場合の特性、点線はW1+W、を
50μmの一定としてW、の値を変えた時の特性である
。いずれの特性でも。
第2図の93に相当する。縦軸は第4図の測定回路でタ
ーンオフ時間である。実線はW、の値を45μmの一定
値としてW、を変えた場合の特性、点線はW1+W、を
50μmの一定としてW、の値を変えた時の特性である
。いずれの特性でも。
W、を大きくするとターンオフ時間が増大することを示
している。従って、ターンオフ時間を短かくするために
は、できるだけW、を小さくする必要があり、w 1>
wxとすると良い0図中のW1=0のデータは、横方向
に不純物濃度勾配を持たない従来のGTOのターンオフ
時間を示し、具体的には16μsである。少なくとも8
μS以下とするには、w x / w xは2倍以下に
する必要がある。
している。従って、ターンオフ時間を短かくするために
は、できるだけW、を小さくする必要があり、w 1>
wxとすると良い0図中のW1=0のデータは、横方向
に不純物濃度勾配を持たない従来のGTOのターンオフ
時間を示し、具体的には16μsである。少なくとも8
μS以下とするには、w x / w xは2倍以下に
する必要がある。
本発明では半導体基体1にライフタイムキラーを添加し
ていない、そのことによって、逆阻止状態では、ライフ
タイムキラー添加に起因するもれ電流は小さい。
ていない、そのことによって、逆阻止状態では、ライフ
タイムキラー添加に起因するもれ電流は小さい。
以上の様に、本発明によれば、ライフタイムキラーを添
加しなくても、従来より低いもれ電流で逆阻止機能を有
し、高速動作が可能なGTOが得られる。
加しなくても、従来より低いもれ電流で逆阻止機能を有
し、高速動作が可能なGTOが得られる。
次に本発明の実施例である試作GTOによる実測データ
を示す。
を示す。
第6図は試作GTOの一部縦断面を示す。
第1図と同一部分には同一符号を付けた。
第6図で10.11はnベース層3に設けられたn型高
不制物濃度層、即ち、チャネルストッパ12.13はチ
ャネルストッパ10.11に設けた電極、14は下側主
表面にも設けたシリコン酸化膜、15はゲートを極8の
ためのp型窩不純物濃度層、即ち、コンタクト層である
。
不制物濃度層、即ち、チャネルストッパ12.13はチ
ャネルストッパ10.11に設けた電極、14は下側主
表面にも設けたシリコン酸化膜、15はゲートを極8の
ためのp型窩不純物濃度層、即ち、コンタクト層である
。
pエミツタ層2の最大深さく第2図のQ、)を60μm
、nベース層4の深さく第2図のQ、)を56μm、n
エミツタ層5の幅を300μm。
、nベース層4の深さく第2図のQ、)を56μm、n
エミツタ層5の幅を300μm。
コンタクト層15の幅を200μmとし、また。
nベース層4からチャネルストッパ10までの上側主表
面での間隔を350μmとし、nエミツタ層5の長さを
5.5■としたものを8本を7.5■×6.2膳のシリ
コン基体1に設けた。尚nベース層3のキャリアライフ
タイムは40μs程度であり、このGTOの定格実効電
流は50Aである。
面での間隔を350μmとし、nエミツタ層5の長さを
5.5■としたものを8本を7.5■×6.2膳のシリ
コン基体1に設けた。尚nベース層3のキャリアライフ
タイムは40μs程度であり、このGTOの定格実効電
流は50Aである。
各種のnベース層3の厚さく第2図のjls )Wo、
nエミツタ層5の厚さW□に対し、チャネル幅X、、、
、、を変えるとアノード電流50Aの時のオン電圧v1
.及びアノード電流20Aをゲート電圧−12Vでター
ンオフした時の蓄積時間(ターンオフ電流が流れ始めて
からアノード電流が減少し始めるまでの時間)t、、と
テール時間(アノード電流が減少し始めてからテール電
流が零になるまでの時間) ttataがどのように変
化するかを第7図に示した。
nエミツタ層5の厚さW□に対し、チャネル幅X、、、
、、を変えるとアノード電流50Aの時のオン電圧v1
.及びアノード電流20Aをゲート電圧−12Vでター
ンオフした時の蓄積時間(ターンオフ電流が流れ始めて
からアノード電流が減少し始めるまでの時間)t、、と
テール時間(アノード電流が減少し始めてからテール電
流が零になるまでの時間) ttataがどのように変
化するかを第7図に示した。
pエミツタ層2が最大深さを持っている帽(ボロジデロ
領域の幅)又□はチャネル幅X * k −? lが8
6μm、90umのものでx、、= 2 Q p m。
領域の幅)又□はチャネル幅X * k −? lが8
6μm、90umのものでx、、= 2 Q p m。
X@に、□が零のものと200μmのものは従来のGT
Oで前者が逆阻止型GTO,後者が7ノ一ド側エミツタ
接合短絡型GTOである。
Oで前者が逆阻止型GTO,後者が7ノ一ド側エミツタ
接合短絡型GTOである。
第7図によれば1本発明の試作GTOは従来の逆阻止型
GTOに較べて、ティル時間は著しく短縮されており、
nベース層の厚さvl、が小さくなるに従って、テイル
時間は短かくなる。また、オン電圧VWと蓄積時間t、
はほぼ同じである。尚。
GTOに較べて、ティル時間は著しく短縮されており、
nベース層の厚さvl、が小さくなるに従って、テイル
時間は短かくなる。また、オン電圧VWと蓄積時間t、
はほぼ同じである。尚。
この本発明の試作GTOの順逆両阻止電圧は1200V
であり、接合温度125℃でのもれ電流は0.4mAで
全添加型の従来のGTOの1/1o以下であった。
であり、接合温度125℃でのもれ電流は0.4mAで
全添加型の従来のGTOの1/1o以下であった。
以上の説明でpエミッタ層2内にアノード電極6と平行
な方向で不純物濃度勾配を設けるためにボロン選択拡散
を用い、アノード側エミッタ接合J、を波形としている
が1例えばイオンインプラ技術等により、アノード側エ
ミッタ接合J工は平坦であるが、不純物濃度勾配を内蔵
するような形成方法を用いてもよく、その形成法は制限
されない。また、アノード側エミッタ接合J1を波形に
する場合でも、短冊状のnエミツタ層の直下で。
な方向で不純物濃度勾配を設けるためにボロン選択拡散
を用い、アノード側エミッタ接合J、を波形としている
が1例えばイオンインプラ技術等により、アノード側エ
ミッタ接合J工は平坦であるが、不純物濃度勾配を内蔵
するような形成方法を用いてもよく、その形成法は制限
されない。また、アノード側エミッタ接合J1を波形に
する場合でも、短冊状のnエミツタ層の直下で。
半球状のものを多数縦横にならべたような形であっても
さしつかえはなく、要は、主動作領域で不純物濃度勾配
が形成されて、正孔の掃き出しが生ずる構成になってい
れば良いのである。
さしつかえはなく、要は、主動作領域で不純物濃度勾配
が形成されて、正孔の掃き出しが生ずる構成になってい
れば良いのである。
尚、不純物濃度勾配を設けるに際し、高速化のためpエ
ミツタ層が薄く、かつ、不純物濃度が低くなると、Pエ
ミッタ層でのバンチスルー電圧が低くなり、pエミッタ
層自体で阻止できる逆電圧が低くなるから、チャネル部
でピンチオフを生ずるようアノード側エミッタ接合の傾
斜を急にする等の高い電圧を阻止できる手段も合せ用い
ると良い。
ミツタ層が薄く、かつ、不純物濃度が低くなると、Pエ
ミッタ層でのバンチスルー電圧が低くなり、pエミッタ
層自体で阻止できる逆電圧が低くなるから、チャネル部
でピンチオフを生ずるようアノード側エミッタ接合の傾
斜を急にする等の高い電圧を阻止できる手段も合せ用い
ると良い。
第8図は、pエミツタ層を形成する際の拡散工程前のボ
ロンのデポジション領域のパターン例の一部を示してい
る0図中、ハツチングを付けて示した領域D1 がボロ
ンのデポジション領域である。
ロンのデポジション領域のパターン例の一部を示してい
る0図中、ハツチングを付けて示した領域D1 がボロ
ンのデポジション領域である。
pエミツタ層の全面でデポジション領域D1の幅X□と
チャネル幅Xek、F1がほぼ一定でかつX。
チャネル幅Xek、F1がほぼ一定でかつX。
(X @ b −P * を満足するようにして、pエ
ミッタ層全面でキャリアの注入、掃き出しが一様に生じ
るようになっている。また1周辺をpエミツタ層で取り
囲むようにすることにより、半導体基体へのアノード側
エミツタ層の露出端部での耐圧を一様にし、高耐圧化を
図ることができる。
ミッタ層全面でキャリアの注入、掃き出しが一様に生じ
るようになっている。また1周辺をpエミツタ層で取り
囲むようにすることにより、半導体基体へのアノード側
エミツタ層の露出端部での耐圧を一様にし、高耐圧化を
図ることができる。
第9図は、第8図と同様、ボロンを円形同心状にデポジ
ションするパターン例の一部を示している。
ションするパターン例の一部を示している。
第10図〜第12図は、nエミツタ層を形成するための
リンのデポジションパターンD2とpエミツタ層を形成
するためのボロンのデポジションパターンD1の関係を
示し、第10図は両パターンD1.D、が平行なもの、
第11図と第12図は両パターンD1. D、が交叉し
ている例を示す、これらの位置関係は、pエミッタ層全
面でキャリアの注入、掃き出しがほぼ一様に生ずるよう
になつている。
リンのデポジションパターンD2とpエミツタ層を形成
するためのボロンのデポジションパターンD1の関係を
示し、第10図は両パターンD1.D、が平行なもの、
第11図と第12図は両パターンD1. D、が交叉し
ている例を示す、これらの位置関係は、pエミッタ層全
面でキャリアの注入、掃き出しがほぼ一様に生ずるよう
になつている。
nエミツタ層の配置に関して1円弧状配置、矢羽根状配
置、放射状配置、くシ形配置、背骨形配置と各種のもの
があるが、その配置には制限されない。
置、放射状配置、くシ形配置、背骨形配置と各種のもの
があるが、その配置には制限されない。
以上、GTOを例にとって説明したが1本発明はpエミ
ツタ層からアノード電極へキャリアを速く掃き出すこと
ができる新規なpエミッタ層構造に関する発明であり、
pエミツタ層を必要とする他の全ての半導体装置例えば
ダイオード、サイリスタ、静電誘導型サイリスタ及びM
OSFETにpエミッタを付加した導導度変調型MO8
FET (COMFET)等にも適用できる。
ツタ層からアノード電極へキャリアを速く掃き出すこと
ができる新規なpエミッタ層構造に関する発明であり、
pエミツタ層を必要とする他の全ての半導体装置例えば
ダイオード、サイリスタ、静電誘導型サイリスタ及びM
OSFETにpエミッタを付加した導導度変調型MO8
FET (COMFET)等にも適用できる。
〔発明の効果)
以上説明したように、本発明によれば、逆阻止ライフタ
イムキラーを添加しなくても高速で動作し、もれ電流が
小さく高耐圧の半導体装置を得ることができる。
イムキラーを添加しなくても高速で動作し、もれ電流が
小さく高耐圧の半導体装置を得ることができる。
第1図は本発明の一実施例にあるGTOを示しくa)は
カソード側平面図、(b)、(c)は(a)の!−I、
n−n切断線に沿った縦断面図と横断面図、第2図は本
発明のモデル素子で第1図(c)の半分に相当する横断
面図、第3図は第2図のモデル素子でのターンオフ状況
を示す図、第4図は第2図のモデル素子でのキャリア掃
き出し状況を示す図。 第51!rはターンオフ時間とpエミツタ層の形状の関
係を示す図、第6図は本発明になる試作GTOの部分的
縦断面図、第7図は第6図の試作GTOの特性結果を示
す図、第8@、第9図はpエミツタ層を形成するため□
のボロンのデポジションパターン例の一部を示す図、第
10図〜第12図は。 それぞれpエミツタ層、nエミツタ層を形成するための
ボロン、リンのデポジションパターン例の一部を示す図
である。 1・・・半導体基体、2・・・pエミツタ層、3・・・
nペース層、4・・・pベース層、5・・・nエミッタ
層、6・・・7ノード電極、7・・・カソード電極、8
・・・ゲート電極、Jl・・・7ノード側エミッタ接合
、J3・・・中央接合、J3・・・カソード側エミッタ
接合。
カソード側平面図、(b)、(c)は(a)の!−I、
n−n切断線に沿った縦断面図と横断面図、第2図は本
発明のモデル素子で第1図(c)の半分に相当する横断
面図、第3図は第2図のモデル素子でのターンオフ状況
を示す図、第4図は第2図のモデル素子でのキャリア掃
き出し状況を示す図。 第51!rはターンオフ時間とpエミツタ層の形状の関
係を示す図、第6図は本発明になる試作GTOの部分的
縦断面図、第7図は第6図の試作GTOの特性結果を示
す図、第8@、第9図はpエミツタ層を形成するため□
のボロンのデポジションパターン例の一部を示す図、第
10図〜第12図は。 それぞれpエミツタ層、nエミツタ層を形成するための
ボロン、リンのデポジションパターン例の一部を示す図
である。 1・・・半導体基体、2・・・pエミツタ層、3・・・
nペース層、4・・・pベース層、5・・・nエミッタ
層、6・・・7ノード電極、7・・・カソード電極、8
・・・ゲート電極、Jl・・・7ノード側エミッタ接合
、J3・・・中央接合、J3・・・カソード側エミッタ
接合。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、半導体基体が少くとも1個のpn接合を備えた半導
体装置において、p層は主動作領域で半導体基体の主表
面と平行な方向で不純物濃度勾配を有しており、p層の
上記主表面と平行な方向で、不純物濃度勾配を有しない
部分は上記不純物濃度勾配を有しているp層部分より狭
いことを特徴とする半導体装置。 2、半導体基体が少くとも1個のpn接合を備えた半導
体装置において、p層は主動作領域で半導体基体の主表
面と平行な方向で不純物濃度勾配を有する部分と有しな
い部分からなり、上記両部分の幅が主動作領域のほぼ全
面で各々ほぼ一定であることを特徴とする特許請求の範
囲第1項記載の半導体装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5895085A JPS61218171A (ja) | 1985-03-23 | 1985-03-23 | 半導体装置 |
EP85112805A EP0178582A3 (en) | 1984-10-15 | 1985-10-09 | Reverse blocking type semiconductor device |
US06/787,116 US4713679A (en) | 1984-10-15 | 1985-10-15 | Reverse blocking type semiconductor device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5895085A JPS61218171A (ja) | 1985-03-23 | 1985-03-23 | 半導体装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61218171A true JPS61218171A (ja) | 1986-09-27 |
JPH0347592B2 JPH0347592B2 (ja) | 1991-07-19 |
Family
ID=13099105
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5895085A Granted JPS61218171A (ja) | 1984-10-15 | 1985-03-23 | 半導体装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61218171A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63202967A (ja) * | 1987-02-19 | 1988-08-22 | Hitachi Ltd | 半導体装置 |
JP2011103333A (ja) * | 2009-11-10 | 2011-05-26 | Shindengen Electric Mfg Co Ltd | サイリスタ |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57178369A (en) * | 1981-04-28 | 1982-11-02 | Meidensha Electric Mfg Co Ltd | Gate turnoff thyristor |
-
1985
- 1985-03-23 JP JP5895085A patent/JPS61218171A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57178369A (en) * | 1981-04-28 | 1982-11-02 | Meidensha Electric Mfg Co Ltd | Gate turnoff thyristor |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63202967A (ja) * | 1987-02-19 | 1988-08-22 | Hitachi Ltd | 半導体装置 |
JP2011103333A (ja) * | 2009-11-10 | 2011-05-26 | Shindengen Electric Mfg Co Ltd | サイリスタ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0347592B2 (ja) | 1991-07-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4450467A (en) | Gate turn-off thyristor with selective anode penetrating shorts | |
GB945249A (en) | Improvements in semiconductor devices | |
JPS589366A (ja) | トランジスタ | |
JPS6046551B2 (ja) | 半導体スイツチング素子およびその製法 | |
JPS643347B2 (ja) | ||
US3324359A (en) | Four layer semiconductor switch with the third layer defining a continuous, uninterrupted internal junction | |
US3858236A (en) | Four layer controllable semiconductor rectifier with improved firing propagation speed | |
US3696273A (en) | Bilateral, gate-controlled semiconductor devices | |
US3914782A (en) | Reverse conducting thyristor and process for producing the same | |
EP0454201A2 (en) | A semiconductor device comprising a thyristor | |
US4464673A (en) | Semiconductor component | |
US4713679A (en) | Reverse blocking type semiconductor device | |
JPS61218171A (ja) | 半導体装置 | |
US3411054A (en) | Semiconductor switching device | |
JPS5912026B2 (ja) | サイリスタ | |
US3906545A (en) | Thyristor structure | |
JPS6124832B2 (ja) | ||
JP2630088B2 (ja) | ゲートターンオフサイリスタ | |
US3864726A (en) | Controllable semiconductor rectifier | |
JPS62177968A (ja) | ゲ−トタ−ンオフサイリスタ | |
JPS6194363A (ja) | 半導体装置 | |
CN112825328B (zh) | 半导体装置 | |
JP2604175B2 (ja) | 高速スイッチングサイリスタ | |
RU97006U1 (ru) | Полупроводниковое переключающее устройство | |
JPS6148271B2 (ja) |