JPS61215310A - 多相ゲル状毛髪処理剤組成物 - Google Patents

多相ゲル状毛髪処理剤組成物

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JPS61215310A
JPS61215310A JP5669185A JP5669185A JPS61215310A JP S61215310 A JPS61215310 A JP S61215310A JP 5669185 A JP5669185 A JP 5669185A JP 5669185 A JP5669185 A JP 5669185A JP S61215310 A JPS61215310 A JP S61215310A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は、多相ゲル状毛髪処理剤組成物、さらに詳しく
は、透明または半透明ゲル状毛髪処理剤と、不透明ゲル
状毛髪処理剤とからなる多相ゲル状毛髪処理剤組成物に
関する。
発明の背景 従来のヘアーリンス剤、ヘアートリートメント剤などの
毛髪処理剤には、外観上「透明タイプ」の処理剤と、乳
濁状の「不透明タイプ」の処理剤とがある。パーマネン
ト液により傷んだ髪や乾燥した油分の少ない毛髪を毛髪
処理剤を用いて処理する場合には、毛髪に適当な油分を
付与するため、毛髪処理剤中に適量の油分を混入するこ
とが望ましい。ところが、前期「透明タイプ」の処理剤
は油分を添加することにより不透明または曇った外観を
有するものとなり、視覚上の魅力が減退してしまう。
本発明者らは、かかる欠点を改良し、透明または半透明
の毛髪処理剤組成物の視覚的魅力と油分配合による利点
とを結合させるべく、鋭意研究した結果、特定成分を含
有する透明または半透明ゲル状(以下単に「透明ゲル状
」という場合もある)毛髪処理剤と、これとは異なる特
定成分を含有する不透明ゲル状毛髪処理剤とからなる多
相の毛髪処理剤により、商業と好ましい優れた視覚性と
ともに良好な毛髪処理性能が得られることを見出し本発
明を完成した。
発明の概要 すなわち、本発明は、下記の成分(a)および(b)か
らなる透明ゲル相と、下記の成分(a)、(b)および
(C)からなる不透明ゲル相とが、視覚上互いに区分さ
れた相を形成する多相ゲル状毛髪処理剤組成物を提供す
るものである。
(a)一般式[I]: [式中、R1およびR2は各々、炭素数8〜22のアル
キル基または炭素数8〜22のヒドロキシアルキル基;
R3およびR4は、各々、炭素数1〜3のアルキル基ま
たは炭素数1〜3のヒドロキシアルキル基:Xはハロゲ
ン原子を意味するコで表される第四級アンモニウム塩の
1種または2種以上、 (b)下記の(i)〜(vii )に示す化合物からな
る群より選ばれた1種または2種以上の化合物[11]
(i)  ソルビタン1モル当たり、1〜4モルの直鎖
または分枝鎖を有する炭素数lO〜26の脂肪酸を付加
したソルビタンの脂肪酸エステルに、1モル当たり、1
〜30モルのエチレンオキシドを付加した化合物 かかる化合物の代表例としては、ポリオキシエチレンソ
ルビタンモノステアレート、ポリオキシエチレンソルビ
タンモノオレート、ポリオキシエチレンソルビタントリ
オレートなどが挙げられる。
(ii)グリセリン1モルに対し、直鎖または分岐鎖を
有する炭素数10〜26の脂、肪酸1〜3モルを付加し
たグリセライドに、1モル当たり、2〜30モルのエチ
レンオキシドを付加した化合物かかる化合物の代表例と
しては、ポリオキシエチレングリセリルモノオレート、
ポリオキシエチレングリセリルモノイソステアレート、
ポリオキンエチレングリセリルジオレート、ポリオキシ
エチレングリセリルトリイソステアレートなどが挙げら
れる。
(iii )重合度2〜15モルのポリエチレングリコ
ールに、1モル当たり、■または2モルの直鎖および分
枝鎖を有する炭素数10〜26の脂肪酸を付加した化合
物 かかる化合物の代表例としては、ポリエチレングリコー
ルモノオレート、ポリエチレングリコールモノラウレー
ト、ポリエチレングリコールジイソステアレートなどが
挙げられる。
(iv)次式: %式%) [式中、Rsは、炭素数10〜26を有する直鎖または
分枝鎖のアルキル基またはヒドロキシアルキル基、nは
2〜IOを意味する] で表される化合物 かかる化合物の代表例としては、ポリオキシエチレンオ
レイルエーテル、ポリオキシエチレンセチルエーテル、
ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチ
レンイソステアリルエーテルなどが挙げられる。
(V)次式: %式%) [式中、R6は、炭素数10〜26を有する直鎖または
分枝鎖のアルキル基またはヒドロキシアルキル基、mは
2〜l01nは1−1oを意味する]で表される化合物 かかる化合物の代表例としては、ポリオキシエチレンポ
リオキシプロピレンセチルエーテル、ポリオキシエチレ
ンポリオキシプロピレンステアリルエーテル、ポリオキ
シエチレンポリオキシプロピレンイソステアリルエーテ
ルなどが挙げられる。
(vi)次式: [式中、R7は、炭素数6〜26を有する直鎖または分
枝鎖のアルキル基またはヒドロキシアルキル基、nは2
〜IOを意味する] で表される化合物 かかる化合物の代表例としては、ポリオキシエチレンノ
ニルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンオクチルフ
ェニルエーテル、ポリオキシエチレン2−エチルへキシ
ルフェニルエーテルなどが挙げられる。
(vii)次式: %式% [式中、R6およびRgは、各々、炭素数10〜26を
有する直鎖または分岐鎖のアルキル基またはヒドロキシ
アルキル基、nは2〜14を意味する]で表される化合
物 かかる化合物の代表例としては、ポリオキシエチレンラ
ウリルエーテルイソステアレート、ポリオキンエチレン
ラウリルエーテルステアレート、ポリオキンエヂレンゼ
チルエーテルステアレート、ポリオキシェヂレンステア
リルエーテルステアレートなどが挙げられる。
(C)下記の(1)〜(vl)に示す化合物からなる群
より選ばれた1種または2N以上の化合物[IIr](
i)次式: %式% [式中、Rloは、直鎖または分枝鎖を有する炭素数5
〜25のアルキル基、R31は直鎖または分枝鎖を有す
る炭素数3〜30のアルキル基を意味する] で表される化合物 かかる化合物の代表例としては、ミリスチン酸イソプロ
ピル、ラウリン酸ヘキシル、パルミチン酸イソプロピル
、ミリスチン酸ミリスチル、ステアリン酸ブチル、オレ
イン酸デシル、パルミチン酸セチル、乳酸セチル、ラノ
リン、ミツロウなどが挙げられる。
(11)グリセリン1モルに対し、直鎖または分枝鎖を
有する炭素数12〜24の脂肪酸1〜3モルを付加した
グリセライド かかる化合物の代表例としては、アボカド油、アルモン
ド油、オリーブ油、ゴマ油、サフラワー油、トウモロコ
ン油、ヒマシ油、パーム油、ヤシ油、モノステアリン酸
グリセリン、モノミリスチン酸グリセリン、ジステアリ
ン酸グリセリンなどが挙げられる。
(山)グリセリンの2〜IO量体からなるポリグリセリ
ン1モルに対し、直鎖または分枝鎖を有する炭素数12
〜24の脂肪酸1〜10モルを付加したポリグリセライ
ド かかる化合物の代表例としては、モノステアリン酸ジグ
リセリン、ペンタステアリン酸デカグリセリン、デカオ
レイン酸デカグリセリン、ヘプタイソステアリン酸デカ
グリセリンなどが挙げられ(iv)、ソルビタン1モル
当たり、直鎖または分枝鎖を有する炭素数12〜24の
脂肪酸1〜4モルを付加したソルビタン脂肪酸エステル かかる化合物の代表例としては、ソルビタンモノラウレ
ート、ソルビタンセスキオレート、ソルビタントリステ
アレートなどが挙げられる。
(V)炭素数12〜24の炭化水素 かかる化合物の代表例としては、流動パラフィン、パラ
フィン、ワセリン、スクワランなどが挙げられる。
(vl)直鎖または分枝鎖を有する炭素数8〜26のア
ルカノール かかる化合物の代表例としては、ラウリルアルコール、
セタノール、ステアリルアルコール、イソステアリルア
ルコール、オレイルアルコール、ベヘニルアルコールな
どが挙げられる。
さらに、本発明の毛髪処理剤組成物を構成する透明ゲル
相および不透明ゲル相の一方または両方には、一般式[
■]: [式中、R+ tは、炭素数8〜22のアルキル基また
はヒドロキシアルキル基;R13、R14および111
5は、炭素数1〜3のアルキル基またはヒドロキシアル
キル基:Xはハロゲン原子を意味する]で表される第四
級アンモニウム塩の1種または2種以上が配合されてよ
い。かかる一般式[]の第四級アンモニウム塩の代表例
としては、セチルトリメチルアンモニウムクロリド、ス
テアリルトリメチルアンモニウムクロリド、ベヘニルト
リメチルアンモニウムクロリド、セチルトリエチルアン
モニウムプロミド、水素添加牛脂アルキルトリメチルア
ンモニウムクロリド、水素添加牛脂アルキルトリメチル
アンモニウムプロミドなどが挙げられ、これらの1種ま
たは2種以上が配合されうる。
これらのうち特に好ましい成分(C)は、脂肪族エステ
ル類、高級アルコール類、トリグリセライドである。
本発明の多相ゲル状毛髪処理剤組成物における透明また
半透明ゲル状成分には、前記一般式[I]および[IV
]の第四級アンモニウム塩ならびに前記化合物[1]が
、該ゲル状成分全重量に対して8〜40重爪%、好まし
くはlO〜30重量%配合される。これらの配合量が8
重量%未満であると、組成物はゲル性を呈さず、手のひ
らに取るのが困難で使用に適さない。一方、40重量%
を超えると、非常に粘度が増大して硬くなり、毛髪処理
剤としての使用が困難となって好ましくない。
また、一般式[I]および[IV]で表される第四級ア
ンモニウム塩と、前記化合物[11]との重量比、すな
わち、[I ] + [IV]/[II ]は、l/1
2〜5/2、好ましくは、1/6〜3/2である。重量
比がl/12未満の場合は、透明性が充分でなく、一方
、重量比が5/2を超えるとゲル性、透明性ともに悪化
する。
さらに、一般式[IV]で表される第四級アンモニウム
塩を透明ゲル相に配合する場合、かかる第四級アンモニ
ウム塩と、一般式[1]で表される第四級アンモニウム
塩との重量比すなわち、[IV]/[1コは、2/I以
下である。重量比が2/lを超えるとゲル性および透明
性が悪化する。
本発明の多相ゲル状毛髪処理剤組成物における他方の成
分である不透明ゲル相において、前記一般式[1]およ
び[IV]の第四級アンモニウム塩ならびに前記化合物
[11]の配合量、配合比率は、前記透明ゲル相の場合
と同様で良い。
また、該不透明ゲル相における化合物[II[]の配合
量は、該ゲル状成分全重量に対してt−15重量%、好
ましくは、3〜10重量%である。かかる配合量が1重
量%未満の場合は、充分不透明なゲルとはならず多相の
毛髪処理剤としては好ましくない。一方、配合量が15
重量%を超えると良好なゲル性を呈さず、使用に適さな
い。
さらに、本発明の多相ゲル状毛髪処理剤組成物の各相に
は、必要に応じて適当な油脂類、高級アルコール類、保
湿剤、香料、色素等を各相の好ましい特性を損なわない
範囲で添加してもよい。
本発明組成物の透明ゲル相および不透明ゲル相を調製す
るには、一般式[I]および/または[IV]の第四級
アンモニウム塩ならびに化合物[11]または、これら
と[I[I]を70〜80℃で混合、溶解し、ついで、
同温度の水および他の成分の混合物を攪拌しながら加え
、約35℃まで冷却する。
本発明め典型的な多相ゲル状毛髪処理剤組成物によれば
、透明ゲル、または不透明なゲル(白濁クリーム)のど
ちらか一方の相が母体となって、この母体相、および該
母体相に埋められ、かつそれからは区分された複数個の
他の相を含む多相系の組成物が得られる。
母体相と他方の相との重量比は広い範囲で変化させ得る
が、好ましくは全組成物重量に対し30〜70重量%の
母体、および全組成物M量に対し70〜30重量%の他
方の相からなる。母体および他方の相各々の組成は、こ
れら両者間の拡散および望ましくない相互作用を最小限
に抑える組成でなければならない。このためには、両者
の物性をできる限り合わせるのが好ましく、また各相の
流動学的性質を実質的に等しくすることにより安定性の
向上がはかり得る。
他方の相は母体中に完全に含有され包囲された芯の形態
をなすものでもよく、あるいは、これらの相は、母体中
にわずかに部分的に含有された縞の形態(ストライプ状
)をしていて、縞の表面の一部が毛髪処理剤の表面に暴
露したものであってもよい。
また、本発明によれば、透明ゲル状毛髪処理剤には通常
用いることのできない成分、例えば透明ゲルの光透過性
質に悪影響を与えたり、または破壊する物質をこれら透
明ゲル相の性質を損なうことなく白濁クリーム中へ多量
に含有させることができる。例えば髪に良好な風合を付
与する油剤、例えば高級アルコール、動植物油類、脂肪
酸エステル、および透明ゲルとは相溶性のない他の物質
等を透明ゲルの安定性を損なうことなく白濁クリーム内
に含有させることにより毛髪処理剤中に含有させること
が可能である。
なお、この白濁クリーム相には必要に応じ無機顔料を添
加し、ゲル性状、性能を損なう事なく白濁度を強化する
ことができ、また保湿剤、色素、香料−ベグタイド類な
どを添加することも可能である。
本発明の好ましい実施態様において、毛髪処理剤組成物
は、母体相の外側に縦に伸びた1本以上の他方の相によ
る縞(ストライブ)を有する。この縞は全て同色であっ
てもよいし、各々異なる色であってもよい。
特に好ましい実施態様においては、透明ゲル母体の周囲
に等間隔の4本の白濁クリーム縞があり、一方、透明ゲ
ル母体には、縞を引き立たせ、かつ母体の光透過性質を
損なわない程度の着色がなされる。ここで「色jとは、
白、黒、赤、青などのような無彩色および有彩色、また
は色の不存在、すなわち透明をも包含する。
本発明の多相ゲル状毛髪処理剤組成物は、−束にまとめ
た複数のチューブの各々から各相を別個に押し出すこと
により容易に製造できる。母体相と異なる相を縞とする
場合は、該母体相を中央のチューブから供給し、他方の
相を該中央チューブの周囲に設けたlまたは複数のチュ
ーブから供給する。容器への充填にあたっては、最初、
チューブ束を適当な容器中に挿入し、該容器への充填に
伴い、チューブ束を容器に対して上方に徐々に移動させ
て行なう。
かかる充填装置は、一般に多数のチューブの束を収めた
ケーシング、中央チューブおよび該中央チューブを平行
に囲む1本以上の第二のチューブからなる。該中央チュ
ーブは、通常ポンプ送り出し装置からなる母体相供給用
のディスペンサー装置および主出口オリフィスと連通し
ており、母体相は、該ディスペンサー装置により中央チ
ューブ、ついで主出口オリフィスを介して計量押し出し
される。他方の相は、前記第二のチューブを介して同様
にして計量押し出しされる。
かかる多相ゲル状毛髪処理剤組成物の計量取り出しに適
した装置は、英国特許第962,757号明細書に記載
されている。該明細書に記載された装置は、第二の複数
のチューブ各々が別個の他方の相の各供給源に接続する
よう一部改造されても良い。このような装置により異な
る組成および/または色を有する2種以上の他方の相の
計量取り出しが可能となる。
実施例 つぎに、本発明を実施例および比較例により、さらに詳
しく説明する。なお、以下において%とあるはずべて重
量%を意味する。
参考例I(白局相) 後記第1表に示す配合組成により白濁相組成物を製造し
た。該組成物を製造するには、ジステアリルジメチルア
ンモニウムクロリド、ステアリルトリメチルアンモニウ
ムクロリドおよびポリオキシエチレンオレイルエーテル
(5EO)を70〜80℃にて混合、溶解し、これに7
0〜80℃に過熱した残りの成分の混合物を攪拌しなが
ら加え、35℃まで冷却する。・得られた組成物につい
て、クリーム性および白濁度について評価を行った結果
を第1表に合わせて示す。
各評価の基準はつぎのとおりである。
クリーム性: ◎・・・良好なりリーム性を示す ○・・・やや良好なりリーム性を示す △・・・良好なりリーム性を示さない ×・・・保形性を示さない 白濁度: ◎・・・強い濁りを示す ○・・・やや強い濁りを示す △・・・少し濁る ×・・・濁らない 参考例2〜10(白濁相) 参考例1と同様にして、後記第1表に示す配合組成によ
り白濁相組成物を製造した。結果を同様にして第1表に
示す。
参考例11(白濁相) 参考例1と同様にして、っぎの配合量組成により白濁相
組成物を製造した。
成  分         配合量(%)ステアリルト
リメチル アンモニウムクロリド      2 ジステアリルジメチル アンモニウムクロリド      8 ポリオキシエチレン オレイルエーテル(5EO)    15セタノール 
           4ラノリン         
   2 プロピレングリコール      5 グリセリン          5 香料              0,5水     
          残部参考例12〜13(透明ゲル
相) つぎの成分組成により常法により透明ゲル相を得た。
配合量(%) 表−一立       参考例 参考例ステアリルトリ
メチル アンモニウムクロリド    22 ジステアリルジメチル アンモニウムクロリド    88 ポリオキシエチレン オレイルエーテル(5EO)  15   15プロピ
レングリコール    55 グリセリン         55 香料            0.5   0.5赤色
染料         適量 青色染料               適量水   
         残部    残部実施例1 前記参考例11の白濁クリームと参考例12の赤色の透
明ゲルを用いてチューブに充填を行なった。充填は、公
知の多相充填装置を用い、赤色の参考例I2の透明ゲル
は中央チューブから、他方白濁クリームは中央チューブ
周囲の円周上に間隔をあけて設けた複数のチューブより
それぞれ計量取り出しして開口チューブに充填した。
得られた充填チューブを押し出すと、断面中央部が赤色
透明で周囲が白色の奇麗な縞状の多相リンス剤が現れた
。また、このリンス剤を用いてリンスを行なうと、髪に
良好な「櫛通りゴおよび[しなやかさ」が得られた。
実施例2 参考例12の赤色透明ゲルの代わりに、参考例I3の青
色の透明ゲルを用いた以外は、実施例1と同様にして多
相リンス剤を得た。該リンス剤は実施例1と同様の好ま
しい外観およびリンス性を有していた。
実施例3 実施例1とは逆に、白濁クリームを中央チューブから、
参考例12の赤色透明ゲルを中央チューブ周囲の円周上
に間隔をあけて設けた複数のチューブからそれぞれ計量
取り出しした以外は、実施例夏同様にして多相リンス剤
を得た。実施例1と同様の結果を得た。
実施例4 参考例12の赤色透明ゲルの代わりに、参考例13の青
色透明ゲルを用いた以外は、実施例3と同様にして多相
リンス剤を得た。実施例3と同様の結果を得た。
実施例5 前記参考例11の白濁クリーム、参考例12の赤色透明
ゲルおよび参考例13の青色透明ゲルを用いて充填を行
なった。充填は、前記と同様の公知の多相充填装置を用
い、中央チューブから白濁クリーム、中央チューブ周囲
の円周上に等間隔膜けて配置した4本のチューブのうち
対向する2本より赤色透明ゲル、他の対向する2本のチ
ューブより青色透明ゲルをそれぞれ計量取り出しして開
口チューブに充填した。
得られた充填チューブを押し出すと、断面中央部が白色
で周囲が赤青交互の奇麗な4本の縞状の多相リンス剤が
現れた。該リンス剤は好ましいリンス性を示した。
試験例 実施例1にて得られたリンス剤組成物(透明ゲルと白濁
ゲルとの重量比はl:1)および参考例I2の透明ゲル
を別々に製造し、各々のリンス性能について、10名の
専門女性パネルにより評価した。結果を以下に示す。評
価は、ストライプ状リンスと透明ゲル状すンス各々約5
gを用い、下記の基準により行なった。
評価基準:(「櫛通り」および「しなやかさ」)優れて
いる  ・・・ +2 やや優れている・・・ +1 普通     ・・・  0 やや劣っている・・・ −1 劣っている  ・・・ −2 上記から明らかなごとく、成分(C)の化合物(I[[
)を含む白濁クリーム相および透明ゲル相によりストラ
イプ状とすることによって、透明、ゲル単独のリンスよ
りも「櫛通り」および「しなやかさ」が向上する。
実施例6(ストライプ状トリートメント剤)(透明ゲル
相) つぎの成分組成により常法により透明ゲル組成物を得た
成  分        配合量(%)ステアリルトリ
メチル アンモニウムクロリド      2 ジステアリルジメチル アンモニウムクロリド      8 ポリオキシエチレン オレイルエーテル(5EO)’   15ラノリン(5
EO)          5プロピレングリコール 
     5 グリセリン          5 香料              0.5染料    
          適量水            
   残部(白濁相) 参考例1と同様にして、つぎの配合量組成により白濁ク
リーム組成物を製造した。
成  分         配合量(%)ステアリルト
リメチル アンモニウムクロリド      2 ジステアリルジメチル アンモニウムクロリド      8 ポリオキシエチレン オレイルエーテル(5EO)    15ラノリン  
          5 セタノール            4プロピレングリ
コール      5 グリセリン          5 香料               0.5水    
           残部上記透明ゲルおよび白濁ク
リームを前記実施例1と同様にしてチューブへ充填した
。透明ゲルは中央チューブから、他方白濁クリームは中
央チューブ周囲の円周上に間隔をあけて設けた複数のチ
ューブよりそれぞれ計量取り出しして開口チューブに充
填した。
得られた充填チューブを押し出すと、断面中央部が着色
透明であって周囲が白色の奇麗な縞状のストライプ状ト
リートメント剤が現れた。得られたトリートメント剤は
、毛髪に対し好ましいトリートメント効果を与えた。
手続補正書(自発] 昭和60年4月15日

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記の成分(a)および(b)からなるゲル相と
    、下記の成分(a)、(b)および(c)からなるゲル
    相とが、視覚上互いに区分された相を形成する多相ゲル
    状毛髪処理剤組成物 (a)一般式[ I ]: ▲数式、化学式、表等があります▼[ I ] [式中、R_1およびR_2は各々、炭素数8〜22の
    アルキル基または炭素数8〜22のヒドロキシアルキル
    基;R_3およびR_4は、各々、炭素数1〜3のアル
    キル基または炭素数1〜3のヒドロキシアルキル基;X
    はハロゲン原子を意味する] で表される第四級アンモニウム塩の1種または2種以上
    、 (b)下記の(i)〜(vii)に示す化合物からなる
    群より選ばれた1種または2種以上の化合物[II](i
    )ソルビタン1モル当たり、1〜4モルの直鎖または分
    枝鎖を有する炭素数10〜26の脂肪酸を付加したソル
    ビタンの脂肪酸エステルに、1モル当たり、1〜30モ
    ルのエチレンオキシドを付加した化合物 (ii)グリセリン1モルに対し、直鎖または分枝鎖を
    有する炭素数10〜26の脂肪酸1〜3モルを付加した
    グリセライドに、1モル当たり、2〜30モルのエチレ
    ンオキシドを付加した化合物(iii)重合度2〜15
    モルのポリエチレングリコールに、1モル当たり、1ま
    たは2モルの直鎖または分枝鎖を有する炭素数10〜2
    6の脂肪酸を付加した化合物 (iv)次式: R_5−O−(CH_2CH_2O)_nH[式中、R
    _5は、炭素数10〜26を有する直鎖または分枝鎖の
    アルキル基またはヒドロキシアルキル基、nは2〜10
    を意味する] で表される化合物 (v)次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、R_6は、炭素数10〜26を有する直鎖また
    は分枝鎖のアルキル基またはヒドロキシアルキル基、m
    は2〜10、nは1〜10を意味する]で表される化合
    物 (vi)次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、R_7は、炭素数6〜26を有する直鎖または
    分枝鎖のアルキル基またはヒドロキシアルキル基、nは
    2〜10を意味する] で表される化合物 (vii)次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、R_8およびR_9は、各々、炭素数10〜2
    6を有する直鎖または分枝鎖のアルキル基またはヒドロ
    キシアルキル基、nは2〜14を意味する]で表される
    化合物 (c)下記の(i)〜(vi)に示す化合物からなる群
    より選ばれた1種または2種以上の化合物[III](i
    )次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、R_1_0は、直鎖または分枝鎖を有する炭素
    数5〜25のアルキル基、R_1_0は直鎖または分枝
    鎖を有する炭素数3〜30のアルキル基を意味する] で表される化合物 (ii)グリセリン1モルに対し、直鎖または分枝鎖を
    有する炭素数12〜24の脂肪酸1〜3モルを付加した
    グリセライド (iii)グリセリンの2〜10量体からなるポリグリ
    セリン1モルに対し、直鎖または分枝鎖を有する炭素数
    12〜24の脂肪酸1〜10モルを付加したポリグリセ
    ライド (iv)ソルビタン1モル当たり、直鎖または分枝鎖を
    有する炭素数12〜24の脂肪酸1〜4モルを付加した
    ソルビタン脂肪酸エステル (v)炭素数12〜40の炭化水素 (vi)直鎖または分枝鎖を有する炭素数8〜26のア
    ルカノール。
  2. (2)1または2以上のゲル相に一般式[IV]:▲数式
    、化学式、表等があります▼[IV] [式中、R_1_2は、炭素数8〜22のアルキル基ま
    たはヒドロキシアルキル基;R_1_3、R_1_4お
    よびR_1_5は、炭素数1〜3のアルキル基またはヒ
    ドロキシアルキル基;Xはハロゲン原子を意味する]で
    表される第四級アンモニウム塩の1種または2種以上を
    配合した前記第(1)項の多相ゲル状毛髪処理剤組成物
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