JPS6121808B2 - - Google Patents

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JPS6121808B2
JPS6121808B2 JP11190377A JP11190377A JPS6121808B2 JP S6121808 B2 JPS6121808 B2 JP S6121808B2 JP 11190377 A JP11190377 A JP 11190377A JP 11190377 A JP11190377 A JP 11190377A JP S6121808 B2 JPS6121808 B2 JP S6121808B2
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JP
Japan
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roll
log
knife
cam
veneer
Prior art date
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JP11190377A
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English (en)
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JPS5445897A (en
Inventor
Katsuji Hasegawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meinan Machinery Works Inc
Original Assignee
Meinan Machinery Works Inc
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Publication date
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Publication of JPS5445897A publication Critical patent/JPS5445897A/ja
Publication of JPS6121808B2 publication Critical patent/JPS6121808B2/ja
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  • Manufacture Of Wood Veneers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ベニアレースのうちナイフ上方にロ
ールを備えた所謂ロールバー方式、あるいは本願
出願人による特開昭53−122199号等に於いて提案
する原木の外周駆動方式等のベニアレースに関す
る改良について提案するナイフの上方にロールを
備え該ロールにより原木へ駆動力を供給するもの
である。
従来、ベニアレースに於ては、固定バー(ノー
ズバー)を切削補助部材としてナイフ刃先上方に
備え、ナイフと切削補助部材である固定バーとで
切削部を構成していた。又、前記固定バーに代る
切削補助部材として、小径の(例えば1インチ程
度)遊転ロールバーを用いた遊転ロールバー方
式、あるいは、前記ロールバーに駆動を与えた駆
動ロールバー方式、あるいは、それらのロールバ
ーよりも大径のロール周面に刃部を形成し、ナイ
フ上方に配設し、ナイフ刃先直前で前記ロール周
面の刃部を原木に食い込ませ該ロールを廻動する
事によつて原木の外周に駆動力を与える方式等の
ベニアレースが提案されている。
さて、ロールをナイフ上方に備えた前述の種々
の方式のベニアレースに於いて、問題点を指摘す
れば、次のとおりである。第1図に基ずいて第1
に指摘するのは、図中、DEとFGの距離が異なる
事である。さらに第2に指摘するのは、点Cを中
心とする円と点Aを中心とする円の重複する部分
の面積と、点Cを中心とする円と点Bを中心とす
る円の重複する部分の面積が異なる事である。図
中、斜線部はナイフを、点Cを中心とする円は切
削補助部材としてのロールを、点Aを中心とする
円は大径時の原木を、点Bを中心とする円は小径
時の原木を模式的に表わしたもので、同じナイフ
の切込みでも原木径によつて切削条件が実質的に
変化する事を意味するものである。さらに、前記
指摘点を具体的に説明すれば、例えば原木の外周
駆動方式のベニアレースに於ては、前述の様な周
面に刃部を有する駆動ロールの場合、該刃部の原
木への食い込み深さ、あるいは、食い込む刃部の
数が原木の切削につれて原木が小径化すればする
程、少なくなり、切削抵抗に抗するための動力を
原木外周から原木に安定的に伝達できない事であ
り、又、ロールバー方式に於ては、切削した単板
の品質を決定づける所謂しぼり量が変化し、小径
時に於ける切削単板の品質低下を招く事である。
本発明は以上の諸問題を解決するために提案す
るもので、切削につれて小径化する原木径を検出
する原木径検出装置を有し、さらに従来の固定的
なロールの位置を移動し、切削部を調整するロー
ル位置調整装置を有し、さらに、それらを関連ず
けて切削とともに小径化する原木径に所望の切削
条件を切削部に設定し得るベニアレースを提供す
るものである。
次に実施例に基ずき説明する。第1の実施例
は、前記特願昭52−37095等によつて提案する原
木の外周に駆動力を与える方式のベニアレースに
実施するもので第2図に例示する。即ち、例え
ば、ナイフ4を公知のナイフ締付機構(図示せ
ず)によつて刃物台5に取り付け、該刃物台5の
両端を移動台6に固定する。さらに、フレーム1
9、フレームと一体化したスライドレール19
a、スピンドル20、送りネジ6a、等公知の部
材を設け、直径135ミリ程度のロール周面の円周
方向にピツチ10ミリ程度で刃部10bを形成し、
軸心方向に30ミリピツチで25ミリ程度の溝部10
aを形成した駆動ロール10をナイフ刃先上方17
ミリ程度に中心軸があり、刃部10bがナイフ4
に近接した位置に備える。軸受11は、駆動ロー
ル10を保持するために、両端に設け、刃物台5
と単板吐出路21を隔てて12度程度の傾きをもた
して備えた下プレツシヤー台7と上プレツシヤー
台8の間にスライド可能に取り付ける。上プレツ
シヤー台8、下プレツシヤー台7は、移動台6の
両端に固定する等、一体化したものである。さら
に固定バー9を前記駆動ロール10の25ミリ程度
幅の溝部10aに軸心方向に分割的に配設する。
又、基本的には原木切削のための動力は前記駆動
ロール10にモーター2によつて、チエーン等の
動力伝達部材(図示せず)を介して伝達するだけ
で良いが、原木が円筒形とは限らず、切削初期の
断続切削時の原木の空転用としてスピンドル20
にも動力伝達部材(図示せず)を介して、空転用
モーター1を備える。さらに、原木の回転に忠実
に関連して移動台6を送り、均一な単板厚を得る
べく送りネジ6aとスピンドル20の間に、ギヤ
ーボツクス3を備える。以上で原木の外周に駆動
力を与える方式のベニアレースについて、一つの
構成を示した。
次に本発明を実施すべく、原木径検出装置とし
てフレーム19等の固定部材にラツク18を固定
し、移動部材である移動台6と一体化構造とした
アーム6bにピン15によつてピニオン歯車17
を前記ラツク18とかみ合うように取り付ける。
一方、ロール位置調整装置として駆動ロール10
を保持する軸受11にピン12によつてカムボー
ル13を取り付け、該カムボール13に相対し
て、カム16を前記ピン15に取り付ける。ここ
でカム16は円形のものを偏心した状態でピン1
5に取り付けるので、第5図の部分拡大図で示す
如くピン15からカムボール13の接つする箇所
までの距離r1より垂直下方の周面までの距離r
2が大となる。さらに、カム16とカムボール1
3を確実に接触させるために、引張バネ14をピ
ン12及びピン15にかける。尚、前記引張バネ
14は、カム16を溝カムにした場合あるいは、
カムボール13とカム16の接触を強制せずに、
かといつて駆動ロール10の刃部10bがナイフ
4に接触しないようにストツパー等を設けて、切
削時、単板のナイフ4と刃部10b間への進入に
よる力を利用すれば、実質的にカムボール13と
カム16は接触して前記引張バネ14は不用とす
る事ができる。さらに前記原木径検出装置と前記
ロール位置調整装置を関連ずけるために、前記ピ
ニオン歯車17とカム16をピン15に固定し、
一体化する。従つてピニオン歯車17の回転が、
カム16の回転となり、内容的には、原木径を意
味するものとなる。
以上の構成に於いて、次に切削時に於ける作用
効果について説明する。まず原木を切削する場
合、スピンドル20によつて原木を把持し、空転
用モーター1によつて原木を空転させるととも
に、ギヤーボツクス3によつて該原木の回転に忠
実に、送りネジ6aが廻動され、移動台6に直接
的、若しくは間接的に取り付け保持される移動部
材、即ち、刃物台5、ナイフ4、上プレツシヤー
台8、下プレツシヤー台7、固定バー9、軸受1
1、駆動ロール10、ピン12、カムボール1
3、引張バネ14、ピン15、カム16、ピニオ
ン歯車17等が切削を開始すべく、原木に向つて
送られる。同時にモーター2によつて駆動ロール
10を廻動しておく。そして原木を切削し始める
と、刃部10bがナイフ上方の原木に食い込み切
削抵抗に抗する力を原木に与え、スピンドル20
の方は、それを補助する作用をする。さらに切削
につれて移動台6の進行とともに、フレーム19
に固定したラツク18にかみ合うピニオン歯車1
7が転動し、カム16も回転する。即ち、移動台
6の位置と原木径を対応させ、移動台6の位置を
前記ピニオン歯車の回転角でとらえ、原木径を検
出し、ピン15によつて、該情報をロール位置調
整装置の主体をなすカム16に伝えるのである。
一方、カム16と接するカムボール13は、カム
の形状に従つて軸受11をナイフ4に向つて移動
させる。即ち、駆動ロール10を調整し、原木の
小径化にともなう駆動ロール10の刃部10bの
原木への食い込み量の、あるいは、刃部10bの
原木への食い込む刃部の数の減少化を補正し安定
した駆動ロール10から原木への動力伝達を得る
事ができる。又、この補正量若しくは調整量は、
ロール位置調整装置で与えるもので、前記カムを
用いた装置の他、リンク機構等で構成しても良
い。
次に第4図に基ずき、前記調整量及びカムを用
いたロール位置調整装置に関して説明する。図
中、曲線Hは駆動ロール10の刃部10bが略一
定の原木への食い込み量を得るための、原木直径
150センチを基準として、徐々に小径化する原木
に対応して軸受11を上プレツシヤー台8及び下
プレツシヤー台7に沿つて移動させる量、即ち、
調整量を表わしたものである。さらに、原木の芯
材部の切削抵抗が、辺材部に比べて小さい事等の
原木の特性を考慮して、刃部10bの原木への食
い込みを原木の小径化に伴い可能な範囲浅くする
曲線Iに例示するようにする事もでき、この場合
には、刃部10bが原木に食い込むための力によ
る原木のベンデイングを小径時に滅らす事が出
来、動力の安定供給と共に効果がある。さらに原
木の外周駆動方式のベニアレースの利点である駆
動ロール10の刃部10bによる切削単板のテン
ダー効果を考慮して、テンダーのかかりにくい辺
材部により深く刃部10bを食い込ませる事等も
設定できる。以上のように所望の切削条件が設定
出き、カムの形状を調整量に対応したものとすれ
ば、容易にロール位置調整装置はできる。
次に第2の実施例として、本発明を遊転ロール
バー方式のベニアレースに実施するものを第3図
に例示する。本実施例では、前記第1の実施例に
於ける原木径検出装置に関して別種のものを提案
する。まず、ナイフ4aの上方に、直径1インチ
程度のロールバー24を軸受11aにて保持し
て、該軸受11aを上プレツシヤー台8a、下プ
レツシヤー台7aにて、スライド可能に保持す
る。ロール位置調整装置として、カムボール13
aはピン12aにて軸受11aに取り付け、カム
16aは、ピン15aに偏心した状態で取り付け
る。一方、原木径検出装置としては、フレーム等
の固定部材に案内部材としてガイドロール22を
取り付け、変位アーム23の案内をさせる。又前
記変位アーム23は、ピン15aに取り付け、原
木径検出装置とロール位置調整装置との関連ずけ
をする。又引張バネ14aは、カムボール13a
とカム16aを確実に接触させるためにピン12
aとピン15aに渡り設ける。以上の構成に於い
て、ガイドロール22は固定部材に、他は、移動
台(図示せず)等移動部に直接的にあるいは、間
接的に、保持されているので、切削につれて移動
部材が前進すれば、変位アーム23は、ガイドロ
ール22の案内で、反時計まわりの方向に、又後
退時は、変位アーム23の自重によつて時計まわ
りの方向に廻動される故に、その回転角によつて
原木径に対応した情報が、得られ、同様にカム1
6aにも関連ずけ得る。よつて、原木径に応じた
所望の切削条件が設定でき、ロールバーによる切
削直前の原木を安定的に、所謂、しぼる事が出
き、品質の良い単板を得る事ができる。
以上のように、本発明は、きわめて簡単な構成
で実施し得るもので、ナイフ前方にロールを備え
たベニアレースの該ロールを固定的に保持した従
来技術の宿命的欠点を解消するばかりでなく、原
木の特性、あるいは、目的に応じて、所望の切削
条件を設定する事が出来、あわせて、高品質の単
板を安定的に切削し得るベニアレースを提供する
事ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、ナイフ上方にロールを備えたベニア
レースに於いて、該ロールを固定的に保持した従
来技術の諸問題を説明するための模式図である。
図中、斜線部……ナイフ、A……大径時の原木中
心、B……小径時の原木中心、C……ロール中
心、を表わす。 第2図は、外周に駆動力を与える方式のベニア
レースに実施する本発明の実施例を例示するもの
で、ナイフの刃先線に直角の断面図である。図
中、1……空転用モーター、2……駆動用ロー
ル、3……ギアーボツクス、4……ナイフ、6…
…移動台、7……下プレツシヤー台、8……上プ
レツシヤー台、9……固定バー、10……駆動ロ
ール、11……軸受、13……カムボール、16
……カム、17……ピニオン歯車、18……ラツ
ク、を表わす。 第3図は、遊転ロールバー方式のベニアレース
に実施する本発明の実施例を例示するものであ
る。図中、4a……ナイフ、24……ロールバ
ー、11a……軸受、13a……カムボール、1
6a……カム、23……変位アーム、22……ガ
イドロールを表わす。 第4図は、原木径に応じて、ロールの位置を調
整するべく調整量を例示するものである。第5図
は第2図の部分拡大図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ナイフ及び前記ナイフの前方で原木に接触す
    る位置にロールを備え、原木の回転につれて前記
    ナイフ及びロールを前記原木に向けて移動させる
    ベニアレースに於いて、実質的に原木径を検出す
    る原木径検出装置と、前記原木径検出装置の検出
    状態に対応して該ロールの移動状態を前記ナイフ
    の移動状態と異ならせるロール位置調整装置を備
    えたことを特徴とするベニアレース。 2 フレーム等固定部材にラツクを備え、移動台
    等移動部材にピニオン歯車を前記ラツクとかみあ
    わせて備えて原木径検出装置を構成したことを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載のベニアレー
    ス。 3 フレーム等固定部材に案内部材を備え、移動
    台等移動部材に変位アームを前記案内部材と関連
    して備えて原木径検出装置を構成したことを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載のベニアレー
    ス。 4 ロールを実質的に保持する軸受部材にカムボ
    ールを備え、前記軸受部材の案内をする移動部材
    に前記カムボールと相対してカムを備えてロール
    位置調整装置を構成したことを特徴とする特許請
    求の範囲第1項又は第2項又は第3項記載のベニ
    アレース。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62247110A (ja) * 1986-04-18 1987-10-28 Mazda Motor Corp エンジンの吸気装置
JP2757492B2 (ja) * 1989-09-29 1998-05-25 アイシン精機株式会社 弁開閉時期制御装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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