JPS61215019A - 厚肉のプラスチツク継手の製造方法 - Google Patents

厚肉のプラスチツク継手の製造方法

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Publication number
JPS61215019A
JPS61215019A JP5876385A JP5876385A JPS61215019A JP S61215019 A JPS61215019 A JP S61215019A JP 5876385 A JP5876385 A JP 5876385A JP 5876385 A JP5876385 A JP 5876385A JP S61215019 A JPS61215019 A JP S61215019A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
molding
hollow member
rotational
coupling
Prior art date
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Pending
Application number
JP5876385A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Matsutani
松谷 勉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dainichi Nippon Cables Ltd
Original Assignee
Dainichi Nippon Cables Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Dainichi Nippon Cables Ltd filed Critical Dainichi Nippon Cables Ltd
Priority to JP5876385A priority Critical patent/JPS61215019A/ja
Publication of JPS61215019A publication Critical patent/JPS61215019A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、厚肉のプラスチック継手の製造方法に関する
〔従来の技術〕
従来の継手は一般に射出成形法により行なわれていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
この射出成形法では、肉厚寸法が10鰭以上の厚内の場
合、成形が極めて困難であった。一般にポリエチレンが
用いられているが、このポリエチレNO82 ンは成形収縮率が約2〜3%と大きく、厚肉成形を行な
うと、表面に“ひけ“が発生し易く、かつ内部に“気泡
”が残り易いからである。この“ひけ”の発生は製品の
寸法精度を損ない、外観上も商品価値を台無しとし、ま
た“気泡”の存在は製品(1!手)の特性を低下させる
従って継手の肉厚が10mmを越えると、実用的には射
出成形が不可能といえる。
さらに、プラスチック材料として水架橋性ポリエチレン
を用いる場合には、射出成形過程でシラングラフト化さ
れたポリエチレンの一部が架橋されてしまう(ゲル分率
で約5〜20%)ため、流動性が悪く、射出金型内での
成形性が悪化し、製品の表面にフローマーク等が残り易
く、外観を一層悪くするという問題があった。
同じ理由からウェルド部の強度も不足することとなる。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明に係る厚肉のプラスチック継手の製造方法は、継
手の開口部となるべき箇所に蓋壁部を−No、  3 体に有する中空体を、プラスチック回転成形によって形
成し、その後、該中空体から1−記蓋壁部を切断除去し
゛ζ開口部を形成するものである。
〔作用〕
回転成形であるために、十分に大きい肉厚の継手であっ
ても、“ひけ”や″気泡゛を生ずることなく容易にかつ
安価に製造出来る。回転成形時に金型の内面に溶融状で
プラスチックが接触し、表面が美しく仕−1−がる。金
型も射出成形用金型に比較して安価に製作出来る。いっ
たん中空密封状の中空体を成形すればよいから、回転成
形によって行なうことが可能となった。
〔実施例〕
以下、図示の実施例に基づき本発明を詳説する。
第1図に於て、種々の形状の厚肉プラスチック継手1を
例示するが、■はエルボ、■はチース、■は径違いソケ
ット、■はツバ付きソゲノド、■は両ツバ付きエルボ、
■はソケットであり、いずれも肉厚Tが10龍以上で、
本発明では、(T>10龍)を厚肉と呼ふこととする。
このような厚肉継手を製造するには、材料として水架橋
性又は化学架橋性のポリエチレンを使用するのが望まし
く、かつ回転成形によって成形する。例えば第1図■に
示したエルボ形継手1の回転成形には第2図に例示する
ような回転型2が使用される。上下両金型2a、2bは
ヒンジ部3にて開閉自在であり、」−金型2aの一部に
材料投入孔4が設けられている。
まず材料として水架橋性ポリエチレンを使用した場合の
製造方法から具体的に説明すれば、グラフト化の済んだ
粉末の水架橋性ポリエチレンの粉末を適宜触媒と共に第
2図のような回転型2に所定量投入する。回転型2は約
160〜250°Cに外部から加熱され、所定時間3次
元的に回転が行なわれる。このとき回転型2の内表面に
粉末は付着して溶融して該内表面に対応した表面形状と
なる。
その後、冷却シヤワー等で回転型2を冷却してから、上
下金型2a、2bを開いて、第3図に示すような中空体
5が(Mられる。エルボ型継手1の開口部6.6となる
べき箇所(両端部)に、蓋壁部7゜No、  5 7を有している。この中空体5から蓋壁部7,7を第3
図中の2点鎖線の位置で切断し、除去すれば、第1図■
に実線で示ずように、開口部6,6を両端に有するエル
ボ型継手か(写られる。なお第り 1図でしょ、切断除
去すべき蓋壁部7.7を2点鎖線にて示した。
なお、グラフl−化前の状態の水架橋ポリエチレン粉末
を回転型2に投入時に、グラフト剤を同時投入すること
も可能であり、あるいは、3次元回転して加熱熔融して
いる途中にグラフ1〜剤を投入するも好ましい。
次に、化学架橋性ポリエチレンを材料として使用する場
合も同様の工程順序であるが、投入する化学架橋ポリエ
チレン粉末は、水架橋性材料のように成形前に吸湿して
ゲル化し易いという問題がないため特別に乾燥に注意す
る必要がなくなると共に、材料としての品質が安定して
おり、製品の品質も均一で良好なものが得られる利点が
ある。
また、第1図■〜■に夫々示したような各種の継手1・
・・についても、水架橋性又は化学架橋性のNo、  
6 ポリエチレンの回転成形によって、2点鎖線で示ず蓋壁
部7・・・付きの中空体5をまず成形して後、この部位
を切断除去することにより実線で示す形状のものが得ら
れる。
ところで、第4図に示すようにパイプと継手1との接続
は、上述の厚肉継手1の開口部6の内周面をテーパ状に
切削形成し、パイプ挿入部8を形成し、これにプラスチ
ックパイプ9の先細テーパ部10を挿入して、熱溶着や
接着により接続一体化する。
ところが、呼径が20(hm以上の大口径となると、パ
イプ9のテーパ部10の挿入に要する力は極めて大きく
、現場施工が実用上困難である場合が多い。
そこで第5図に示すように、継手1の端面11と、パイ
プ9の端面I2とを突き合わせて、熱圧着等で接続する
のが一層望ましい。第5図のように突き合わせ接合とす
れば、端面圧着に要する力は少なくてよく、治具も簡単
なもので済んで現場施工も容易化される。
また、パイプ9として水架橋プラスチックの未No、 
 7 架橋(ゲル分率40%以]で)のものを用いて、l′l
1手と多すシ圧着し7て、しかる後、水架橋するも好ま
しいことである。このとき、継手1の加熱時間をパイプ
9の加!、lシ時間の約2倍とすれば、第5図のように
ピー1月3,13が同等となる。
〔発明のりJ果〕
回転成形によって、1−分に大きい肉厚1゛の継手でも
、成形可能となった。
特に、ポリエチレンのように成形収縮率の大きいプラス
チックであったとしても、°゛ひけ′や“気泡”が生ず
ることなく、高品質で、寸法精度も高い表面の美し2い
製品が得られる。
さらに回転型は射出成形用金型に比較して安価に製作出
来、蓋壁部を捨てるとしても、十分安1+Tiな継手が
17られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は各種継手を例示するものであって中間製品を2
点鎖線で付加して示した断面図、第2図は回転成形に使
用される回転型の一例を示す斜視図、第3図は中空体の
一例を示ず一部破断斜視図、第4図と第5図は夫々継手
とパイプとの接続方法を示す要部断面図である。 5・・・中空体、6・・・開口部、7・・・蓋壁部。 特 許 出 願 人  大口日本電線株式会社佑つ圃 第5図 2マ J 2N

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、継手の開口部となるべき箇所に蓋壁部を一体に有す
    る中空体を、プラスチック回転成形によって形成し、そ
    の後、該中空体から上記蓋壁部を切断除去して開口部を
    形成することを特徴とする厚肉のプラスチック継手の製
    造方法。
JP5876385A 1985-03-22 1985-03-22 厚肉のプラスチツク継手の製造方法 Pending JPS61215019A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5876385A JPS61215019A (ja) 1985-03-22 1985-03-22 厚肉のプラスチツク継手の製造方法

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JP5876385A JPS61215019A (ja) 1985-03-22 1985-03-22 厚肉のプラスチツク継手の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS61215019A true JPS61215019A (ja) 1986-09-24

Family

ID=13093580

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5876385A Pending JPS61215019A (ja) 1985-03-22 1985-03-22 厚肉のプラスチツク継手の製造方法

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JP (1) JPS61215019A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6499947B2 (en) * 2000-01-05 2002-12-31 Ventilatoren Sirocco Howden B.V. Housing part for a ventilating fan

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6499947B2 (en) * 2000-01-05 2002-12-31 Ventilatoren Sirocco Howden B.V. Housing part for a ventilating fan

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