JPS6127876Y2 - - Google Patents

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JPS6127876Y2
JPS6127876Y2 JP13477778U JP13477778U JPS6127876Y2 JP S6127876 Y2 JPS6127876 Y2 JP S6127876Y2 JP 13477778 U JP13477778 U JP 13477778U JP 13477778 U JP13477778 U JP 13477778U JP S6127876 Y2 JPS6127876 Y2 JP S6127876Y2
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JP
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roll
driven
recording paper
drive
recording
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JP13477778U
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【考案の詳細な説明】 この考案は情報記録紙の給紙機構に関し、特に
情報記録後に記録紙を切断して使用する場合に好
適な給紙機構に係わるものである。
情報記録紙の給紙機構をもつ記録装置,例えば
フアクシミリ装置などにおいては、記録ヘツド位
置と切断位置との間に、或程度までの間隔が存在
するのが普通であつて、この間隔相当の長さだけ
記録紙に無駄を生ずる。すなわち、記録開始位置
までの余白が、いわゆるダミー記録紙として無駄
になり、結局、送信コストの上昇につながるもの
であつた。このダミー記録紙の無駄を極力少なく
するための機構としては、例えば、特公昭53−
34690号公報に示されているように、記録紙を駆
動するロールの配設位置に種々工夫を行うと共に
記録終了後に上記ロールによつて記録紙を必要な
長さだけ逆進させるようにしたものが知られてい
る。しかし、逆進させる対象が非常に腰の弱い紙
であるため、只単にロールの位置を替えただけで
は逆進時に記録紙にしわが発生し、逆進させた後
の記録紙に記録を行う際に記録むらが生じるとい
う問題があつた。
この考案は従来のこのような実情に鑑み、記録
紙の切断後に、この記録紙の切断端部を切断位置
より、給紙に支障を生じない位置まで記録紙に弛
みの無い状態で逆送させて、記録紙の余白無駄を
最少に抑えるようにしたものである。
以下この考案に係わる給紙機構の一実施例につ
き、添付図面を参照して詳細に説明する。
添付図面第1図はこの実施例による装置の概略
正面図を、また第2図は同上要部の側面図を各々
に示している。
これらの第1図および第2図において、ロール
状に捲取られた記録紙1は、ガイドピンなどを経
て繰出され、記録ヘツド2とその押圧ロール3と
の間を通り、給紙のための駆動および従動ロール
4および5の間に至る。しかして前記駆動ロール
4はその軸4aがフレーム6間に回転自在に枢支
されており、またこのフレーム6に別に設けた金
具7にパルスモータ8を取付けてあつて、このパ
ルスモータ8の軸8aに固定したタイミングプー
リ9と、前記軸4aに固定したタイミングプーリ
10との間にタイミングベルト11を架け渡し、
パルスモータ8の制御された回転駆動により駆動
ロール4を回転させて、従動ロール5との間に引
き出されている記録紙1を所定長さづゝ繰出すよ
うになつている。
また前記押圧ロール3と従動ロール5とは、
各々の軸3a,5aをサブフレーム12間に回転
自在に枢支してあつて、各サブフレーム12はま
た別に各々の軸12aを前記フレーム6間に揺動
自在に枢支することにより、押圧ロール3を前記
記録ヘツド2に、従動ロール5を前記駆動ロール
4に各々前記記録紙1を介して接圧させるように
してある。そしてまた前記従動ロール5の軸5a
に固定したタイミングプーリ13と、押圧ロール
3の軸3aに逆転方向にのみ係合し得るように一
方向クラツチ14を介して配したタイミングプー
リ15との間にタイミングベルト16を架け渡し
てある。
さらに前記駆動ロール4と従動ロール5とから
送り出される記録紙1を切断するために、刃部1
7aをもつ固定刃17と、同様に刃部18aを有
して、適宜駆動源により切断信号によつて回転作
動し得るようにした回転刃18とを設け、送り出
される記録紙1は図示省略したガイドなどによつ
てこれら両刃17,18間に導くようにしたもの
である。
従つて前記構成によると、記録紙1は矢印Aに
示すように、パルスモータ8の正回転、矢印Bに
示す方向の回転に伴なう駆動ロール4の駆動によ
り、この駆動ロール4に接圧されている従動ロー
ル5との間で給送され、固定刃17と回転刃18
との間を通つて送り出されると共に、必要に応じ
て出力される切断信号により、両刃部17a,1
8a間で所定長さに切断される。
こゝで前記切断に伴ない、記録紙1は切断位置
であるところの固定刃々部17aと、次に記録を
始める記録ヘツドのヘツドチツプ部2aとの間
が、前記したように余白部分,すなわちダミー部
分として残されることになる。
このダミー記録紙の無駄を少なくするために、
この実施例では、今、前記パルスモータ8を矢印
C方向に逆転させると、これに伴なつて駆動ロー
ル4もまた逆転する。このとき前記したパルスモ
ータ8の正転時には一方向クラツチ14により従
動ロール5の正転が伝わらずに、矢印A方向への
記録紙1の給送に追随して従動回転されるのみで
あつた押圧ロール3は、前記駆動ロール4の逆転
に従つた従動ロール5のC方向の回転、すなわち
逆転に伴なうタイミングベルト16のD方向の作
動により、タイミングプーリ15が一方向クラツ
チ14に係合するために、押圧ロール3もまた矢
印Eに示す方向に逆転させる。ここで押圧ロール
3の周速度が従動ロール5の周速度と同一又はそ
れより速いと従動ロール5を経て送り戻されてき
た記録紙1は弛むことなく押圧ロール3で矢印D
の方向へ送り戻される。また従動ロール5の周速
度よりも押圧ロール3の周速度が遅い場合であつ
ても、従動ロール5によつて送り戻される記録紙
1によつて押圧ロール3が押されることになる
が、押圧ロール3が回転駆動力を持つて回転動作
をしているため、押圧ロール3を空転させている
場合に比べて記録紙1を駆動ロール4および従動
ロール5と、記録ヘツド2および押圧ロール3と
の間でたるみを生ずることなしに逆送出来る。こ
の結果、固定刃17の刃部17a位置にあつた記
録紙1の切断端を、次の給送に支障を生じない駆
動ロール4と従動ロール5との接圧点近くまで引
戻して、前記したダミー部分を可及的短かくする
ことができるのである。
なお前記実施例では、記録紙の逆送時にのみ押
圧ロールに逆転を伝える一方向クラツチを、この
押圧ロールの軸とプーリとの間に介装させてある
が、従動ロールの軸とプーリとの間に介装させて
も全く同様の作動を得られることは勿論である。
以上詳述したようにこの考案によるときは、パ
ルスモータの正転によつて給送方向に回転駆動で
きるようにした駆動ロール、およびこの駆動ロー
ルに接圧された従動ロールと、記録ヘツド、およ
びこの記録ヘツドに押圧される押圧ロールとを有
し、記録紙を記録ヘツドと押圧ロールとの間か
ら、駆動ロールと従動ロールとの間を通し、駆動
ロールの正転によつて切断位置まで給送し得るよ
うにした記録装置において、前記駆動ロールと従
動ロールとを、従動ロールが逆転されたときにの
み、その逆回転を押圧ロールに伝えるように、一
方向クラツチを介して連動可能にし、前記パルス
モータの逆転により駆動,従動および押圧各ロー
ルを逆転させて、切断位置にある記録紙の切断端
を駆動,従動各ロールの接圧点近くまで逆送でき
るようにしたものであるから、駆動ロールの正転
時の記録紙の搬送を円滑に行うことのできる条件
を崩すことなく、逆転時の記録紙の引き戻しを円
滑になし得るという効果がある。即ち、次に記録
を行なう場合に記録紙の余白部分,すなわちダミ
ー部分を可及的に短かくでき、しかもこの逆送に
際しては押圧ロールと駆動,従動各ロールとの間
にたるみを生ずることもなく、従つて記録動作を
妨げる惧れもなく、かつコストの低減に役立つと
共に、機構々成も簡単で容易かつ安価に実施し得
るなどの特長を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を適用した給紙機
構を示す概略正面図、第2図は同上要部の側面図
である。 1……記録紙、2……記録ヘツド、3……押圧
ロール、4……駆動ロール、5……従動ロール、
8……パルスモータ、9,10,13および15
……タイミングプーリ、11および16……タイ
ミングベルト、14……一方向クラツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. パルスモータの正転によつて給送方向に回転駆
    動される駆動ロール,およびこの駆動ロールに接
    圧された従動ロールと、記録ヘツド,およびこの
    記録ヘツドに押圧される押圧ロールとを有し、記
    録紙を記録ヘツドと押圧ロールとの間から、駆動
    ロールと従動ロールとの間を通し、駆動ロールの
    正転によつて切断位置まで給送し得るようにした
    ものにおいて、前記パルスモータの逆転による駆
    動ロールの逆転によつて前記従動ロールが逆転さ
    れたときにのみ、その逆回転を前記押圧ロールに
    伝えるように、一方向クラツチを介して連動可能
    にし、前記パルスモータの逆転により駆動,従動
    および押圧各ロールを逆転させて、切断位置にあ
    る記録紙の切断端を弛みなく駆動,従動各ロール
    の接圧点近くまで逆送できるようにしたことを特
    徴とする情報記録紙の給紙機構。
JP13477778U 1978-09-29 1978-09-29 Expired JPS6127876Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP13477778U JPS6127876Y2 (ja) 1978-09-29 1978-09-29

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JP13477778U JPS6127876Y2 (ja) 1978-09-29 1978-09-29

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Publication Number Publication Date
JPS5550096U JPS5550096U (ja) 1980-04-01
JPS6127876Y2 true JPS6127876Y2 (ja) 1986-08-19

Family

ID=29104478

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JP13477778U Expired JPS6127876Y2 (ja) 1978-09-29 1978-09-29

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