JPS61216997A - インバ−トスライド型枠装置 - Google Patents
インバ−トスライド型枠装置Info
- Publication number
- JPS61216997A JPS61216997A JP60056156A JP5615685A JPS61216997A JP S61216997 A JPS61216997 A JP S61216997A JP 60056156 A JP60056156 A JP 60056156A JP 5615685 A JP5615685 A JP 5615685A JP S61216997 A JPS61216997 A JP S61216997A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- invert
- formwork
- concrete
- tunnel
- end plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Lining And Supports For Tunnels (AREA)
- Road Paving Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はインバートスライド型枠装置に関するものであ
る。
る。
トンネル工事において、地山の崩壊を防止するため、掘
削径早急に力学的に土庄に対抗できる構造の支保を構築
する必要がある。
削径早急に力学的に土庄に対抗できる構造の支保を構築
する必要がある。
万一不安定な覆工状態で長期間放置するとインバート部
を最後に覆工する関係からインバートコンクリートの強
度が発現する以前に側壁土圧が作用して「盤ぶ(れ現象
」を発生する場合もあるので早急に覆工を完了させる必
要がある。
を最後に覆工する関係からインバートコンクリートの強
度が発現する以前に側壁土圧が作用して「盤ぶ(れ現象
」を発生する場合もあるので早急に覆工を完了させる必
要がある。
ところで、従来、インバートコンクリート(床部分のコ
ンクリート)用型枠(妻板)には次のよ ゛うな問題
がある。
ンクリート)用型枠(妻板)には次のよ ゛うな問題
がある。
くイ〉従来のトンネルではまずインバートコンクリート
を約50cm程打設し、すべての仮設車両等はその上面
を走行させている。
を約50cm程打設し、すべての仮設車両等はその上面
を走行させている。
そして最終的な仕上がりコンクリートは数ケ月も以前に
打設したインバートコンクリートの上に打設するもので
ある。
打設したインバートコンクリートの上に打設するもので
ある。
く口〉インバートコンクリートは単なる仕切板で良いと
言う事から従来軽視されていた。
言う事から従来軽視されていた。
しかし、実際には正確な高さの維持、妻板の断面に貫通
する鉄筋の処理などの問題があった。
する鉄筋の処理などの問題があった。
しかもコンクリートを打設する度に、妻板を新しく加工
していた。 − そのため、型枠の枠組作業が煩雑であり、そのうえ枠組
み作業が低能率である。
していた。 − そのため、型枠の枠組作業が煩雑であり、そのうえ枠組
み作業が低能率である。
くハ〉インバートの中央や側方に排水溝を形成する場合
には正確な幅や勾配で仕上げる必要があるが、従来の方
法ではそうした点で手間がかかり、高さや型枠組み立て
の容易さが要求される。
には正確な幅や勾配で仕上げる必要があるが、従来の方
法ではそうした点で手間がかかり、高さや型枠組み立て
の容易さが要求される。
本発明はこの様な点を改善するためになされたもので型
枠の操作性、作業性に優れ、高い打設精度が得られるイ
ンバートスライド型枠装置を提供する事を目的とする。
枠の操作性、作業性に優れ、高い打設精度が得られるイ
ンバートスライド型枠装置を提供する事を目的とする。
次に本発明の一実施例について説明するが、まず本発明
に係る装置の各部について説明する。
に係る装置の各部について説明する。
[イ]全体の説明
本発明のインバートスライド型枠装置1は第1図に示す
ように架台2と、この架台2の開削側(以下「前方」と
言う)に設けた妻板3と、レール11上を走行する走行
部、架台2全体をトンネルの横断方向に微調整するため
に微少移動させる調整機構9、および既設インバート上
に載置する制動部で構成する。
ように架台2と、この架台2の開削側(以下「前方」と
言う)に設けた妻板3と、レール11上を走行する走行
部、架台2全体をトンネルの横断方向に微調整するため
に微少移動させる調整機構9、および既設インバート上
に載置する制動部で構成する。
[口]架台
架台2はトンネル縦断方向に平行に配置した2本の縦断
桁21と、この縦断桁21間をトンネル断面方向に連絡
する横断桁22で構成する。
桁21と、この縦断桁21間をトンネル断面方向に連絡
する横断桁22で構成する。
縦断桁21の全長は架台2を開削方向にスライドする関
係から少なくとも、インバートコンクリートの1スパン
分の打設距離よりやや長く形成する。
係から少なくとも、インバートコンクリートの1スパン
分の打設距離よりやや長く形成する。
[ハ]走行部
縦断桁21の前端には第2図に示すように伸縮自在な走
行ジヤツキ5を床面に向けて取付け、この走行ジヤツキ
5の先端には、後述する調整機構9を介して、床地盤に
敷設したレールll上を走行するサポートローラ51を
設ける。
行ジヤツキ5を床面に向けて取付け、この走行ジヤツキ
5の先端には、後述する調整機構9を介して、床地盤に
敷設したレールll上を走行するサポートローラ51を
設ける。
縦断桁21の後端には回動腕6を回動自在に軸支し、回
動腕6の先端にはガイドローラ61を設ける。
動腕6の先端にはガイドローラ61を設ける。
すなわち、回動腕6および走行ジヤツキSでインバート
スライド型枠装置1を支承した状態で走行できるよう構
成する。
スライド型枠装置1を支承した状態で走行できるよう構
成する。
[二]調整機構 (第2図)
両走行ジヤツキ5の先端には、トンネルの横断方向に装
置全体を移動し微調整するための、調整機構9を設置す
る。
置全体を移動し微調整するための、調整機構9を設置す
る。
調整機構9は、サポートローラ51の軸受け52上に水
平に設置し、走行ジヤツキ5先端を載置する水平移動台
91上で、走行ジヤツキ5の先端をトンネルの横断方向
に貫通する水平移動スクリュー92を設置して構成する
。
平に設置し、走行ジヤツキ5先端を載置する水平移動台
91上で、走行ジヤツキ5の先端をトンネルの横断方向
に貫通する水平移動スクリュー92を設置して構成する
。
すなわち、走行ジヤツキ5先端には、水平移動スクリュ
ー92に螺合する溝を内面に刻設した、スクリュ一孔5
3をトンネルの横断方向に開設する。
ー92に螺合する溝を内面に刻設した、スクリュ一孔5
3をトンネルの横断方向に開設する。
そして水平移動台91上に設置した水平移動スクリュー
92をスクリュ一孔53内に螺合させて回転させること
によって、走行ジヤツキ5が上部の架台2ともどもトン
ネルの横断方向に移動する)^繕庸オスー [ホ1制動部 縦断桁21の回動腕6側(以下「後方」と言う)には床
面に向けてストッパー4を突設する。
92をスクリュ一孔53内に螺合させて回転させること
によって、走行ジヤツキ5が上部の架台2ともどもトン
ネルの横断方向に移動する)^繕庸オスー [ホ1制動部 縦断桁21の回動腕6側(以下「後方」と言う)には床
面に向けてストッパー4を突設する。
ストッパー4の全長は回動腕6より短く形成し、後述す
るようにインバートコンクリートを打設する際、ストッ
パー4が回動腕6に代わってインバートスライド型枠装
置1を支承できるよう構成する。
るようにインバートコンクリートを打設する際、ストッ
パー4が回動腕6に代わってインバートスライド型枠装
置1を支承できるよう構成する。
ストッパー4でインバートスライド型枠装置1を支持す
るとストッパー4の下面が既設インバート面に係止して
インバートスライド型枠装置1の移動を阻止する事がで
きる。
るとストッパー4の下面が既設インバート面に係止して
インバートスライド型枠装置1の移動を阻止する事がで
きる。
なお、ストッパー4を伸縮自在に構成する事も可能であ
る。
る。
この場合、架台2のレベルが求め易(なる。
[へ]妻板
インバートスライド型枠装置1の前方にはトンネル横断
方向に妻板3を配置する。
方向に妻板3を配置する。
妻板3は縦断桁21を横断する方向に連絡する横断桁2
2に取り付けた垂直の板体である。
2に取り付けた垂直の板体である。
従って架台2をスライドしたときには架台2と一体に移
動する事になる。
動する事になる。
インバートコンクリートを打設する際、鉄筋82を妻板
3から開削方向に露出させておく必要がある。
3から開削方向に露出させておく必要がある。
そのため、例えば第3〜4図に示すように妻板3下面か
ら鉄筋82が突出できる寸法に妻板3を形成し、さらに
、妻板3前方外面には横断材31を多少の間隔を介して
取付け、妻板3と横断材31との間を縦方向の小区分に
分割する。
ら鉄筋82が突出できる寸法に妻板3を形成し、さらに
、妻板3前方外面には横断材31を多少の間隔を介して
取付け、妻板3と横断材31との間を縦方向の小区分に
分割する。
妻板3下方の開放空間は、これらの小区分内に細幅の板
体32を鉄筋82と衝突しない位置に差込み、キャンバ
33で固定して遮断する事ができる。
体32を鉄筋82と衝突しない位置に差込み、キャンバ
33で固定して遮断する事ができる。
[トJ溝型枠
溝型枠7は、インバート面に例えば集水溝や排水溝を成
形する際に使用する。
形する際に使用する。
溝型枠7は第1図に示すように断面U字形の連続型枠で
あり、この型枠7をインバートスライド型枠装置1の中
央に縦断術21と平行に設置する。
あり、この型枠7をインバートスライド型枠装置1の中
央に縦断術21と平行に設置する。
次に施工方法について説明する。
[イ]引き出し準備(第5図)
公知の開削方法でトンネルを掘削し、掘削土を坑外に運
搬する。
搬する。
1スパンの掘削を完了したら新インバートの打設範囲A
(第7図参照)の床面にレール11を敷設して前記イン
バートスライド型枠装置1を引き出す。
(第7図参照)の床面にレール11を敷設して前記イン
バートスライド型枠装置1を引き出す。
すなわちインバートスライド型枠装置10回動腕6を開
いて既設インバートBに支承させ、同時に走行ジヤツキ
5を伸長してインバートスライド型枠装置1を浮上させ
て、開削方向に1スパンの距離だけ移動する。
いて既設インバートBに支承させ、同時に走行ジヤツキ
5を伸長してインバートスライド型枠装置1を浮上させ
て、開削方向に1スパンの距離だけ移動する。
レール11は埋殺しにしないでインバートスライド型枠
装置1を移動したらレール11を開削方向に移動して再
使用する。
装置1を移動したらレール11を開削方向に移動して再
使用する。
そして他山全域にアンカーボルトや吹付はコンクリート
を施しアーチ状の一次覆工を形成する。
を施しアーチ状の一次覆工を形成する。
E口]型枠の調整(第6図)
インバートスライド型枠装置1を開削方向に1スパンの
距離だけ移動したら、既設インバート側からの測量にあ
わせて、サポートローラ51上の調整機構9によって、
トンネルの横断方向の調整を行う。
距離だけ移動したら、既設インバート側からの測量にあ
わせて、サポートローラ51上の調整機構9によって、
トンネルの横断方向の調整を行う。
すなわち、左右の走行ジヤツキ5先端のスクリュ一孔5
3内に螺合している両水平移動スクリュー92を同一方
向に調整分だけ同じ回転を与えて架台2全体をトンネル
の横断方向にやや移動させる。
3内に螺合している両水平移動スクリュー92を同一方
向に調整分だけ同じ回転を与えて架台2全体をトンネル
の横断方向にやや移動させる。
[ハJ型枠の設置(第7図)
架台2のトンネルの横断方向の調整が終了したらインバ
ートを打設するために、インバートスライド型枠装置1
の回動腕6を畳み、ストッパー4を既設インバートBに
着地させる。
ートを打設するために、インバートスライド型枠装置1
の回動腕6を畳み、ストッパー4を既設インバートBに
着地させる。
さらに妻板3の両側には第1図のように細幅状の補強板
からなる補助型枠10を縦断術21と並行に配置する。
からなる補助型枠10を縦断術21と並行に配置する。
この補助型枠10は打設するインバートの隅部を傾斜面
に形成して、側壁との打継部の滑りを防止するためであ
る。
に形成して、側壁との打継部の滑りを防止するためであ
る。
[二1インバート打設
インバートスライド型枠装置1の設置を完了したらコン
クリートを打設する。
クリートを打設する。
このとき、打設コンクリートの仕上がり面を妻板3の上
縁、および溝型枠7の上縁などに一致させる事によって
容易に正確な仕上げ面を得ることができる。
縁、および溝型枠7の上縁などに一致させる事によって
容易に正確な仕上げ面を得ることができる。
その結果、床面には中央に溝81を開設した軌道スラブ
8が形成される。
8が形成される。
[ホ1脱型、移動
養生期間経過後、回動腕6を広げ、同時に走行ジヤツキ
5を伸長して軌道スラブ8からすべての型枠を剥離する
。
5を伸長して軌道スラブ8からすべての型枠を剥離する
。
剥離作業はインバートスライド型枠装置1を浮上するだ
けの簡単な操作で完了できるので手数がかからない。
けの簡単な操作で完了できるので手数がかからない。
浮上した状態のインバートスライド型枠装置1を開削方
向に移動して順次インバートコンクリートを打設してい
(。
向に移動して順次インバートコンクリートを打設してい
(。
本発明は以上説明したようになるから次のような効果を
期待することができる。
期待することができる。
くイ〉従来のように仮設のインバートコンクリートを打
設せず、−回で仕上げ面まで施工してしまうので運搬車
等はその上を走行でき、トラフイカビリティ−が良好に
なる。
設せず、−回で仕上げ面まで施工してしまうので運搬車
等はその上を走行でき、トラフイカビリティ−が良好に
なる。
〈口〉型枠を架台と一体に形成し、かつ、この架台を走
行自在に構成したので、型枠の移動および設置が迅速と
なり作業の効率化を図る事ができる。
行自在に構成したので、型枠の移動および設置が迅速と
なり作業の効率化を図る事ができる。
くハ〉架台をトンネルの軸方向に走行させた後、トンネ
ルの横断方向の微調整が可能なので、正確な施工が可能
である。
ルの横断方向の微調整が可能なので、正確な施工が可能
である。
く二〉複数箇所(妻板、溝型枠の上縁等)からレベルを
求められるのでインバー トコンクリート(軌道スラブ
上面)の仕上げ面を正確に形成できる。
求められるのでインバー トコンクリート(軌道スラブ
上面)の仕上げ面を正確に形成できる。
くホ〉妻板の製作や配筋作業、および地山掘削面とのす
り合せをコンクリート打設の都度行う必要がなくなった
。
り合せをコンクリート打設の都度行う必要がなくなった
。
くへ〉インバートの隅部を正確な傾斜面に成形できるの
で側壁の覆工の為の型枠のセットが容易となる。
で側壁の覆工の為の型枠のセットが容易となる。
<ト〉溝型枠を使用した場合、集水溝および排水溝を同
時に施工できる。
時に施工できる。
第1図:本発明の一実施例の説明図
第2図:調整機構の説明図
第3図:妻板先端部分の拡大図
第4図:インバートコンクリート打設状態の説明図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 複数の縦断桁に、 横断方向に1枚の妻板を、 縦方向に溝型枠を各々一体に取り付け、 縦断桁の両端をトンネル軸方向に走行可能に構成し、 縦断桁をトンネル軸方向に直交する方向に微少移動可能
に構成したことを特徴とする、 インバートスライド型枠装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60056156A JPS61216997A (ja) | 1985-03-22 | 1985-03-22 | インバ−トスライド型枠装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60056156A JPS61216997A (ja) | 1985-03-22 | 1985-03-22 | インバ−トスライド型枠装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61216997A true JPS61216997A (ja) | 1986-09-26 |
JPH0444077B2 JPH0444077B2 (ja) | 1992-07-20 |
Family
ID=13019226
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60056156A Granted JPS61216997A (ja) | 1985-03-22 | 1985-03-22 | インバ−トスライド型枠装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61216997A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008075254A (ja) * | 2006-09-19 | 2008-04-03 | Taisei Corp | インバートコンクリートの堰止め装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5789100A (en) * | 1980-11-22 | 1982-06-03 | Kajima Corp | Method of and apparatus for molding invert concrete |
-
1985
- 1985-03-22 JP JP60056156A patent/JPS61216997A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5789100A (en) * | 1980-11-22 | 1982-06-03 | Kajima Corp | Method of and apparatus for molding invert concrete |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008075254A (ja) * | 2006-09-19 | 2008-04-03 | Taisei Corp | インバートコンクリートの堰止め装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0444077B2 (ja) | 1992-07-20 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |