JPS61217039A - ハロゲン化銀写真感光材料 - Google Patents

ハロゲン化銀写真感光材料

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JPS61217039A
JPS61217039A JP5794285A JP5794285A JPS61217039A JP S61217039 A JPS61217039 A JP S61217039A JP 5794285 A JP5794285 A JP 5794285A JP 5794285 A JP5794285 A JP 5794285A JP S61217039 A JPS61217039 A JP S61217039A
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JP
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group
layer
dye
silver halide
mordant
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Application number
JP5794285A
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English (en)
Inventor
Naoki Saeki
佐伯 直己
Kunio Ishigaki
邦雄 石垣
Yuji Mihara
祐治 三原
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C1/00Photosensitive materials
    • G03C1/76Photosensitive materials characterised by the base or auxiliary layers
    • G03C1/825Photosensitive materials characterised by the base or auxiliary layers characterised by antireflection means or visible-light filtering means, e.g. antihalation

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ハロゲン化銀写真感光材料に関するものであ
り、特に他の写真性能に悪影響を及ぼすことのない形で
種々の目的の写真用染料を含有するハロゲン化銀写真感
光材料に関するものである。
′(背景技術) ” ハロゲン化銀写真感光材料には、感度調節、安全光
下での取扱い性改良といった種々の目的で染料が使用さ
れることがある。
例えば安全光下での取扱い性の改良のためには、従来安
全光波長に吸収を持つ染料をハロゲン化銀乳剤層に加え
るという方法がとられてきた。しか己、このように染料
をハロゲン化銀乳剤層に添加すると染料かハロゲン化銀
粒子に吸着して分光増感作用をもたらし、安全光に対す
る感度を上げてしまい、かえって安全光下での取り扱い
性を悪(してしまったり、染料自身や、染料のわずかな
分解生成物によってカブリや減感をひき趨こしたりする
ことがある。また上記方法では染料による安全光に対す
る感度低下効率が悪く、とくにハロゲン化銀乳剤層の上
部に位置する・〜ロゲン化銀粒子に対しての感度低下効
率が悪(、多量の染料を必要とする。
このような欠点を改良するため、染料を乳剤層の上部の
非感光性親水性コロイド層に固定することが考えられる
が、かかる染料を含む層は(特に染料を該層に固定する
ため媒染剤を用いた場合には)塗布性が悪(、塗布液中
または塗布膜中に固形物が発生したりする他、乳剤層と
の接着力が弱く、剥離し易いという問題があった。
また、乳剤層の上部の層に染料を媒染剤で固定しようと
するとき、アニオン性化合物が存在すると、染料の固定
が妨害されてしまう。ハロゲン化銀乳剤層やその他の親
水性コロイド層を支持体上に均一に塗布するには界面活
性剤が必要であり、アニオン性界面活性剤は特に有用で
ある。しかし、アニオン性界面活性剤は上述した如(、
染料の固定(媒染ンを妨害してしまうため、染料が非感
光性の親水性コロイド層にとどまっておらず、ハロゲン
化銀乳剤層にまで拡散してしまい、染料による好ましく
ない分光増感をひき起こしたり、カブリや減感をひき起
こしたりしてしまう。両性界面活性剤や非イオン性界面
活性剤では、媒染を妨害はしないが、均一に塗布するこ
とができないといった不都合があった。
(発明の目的) 本発明の目的は第1に他の写真性能に悪影響を及ぼすこ
とのない形で染料を含有するハロゲン化銀写真感光材料
を提供することにあり、第2に塗布膜間の接着が良好な
上記ハロゲン化銀写真感光材料を提供することにあり、
第3に製造が容易な上記ハロゲン化銀写真感光材料を提
供することにある。
(発明の構成) 本発明のハロゲン化銀写真感光材料は、ハロゲン化銀乳
剤層の上部に、少なくとも7層の非感光性親水性コロイ
ド層を介して、染料によって染色されている非感光性親
水性コロイド層を有することを特徴とするものである。
(発明の具体的構成) 本発明に使用されるハロゲン化銀乳剤には特別な制限は
な(、塩化銀、臭化素、沃化銀、塩臭化銀、沃臭化銀、
塩沃臭化銀のいずれをも使用できる。
ハロゲン化銀の平均粒子サイズは0.7μ罵以下である
ことが好ましく特にo、rμm以下が好′ましいつ平均
粒径とは、ハロゲン化銀写真科学の゛分野の専門家には
常用されており、容易に理解される用語である。粒径と
は粒子が球状又は球に近似できる粒子の場合には粒子直
径を意味する。粒子が立方体である場合には稜長x、/
”’Tを粒径とππ する。平均粒子投影面積にもとすく代数平均又は幾何平
均により求める。平均粒径を求める方法の34−p、 
弘j 、 (/り6を年、 McMi l l an社
刊)を参照すればよい。
ハロゲン化銀粒子の形状には制限はなく、平板状、球状
、立方体状、正八面体状その他いずれの形状でもよい。
また粒子サイズ分布は狭い方が好ましく、特に平均粒子
サイズの±4Lo%の粒子サイズ域内に全粒子数のり0
%、望ましくはり1%が入るような、いわゆる単分散乳
剤が好ましいう本発明における可溶性銀塩と可溶性ハロ
ゲン塩を反応させる形式としては片側混合法、同時混合
法、それらの組合せなどのいずれを用いてもよい。
粒子を銀イオン過剰の下において形成させる方法(いわ
ゆる逆混合法)を用いることもできる。
同時混合法の一つの形式としてハロゲン化銀の生成され
る液相中のpAgを一定に保つ方法、すなわちいわゆる
コンドロールド・ダブルジェット法を用いることができ
、この方法によると、結晶形が規則的で粒子サイズが均
一に近いハロゲン化銀乳剤がえられる。
ハロゲン化銀乳剤層は1層以上設けることもできるが、
普通は7層で十分である。塗布銀量は/g/扉2〜r 
g/ m  の範囲が望ましい。
ハロゲン化銀乳剤は化学増感や化学増感されていてもよ
い。
本発明では、ハロゲン化銀乳剤層の上部、すなわち支持
体から見てより外側に、非感光性の親水性コロイド層(
中間層)の少なくとも/ +6を介して、染料で染色さ
れた非感光性親水性コロイド層(染色層ンが少な(とも
1層設けられる。
上記の中間層は親水性コロイドからなるものであり、特
VcO0/ミクロン〜!ミクロンの厚みを有することが
好ましい。この中間層は7層あれば十分であるが2@以
上設けてもかまわない。この中間層が存在することによ
って染色層と乳剤層の間の接着が改良され、塗布膜が剥
離したつすることを防止できるし、また塗布工程での固
形物の発生がな(なる。更に媒染層の塗布のためアニオ
ン界面活性剤を使ったとき、それによる媒染阻害等がこ
の中間層を存在させることにより防止される。
本発明で用いられる染料には特別な制限はなく、オキソ
ノール染料、ヘミオキソノール染料、メロシアニン染料
、シアニン染料、アゾ染料などを使用しうるが、処理後
の残色をなくす意味から水溶性の染料が有益である。
具体的には、例えば米国特許第λ、ココア4c、フr号
に記載のピラゾロンオキソノール染料、米国特許第2.
りrt、rZy号に記載のジアリールアゾ染料、米国特
許第3.弘23,207号、同第3.3r弘、弘r7号
に記載のスチリル染料やブタジェニル染料、米国特許第
2.!−7.!?3号に記載のメロシアニン染料、米国
特許第3゜art、rり7号、同第j、4j2..2r
GC号、同第3,7/r、1172号に記載のメロシア
ニン染料やオキソノール染料、米国特許第3.り76゜
4j/号に記載のエナミノヘミオキソノール染料及び英
国特許第sr弘、102号、同第i、i’y7、lA2
9’号、特開昭tit−rji3θ号、同弘タータタ1
.20号、同弘ター//グ弘2Q号、米国特許第2,1
33.弘72号、同第3./ψt。
lr7号、同$3./77.071号、同第3゜214
7.127号、同第3.!uO,117号、同第3.タ
フj 、70μ号、同第3.tj3.り05号、に記載
の染料が用いられる。
本発明に使用し得る染料の更に具体的な例としては次の
一般式(1)〜(IV)で表わされる染料を挙げること
ができる。
一般式I I 一般式■ 一般式■ O= C−−−−= 一般式■ L〜 C=OR5MO−C−J 〔式中Zはベンツチアゾール、ナフトチアゾールまたは
ベンツオキサゾール、の複素環核を形成するに必要な非
金属原子群を表わす。
Qはピラゾロン、バルビッール酸、チオバルビッール酸
、インオキサシロン、3−オキソチオナフテンまたは/
、J−インゲンジオンを形成するに必要な原子群を表わ
す。Rは置換または未置換のアルキル基、R1,R2,
R3及びR4は水素i子、アルコキシ基、ジアルキルア
ミノ基またはスルフォン基R5は水素原子またはハロゲ
ン原子、Mは水素原子、ナト17ウム原子またはカリウ
ム原子、Xは陰イオン、mは/又はコ、nl、R2は/
、2または3を表わ丁。但しmがlのときは分子内塩を
形成する。〕 一般式■ 一般式■ c式中Yはアルキル基、またはカルボキシル基R6lR
7、R8、R9、RIO、R11、R121R13・R
14・R15・R16及びR17は水素原子、アルキル
基、ヒドロ午シル基、アビノ基、アフルアミノ基カルボ
午シル基またはスルフォン基を表わす。但しR12とR
13とは互に結合してベンゼン環を形成してもよい。〕 一般式(1)〜(V)の染料の中でも酸性基(ヌルホン
基、カルボキシル基、等)染料が好ましい。
また、紫外線吸収剤も使用できる。
使用しうる紫外線吸収染料としては、たとえばアリール
基で置換されたベンゾオキサゾール化合物、μmチアゾ
リドン化合物、ベンゾフェノン化合物、櫟皮酸エステル
化合物、ブタジェン化合物、ベンゾオキサゾール化合物
、さらに紫外線吸収性のポリマーなどを用いることがで
きる。これらの紫外線吸収染料は上記親水性コロイド層
中に固定されてもよい。
紫外線吸収染料の県体例は、米国特許3.533.72
≠号、同3.31≠、7り弘号、同3゜312、At1
号、特開昭141.−27114号、米国特許J 、7
0! 、rOJ−号、同3,707.37j号、同弘、
O≠1,22り号、同J 、 700゜≠!!号、同3
.弘タタ、7G2号、西独特許出願公告/、J−1A7
,143号などに記載されている。
以下に使用しうる染料の員体例を挙げる。
1゜ S O3N a 3゜ SO3に 4゜ O3H 7゜ O3H 5O3K          SO3に9゜ 10、             α SO3Na        5O3Na11゜ 12゜ S Oa K          S O3KSO3に 14゜ 03Na 16゜ S O3N a 17. 18゜ 21゜ 0H 22゜ CH30H 23゜ 24゜ H 25゜ 5O3K               So 3に2
6゜ 5O3K               5OaK28
゜ 29、             CH3SO3Na 
           5O3Na30゜ 上記染料は適当な溶媒〔例えば水、アルコール(例えば
メタノール、エタノール、プロパツールなど)、アセト
ン、メチルセロソルブ、ナト、するいはこれらの混合溶
媒〕に溶解して本発明の非感光性の親水性コロイド層用
塗布液中に添加される。
これらの染料はλ種以上組合せて用いることもできる。
染料の使用量は、その目的に応じて広い範囲から選ばれ
るが、通常は10   fj/m2−1.!97m2の
量で使用される。
本発明において染料を実質的に非感光性の親水性コロイ
ド層のみに含有させるには、染料が非感光性の親水性コ
ロイド層から乳剤層へ拡散してゆ(のを防止してやれば
よい。例えばハロゲン化銀乳剤層を塗布し、完全にセッ
トさせた後、この乳剤層上に非拡散性染料を添加した非
感光性の親水性コロイド層を塗布する方法を用い得る。
また多層同時塗布法に19乳剤1−や非感光性の親水性
コロイド層を同時に塗布する場合には、非感光性の親水
性コロイド層に非拡散性染料あるいは染料とともにポリ
マー媒染剤を添加するのが最も好ましい。
本発明に用いることのできるポリマー媒染剤とは、二級
および三級アミノ基を含むポリマー、含窒素複素環部分
をもつポリマー、これらの弘級カチオン基を含む/ I
Jママ−どで分子量が2,000−コoo、ooo、特
に/ 0 、000−jO。
000のものである。
例えば米国特許コ、j弘r、ztψ号、同一。
#r4c、$30号、同3,711,11号、同3、y
zt、xiμ号明細曹等に開示されているビニルピリジ
ンポリマー、及びビニルピリジニウムカチオンポリマー
;米国特許3,423.AY≠号、同3.r!r9.0
9を号、同IA、/28’。
z、Ir号、英国特許/ 、277.1AjJ号明細書
等に開示されているゼラチン等と架橋可能なホリマー媒
染剤;米国特許3.りjr、275号、同、! 、7J
/ 、1112号、fifJ2,7PI、OA3号、特
開昭よ弘−//よコ2r号、同!弘−7μ5!λり号、
同よ弘−726027号明細書等に開示されている水性
ゾル型媒染剤;米国特許3.Irりr 、orr号明細
書に開示されている水不溶性媒染剤;米国特許μ、/l
、r、り76号(特開昭!≠−/37333号)明細書
等に開示の染料と共有結合を行うことのできる反応性媒
染剤;更に米国特許3,70り、tり0号、同3,71
1,111号、同第J 、4#u 、 4c12号、同
第3.≠re、’yot号、同第3.j!!’7,01
4号、同第3.27/、l≠7号、同第3,27/、/
≠r号、特開昭30−7/332号、同jJ−3032
を号、同jλ−/ 111コr号、同!3−72j号、
同13−102tA号明細書に開示しである媒染剤を挙
げることが出来る。
その他、米国特許λ。47j、J/4号、同λ。
112.1jla号明細書に記載の媒染剤も挙げること
ができる。
これらの媒染剤の内、非感光性の親水性コロイド層から
他の層に移動しに(いものが好ましく、例えば、ゼラチ
ン等の親水性コロイドと架橋反応するもの、水不溶性の
媒染剤、及び水性ゾル(又はラテックス分散物〕型媒染
剤を好ましく用いることが出来る。
特に好ましい、le リマー媒染剤を以下に示す。
(1)  φ級アンモニウム基をもち、かつゼラチンと
共有結合できる基(例えばアルデヒド基、クロロアルカ
ノイル基、クロロアルキル基、ビニルスルホニル基、ピ
リジニウムプロピオニル基、ビニルカルボニル基、アル
中ルスルホノキシ基など)を有するポリマー 例えば (2)下記一般式(■)で表わされるモノマーの繰り返
し単位と他のエチレン性不飽和モノマーの繰り返し単位
とからなるコポリマーと、架橋剤(例えばビスアルカン
スルホネート、ビスアレンスルホネート)との反応生成
物。
一般式(■)       R1;)l、アルキルR,
基 R3、R4、Rs :アルキル基、アリール基、Hlま
たはR3−R5の少くとも2つが結合してヘテロ環を形
成してもよい。
X;アニオン (上記のアルキル基、アリール基は置換されたものも含
む。ン (3)下記一般式(■)で表わされる。& IJママ一
般式(〜1ll) X; 約0.2j〜約よモルチ y; 約θ〜約りOモルチ 2; 約10〜約2タモル係 A; エチレン性不飽和結合を少な(とも一つもつ七ツ
マ− B; 共重合可能なエチレン性不飽和モノマーQ;  
N、P R1、R2、R3:アルキル基、環状炭化水素基、また
R1−R3の少(とも二つは結合して環を形成してもよ
い。
(これらの基や環は置換されていてもよい。) (4)下記一般式(K)で表わされる(a) 、 (b
)及び(c)から成るコポリマー 一般式(IX’) (a) X; 水素原子、アルキル基またはハロゲン原子。(ア
ルキル基は置換されていてもよい。ン (bl  アクリル酸エステル (cl  アクリルニトリル (5)下記一般式(X)で表わされる(り返し単位を/
/3以上有する水不溶性のポリマー一般式(X) R1、R2、R3yそれぞれアルキル基を表わし、R1
−R3の炭素数の総和が72以上のもの。(アルキル基
は置換されていてもよい。) X; アニオン 非感光性の親水性コロイドとしてはゼラチンが最も好ま
しく、公知の各種のゼラチンが用いられうる。例えば、
石灰処理ゼラチン、酸処理ゼラチンなどゼラチンの製造
法の異なるものや、あるいは、得られたこれらのゼラチ
ンを化学的に、フタル化やスルホニル化などの変性を行
ったゼラチンを用いることもできる。また必要な場合に
は、脱塩処理を行って使用することもできる。
本発明のポリマー媒染剤とゼラチンの混合比およびポリ
マー媒染剤の塗布量は、媒染されるべき染料の量、ポリ
マー媒染剤の種類や組成などに応じて、当業者が容易に
定めることができるが、媒染剤/ゼラチン比が20/1
0−40/20(重量比)、媒染剤塗布量はo、r〜I
f g/ m  で使用するのが好ましい。
媒染剤を用いる場合、塗布を容易にしかつ媒染性を改善
するためにはアニオン界面活性剤と両性界面活性剤を併
用するのが好ましい。これらの界面活性剤は非感光性の
親水性コロイド層用塗布液に加えても、乳剤層用塗布液
に加えてもよい。その使用量、使用比率は任意であり、
実情によって簡単に決定できる。その使用比率は/:1
0−10:/(重量比)の範囲が好ましい。
本発明に用いられるアニオン界面活性剤のアニオン性基
は、スルホン酸基、カルボン酸基、リン酸基などであり
、疎水性部は炭化水素、部分的又は全部フッ素化された
炭化水素などである。
以下に本発明に好ましく用いられるアニオン界面活性剤
の代表的なものを挙げるが本発明はこれに限定されるも
のではない。
(A−/ J  R” −CON(−CH2す 803
 M但し、Rは炭素数3〜20の飽和又は不飽和炭化水
素基及びそのフッ素置換体であり、R11は水素原子、
メチル基、エチル基又はプロピル基である。nは7〜−
20の整数であり、特に/−4が好ましい。Mは/l’
1lfiのアルカリ金属であり、特にNa、Kが好まし
い。
〔A−λ〕
(A−j)  O 〔A−2〕、(A−JJに於て、R%M、nは一般式(
A−rJに於けると同義。aは0、l又はコを表わす。
mは/−4の整数であり、特に2〜弘が好ましい。
〔A−弘〕
CH2C00R10 M−038−C)l−COOR10 (A−jJ R” 0−0− S O3M (A−4) 〔A−≠〕、(A−−tJ、(A−4)に於て、IO R、Mは一般式(A−rJに於ると同義である。
但し、R11、Mは一般式[:A−/lに於ると同義で
あり、mは一般式〔A−λ〕に於ると同義である。
(A−rJ R” (A−4J、〔A−タ〕に於て、Rは炭素数3〜コλの
水素部分がフッ素化された飽和又は不飽和の炭化水素で
あり、好ましくは炭素数7〜itである。R”’ 、F
dは一般式(A−/ )K於ると同義であり、mは一般
式(A−−Z)に於ると同義である。
特に好ましく用いられるアニオン界面活性剤の成体例は
以下の如(である。
A−/ C11H23CONHCH25O3NaA−λ C7F15CONH(CH2)2SO3NaC3)11
7CON(CH2)2SO3KA−≦ A−タ C)12−COOC8)11。
Na03S−CH−COOCgHl 7−IO C7)115−0−SO3K −ii C12H250  SO3Na A−/ コ 八−/3 C8F17 5O2NH(CH2)3COONaA−/
4c Cx7Fa3S02NH(C)12)4COONa−1
I Ct3F27S02NH(C)12)aOPO(OJ2
A−/  ル 本発明に用いられる両性界面活性剤は、−分子中にアニ
オン性基とカチオン性基とを併せ持っていて分子内塩を
形成している界面活性剤を言い、次の一般式(B)で表
わされる 一般式CB、) Ae−cの 一般式(BJに於いて Aeはスルホン酸基、カルゼン酸基、リン酸基なとのア
ニオン性基を含有するアニオン残基、C■は有機カチオ
ン残基な表わす。
特に好ましく用いられる両性界面活性剤の風体例は以下
の如くである。
B−/(10−カルg−+シデシルンジメチルトテシル
アンモニウム ヒドロキサイドB−2(2−カルボキシ
エチルフジメチルドデシルアンモニウム ヒドロキサイ
ド13−j(j−スルホプロピル) ジメチルドデシル
アンモニウム ヒドロキサイドB−a(IA−スルホブ
チル)ジエチル ドデシルアンモニウム ヒドロキサイ
ド B−j (x−カルI+ジエチル)ジメチル オクタデ
シルアンモニウム ヒドロキサイドB−4(J−スルホ
プロビルンジメチル オクタデシルアンモニウム ヒド
ロキサイドB−7(カルゼ中シメチルノジメチル オク
タデシルアンモニウム ヒドロキサイド B−r(カルボキシメチル)ジメチル ウンデシルカル
バモイルプロピル アンモニウムヒドロキサイド B−タ (3−スルホブチルンジメチル ウンデシルカ
ルバモイルプロピル アンモニウムヒドロキサイド 3−10/−(10−カルボキシデシル〕ピリジウム 
ヒドロキサイド 3−///−(10−スル7エイトデシル2ピリジウム
 ヒドロキサイド B−/2 3−カルボキン−/−ドデシルピリジニウム
 ヒドロキサイド B−/J/−(/−カルボキシトリデシル ピリジニウ
ム ヒドロキサイド 本発明に於いて上記アニオン界面活性剤及び両性界面活
性剤の他に たとえばサポニン(ステロイドl、昶IJアル’Itv
ングリコールアルキルアミンまたはアミド類、シリコー
ンのポリエチVンオキサイド付加物類]、クリンドール
誘導体(たとえばアルケニルコハク酸ホリグリセリド、
アA4ルフェノールポリクリセリド2、多価アルコール
の脂肪酸エステル類、糖のアルキルエステル類、同じく
ウレタン類またはエーテル類などの非イオン性界面活性
剤;アルキルアミン塩類、脂肪族あるいは芳香族第1A
級アンモニウム塩類、ピリジニウム、イシダゾリウムな
どの複素環第弘級アンモニウム塩類、および脂肪族また
は複素環を含むホスホニウムまたはスルホニウム塩類な
どのカチオン界面活性剤を併用することができる。
本発明の乳剤層、中間層、染色層に使用しうる親水性コ
ロイドとしてはゼラチンを用いるのが有利であるが、そ
れ以外の親水性コロイドも用いることができる。たとえ
ばゼラチン誘導体、ゼラチンと他の高分子とのグラフト
ホリマー、アルブミン、カゼイン等の蛋白質;ヒドロギ
シエチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、セ
ルローズ硫酸エステル類等の如きセルロース誘導体、ア
ルギン酸ソーダ、澱粉誘導体などの糖誘導体;ポリビニ
ルアルコールs ”) ヒニルアルコール部分アセター
ル、ポリーヘービニルピロIJ l’ン、ポリアクリル
酸、ポリメタクリル酸、ポリアクリルアミド、ポリビニ
ルイミダゾール、ポリビニルピラゾール等の単一あるい
は共重合体の如き多種の合成親水性高分子物質を用いる
ことができる。
ゼラチンとしては石灰処理ゼラチンのほか、酸処理ゼラ
チンを用いてもよく、ゼラチン加水分解物、ゼラチン酵
素分解物も用いることができる。
本発明の層構成は、米国特許4c、λコμ、aO1号等
に記載されている、ヒドラジン誘導体を使用して安定な
現像液で高コントラストネガ画像ヲ得るシステムに使用
する感光材料に適用゛「るに特に適している。本発明の
層構成を採用することによってヒドラジン類と写真乳剤
の相互作用を阻害することなしに染料を使用できるため
である。
この場合に使用しうるヒドラジン誘導体としては、米国
特許第μ、 ll−71、り21号に記載されているス
ルフィン酸残基がヒドラゾ部分に結合しているアリール
ヒドラジド類の他、下記一般式(L)で表わされる化合
物が挙げられる。
一般式(L) R1−NHNH−G−R2 式中、R1は脂肪族基または芳香族基を表わし、R2は
水素原子、置換若しくは無置換のアルキル基、置換若し
くは無置換のアリール基、置換若しくは無置換のアルコ
キシ基または置換若しくは無置換のアリールオキシ基を
表わし、Gはカルボニル基、スルホニル基、スルホキシ
基、ホスホリル基またはN1jtl換若しくは無置換の
イミノメチレン基を表わす。
一般式(L)において、R1で表される脂肪族基は好ま
しくは炭素数7〜30のものであって、特に炭素数/−
20の直鎖、分岐または環状のアルキル基である。ここ
で分岐アルキル基はその中に1つまたはそれ以上のへテ
ロ原子を含んだ飽和のへテロ環を形成するように環化さ
れていてもよい。またこのアルキル基は、アリール基、
アルコキシ基、スルホキシ基、スルホンアミド基、カル
ボンアミド基等の置換基を有していてもよい。
一般式(L)においてR,で表される芳香族基は単環ま
たは2環のアリール基または不飽和へテロ環基である。
ここで不飽和へテロ環基は単環または一環のアリール基
と縮合してヘテロアリール基を形成してもよい。
例、tばベンゼン環、ナフタンン環、ピリジン環。
ピリミジン環、イミダゾール環、ビロラゾール環、牛ノ
リン環、イン午ノリン環、ベンズイミダゾール環、チア
ゾール環、ベンゾチアゾール環等があるがなかでもベン
ゼン環を含むものが好ましい。
R1として特に好ましいものはアリール基である。
R1のアリール基または不飽和へテロ環基は置換されて
いてもよ(、代表的な置換基としては、直鎖、分岐また
は環状のアルギル基(好ましくは炭素数/〜20のもの
〕、アラルキル基(好ましくはアル中ル部分の炭素数が
l〜3の単環または一環のもの)、アルコキシ基(好ま
しくは炭素数/〜20のもの)、置換アミノ基(好まし
くは炭素数l−コQのアルキル基で置換されたアミノ基
)、アジルアばノ基(好ましくは炭素数2〜3Qを持つ
もの)、スルホンアミド基(好ましくは炭素数l〜30
を持つもの)、ウレイド基(好ましくは炭素数7〜3Q
を持つもの)などがある。
一般式(L)においてR2の表すアルキル基としては、
好ましくは炭素数l−μのアルギル基であって、ハロゲ
ン原子、シアノ基、カルボキン基、スルホ基、アルコキ
シ基、フェニル基などの置換基を有していてもよい。
一般式(L)において、R2で表される基のうち置換さ
れてもよいアリール基は単環または一環の了り−ル基で
、例えばベンゼン環を含むものである。このアリール基
は、例えばハロゲン原子、アルキル基、シアノ基、カル
ボキシル基、スルホ基などで置換されていてもよい。
一般式(L)のR2で表される基のうち置換されてもよ
いアルコキシ基としては炭素数/〜rのアルコキシ基で
あって、ハロゲン原子、アリール基などで置換されてい
てもよい。
一般式(L)においてR2で表される基のうち置換され
てもよいアリールオキシ基としては単環のものが好まし
く、また置換基としてはハロゲン原子などがある。
R2で表される基のうちで好ましいものは、Gがカルl
ニル基の場合には水素原子、メチル基、メトキシ基、エ
トキシ基、置換または無置換のフェニル基であり、特に
水素原子が好ましい。
Gがスルホニル基の場合にはR2としてはメチル基、エ
チル基、フェニル基、ψ−メチルフェニル基が好ましく
、特にメチル基が好適である。
Gがホスホリル基の場合には、R2としてはメトキシ基
、エトキシ基、メトキシ基、フェノキシ基、フェニル基
が好ましく特にフェノキシ基が好適である。
Gがスルホ中シ基の場合、好ましいR2はシアノベンジ
ル基、メチルチオベンジル基などであり、Gがへ一置換
または無置換イミノメチレン基の場合、好ましいR2は
メチル基、エチル基、置換または無置換のフェニル基で
ある。
一般式(L)のR1またはR2はその中にカプラー等の
不動性写真用添加剤において常用されているバラスト基
が組み込まれているものでもよい。
パラスト基はr以上の炭素数を有する写真性に対して比
較的不活性な基であり、例えばアルキル基、アルコキシ
基、フェニル基、アルキルフェニル基、フェノキシ基、
アルキルフェノキシ基などの中から選ぶことができる。
一般式(L)のR1またはR2はその中にハロゲン化銀
粒子表面に対する吸着を強める基が組み込まれているも
のでもよい。かかる吸着基としては、チオ尿素基、複素
環チオアミド基、メルカプト複素環基、トリアゾール基
などの米国特許第弘。
srs、toe号に記載された基があげられる。
一般式(L)のGとしてはカルlニル基が最も好ましい 一般式(L)で示される化合物の風体例を以下に示す。
但し本発明は以下の化合物に限定されるものではない。
L−/ L−λ 、[、−3 L−弘 −j −A L−タ [、−10 L−// L,−/2 2H5 L−73 L−/7 −1t L−/り L−λ0 L、−21 L−2弘 L−4! L−λr C)12C)128)I L−λり [、−30 L−J/ 本発明のヒドラジン誘導体は、ハロゲン化銀1モルあた
り/X10   モルないしjX/11)−2モル含有
させるのが好ましく、特に/ X/ 0−5モルないし
λ×10  モルの範囲が好ましい添加量である。
本発明のヒドラジン誘導体を写真感光材料中に含有させ
るときは、水溶性の場合は水溶液として、水不溶性の場
合はアルコール類(たとえばメタノール、エタノールノ
エステル類(たとえハ酢酸エチルノケトン類(たとえば
アセトンノなどの水に混和しうる有機溶媒の溶液として
、ハロゲン化銀乳剤溶液又は、親水性コロイド溶液に添
加すればよい。
本発明には好ましくはポリアル中レンオ午丈イ’r”+
’C合物例えハ炭素数2〜μのアルキレンオキサイド、
たとえばエチVンオ命サイド、プロピレン−i、i−オ
キサイド、ブチレン−1,λ−オ午サイドなど、好まし
くはエチVンオ牛サイドの少くともIO単位から成るポ
リアル午レンオ午丈イドと、水、脂肪族アルコール、芳
香族アルコール、脂肪酸、有機アミン、へ牟シトール誘
導体などの活性水素原子を少くとも/個有する化合物と
の縮合物あるいは二種以上のポリアルキレンオ會サイド
のブロックコポリマーなどを用いることができる。すな
わち、ポリアルキレンオキサイド化合物として、具体的
には ポリアル+Vングリコール類 、tt IJアルキレングリコールアルキルエーテル類
ホリアルキレングリコールアリールエーテル類(アルキ
ルアリール) エーテル類 ポリアルキレングリコールエステル類 ポリアル中レンゲリし−ル脂肪酸アミド類ポリアルキレ
ングリコールアミン類 / I7アル中レンゲリコール・ブロック共重合体ポリ
アル中レンゲリコールグラフト重合物などを用いること
ができる。分子量は100以上であることが必要である
df +7アルキレンオキサイド鎖は分子中に一つとは
限らず、二つ以上含まれてもよい。その場合価々のポリ
アルキレンオキサイド鎖が10より少いアルキレンオキ
サイド単位から成ってもよいが、分子ct−tのアルキ
レンオキサイド単位の合計は少くともIOでなければな
らない。分子中に二つ以上のポリアルキレンオキサイド
鎖を有する場合、ソれらの各々は異るアルキレンオキサ
イド単位、たとえばエチレンオキプイドとプロピレンオ
午ナイドから成っていてもよい。本発明で用いることの
でキルポリアルキレンオキサイド化合物は、好ましくは
/44以上lOl型Oのアルキレンオキサイド単位を含
むものである。具体的には 特開昭5o−ls&tA23号、特開昭よλ−7Or/
 J(7号および特開昭13−32/7号に記載された
ポリアルキレンオキサイド化合物を用いることができる
。これらのポリアルキレンオキサイド化合物は一種類の
みを用いても、二種類以上組合せて用いてもよい。
これらのポリアルキレンオキサイド化合物をハロゲン化
銀乳剤に添加する場合には、適当な濃度の水溶液としで
あるいは水と混和しうる低沸点の有機溶媒に溶解して、
塗布前の適当な時期、好ましくは、化学熟成の後に乳剤
に添加することができる。
上記ポリアルキレンオ牛シト化合物は/ X10−5モ
ルないし/X/θ−2モルの範囲が望ましい。
上記ポリアルキレンオキシド化合物は乳剤に加えずに本
発明の非感光性の親水性コロイド層や中間層、保護層な
どに添加しても工い。
本発明の乳剤層その他の親水性コロイド層には公知の硬
膜剤が使用でき、また必要に応じてマット剤、ポリマー
ラテックス、イラジェーション防止染料等の種々の添加
剤を含むことができる。これらについてはリサーチ・デ
ィスクロージャー(RD/744cJ)の記述を参照す
ればLい。
本発明の感光材料にはいかなる公知の現f象方法が適用
されても良い。現像液に用いられる現1象主薬としては
ジヒドロ午シベンゼン系現像主薬、/−フェニル−3−
ピラゾリドン系現像主薬、p−アミノフェノール系現像
主薬などがあり、これらを単独又は組合せて(例えばl
−フェニル−3−ピラゾリドン類とジヒドロキシベンゼ
ン類又はp−アミノフェノール類とジヒドロキシベンゼ
ン類)用いることができる。また本発明の感光材料はカ
ルボニルビサルファイトなどの亜硫酸イオンバッファー
とハイドロキノンを用いたいわゆる伝染現像液で処理さ
れても良い。
上記において、ジヒドロキシベンゼン系現像主薬として
は、例えば・・イドロキノン、クロロ−・イドロキノン
、ブロモハイド口中ノン、イソプロピルハイドロキノン
、トルヒドロフ1イドロ中ノン、メチルハイドロキノン
、λ13−ジクロQ /% イ)”ロキノン、2.j−
ジメチルハイドロキノンなどがあり、t−7二二ルー3
−ピラゾリドン系現慮生薬としてはl−フェニル−3−
ピラゾリドン、弘、弘−ジメチル−7−フェニル−3−
ビラソリトン、μmヒドロキシメチル−≠−メチルー/
−フェニルー3−ピラゾリドン、φ、≠−ジヒドロ中ジ
メチルー/−フェニル−3−ピラゾリドンなどがあり、
p−アミノフェノール系現像主薬としてはp−アミノフ
ェノール、ヘーメチルーp−アミンフェノールなどが用
いられる。
現像液には保恒剤として遊離の亜硫酸イオンを与える化
合物、例えば亜硫酸ナトIJウム、亜硫酸カリウム、メ
タ重亜硫酸カリウム、重亜硫酸ナトリウム等が添加され
る。伝染現像液の場合は現像液中でほとんど遊離の亜硫
酸イオンを与えないホルムアルデヒド重亜硫酸ナトリウ
ムを用いても良い。
本発明に用いる現1″象液のアルカリ剤としては水酸化
カリウム、水酸化ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸ナト
リウム、酢酸ナトリウム、第三リン酸カリウム、ジェタ
ノールアミン、トリエタノールアミン等が用いられる。
現1象液のpt−iは通常り以上、好ましくはり。7以
上に設定される。
現像液にはカブリ防止剤又は現像抑制剤として知られて
いる有機化合物を含んでも良い。その例としてはアゾー
ル類たとえばベンゾチアゾリウム塩、ニトロインダゾー
ル類、ニトロベンズイミダゾール類、クロロベンズイミ
ダゾール類、ブロモベンズイミダゾール類、メルカプト
チアゾール類、メルカプトベンゾチ゛アゾール類、メル
カプトベンズイミダゾール類、メルカプトチアジアゾー
ル類、アミノトリアゾール類、ベンゾトリアゾール類、
ニトロベンゾトリアゾール類、メルカプトテトラ ・/
−1類(特にl−フェニル−よ−メルカプトテトラゾー
ル)など;メルカプトピリミジン類;メルカプトトリア
ジン類;たとえばオキサゾリンチオンのようなチオケト
化合物;アザインデン類、たとえばトリアザインデン類
、テトラアザインデン類(特に4C−ヒドロキシ置換(
1,3,3a。
7ノテトラザインデン類〕、ペンタアザインデン類など
;ベンゼンチオスルフォン酸、ベンゼンスルフィン酸、
ベンゼンスルフオン酸アミド、λ−メルカプトベンツイ
ミダゾール−!−スルフォン酸ナトリウムなどがある。
本発明に使用し得る現像液には前述したと同種のポリア
ルキレンオキサイドを現像抑制剤として含有させてもよ
い。例えば分子量1000−10000の、t? IJ
エチレンオキ丈イドなどをO1l〜/ Og/lの範囲
で含有させることができるう本発明に使用し得る現像液
には硬水軟化剤としてニトリロトリ酢酸、エチレンジア
ミンテトラアセティツクアシド、トリエチレンテトラア
ミンヘキサアセティツクアンド、ジエチレンテトラアミ
ンペンタアセテツクアシド等を添加することが好ましい
定着液としては一般に用いられる組成のものを用いるこ
とができる。
定着剤としてはチオ@酸塩、チオシアン酸塩のほか、定
着剤としての効果が知られている有機硫黄化合物を用い
ることができろう 定着液には硬膜剤として水溶性アルミニウム塩を含んで
もよい。
定着液には硫化剤としてエチレンジアミン四酢酸と三価
の鉄イオンとの錯体な含むこともできる。
処理温度や処理時間は適宜設定されるが普通1r0C−
10°Cの処理温度が適当であり、一方いわゆる自動現
像機を用いた/j〜/20秒の迅速処理を行うのが好ま
しい。
以下、実施例により本発明を更に詳しく説明する。
実施例 l ハロケン化銀1モル当り2×10−5モルαNH4Rh
の6を存在させて調製した塩臭化銀乳剤(臭化銀含有率
よモル憾)に安定剤としてt−メチモル−μmヒドロキ
シ−/、3.Ja、7−チトラアザインデンを、硬膜剤
としてコーヒドロキシー≠、6−ジクロロ、−/、3.
j−トリアジン・ナトリウム塩を添加して、ポリエチレ
ンテレフタレートフィルム上に銀量IA、09/m  
となるように塗布した。
この乳剤層の上に以下の方法により保護層を塗布した。
試料1 ゼラチン、界面活性剤(A−タ、B−r)を水
に添加し、保護層として塗布した。
試料2 ゼラチン、界面活性剤(A−タ、B−r)およ
び、染料タートラジンを水に添加し、保護層として塗布
した。
試料3 ゼラチン、界面活性剤(A−?、トイ)および
染料タートラジン、媒染剤人を水に添加し、保護層とし
て塗布した。(染料0,197m2、媒染剤/ 、09
 /rn2)媒染剤A H3 試料4 試料3と同じ保護層を塗布する際に、乳剤層と
保護層との中間に、ゼラチンと界面活性剤を水に溶解し
たものを中間層としてさらに塗布した。(乾燥あつみO
1!13ミフロン ンのようにして得られた試料を光楔を通して大日本スク
リーン社襄P−6/7型プリンターでq霧光した後、富
士写真フィルム社製ラピッドアクセス現像液LOr3r
とFG−1JRA自s 現ei を用いて処理した。
結果を表/に示す。
(注)表/において l)相対感度;濃度/、jを与える露光量の逆数、試料
3を100とする。
λIr:(3,0−0,3)/(log  (濃度0、
Jを与える露光量ノーlogca度3.0を与える露光
量)) 3)セーフライト照射後のカブリ:東方製退色防止螢光
灯(FLR≠osW−DL−XNU/M)約SOOルッ
クス下で7時間照射後、現1象処理を行なった時のカブ
リ≠)密着キ:塗布面にナイフで/Cm四方のマス目を
!Oコ作り、日東゛電気工業製ポリエステル粘着テープ
をはりつげ、それをひきはがした時に粘着テープによっ
てひきはがされた塗布面の面積を測定して、密着性を評
価した。
表1 表1から明らかなように、保護層に媒染剤と共に染料を
添加し、かつ保護層と乳剤層との間に中間層をもうげた
本発明は、染料添加による階調の較調化がほとんどな(
、セーフライト性が良化し、また、密着性にもすぐれて
いることがわかる。
実施例 2 塩臭化銀乳剤(臭化銀含有率30モル%)にチオ硫酸ナ
トリウムとカリウムクロロオーv−トを加えて化学増感
を施した。
この乳剤に増感色素(j、j’−ジクロロ−3゜J’−
ジ(J−スルホプロピルンーターエチルーオキサカルゼ
ンアニンナトリウム塩〕を加え、更に弘−とドロ午ンー
t−メチル−/、3.3a。
7−チトラアザイシデン、ヒドラジン誘導体(L−2/
)2−ヒドロ午シーμ、t−ジクロロ−7゜!、!−)
リアジンナトリウム塩を加えた後、セルローストリアセ
テートフィルム上に銀tでj。
Aji/m  になるように塗布した。
この乳剤層の上に以下の方法により保護層を塗布した。
試料1 ゼラチン、界面活性剤(A−タ、B−1>を水
に添加し、保護層として塗布した。
試料2 ゼラチン、界面活性剤(八−タ、B −4)お
よび染料(I−−2)を水に添加し、保護層として塗布
した。
試料3 ゼラチン、界面活性剤(A−タ、トイ)および
染料(2z)媒染剤Bを水に添加し、保護層として塗布
した。
媒染剤B 試料4 試料3と同じ保護層を塗布する際に、乳剤層と
保護層との中間にゼラチンと界面活性剤を水に溶解した
ものを中間層としてさ゛らVc塗布した。(乾燥あつみ
θ。tミクロン) このようにして得られた試料を光楔を通して白色露光し
、富士写真フィルム社製現像液GS−/とFG−Ato
F自動現像液を用いて処理した。
結果を表2に示す。
(注)第λにおいて l)セーフライト照射後のカブlJ:10Wの白色電球
に富士写真フィルム社製/I6aフィルターおよびパラ
フィン紙を重ねて7mの距離からio分間照射後現1象
処理を行なった時のカブリ 2)塗布性:塗布した際のカタマリの発生度合カタマリ
の個数/−2で示す。
表2 表コより明らかなように本発明では硬調で、セーフライ
ト性がよ(、密着性、塗布性にすぐれていることがわか
る。
特許出願人 富士写真フィルム株式会社手続補正書(方
帽 昭和60年Z月に日 特許庁長官殿               璽5゜1
、事件の表示    昭和60年特願第37か一号2、
発明の名称   ハロゲン化銀写真感光材料3、補正を
する者 事件との関係       特許出願人件 所  神奈
川県南足柄市中沼210番地名 称(520)富士写真
フィルム株式会社4、補正命令の日付  昭和60年i
 月λヒ日(発送日) 5、補正の対象  明細書 6、補正の内容 明細書の浄書(内容に変更なし)を提出致します。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ハロゲン化銀乳剤層の上部に、少なくとも1層の
    非感光性親水性コロイド層を介して、染料によつて染色
    されている非感光性親水性コロイド層を設けたことを特
    徴とするハロゲン化銀写真感光材料。
  2. (2)前記染料において染色されている非感光性親水性
    コロイド層が媒染剤を含有する層であることを特徴とす
    る特許請求の範囲第(1)項記載のハロゲン化銀写真感
    光材料。
  3. (3)前記染料によつて染色されている非感光性親水性
    コロイド層が、アニオン界面活性剤と両性界面活性剤を
    含むことを特徴とする特許請求の範囲第(2)項記載の
    ハロゲン化銀写真感光材料。
JP5794285A 1985-01-29 1985-03-22 ハロゲン化銀写真感光材料 Pending JPS61217039A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01145654A (ja) * 1987-12-02 1989-06-07 Konica Corp ハロゲン化銀カラー写真感光材料

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH01145654A (ja) * 1987-12-02 1989-06-07 Konica Corp ハロゲン化銀カラー写真感光材料

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